JP6055791B2 - 営業支援システムおよび営業支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、顧客に製品を販売するディーラーの営業を支援する営業支援システムおよび営業支援プログラムに関する。
従来、顧客に製品を販売するディーラーの営業を支援する営業支援システムとして、顧客に関する特定の内容を示す顧客情報を利用して特定の機能を実行する営業支援システムが知られている(例えば、特許文献1−3参照。)。
特開2002−073954号公報 特開2003−157390号公報 特開2006−323555号公報
営業支援システムの管理者が複数のディーラーに対して営業支援システムを提供する方法として、複数のディーラーに対して単一の営業支援システムを提供する方法が考えられる。複数のディーラーに対して単一の営業支援システムが提供される場合、ディーラーの顧客情報の記憶方法としては、営業支援システムの管理者が管理するサーバー、または、クラウドサーバーに、全てのディーラーの顧客情報を記憶させる方法が考えられる。
ここで、顧客情報は、ディーラーにとって非常に重要な情報である。そのため、ディーラーとしては、自身の顧客情報を、たとえ一部であったとしても、自身のオンプレミス環境外のサーバーに記憶させることに抵抗がある場合がある。したがって、営業支援システムの管理者が管理するサーバー、または、クラウドサーバーに、全てのディーラーの顧客情報を記憶させる方法が採用される場合には、管理者の営業支援システムの利用を敬遠するディーラーが少なからず生じる可能性がある。
そこで、営業支援システムの管理者が複数のディーラーに対して営業支援システムを提供する方法のうち、利用者数を増やすことができる方法として、全てのディーラーのオンプレミス環境に営業支援システムを個別に導入する方法が考えられる。また、ディーラー自身のオンプレミス環境外のサーバーにディーラー自身の顧客情報を記憶させることに抵抗がないディーラーに対しては、管理者のオンプレミス環境またはクラウド上に営業支援システムを導入しつつ、ディーラー自身のオンプレミス環境外のサーバーにディーラー自身の顧客情報を記憶させることに抵抗があるディーラーに対しては、ディーラーのオンプレミス環境に営業支援システムを個別に導入する方法も考えられる。
しかしながら、営業支援システムの管理者が複数の営業支援システムを提供する場合には、管理者が複数の営業支援システムを管理する必要があるので、営業支援システムに対する管理者の管理の負担が大きいという問題がある。
そこで、本発明は、管理者の管理の負担を抑えつつ、利用者数を増やすことができる営業支援システムおよび営業支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の営業支援システムは、顧客に製品を販売する複数のディーラーの営業を支援する営業支援システムであって、前記顧客に関する特定の内容を示す顧客情報を利用して特定の機能を実行する機能実行手段と、前記顧客情報の記憶先を前記ディーラー毎に管理する顧客情報記憶先管理手段とを備え、前記機能実行手段は、前記ディーラーから前記機能の利用が要求された場合に、前記機能の利用を要求してきた前記ディーラーに対して前記顧客情報記憶先管理手段によって管理されている前記記憶先に記憶されている前記顧客情報を利用して、前記機能を実行することを特徴とする。
この構成により、本発明の営業支援システムは、1つのシステムで全てのディーラーに対応することができるので、ディーラーのそれぞれに対してシステムが1つずつ用意される必要がなく、管理者の管理の負担を抑えることができる。また、本発明の営業支援システムは、機能の実行に利用する顧客情報の記憶先をディーラー毎に切り替えるので、ディーラーの顧客情報をディーラーが希望する記憶先に記憶させておくことができる。したがって、本発明の営業支援システムは、利用者の安心感を高めて、利用者数を増やすことができる。
また、本発明の営業支援システムにおいて、前記顧客情報は、複数の項目の情報を含んでおり、前記顧客情報記憶先管理手段は、前記ディーラー毎および前記項目毎に前記記憶先を管理し、前記機能実行手段は、前記ディーラーから前記機能の利用が要求された場合に、前記機能の利用を要求してきた前記ディーラーと、要求された前記機能の実行に利用される前記項目とに対して前記顧客情報記憶先管理手段によって管理されている前記記憶先に記憶されている前記情報を利用して、前記機能を実行しても良い。
この構成により、本発明の営業支援システムは、機能の実行に利用する顧客情報の記憶先をディーラー毎および項目毎に切り替えるので、ディーラーの顧客情報を項目毎にディーラーが希望する記憶先に記憶させておくことができる。したがって、本発明の営業支援システムは、利用者の安心感を高めて、利用者数を増やすことができる。
本発明の営業支援プログラムは、顧客に製品を販売する複数のディーラーの営業を支援する営業支援プログラムであって、前記顧客に関する特定の内容を示す顧客情報を利用して特定の機能を実行する機能実行手段、および、前記顧客情報の記憶先を前記ディーラー毎に管理する顧客情報記憶先管理手段としてコンピューターを機能させ、前記機能実行手段は、前記ディーラーから前記機能の利用が要求された場合に、前記機能の利用を要求してきた前記ディーラーに対して前記顧客情報記憶先管理手段によって管理されている前記記憶先に記憶されている前記顧客情報を利用して、前記機能を実行することを特徴とする。
この構成により、本発明の営業支援プログラムは、実現する1つのシステムで全てのディーラーに対応することができるので、ディーラーのそれぞれに対してシステムが1つずつ用意される必要がなく、管理者の管理の負担を抑えることができる。また、本発明の営業支援プログラムは、機能の実行に利用する顧客情報の記憶先をディーラー毎に切り替えるので、ディーラーの顧客情報をディーラーが希望する記憶先に記憶させておくことができる。したがって、本発明の営業支援プログラムは、利用者の安心感を高めて、利用者数を増やすことができる。
本発明の営業支援システムおよび営業支援プログラムは、管理者の管理の負担を抑えつつ、利用者数を増やすことができる。
本発明の一実施の形態に係るシステムのブロック図である。 図1に示す営業支援サーバーの管理者と、ディーラーとの関係を示す図である。 図1に示す営業支援サーバーのブロック図である。 図3に示す顧客情報記憶先情報の一例を示す図である。 図1に示す利用者端末のブロック図である。 ディーラーが営業支援サーバーに機能の利用を要求する場合の図1に示すシステムの動作のシーケンス図である。 図6に示すシーケンス図において営業支援サーバーに機能の利用を要求しているディーラーとは異なるディーラーが営業支援サーバーに機能の利用を要求する場合の図1に示すシステムの動作のシーケンス図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るシステム10の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステム10のブロック図である。
図1に示すように、システム10は、顧客に製品を販売する複数のディーラーの営業を支援する営業支援システムとしての営業支援サーバー20と、顧客に関する特定の内容を示す顧客情報を記憶するデータベースサーバー29と、ディーラーが利用する利用者端末30と、顧客情報を記憶するデータベースサーバー38と、利用者端末30が所属するLAN(Local Area Network)などのネットワークの安全を維持するためのファイアウォール39と、ディーラーが利用する利用者端末40と、利用者端末40が所属するLANなどのネットワークの安全を維持するためのファイアウォール49とを備えている。
営業支援サーバー20と、データベースサーバー29、利用者端末30、データベースサーバー38および利用者端末40とは、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。
なお、システム10は、利用者端末30およびファイアウォール39と、利用者端末40およびファイアウォール49との他にも、利用者端末30およびファイアウォール39と同様な利用者端末およびファイアウォールを多数備えることが可能である。
図2は、営業支援サーバー20(図1参照。)の管理者52と、ディーラーとの関係を示す図である。
図2に示すように、システム10(図1参照。)の利用者としては、営業支援サーバー20の管理者52と、顧客に製品を販売するディーラー53およびディーラー54とが存在する。
なお、営業支援サーバー20の利用者としては、ディーラー53およびディーラー54の他にも、ディーラーが多数存在することが可能である。
管理者52は、営業支援サーバー20(図1参照。)においてディーラーを管理する権限を有する者であって、営業支援サーバー20の保守および運用を行う者である。管理者52は、例えば、ディーラーが顧客に販売する製品のメーカーの販売会社である。例えば、営業支援サーバー20によって提供される支援サービスは、メーカーの販売会社が自社製品の利用促進を目的として、ディーラーによる製品の販売管理と、ディーラーによる製品の運用とを支援するために、ディーラーに提供するサービスである。なお、メーカーの販売会社には、複数の国を統括するRHQ(Regional Headquarter)と、国以下の粒度の単位に限定した業務を行うSC(Second Level)とが存在する。
ここで、製品には、例えば、電子機器が含まれていても良い。電子機器には、例えば、事務機器が含まれていても良い。事務機器としては、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)、プリンター専用機などの画像形成装置が含まれていても良い。例えば、営業支援サーバー20は、MPS(Managed Print Service)など、ディーラーによる画像形成装置の販売管理と、ディーラーによる画像形成装置の運用とに対する支援サービスを提供するものであっても良い。
ディーラーは、営業支援サーバー20において管理者52によって管理される者である。しかしながら、ディーラーは、管理者52とは独立した別の法人であり、管理者52の製品のみならず、管理者52の製品の競合製品など、任意の製品を取り扱うことができる。
図1に示す営業支援サーバー20およびデータベースサーバー29は、管理者52(図2参照。)のオンプレミス環境またはクラウド上に存在している。
データベースサーバー29は、例えばPC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。データベースサーバー29は、顧客情報をディーラー毎に記憶している。顧客情報は、複数の項目の情報を含んでいる。例えば、顧客情報の項目としては、顧客の名称が存在する。また、顧客情報の項目としては、顧客が所有している製品のモデル名、設定、状態、使用履歴など、顧客が所有している製品に対する種々の属性が存在する。
データベースサーバー38は、例えばPCなどのコンピューターによって構成されている。データベースサーバー38は、ディーラー53の顧客情報のみを記憶している。
システム10に含まれる利用者端末は、それぞれ別々のディーラーによって利用される。例えば、利用者端末30、40の利用者は、それぞれ、ディーラー53、54(図2参照。)である。
利用者端末30、データベースサーバー38およびファイアウォール39は、ディーラー53のオンプレミス環境に存在している。
利用者端末40およびファイアウォール49は、ディーラー54のオンプレミス環境に存在している。なお、ディーラー54のオンプレミス環境にも、データベースサーバー38と同様なデータベースサーバーが存在していても良い。
図3は、営業支援サーバー20のブロック図である。
図3に示すように、営業支援サーバー20は、種々の操作が入力されるマウスやキーボードなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスである通信部23と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部24と、営業支援サーバー20全体を制御する制御部25とを備えている。営業支援サーバー20は、例えばPCなどのコンピューターによって構成されている。
記憶部24は、利用者端末の利用者であるディーラーの営業を支援する営業支援プログラム24aを記憶している。営業支援プログラム24aは、営業支援サーバー20の製造段階で営業支援サーバー20にインストールされていても良いし、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体から営業支援サーバー20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から営業支援サーバー20に追加でインストールされても良い。
また、記憶部24は、ディーラーに関する種々の内容を示すディーラー情報24bを記憶することができる。例えば、ディーラー情報24bには、ディーラーのログイン用のIDおよびパスワードと、ディーラーの名称とが含まれる。
また、記憶部24は、顧客情報の記憶先を示す顧客情報記憶先情報24cを記憶することができる。
図4は、顧客情報記憶先情報24cの一例を示す図である。
図4に示すように、顧客情報記憶先情報24cは、ディーラーと、顧客情報の項目と、記憶先とを組み合わせた情報である。図4に示す顧客情報記憶先情報24cによれば、例えば、ディーラー53の顧客情報のうち項目「顧客の名称」の情報は、データベースサーバー29に記憶されている。また、ディーラー53の顧客情報のうち「顧客の名称」以外の項目の情報は、ディーラー53のオンプレミス環境に存在しているデータベースサーバー38に記憶されている。また、ディーラー54の顧客情報は、全てデータベースサーバー29に記憶されている。
図3に示す制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部24に記憶されているプログラムを実行することができる。
制御部25は、記憶部24に記憶されている営業支援プログラム24aを実行することによって、顧客情報を利用して特定の機能を実行する機能実行手段25a、および、顧客情報の記憶先をディーラー毎に管理する顧客情報記憶先管理手段25bとして機能する。
機能実行手段25aによって実行される機能としては、ディーラーによる製品の販売を支援する機能が考えられる。例えば、顧客の現状を改善することができる新規の製品の販売の提案を、ディーラーの顧客情報のうち、ディーラーの顧客が所有している製品の使用履歴に基づいて生成する機能が考えられる。
また、機能実行手段25aによって実行される機能としては、ディーラーによる製品の運用を支援する機能が考えられる。例えば、ディーラーの顧客情報のうち、ディーラーの顧客が所有している製品における消耗品の使用状況に基づいて、製品の消耗品を自動的に発注する機能が考えられる。また、ディーラーの顧客情報のうち、ディーラーの顧客が所有している製品の状態に基づいて、製品における設定をリモートで変更する機能が考えられる。また、ディーラーの顧客情報のうち、ディーラーの顧客が所有している製品の状態に基づいて、製品が故障しているか否かを判断し、製品が故障している場合には必要な処置の方法を通知する機能が考えられる。
図5は、利用者端末30のブロック図である。
図5に示すように、利用者端末30は、種々の操作が入力されるマウスやキーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスである通信部33と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDDなどの記憶デバイスである記憶部34と、利用者端末30全体を制御する制御部35とを備えている。利用者端末30は、例えばPC、タブレット端末などのコンピューターによって構成されている。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行することができる。
なお、利用者端末40(図1参照。)など、システム10(図1参照。)に含まれる利用者端末の構成は、利用者端末30の構成と同様である。
次に、営業支援サーバー20の動作について説明する。
まず、ディーラー53から機能の利用が要求される場合の営業支援サーバー20の動作について説明する。
図6は、ディーラー53が営業支援サーバー20に機能の利用を要求する場合のシステム10の動作のシーケンス図である。
図6に示すように、ディーラー53が営業支援サーバー20へのログインを利用者端末30に操作部31を介して指示すると、利用者端末30の制御部35は、ディーラー53のログインを通信部33を介して営業支援サーバー20に要求する(S61)。ここで、制御部35は、操作部31を介して入力されたディーラー53のログイン用のIDおよびパスワードを通信部33を介して営業支援サーバー20に送信することによって、営業支援サーバー20にディーラー53のログインを要求する。
営業支援サーバー20の顧客情報記憶先管理手段25bは、S61においてログインが要求されると、S61において利用者端末30から送信されてきたIDおよびパスワードの組み合わせがディーラー情報24bに含まれていることを確認して、ディーラー53の顧客情報の記憶先を顧客情報記憶先情報24cに基づいて決定する(S62)。なお、顧客情報記憶先管理手段25bは、S61において利用者端末30から送信されてきたIDおよびパスワードの組み合わせがディーラー情報24bに含まれていることを確認することができなかった場合、S62以降の処理を実行せずに、図6に示す動作を終了する。
顧客情報記憶先管理手段25bは、顧客情報記憶先情報24cが図4に示す情報である場合、S62において、ディーラー53の顧客情報のうち項目「顧客の名称」の情報の記憶先をデータベースサーバー29として決定し、ディーラー53の顧客情報のうち「顧客の名称」以外の項目の情報の記憶先をデータベースサーバー38として決定する。
顧客情報記憶先管理手段25bは、S62の処理の後、S62において決定した記憶先をセッション情報としてインメモリーデータベース(キャッシュ)に記憶する(S63)。なお、セッション情報を記憶するキャッシュの実現方法としては、SQLサーバー、KVS(Key−Value Store)、クラウドサービス事業者が提供するセッション管理サービスなどがある。
顧客情報記憶先管理手段25bは、S63の処理の後、S63において生成されたセッションキーを通信部23を介して利用者端末30に通知する(S64)。そして、利用者端末30の制御部35は、S64において営業支援サーバー20から通知されてきたセッションキーを通信部33を介して受信する。
S64において営業支援サーバー20から通知されてきたセッションキーを利用者端末30が受信した後、営業支援サーバー20によって提供される機能の利用をディーラー53が利用者端末30に操作部31を介して指示すると、利用者端末30の制御部35は、機能の利用を通信部33を介して営業支援サーバー20に要求する(S71)。ここで、制御部35は、S64において営業支援サーバー20から通知されてきたセッションキーを、機能の利用の要求とともに通信部33を介して営業支援サーバー20に送信する。
営業支援サーバー20の顧客情報記憶先管理手段25bは、S71において機能の利用が要求されると、S71において利用者端末30から送信されてきたセッションキーに基づいてセッション情報としてキャッシュに記憶させていた記憶先を読み出す(S72)。
営業支援サーバー20の機能実行手段25aは、S71において利用が要求された機能の実行においてディーラー53の顧客情報のうち項目「顧客の名称」の情報が利用される場合、S72において読み出された記憶先の情報に基づいて、ディーラー53の顧客情報のうち項目「顧客の名称」の情報を、通信部23を介してデータベースサーバー29に要求する(S73)。そして、データベースサーバー29は、ディーラー53の顧客情報のうち項目「顧客の名称」の情報を営業支援サーバー20に送信する(S74)。
機能実行手段25aは、S71において利用が要求された機能の実行においてディーラー53の顧客情報のうち「顧客の名称」以外の項目の情報が利用される場合、S72において読み出された記憶先の情報に基づいて、ディーラー53の顧客情報のうち「顧客の名称」以外の項目の情報を、通信部23を介してデータベースサーバー38に要求する(S75)。そして、データベースサーバー38は、ディーラー53の顧客情報のうち「顧客の名称」以外の項目の情報であって、営業支援サーバー20から要求された情報を、営業支援サーバー20に送信する(S76)。
なお、S75およびS76における通信の際に、営業支援サーバー20と、データベースサーバー38とは、SSL−VPN(Secure Socket Layer Virtual Private Network)などの仮想ネットワークによって互いに接続されている。
機能実行手段25aは、S74の処理またはS76の処理によって送信されてきた情報を利用して機能を実行する(S77)。
そして、機能実行手段25aは、S77における機能の実行の結果を通信部23を介して利用者端末30に通知する(S78)。そして、利用者端末30の制御部35は、S78において営業支援サーバー20から通知されてきた結果を通信部33を介して受信すると、受信した結果を表示部32に表示する。したがって、ディーラー53は、利用を指示した機能の実行の結果を表示部32を介して認識することができる。
次に、ディーラー54から機能の利用が要求される場合の営業支援サーバー20の動作について説明する。
図7は、ディーラー54が営業支援サーバー20に機能の利用を要求する場合のシステム10の動作のシーケンス図である。
図7に示すように、ディーラー54が営業支援サーバー20へのログインを利用者端末40に利用者端末40の操作部を介して指示すると、システム10においては、図6に示すS61〜S64の処理と同様のS81〜S84の処理が実行される。
ただし、顧客情報記憶先管理手段25bは、顧客情報記憶先情報24cが図4に示す情報である場合、S82において、ディーラー54の顧客情報の全ての記憶先をデータベースサーバー29として決定する。
S84において営業支援サーバー20から通知されてきたセッションキーを利用者端末40が受信した後、営業支援サーバー20によって提供される機能の利用をディーラー54が利用者端末40に利用者端末40の操作部を介して指示すると、システム10においては、図6に示すS71およびS72の処理と同様のS91およびS92の処理が実行される。
次いで、営業支援サーバー20の機能実行手段25aは、S92において読み出された記憶先の情報に基づいて、ディーラー54の顧客情報を、通信部23を介してデータベースサーバー29に要求する(S93)。そして、データベースサーバー29は、ディーラー54の顧客情報のうち、営業支援サーバー20から要求された情報を、営業支援サーバー20に送信する(S94)。
S94の処理が終了すると、システム10においては、図6に示すS77およびS78の処理と同様のS97およびS98の処理が実行される。
以上に説明したように、営業支援サーバー20および営業支援プログラム24aは、1つのシステムで全てのディーラーに対応することができるので、ディーラーのそれぞれに対してシステムが1つずつ用意される必要がなく、管理者52の管理の負担を抑えることができる。また、営業支援サーバー20および営業支援プログラム24aは、1つのシステムで全てのディーラーに対応することができるので、ディーラーのそれぞれに対してシステムが1つずつ開発される必要がなく、開発の負担を抑えることもできる。
営業支援サーバー20は、機能の利用を要求してきたディーラーと、要求された機能の実行に利用される項目とに対して顧客情報記憶先情報24cにおいて管理されている記憶先に記憶されている情報を利用して(S73、S75またはS93)、機能を実行する(S77またはS97)。すなわち、営業支援サーバー20は、機能の実行に利用する顧客情報の記憶先をディーラー毎および項目毎に切り替える。そのため、営業支援サーバー20は、ディーラーの顧客情報を項目毎にディーラーが希望する記憶先に記憶させておくことができる。したがって、営業支援サーバー20は、利用者の安心感を高めて、利用者数を増やすことができる。
ディーラーは、自身の顧客情報を、たとえ一部であったとしても、自身のオンプレミス環境外のデータベースサーバー29に記憶させることに抵抗がある場合、自身のオンプレミス環境に存在しているデータベースサーバー38に記憶させている顧客情報を営業支援サーバー20に利用させるように、管理者52に依頼することができる。そして、管理者52は、ディーラーからの依頼に応じて顧客情報記憶先情報24cを設定するだけで、データベースサーバー38に記憶されている顧客情報を営業支援サーバー20に利用させることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、マルチテナント型のフリート管理アプリケーションにおいて、ディーラー単位にオンプレミス環境との連携を実現することができる。
なお、営業支援サーバー20は、本実施の形態において、機能の実行に利用する顧客情報の記憶先をディーラー毎および項目毎に切り替える構成であるが、機能の実行に利用する顧客情報の記憶先を項目によっては切り替えずにディーラーによってのみ切り替える構成でも良い。
データベースサーバー29は、本実施の形態において、営業支援サーバー20とは異なるハードウェアである。しかしながら、営業支援サーバー20は、データベースサーバー29を兼ねても良い。
データベースサーバー38は、本実施の形態において、利用者端末30とは異なるハードウェアである。しかしながら、利用者端末30は、データベースサーバー38を兼ねても良い。
20 営業支援サーバー(営業支援システム、コンピューター)
24a 営業支援プログラム
25a 機能実行手段
25b 顧客情報記憶先管理手段
29 データベースサーバー(記憶先)
38 データベースサーバー(記憶先)
53、54 ディーラー

Claims (4)

  1. 顧客に製品を販売する複数のディーラーの営業を支援する営業支援システムであって、
    前記顧客に関する特定の内容を示す顧客情報を利用して特定の機能を実行する機能実行手段と、
    前記顧客情報の記憶先を前記ディーラー毎に管理する顧客情報記憶先管理手段とを備え、
    前記顧客情報は、複数の項目の情報を含んでおり、
    前記顧客情報記憶先管理手段は、前記ディーラー毎および前記項目毎に前記記憶先を管理し、
    前記顧客情報記憶先管理手段は、
    前記複数の項目のうちの一部の項目の情報を記憶する第1のデータベースサーバーと、
    前記複数の項目のうちの他の項目の情報を記憶する第2のデータベースサーバーと
    を前記記憶先として管理可能であり、
    前記機能実行手段は、前記ディーラーから前記機能の利用が要求された場合に、前記機能の利用を要求してきた前記ディーラーと、要求された前記機能の実行に利用される前記項目とに対して前記顧客情報記憶先管理手段によって管理されている前記記憶先に記憶されている前記顧客情報を利用して、前記機能を実行することを特徴とする営業支援システム。
  2. 前記第1のデータベースサーバーは、前記ディーラーのオンプレミス環境に存在し、
    前記第2のデータベースサーバーは、クラウド上に存在することを特徴とする請求項1に記載の営業支援システム。
  3. 前記一部の項目は、顧客の名称を示す項目であり、
    前記他の項目は、顧客が所有している製品に対する属性を示す項目を含むことを特徴とする請求項2に記載の営業支援システム。
  4. 顧客に製品を販売する複数のディーラーの営業を支援する営業支援プログラムであって、
    前記顧客に関する特定の内容を示す顧客情報を利用して特定の機能を実行する機能実行手段、および、
    前記顧客情報の記憶先を前記ディーラー毎に管理する顧客情報記憶先管理手段としてコンピューターを機能させ、
    前記顧客情報は、複数の項目の情報を含んでおり、
    前記顧客情報記憶先管理手段は、前記ディーラー毎および前記項目毎に前記記憶先を管理し、
    前記顧客情報記憶先管理手段は、
    前記複数の項目のうちの一部の項目の情報を記憶する第1のデータベースサーバーと、
    前記複数の項目のうちの他の項目の情報を記憶する第2のデータベースサーバーと
    を前記記憶先として管理可能であり、
    前記機能実行手段は、前記ディーラーから前記機能の利用が要求された場合に、前記機能の利用を要求してきた前記ディーラーと、要求された前記機能の実行に利用される前記項目とに対して前記顧客情報記憶先管理手段によって管理されている前記記憶先に記憶されている前記顧客情報を利用して、前記機能を実行することを特徴とする営業支援プログラム。
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