JP6055639B2 - 内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置、及び、内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置の組立方法 - Google Patents
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Description
この内視鏡用光源装置は、内視鏡のコネクタ部が着脱可能な接続孔を備えるケースと、ケース内に設けた光源(ランプ)と、接続孔と光源の間に位置するようにケース内に設けた回転チョッパ駆動装置と、を具備している。
この回転チョッパ駆動装置は、回転チョッパ支持ブロックと、回転チョッパ支持ブロックに支持した2枚の回転チョッパ(第1回転チョッパ、第2回転チョッパ)と、回転チョッパ支持ブロックに固定状態で接続した2つのモータ(チョッパモータ、位相差モータ)と、を備えている。
回転チョッパ支持ブロックにはチョッパモータがネジにより固定してある。チョッパモータの第1出力軸は回転チョッパ支持ブロックの内部空間において、第1回転駆動軸と隙間を形成しながら対向している。さらにチョッパモータの第1出力軸と第1回転駆動軸はフレキシブルジョイントを介して互いに接続している。
さらに回転チョッパ支持ブロックには位相差モータがネジにより固定してある。位相差モータの第2出力軸と回転チョッパ支持ギヤ歯車はサブギヤ機構を介して接続している。
一方、操作パネルを操作することによりチョッパモータ及び位相差モータを回転させると、チョッパモータの回転力に加えて、位相差モータの回転力がサブギヤ機構及び回転チョッパ支持ギヤ歯車を介して第2回転チョッパに伝わるので、第2回転チョッパの回転速度が第1回転チョッパの回転速度より速くなる。従って、第1回転チョッパと第2回転チョッパが相対回転し、照明光透過孔の大きさが変化する。このように位相差モータを利用して照明光透過孔の大きさを変化させると、コネクタ部に供給する照明光の光量が変化する。
なお、第1出力軸と第1回転駆動軸の軸線が(僅かに)ずれた状態で両者を直接接続した場合(フレキシブルジョイントを利用しない場合)は、第1出力軸を回転させたときの第1出力軸の振動が大きくなってしまう。モータ本体内には第1出力軸を回転可能に支持するためのベアリングが設けてあるが、第1出力軸の振動が大きくなると、このベアリングが破損し易くなってしまう。
しかしこれまでは、図10の回転チョッパ駆動装置を、第1出力軸と第1回転駆動軸の軸線どうしの位置ずれ量を小さく抑えながら組み立てることが難しかった。
まずは光源兼画像処理装置20に対して着脱可能な電子内視鏡10の簡単な構造について説明する。電子内視鏡10は、操作部11と、操作部11から前方に延びる挿入部12と、操作部11から挿入部12と反対側に延びるユニバーサルチューブ13と、ユニバーサルチューブ13の端部に設けたコネクタ部14と、を具備している。挿入部12の先端部には対物レンズ15と照明レンズ(図示略)が設けてある。挿入部12の前端近傍の内部には対物レンズ15の直後に位置する撮像素子16が設けてあり、撮像素子16から後方に延びる画像信号用ケーブルの後端部が、挿入部12、操作部11、及び、ユニバーサルチューブ13の内部空間を通り抜けてコネクタ部14に接続している。また、挿入部12、操作部11、ユニバーサルチューブ13、及び、コネクタ部14の内部にはライトガイドファイバ17が配設してある。ライトガイドファイバ17の前端部は上記照明レンズに接続している。
光源兼画像処理装置20のケース21の側面には接続孔22が形成してある。ケース21の内部には、ランプ23(光源)、及び、接続孔22とランプ23の間に位置する集光レンズ24が配置してある。さらにケース21の内部には制御装置25と画像処理装置26が設けてあり、制御装置25はランプ23及び画像処理装置26と接続している。
回転チョッパ駆動装置30は、ケース21の底面に下端部を固定したベース部材31を備えている。ベース部材31の上部にはベース部材31を貫通する収納孔32が形成してある。さらにベース部材31の平面からなる端面31c(第一平面。後述する第1回転駆動軸35の軸線に対して直交)には周方向に並ぶ3つの雌ネジ孔31aと、雌ネジ孔31aとは周方向位置をずらして形成した周方向に並ぶ3つのネジ受容孔31bと、が形成してある。ネジ受容孔31bの径は後述する止めネジ80の雄ネジ部(頭部以外の部分)より大径である。
収納孔32の内周面の奥側部分には略円筒形状のメインステー33が嵌合固定してある。メインステー33の円筒面からなる内周面には一対のベアリング34が設けてあり、各ベアリング34がメインステー33の内部空間を貫通する第1回転駆動軸35(回転駆動軸)の外周面をその軸線回りに回転可能に支持している(第1回転駆動軸35のスラスト方向への移動は不能)。
第1回転駆動軸35はその軸線方向位置に応じて外径を段階的に変化させる部材であり、その断面形状はいずれの位置においても円形である。第1回転駆動軸35の一方の端部は中間部より小径の接続軸36を構成しており、接続軸36と反対側の端部は中間部より小径の先端支持部37を構成している。
第1回転駆動軸35の先端支持部37にはチョッパ支持部材39が固定してあり、チョッパ支持部材39には第1回転チョッパ40(回転チョッパ)の中心部が固定してある。金属製の第1回転チョッパ40は第1回転駆動軸35の軸線に対して直交する平板状部材であり、その外形形状は円形である。さらに第1回転チョッパ40には第1開口部40aが形成してある。図1に示すように、第1回転チョッパ40の一部はランプ23と集光レンズ24を結ぶ直線上に位置する。
サブ出力軸48にはサブギヤ機構(図中に記載されているが、詳しい説明は省略)が連係しており、さらにサブギヤ機構は回転チョッパ支持ギヤ歯車41に連係している。このサブギヤ機構は、サブ出力軸48が回転したときにサブ出力軸48の出力(回転力)を回転チョッパ支持ギヤ歯車41に伝達するものである(サブ出力軸48が回転するときもしないときも、サブギヤ機構はメインギヤ機構から回転チョッパ支持ギヤ歯車41への動力の伝達を妨げない)。
以上説明したベース部材31、メインステー33、ベアリング34、第1回転駆動軸35、チョッパ支持部材39、第1回転チョッパ40、回転チョッパ支持ギヤ歯車41、第2回転チョッパ42、取付板45、及び、位相差モータ46(図中に記載した上で説明を省略した、これらの部材と一体化した部材)がベース部材側ユニット49の構成要素である。
チョッパモータ50は円筒形状のモータケース51と、一端側がモータケース51内に位置しかつ他端側がモータケース51の外側に突出するメイン出力軸52(出力軸)と、モータケース51に対して着脱可能なモータ支持用部材55と、を具備している。モータケース51の内部には磁石やコイル等が内蔵してあり、コイルに電流を流すとメイン出力軸52がモータケース51に対して自身の軸線周りに回転する。さらにモータケース51の内部には、メイン出力軸52を回転可能に支持するベアリングが設けてある。
連結部材62は、モータ支持用部材55と平行な平板状部材である。連結部材62は円板の一部を直線的に切断した非円形形状であり、その一方の面(ベース部材31側の面)は平面からなる当接平面62a(第二平面)である。連結部材62の他方の面(チョッパモータ50側の面)にはモータ支持用部材55の板厚と同じ深さの接続用凹部63が凹設してあり、接続用凹部63の周縁部には直線的に切断した部位以外を除いて外周壁64が形成してある。接続用凹部63の底面の中央部には円形の中央貫通孔65が穿設してある。接続用凹部63の底面には、周方向に並べて穿設した3つの雌ネジ孔66と、雌ネジ孔66とは周方向位置を変えて穿設した3つの位置調整用孔67と、一つの位置決め用長孔62bと、が形成してある。位置調整用孔67の径は、後述する位置調整用ネジ82の雄ネジ部(頭部以外の部分)より大径である。位置決め用長孔62bの短手寸法は位置決め突起55aの径と同一であり、位置決め用長孔62bの長手寸法は位置決め突起55aの径より大きい。
まず3本の止めネジ60を利用してモータケース51とモータ支持用部材55を一体化し、モータ支持用部材55を連結部材62の接続用凹部63に嵌合し、さらに位置決め突起55aを位置決め用長孔62bに嵌合する。位置決め突起55aが位置決め用長孔62bに嵌合し、さらに上記したようにモータ支持用部材55及び接続用凹部63は非円形形状であるため、モータ支持用部材55と接続用凹部63は所定の回転方向位置(固定位置)においてのみ互い嵌合可能である。即ち、モータ支持用部材55の直線切断部と接続用凹部63(連結部材62)の直線切断部の周方向位置が一致する回転方向位置の一点においてのみ互いに嵌合可能であり、この位置で嵌合するとモータ支持用部材55は接続用凹部63に対してモータ支持用部材55が位置する平面方向に移動不能となる。
モータ支持用部材55と接続用凹部63を嵌合したら、モータ支持用部材55の各第二ネジ用孔59に挿入した3本の止めネジ80の雄ネジ部(頭部以外の部分)を連結部材62の各雌ネジ孔66に螺合し、各止めネジ80の頭部をモータ支持用部材55の表面に圧接させ、さらに各止めビス80の雄ネジ部の先端部を連結部材62(雌ネジ孔66)からベース部材側ユニット49側に突出させる。このように3本の止めネジ80を連結部材62の雌ネジ孔66に対して螺合すると、チョッパモータ50(モータ支持用部材55)、連結部材62、及び、止めネジ80が一体化する。
さらに位置決め用ジョイント部材75を第1回転駆動軸35(接続軸36)に対して嵌合した後に、チョッパモータ50、連結部材62、及び、止めネジ80の一体物の3本の止めネジ80の端部(雌ネジ孔66から突出した部分)をベース部材31の各ネジ受容孔31bに遊嵌し、メイン出力軸52の端部を位置決め用ジョイント部材75の第二仮接続孔77に嵌合する。そして、ベース部材31の端面31cに対して連結部材62の当接平面62aが面接触するまで、メイン出力軸52の端部を位置決め用ジョイント部材75の第二仮接続孔77に対してさらに押し込む。
このようにして位置決め用ジョイント部材75を介して第1回転駆動軸35(接続軸36)とメイン出力軸52を同軸状態で接続した状態で、メイン出力軸52と接続軸36の一方又は双方を位置決め用ジョイント部材75に対して相対回転させながら連結部材62をベース部材31に対して相対回転させ(当接平面62aを端面31cに対して摺接させ)、ベース部材31側の3つの雌ネジ孔31aと連結部材62側の3つの位置調整用孔67をそれぞれ対向させる。3つの雌ネジ孔31aと連結部材62側の3つの位置調整用孔67をそれぞれ対向させたときに、対応する雌ネジ孔31aと位置調整用孔67どうしが完全に同心状態になるとは限らず、位置決め用ジョイント部材75の仕様によっては、雌ネジ孔31aと位置調整用孔67の中心どうしが互いに僅かにずれることがある。しかし両者の中心が僅かにずれた場合であっても、第1回転駆動軸35の軸線方向に見たときに雌ネジ孔31a全体が位置調整用孔67内に位置する。
次いで、モータ支持用部材55の各ボルト逃げ用凹部56を利用して3本の位置調整用ネジ82の雄ネジ部(頭部以外の部分)を連結部材62の3つの位置調整用孔67に挿入し、各ボルト逃げ用凹部56内に位置させた各位置調整用ネジ82の頭部を接続用凹部63の表面に当接させた上で、位置調整用ネジ82の各雄ネジ部を対応する雌ネジ孔31aにそれぞれ螺合する。すると、第1回転駆動軸35(接続軸36)とメイン出力軸52が同軸をなす状態で、チョッパモータ50(モータ支持用部材55)、連結部材62、及び、止めネジ80からなる一体物がベース部材側ユニット49に対して固定される。
すると連結部材62の中央貫通孔65が露出するので、中央貫通孔65を利用して位置決め用ジョイント部材75(第一仮接続孔76)を接続軸36(第1回転駆動軸35)から分離する。
さらに、位置決め用ジョイント部材75の代わりにフレキシブルジョイント70を中央貫通孔65を利用して収納孔32内に挿入し、フレキシブルジョイント70の第一接続孔71を第1回転駆動軸35に対して相対回転不能に嵌合する。
この状態で位置決め突起55aを位置決め用長孔62bに嵌合し、さらにチョッパモータ50と一体化しているモータ支持用部材55を連結部材62の接続用凹部63に対して上記した所定の回転方向位置(固定位置)において再び嵌合すると、メイン出力軸52と第1回転駆動軸35(接続軸36)の相対位置関係は、位置決め用ジョイント部材75をメイン出力軸52と第1回転駆動軸35(接続軸36)にそれぞれ接続したときのメイン出力軸52と第1回転駆動軸35(接続軸36)の相対位置関係と同一になる。即ち、メイン出力軸52は接続軸36(第1回転駆動軸35)と同軸をなす状態でフレキシブルジョイント70の第二接続孔72に対して相対回転不能に嵌合する。
最後に、3本の止めネジ80を各第二ネジ用孔59に挿入した上で連結部材62の各雌ネジ孔66にそれぞれ螺合すれば、チョッパモータ50(モータ支持用部材55)、連結部材62、及び、止めネジ80からなる一体物がベース部材側ユニット49に対して固定され回転チョッパ駆動装置30が完成する。
さらに図2に示すように光源兼画像処理装置20(画像処理装置26)は、光源兼画像処理装置20とは別体である表示装置85と接続している。
電子内視鏡10のコネクタ部14を光源兼画像処理装置20の接続孔22接続した上で、光源兼画像処理装置20のメインスイッチ(図示略)をON操作するとランプ23が点灯し、ランプ23の照明光が集光レンズ24側に向かう。さらに、このときシーソー式スイッチである手動調光/自動調光選択ボタンS1が「手動調光モード」側に押されている場合はチョッパモータ50が動作する(位相差モータ46は動作しない)。するとチョッパモータ50(メイン出力軸52)の出力(回転力)がフレキシブルジョイント70を介して第1回転駆動軸35に伝わるので、第1回転駆動軸35が自身の軸線周りに回転し、第1回転駆動軸35と一体化している第1回転チョッパ40が回転する。さらに第1回転駆動軸35の回転力をメインギヤ機構及び回転チョッパ支持ギヤ歯車41を介して受ける第2回転チョッパ42が、第1回転チョッパ40と同方向に同じ速度で回転する。そのため第1回転チョッパ40の第1開口部40aと第2回転チョッパ42の第2開口部42aが重なることにより形成される照明光透過孔の大きさが一定の大きさに保持され、第1回転チョッパ40及び第2回転チョッパ42(照明光透過孔)がランプ23から集光レンズ24側に向かう照明光を断続的に遮光する。
このように第1回転チョッパ40及び第2回転チョッパ42によって調光された照明光は、集光レンズ24によって集光されながらコネクタ部14の端面(ライトガイドファイバ17の端面である受光部)に供給されるので、照明光が上記照明レンズから電子内視鏡10の外部に照射される。
術者が電子内視鏡10の挿入部12を患者の体腔内に挿入すると、対物レンズ15を透過した観察像を撮像素子16が撮像し、上記画像信号用ケーブルが撮像素子16の撮像データを画像処理装置26に送信する。画像処理装置26に送られた撮像データは画像処理装置26によって画像処理された上で表示装置85に表示される。
表示装置85に表示された画像の輝度が適切な状態になったときに位相差モータ制御ボタンS2をOFF操作すると、位相差モータ46が回転を停止するので、第2回転チョッパ42の回転速度が再び第1回転チョッパ40と同じ速度になる。そのため表示装置85に表示される画像の輝度が一定(所望値)に維持される。
内視鏡術が終了したら光源兼画像処理装置20の上記メインスイッチをOFF操作する。するとランプ23が消灯し、さらにチョッパモータ50(及び位相差モータ46)が回転を停止する。
例えば、雌ネジ孔31a、ボルト逃げ用凹部56、位置調整用孔67、位置調整用ネジ82(並びに、上記変形例の上記位置調整用ネジ、上記貫通孔、及び、上記ナット)は3つ以外の複数であってもよい。
さらにモータケース51とモータ支持用部材55を一体成形してもよい。
11 操作部
12 挿入部
13 ユニバーサルチューブ
14 コネクタ部
15 対物レンズ
16 撮像素子
17 ライトガイドファイバ(受光部)
20 光源兼画像処理装置
21 ケース
22 接続孔
23 ランプ(光源)
24 集光レンズ
25 制御装置
26 画像処理装置
30 回転チョッパ駆動装置
31 ベース部材
31a 雌ネジ孔
31b ネジ受容孔
31c 端面(第一平面)
32 収納孔
33 メインステー
34 ベアリング
35 第1回転駆動軸(回転駆動軸)
36 接続軸(接続部)
39 チョッパ支持部材
40 第1回転チョッパ(回転チョッパ)
40a 第1開口部
41 回転チョッパ支持ギヤ歯車
42 第2回転チョッパ(回転チョッパ)
42a 第2開口部
45 取付板
46 位相差モータ
47 モータケース
48 サブ出力軸
49 ベース部材側ユニット
50 チョッパモータ(モータ)
51 モータケース
52 メイン出力軸(出力軸)
55 モータ支持用部材
55a 位置決め突起
56 ボルト逃げ用凹部
57 中心貫通孔
58 第一ネジ用孔
59 第二ネジ用孔
60 止めネジ
62 連結部材
62a 当接平面(第二平面)
62b 位置決め用長孔
63 接続用凹部
64 外周壁
65 中央貫通孔
66 雌ネジ孔
67 位置調整用孔
70 フレキシブルジョイント
71 第一接続孔
72 第二接続孔
75 位置決め用ジョイント部材
76 第一仮接続孔
77 第二仮接続孔
80 止めネジ
82 位置調整用ネジ
85 表示装置(ディスプレイ)
S1 手動調光/自動調光選択ボタン
S2 位相差モータ制御ボタン
Claims (4)
- 内視鏡の受光部に対して照明光を供給する光源から離間するベース部材と、
該ベース部材に支持した、その軸線回りに回転可能な回転駆動軸と、
該回転駆動軸に支持した、上記光源と上記受光部の間で回転することにより、上記照明光を断続的に遮光する回転チョッパと、
上記ベース部材に着脱可能で、かつ出力軸を有するモータと、
互いに上記軸線方向に対向した状態の上記回転駆動軸及び上記出力軸に対してそれぞれ着脱可能で、共に一直線上に位置する第一仮接続部及び第二仮接続部を有する位置決め用ジョイント部材と、
上記第一仮接続部及び上記第二仮接続部とそれぞれ同一仕様で両者の相対位置関係が上記第一仮接続部と上記第二仮接続部の相対位置関係と同一である第一接続部及び第二接続部を、上記回転駆動軸及び上記出力軸に対して上記位置決め用ジョイント部材と選択的に着脱可能なフレキシブルジョイントと、
上記モータとは所定の固定位置でのみ互いに固定可能で、かつ、上記ベース部材とは上記軸線に対して直交する平面上の位置を変えながら固定可能である、上記モータ及び上記ベース部材に対して着脱可能な連結部材と、
を備えることを特徴とする内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置。 - 請求項1記載の内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置において、
上記ベース部材の上記モータとの対向面に、上記軸線に対して直交する第一平面を形成し、
上記連結部材の上記ベース部材との対向面に、上記第一平面と平行でかつ該第一平面に対して摺接可能な第二平面を形成した内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置。 - 請求項1または2項記載の内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置において、 上記ベース部材に雌ネジ孔を形成し、かつ、上記連結部材に該雌ネジ孔と螺合可能な位置調整用ネジを取付可能とし、
上記連結部材に、上記位置調整用ネジの雄ネジ部より大径で該雄ネジ部が貫通する位置調整用孔を形成した内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置。 - 内視鏡の受光部に対して照明光を供給する光源から離間するベース部材と、
該ベース部材に支持した、その軸線回りに回転可能な回転駆動軸と、
該回転駆動軸に支持した、上記光源と上記受光部の間で回転することにより、上記照明光を断続的に遮光する回転チョッパと、
上記回転駆動軸と上記軸線方向に離間しながら対向する出力軸を有する、上記ベース部材に対して着脱可能なモータと、
上記回転駆動軸と上記出力軸に対してそれぞれ接続することにより、上記出力軸の出力を上記回転駆動軸に伝達するフレキシブルジョイントと、
を備える内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置の組立方法であって、
上記ベース部材と分離した上記モータに対して、上記モータ及び上記ベース部材とは別体の連結部材を所定の固定位置で着脱可能に固定するステップ、
上記軸線方向に対向させた上記回転駆動軸及び上記出力軸に対して、位置決め用ジョイント部材に形成した共に一直線上に位置する第一仮接続部及び第二仮接続部をそれぞれ接続し、かつ、上記ベース部材と上記連結部材の対向面どうしを接触させるステップ、
上記ベース部材と上記連結部材を固定するステップ、
上記モータを上記連結部材から分離し、かつ、上記位置決め用ジョイント部材の上記第一仮接続部及び上記第二仮接続部を上記回転駆動軸及び上記出力軸から分離するステップ、
上記フレキシブルジョイントに形成した上記第一仮接続部と同一仕様の第一接続部を、上記回転駆動軸に接続するステップ、
上記フレキシブルジョイントに形成した上記第二仮接続部と同一仕様でかつ上記第一接続部との相対位置関係が上記第一仮接続部と上記第二仮接続部の相対位置関係と同一である第二接続部を、上記出力軸に接続するステップ、及び、
上記モータを上記連結部材に対して上記固定位置で固定するステップ
を有することを特徴とする内視鏡用光源装置における回転チョッパ駆動装置の組立方法。
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