JP5019443B2 - 着脱機構 - Google Patents

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Description

本発明は、原動側本体と従動側本体との着脱に伴い、互いに連結、分離される原動側カップリングと従動側カップリングとを有する着脱機構に関する。
従来、原動側本体と従動側本体との着脱に伴い、互いに連結、分離される原動側カップリングと従動側カップリングとを有する着脱機構が用いられている。
例えば、特許文献1及び2には、このような着脱機構を有する内視鏡が開示されている。これらの内視鏡は、互いに着脱されるモータユニットと挿入部とを有する。モータユニットでは、原動側軸部の先端部に円板状の原動側カップリングが共軸に連結されている。一方、体腔内に挿入される細長い挿入部では、基端部において従動側軸部の先端部に円板状の従動側カップリングが共軸に連結されており、先端部には従動側軸部の回転により湾曲作動される湾曲部が配設されている。
特許文献1の着脱機構では、原動側カップリングの末端面において係合凹部が原動側軸部の径方向に延びており、従動側カップリングの末端面において係合凸部が従動側軸部の径方向に延びており、係合凸部は係合凹部の長手方向に沿って係合凹部に摺動可能に挿抜される。係合凹部に対して係合凸部を挿抜することで、原動側カップリングと従動側カップリングとが互いに連結、分離される。
特許文献2の着脱機構では、原動側及び従動側カップリングの末端面において夫々係合凹部と係合凸部とが周方向に順次配設されている。そして、挿入部の従動側カップリングの所定の係合凸部の末端面にはピンが突設されており、モータユニットにはピンガイドが配設されている。モータユニットと挿入部とを装着する場合には、原動側カップリングと従動側カップリングとを互いに対面するように移動させる際に、モータユニットのピンガイドによって従動側カップリングのピンがガイドされて、従動側カップリングの係合凹部及び係合凸部が原動側カップリングの係合凸部及び係合凹部に対面して配置されることになり、さらに係合/分離ボタンを操作することで、原動側カップリングが従動側カップリングへと軸方向に移動されて、原動側カップリングと従動側カップリングとが連結される。一方、モータユニットと挿入部とを取り外す場合には、係合/分離ボタンを操作することで、原動側カップリングが従動側カップリングから軸方向に移動されて、原動側カップリングと従動側カップリングとが分離される。
特開2002−224016号公報 国際公開第2006/59721号パンフレット
特許文献1の着脱機構では、モータユニットと挿入部とを着脱する場合には、係合凹部と係合凸部とをそれらの長手方向が着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置に配置した上で、さらに装着の場合には係合凹部と係合凸部とを互いに位置合わせしつつ、係合凹部と係合凸部との挿抜を行う必要があり、モータユニットと挿入部との着脱が面倒なものとなっている。
特許文献2の着脱機構では、モータユニットと挿入部とを着脱する際には、係合/分離ボタンを操作して原動側カップリングと従動側カップリングとを互いに軸方向に移動させる必要があり、さらに、取り外しの際には、従動側カップリングのピンがピンガイドを通過可能となるように、従動側カップリングの回転位置を調節する必要があり、モータユニットと挿入部との着脱が面倒なものとなっている。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、容易かつ円滑に着脱を行うことが可能な着脱機構を提供することである。
本発明の第1実施態様では、着脱機構は、第1の本体部と、先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、を具備し、前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、前記ガイド機構は、前記一方の係合部に形成されているガイド部と、他方の係合部が設けられている他方の本体部に設けられ前記ガイド部をガイドするガイド受部と、を有し、かつ前記ガイド機構は、前記第1及び第2の本体部の装着の際に前記一方の係合部をガイドし、前記凸状の係合部は、前記凸状の係合部が基準位置にある場合に前記第1の本体部の装着方向の後端側に配置される幅広部と、先端側に配置され前記幅広部よりも幅の狭い幅狭部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明の第実施態様では、第1の本体部と、先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、を具備し、前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、前記ガイド機構は、前記一方の係合部に形成されているガイド部と、他方の係合部が設けられている他方の本体部に設けられ前記ガイド部をガイドするガイド受部と、を有し、前記ガイド機構は、前記第1及び第2の本体部の取り外しの際に前記一方の係合部をガイドする、ことを特徴とする。
本発明の第実施態様では、前記ガイド受部は、前記第1あるいは第2の本体部の取り外し方向に前記他方の係合部よりも先端側に配置されており、前記他方の係合部と前記ガイド受部との間には、前記ガイド部が前記ガイド受部に沿って移動可能な空間部が形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第実施態様では、第1の本体部と、先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、を具備し、前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、一方のカップリングは、前記一方のカップリングが設けられている一方の軸部に対して径方向に摺動可能に設けられており、前記一方のカップリングと前記一方のカップリングが設けられている一方の本体部との間に設けられ、前記一方の軸部を囲んでおり、前記一方のカップリングと前記一方の本体部との少なくとも一方に摺動可能に面接触しているシール部材をさらに具備する、ことを特徴とす
本発明の第実施態様では、前記シール部材は、前記一方のカップリングの外周部に設けられている、ことを特徴とする。
本発明の第実施態様では、第1の本体部と、先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、を具備し、前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、一方のカップリングの硬度は、他方のカップリングの硬度よりも高く、前記一方のカップリングと前記他方のカップリングとの表面処理が互いに異なる、ことを特徴とす
本発明の第1実施態様の着脱機構では、第1及び第2の本体部を互いに着脱する際には、一方の係合部が着脱方向に一致し挿抜に適した基準位置にガイドされるため、両係合部の挿抜を容易かつ円滑に行うことができる。このため、第1及び第2の本体部の着脱を容易かつ円滑に行うことが可能となっている。
本実施態様の着脱機構では、ガイド部とガイド受部とによって、一方の係合部をガイドするようにしている。
本実施態様の着脱機構では、第1及び第2の本体部を互いに装着する際には、他方の係合部を基準位置に配置しておくだけで、一方の係合部が他方の係合部に自動的に挿入されることになり、両係合部の挿入を容易かつ円滑に行うことができる。このため、第1及び第2の本体部の装着を容易かつ円滑に行うことが可能となっている。
本実施態様の着脱機構では、凸状の係合部の幅狭部が第1の本体部の装着方向の先端側に配置され、凸状の係合部の幅広部に対応する幅を有する係合凹部の一端側が第2の本体部の装着方向の先端側に配置されるため、一方の係合部が基準位置からずれている場合であっても、凹状の係合部に凸状の係合部を挿入することが可能となっている。
本発明の第実施態様の着脱機構では、第1及び第2の本体部を互いに取り外す際には、一方の係合部が基準位置にガイドされると共に、一方の係合部に連動して他方の係合部も基準位置にガイドされることになるため、両係合部の抜去を容易かつ円滑に行うことができる。このため、第1及び第2の本体部の取り外しを容易かつ円滑に行うことが可能となっている。
本発明の第実施態様の着脱機構では、第1及び第2の本体部を互いに取り外す際には、他方の係合部とガイド受部との間の空間部においてガイド部がガイド受部に沿って移動可能となり、ガイド部の移動がガイド受部に妨げられて両係合部の抜去が妨げられることが防止されている。
本発明の第実施態様の着脱機構では、カップリングと本体部との間にシール部材が設けられているため、本体部からカップリングの末端部までの軸方向長さを充分に短くすることが可能となっていると共に、シール部材の反発力により、カップリングの回転の際にカップリングが揺動してしまうことが防止されている。
本発明の第実施態様の着脱機構では、シール部材がカップリングの外周部に設けられているため、本体部からカップリングの末端部までの軸方向長さをさらに短くすることが可能となっている。
本発明の第実施態様の着脱機構では、使用頻度の高い一方の本体部のカップリングの硬度を他方の本体部のカップリングの硬度よりも高くすることで、着脱機構全体としての寿命を延長することが可能となっている。
本発明の第実施態様の着脱機構では、両カップリングの表面処理を互いに異なるものとすることで、両カップリングの硬度を互いに異なるものとしている。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5は、本発明の第1実施形態を示す。
図1を参照し、内視鏡システムの概略構成を説明する。
内視鏡システムの内視鏡30は、体腔内に挿入される細長い挿入部32を有する。挿入部32の先端部には上下左右の四方向に湾曲作動される湾曲部34が配設されており、挿入部32の基端部には挿抜部36が配設されている。ここで、挿抜部36にはアングル機構が内蔵されており、アングル機構から延出されているアングルワイヤが挿入部32を挿通されて湾曲部34の先端部に連結されている。アングル機構によってアングルワイヤを進退操作することにより、湾曲部34が湾曲作動される。アングルワイヤとして、上下方向湾曲操作用の一対のアングルワイヤと、左右方向湾曲操作用の一対のアングルワイヤとが用いられている。そして、挿抜部36は駆動ユニットとしてのモータユニット38に挿抜自在に挿入されている。モータユニット38にはアングル機構を作動するための駆動部としてのモータ部が内蔵されている。モータユニット38は、保持装置50によって移動固定可能かつ自身の中心軸を中心として回転可能に保持されている。さらに、モータユニット38はユニバーサルコード52を介してビデオプロセッサ54に接続されており、ビデオプロセッサ54には、電気コード56を介して、操作者に保持操作される操作部58が接続されている。操作部58には湾曲部34を湾曲操作するための操作スイッチ60が配設されている。即ち、操作部58の操作スイッチ60を操作して、モータユニット38のモータ部を駆動させ、アングル機構を作動させてアングルワイヤを進退操作することで、湾曲部34を所望の方向に湾曲させることが可能である。
図2を参照し、第2の本体部であるモータユニット38と第1の本体部である挿入部32とのカップリング機構を説明する。
挿入部32の挿抜部36は挿入部32の長手方向に延びている矩形柱状を有する。挿抜部36の一側壁及び対向する他側壁には、夫々、第1の軸部である従動側軸部62aが側壁に直交して貫通配置されている。従動側軸部62aの基端部は挿抜部36に内蔵されているアングル機構に連結されており、従動側軸部62aは自身の中心軸を中心として回転可能である。従動側軸部62aが回転されることで、アングル機構が駆動されて、アングルワイヤが進退操作される。従動側軸部62aの先端部には、第1のカップリングである円板状の従動側カップリング64aが共軸に連結されている。従動側カップリング64aの末端面では、凸状の係合部としての係合凸部66aが従動側軸部62aの径方向に延びている。
一方、モータユニット38の矩形筒状のフレーム68の内腔により、挿入部32の挿抜部36がその長手方向に沿って挿抜される挿抜孔70が形成されている。挿入された挿抜部36の一側壁及び他側壁に夫々対向するフレーム68の一側壁及び他側壁には、夫々、第2の軸部である原動側軸部62bが側壁に直交して貫通配置されている。原動側軸部62bの基端部はギア部を介してモータ部に接続されており、原動側軸部62bは自身の中心軸を中心として回転可能である。原動側軸部62bの先端部には、第2のカップリングである円板状の原動側カップリング64bが共軸に連結されている。原動側カップリング64bの末端面では、凹状の係合部としての係合凹部66bが原動側軸部62bの径方向に延びている。
原動側カップリング64bの係合凹部66bに対して、従動側カップリング64aの係合凸部66aが係合凹部66bの長手方向に沿って摺動可能に挿抜される。係合凹部66bに係合凸部66aが挿入されることで原動側カップリング64bと従動側カップリング64aとが連結されて、原動側軸部62bの回転を従動側軸部62aに伝達することが可能となる。一方、係合凹部66bから係合凸部66aが抜去されることで原動側カップリング64bと従動側カップリング64aとが分離される。
なお、一方の原動側軸部62b、原動側カップリング64b、従動側カップリング64a、従動側軸部62aは上下方向湾曲操作用であり、他方は左右方向湾曲操作用であるが、両者の構成は同じである。
また、原動側カップリング64bの硬度は従動側カップリング64aの硬度よりも大きい。例えば、原動側カップリング64bは高硬度のスチール鋼、従動側カップリング64aは低硬度のスチール鋼により形成されている。また、原動側カップリング64bをステンレス、従動側カップリング64aをアルミにより形成する等、両カップリング64b,64aの材料を互いに異なるものとすることで、硬度に差をつけるようにしてもよい。また、原動側カップリング64bを表面にチッ化処理が施されているステンレス、従動側カップリング64aを表面が無処理のステンレスにより形成する等、同一の材料の両カップリング64b,64aの表面処理を互いに異なるものとすることで、硬度に差をつけるようにしてもよい。
図2及び図3を参照して、モータユニット38に対する挿入部32の挿抜の際に、従動側カップリング64aの係合凸部66aをガイドするガイド機構について説明する。
上述したように、挿入部32の挿抜部36はモータユニット38の挿抜孔70に対してその長手方向に沿って挿抜される。ここで、挿抜部36の長手方向、長手方向基端側向き、長手方向末端側向きを夫々挿抜部36の着脱方向S、装着方向SI、取外方向SPとする。また、挿抜孔70の長手方向、長手方向末端側向き、長手方向基端側向きを夫々モータユニット38の着脱方向T、装着方向TI、取外方向TPとする。
従動側カップリング64a及び原動側カップリング64bの係合凸部66a及び係合凹部66bは、夫々、係合凸部66a及び係合凹部66bの長手方向が夫々挿抜部36及びモータユニット38の着脱方向S,Tに一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有する。係合凸部66aが基準位置にある場合に湾曲部34の湾曲量がゼロとなるように設定されており、係合凸部66aが一方向あるいは他方向に回転されることで湾曲部34は上方向あるいは下方向、あるいは、右方向あるいは左方向に湾曲される。また、係合凹部66bが基準位置にある場合にモータユニット38のモータ部の回転量がゼロとなるように設定されている。
従動側カップリング64aの係合凸部66aは従動側カップリング64aの直径の全体にわたって延びている。係合凸部66aでは、係合凸部66aが基準位置にある場合に挿抜部36の装着方向SIの先端側に配置される側の幅Wfが後端側に配置される側の幅Wbよりも小さくなっており、幅狭部72aと幅広部72bとが形成されている。一方、原動側カップリング64bの係合凹部66bは、原動側カップリング64bの直径の全体にわたって延びており、係合凸部66aの形状に対応する形状を有し、係合凹部66bでも幅狭部72aと幅広部72bとが形成されている。
従動側カップリング64aの係合凸部66aの末端面には、係合凸部66aが基準位置にある場合に挿抜部36の装着方向SIの後端側(取外方向SPの先端側)に配置される端部に、ガイド部としてのガイドピン74が突設されている。一方、原動側カップリング64bの係合凹部66bの底面には、係合凹部66bが基準位置にある場合にモータユニット38の装着方向TIの先端側(取外方向TPの後端側)に配置される端部に、原動側カップリング64bの外周面から中心へと、ガイドピン74を収容する凹状の収容部76が延設されている。
モータユニット38の内壁には一対のガイド部材78が突設されており、一対のガイド部材78は、原動側カップリング64bの係合凹部66bに対してモータユニット38の装着方向TIの先端側(取外方向TPの後端側)に配置され、基準位置にある係合凹部66bの中心線を基準として線対称である。ガイド部材78の末端面は係合凹部66bの底面よりも基端側に配置されており、ガイド部材78は係合凸部66aと干渉しないようなっている。一対のガイド部材78には、モータユニット38の装着方向TIの先端側に、先端側から後端側へと上記中心線に接近するように傾斜するガイド受部としての一対の挿入ガイド面80aが夫々形成されている。一方、一対のガイド部材78には、モータユニット38の取外方向TPの先端側に、先端側から後端側へと上記中心線に接近するように傾斜するガイド受部としての一対の抜去ガイド面80bが夫々形成されている。なお、原動側カップリング64bの外周面と抜去ガイド面80bとの間の距離は、ガイドピン74の直径よりも大きくなっている。挿入ガイド面80aと抜去ガイド面80bとの間では、一対のガイド部材78間にガイドピン74の直径よりも僅かに大きな幅を有する間隙部82が形成されている。
次に、モータユニット38に挿入部32を挿抜する際の原動側カップリング64bと従動側カップリング64aとの連結、分離作動について説明する。
図4を参照して、モータユニット38に挿入部32の挿抜部36を挿入する場合について説明する。
挿入前には、モータユニット38のモータ部の回転量は略ゼロであり、原動側カップリング64bの係合凹部66bは概ね基準位置にある。一方、挿入部32の湾曲部34は、完全な直線状である場合は少なく、通常は若干湾曲されており、従動側カップリング64aの係合凸部66aは、湾曲部34の湾曲量に応じて、基準位置から若干の角度だけ回転した位置にある。また、湾曲部34が完全な直線状である場合であっても、部品精度の影響により、係合凸部66aが完全に基準位置に配置されない場合もある。モータユニット38に挿入部32の挿抜部36を挿入していくと、係合凸部66aはガイド部材78と干渉することなく挿入されていき、係合凸部66aに突設されているガイドピン74が挿入ガイド面80aに当接される。さらにモータユニット38に挿抜部36を挿入していくと、ガイドピン74が挿入ガイド面80aにおいて摺動されてガイドされ、従動側カップリング64aが回転されて、係合凸部66aが基準位置へと回転されていく。ここで、係合凸部66aの幅狭部72aが挿抜部36の装着方向SIの先端側に配置され、係合凹部66bの幅広部72bがモータユニット38の装着方向TIの先端側に配置されるため、係合凸部66aが基準位置に配置される前に、係合凸部66aが係合凹部66bへと挿入される。さらにモータユニット38に挿抜部36を挿入していくと、ガイドピン74が一対のガイド部材78間の間隙部82に到達された時点で係合凸部66aが基準位置となり、係合凸部66aが係合凹部66bの長手方向に沿って係合凹部66bに挿入されていく。係合凸部66aが係合凹部66bに完全に挿入されると、ガイドピン74は収容部76へと挿入されて収容される。
図5を参照して、モータユニット38から挿入部32の挿抜部36を抜去する場合について説明する。
抜去前には、モータユニット38のモータ部の回転量はゼロとなるように操作されているが、若干の回転量が残存している場合もあり、この場合には、モータユニット38の原動側カップリング64bの係合凹部66bと挿入部32の従動側カップリング64aの係合凸部66aとは、モータユニット38のモータ部の回転量に応じて、基準位置から若干の角度だけ回転した位置にある。また、モータ部の回転量がゼロとなっている場合であっても、制御精度、部品精度の影響により、係合凹部66b及び係合凸部66aが完全に基準位置に配置されない場合もある。モータユニット38から挿入部32の挿抜部36を抜去していくと、係合凹部66bから係合凸部66aが抜去され、係合凸部66aのガイドピン74が抜去ガイド面80bに当接される。さらにモータユニット38から挿抜部36を抜去していくと、ガイドピン74が抜去ガイド面80bにおいて摺動されてガイドされ、従動側カップリング64aが回転されて、係合凸部66aが基準位置へと回転されていく。ここで、抜去ガイド面80bと原動側カップリング64bの外周面との間の距離はガイドピン74の直径よりも大きくなっているため、これらの間の空間部83においてガイドピン74が抜去ガイド面80bに沿って移動可能である。さらにモータユニット38から挿抜部36を抜去していくと、ガイドピン74が一対のガイド部材78間の間隙部82に到達された時点で係合凸部66aが基準位置となり、続いて、係合凹部66bから係合凸部66aが抜去される。係合凸部66aが基準位置へと回転されることで、係合凹部66bも基準位置へと回転される。このため、モータユニット38から挿抜部36を抜去した後には、モータユニット38のモータ部の回転量は略ゼロとなり、挿入部32の湾曲部34は略直線状となる。
従って、本実施形態の着脱機構は次の効果を奏する。
本実施形態の挿抜機構では、モータユニット38に対して挿入部32の挿抜部36を挿抜する際には、挿抜部36の従動側カップリング64aの係合凸部66aが着脱方向に一致し挿抜に適した基準位置にガイドされるため、挿入に際しては、モータユニット38の原動側カップリング64bの係合凹部66bを略基準位置に配置しておくだけで係合凸部66aが係合凹部66bに自動的に挿入されることになり、抜去の際には、係合凸部66aに連動して係合凹部66bも基準位置にガイドされることになるため、係合凹部66bに対する係合凸部66aの挿抜を容易かつ円滑に行うことができる。このため、モータユニット38に対する挿抜部36の挿抜を容易かつ円滑に行うことが可能となっている。
また、係合凸部66aの幅狭部72aが挿抜部36の装着方向SIの先端側に配置され、係合凹部66bの幅広部72bがモータユニット38の装着方向TIの先端側に配置されるため、係合凸部66aが基準位置からずれている場合であっても、係合凸部66aを係合凹部66bに挿入することが可能となっている。
さらに、係合凸部66aにおいて、挿抜部36の装着方向SIの後端側に配置される側にガイドピン74が配設されているため、原動側カップリング64bに従動側カップリング64aが充分に接近した後に、挿入ガイド面80aによってガイドピン74をガイドすればよくなっている。このため、挿入ガイド面80aを係合凹部66bに充分に近接して配置することができ、挿抜機構の着脱方向への全長を短くすることが可能となっている。
加えて、原動側カップリング64bの外周面と抜去ガイド面80bとの間の距離がガイドピン74の直径よりも大きくなっているため、モータユニット38から挿抜部36を抜去する際には、原動側カップリング64bの外周面と抜去ガイド面80bとの間の空間部83においてガイドピン74が抜去ガイド面80bに沿って移動可能となり、ガイドピン74の移動が抜去ガイド面80bに妨げられて係合凹部66bからの係合凸部66aの抜去が妨げられることが防止されている。即ち、図6を参照し、抜去ガイド面80bと原動側カップリング64bの外周面との間の距離がガイドピン74の直径よりも小さくなっている場合には、これらの間の空間部83でガイドピン74が移動不能となり、係合凹部66bから係合凸部66aを抜去することができなくなる。
さらにまた、内視鏡システムにおいては、1つのモータユニット38に対して症例に応じた様々な挿入部32が用いられることになり、原動側カップリング64bの使用頻度は従動側カップリング64aの使用頻度よりも多くなるが、原動側カップリング64bの硬度を従動側カップリング64aの硬度よりも高くしているため、内視鏡全体としての寿命が延長されている。
図7乃至図10は、本発明の第2実施形態を示す。
図7及び図8を参照し、本実施形態の係合凸部66a及び係合凹部66bは第1実施形態の係合凸部66a及び係合凹部66bと同様な形状を有するが、係合凸部66a及び係合凹部66bにはガイドピン74及び収容部76は設けられておらず、係合凸部66a自体が挿入ガイド面80a及び抜去ガイド面80bによってガイドされるガイド部を形成している。即ち、ガイド部材78の末端面は係合凹部66bの底面と開口面との間に配置されており、ガイド部材78は係合凸部66aとのみ干渉するようになっている。また、挿入ガイド面80aと抜去ガイド面80bとの間では、一対のガイド部材78間に係合凸部66aの幅広部72bよりも僅かに大きな幅を有する間隙部82が形成されている。加えて、原動側カップリング64bの外周面と抜去ガイド面80bとの間には、係合凹部66bから係合凸部66aを抜去する際に、挿抜部36の取外方向SPの先端側に配置される係合凸部66aの幅広部72bの端部側が抜去ガイド面80bに妨げられることなく移動可能となるような空間部83が形成されている。
図9を参照し、モータユニット38に挿入部32の挿抜部36を挿入する場合には、挿抜部36の装着方向SIの先端側に配置される係合凸部66aの幅狭部72aが挿入ガイド面80aによってガイドされて、係合凸部66aが基準位置へと回転される。ここで、一対のガイド部材78間の間隙部82は係合凸部66aの幅広部72bよりも僅かに大きな幅を有するため、係合凸部66aが完全に基準位置に配置される前に、係合凸部66aの幅狭部72aが間隙部82に挿入されることになり、モータユニット38の着脱方向Tに対して間隙部82と原動側カップリング64bとの間の距離が幅狭部72aの長さよりも短い場合には、第1実施形態と同様に、係合凸部66aが完全に基準位置に配置される前に、係合凸部66aが係合凹部66bに挿入されることになる。
図10を参照し、モータユニット38から挿入部32の挿抜部36を抜去する場合には、挿抜部36の取外方向SPの先端側に配置される係合凸部66aの幅広部72bが、抜去ガイド面80bに当接され、原動側カップリング64bの外周面と抜去ガイド面80bとの間の空間部83で抜去ガイド面80bによってガイドされて回動され、係合凸部66aが基準位置へと回転される。
従って、本実施形態の挿抜機構は次の効果を奏する。
本実施形態の挿抜機構では、挿入ガイド面80a及び抜去ガイド面80bによって係合凸部66a自体をガイドしており、係合凸部66aのガイドのために追加の部材、加工が必要なく、挿抜機構の構成を簡単化して、製造の簡略化、故障発生の低減、原価の低減を実現することが可能となっている。
図11は、本発明の第2実施形態の第1変形例を示す。
本変形例では、従動側カップリング64aの末端面において、直径方向の両端部に、夫々、円柱状の細径突起部67a(外径Wf)及びこの細径突起部67aよりも径の大きい太径突起部67b(外径Wb)が突設されており、これら細径突起部67aと太径突起部67bとによって係合凸部66aが形成されている。このように、軸部の径方向に延びている係合凸部は、連続的な係合凸部に限られない。係合凸部66aが基準位置にある場合には、細径突起部67aは挿抜部36の装着方向SIの先端側に配置され、太径突起部67bは後端側に配置される。本変形例の挿抜機構の挿抜時の作動は第2実施形態と同様である。
図12乃至図15は、本発明の第2実施形態の第2変形例を示す。
図12及び図13を参照し、本変形例では、係合凸部66aの長手方向に対して、幅広部72bの長さLbよりも幅狭部72aの長さLfが充分に短くなっている。
図14を参照し、モータユニット38に挿入部32の挿抜部36を挿入する場合には、挿抜部36の装着方向の先端側に配置される幅狭部72aの長さが充分に短くなっているため、幅狭部72aは挿入ガイド面80aに当接されず、挿抜部36の装着方向SIの基端側に配置される幅広部72bが挿入ガイド面80aに当接されてガイドされ、係合凸部66aが基準位置へと回転される。即ち、本変形例では、幅広部72bによってガイド部が形成されており、第1実施形態と同様に、係合凸部66aにおいて、挿抜部36の装着方向SIの後端側に配置される側にガイド部が形成されていることになる。
図15を参照し、挿抜機構の抜去時の作動は第2実施形態と同様である。
図16及び図17は、本発明の第3実施形態を示す。
図16及び図17を参照して、カップリング機構の防滴構造について説明する。
上述したように、原動側カップリング64bの末端面には、原動側カップリング64bの直径方向の全体にわたって係合凹部66bが延設されている。係合凹部66bの底面には、係合凹部66bの長手方向に直交して、原動側カップリング64bの直径方向に保持凹部90が延設されている。係合凹部66bの底面には全体にわたってカバー92が覆設されており、カバー92と保持凹部90との間に保持部94が形成されている。保持凹部90において、保持凹部90の長手方向に沿って、原動側カップリング64bの直径方向に挿通溝88が延設されている。挿通溝88は、保持凹部90と、原動側カップリング64bの基端面に延設されている摺動凹部86との間を貫通している。摺動凹部86は、係合凹部66bの長手方向に直交して、原動側カップリング64bの直径方向に延びている。
一方、上述したように、モータユニット38のフレーム68には、原動側軸部62bが自身の中心軸を中心として回転可能に支持されている。原動側軸部62bの先端面には、摺動凸部84が原動側軸部62bの直径方向に延設されている。摺動凸部84の長手方向は摺動凹部86の長手方向に一致し、摺動凸部84は摺動凹部86の長手方向に沿って摺動可能に摺動凹部86に隙間嵌により嵌入されている。摺動凹部86の長手方向の長さは、摺動凸部84の長手方向の長さに、原動側軸部62bの中心軸に対する原動側カップリング64bの偏心許容長さの二倍を加えたものである。
摺動凸部84の末端面には保持孔96が軸方向に穿設されている。保持孔96には、保持部材98の棒状部分の基端側が軸方向に摺動可能に挿入されている。保持部材98の棒状部分の末端側は摺動凹部86から保持凹部90へと挿通溝88を挿通されている。棒状部分は、摺動凹部86における摺動凸部84の摺動を妨げないように、挿通溝88の長手方向に沿って摺動可能である。保持部材98の棒状部分の末端部には棒状部分に直交して板状部分が連結されている。この板状部分は、保持凹部90とカバー92との間の保持部94に保持され、原動側カップリング64bの抜け止めとして機能する。また、板状部分は、摺動凹部86における摺動凸部84の摺動を妨げないように、保持部94の長手方向に沿って摺動可能である。
モータユニット38のフレーム68には、原動側カップリング64bに対面して、原動側軸部62bを中心とする円環状のシール溝部100が延設されている。シール溝部100には円環状の面接触型のシール部材102が嵌入されている。即ち、シール部材102は、フレーム68と原動側カップリング64bの基端面との間に圧縮配設され、フレーム68及び原動側カップリング64bの基端面と面接触すると共に、原動側カップリング64bの基端面に軸方向外向きの反発力を及ぼしている。シール部材102としては、Oリング、Vリング等が用いられる。なお、シール部材102の内径は、原動側軸部62bの摺動凸部84の長手方向の長さに、原動側カップリング64bの偏心許容長さの二倍を加えたものよりも大きく、シール部材102の外径は、原動側カップリング64bの長手方向の長さに、原動側カップリング64bの偏心許容長さの二倍を加えたものよりも小さい。
従って、本実施形態の挿抜機構は次の効果を奏する。
本実施形態の挿抜機構では、原動側カップリング64bとフレーム68との間にシール部材102を配設しているため、特に原動側軸部62bとフレーム68との間にシール部材102を配設する場合と比較して、フレーム68から原動側カップリング64bの末端面までの軸方向長さを充分に短くすることが可能となっている。また、特に原動側軸部62bの摺動凸部84と原動側カップリング64bの摺動凹部86とが隙間嵌されているため、原動側カップリング64bが摺動凸部84の長手軸を中心として揺動しやすくなっているが、シール部材102が原動側カップリング64bの基端面に軸方向外向きの反発力を及ぼしているため、揺動が抑制され、原動側カップリング64bが安定して回転されることになる。
図18は、本発明の第4実施形態を示す。
本実施形態の原動側カップリング64bでは、基端部の外周面に全周にわたってシール溝部100が延設されており、シール溝部100に円環状のシール部材102が嵌入され接合されている。シール部材102の機能は第3実施形態と同様である。このような構成により、フレーム68から原動側カップリング64bの末端面までの軸方向長さをさらに短くすることが可能となっている。
図19乃至図25は、本発明の参考形態を示す。
図19乃至図25を参照して、モータユニット38の原動機構について説明する。
図19及び図20を参照し、モータユニット38の基端側には各種素子が実装されている基板104が配設されている。基板104の先端部は放熱ゴム106を介してフレーム68に熱的に接続されており、フレーム68が基板104の放熱部材として機能する。また、フレーム68はモータユニット38の着脱方向に延びている直方体に円柱状の挿抜孔70を共軸に形成した形状を有し、フレーム68の長手方向に直交する横断面において四隅に切欠形状の収容スペース108が形成されている。中心軸Oに対称な一対の収容スペース108を利用して、上下方向湾曲操作用のモータ部110と左右方向湾曲操作用のモータ部110とがフレーム68の中心軸Oに対して互いに回転対称に配設されており、別の一対の収容スペース108を利用して、上下方向湾曲操作量を検出するためのセンサ部112と左右方向湾曲操作量を検出するためのセンサ部112とがフレーム68の中心軸Oに対して互いに回転対称に配設されている。そして、モータ部110はモータ114とエンコーダ116とを有し、モータ114はギア部118を介して原動側カップリング64bに接続されており、センサ部112のセンサ120にはギア部118のセンサギア122が連結されている。上下方向湾曲操作用のギア部118と左右方向湾曲操作用のギア部118とは、フレーム68の中心軸Oに対して互いに回転対称に配設されている。
図21を参照し、モータ部110のモータ114と原動側カップリング64bとはギア部118を介して接続されることになる。ギア部118の原動側カップリング64b側では、平ギア124により、ギアフランジ126に支持されているギア軸128が回転されることになる。
図22乃至図24を参照し、ギアフランジ126には円柱状の軸受孔130が貫通形成されており、軸受孔130を規定するギアフランジ126の内周面により軸受面132が形成されている。
軸受孔130には円柱状のギア軸128が共軸に自身の中心軸を中心として回転可能に挿通されており、ギア軸128の外周面によって軸受面132に対して摺動される摺動面134が形成されている。ギア軸128の先端側には、ギア軸128が軸受孔130に落ち込むのを規制するためのフランジ136が全周にわたって延設されている。ギア軸128には、固定ねじ138の末端側のねじ部138aが挿通されるねじ孔140が中心軸に沿って貫通形成されている。ギア軸128の基端面には一対のギア軸ドグクラッチ142がギア軸128の中心軸に対称に突設されており、中心軸に直交するギア軸ドグクラッチ142の横断面は、ギア軸128の中心軸と共軸な扇形状をなす。ギア軸ドグクラッチ142の内側の弧面によって、固定ねじ138の中間部の芯出部138bと嵌合されるギア軸芯出面144が形成されている。
一方、平ギア124には一対の嵌合孔146が平ギア124の中心軸に対称に貫通形成されており、中心軸に直交する嵌合孔146の横断面は、ギア軸ドグクラッチ142の横断面と同一形状であり、平ギア124の中心軸と共軸な扇形状をなす。一対の嵌合孔146間には平ギアドグクラッチ148が中心軸に対称に突設されており、平ギア124の中心軸に直交する平ギアドグクラッチ148の横断面は、平ギア124の中心軸と共軸な扇形状をなす。平ギアドグクラッチ148の内側の弧面によっても、固定ねじ138の芯出部138bの外周面と嵌合される平ギア芯出面150が形成されている。
ギア軸ドグクラッチ142は平ギア124の嵌合孔146に嵌入されており、ギア軸ドグクラッチ142と平ギアドグクラッチ148とが互いに係合されている。
固定ねじ138の頭部138cは平ギアドグクラッチ148の基端面に係止されており、固定ねじ138の芯出部138bは平ギア芯出面150とギア軸芯出面144とに嵌合されており、固定ねじ138のねじ部138aはギア軸128のねじ孔140を挿通されて、ギア軸128から突出されている。
従って、本実施形態のモータユニット38は次の効果を奏する。
本実施形態のモータユニット38では、フレーム68の長手方向に直交する横断面において四隅に切欠形状の収容スペース108が形成されているため、スペースが有効に利用されており、モータユニット38を小型化することが可能となっている。
また、フレーム68の中心軸Oに対して上下方向湾曲操作用の原動機構と左右方向湾曲操作用の原動機構とが互いに回転対称に配設されているため、モータユニット38の重心が中心軸上に配置されることになる。モータユニット38の重心が中心軸から外れている場合には、モータユニット38に装着されている挿入部32を回転操作する際に安定した操作が難しくなるが、本実施形態ではかかる事態が防止されている。
さらに、ギア軸128に軸受孔130への落ち込みを規制するフランジ136が形成されているため、ギア軸128に基端側への外力が負荷された場合であっても、ギア軸128が軸受孔130へと落ち込んで平ギア124を基端側へと押圧することがなく、平ギア124が他のギアと干渉して回転不良を起こすことが防止されている。特にギア軸128と平ギア124とが一体の場合には、平ギア124が基端側へと移動されやすく、フランジ136の効果が顕著に発揮される。
本発明の第1実施形態の内視鏡システムを示す斜視図。 本発明の第1実施形態のモータユニット及び挿脱部を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の挿抜機構を示す模式図。 本発明の第1実施形態の挿抜機構の挿入を示す模式図。 本発明の第1実施形態の挿抜機構の抜去を示す模式図。 本発明の第1実施形態に対する比較例の挿抜機構の抜去を示す模式図。 本発明の第2実施形態の挿脱部を示す斜視図。 本発明の第2実施形態の挿抜機構を示す模式図。 本発明の第2実施形態の挿抜機構の挿入を示す模式図。 本発明の第2実施形態の挿抜機構の抜去を示す模式図。 本発明の第2実施形態の第1変形例の従動側カップリングを示す斜視図。 本発明の第2実施形態の第2変形例の挿抜部を示す斜視図。 本発明の第2実施形態の第2変形例の挿抜機構を示す模式図。 本発明の第2実施形態の第2変形例の挿抜機構の挿入を示す模式図。 本発明の第2実施形態の第2変形例の挿抜機構の抜去を示す模式図。 本発明の第3実施形態のカップリング機構の原動側を示す縦断面図。 本発明の第3実施形態のカップリング機構の原動側カップリングを示す上面図。 本発明の第4実施形態のカップリング機構の原動側を示す縦断面図。 本発明の参考形態のモータユニットの内部構造を示す図。 本発明の参考形態のモータユニットを図19のXX−XX線に沿って切断して示す断面図。 本発明の参考形態の原動機構を図19のXXI−XXI線に沿って切断して示す断面図。 本発明の参考形態のギア軸の支持構造を示す分解斜視図。 本発明の参考形態のギア軸の支持構造を図25のXXIV−XXIV線に沿って切断して示す断面図。 本発明の参考形態のギア軸の支持構造を図24のXXV−XXV線に沿って切断して示す断面図。
符号の説明
32…挿入部、34…湾曲部、36…第1の本体部(挿抜部)、38…駆動ユニット(モータユニット)、62a…第1の軸部(従動側軸部)、62b…第2の軸部(原動側軸部)、64a…第1のカップリング(従動側カップリング)、64b…第2のカップリング(原動側カップリング)、66a…凸状の係合部(係合凸部)、66b…凹状の係合部(係合凹部)、68…第2の本体部(フレーム)、72a…幅狭部、72b…幅広部、66a,80a,80b;74,80a,80b…ガイド機構(66a;74…ガイド部(66a…係合凸部;74…ガイドピン)、80a,80b…ガイド受部(80a…挿入ガイド面、80b…抜去ガイド面))、83…空間部、102…シール部材、110…駆動部。

Claims (6)

  1. 第1の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、
    前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、
    前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、
    前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、
    前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、
    前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、
    を具備し、
    前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、
    前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、
    前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、
    前記ガイド機構は、前記一方の係合部に形成されているガイド部と、他方の係合部が設けられている他方の本体部に設けられ前記ガイド部をガイドするガイド受部と、を有し、
    かつ前記ガイド機構は、前記第1及び第2の本体部の装着の際に前記一方の係合部をガイドし、
    前記凸状の係合部は、前記凸状の係合部が基準位置にある場合に前記第1の本体部の装着方向の後端側に配置される幅広部と、先端側に配置され前記幅広部よりも幅の狭い幅狭部と、を有する、
    ことを特徴とする着脱機構。
  2. 第1の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、
    前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、
    前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、
    前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、
    前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、
    前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、
    を具備し、
    前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、
    前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、
    前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、
    前記ガイド機構は、前記一方の係合部に形成されているガイド部と、他方の係合部が設けられている他方の本体部に設けられ前記ガイド部をガイドするガイド受部と、を有し、
    前記ガイド機構は、前記第1及び第2の本体部の取り外しの際に前記一方の係合部をガイドする、
    ことを特徴とする着脱機構。
  3. 前記ガイド受部は、前記第1あるいは第2の本体部の取り外し方向に前記他方の係合部よりも先端側に配置されており、
    前記他方の係合部と前記ガイド受部との間には、前記ガイド部が前記ガイド受部に沿って移動可能な空間部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の着脱機構。
  4. 第1の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、
    前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、
    前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、
    前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、
    前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、
    前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、
    を具備し、
    前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、
    前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、
    前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、
    一方のカップリングは、前記一方のカップリングが設けられている一方の軸部に対して径方向に摺動可能に設けられており、
    前記一方のカップリングと前記一方のカップリングが設けられている一方の本体部との間に設けられ、前記一方の軸部を囲んでおり、前記一方のカップリングと前記一方の本体部との少なくとも一方に摺動可能に面接触しているシール部材をさらに具備する、
    ことを特徴とする着脱機構。
  5. 前記シール部材は、前記一方のカップリングの外周部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載の着脱機構。
  6. 第1の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第1の軸部であって、前記第1の軸部の基端部が前記第1の本体部に前記第1の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第1の軸部と、
    前記第1の軸部の先端部に設けられている第1のカップリングと、
    前記第1のカップリングに設けられ、前記第1の軸部の径方向に延びている凸状の係合部と、
    前記第1の本体部と着脱される第2の本体部と、
    先端部及び基端部を有する第2の軸部であって、前記第2の軸部の基端部が前記第2の本体部に前記第2の軸部の中心軸を中心として回転可能に支持されている第2の軸部と、
    前記第2の軸部の先端部に設けられている第2のカップリングと、
    前記第2のカップリングに設けられ、前記第2の軸部の径方向に夫々延びている凹状の係合部と、
    を具備し、
    前記凸状の係合部は、前記凹状の係合部の長手方向に沿って前記凹状の係合部に対して摺動可能に挿抜され、
    前記凸状及び凹状の係合部は、夫々、前記凸状及び凹状の係合部の長手方向が夫々前記第1及び第2の本体部の着脱方向に一致し互いに挿抜可能となる基準位置を有し、
    前記第1及び第2の本体部の装着又は取り外しに連動して、一方の係合部を前記一方の係合部が前記基準位置に配置されるようにガイドするガイド機構をさらに具備し、
    一方のカップリングの硬度は、他方のカップリングの硬度よりも高い、
    前記一方のカップリングと前記他方のカップリングとの表面処理が互いに異なる、
    ことを特徴とする着脱機構。
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