JP6054783B2 - シートベルト制御装置及びシートベルト装置、並びにシートベルト制御方法 - Google Patents

シートベルト制御装置及びシートベルト装置、並びにシートベルト制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に設けられたシートベルトを制御する技術に関する。
従来、イグニッションのオフ状態において、電源からシートベルト制御手段に電力が供給されている累積時間が所定の閾時間以上である場合、電源からシートベルト制御手段への電力の供給を停止する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−230547号公報
しかしながら、従来技術では、使用者の利便性がシートベルト制御により向上する状況であっても、上記の累積時間が所定の閾時間以上になれば、シートベルト制御が一律に制限されるため、使用者にとって快適なシートベルト制御を提供できない場合があった。本発明は、使用者の利便性が向上する、シートベルト制御装置及びシートベルト装置、並びにシートベルト制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
車両に設けられたシートベルトを制御するシートベルト制御装置であって、
前記シートベルトの制御を制限することが許された場合、前記シートベルトの制御を制限する制限回路を備え、
前記制限回路は、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記シートベルトの着脱状態を区別可能なバックル信号の変化が無い状態が第1設定時間経過し、且つ、前記ドアの開閉状態を区別可能なドア信号の変化が無い状態が第2設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第3設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第4設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第5設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第6設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第7設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第8設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
前記第2設定時間が前記第4設定時間よりも長く、且つ、前記第6設定時間が前記第8設定時間よりも長い、ことを特徴とするものを提供する。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
車両に設けられたシートベルトを制御するシートベルト制御方法であって、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記シートベルトの着脱状態を区別可能なバックル信号の変化が無い状態が第1設定時間経過し、且つ、前記ドアの開閉状態を区別可能なドア信号の変化が無い状態が第2設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第3設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第4設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第5設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第6設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第7設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第8設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
前記第2設定時間が前記第4設定時間よりも長く、且つ、前記第6設定時間が前記第8設定時間よりも長い、ことを特徴とするものを提供する。
本発明によれば、使用者の利便性が向上する。
一実施形態に係るシートベルト装置の構成図 一実施形態に係るシートベルト制御装置の構成図 一実施形態に係るシートベルト制御装置の動作の流れを示したタイミングチャート 一実施形態に係るシートベルト制御装置の動作の流れを示した第1例のフローチャート 一実施形態に係るシートベルト制御装置の動作の流れを示した第2例のフローチャート
図1は、一実施形態に係るシートベルト装置100の構成図である。シートベルト装置100は、自動車等の車両13に搭載されるシステムである。シートベルト装置100は、シートベルト2と、リトラクタ6と、タング4と、バックル5と、シートベルト制御装置1とを備えている。車両13には、開閉可能なドア12が設けられている。ドア12は、例えば、使用者9が車両13の乗り降りに使用する乗降ドアである。
シートベルト2は、シート11に座る使用者9を拘束するための帯状部材である。シートベルト2の一方の端部は、リトラクタ6に接続され、シートベルト2のもう一方の端部は、車体又はプリテンショナ装置に接続されている。シートベルトは、ウェビングとも称される。
リトラクタ6は、シートベルト2の巻き取り又は引き出しを可能にする巻き取り装置である。リトラクタ6は、例えば、シート11の背もたれ部の側方の車体部位(例えば、ショルダーアンカー3が固定されるピラー部の下側部位)に固定されている。ショルダーアンカー3は、シートベルト2を使用者9の方に案内する部材である。
リトラクタ6は、ベルトリール8と、シートベルト2をベルトリール8によって巻き取る又は引き出すモータ7とを備えている。モータ7は、ベルトリール8を巻き取り方向に正回転させることによって、シートベルト2をリトラクタ6のベルトリール8に巻き取ることができ、ベルトリール8を引き出し方向に逆回転させることによって、シートベルト2をリトラクタ6のベルトリール8から引き出すことができる。
モータ7がシートベルト2を巻き取る又は引き出すことによって、例えば、シートベルト2の弛みを適切に調整できる。また、モータ7がシートベルト2を巻き取ることによって、例えば、シートベルト2を自動でリトラクタ6に収納したり、使用者9がシートベルト2を持ってリトラクタ6に手動で収納する動作をアシストしたりできる。また、モータ7がシートベルト2を引き出すことによって、例えば、シートベルト2を自動でリトラクタ6から引き出したり、使用者9がシートベルト2を持ってリトラクタ6から手動で引き出す動作をアシストしたりできる。
タング4は、車体又はプリテンショナ装置とショルダーアンカー3との間で、シートベルト2にスライド可能に取り付けられた板状部材である。
バックル5は、タング4が着脱される部材である。バックル5は、例えば、シート11の座部に対してリトラクタ6とは反対側の車体部位に固定され、タング4が抜き差し操作される部品である。
シートベルト制御装置1は、モータ7を駆動することによって、シートベルト2の巻き取り動作又は引き出し動作を制御するコンピュータ装置である。シートベルト制御装置1は、信号線10を介して、車両13に搭載される他のコンピュータ装置及びセンサ(スイッチを含む)から、車両13の各部の状態を表す信号を取得する。シートベルト制御装置1の具体例として、シートベルト制御用の電子制御ユニット(いわゆる、ECU)が挙げられる。信号線10の具体例として、ハイレベル又はローレベルの信号が伝達するワイヤーハーネス、CAN等の所定の通信規格でデータが伝達する通信線などが挙げられる。
シートベルト制御装置1は、シートベルト2の制御を制限することを許可する所定の許可条件が成立してから、その許可条件が成立している状態において、シートベルト2の制御を制限する機能を有している。
シートベルト2の制御を制限することが許される状況であっても、シートベルト2の制御が制限されると、シートベルト装置100がシートベルト2の巻き取り動作及び引き出し動作を実行できないため、シートベルト2の使用者の利便性が低下する。
しかしながら、シートベルト2の制御を制限することが許される状況では、ドア12が開いている場合、ドア12が閉じている場合よりも、使用者が車両13から遠く離れた場所にいる可能性は低く、使用者(乗員)が車両13の中に又は周囲にいる可能性が高い。使用者が車両13の中に又は周囲に存在する可能性が高ければ、使用者がシートベルト2を着脱する可能性も高い。
そこで、シートベルト制御装置1は、ドア12が開いている場合、ドア12が閉じている場合よりも遅いタイミングで、シートベルト2の制御を制限する機能を備えている。このような制限機能を備えることによって、使用者が車両13の中に又は周囲にいる可能性が高い(シートベルト2が着脱される可能性が高い)場合に、シートベルト2の制御が制限されない時間が、その可能性が低い場合よりも長くなる。その結果、使用者がシートベルト2を着脱する際に、シートベルト2の制御が制限されていることによりシートベルト2の制御が実行できないという不都合が発生しにくくなるため、シートベルト2の使用者の利便性が向上する。また、使用者が車両13から降りたか降りていないかを検出する構成が無くてもよいため、使用者の利便性向上を低コストで実現できる。
図2は、シートベルト制御装置1の構成例を示したブロック図である。シートベルト制御装置1は、シートベルト2の制御を制限することが許された場合に限り、シートベルト2の制御を制限する制限回路30を備えている。制限回路30は、ドア12が開いている場合、ドア12が閉じている場合よりも遅いタイミングで、シートベルト2の制御を制限する回路である。シートベルト制御装置1は、このような制限回路30を備えることで、ドア12が開いている場合にシートベルト2の制御を制限するタイミングを、ドア12が閉じている場合にシートベルト2の制御を制限するタイミングよりも遅らせることができる。その結果、シートベルト2の使用者の利便性が向上し、その使用者にとって快適なシートベルト制御を提供できる。
制限回路30は、シートベルト2が着脱される可能性が高い場合、シートベルト2が着脱される可能性が低い場合よりも遅いタイミングで、シートベルト2の制御を制限する回路である。シートベルト制御装置1は、このような制限回路30を備えることで、シートベルト2が着脱される可能性が高い場合にシートベルト2の制御を制限するタイミングを、シートベルト2が着脱される可能性が低い場合にシートベルト2の制御を制限するタイミングよりも遅らせることができる。その結果、シートベルト2の使用者の利便性が向上し、その使用者にとって快適なシートベルト制御を提供できる。
シートベルト制御装置1は、例えば、シートベルト2を制御する制御回路40を備えている。制御回路40は、例えば、リトラクタ6に構成されるモータ7を駆動することによって、シートベルト2の巻き取り動作又は引き出し動作を制御する回路である。
制限回路30は、例えば、制御回路40に供給される電力を抑制することで、制御回路40によるシートベルト2の制御を制限する給電抑制部として、電源回路31を備えている。電源回路31のような給電抑制部を備えることにより、制御回路40の消費電力が低下するため、車両13に搭載された電源21に加わる負荷を軽減しつつ、シートベルト2の使用者の利便性が向上する。電源21は、シートベルト制御装置1に電力を供給可能な電源であり、その具体例として、バッテリが挙げられる。
なお、「電力を抑制する」には、「電力を遮断する」意味が含まれてよく、「給電を抑制する」には、「給電を遮断する」意味が含まれてよい。
電源回路31は、例えば、電源21から取得した電力に基づいて、制御回路40に電力を供給することが可能な電源部である。電源回路31は、例えば、電源21の電源電圧V1をレギュレートした電源電圧V2を、制御回路40の電源電圧として、制御回路40に供給するレギュレータを備えている。電源回路31は、昇圧回路又は降圧回路を備えた回路でもよい。電源回路31は、シートベルト2の制御を制限する場合、電源電圧V2の電力を制御回路40に対して供給することを抑制する。
制御回路40は、例えば、モータ制御部41と、モータ駆動部42と、スリープ移行判定部43とを備えている。
モータ制御部41は、モータ7がシートベルト2をリトラクタ6に巻き取る又はリトラクタ6から引き出す動作をするように、モータ駆動部42を作動させる指令信号を出力する。モータ駆動部42は、モータ制御部41から供給される指令信号に従って、モータ7を動作させる駆動電力をモータ7に供給する。
スリープ移行判定部43は、所定のスリープ許可条件(単に、スリープ条件ともいう)に基づいて、シートベルト制御装置1の動作モードを通常モードからスリープモードに移行することを許可するか否かを判定する。通常モードは、シートベルト制御装置1がシートベルト2の動作を制御できるモードであり、スリープモードは、シートベルト制御装置1がシートベルト2の動作を制御できないモードである。
スリープ移行判定部43は、スリープ条件が成立した場合、通常モードからスリープモードに移行することを許可し、スリープ条件が成立したことを表すスリープ移行指令を制限回路30に対して通知する。制限回路30の電源回路31は、スリープ移行判定部43からスリープ移行指令が通知されると、例えば制御回路40に供給される電力を抑制することで、シートベルト2の制御を制限する。制御回路40に供給される電力が抑制されることで、制御回路40の消費電力が低下するため、シートベルト制御装置1の動作モードは、通常モードから、シートベルト制御装置1の消費電力が通常モードよりも低いスリープモードに移行する。
モータ制御部41及びスリープ移行判定部43の具体例として、CPUを備えるマイクロコンピュータを有する電子回路が挙げられる。また、モータ駆動部42の具体例として、4つのスイッチング素子を有するHブリッジ回路が挙げられる。
制限回路30は、例えば、車両13に設けられたイグニッションのオフ状態において、制御回路40への給電を抑制することで、シートベルト2の制御を制限する。これにより、イグニッションのオフ状態において、電源21からシートベルト制御装置1に電流が流れることにより発生する暗電流を低減できる。
イグニッションのオンオフ状態は、車両13に設けられたイグニッションスイッチ22(IGSW22)によって検出できる。イグニッションスイッチ22は、イグニッションがオン状態かオフ状態かを区別可能なイグニッション信号(IG信号)を出力し、IG信号の電圧レベルは、オン状態からオフ状態又はオフ状態からオン状態への遷移によって変化する。IG信号は、電源21から常時電力が供給される制限回路30に入力され、制限回路30を介して、制御回路40に入力される。
制御回路40は、制限回路30によって給電が制限されずに電力が供給されている状態である通常モードでは、制限回路30を介して入力されるIG信号の電圧レベルに基づいて、イグニッションがオン状態かオフ状態かを判定できる。また、制御回路40は、通常モードでは、IG信号の電圧レベルの変化タイミングに基づいて、イグニッションのオンタイミングとオフタイミングを検出できる。イグニッションのオンタイミングとは、イグニッションがオフ状態からオン状態に遷移したタイミングであり、イグニッションのオフタイミングとは、イグニッションがオン状態からオフ状態に遷移したタイミングである。
制限回路30は、例えば、イグニッションのオフ状態において、ドア12が開いたままドア12及びバックル5の操作が無い状態の場合、ドア12が閉じたままドア12及びバックル5の操作が無い状態の場合よりも遅いタイミングで、シートベルト2の制御を制限する。これにより、使用者がシートベルト2を着脱する際に、シートベルト2の制御が制限されていることによりシートベルト2の制御が実行できないという不都合が更に発生しにくくなるため、シートベルト2の使用者の利便性が更に向上する。
イグニッションのオフ状態において、ドア12が開いたままドア12及びバックル5の操作が無い状態が継続しているか否かは、制御回路40のスリープ移行判定部43によって判定できる。同様に、イグニッションのオフ状態において、ドア12が閉じたままドア12及びバックル5の操作が無い状態が継続しているか否かは、制御回路40のスリープ移行判定部43によって判定できる。
制御回路40のスリープ移行判定部43は、イグニッションのオフ状態において、ドア12が開いたままドア12及びバックル5の操作が無い状態が継続している場合、シートベルト2が着脱される可能性が高いと判定してもよい。同様に、制御回路40のスリープ移行判定部43は、イグニッションのオフ状態において、ドア12が閉じたままドア12及びバックル5の操作が無い状態が継続している場合、シートベルト2が着脱される可能性が低いと判定してもよい。
ドア12の開閉状態は、車両13に設けられたドアスイッチ23(ドアSW23)によって検出できる。ドアスイッチ23は、ドア12が開状態か閉状態かを区別可能なドア信号を出力し、ドア信号の電圧レベルは、開状態から閉状態又は閉状態から開状態への遷移によって変化する。ドア信号は、電源21から常時電力が供給される制限回路30に入力され、制限回路30を介して、制御回路40に入力される。
制御回路40は、制限回路30によって給電が制限されずに電力が供給されている状態である通常モードでは、制限回路30を介して入力されるドア信号の電圧レベルに基づいて、ドア12が開状態かオフ状態かを判定できる。また、制御回路40は、通常モードでは、ドア信号の電圧レベルの変化タイミングに基づいて、ドア12の開閉タイミングを検出できる。ドア12の開閉タイミングとは、ドア12が開状態から閉状態に又は閉状態から開状態に遷移したタイミングである。
バックル5の操作状態(すなわち、シートベルト2の着脱状態)は、バックル5に設けられたバックルスイッチ24(バックルSW24)によって検出できる。バックルスイッチ24は、シートベルト2の装着状態(タング4がバックル5に取り付けられた状態)とシートベルト2の非装着状態(タング4がバックル5から取り外された状態)とを区別可能なバックル信号を出力する。バックル信号の電圧レベルは、シートベルト2の装着状態から非装着状態又は非装着状態から装着状態への遷移によって変化する。バックル信号は、電源21から常時電力が供給される制限回路30を経由せずに、制御回路40に入力される。
制御回路40は、制限回路30によって給電が制限されずに電力が供給されている状態である通常モードでは、制御回路40に直接入力されるバックル信号の電圧レベルに基づいて、シートベルト2が装着状態か非装着状態かを判定できる。また、制御回路40は、通常モードでは、バックル信号の電圧レベルの変化タイミングに基づいて、シートベルト2の装着タイミングと非装着タイミングを検出できる。シートベルト2の装着タイミングとは、シートベルト2が非装着状態から装着状態に遷移したタイミングであり、シートベルト2の非装着タイミングとは、シートベルト2が装着状態から非装着状態に遷移したタイミングである。
制限回路30は、例えば、所定のスリープ解除条件に基づいて、シートベルト制御装置1のスリープモードを解除するか否かを判定するウェイクアップ判定部32を備えている。ウェイクアップ判定部32は、スリープ解除条件が成立した場合、スリープモードを解除し、シートベルト制御装置1の動作モードをスリープモードから通常モードに移行させる。これにより、シートベルト制御装置1は、シートベルト2の動作を制御することが可能となる。
ウェイクアップ判定部32は、例えば、制御回路40に対して給電を抑制することを電源回路31に止めさせることで、シートベルト2の制御を制限することを解除する。これにより、電源回路31から制御回路40に供給される電力が通常値に戻り、シートベルト制御装置1は、シートベルト2の動作を制御することが可能となる。
図2に例示したシートベルト制御装置1は、バックルスイッチ24から供給されるバックル信号が、電源21から常時電力が供給される制限回路30を経由せずに、制御回路40に直接入力される構成を有している。そのため、制御回路40に対する給電が抑制されるスリープモードへの移行が完了すると、使用者がシートベルト2を着脱しても(タング4がバックル5に着脱しても)、スリープモードから通常モードに復帰できない。スリープモードが解除されないことで、シートベルト2を作動させることができないため、使用者の利便性が低下するおそれがある。
これに対し、上述したように、ドア12が開いている場合、使用者が車両13の中又は周囲にいる可能性が高いと考えられるため、スリープモードに移行するまでの待機時間を、
ドア12が閉じている場合よりも長くすることで、そのような利便性の低下を抑えることができる。
このように、シートベルト制御装置1が、シートベルト2の制御が制限された状態でシートベルト2が着脱されても、シートベルト2の制御を制限することが継続する構成を有する場合には、使用者の利便性の向上効果が一層高くなる。
図3は、シートベルト制御装置1の動作モードが通常モードからスリープモードに移行する過程の一例を示したタイミングチャートである。バックルSW(バックルスイッチ24)のON状態は、シートベルト2の装着状態を表し、バックルSW(バックルスイッチ24)のOFF状態は、シートベルト2の非装着状態を表す。図3には、制限回路30が、イグニッションのオフ状態において、ドア12が閉じたままドア12及びバックル5の両方の操作が無い状態が所定の設定時間継続した場合、制御回路40の給電を抑制することによって、シートベルト制御装置1の動作モードを、シートベルト2の制御が制限されるスリープモードに移行させる状況が示されている。
制御回路40は、制限回路30によって給電が抑制されずに電力が供給されている通常モードでは、イグニッションのオフ状態でも正常に機能するため、イグニッション信号、バックル信号及びドア信号それぞれの状態及び変化タイミングを検出できる。
制御回路40のスリープ移行判定部43は、ドア12の操作が無い状態の継続時間が所定のドア用設定時間を超えたか否かを判断できるように、例えば、ドア用スリープカウンタを備えている。ドア用スリープカウンタは、ドア信号の電圧レベルが変化するタイミングからの経過時間をカウントし、ドア信号の電圧レベルが変化する毎に、そのカウント値をリセットする。ドア信号の電圧レベルが変化するタイミングとは、図3の場合、タイミングt3,t5,t9,t10に相当する。
制御回路40のスリープ移行判定部43は、バックル5の操作が無い状態の継続時間が所定のバックル用設定時間を超えたか否かを判断できるように、例えば、バックル用スリープカウンタを備えている。バックル用スリープカウンタは、バックル信号の電圧レベルが変化するタイミングからの経過時間をカウントし、バックル信号の電圧レベルが変化する毎に、そのカウント値をリセットする。ドア信号の電圧レベルが変化するタイミングとは、図3の場合、タイミングt2,t4,t7,t8に相当する。
制御回路40のスリープ移行判定部43は、イグニッションのオフ状態の継続時間が所定のイグニッション用設定時間を超えたか否かを判断できるように、例えば、イグニッション用スリープカウンタを備えている。イグニッション用スリープカウンタは、IG信号のオフタイミングからの経過時間をカウントし、IG信号の次のオフタイミングが検出される毎に、そのカウント値をリセットする。IG信号のオフタイミングとは、図3の場合、イグニッションがオン状態からオフ状態に変化するタイミングを表すタイミングt6に相当する。IG信号のオンタイミングとは、図3の場合、イグニッションがオフ状態からオン状態に変化するタイミングを表すタイミングt1に相当する。
したがって、バックル信号の変化タイミングt8からの時間がバックル用設定時間を経過し、且つ、ドア信号の変化タイミングt10からの時間がドア用設定時間を経過し、且つ、IG信号の変化タイミングt6からの時間がイグニッション用設定時間を経過した場合、通常モードからスリープモードにタイミングt11で移行する。
なお、イグニッション用、バックル用及びドア用の各設定時間は、適当な値に適宜設定される。
図4は、シートベルト制御装置1を通常モードからスリープモードに移行させるシートベルト制御方法の第1例を示したフローチャートである。
ステップS10において、スリープ移行判定部43は、イグニッションスイッチ22から供給されるIG信号に基づいて、イグニッションがオフ状態か否かを判定する。イグニッションがオフ状態ではない場合、ステップS20以降の処理は実行されない。イグニッションがオフ状態である場合、ステップS20以降の処理が実行される。
ステップS20において、スリープ移行判定部43は、イグニッション用、バックル用及びドア用の全てのスリープカウンタのカウント値を零にリセットしてから、各スリープカウンタは、カウントを開始する(ステップS30)。
ステップS40において、スリープ移行判定部43は、ドアスイッチ23から供給されるドア信号に基づいて、ドア12が開いている状態か閉じている状態かを判断する。スリープ移行判定部43は、ドア12が開いていると判定した場合、ステップS50の処理を実行し、ドア12が閉じていると判定した場合、ステップS60の処理を実行する。
ステップS50において、スリープ移行判定部43は、バックル信号の電圧レベル変化が無い状態がバックル用設定時間(例えば、2分)経過し、且つ、ドア信号の電圧レベル変化が無い状態がドア用設定時間(例えば、15分)経過し、且つ、IG信号のオフ状態の継続期間がイグニッション用設定時間(例えば、2分)経過したか否かを判断する。
スリープ移行判定部43は、ステップS50で規定されたスリープ条件が成立した場合、シートベルト制御装置1の動作モードを通常モードからスリープモードに移行すると判定し、スリープ移行指令を制限回路30に対して出力する(ステップS70)。制限回路30が、スリープ移行指令の受信時に、例えば制御回路40に対する給電を抑制することによって、スリープモードへの移行が完了する。
一方、スリープ移行判定部43は、ステップS50のスリープ条件が成立しない場合、ステップS80の処理を実行する。スリープ移行判定部43は、ステップS80において、IG信号、バックル信号及びドア信号のいずれかの状態に変化があるか否かを判定する。いずれかの状態に変化があると判定された場合、ステップS10の処理が実行される。いずれの状態に変化がないと判定された場合、各スリープカウンタのカウントによって計測されている時間がステップS50又はステップS60のスリープ条件内で規定された各設定時間に到達していないとして、ステップS40の処理が再度実行される。
なお、ステップS80を経由してステップS20及びステップS30が実行される場合、ステップS80で電圧レベルの変化が検出された信号に対応するスリープカウンタのみがリセットされて、その変化タイミングからの経過時間がカウントされる。
一方、ステップS60において、スリープ移行判定部43は、バックル信号の電圧レベル変化が無い状態がバックル用設定時間(例えば、2分)経過し、且つ、ドア信号の電圧レベル変化が無い状態がドア用設定時間(例えば、2分)経過し、且つ、IG信号のオフ状態の継続期間がイグニッション用設定時間(例えば、2分)経過したか否かを判断する。
スリープ移行判定部43は、ステップS60で規定されたスリープ条件が成立した場合、シートベルト制御装置1の動作モードを通常モードからスリープモードに移行すると判定し、スリープ移行指令を制限回路30に対して出力する(ステップS70)。制限回路30が、スリープ移行指令の受信時に、例えば制御回路40に対する給電を抑制することによって、スリープモードへの移行が完了する。
一方、スリープ移行判定部43は、ステップS60のスリープ条件が成立しない場合、上述と同様に、ステップS80の処理を実行する。
このように図4のフローチャートでは、制限回路30は、イグニッションがオフ状態において、ドアの開閉変化及びシートベルトの着脱変化の無い状態が所定の設定時間を超えるまで、スリープモードに移行することを待機する。
また、ドア12が開状態のときのステップS50のスリープ条件に規定されたドア用設定時間は、ドア12が閉状態のときのステップS60のスリープ条件に規定されたドア用設定時間よりも大きな値に予め設定されている。このように設定されることにより、制限回路30は、ドア12が開いている場合、イグニッションのオフタイミングからドア12が閉じている場合よりも長い時間経過してから、通常モードから、シートベルト2の制御を制限するスリープモードに移行できる。
例えば、ドア12が閉状態のときにスリープモードにタイミングt11で移行する過程を示した図3の場合、ドア12が閉状態のときのドア用設定時間は、タイミングt10からタイミングt11までの時間にほぼ一致する。ドア12が開状態のときのドア用設定時間が、ドア12が閉状態のときよりも大きな値に設定されている場合、ドア12が開状態のときにスリープモードに移行するタイミングは、ドア12が閉状態のときのタイミングt11よりも遅いタイミングである。
また、図4のステップS50,S60のようにイグニッション用設定時間を適当な値に設定することによって、制限回路30は、イグニッションのオフタイミング以後の経過時間に応じて、シートベルト2の制御を制限するスリープモードへ移行できる。これにより、スリープモードへの移行タイミングを、イグニッションのオフタイミング以後の適正なタイミングに調整できる。
図5は、シートベルト制御装置1を通常モードからスリープモードに移行させるシートベルト制御方法の第2例を示したフローチャートである。図4のフローチャートと同様の内容及び効果についての説明は、省略する。
ステップS110,S120,S130は、それぞれ、図4のステップS10,S20,S30と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS135において、スリープモードへの移行タイミングをイグニッションのオフ以後の経過時間に応じて適正なタイミングに変化させるため、スリープ移行判定部43は、イグニッションのオフタイミングからの経過時間が所定時間(例えば、5分)以上か否かを判定する。スリープ移行判定部43は、イグニッションのオフタイミングからの経過時間が所定時間を経過していない場合、ステップS140の処理を実行し、イグニッションのオフタイミングからの経過時間が所定時間を経過している場合、ステップS145の処理を実行する。ステップS140,S145は、図4のステップ40と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS150において、スリープ移行判定部43は、バックル信号の電圧レベル変化が無い状態がバックル用設定時間(例えば、4分)経過し、且つ、ドア信号の電圧レベル変化が無い状態がドア用設定時間(例えば、15分)経過したか否かを判断する。
ステップS160において、スリープ移行判定部43は、バックル信号の電圧レベル変化が無い状態がバックル用設定時間(例えば、4分)経過し、且つ、ドア信号の電圧レベル変化が無い状態がドア用設定時間(例えば、4分)経過したか否かを判断する。
ステップS155において、スリープ移行判定部43は、バックル信号の電圧レベル変化が無い状態がバックル用設定時間(例えば、2分)経過し、且つ、ドア信号の電圧レベル変化が無い状態がドア用設定時間(例えば、5分)経過したか否かを判断する。
ステップS165において、スリープ移行判定部43は、バックル信号の電圧レベル変化が無い状態がバックル用設定時間(例えば、2分)経過し、且つ、ドア信号の電圧レベル変化が無い状態がドア用設定時間(例えば、2分)経過したか否かを判断する。
スリープ移行判定部43は、ステップS150,S155,S160,S165で規定されたスリープ条件が成立した場合、シートベルト制御装置1の動作モードを通常モードからスリープモードに移行すると判定し、スリープ移行指令を制限回路30に対して出力する(ステップS170)。制限回路30が、スリープ移行指令の受信時に、例えば制御回路40に対する給電を抑制することによって、スリープモードへの移行が完了する。
一方、スリープ移行判定部43は、ステップS150,S155,S160,S165のスリープ条件が成立しない場合、ステップS180の処理を実行する。ステップS180は、図4のステップS80と同様であるため、その説明を省略する。
このように図5のフローチャートによれば、制限回路30は、イグニッションのオフタイミングからの経過時間が所定時間(図5のステップS135には、5分と例示)以上の場合、所定時間未満の場合よりも早いタイミングで、シートベルト2の制御を制限するスリープモードに移行できる。
イグニッションのオフタイミングからの経過時間が、所定時間未満であれば、使用者が車両13の中に又は周囲にいる可能性が高いことが想定され、所定時間以上であれば、その可能性が低いことが想定される。そのため、イグニッションのオフタイミングからの経過時間が所定時間未満の場合、所定時間以上の場合に比べて、スリープモードに移行するまでの時間が長く設定されている。
これにより、使用者がシートベルト2を着脱する際に、シートベルト2の制御が制限されていることによりシートベルト2の制御が実行できないという不都合が発生しにくくなるため、シートベルト2の使用者の利便性が向上する。また、使用者が車両13の中に又は周囲にいる可能性が低い場合に、暗電流が必要以上に増えることを防止できる。
以上、シートベルト制御装置及びシートベルト装置、並びに制御方法を実施形態例により説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではない。他の実施形態例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、図1に例示したドア12は、乗降ドアに限らず、車両13に設けられた他のドアでもよい。例えば、給油口を開閉するドアでもよいし、車両13の後部の荷室のドアであるテールゲート又はトランクゲートでもよい。
また、イグニッションのオフ状態でオンオフ可能な信号であり、且つ、使用者が車両の中に又は周囲にいることを推定可能な信号であれば、ドア信号は、ドア信号とは別の信号に置き換えられてもよい。その具体例として、パワーウィンドウの動作信号、パワーシートの動作信号、ベルトリール8の動作信号などが挙げられる。
また、例えば、図2に例示した電源回路31は、制御回路40の全部に対して給電することを抑制してもよいし、制御回路40の一部に対して給電することを抑制してもよい。例えば、電源回路31は、モータ制御部41及びスリープ移行判定部43に対して給電することを抑制し、モータ駆動部42に対して給電することを抑制しなくてもよい。給電を抑制する対象は、適宜変更されてよい。
また、例えば、図2には、バックルスイッチ24から出力されるバックル信号が制御回路40に直接入力される構成が示されているが、バックル信号が、電源21から常時電力が供給される制限回路30を介して、制御回路40に入力されてもよい。
1 シートベルト制御装置
2 シートベルト
3 ショルダーアンカー
4 タング
5 バックル
6 リトラクタ
7 モータ
8 ベルトリール
9 使用者
10 信号線
11 シート
12 ドア
13 車両
21 電源
22 イグニッションスイッチ(IGSW)
23 ドアスイッチ(ドアSW)
24 バックルスイッチ(バックルSW)
30 制限回路
31 電源回路
32 ウェイクアップ判定部
40 制御回路
41 モータ制御部
42 モータ駆動部
43 スリープ移行判定部
100 シートベルト装置

Claims (4)

  1. 車両に設けられたシートベルトを制御するシートベルト制御装置であって、
    前記シートベルトの制御を制限することが許された場合、前記シートベルトの制御を制限する制限回路を備え、
    前記制限回路は、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記シートベルトの着脱状態を区別可能なバックル信号の変化が無い状態が第1設定時間経過し、且つ、前記ドアの開閉状態を区別可能なドア信号の変化が無い状態が第2設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第3設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第4設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第5設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第6設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第7設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第8設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    前記第2設定時間が前記第4設定時間よりも長く、且つ、前記第6設定時間が前記第8設定時間よりも長い、シートベルト制御装置。
  2. 前記シートベルトを制御する制御回路を備え、
    前記制限回路は、前記制御回路に供給される電力を抑制することで、前記制御回路による前記シートベルトの制御を制限する、請求項に記載のシートベルト制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシートベルト制御装置と、前記シートベルトと、前記シートベルトを巻き取るリトラクタと、前記シートベルトに取り付けられたタングと、前記タングが着脱されるバックルとを備える、シートベルト装置。
  4. 車両に設けられたシートベルトを制御するシートベルト制御方法であって、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記シートベルトの着脱状態を区別可能なバックル信号の変化が無い状態が第1設定時間経過し、且つ、前記ドアの開閉状態を区別可能なドア信号の変化が無い状態が第2設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間未満で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第3設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第4設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが開の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第5設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第6設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    イグニッションオフからの経過時間が所定時間以上で且つ前記車両のドアが閉の場合において、前記バックル信号の変化が無い状態が第7設定時間経過し、且つ、前記ドア信号の変化が無い状態が第8設定時間経過したときには、前記シートベルトの制御を制限し、
    前記第2設定時間が前記第4設定時間よりも長く、且つ、前記第6設定時間が前記第8設定時間よりも長い、シートベルト制御方法。
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