JP6050690B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組合せ計量装置に関し、特に、装置中央上部に供給された物品を複数の経路に分散させた後、各経路から対応する各計量ホッパへ物品を供給する分散供給装置を備えた組合せ計量装置の改良に関する。
組合せ計量装置は、農産物、水産物、加工食品等のように、単体重量にばらつきのある物品を一定重量に計量する自動計量装置として広く知られているが、この装置の基本構成は、車座に配置された複数の計量ホッパと、各計量ホッパへ適量の物品を個別に供給する分散供給装置とで構成されている。
この分散供給装置は、上方から供給された物品を放射状に分散させる円錐形状の分散部(文献によっては、「分散テーブル」とか「分散フィーダ」と呼称される。)と、その分散部の周囲に放射状に配列されて、分散部から搬送されてくる物品を先端部まで搬送して下方の計量ホッパへ供給する複数の供給フィーダとで構成されている。
この分散供給装置の分散部には、取り扱う物品の性状によって種々の補助装置が付設される。例えば、スライスチーズのように粘着性を有する物品に対しては、分散部上にほぐし装置や回転羽根が取り付けられる(特許文献1参照)。また、刻み生姜や漬物類のように付着しやすい物品、あるいはヒジキ等のように絡みつき易い物品に対しては、分散部上に回転ほぐし棒や攪拌羽根が取り付けられる(特許文献2、3参照)。また、刻み味付け海苔や花かつお(登録商標)等のように見掛け比重の極めて小さい物品に対しては、分散部の上方に回転式の攪拌装置が吊り下げられる(特許文献4、5参照)。さらに、鶏肉等のカット肉に対しては、回転式の分散部上にそれとは独立して回転する螺旋部材が取り付けられる(特許文献6参照)。
実開昭64−8638号公報 実用新案登録第2538633号公報 特開2002−296098号公報 実用新案登録第2577716号公報 特許第3718727号公報 特開2010−112897号公報
ところが、特許文献1〜3に開示された分散部は、固定式で振動しないため、例えば、サラダ用のカット野菜等を分散部上に投入しても、カット野菜等が分散部上に付着して上手く移送されない問題が生ずる。これに対し、特許文献4、5に開示された分散部は、電磁フィーダによって振動するため、上記のような付着の問題は生じない。しかし、これらの分散部上には、回転体(特許文献4では、特に円錐分散体6の部分、特許文献5では、アジテータ10の部分)が上方から吊り下げられているため、それらが分散部の上方からの物品供給を邪魔する。そのため、このタイプの分散部には、側方から物品を供給することになるので、物品は分散部上で偏在してしまう。それを前記回転体で周方向へ移動させようとしても、分散部の周りに配列された複数の供給フィーダには、満遍なく物品が行き渡らないという問題がある。
この問題に対しては、上記回転体の駆動系を分散部の下方に配置して、分散部の上方を開放してから物品を上方から供給するようにすれば良いが、これらの分散部の下部には、電磁フィーダが設置されているので、この電磁フィーダとの干渉を如何にして回避するかが技術的課題となる。
もっとも、特許文献6に見られるように、回転する分散部上にそれとは独立して回転する螺旋部材を設ける場合は、それぞれの回転軸を同軸上に配置することによって両者の駆動系を分散部の下方に配置することができる。しかし、カット野菜等は、分散部を回転させただけでは、特許文献1〜3の分散部に見られるような付着の問題が生ずるから、カット野菜等を対象とする場合には、この方式を採用することはできない。
本発明は、このような技術的課題を克服して、これまでの分散供給装置ではできなかったカット野菜に適する新たな組合せ計量装置を提供することを課題とする。
本発明に係る組合せ計量装置は、上方から供給される物品を放射状に分散させる分散部と、前記分散部の回りに放射状に配列されて、前記分散部から供給される物品を下方の対応する複数のホッパへ排出する複数の供給フィーダとを備えてなる組合せ計量装置であって、前記分散部は、円錐形状の傾斜面を有する分散テーブルと、その分散テーブルに振動を付与する複数の電磁フィーダと、前記分散テーブルの上方に所定の間隔を保って被せられてその分散テーブル上の物品を攪拌する攪拌器と、その攪拌器を鉛直軸回りに回転させる回転軸とを有し、その回転軸は、前記複数の電磁フィーダの間を通って前記分散テーブルの頭頂部を上下に貫通して前記攪拌器の回転中心と連結され、その回転軸の下端部は、前記電磁フィーダの下方に配置された駆動モータに連結されていることを特徴とする。
カット野菜等は、分散テーブルの上方から分散テーブル上へ供給されるが、分散テーブルは、電磁フィーダによって上下方向と周方向に螺旋状に振動するから、そこに供給されたカット野菜等は、分散テーブルに付着することなく下方へ移送される。さらに、分散テーブルは、円錐形状の傾斜面を有しているから、その頭頂部分に供給されたカット野菜等は、分散テーブルの全周へ分散しながら、その傾斜面に沿って下方へと移送される。
また、分散テーブル上には、攪拌器がそれとは非接触に被せられ、その攪拌器が円錐形状の傾斜面を有する分散テーブルの回りを鉛直軸回りに回転するから、分散テーブル上のカット野菜等が偏在していたり滞留したりしていても、攪拌器がそれを解しながら周方向へと分散させる。したがって、分散テーブル上のカット野菜等は、円周上に配列された各供給フィーダに満遍なく供給される。
また、カット野菜等は、分散テーブルに被せられた攪拌器の上方から攪拌器上に供給されるが、その攪拌器の回転中心部分に円錐形状のキャップを被せておくのが望ましい。こうしておけば、その中心部分でのカット野菜等の堆積を回避することができる。
分散テーブルに振動を付与する複数の電磁フィーダは、攪拌器を回転させる回転軸の周りに配置されて、回転軸との干渉が回避されている。そして、各電磁フィーダのベース部分と可動部分は、一体化されて全体として単体の電磁フィーダとして可動部分が振動するように構成されている。そして、これらのベース部分と可動部分の中央部分には、回転軸の直径より大きめの貫通孔が上下方向に設けられ、その貫通孔に前記回転軸が電磁フィーダとは絶縁した状態で上下に挿通される。
また、各電磁フィーダの下部には、支持フレームが設けられ、その支持フレームに前記回転軸を駆動する駆動モータが取り付けられる。また、その支持フレームを介して分散部全体が重量検出器に負荷され、その検出重量に基づいて分散部への物品供給が制御されるようになっている。
なお、防水カバーでもって分散部と供給フィーダのそれぞれの電磁フィーダを一体的に覆う場合には、この防水カバーの中央部分に回転軸を挿通する上下方向の貫通孔を設け、その貫通孔と回転軸との間にオイルシールを施して、水が回転軸に沿って防水カバー内に進入するのを阻止する。
本発明によれば、円錐形状の分散テーブルが振動するから、分散テーブル上にカット野菜等を供給しても、それを分散テーブルに付着させずに確実に分散させることができる。また、分散テーブル上に鉛直軸回りに回転する攪拌器を被せ、その攪拌器の駆動系を分散部の下方に配置したから、物品を分散部上から直接供給することができる。したがって、例えは、カット野菜等のように、付着し易く取り扱い難い物品であっても、これを各供給フィーダに満遍なく供給することができる組合せ計量装置を提供することができる。
本発明に係る組合せ計量装置の一実施形態の概略正面図 上記組合せ計量装置の分散部の内部構造を示す断面図 電磁フィーダの平面図 攪拌器の平面図 攪拌器の正面断面図 分散テーブル内に収納されるチェンバーの構造を示す拡大断面図 上側防水カバーの正面断面図 攪拌器の第2の実施形態を示す概略正面図 攪拌器の第3の実施形態を示す概略正面図 攪拌器の第4の実施形態を示す概略正面図 攪拌器の第5の実施形態を示す概略正面図 第5の実施形態に係る攪拌器を分散部に装着したときの部分断面図
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、カット野菜に適する組合せ計量装置の一実施形態の概略正面図を示す。この図において、組合せ計量装置1は、上方から供給された物品を放射状の複数の経路に分散して下方へ排出する分散供給部100と、その下段に配置されて、分散供給部100から排出された複数経路からの物品を組合せて所定重量の物品に計量して排出する組合せ計量部200と、その下段に配置されて、組合せ計量部200から排出された物品を一つにまとめる集合ホッパ部300とで構成されている。
分散供給部100は、上方から供給される物品を放射状に分散させる円錐形状の分散部110と、分散部110の回りに放射状に配列されて、物品を少量ずつ個別に排出する複数の供給フィーダ120とで構成されている。
組合せ計量部200は、各供給フィーダ120の排出端下方に配置された複数のプールホッパPHと、その下段に配置された同数の計量ホッパWHと、各ホッパPH,WHに囲まれてこれらを着脱自在に支持する本体210とで構成されている。この本体210は、防水仕様に設計され、その内部には、各ホッパPH,WHのゲートGを開閉させる駆動機構と計量ホッパWHが負荷される図示しない重量検出器とが収納されている。
集合ホッパ部300は、各計量ホッパWHに対応させて車座に配列された複数の個別シュート310と、各個別シュート310の下段に配置された上下2段の漏斗状の集合シュート320とで構成されている。
なお、後述する攪拌器30と各供給フィーダ120、プールホッパPH、計量ホッパWH、個別シュート310は、分散部110の頭頂部を頂点とする鉛直軸回りに等間隔に複数組配列されるが、図1では、対向する左右のものしか図示していない。
分散部110の詳細は、後述するとして、その回りに放射状に配列される複数の供給フィーダ120は、下り傾斜の複数の供給トラフ121と、それぞれの供給トラフ121に個別に振動を付与する同数の電磁フィーダ122(図2参照)とで構成されている。これらの電磁フィーダ122と、図2に示す分散部110の電磁フィーダ20と回転軸40を回転させる駆動モータ50等の駆動系は、上下2段に構成された防水カバー130内に収納されている。また、下側の防水カバー130の外側面には、4個のブラケット140が取り付けられ、その上に立方体形状のフレーム150が取り付けられている。また、そのフレーム150の中央部分には、下部が暖簾状に切り裂かれた円筒部材160が取り付けられている。この円筒部材160の下部は、柔軟性のある合成樹脂で形成され、上方からカット野菜等の物品が円筒部材160内に供給されると、物品は、円筒部材160内に貯留された後、その暖簾状の下端部から分散部110の傾斜面に沿って略均等に漸次排出されるようになっている。
こうした分散供給部100は、組合せ計量部200の本体210上に設置されるが、この本体210は、4本の支持脚220を介して本体ベース部330に支持されている。この本体ベース部330は、中央部分が上下に貫通した平面視ロの字形の形状に形成された防水構造のケーシングであって、その上面には、個別シュート310を支持するリング状フレーム340が支柱350を介して取り付けられている。また、上下2段の集合シュート320は、本体ベース部330に図示しないブラケットを介して取り付けられている。
なお、分散供給部100の側方には、分散部110上の物品の堆積状態を監視するカメラ400がポール410を介して適宜な箇所に取り付けられている。そのカメラ400で撮像された映像は、図示しない操作パネルや携帯端末に表示され、それを見ながら分散テーブル110の振動強度や振動時間、攪拌器30の回転速度や回転方向が適宜に調整できるようになっている。なお、前記ポール410は、本体ベース部330上に固定される。
図2は、分散部110の内部構造を示す断面図である。この図において、分散部110は、円錐台状の分散テーブル10と、その分散テーブル10に振動を付与する電磁フィーダ20と、分散テーブル10上に、それと所定の間隔を保って被せられる蛸足状の攪拌器30と、その攪拌器30を鉛直軸回りに回転させる回転軸40と、その回転軸40を回転させる駆動モータ50と、その回転軸40の先端部に取り付けられた円錐形状のキャップ60とで構成されている。
分散テーブル10は、ステンレス板を折り曲げて円錐台形状に成形されたもので、その頭頂部には、回転軸40を貫通させるドーナツ型のプレート11が溶接され、その下端部には、短小の円筒12が全周に亘って溶接されている。また、分散テーブル10の内側下部の内周面には、ドーナツ型の第1プレート13が全周に亘って溶接され、その第1プレート13の複数箇所には、ボルト14が等間隔に下向きに溶接されている。なお、前記プレート11に形成された貫通孔11aの直径は、回転軸40の先端に固定されたボス34の直径とは、やや大きめに形成されて、分散テーブル10が振動してもボス34に接触しないようになっている。
一方、後述する電磁フィーダ20の2つの可動端部21,21(図3参照)の中央部分には、それぞれにネジ穴22,22が形成され、その各可動端部21,21上に第1プレート13よりやや小さい円盤状の第2プレート15(図2参照)が設置され、その上から下端部にボルトが形成された支柱16,16が2つの可動端部21,21のそれぞれのネジ穴22,22(図3参照)にネジ込まれて、第2プレート15を可動端部21,21上に固定する。なお、この第2プレート15の中心部にも回転軸40を貫通させるための、それより大きい直径の貫通孔17が設けられている。
そして、分散テーブル10を電磁フィーダ20に固定する前段階では、上側の防水カバー130の上には、前述の2本の支柱16,16と、それらによって電磁フィーダ20に固定された第2プレート15と、後述のチェンバー80とが露出した状態となっているから、それらの上から分散テーブル10を被せて、頭頂部のプレート11に形成された貫通孔11aに回転軸40の先端部を挿通してから、電磁フィーダ20に連結された第2プレート15の周縁部の馬鹿穴に分散テーブル10の第1プレート13の下向きボルト14を差し込む。そして、第2プレート15から飛び出たボルト14にナット18を捻じ込んで固定することにより、分散テーブル10の第1プレート13を電磁フィーダ20に固定された第2プレート15に固定する。
また、左右の支柱16,16は、それぞれの上端部が分散テーブル10の頭頂部のプレート11に接する長さに形成され、それらの上端部には、ネジ穴が形成されているので、それらのネジ穴にプレート11の馬鹿穴を重ねてボルト19,19を捻じ込むことにより分散テーブル10の頭頂部のプレート11を支柱16,16に固定する。こうして、分散テーブル10の頭頂部のプレート11と下端部の第1プレート13とを電磁フィーダ20の可動端部21,21に固定する。
図3は、電磁フィーダ20の平面図を示す。この図3において、電磁フィーダ20は、中央部分を貫通する回転軸40を囲むように、それより左側に位置する第1電磁フィーダ24と、右側に位置する第2電磁フィーダ25とで構成され、それらのベース部分26と可動部分23は一体化されて、単体の電磁フィーダ20として可動部分23全体が振動するように構成されている。
すなわち、第1電磁フィーダ24は、ベース部分26に固定された電磁石24a(図2参照)と、可動部分23に固定された可動コアー24b(図2参照)と、電磁石24aを間に挟んで互いに交差する方向に配置された板バネ24c,24dとで構成されている。また、第2電磁フィーダ25は、ベース部分26に固定された電磁石25a(図2参照)と、可動部分23に固定され可動コアー25b(図2参照)と、電磁石25aを間に挟んで互いに交差する方向に配置された板バネ25c,25dとで構成されている。また、各板バネ24c,24d,25c,25dは、それぞれが四角形の各辺に位置して各辺を一巡する方向に傾斜して取り付けられている。そして、電磁石24a,25aにパルス波を通電すると、可動部分23の底面に取り付けられた2つの可動コアー24b,25bが電磁石24a,25aに引き付けられたり、板バネ24c,24d,25c,25dによって引き戻されたりすることにより、可動部分23全体が上下方向と周方向に螺旋状に振動するようになっている。なお、各電磁石24a,25aに供給されるパルス波は、位相を同じくした、コントロールされた電流である。
この可動部分23上には、2つの可動端部21,21がそれぞれ固定されているが、それらの中央部分には、回転軸40の直径よりも大きい矩形の貫通孔27が形成され、そこに回転軸40が可動部分23と接触しないように挿通されている。なお、図3の符号24e,25eで示した部分は、可動部分23の底面に可動コアー24b,25bを固定するための六角穴付きボルトの頭である。
一方、ベース部分26の中央部分には、回転軸40の直径より大きい円形の貫通孔28が設けられ、そこに回転軸40が上下に挿通されている。さらに、ベース部分26の下部には、都合4個のコイルスプリング29が取り付けられ、これらのコイルスプリング29でもって電磁フィーダ20全体が支持フレーム70の上プレート71上に取り付けられている。この支持フレーム70は、回転軸40とそれを駆動する駆動モータ50とを固定したもので、上下のプレート71,72と、これらを連結する4本の支柱73〜73とで構成されている。なお、駆動モータ50は、上プレート71の一部を折り曲げて形成されたブラケット74に取り付けられている。
図4は、分散テーブル10に被せられる攪拌器30の平面図を示し、図5は、その正面断面図を示す。これらの図において、攪拌器30は、ドーナツ型の円盤31とその周縁部から蛸足状に伸びた6本の攪拌棒32〜32とから構成されている。中央の円盤31の周縁部には、攪拌棒32〜32を取り付ける延伸部33〜33が等間隔に下向き傾斜に形成され、それらの延伸部33〜33に攪拌棒32〜32の上端部がそれぞれ溶接されて、各攪拌棒32〜32が分散テーブル10の傾斜面に沿うようになっている。また、円盤31の中央部分には、ボス34が溶接され、それが前記回転軸40の先端部に勘合されて、その上から両ネジボルト61(図6参照)を回転軸40の先端部に形成されたネジ穴に捻じ込むことにより、ボス34を回転軸40の先端部に固定するようになっている。
なお、図2に示すように、両ネジボルト61の上部には、円錐形状のキャップ60が取り付けられる。このキャップ60の底面は、円盤62で塞がれているが、その底面中央部分には、ナット63が溶接され、そこに両ネジボルト61の上側ボルトが捻じ込まれる。これにより、キャップ60は、回転軸40の先端部に固定されて、攪拌器30とともにキャップ60の頂点を通る鉛直軸回りに回転する。
なお、ボス34の内周面には、キー溝35が形成され、そこにキーが差し込まれて回転軸40とボス34とが連結されるようになっている。
図2に戻って、回転軸40は、前記キャップ60の下部から電磁フィーダ20の下方まで伸びる長さを有する。また、回転軸40の下端部には、ベベルギアー41が取り付けられ、そのベベルギアー41に動力を伝達する他方のベベルギアー51は、駆動モータ50の駆動軸に取り付けられている。また、支持フレーム70の上プレート71の下面には、ハウジング42が固定され、そのハウジング42内に回転軸40を支持する上下のベアリング43が収納されている。また、そのベアリング43と回転軸40との境界には、図示しないCリングが装着されて、回転軸40の下方への抜け落ちが防止されている。
また、この回転軸40は、電磁フィーダ20を収納した上側の防水カバー130を突き抜けて、分散テーブル10内に収納されたチェンバー80内のカップリング90と連結されている。このカップリング90の上部には、攪拌器30を回転させる回転軸40が連結されるが、カップリング90をこの位置に設けたのは、防水カバー130内に収納された回転軸40と、それより上方のチェンバー80内に収納された回転軸40との軸芯が多少ずれていても、それを吸収して回転力を先端部まで伝達するためである。
図7は、電磁フィーダ20を水密裡に収納する上側防水カバー130の部分断面図を示す。この図において、上側防水カバー130は、円筒部131と、その上端を塞ぐ天板部132と、円筒部131の下端に形成されたフランジ133とで形成されている。この天板部132の中央部分には、回転軸40を挿通する貫通孔134と、電磁フィーダ20の2つの可動端部21,21を貫通させる2つの貫通孔135,135とが形成されている。中央の貫通孔134には、同径のシリンダ136が溶接され、そのシリンダ136内に回転軸40が挿通される。また、シリンダ136の上端には、ドーナツ型の円盤137が取り付けられ、その円盤137の周縁部には、内側の4本のボルト138と、外側の4本のボルト139が上向きに取り付けられ、それらのボルト138,139に後述のチェンバー80が取り付けられる。なお、シリンダ136の上下の端部と回転軸40との間には、樹脂で成形されたブッシュ81(図6参照)が嵌め込まれ、回転軸40はブッシュ81で保持されている。
このように構成された防水カバー130は、回転軸40をシリンダ136内に挿通しながら電磁フィーダ20に被せられて、下側の防水カバー130とボルト130aでもって連結される。そして、貫通孔135,135からは、電磁フィーダ20の可動端部21,21が突き出るが、その部分には、防水ベローズ170が被せられて密閉される。すなわち、貫通孔135の回りには、バーリング加工が施されたネジ穴135a〜135aが形成され、そこにベローズ170の下端面を天板部132に圧着させる図示しないプレートがネジ止めされる。これにより、ベローズ170の下端面が天板部132の上面に密着固定される。また、ベローズ170の上端面には、図示しないプレートが被せられ、そのプレートが可動端部21に形成されたネジ穴22a〜22aにネジ止めされて、2つの貫通孔135,135が防水ベローズ170によって密閉される。
この防水ベローズ170は、後述の防水ベローズ88(図6参照)とともに柔軟な合成ゴムで形成されて、可動端部21,21が振動しても、防水カバー130には、振動が伝わらないようになっている。
図6は、カップリング90を収納したチェンバー80を拡大して示した部分断面図である。この図7と図6において、防水カバー130の円盤137に取り付けられた内側4本のボルト138には、上端部と下端部にそれぞれメネジが形成された支柱82〜82が捻じ込まれて鉛直に立てられる。また、その上に中央部に貫通孔が形成されたドーナツ型のプレート83が被せられ、そのプレート83がボルト84でもって支柱82の上端部に固定されている。また、プレート83上には、ハウジング85が設置され、そのハウジング85内には、回転軸40を支持するベアリング86が収納されている。また、そのハウジング85には、上端部に貫通孔を有するカバー87が被せられ、そのカバー87の貫通孔から突き出るハウジング85には、防水仕様のベローズ88が被せられて、そのベローズ88の下端面がカバー87の上面に密着固定される。また、ベローズ88の上端面には、ドーナツ型の円盤89が被せられ、その上からボルト91がハウジング85と共に前記プレート83に固定されることにより、ベローズ88の上端面が密閉される。また、前記円盤89の中央部に設けられた貫通孔には、回転軸40が挿通されるが、その回転軸40と貫通孔との間には、オイルシール94が施されて、そこから水がチェンバー80内に浸入しないようになっている。また、カバー87の下端部には、フランジ92が形成され、そのフランジ92に形成された4個の馬鹿穴を円盤137上に固定された外側ボルト139(図7参照)に嵌めてナット93で締め付けることにより、カバー87が円盤137上に固定されるようになっている。
こうして、攪拌器30を回転させる回転軸40は、電磁フィーダ20とは絶縁した状態で、防水カバー130と、それと連結されたチェンバー80とを貫通して、分散テーブル10の頭頂部プレート11に形成された貫通孔11aから上方に突出する。そして、その先端部には、前述の攪拌器30が取り付けられる。
<変形実施例>
以上の実施形態では、2つの電磁フィーダ24,25を回転軸40の回りに配置して一つの電磁フィーダ20を構成したが、この発明は、これに限定されるものではなく、例えば、3つ或いは4つの電磁フィーダを回転軸40の回りに配置することによって一つの電磁フィーダを構成しても良い。その場合においても、各電磁フィーダのベース部分と可動部分を一体化して、可動部分全体が上下方向と周方向に螺旋状に振動するようにする。
また、以上の実施形態では、攪拌器30を6本の蛸足状の攪拌棒32で構成したが、この発明は、これに限定されるものではなく、カット野菜の種類や大きさ、水分の付着状態、毎回の供給量等に応じて、種々の形状のものが採用可能である。図8〜図11は、その他の実施形態を示したものである。
図8は、図5の攪拌棒32を短くカットし、そこに長方形状の攪拌板36を溶接したもので、中央部分のボス34と、それに取り付けられた円盤31は、図5のそれらに対応する部材と同じで構成である。したがって、各攪拌板36は、ボス34の回りに等間隔に6個取り付けられるが、この図では、対向する左右の攪拌板36だけを示し、その他の攪拌板は、省略している。また、この攪拌板36は、カット野菜の種類やサイズ等に応じて、攪拌棒32の軸周りに適宜な角度だけ回転させて、すなわち、傾斜させて固定されこともある。
図9は、図8の攪拌板36を大きくしただけのもので、この図においても、図8と同様に左右の攪拌板36だけを示し、他の4本の攪拌板は、省略している。また、この実施形態においても、攪拌板36は、攪拌棒32の軸周りに適宜な角度だけ回転させて固定されることもある。
図10は、図5の下り傾斜の攪拌棒32を途中から上向きに折り曲げて、折り曲げられたその先端部に攪拌板36を溶接したものである。この形態では、特に分散テーブル10と供給フィーダ120との境界部分に堆積するカット野菜が嵩張るときに有効となる。この図においても、図8と同様に左右の攪拌板36だけを示し、他の4本の攪拌板は、省略している。なお、以上の攪拌器30では、何れも攪拌棒32や攪拌板36を6個としているが、これに限定されるものではなく、カット野菜の種類や堆積量、その他の事情に応じて、適当な本数のものを使用することができる。
図11は、前述の攪拌棒32や攪拌板36を使用しないタイプの攪拌器30を示したものである。この図においては、上側に上半分の平面図を示し、下側にその正面断面図を示している。この図において、ドーナツ型の円盤31の中心部には、前述と同様なボス34が溶接されている。また、この円盤31の外周には、分散テーブル10の傾斜面と相似形のやや大きい傾斜面を有する円錐台形状の部材37が溶接され、その部材37の下端部には、平面視で十字形のアーム部材38が溶接され、そのアーム部材38の各先端部に円筒形のドラム39が溶接されている。したがって、傾斜面を有する部材37とドラム39との間は開放されて、そこからカット野菜が放出されるようになっている。
図12は、図11に示す攪拌器30を分散テーブル10上に搭載した状態の概略構成図を示す。この図において、分散テーブル10上に供給されたカット野菜は、攪拌器30の回転に伴って傾斜面を有する部材37とドラム39との間から矢印Aで示すように供給フィーダ120に供給されることになる。
なお、以上の各実施形態の攪拌器30は、一方向に回転したり、間歇的に正転逆転を繰り返したりして、各供給トラフ121に満遍なくカット野菜が供給されるように制御される。また、その回転速度も、カット野菜の分散供給状態に応じて適宜な速度に制御される。
1 組合せ計量装置
10 分散テーブル
20 電磁フィーダ
24 第1電磁フィーダ(電磁フィーダ)
25 第2電磁フィーダ(電磁フィーダ)
30 攪拌器
40 回転軸
50 駆動モータ
110 分散部
120 供給フィーダ
PH プールホッパ(ホッパ)
WH 計量ホッパ(ホッパ)

Claims (1)

  1. 上方から供給される物品を放射状に分散させる分散部と、前記分散部の回りに放射状に配列されて、前記分散部から供給される物品を下方の対応する複数のホッパへ排出する複数の供給フィーダとを備えてなる組合せ計量装置であって、前記分散部は、円錐形状の傾斜面を有する分散テーブルと、その分散テーブルに振動を付与する複数の電磁フィーダと、前記分散テーブルの上方に所定の間隔を保って被せられてその分散テーブル上の物品を攪拌する攪拌器と、前記電磁フィーダに対して絶縁した状態であってその攪拌器を鉛直軸回りに回転させる回転軸とを有し、その回転軸は、前記複数の電磁フィーダの間を通って前記分散テーブルの頭頂部を上下に貫通して前記攪拌器の回転中心と連結され、その回転軸の下端部は、前記電磁フィーダの下方に配置された駆動モータに連結されていることを特徴とする組合せ計量装置。
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