JP6049525B2 - 免震装置 - Google Patents
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Description
この連結部材としては、一枚物の鋼板が多く用いられる(特許文献1、2を参照)。また、特許文献1には、曲げ剛性を向上させるために、鋼板にリブや凹凸を設けることが記載されている。
このようにして、一方の部材片の板片と他方の部材片の板片を重ねて配置し、これらを上下に連結することにより、部材片の組み合わせ部分での一体性を高め、十分な剛性を連結部材に与えることができる。また、連結時に溶接等の作業が不要であり、連結部材の製作も容易である。
このように、組み合わせられる各部材片を抑え部材を用いて上下から抑えつつ、この抑え部材と各部材片とを連結治具を用いて連結することでも、組み合わせ部分での一体性を高め、十分な剛性を連結部材に与えることができる。また、連結時に溶接等の作業が不要であり、連結部材の製作も容易である。
まず、本発明の第1の実施形態の免震装置について説明する。
図1に示すように、第1の実施形態の免震装置1は、積層ゴム31a、31b(免震部材)、連結部材21等からなり、同一平面で複数個ずつ配置した積層ゴム31a、31bを、連結部材21を用いて上下に連結し多段に重ねたものである。
また、上段の積層ゴム31aの下フランジ35aには、所定の位置にボルト孔(不図示)が設けられる。下段の積層ゴム31bの上フランジ37bにも、上記のボルト孔と対応する平面位置に、ボルト孔(不図示)が設けられる。これらのボルト孔は、積層ゴム31a、31bと連結部材21を連結する際に用いられる。
また、部材片17は、部材片19との組み合わせ部分となる端部23に凸部25を有する。この凸部25は、L字プレート2の辺部4が、L字プレート7の辺部8に比して前記の幅4aだけ長く、その分、辺部4の端部が突出することによるものである。前記したように、この端部には孔3aが配置されている。
また、部材片19は、部材片17との組み合わせ部分となる端部27に凹部29を有する。この凹部29は、L字プレート7の辺部8が、L字プレート2の辺部4に比して前記の幅4aだけ短く、その分が窪みとなることによるものである。この時、L字プレート2の辺部4の端部は凹部29の側壁を形成する。前記したように、この端部には孔3aが配置されている。
このようにして、部材片17、19を平面において組み合わせて、連結部材21が製作される。連結部材21は、上段および下段の積層ゴム31a、31bに対応する平面位置が空洞部分となるように格子状に形成される。
連結治具41は、ボルトおよびナットで構成され、上記のように連通するように形成された孔に、上段の積層ゴム31aの下フランジ35a側からボルトを通し、下段の積層ゴム31bの上フランジ37b側からナットを締め込んで、各部材が連結される。あるいは、このように通しボルトを用いる代わりに、前記の下フランジ35a側、上フランジ37b側のそれぞれから連結部材21にボルトをねじ込んで、上段の積層ゴム31aと下段の積層ゴム31bを、それぞれ連結部材21に連結してもよい。
このようにして、図1に示す免震装置1が製作される。
また、連結部材21は、大量生産に適した単純な形状のプレートを用いて形成されるため、製作費が安価であるという利点もある。さらに、各プレートはボルトやナット、あるいはせん断ピンなどを用いて容易に連結でき、溶接作業も不要である。
さらに、連結部材21の外周部の部材片17と部材片19との組み合わせ部分では、部材片19の上面および下面のL字プレート2の端部と、部材片17のL字プレート2の端部が重ねて配置された状態で、連結治具39を用いて上下に連結される。
以上のようにして連結を行うことで、部材片の組み合わせ部分の一体性が高まり、連結部材21に十分な剛性を与えることができるようになる。
あるいは、各部材片17、19は、2枚のL字プレートを重ねて構成するものであってもよく、例えばこの場合、部材片17、19の組み合わせ部分では、一方の部材片17の1枚のL字プレートの端部と、他方の部材片19の1枚のL字プレートの端部を重ねた状態で連結治具39を用いて上下に連結することもできる。
図4は、第2の実施形態の免震装置10の立面図である。第2の実施形態の免震装置10は、第1の実施形態と同様、上段および下段の積層ゴム31a、31bを連結部材を用いて上下に連結したものであるが、第2の実施形態の免震装置10の連結部材93は、その構成において第1の実施形態の免震装置1の連結部材21と異なる。以下、この連結部材93について図5、6を用いて説明する。
さらに、山型プレート65、71の幅65a、71aは、いずれも上記の幅54aの2倍とする。また、山型プレート71の長さ71bは、山型プレート65の長さ65bから上記の幅54aを引いたものとする。
また、部材片81は、部材片83との組み合わせ部分となる端部85に凸部87を有する。この凸部87は、L字プレート51の辺部54が、L字プレート59の辺部58に比して前記の幅54aだけ長く、その分端部が突出することによるものである。前記したように、この端部には孔53が配置されている。
また、部材片83は、部材片81との組み合わせ部分となる端部89に凹部91を有する。この凹部91は、山型プレート71の長さ71bが、山型プレート65の長さ65bに比して前記の幅54aだけ短く、その分が窪みとなることによるものである。この時、山型プレート65の底辺側の端部は凹部91の側壁を形成する。前記したように、この端部には孔67aが配置されている。
このようにして、部材片81、83を平面において組み合わせて、連結部材93が製作される。連結部材93は、上段および下段の積層ゴム31a、31bに対応する平面位置が空洞部分となるように格子状に形成される。
前記と同様、連結治具41は、ボルトおよびナットで構成され、上記のように連通するように形成された孔に、上段の積層ゴム31aの下フランジ35a側からボルトを通し、下段の積層ゴム31bの上フランジ37b側からナットを締め込んで、各部材が連結される。このようにして、図4に示す免震装置10が製作される。
このように、連結部材は、複数の板片を上下に重ねた部材片を、平面上空洞となる部分を有するように複数組み合わせたものであれば、その構成は種々考えられる。上記の空洞の位置も、必ずしも積層ゴム31a、31bの平面位置に対応するものに限ることはない。
2、7、51、59………L字プレート
13、77………抑えプレート
17、19、81、83………部材片
21、93………連結部材
25、87………凸部
29、91………凹部
31a、31b………積層ゴム
65、71………山型プレート
Claims (3)
- 水平方向の振動に対する免震部材を連結部材により上下に連結した免震装置であって、
前記連結部材は、複数の板片を上下に重ねて構成された部材片を、平面上空洞となる部分を有するように複数組み合わせたものであることを特徴とする免震装置。 - 免震部材を連結部材により上下に連結した免震装置であって、
前記連結部材は、複数の板片を上下に重ねて構成された部材片を、平面上空洞となる部分を有するように複数組み合わせたものであり、
前記部材片の組み合わせ部分のうち、少なくとも1箇所では、組み合わせられる一方の部材片を構成する板片の少なくとも1つと、他方の部材片を構成する板片の少なくとも1つが重ねて配置され、連結治具を用いて上下に連結されることを特徴とする免震装置。 - 免震部材を連結部材により上下に連結した免震装置であって、
前記連結部材は、複数の板片を上下に重ねて構成された部材片を、平面上空洞となる部分を有するように複数組み合わせたものであり、
前記部材片の組み合わせ部分のうち、少なくとも1箇所では、組み合わせられる各部材片に跨るように、上面と下面に抑え部材が配置され、上面および下面の前記抑え部材が各部材片と連結治具を用いて上下に連結されることを特徴とする免震装置。
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