JP6048014B2 - 調湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の湿度を調整する調湿装置に関する。
下記特許文献1には、空気の水分を吸着する吸着剤が担持された熱交換器によって室外空気及び室内空気の一方を除湿し他方を加湿した後、当該室外空気を室内に供給し当該室内空気を室外に排出する調湿装置が開示されている。
具体的には、図10に示されるように、直方体形状のケーシング111の一側面121(以下、第1側面という)には、室外空気を取り入れるための外気取入口151と、室内空気を取り入れるための内気取入口153とが形成され、その近傍にはエアフィルタ171が設けられている。また、第1側面121の両側に隣接する他の2側面122,123(以下、第2,第3側面という)には、当該室外空気を室内へ供給するための給気吹出口154と、当該室内空気を室外へ排出するための排気吹出口152とがそれぞれ形成されている。
ケーシングの第1側面121に対向する他側面124(以下、第4側面という)の近傍には、2つのファン134,135が配置されており、それぞれの吐出口が給気吹出口154と排気吹出口152に接続されている。この2つのファン134,135の作動によって、ケーシング111内には、外気取入口151及び内気取入口153から取り入れた空気を給気吹出口154及び排気吹出口152から吹き出す空気の流れが生成される。また、2つのファン134,135の間には圧縮機127や膨張弁等が配置されている。調湿装置の制御基板等が設けられた電装品ユニット(電装品箱)は、通常、ファン134,135や圧縮機127の近傍にあるケーシング111の第4側面124の外側に取り付けられている。
特開2009−109120号公報
図10に示される調湿装置は、電装品ユニットが取り付けられたケーシング111の第4側面124の周囲に、当該電装品ユニットに対する点検や部品交換等のメンテナンスを行うための作業スペースを確保する必要がある。
一方、外気取入口151や内気取入口153の近傍にはエアフィルタ171が取り付けられており、このエアフィルタ171は清掃や交換等のメンテナンスのために着脱が必要となる。従来、エアフィルタ171の着脱口は、外気取入口151や内気取入口153が形成された第1側面121に直交する第2又は第3側面122,123に形成されているため、この第2又は第3側面122,123に周囲に、エアフィルタのメンテナンスのための作業スペースを確保する必要がある。
したがって、従来の調湿装置は、メンテナンスのための作業スペースをケーシング111の周囲に分散して設けなければならず、そのために複数の作業スペースを確保できる場所に設置場所が制限されるとともに、全体として広い作業スペースが必要となっていた。
また、外気取入口151、内気取入口153、給気吹出口154、及び排気吹出口152には、それぞれダクトが接続されるため、ケーシング111の第1〜第3側面121〜123の周囲にはダクトを配設するためのスペースも確保する必要がある。そのため、ケーシング11の周囲全体に、メンテナンス用の作業スペースとダクトの配設スペースとをそれぞれ確保しなければならず、調湿装置の設置場所の制約がより大きくなっていた。
また、外気取入口151と排気吹出口152とに接続されたダクトはいずれも屋外へ向けて引き回されるが、外気取入口151と排気吹出口152とはケーシング111の別々の側面に形成されているため、屋外に到るまでのダクトの配設経路が複雑となり、広い配設スペースが必要となっていた。同様に、内気取入口153と給気吹出口154とに接続されたダクトはいずれも室内へ向けて引き回されるが、内気取入口153と給気吹出口154とはケーシング111の別々の側面に形成されているため、室内に到るまでのダクトの配設経路が複雑となり、広い配設スペースが必要となっていた。
さらに、ファン134,135の吐出口は、給気吹出口154及び排気吹出口152に接続されるので、ファン134,135の作動に伴う作動音や送風音が給気吹出口154及び排気吹出口152から直接的にケーシング111外に伝搬され、これが騒音の原因となっていた。
さらに、ケーシング111の第1側面121に設けられた外気取入口151や内気取入口153の近傍に温度センサや湿度センサ等のセンサ類が設けられる場合、このセンサ類の電気配線は、第1側面121に対向する第4側面124に取り付けられた電装品ユニットまで引き回される。しかし、ケーシング111の内部は、熱交換器131,132の配置スペースや空気の流通路を形成するために複数の区画壁で区画されているので、センサ類の電気配線を電装品ユニットまで引き回すには多くの区画壁を通過させなければならない。そのため、区画された空間の相互間で、電気配線を通過させる孔や溝等を介して空気漏れが生じる可能性が高まり、調湿能力の低下を招来するおそれがある。
本発明は、以上の実情に鑑み、調湿装置の設置場所の制約を少なくすること等を目的とする。
本発明は、空気の水分を吸着する吸着剤が担持された熱交換器によって室外空気及び室内空気の一方を除湿し他方を加湿した後、当該室外空気を室内に供給し当該室内空気を室外に排出する調湿装置であって、
室外空気を取り入れるための外気取入口、室内空気を取り入れるための内気取入口、室内へ空気を供給するための給気吹出口、及び室外へ空気を排出するための排気吹出口がそれぞれ形成されたケーシングと、
前記外気取入口近傍に設けられ、前記外気取入口から前記ケーシング内に室外空気を取り入れる第1ファンと、
前記内気取入口の近傍に設けられ、前記内気取入口から前記ケーシング内に室内空気を取り入れる第2ファンと、
前記第1及び第2ファンのそれぞれの吸込側に設けられるエアフィルタと、
当該調湿装置の制御部品を含む電装品ユニットと、を備えており、
前記外気取入口、前記内気取入口、前記エアフィルタ、前記第1,第2ファン、及び前記電装品ユニットが、前記ケーシングの一側部に配置されていることを特徴とする。
本発明のような調湿装置の電装品ユニットやファンは、部品交換や点検等のメンテナンスが必要である。また、ファンの吸込側に設けられるエアフィルタも交換や清掃等のメンテナンスが必要である。本発明では、メンテナンスが必要なエアフィルタ、電装品ユニット、ファンがケーシングの一側部に配置されるので、当該一側部の周辺に集中してメンテナンスのための作業スペースを確保することができる。これにより、ケーシングの周囲に分散して作業スペースを設ける場合に比べて、作業スペース全体の面積(又は容積)を小さくすることができ、調湿装置の設置場所の制約も少なくなり、設置の自由度を高めることができる。
また、外気取入口及び内気取入口の近傍にファンが配置されるので、ファンによってケーシング内に取り込まれた空気はケーシング内を通過した後に給気吹出口及び排気吹出口から排出される。そのため、ファンの作動に伴う音(送風音や作動音等)はケーシング内で減衰され、当該音がケーシング外に伝搬するのを抑制することができる。
また、外気取入口や内気取入口の近傍に、ケーシング内に取り入れた空気の温度や湿度を検出するセンサ類が設けられている場合、このセンサ類の電気配線を電装品ユニットに短い距離で接続することができ、当該電気配線がケーシング内の区画壁を貫通する回数も少なくし、区画された空間相互の空気漏れを防止することができる。
上記構成において、前記外気取入口及び前記内気取入口は、それぞれ前記ケーシングの前記一側部に位置する当該ケーシングの第1側板の両側に隣接する第2側板及び第3側板に設けられ、
前記エアフィルタ及び前記第1,第2ファンが、前記第1側板を取り外すことによってメンテナンスが可能とされていることが好ましい。
また、前記第1及び第2ファンと前記エアフィルタとは、前記第1側板に沿った方向に並べて配置されていることが好ましい。
また、前記第1側板が配置された前記ケーシングの一側面に、前記電装品ユニットが設けられ、当該一側面には、前記エアフィルタを着脱するための着脱口が前記第1側板を取り外すことによって形成されてもよい。
このような構成によって、電装品ユニットやエアフィルタの着脱口が設けられたケーシングの一側面の周辺をメンテナンスのための作業スペースとして確保することができる。
前記第1及び第2ファンのそれぞれは、前記外気取入口及び前記内気取入口が形成されたケーシングの前記第2側板及び前記第3側板に対して傾斜して配置され、前記第1及び第2ファンの吸込口と前記第2側板及び前記第3側板との間には空気引込空間が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2ファンの吸込口と前記側面との間には空気引込空間が形成されているので、第1及び第2ファンの吸込口に流れる空気の圧力損失が低減され、効率よくケーシング内へ室外空気及び室内空気を取り入れることができる。また、第1及び第2ファンの傾斜に応じてエアフィルタを傾斜して配置した場合には、当該エアフィルタの面積を可及的に大きくすることができ、エアフィルタに対する清掃や交換の周期を延長することが可能となる。
前記排気吹出口と前記外気取入口とは、前記第2側板に形成されていることが好ましく、前記給気吹出口と前記内気取入口とは、前記第3側板に形成されていることが好ましい
このような構成によって、排気吹出口に接続されたダクトと外気取入口に接続されたダクトとを屋外へ向けて同じ方向へ配設することができ、ダクトの配設経路を簡素化し、ダクトの設置スペースを小さくすることができる。
同様に、給気吹出口に接続されたダクトと内気取入口に接続されたダクトとを、室内へ向けて同じ方向へ配設することができ、ダクトの配設経路を簡素化し、ダクトの設置スペースを小さくすることができる。
本発明によれば、調湿装置の設置場所の制約を少なくすることができる。
本発明の一実施の形態に係る調湿装置の内部の平面説明図である。 図1におけるA−A線矢視方向から見た調湿装置の内部の説明図である。 図1におけるB−B線矢視方向から見た調湿装置の内部の説明図である。 調湿装置の冷媒回路を示す配管系統図である。 調湿装置内の空気の流れを示す平面説明図である。 調湿装置内の空気の流れを示す平面説明図である。 調湿装置内の空気流通路と熱交換室との間の空気の流れを示す説明図である。 調湿装置内の空気流通路と熱交換室との間の空気の流れを示す説明図である。 ファン周辺の構造を拡大して示す断面図である。 従来技術に係る調湿装置の内部を示す平面説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る調湿装置の内部の平面説明図である。図2は、図1におけるA−A線矢視方向から見た調湿装置の内部の説明図である。図3は、図1におけるB−B線矢視方向から見た調湿装置の内部の説明図である。
本実施の形態の調湿装置10は、室内の換気を行いながら除湿又は加湿を行うものであり、ケーシング11と、冷媒回路12と、空気流制御機構13等を備えている。
ケーシング11は、平面形状が長方形で扁平な直方体の箱形に形成されている。具体的に、ケーシング11は、底板18と、天板19と、4枚の側板(第1〜第4側板)21〜24とを備えている。これら底板18、天板19、及び側板21〜24によって囲まれた空間内に冷媒回路12の一部や空気流制御機構13等が収容されている。また、ケーシング11の一側面(第1側板21の外面)には、電装品ユニット15が設けられている。なお、以下の説明においては、ケーシング11の平面形状(長方形状)における長辺に沿った方向を前後方向とし、短辺に沿った方向を左右方向とする。また、前後方向については、第1側板21側を前側とし、第4側板24側を後側とする。
図4は、調湿装置10の冷媒回路12を示す配管系統図である。冷媒回路12は、第1熱交換器31、四路切換弁(切換機構)26、圧縮機27、第2熱交換器32、及び電動膨張弁(膨張機構)28を冷媒配管29によって接続してなり、冷媒を循環させることによって蒸気圧縮式の冷凍サイクルを実行するように構成されている。
圧縮機27は、その吐出側が四路切換弁26の第1のポートに接続され、その吸入側が四路切換弁26の第2のポートに接続されている。第1熱交換器31の一端は、四路切換弁26の第3のポートに接続されている。第1熱交換器31の他端は、電動膨張弁28に接続されている。第2熱交換器32の一端は、四路切換弁26の第4のポートに接続されている。第2熱交換器32の他端は、電動膨張弁28に接続されている。
圧縮機27は、いわゆる全密閉型であり、インバータによって回転数が制御される容量可変型の圧縮機とされている。
第1熱交換器31及び第2熱交換器32は、いずれも、伝熱管と多数のフィンとを備えた、いわゆるクロスフィン型のフィン・アンド・チューブ式熱交換器により構成されている。また、第1熱交換器31及び第2熱交換器32の外表面には、その概ね全面に亘ってゼオライト等の吸着剤が担持されている。
四路切換弁26は、第1のポートと第3のポートが連通しかつ第2のポートと第4のポートが連通する状態(図4(a)参照)と、第1のポートと第4のポートが連通しかつ第2のポートと第3のポートが連通する状態(図4(b)参照)とに切り換え可能に構成されている。そして、冷媒回路12は、この四路切換弁26のポートの連通状態を切り換えることにより、冷媒循環方向を反転させ、第1熱交換器31が凝縮器として機能し、第2熱交換器32が蒸発器として機能する第1の冷凍サイクル動作と、第1熱交換器31が蒸発器として機能し、第2熱交換器32が凝縮器として機能する第2の冷凍サイクル動作とを行うことができる。
図1〜図3に示されるように、空気流制御機構13は、ケーシング11内に室外空気及び室内空気を取り込み、それぞれ熱交換器31,32を通過させた後にケーシング11から室内及び室外に吹き出す空気流を生成するものである。具体的に、空気流制御機構13は、ケーシング11内に空気を吸い込む第1ファン34及び第2ファン35を備えている。
第1ファン34及び第2ファン35は、シロッコファンにより構成されている。シロッコファンは、図9に示されるように、モータ36によって回転する多翼の羽根車37をファンケーシング38内に設けたものである。ファンケーシング38は円筒形に形成され、ファンケーシング38の両側面には吸込口38aが形成され、外周面には吐出口38bが形成されている。また、第1ファン34及び第2ファン35は、インバータ制御によって風量を調整可能に構成されている。
また、空気流制御機構13は、図1〜図3に示されるように、第1,第2ファン34,35によってケーシング11内に取り込まれた空気の流通路を制御する複数のダンパ41〜48を備えている。このダンパ41〜48の具体的な動作については後述する。
図1に示されるように、ケーシング11の第2側板22には、室外の空気をケーシング11内に取り入れるための外気取入口51と、ケーシング11から室外に空気を排出するための排気吹出口52とが形成されている。排気吹出口52は、ケーシング11の前後方向の略中央部に形成され、外気取入口51は、ケーシング11の前部側に形成されている。そして、外気取入口51の近傍には、外気取入用の第1ファン34が配置されている。外気取入口51と排気吹出口52とには、それぞれダクトD1,D2の一端が接続され、これらのダクトD1,D2の他端側は室外(屋外)に接続されている。
ケーシング11の第3側板23には、室内の空気をケーシング11内に取り入れるための内気取入口53と、ケーシング11から室内に空気を供給するための給気吹出口54とが形成されている。給気吹出口54は、ケーシング11の前後方向の略中央部に形成され、内気取入口53は、ケーシング11の前部側に形成されている。そして、内気取入口53の近傍には、内気取入用の第2ファン35が配置されている。内気取入口53と給気吹出口54とには、それぞれダクトD3,D4の一端が接続され、これらのダクトD3,D4の他端側は室内に接続されている。
以上の構成により、室外と室内とは、ダクトD1〜D4及びケーシング11を介して相互に連通されている。
なお、以下の説明においては、図1に示されるように、外気取入口51からケーシング11内に取り入れられる空気をOA、内気取入口53からケーシング11内に取り入れられる空気をRA、排気吹出口52からケーシング11外へ排出される空気をEA、給気吹出口54からケーシング11外へ排出される空気をSAと表記することがある。
図1に示されるように、ケーシング11の内部には、第1ファン34及び第2ファン35が配置される送風室56a,56bと、その後方の空間とを区画する第1区画壁61が設けられている。また送風室56a,56bは、第2区画壁62によって、外気取入用の第1ファン34が配置される第1送風室56aと、内気取入用の第2ファン35が配置される第2送風室56bとに区画されている。第2送風室56bは第1送風室56aよりも左右方向に広く形成されている。
第1ファン34と第2ファン35との間における第2送風室56b内のスペースSには、冷媒回路12を構成する電動膨張弁28や四路切換弁26等(図4参照)が配置されている。このスペースSから第1側板21を貫通して引き出された冷媒配管29には、ケーシング11の外部に設置された圧縮機27が接続されている。ただし、圧縮機27はケーシング11内のスペースSに配置されていてもよい。
ケーシング11内における第1,第2送風室56a,56bの後方には、熱交換室57,58と空気流通路59,60とが形成されている。具体的に、第1区画壁61の後方には、前後方向に沿って延びる第3区画壁63と第4区画壁64とが左右方向に並べて設けられている。第3区画壁63及び第4区画壁64の前端は第1区画壁61に接続され、後端は第4側板24に接続されている。第3区画壁63と第4区画壁64との間には、第1,第2熱交換器31,32が配置される熱交換室57,58が形成されている。第3区画壁63と第2側板22との間、及び、第4区画壁64と第3側板23との間には、それぞれ第1空気流通路59及び第2空気流通路60が形成されている。
熱交換室57,58は、第5区画壁65によって前後に区画されている。そして、前側の第1熱交換室57には第1熱交換器31が配置され、後側の第2熱交換室58には第2熱交換器32が配置されている。第1熱交換器31及び第2熱交換器32は、図7及び図8に示されるように、それぞれ第1空気流通路59側が第2空気流通路60側よりも高くなるように傾斜した姿勢で配置されている。そのため、第1及び第2熱交換室57,58内の空気流は、第1及び第2熱交換器31,32を左右方向かつ上下方向に流通するようになっている。このように第1及び第2熱交換器31,32を傾斜した姿勢で配置することで、空気の流通面積を拡大し、熱交換効率の向上及び吸着剤による水分の吸着効率の向上を図ることができる。
図2に示されるように、第1空気流通路59は、第6区画壁66によって上下2段に区画されている。外気取入口51の近傍に配置された外気取入用の第1ファン34は、その吐出口38bが下段側の第1空気流通路59bに接続されている。また、排気吹出口52は、上段側の第1空気流通路59aに連通している。
図3に示されるように、第2空気流通路60は、第7区画壁67によって上下2段に区画されている。内気取入口53の近傍に配置された内気取入用の第2ファン35は、その吐出口38bが上段側の第2空気流通路60aに接続されている。また、給気吹出口54は、下段側の第2空気流通路60bに連通している。
図1及び図9に示されるように、第1区画壁61の左右両端部は、左右方向の外側ほど前方に位置するように傾斜している。そして、第1区画壁61の傾斜部分に第1,第2ファン34,35の吐出口38bが接続されている。また、第1,第2ファン34,35は、各羽根車37の回転軸が、第1区画壁61の傾斜部分と略平行となるように配置されている。したがって、第1,第2ファン34,35は、第2側板22及び第3側板23に対して傾斜した姿勢で配置されている。
そのため、第1,第2ファン34,35のファンケーシング38の側面に形成された吸込口38aは、第2側板22及び第3側板23から離れて配置され、両者の間には平面視で略三角形状の空気引込空間70が形成されている。この空気引込空間70は、吸込口38aからファンケーシング38内へ吸い込まれる前の空気の流動スペースとして機能している。特に、空気引込空間70は、吸込口38aの外周側から吸込口38aへ流入する空気(図9に矢印aで示す)の流動スペースとして有効に機能し、吸込口38aへ空気流を円滑に導くために役立っている。したがって、このような空気引込空間70を形成することによって、外気取入口51及び内気取入口53から第1,第2ファン34,35の吸込口38aへ吸い込まれる空気の圧力損失を効果的に低減し、効率よく室外空気及び室内空気をケーシング11内に取り入れることができる。
また、外気取入口51及び内気取入口53の近傍に第1,第2ファン34,35が配置されているので、第1,第2ファン34,35の作動音や送風音は、後述するようにケーシング11内を空気流が通過する間に減衰される。したがって、当該音がケーシング11外に伝播し、騒音の原因となることを防止することができる。
空気引込空間70にはエアフィルタ71が配置されている。このエアフィルタ71は、ファン34,35の側面と略平行に配置されている。したがって、エアフィルタ71も第2側板22及び第3側板23に対して傾斜して配置されている。このようにエアフィルタ71を傾斜して配置することによって空気の流通面積を拡大することができる。また、ケーシング11の第1側板21の一部又は全部は着脱可能に構成されており、第1側板21の一部又は全部を取り外すことによって、エアフィルタ71を着脱するための着脱口を形成することが可能となっている。そして、図1に矢印bで示すように、エアフィルタ71を斜め前方へ引き出すことによってケーシング11からエアフィルタ71を取り外し、エアフィルタ71の清掃や交換を行うことができる。
空気引込空間70には、外気取入口51や内気取入口53から取り入れられる空気の温度や湿度を計測するセンサ類72,73が設けられている。このセンサ類72,73の電気配線は、それぞれ第1、第2送風室56a,56bから第1側板21に設けられた電装品ユニット15に引き込まれている。このように外気取入口51及び内気取入口53を電装品ユニット15とともにケーシング11の前部側に配置することによって、センサ類72,73の電気配線を短い距離で電装品ユニット15に接続することができる。また、電気配線がケーシング11内の区画壁を貫通することを可及的に少なくし、区画された空間相互で空気漏れが生じるのを防止することができる。
第1側板21の前面に配置された電装品ユニット15は、電装品箱内に、調湿装置10全体の制御基板、圧縮機27や第1,第2ファン34,35の制御基板(インバータ基板)等の電気部品を収容してなる。この電装品ユニット15の点検や部品交換等を行うため、ケーシング11の前方にはメンテナンス用の作業スペースが形成される。また、第1,第2ファン34,35に対するメンテナンスや冷媒回路12における膨張弁28や四路切換弁26等のメンテナンスも第1側板21を取り外すことによってケーシング11の前方の作業スペースにおいて行うことができる。さらに、前述したように、エアフィルタ71は、ケーシング11の前方にて着脱されるので、同じ作業スペースを利用してエアフィルタ71の着脱作業も行うことができる。
すなわち、本実施の形態では、電装品ユニット15、第1,第2ファン34,35、冷媒回路12の一部28,26、及びエアフィルタ71がケーシング11の一側部である前部側の領域(第1側板21の近傍の領域)に集中して配置されているので、これらのメンテナンスのための作業スペースもケーシング11の前側に集中して形成することができる。その結果、当該作業スペースをケーシング11の周囲に分散して形成する場合に比べて、作業スペース全体の平面的な面積を可及的に小さくすることができるとともに、調湿装置10の周囲全体に広くスペースを確保する必要がなくなるので、調湿装置10の設置場所の制約が少なくなり、調湿装置10の設置の自由度を高めることができる。
また、外気取入口51及び排気吹出口52は、ケーシング11の第2側板22に形成され、内気取入口53及び給気吹出口54は、ケーシング11の第3側板23に形成されている。そのため、第2側板22及び第3側板23の周囲にはダクトD1〜D4を配設するためのスペースを確保する必要がある。一方、ケーシング11の第4側板24には、開口も形成されず、部品も設けられていないので、第4側板24の周囲には特にスペースを確保する必要がない。そのため、第4側板24を建物の壁際等に配置するような調湿装置10の設置が可能となり、これによっても調湿装置10の設置場所の制約を少なくし、設置の自由度を高めることができる。
また、第2側板22に形成された外気取入口51及び排気吹出口52には、それぞれ室外へ向けて配設されるダクトD1,D2が接続されている。第3側板23に形成された内気取入口53及び給気吹出口54には、それぞれ室内に向けて配設されるダクトD3,D4が接続されている。したがって、いずれのダクトD1〜D4も、同一の場所へ向けて配設されるものがケーシング11の同一の側板22,23に接続されている。このような構成によって、ダクトの曲げ回数を少なくする等、配設経路を簡素化することができ、ダクトの設置に要するスペースを小さくすることができる。
図2に示されるように、第3区画壁63には、4つの通気口81〜84が前後上下に並べて形成されている。これらの通気口81〜84は、それぞれダンパ41〜44によって開閉可能に構成されている。
また、図3に示されるように、第4区画壁64には、4つの通気口85〜88が前後上下に並べて形成されている。これらの通気口85〜88は、それぞれダンパ45〜48によって開閉可能に構成されている。
図2に示されるように、第3区画壁63に形成された上段側の通気口83,84は、上段側の第1空気流通路59aに連通している。また、下段側の通気口81,82は、下段側の第1空気流通路59bに連通している。
図3に示されるように、第4区画壁64に形成された上段側の通気口85,86は、上段側の第2空気流通路60aに連通している。また、下段側の通気口87,88は、下段側の第2空気流通路60bに連通している。
また、第3,第4区画壁63,64に形成された通気口81〜88のうち、前側に配置された4つの通気口81,83,85,87は、前側の第1熱交換室57(図1参照)に連通し、後側に配置された4つの通気口82,84,86,88は、後側の第2熱交換室58(図1参照)に連通している。
次に、ダンパ41〜48の具体的な開閉動作とケーシング11内の空気流について説明する。各ダンパ41〜48は、次の開閉パターンに従って開閉動作を行う。
図2に示されるように、第3区画壁63に設けられたダンパ41〜44のうち、上段側の前後のダンパ43,44は交互に開閉し(一方が開いたときに他方が閉じ、他方が開いたときに一方が閉じる)、同様に、下段側の前後のダンパ41,42も交互に開閉する。また、図3に示されるように、第4区画壁64に設けられたダンパ45〜48のうち、上段側の前後のダンパ45,46は交互に開閉し、下段側の前後のダンパ47,48も交互に開閉する。
また、第3,第4区画壁63,64に設けられた下段側のダンパ41,42,47,48のうち、前側に配置された2つのダンパ41,47が組となって同時に開閉し(一方が開いたときに他方も開き、一方が閉じたときに他方も閉じる)、後側に配置された2つのダンパ42,48が組となって同時に開閉する。
同様に、第3,第4区画壁63,64に設けられた上段側のダンパ43,44,45,46のうち、前側に配置された2つのダンパ43,45が組となって同時に開閉し、後側に配置された2つのダンパ44,46が組となって同時に開閉する。
そして、本実施の形態では、以上のようなダンパ41〜48の開閉パターンの組み合わせによって、図5に示される態様と、図6に示される態様とに空気流が切り換えられる。
図5に示される態様は、第1ファン34によって外気取入口51から取り入れられた室外空気が第1熱交換室57を通過して給気吹出口54から排出され、第2ファン35によって内気取入口53から取り入れられた室内空気が第2熱交換室58を通過して排気吹出口52から排出される態様である。また、図6に示される態様は、第1ファン34によって外気取入口51から取り入れられた室外空気が第2熱交換室58を通過して給気吹出口54から排出され、第2ファン35によって内気取入口53取り入れられた室内空気が第1熱交換室57を通過して排気吹出口52から排出される態様である。
図7は、図5に示される空気流の態様に対応した、第1,第2空気流通路59,60と第1,第2熱交換室57,58との間の空気流れを示す説明図である。
図7(a)に示されるように、第1ファン34の吐出口38bから下段側の第1空気流通路59bを流れる空気流は、第3区画壁63の下段前側に形成された通気口81を介して第1熱交換室57に流入する。その後、当該空気流は、第1熱交換器31を通過し、第4区画壁64の下段前側に形成された通気口87を介して下段側の第2空気流通路60bに流入し、給気吹出口54から室内に排出される。
同時に、図7(b)に示されるように、第2ファン35の吐出口38bから上段側の第2空気流通路60aを流れる空気流は、第4区画壁64の上段後側に形成された通気口86を介して第2熱交換室58に流入する。その後、当該空気流は、第2熱交換器32を通過し、第3区画壁63の上段後側に形成された通気口84を介して上段側の第1空気流通路59aに流入し、排気吹出口52から室外に排出される。
図8は、図6に示される空気流の態様に対応した、第1,第2空気流通路59,60と第1,第2熱交換室57,58との間の空気の流れを示す説明図である。
図8(a)に示されるように、第1ファン34の吐出口38bから下段側の第1空気流通路59bを流れる空気流は、第3区画壁63の下段後側に形成された通気口82を介して第2熱交換室58に流入する。その後、当該空気流は、第2熱交換器32を通過し、第4区画壁64の下段後側に形成された通気口88を介して下段側の第2空気流通路60bに流入し、給気吹出口54から室内に排出される。
同時に、図8(b)に示されるように、第2ファン35の吐出口38bから上段側の第2空気流通路60aを流れる空気流は、第4区画壁64の上段前側に形成された通気口85を介して第1熱交換室57に流入する。その後、当該空気流は、第1熱交換器31を通過し、第3区画壁63の上段前側に形成された通気口83を介して上段側の第1空気流通路59aに流入し、排気吹出口52から室外に排出される。
図5及び図7に示される空気流の態様と図6及び図8に示される空気流の態様とは、図4に示される冷媒循環方向の切換動作(第1及び第2の冷凍サイクル動作)に合わせて所定時間毎(例えば、3分毎)に交互に繰り返して実行される。これによって調湿装置10は、除湿運転と加湿運転とを行うことが可能となっている。
(除湿運転の説明)
まず、除湿運転について説明する。第1の冷凍サイクル動作は、図4(a)に示されるように、圧縮機27から吐出された冷媒が、第1熱交換器31で放熱して凝縮し、その後に電動膨張弁28へ送られて減圧される。減圧された冷媒は、第2熱交換器32で吸熱して蒸発し、その後に圧縮機27に吸入されて圧縮され、再び吐出される。したがって、第1の冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が凝縮器として機能し、第2熱交換器32が蒸発器として機能する。
このとき、図6及び図8に示されるように、外気取入口51から取り入れられた室外空気OAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口54から排出される。また、内気取入口53から取り入れられた室内空気RAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口52から排出される。具体的に、凝縮器としての第1熱交換器31においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室内空気RAに取り込まれる。これにより、第1熱交換器31の吸着剤が再生されるとともに、室内空気RAが加湿され、加湿後の空気EAが排気吹出口52から室外に排出される。また、蒸発器としての第2熱交換器32においては、冷媒の吸熱によって室外空気OAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室外空気OAが除湿される。除湿後の空気SAは給気吹出口54から室内に供給される。
第2の冷凍サイクル動作は、図4(b)に示されるように、圧縮機27から吐出された冷媒が、第2熱交換器32で放熱して凝縮し、その後に電動膨張弁28へ送られて減圧される。減圧された冷媒は、第1熱交換器31で吸熱して蒸発し、その後に圧縮機27へ吸入されて圧縮され、再び吐出される。したがって、第2の冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が蒸発器として機能し、第2熱交換器32が凝縮器として機能する。
このとき、図5及び図7に示されるように、外気取入口51から取り入れられた室外空気OAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口54から排出される。内気取入口53から取り入れられた室内空気RAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口52から排出される。具体的に、凝縮器としての第2熱交換器32においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室内空気RAに取り込まれる。これにより、第2熱交換器32の吸着剤が再生されるとともに、室内空気RAが加湿され、加湿後の空気EAは排気吹出口52から室外に排出される。また、蒸発器としての第1熱交換器31においては、冷媒の吸熱によって室外空気OAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室外空気OAが除湿される。除湿後の空気SAは、給気吹出口54から室内に供給される。
(加湿運転の説明)
次に、加湿運転について説明する。図4(a)に示される第1冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が凝縮器として機能し、第2熱交換器32が蒸発器として機能する。このとき、図5及び図7に示されるように、外気取入口51から取り入れられた室外空気OAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口54から排出される。内気取入口53から取り入れられた室内空気RAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口52から排出される。具体的に、凝縮器としての第1熱交換器31においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室外空気OAに取り込まれる。これにより、吸着剤が再生されるとともに室外空気OAが加湿され、加湿後の空気SAが給気吹出口54から室内に供給される。また、蒸発器としての第2熱交換器32においては、冷媒の吸熱によって室内空気RAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室内空気RAが除湿される。除湿後の空気EAは、排気吹出口52から室外へ排出される。
図4(b)に示される第2の冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が蒸発器として機能し、第2熱交換器32が凝縮器として機能する。このとき、図6及び図8に示されるように、外気取入口51から取り入れられた室外空気OAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口54から排出される。内気取入口53から取り入れられた室内空気RAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口52から排出される。具体的に、凝縮器としての第2熱交換器32においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室外空気OAに取り込まれる。これにより、吸着剤が再生されるとともに室外空気OAが加湿され、加湿後の空気SAが給気吹出口54から室内に供給される。また、蒸発器としての第1熱交換器31においては、冷媒の吸熱によって室内空気RAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室内空気RAが除湿される。除湿後の空気EAは、排気吹出口52から室外へ排出される。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜変更することができる。
例えば、上記実施の形態では、図1に示されるように、排気吹出口52及び給気吹出口54は、ケーシング11の前後方向略中央部に形成されているが、後部側に形成されていてもよい。また、排気吹出口52及び給気吹出口54は、それぞれ第2側板22及び第3側板23に形成されているが、いずれも第4側板24に形成することができる。
また、第1,第2ファン34,35は、吸込口38aが設けられた側面が第2側板22及び第3側板23と平行になるように配置されていてもよい。この場合においても、第1,第2ファン34,35とケーシング11の第2,第3側板22,23との間には空気引込空間70が形成されていることが好ましい。
10 :調湿装置
11 :ケーシング
12 :冷媒回路
13 :空気流制御機構
15 :電装品ユニット
31 :第1熱交換器
32 :第2熱交換器
34 :第1ファン
35 :第2ファン
51 :外気取入口
52 :排気吹出口
53 :内気取入口
54 :給気吹出口
71 :エアフィルタ

Claims (6)

  1. 空気の水分を吸着する吸着剤が担持された熱交換器(31,32)によって室外空気及び室内空気の一方を除湿し他方を加湿した後、当該室外空気を室内に供給し当該室内空気を室外に排出する調湿装置(10)であって、
    室外空気を取り入れるための外気取入口(51)、室内空気を取り入れるための内気取入口(53)、室内へ空気を供給するための給気吹出口(54)、及び室外へ空気を排出するための排気吹出口(52)がそれぞれ形成されたケーシング(11)と、
    前記外気取入口(51)の近傍に設けられ、前記外気取入口(51)から前記ケーシング(11)内に室外空気を取り入れる第1ファン(34)と、
    前記内気取入口(53)の近傍に設けられ、前記内気取入口(53)から前記ケーシング(11)内に室内空気を取り入れる第2ファン(34,35)と、
    前記第1及び第2ファン(34,35)のそれぞれの吸込側に設けられるエアフィルタ(71)と、
    当該調湿装置(10)の制御部品を含む電装品ユニット(15)と、を備えており、
    前記外気取入口(51)、前記内気取入口(53)、前記エアフィルタ(71)、前記第1,第2ファン(34,35)、及び前記電装品ユニット(15)が、前記ケーシング(11)の一側部に配置されていることを特徴とする、調湿装置。
  2. 前記外気取入口(51)及び前記内気取入口(53)は、それぞれ前記ケーシング(11)の前記一側部に位置する当該ケーシング(11)の第1側板(21)の両側に隣接する第2側板(22)及び第3側板(23)に設けられ、
    前記エアフィルタ(71)及び前記第1,第2ファン(34,35)が、前記第1側板(21)を取り外すことによってメンテナンスが可能とされている、請求項1に記載の調湿装置。
  3. 前記第1及び第2ファン(34,35)と前記エアフィルタ(71)とが、前記第1側板(21)に沿った方向に並べて配置されている、請求項2に記載の調湿装置。
  4. 前記第1側板(21)が配置されたケーシング(11)の一側面に、前記電装品ユニット(15)が設けられ、当該一側面に、前記エアフィルタ(71)を着脱するための着脱口が前記第1側板(21)を取り外すことによって形成される、請求項2又は3に記載の調湿装置。
  5. 前記第1及び第2ファン(34,35)のそれぞれが、前記外気取入口(51)及び前記内気取入口(53)が形成されたケーシング(11)の前記第2側板(22)及び前記第3側板(23)に対して傾斜して配置され、前記第1及び第2ファン(34,35)の吸込口と前記第2側板(22)及び前記第3側板(23)との間には空気引込空間(70)が形成されている、請求項〜4のいずれか1項に記載の調湿装置。
  6. 前記排気吹出口(52)と前記外気取入口(51)とが、前記第2側板(22)に形成され、前記給気吹出口(54)と前記内気取入口(53)とが、前記第3側板(23)に形成されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の調湿装置。
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