JP6047373B2 - 車両制御装置及び車両制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両に適用される車両制御装置及び車両制御方法に関するものである。
従来より、ハイブリッド車両を駆動制御する技術に関して種々提案されている。
例えば、コントローラは、バッテリ電流・電圧検出センサの出力からバッテリ残量を算出する。そして、コントローラは、ナビゲーション処理部から供給される案内経路上の道路情報と現在地の情報に基づいて、案内経路上のバッテリ残量の目標値のスケジューリングを行う。続いて、コントローラは、案内経路を走行している際のバッテリ残量が、目標値に近づくようにモータとエンジンの出力を調整するように構成されたハイブリッド車両がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−126116号公報
前記した特許文献1に記載されたハイブリッド車両においては、案内経路を逸脱した場合には、案内経路を逸脱した逸脱地点から目的地までの変更経路が再探索される。そして、再探索された変更経路上のバッテリ残量の目標値のスケジューリングを再度行う。
しかしながら、目的地までの距離が長い場合(例えば、距離100km等である。)には、変更経路上の交通情報や勾配データ等を読み出すまでに、時間がかかり、変更経路上のバッテリ残量の目標値のスケジューリングに時間がかかるという問題がある。このため、変更経路の走行開始直後におけるモータとエンジンの出力調整が間に合わず、その時点での状態に従って車両制御を行った場合には、燃料消費量が多くなる車両制御を実行する虞がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、経路を逸脱した際に、変更経路における燃料消費量の削減化を図ることができる車両制御装置及び車両制御方法を提供する。
前記目的を達成するため請求項1に係る車両制御装置は、車両位置が経路を逸脱したと判定された場合に、逸脱地点から目的地までの変更経路を再探索する変更経路取得手段と、前記経路と前記変更経路の一致区間を取得する一致区間取得手段と、前記一致区間における経路上の一致区間平均勾配と前記車両位置の車両位置勾配とを取得する一致区間勾配取得手段と、前記一致区間平均勾配と前記車両位置勾配とに基づいて、駆動源の駆動状態を決定し制御する走行制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る車両制御装置は、請求項1に記載の車両制御装置において、前記走行制御手段は、前記駆動状態として少なくともエンジンを駆動源とするハイブリッド走行制御と、前記エンジンを停止させ、且つ、モータを駆動源とするモータ走行制御とのいずれかの走行制御を実行することを特徴とする。
また、請求項3に係る車両制御装置は、請求項2に記載の車両制御装置において、前記変更経路と前記経路上の前記逸脱地点から目的地までの変更前経路との一致率を取得する一致率取得手段と、前記一致率が所定基準値よりも大きいか否かを判定する一致率判定手段と、前記経路上の経路平均勾配を取得する経路勾配取得手段と、前記一致区間平均勾配が前記経路平均勾配よりも大きいか否かを判定する一致区間勾配判定手段と、を備え、前記走行制御手段は、前記一致率が所定基準値よりも大きいと判定され、且つ、前記一致区間平均勾配が前記経路平均勾配よりも大きいと判定された場合に、前記一致区間平均勾配と前記車両位置勾配とに基づいて、前記ハイブリッド走行制御と前記モータ走行制御とのいずれかの走行制御を実行することを特徴とする。
また、請求項4に係る車両制御装置は、請求項3に記載の車両制御装置において、前記車両位置勾配が前記一致区間平均勾配よりも大きいか否かを判定する車両位置勾配判定手段を備え、前記走行制御手段は、前記車両位置勾配判定手段を介して前記車両位置勾配が前記一致区間平均勾配よりも大きいと判定された場合には、前記ハイブリッド走行制御を実行することを特徴とする。
また、請求項5に係る車両制御装置は、請求項4に記載の車両制御装置において、前記走行制御手段は、前記車両位置勾配判定手段を介して前記車両位置勾配が前記一致区間平均勾配以下であると判定された場合には、前記モータ走行制御を実行することを特徴とする。
また、請求項6に係る車両制御装置は、請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の車両制御装置において、前記モータに接続されて、前記モータと電力を授受可能なバッテリと、前記一致区間を全てモータ走行制御で走行した場合に、目的地における前記バッテリの残容量が所定値以下となるか否かを判定する電力判定手段と、を備え、前記走行制御手段は、前記一致区間を全てモータ走行制御で走行した場合に、目的地における前記バッテリの残容量が所定値以下となると判定された場合には、前記ハイブリッド走行制御を実行することを特徴とする。
また、請求項7に係る車両制御装置は、請求項6に記載の車両制御装置において、前記ハイブリッド車両は、車両外部の電源からの電力を前記バッテリに充電可能なプラグインハイブリッド車両であることを特徴とする。
更に、請求項8に係る車両制御方法は、車両位置が経路を逸脱したと判定された場合に、逸脱地点から目的地までの変更経路を再探索する変更経路取得工程と、前記経路と前記変更経路の一致区間を取得する一致区間取得工程と、前記一致区間取得工程で取得した前記一致区間における経路上の一致区間平均勾配と前記車両位置の車両位置勾配とを取得する一致区間勾配取得工程と、前記一致区間勾配取得工程で取得した前記一致区間平均勾配と前記車両位置勾配とに基づいて、駆動源の駆動状態を決定し制御する走行制御工程と、を備えたことを特徴とする。
前記構成を有する車両制御装置及び車両制御方法では、経路を逸脱した際に、変更経路の再探索から変更経路の走行計画の作成完了までの間の駆動源の駆動状態を、経路と変更経路の一致区間の一致区間平均勾配と、車両位置の車両位置勾配とに基づいて、決定することができる。これにより、変更経路の走行開始直後における駆動源の駆動状態を、変更経路の走行計画に大きな影響を与える一致区間の一致区間平均勾配と、車両位置の車両位置勾配とに基づいて決定することが可能となり、変更経路における燃料消費量の削減化を図ることができる。
プラグインハイブリッド車両において本発明に関する構成の一例を示すブロック図である。 プラグインハイブリッド車両において実行される「走行制御処理」を示すメインフローチャートである。 プラグインハイブリッド車両において実行される「走行制御処理」を示すメインフローチャートである。 図2の「先読み情報取得処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 図3の「リルート時制御判定処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 案内経路を逸脱した際に実行される車両制御の一例を説明する説明図である。
以下、本発明に係る車両制御装置及び車両制御方法をプラグインハイブリッド車両について具体化した一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[プラグインハイブリッド車両の概略構成]
本実施例に係るプラグインハイブリッド車両1(以下、単に「ハイブリッド車両1」という。)の概略構成について図1に基づいて説明する。図1に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1は、ハイブリッド車両1に対して設置されたナビゲーション装置2と、駆動源であるエンジン3及びモータジェネレータ(MG)4と、バッテリ6と、車両制御ECU(Electronic Control Unit)7と、エンジン制御部8と、モータジェネレータ制御部(MG制御部)9とから基本的に構成されている。
ここで、ナビゲーション装置2は、ハイブリッド車両1の室内のセンターコンソール又はパネル面に備え付けられ、車両周辺の地図や目的地までの探索経路を表示する液晶ディスプレイ(LCD)15や、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16等を備えている。そして、GPS31等によってハイブリッド車両1の現在位置を特定するととともに、目的地が設定された場合においては目的地までの経路の探索、並びに設定された案内経路に従った案内を液晶ディスプレイ15やスピーカ16を用いて行う。尚、ナビゲーション装置2の詳細な構成については後述する。
また、エンジン3は、ガソリン、軽油、エタノール等の燃料によって駆動される内燃機関であり、ハイブリッド車両1の第1の駆動源として用いられる。このエンジン3の駆動力であるエンジントルクは、不図示のプラネタリギヤユニットに伝達され、減速機、ディファレンシャルギヤ等を介して駆動輪が回転させられ、ハイブリッド車両1が駆動される。
また、モータジェネレータ4は、バッテリ6の直流電力がインバータ5を介して交流電力に変換され、その交流電力が供給されるとモータとして機能して動力を発生させ、第2の駆動源として用いられ、駆動輪を回転させる。一方、モータジェネレータ4は、車輪あるいはエンジン3の回転が伝達されることによって回転させられると発電機として機能して交流電力を発生させる。モータジェネレータ4が発電機として機能して発生させた交流電力はインバータ5を介して直流電力に変換され、その直流電力がバッテリ6に充電される。
充電量監視部61は、図示しない電流センサによってバッテリ6に対する入出力電流を検出すると共に、バッテリ6の電圧を逐次監視し、それらに基づいてバッテリ6の残容量(以下、「SOC」という。)を逐次算出する。そして、SOCを表す信号を車両制御ECU7、及び、ナビゲーション装置2へ送信する。また、充電量監視部61は、SOCとバッテリ6の定格容量とから、バッテリ6が充電可能な最大の電力量及び放電可能な最大の電力量を逐次算出する。そして、この充電可能最大電力量及び放電可能最大電力量も車両制御ECU7へ送信する。
また、車両制御ECU7は、ハイブリッド車両1の全体の制御を行う電子制御ユニットである。また、車両制御ECU7には、エンジン3の制御を行う為のエンジン制御部8、モータジェネレータ4の制御を行う為のモータジェネレータ制御部9が接続されると共に、ナビゲーション装置2が備える後述のナビゲーション制御部13が接続されている。また、車両制御ECU7には、充電量監視部61、充電器制御部71、車速を検出する車速センサ51、アクセル開度を検出するアクセルセンサ52が接続されている。
車両制御ECU7は、演算装置及び制御装置としてのCPU81、並びにCPU81が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM82、制御用のプログラム等が記録されたROM83等の内部記憶装置を備えている。そして、CPU81は、後述のようにナビゲーション装置2のナビゲーション制御部13から受信した案内経路の経路データ、経路上の各リンクの勾配情報、リンク長さ等に基づいて、走行計画を作成する。
この走行計画は、案内経路を、EV区間とHV区間とに区分することにより、これから行う走行(バッテリ6の使用)モードの設定である。このEV区間は、基本的にはエンジン3を停止してモータジェネレータ4だけで走行(以下、「EV走行」という。)し、所定速度(例えば、時速80kmである。)を超えるとエンジン3で走行する区間である。また、HV区間は、エンジン3とモータジェネレータ4をそれぞれ単独または両方を駆動源として使用し、ハイブリッド車両として走行(以下、「HV走行」という。)する区間である。また、走行計画は、ハイブリッド車両1が目的地に到着した時点でバッテリ6のSOCができるだけ下限値になる、つまり、全放電しているように設定される。
バッテリ6は充電と放電とを繰り返すことができる二次電池であり、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ナトリウム硫黄電池等が用いられる。このバッテリ6に接続された充電器72は、充電ケーブル73を介して充電コネクタ74に接続されている。
その充電コネクタ74が自宅や充電ステーション等における電力供給口に接続されている状態では、充電器72は、自宅や充電ステーションに設置された電力供給設備から電力を取得し、バッテリ6の充電を行う。また、充電器制御部71は、バッテリ6が所定電圧となるまで、又は、所定の電流量をバッテリ6に充電するように充電器72の充電量を制御する。
[ナビゲーション装置の概略構成]
続いて、ナビゲーション装置2の概略構成について説明する。図1に示すように、本実施例に係るナビゲーション装置2は、自車の現在位置等を検出する現在地検出処理部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーション制御部13と、操作者からの操作を受け付ける操作部14と、操作者に対して地図等の情報を表示する液晶ディスプレイ(LCD)15と、経路案内等に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、不図示の道路交通情報センタや不図示の地図情報配信センタ等との間で携帯電話網等を介して通信を行う通信装置17と、液晶ディスプレイ15の表面に装着されたタッチパネル18とから構成されている。
また、ナビゲーション制御部13には車速センサ51及びアクセルセンサ52が接続されている。また、ナビゲーション制御部13には、案内経路の走行計画を作成する車両制御ECU7、及び、充電量監視部61が電気的に接続され、SOCを取得可能に構成されている。
以下に、ナビゲーション装置2を構成する各構成要素について説明すると、現在地検出処理部11は、GPS31等からなり、ハイブリッド車両1の現在位置(以下、「自車位置」という。)、自車方位、走行距離、仰角等を検出することが可能となっている。例えば、ジャイロセンサによって3軸の旋回速度を検出し、方位(水平方向)及び仰角の進行方向をそれぞれ検出することができる。
また、通信装置17は、不図示の道路交通情報センタから配信された最新の道路情報を所定時間間隔で(例えば、5分間隔である。)受信することが可能に構成されている。また、この「交通情報」は、例えば、道路の渋滞等に関する道路渋滞情報、道路工事、建築工事等による交通規制情報等の交通情報に関する詳細情報である。該詳細情報は、道路渋滞情報の場合、渋滞の実際の長さ、渋滞解消の見込まれる時刻等であり、交通規制情報の場合、道路工事、建築工事等の継続期間、通行止め、片側交互通行、車線規制等の交通規制の種類、交通規制の時間帯等である。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記憶された地図情報データベース(地図情報DB)25、交通情報データベース(交通情報DB)27、及び、所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバ(図示せず)とを備えている。
また、地図情報DB25には、ナビゲーション装置2の走行案内や経路探索に使用されるナビ地図情報26が格納されている。また、交通情報DB27には、道路交通情報センタから受信した交通情報を収集して作成した渋滞の実際の長さ、所要時間、渋滞の原因、渋滞解消の見込まれる時刻等から構成される現況の道路の渋滞等に関する情報である現況交通情報が、各交通情報に対応するナビ地図情報26のリンクIDに関連付けられて格納されている。
ここで、ナビ地図情報26は、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されており、例えば、各新設道路を特定するための新設道路情報、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、ノード点に関するノードデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、経路を探索するための探索データ、施設の一種である店舗等のPOI(Point of Interest)に関する施設データ、地点を検索するための検索データ等から構成されている。
また、ノードデータとしては、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、各道路に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定されたノードの座標(位置)、ノードの標高、ノードが交差点に対応するノードであるか等を表すノード属性、ノードに接続するリンクの識別番号であるリンクIDのリストである接続リンク番号リスト、ノードにリンクを介して隣接するノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト等に関するデータ等が記録される。
また、リンクデータとしては、道路を構成する各リンクに関してリンクを特定するリンクID、リンクの長さを示すリンク長さ、リンクの始点と終点の座標位置(例えば、緯度と経度である。)、中央分離帯の有無、リンクの勾配、リンクの属する道路の幅員、踏切り等を表すデータが、コーナに関して、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口及び出口等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速自動車国道、都市高速道路、一般有料道路、有料橋等の有料道路を表すデータがそれぞれ記録される。
また、施設データとしては、各地域のホテル、遊園地、宮殿、病院、ガソリンスタンド、駐車場、駅、空港、フェリー乗り場、インターチェンジ(IC)、ジャンクション(JCT)、パーキングエリア(PA)等のPOIに関する名称や住所、電話番号、地図上の座標位置(例えば、中心位置、入口、出口等の緯度と経度である。)、地図上に施設の位置を表示する施設アイコンやランドマーク等のデータがPOIを特定する施設IDとともに記憶されている。また、ユーザが登録したコンビニエンスストア、ガソリンスタンド等の登録施設を特定する登録施設IDも記憶されている。
また、地図情報DB25の内容は、不図示の地図情報配信センタから通信装置17を介して配信された更新情報をダウンロードすることによって更新される。
また、図1に示すように、ナビゲーション装置2を構成するナビゲーション制御部13は、ナビゲーション装置2の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラム等が記憶されたROM43等の内部記憶装置や、時間を計測するタイマ45等を備えている。
また、ROM43には、後述の案内経路を逸脱した際に、制御実施フラグをON又はOFFに設定して車両制御ECU7に出力する「リルート時制御判定処理」(図4参照)等のプログラムが記憶されている。
更に、ナビゲーション制御部13には、操作部14、液晶ディスプレイ15、スピーカ16、通信装置17、タッチパネル18の各周辺装置(アクチュエータ)が電気的に接続されている。
この操作部14は、走行開始時の現在位置を修正し、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や施設に関する情報の検索を行う場合等に操作され、各種のキーや複数の操作スイッチから構成される。そして、ナビゲーション制御部13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
また、液晶ディスプレイ15には、現在走行中の地図情報、目的地周辺の地図情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。
また、スピーカ16は、ナビゲーション制御部13からの指示に基づいて、案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンス等を出力する。ここで、案内される音声ガイダンスとしては、例えば、「200m先、○○交差点を右方向です。」等がある。
また、タッチパネル18は、液晶ディスプレイ15の表示画面上に装着された透明なパネル状のタッチスイッチであり、液晶ディスプレイ15の画面に表示されたボタンや地図上を押下することによって各種指示コマンドの入力等をすることが可能に構成されている。尚、タッチパネル18は、液晶ディスプレイ15の画面を直接押下する光センサ液晶方式等で構成してもよい。
[走行制御処理]
次に、上記のように構成されたハイブリッド車両1において、ナビゲーション装置2のCPU41と車両制御ECU7のCPU81によって実行される処理であって、走行中に案内経路を逸脱した際に、EV走行とHV走行のうち、いずれかを選択して走行制御する「走行制御処理」について図2乃至図6に基づいて説明する。尚、図2及び図3にフローチャートで示されるプログラムは、ユーザによりナビゲーション装置2を介して、目的地が設定された場合に実行される処理である。
[ナビゲーション装置2の処理]
図2に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、ナビゲーション装置2のCPU41は、設定された目的地に関する目的地情報を取得する。具体的には、CPU41は、操作部14を介して入力された目的地の座標位置(例えば、緯度や経度)、住所、電話番号等に基づいて、地図情報DB25に格納されるナビ地図情報26から当該目的地の地図上での位置を特定してRAM42に記憶する。
そして、CPU41は、ナビ地図情報26や現況交通情報等に基づいて、例えばダイクストラ法等によって、自車位置から目的地までの案内経路を探索して、当該案内経路の経路データをRAM42に記憶する。この経路データは、案内経路上の各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標(例えば、緯度経度である。)、各リンクの勾配、リンク長さ等から構成されている。
続いて、S12において、CPU41は、「先読み情報取得処理」のサブ処理(図4参照)を実行する。
ここで、S12でCPU41が実行する「先読み情報取得処理」のサブ処理について図4に基づいて説明する。図4に示すように、CPU41は、S111において、案内経路上における自車位置から目的地までの現況交通情報を交通情報DB27から読み出し、RAM42に記憶する。
そして、S112において、CPU41は、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配等をナビ地図情報26から読み出し、RAM42に記憶する。その後、CPU41は、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクを走行する走行エネルギーを算出してRAM42に記憶する。
具体的には、単位走行距離(例えば、1秒間走行する走行距離である。)当たりの走行エネルギーEは、車両にかかる転がり摩擦抵抗力F1、空気抵抗力F2、位置エネルギー項F3、加減速エネルギー項F4を用いて、E=V×T×(F1+F2+F3+F4)という等式によって算出する(「新エネルギー自動車の開発」、123頁〜124頁、2006年11月、CMC出版参照。)。ここで、Vは車速である。Tはサンプル期間の長さ(例えば、1秒である。)である。
また、転がり摩擦抵抗F1は、F1=μ×g×mという式によって算出する。ここで、μは車両の転がり摩擦係数(例えば、0.025)、mは自車両の重量、及びgは重力加速度である。また、空気抵抗力F2は、F2=0.5×ρ×Cd×A×V2という式によって算出する。ここで、ρは予め定められた空気密度(例えば、1.2キログラム/立方メートル)、Cdは予め定められた自車両の空気抵抗係数(例えば、0.35)、Aは自車両の前方投影面積である。
また、位置エネルギー項F3は、F3=m×g×sinθという式によって算出する。ここで、θは自車両が位置するリンクの勾配である。勾配θは−90°〜90°の範囲をとり、上り坂の場合には正の値となり、下り坂の場合には負の値になる。従って、位置エネルギー項F3は、重力によって車両に発生する力に起因する項である。また、加減速エネルギー項F4は、F4=m×dV/dtという式によって算出する。ここで、dV/dtは、車速Vの時間微分である。
従って、CPU41は、自車位置から目的地までの案内経路上の各リンクのリンクID、リンク長さ、勾配θをRAM42から読み出し、また、RAM42から案内経路上における自車位置から目的地までの現況交通情報を読み出し、各リンクにおける平均車速V1と旅行時間T1を取得する。また、CPU41は、ROM43から自車両の重量m、重力加速度g、空気密度ρ、自車両の空気抵抗係数Cd、自車両の前方投影面積Aを読み出す。尚、自車両の重量m、重力加速度g、空気密度ρ、自車両の空気抵抗係数Cd、自車両の前方投影面積Aは、予めROM43に記憶されている。
そして、CPU41は、自車位置から目的地までの案内経路上の各リンク毎に、リンクの平均車速V1を車速Vとして、単位走行距離当たりの走行エネルギーEを算出する。そして、CPU41は、各リンク毎に、単位走行距離当たりの走行エネルギーEに旅行時間T1を掛け算して、各リンクの走行エネルギーを算出して、RAM42に記憶する。
続いて、CPU41は、当該案内経路の経路データと、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配、各リンクの走行エネルギー等を車両制御ECU7へ送信した後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
[車両制御ECU7の処理]
次に、図2に示すように、S13において、車両制御ECU7のCPU81は、ナビゲーション装置2から受信した案内経路の経路データと、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配、各リンクの走行エネルギー等に基づいて、自車位置から目的地までの案内経路を、EV区間とHV区間とに区分した走行計画を作成してRAM82に記憶する。また、CPU81は、この作成した走行計画をナビゲーション装置2へ送信する。
[ナビゲーション装置2の処理]
そして、図2に示すように、S14において、ナビゲーション装置2のCPU41は、車両制御ECU7から走行計画を受信した場合には、この走行計画をRAM42に記憶し、液晶ディスプレイ15の地図画像上に表示する等して報知する。また、CPU41は、車速センサ51の出力から車速を取得し、RAM42に記憶する。また、CPU41は、現在地検出処理部11からジャイロセンサ等によって検出された進行方向の方位(水平方向)及び仰角を取得し、RAM42に記憶する。
続いて、S15において、CPU41は、現在地検出処理部11の検出結果に基づいて自車位置を検出してRAM42に記憶する。
その後、S16において、CPU41は、自車位置が案内経路から逸脱したか否か、つまり、自車位置が案内経路のリンク上に存在しないと判断した後、所定距離(例えば、約200mである。)走行したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置が案内経路のリンク上に存在する、又は、案内経路のリンク上に存在しないと判断した後、所定距離走行していない場合には(S16:NO)、CPU41は、自車位置が案内経路から逸脱していないと判定して、S17の処理に移行する。S17において、CPU41は、上記S12において、自車位置から目的地までの現況交通情報と、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配等を車両制御ECU7へ送信した後、所定時間(例えば、約5分間である。)経過したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置から目的地までの現況交通情報と、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配等を車両制御ECU7へ送信した後、所定時間経過したと判定した場合には(S17:YES)、CPU41は、S12以降の処理を再度、実行する。
一方、自車位置から目的地までの現況交通情報と、案内経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配等を車両制御ECU7へ送信した後、所定時間経過していないと判定した場合には(S17:NO)、CPU41は、上記S14で取得した自車両の車速、進行方向の方位(水平方向)及び仰角と、上記S15で取得した自車位置とをRAM42から読み出し、車両制御ECU7へ送信する。
[車両制御ECU7の処理]
次に、図2に示すように、S18において、車両制御ECU7のCPU81は、ナビゲーション装置2から受信した自車位置、自車両の車速、進行方向の方位(水平方向)及び仰角をRAM82に記憶する。続いて、CPU81は、自車位置がHV区間のリンク上に位置しているか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車位置がHV区間のリンク上に位置していない、つまり、EV区間のリンク上に位置していると判定した場合には(S18:NO)、CPU81は、案内経路の走行計画に従った走行制御、つまり、EV走行の走行制御を行う。また、CPU81は、ナビゲーション装置2へ、S14以降の処理を再度、実行するように指示する車両状態取得指示を送信する。他方、ナビゲーション装置2のCPU41は、車両制御ECU7から車両状態取得指示を受信した場合には、S14以降の処理を再度、実行する。
一方、自車位置がHV区間のリンク上に位置していると判定した場合には(S18:YES)、CPU81は、S19の処理に移行する。S19において、CPU81は、自車位置から前方の区間をHV走行するHV区間に設定して、エンジン制御部8及びモータジェネレータ制御部9を介してHV走行を開始するように制御する。
続いて、S20において、CPU81は、当該HV区間のHV走行制御を終了するか否か、つまり、車速と走行時間からHV区間のリンクの退出側端点まで走行したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、当該HV区間のHV走行制御を終了しないと判定した場合には(S20:NO)、CPU81は、S19以降の処理を再度実行する。尚、HV走行制御の終了判断は、自車位置がHV区間のリンク上に位置しているか否かを判断するようにしてもよい。
一方、当該HV区間のHV走行制御を終了すると判定した場合には(S20:YES)、CPU81は、S21の処理に移行する。S21において、CPU81は、目的地に到達したか否かを判定する、つまり、ナビゲーション装置2から自車位置が目的地に到達した旨の信号を受信したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、目的地に到達していないと判定した場合には(S21:NO)、CPU81は、ナビゲーション装置2へ先読み情報取得処理のサブ処理(S12)を実行するように指示する先読み情報取得指示を送信する。
また、ナビゲーション装置2のCPU41は、車両制御ECU7から先読み情報取得指示を受信した場合には、再度S12以降の処理を実行する。
一方、目的地に到達したと判定した場合には(S21:YES)、CPU81は、当該処理を終了する。
[ナビゲーション装置2の処理]
他方、図2に示すように、上記S16で、ナビゲーション装置2のCPU41は、自車位置が案内経路のリンク上に存在しないと判断した後、所定距離走行した場合には(S16:YES)、自車位置が案内経路から逸脱していると判定して、S22の処理に移行する。
S22において、CPU41は、ナビ地図情報26や現況交通情報等に基づいて、例えばダイクストラ法等によって、自車位置から目的地までの変更経路を再探索(リルート)して、当該変更経路の経路データをRAM42に記憶すると共に、車両制御ECU7に送信する。この経路データは、変更経路上の各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標(例えば、緯度経度である。)、各リンクの勾配、リンク長さ等から構成されている。
続いて、図3に示すように、S23において、CPU41は、「リルート時制御判定処理」のサブ処理(図5参照)を実行する。
ここで、CPU41がS23で実行する「リルート時制御判定処理」のサブ処理について図5及び図6に基づいて説明する。
図5に示すように、CPU41は、S211において、上記S11で探索した案内経路(以下、「元ルート」という。)の経路データを構成する各リンクの勾配をRAM42から読み出して、これらの勾配を平均した平均勾配値を算出し、元ルート上の平均勾配K1として、RAM42に記憶する。
そして、S212において、CPU41は、上記S22で再探索した変更経路上の各リンクのリンクIDと、元ルート上の各リンクのリンクIDとをRAM42に記憶しているそれぞれの経路データから読み出す。その後、CPU41は、変更経路上の各リンクのリンクIDのうち、元ルート上の各リンクのリンクIDと一致するリンクIDを抽出して、変更経路上における元ルートと一致する一致区間を構成するリンクIDとしてRAM42に記憶する。
例えば、図6に示すように、ハイブリッド車両1が元ルート101の地点102で当該元ルート101を逸脱した場合には、CPU41は、自車位置から目的地までの変更経路103を再探索して、RAM42に記憶する。そして、CPU41は、図6の右側に示される変更経路103上の太線部分の各リンクのリンクIDを、変更経路103上における元ルート101と一致する一致区間103Aを構成するリンクIDとしてRAM42に記憶する。
続いて、S213において、CPU41は、RAM42から変更経路上における元ルートと一致する一致区間を構成するリンクIDを読み出す。そして、CPU41は、変更経路上の各リンクのリンクIDに対する当該一致区間を構成するリンクIDの割合を算出し、元ルートと変更経路との一致率RLとしてRAM42に記憶する。例えば、図6の右側に示すように、CPU41は、変更経路103上の各リンクのリンクIDに対する一致区間103Aを構成するリンクIDの割合を算出し、元ルート101と変更経路103との一致率RLとしてRAM42に記憶する。
そして、S214において、CPU41は、変更経路上における元ルートと一致する一致区間を構成するリンクIDをRAM42から読み出す。その後、CPU41は、この一致区間を構成する各リンクIDに対応する各リンクの勾配をナビ地図情報26から読み出して、これらの勾配を平均した平均勾配値を算出し、当該一致区間の平均勾配K2として、RAM42に記憶する。
例えば、図6の右側に示すように、CPU41は、一致区間103Aを構成する各リンクIDに対応する各リンクの勾配をナビ地図情報26から読み出して、これらの勾配を平均した平均勾配値を算出し、当該一致区間103Aの平均勾配K2として、RAM42に記憶する。
続いて、S215において、CPU41は、上記S15で取得した自車位置が位置するリンクの勾配をナビ地図情報26から読み出し、このリンクの勾配を自車位置勾配K3としてRAM42に記憶する。尚、上記S14で取得した自車両の仰角をRAM42から読み出し、この仰角の正接関数の値を自車位置勾配K3としてRAM42に記憶するようにしてもよい。
その後、S216において、CPU41は、RAM42から元ルートと変更経路との一致率RLを読み出し、この一致率RLが基準値(例えば、基準値は80%である。)よりも大きいか否かを判定する判定処理を実行する。尚、基準値は予めROM43に記憶されている。この一致率RLが基準値よりも大きいほど、変更経路の元ルート上から外れた部分の走行距離が短くなる。
そして、一致率RLが基準値以下であると判定した場合には(S216:NO)、CPU41は、変更経路の元ルート上から外れた部分の走行距離が長いと判定して、S217の処理に移行する。S217において、CPU41は、RAM42から制御実施フラグを読み出し、この制御実施フラグをOFFに設定してRAM42に記憶する。続いて、CPU41は、OFFに設定した制御実施フラグを車両制御ECU7に送信した後、当該サブ処理を終了して、後述のS24の処理に移行する。尚、ナビゲーション装置2の起動時には、制御実施フラグはOFFに設定されて、RAM42に記憶されている。
一方、一致率RLが基準値よりも大きいと判定した場合には(S216:YES)、CPU41は、S218の処理に移行する。S218において、CPU41は、RAM42から元ルート上の平均勾配K1と一致区間の平均勾配K2とを読み出し、一致区間の平均勾配K2が元ルート上の平均勾配K1よりも大きいか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、一致区間の平均勾配K2が元ルート上の平均勾配K1以下であると判定した場合には(S218:NO)、CPU41は、一致区間の平均勾配K2は小さいと判定して、つまり、EV走行によるバッテリ6の電力消費量は、元ルートを走行した場合よりも大きく増加しないと判定して、上記S217の処理に移行する。
一方、一致区間の平均勾配K2が元ルート上の平均勾配K1よりも大きいと判定した場合には(S218:YES)、CPU41は、S219の処理に移行する。S219において、CPU41は、RAM42から一致区間の平均勾配K2と自車位置勾配K3とを読み出し、自車位置勾配K3が一致区間の平均勾配K2よりも大きいか否かを判定する判定処理を実行する。そして、自車位置勾配K3が一致区間の平均勾配K2以下であると判定した場合には(S219:NO)、CPU41は、EV走行によるバッテリ6の電力消費量は、大きく増加しないと判定して、上記S217の処理に移行する。
一方、自車位置勾配K3が一致区間の平均勾配K2よりも大きいと判定した場合には(S219:YES)、CPU41は、S220の処理に移行する。S220において、CPU41は、RAM42から制御実施フラグを読み出し、この制御実施フラグをONに設定してRAM42に記憶する。続いて、CPU41は、ONに設定した制御実施フラグを車両制御ECU7に送信する。また、CPU41は、S23の「リルート時制御判定処理」のサブ処理と並行してS24の処理を実行する。
S24において、CPU41は、上記S12で実行した「先読み情報取得処理」のサブ処理(図4参照)を再度、実行する。具体的には、図4に示すように、CPU41は、S111において、変更経路上における自車位置から目的地までの現況交通情報を交通情報DB27から読み出し、RAM42に記憶する。
そして、S112において、CPU41は、変更経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配等をナビ地図情報26から読み出し、RAM42に記憶する。その後、CPU41は、変更経路上における自車位置から目的地までの各リンクを走行する走行エネルギーを算出してRAM42に記憶する。
続いて、CPU41は、当該変更経路の経路データと、変更経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配、各リンクの走行エネルギー等を車両制御ECU7へ送信した後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
[車両制御ECU7の処理]
次に、図3に示すように、S25において、車両制御ECU7のCPU81は、ナビゲーション装置2から受信した変更経路の経路データと、変更経路上における自車位置から目的地までの各リンクのリンクID、両端点(ノード)の座標、リンク長さ、各リンクの勾配、各リンクの走行エネルギー等に基づいて、自車位置から目的地までの変更経路を、EV区間とHV区間とに区分した走行計画の作成を開始する。また、ナビゲーション装置2から制御実施フラグを受信した場合には、この受信した制御実施フラグをRAM82に記憶する。
続いて、S26において、CPU81は、RAM82から受信した制御実施フラグを読み出し、この受信した制御実施フラグがONに設定されているか否かを判定する判定処理を実行する。そして、受信した制御実施フラグがONに設定されていると判定した場合には(S26:YES)、CPU81は、S27の処理に移行する。
つまり、自車位置勾配K3が一致区間の平均勾配K2よりも大きい場合には、変更経路の走行計画が作成されても、当該変更経路の開始直後における自車位置は、HV走行するHV区間に設定される地点であると推定されるため、CPU81は、S27の処理に移行する。
S27において、CPU81は、自車位置が位置するリンクをHV走行するHV区間に設定して、エンジン制御部8及びモータジェネレータ制御部9を介してHV走行を開始するように制御する。
例えば、図6の右側に示すように、変更経路103の一致区間103Aにおける一致率RLが基準値(例えば、基準値は80%である。)よりも大きく、一致区間103Aの平均勾配K2が元ルート101の平均勾配K1よりも大きく、更に、自車位置勾配K3が一致区間103Aの平均勾配K2よりも大きい場合には、CPU81は、ハイブリッド車両1の自車位置が位置するリンクをHV走行するHV区間に設定して、HV走行を開始するように制御する。
続いて、S28において、CPU81は、当該HV区間のHV走行制御を終了するか否か、つまり、車速と走行時間からHV区間のリンクの退出側端点まで走行したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、当該HV区間のHV走行制御を終了しないと判定した場合には(S28:NO)、CPU81は、S27以降の処理を再度実行する。
一方、当該HV区間のHV走行制御を終了すると判定した場合には(S28:YES)、CPU81は、後述のS31の処理に移行する。
他方、上記S26で、受信した制御実施フラグがOFFに設定されていると判定した場合には(S26:NO)、CPU81は、S29の処理に移行する。S29において、CPU81は、通常時車両制御を行う。つまり、制御計画の無い通常時、プラグインハイブリッド車両1は、バッテリ残量(SOC)が残っている場合は、EV走行をし、バッテリ残量(SOC)が所定値以下となった場合は、HV走行するように設定されているため、CPU81は、自車位置が位置するリンクをEV走行するEV区間に設定して、エンジン制御部8及びモータジェネレータ制御部9を介してEV走行を開始するように制御する。
続いて、S30において、CPU81は、当該EV区間のEV走行制御を終了するか否か、つまり、車速と走行時間からEV区間のリンクの退出側端点まで走行したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、当該EV区間のEV走行制御を終了しないと判定した場合には(S30:NO)、CPU81は、S29以降の処理を再度実行する。
一方、当該EV区間のEV走行制御を終了すると判定した場合には(S30:YES)、CPU81は、S31の処理に移行する。
S31において、CPU81は、変更経路の走行計画を作成してRAM82に記憶したか否か、つまり、変更経路の走行計画の作成が終了したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、変更経路の走行計画の作成が終了していない、つまり、変更経路の走行計画を作成中であると判定した場合には(S31:NO)、CPU81は、S26以降の処理を再度実行する。
一方、変更経路の走行計画の作成が終了したと判定した場合には(S31:YES)、CPU81は、S32の処理に移行する。S32において、CPU81は、ナビゲーション装置2へ、制御実施フラグをOFFに設定するように指示するフラグOFF設定指示を送信する。また、ナビゲーション装置2のCPU41は、車両制御ECU7からフラグOFF設定指示を受信した場合には、RAM42から制御実施フラグを読み出し、この制御実施フラグをOFFに設定して再度、RAM42に記憶する。
そして、CPU81は、変更経路の走行計画に従った走行制御を開始する。例えば、図6の右側に示すように、変更経路103の一致区間103Aに進入した際に、変更経路103の走行計画が作成できた場合には、CPU81は、当該走行計画に従って一致区間103Aの各HV区間でHV走行し、各EV区間でEV走行するように走行制御を開始する。
また、CPU81は、ナビゲーション装置2へ、S14以降の処理を再度、実行するように指示する車両状態取得指示を送信する。他方、ナビゲーション装置2のCPU41は、車両制御ECU7から車両状態取得指示を受信した場合には、S14以降の処理を再度、実行する。
以上詳細に説明した通り、本実施例に係るハイブリッド車両1では、車両制御ECU7のCPU81は、ONに設定された制御実施フラグを受信した場合には、変更経路の走行計画を作成できるまで、自車位置が位置するリンクをHV走行するHV区間に設定して、エンジン制御部8及びモータジェネレータ制御部9を介してHV走行を開始するように制御する。そして、CPU81は、変更経路の走行計画を作成できた場合には、当該変更経路の走行計画に従った走行制御を開始する。
従って、変更経路の走行開始直後における自車位置勾配K3が、変更経路上における元ルートと一致する一致区間の平均勾配K2よりも大きい場合には、CPU81は、自車位置が位置するリンクをHV走行するHV区間に設定して、HV走行を行うように走行制御することができる。これにより、CPU81は、変更経路に進入した際に、リンク(道路)の勾配が一致区間の平均勾配K2よりも大きい場合には、変更経路の走行計画を作成できるまで、HV走行をするように走行制御することができるため、バッテリ6のSOCの急激な減少を回避して、EV走行による走行距離を長くして、燃料消費量の削減化を図ることができる。
また、車両制御ECU7のCPU81は、OFFに設定された制御実施フラグを受信した場合には、変更経路の走行計画を作成できるまで、自車位置が位置するリンクをEV走行するEV区間に設定して、エンジン制御部8及びモータジェネレータ制御部9を介してEV走行を開始するように制御する。そして、CPU81は、変更経路の走行計画を作成できた場合には、変更経路の走行計画に従った走行制御を開始する。
従って、CPU81は、OFFに設定された制御実施フラグを受信した場合には、変更経路の走行開始直後において、自車位置が位置するリンクをEV走行するEV区間に設定して、EV走行を行うように走行制御することができる。これにより、CPU81は、変更経路に進入した際に、リンク(道路)の勾配が一致区間の平均勾配K2以下等の場合には、変更経路の走行計画を作成できるまで、EV走行をするように走行制御することができるため、HV走行による走行距離の短縮化を図り、燃料消費量の削減化を図ることができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、上記S217において、ナビゲーション装置2のCPU41は、OFFに設定した制御実施フラグと、変更経路上における元ルートと一致する一致区間を構成するリンクIDとを車両制御ECU7へ送信するようにしてもよい。
また、上記S26において、車両制御ECU7のCPU81は、受信した制御実施フラグがOFFに設定されていると判定した場合には(S26:NO)、更に、受信した変更経路上における元ルートと一致する一致区間を構成するリンクIDに対応する全リンクをEV走行した場合、つまり、一致区間を全てEV走行した場合に、目的地に到着した時点で、バッテリ6のSOCが下限値になるか否かを判定する判定処理を実行するようにしてもよい。
そして、変更経路上における元ルートと一致する一致区間を全てEV走行した場合に、目的地に到着した時点で、バッテリ6のSOCが下限値以下になると判定した場合には、CPU81は、上記S27の処理に移行して、変更経路の走行計画を作成できるまで、HV走行するようにしてもよい。
一方、変更経路上における元ルートと一致する一致区間を全てEV走行した場合に、目的地に到着した時点で、バッテリ6のSOCが下限値よりも大きいと判定した場合には、CPU81は、上記S29の処理に移行して、変更経路の走行計画を作成できるまで、EV走行するようにしてもよい。
これにより、車両制御ECU7のCPU81は、一致区間を全てEV走行した場合に、目的地に到着した時点で、バッテリ6のSOCが下限値以下となると判定した場合には、変更経路の走行計画を作成できるまで、HV走行をするように走行制御するため、EV走行による走行距離を長くして、燃料消費量の更なる削減化を図ることができる。
また、CPU81は、一致区間を全てEV走行した場合に、目的地に到着した時点で、バッテリ6のSOCが下限値よりも大きいと判定した場合には、変更経路の走行計画を作成できるまで、EV走行するように走行制御することができるため、EV走行による走行距離を長くして、燃料消費量の更なる削減化を図ることができる。
1 プラグインハイブリッド車両
2 ナビゲーション装置
3 エンジン
4 モータジェネレータ
6 バッテリ
7 車両制御ECU
11 現在地検出処理部
12 データ記録部
25 地図情報DB
41、81 CPU
42、82 RAM
43、83 ROM
101 元ルート(案内経路)
102 地点
103 変更経路
103A 一致区間

Claims (8)

  1. 車両位置が経路を逸脱したと判定された場合に、逸脱地点から目的地までの変更経路を再探索する変更経路取得手段と、
    前記経路と前記変更経路の一致区間を取得する一致区間取得手段と、
    前記一致区間における経路上の一致区間平均勾配と前記車両位置の車両位置勾配とを取得する一致区間勾配取得手段と、
    前記一致区間平均勾配と前記車両位置勾配とに基づいて、駆動源の駆動状態を決定し制御する走行制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記走行制御手段は、前記駆動状態として少なくともエンジンを駆動源とするハイブリッド走行制御と、前記エンジンを停止させ、且つ、モータを駆動源とするモータ走行制御とのいずれかの走行制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記変更経路と前記経路上の前記逸脱地点から目的地までの変更前経路との一致率を取得する一致率取得手段と、
    前記一致率が所定基準値よりも大きいか否かを判定する一致率判定手段と、
    前記経路上の経路平均勾配を取得する経路勾配取得手段と、
    前記一致区間平均勾配が前記経路平均勾配よりも大きいか否かを判定する一致区間勾配判定手段と、
    を備え、
    前記走行制御手段は、前記一致率が所定基準値よりも大きいと判定され、且つ、前記一致区間平均勾配が前記経路平均勾配よりも大きいと判定された場合に、前記一致区間平均勾配と前記車両位置勾配とに基づいて、前記ハイブリッド走行制御と前記モータ走行制御とのいずれかの走行制御を実行することを特徴とする請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記車両位置勾配が前記一致区間平均勾配よりも大きいか否かを判定する車両位置勾配判定手段を備え、
    前記走行制御手段は、前記車両位置勾配判定手段を介して前記車両位置勾配が前記一致区間平均勾配よりも大きいと判定された場合には、前記ハイブリッド走行制御を実行することを特徴とする請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記走行制御手段は、前記車両位置勾配判定手段を介して前記車両位置勾配が前記一致区間平均勾配以下であると判定された場合には、前記モータ走行制御を実行することを特徴とする請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 前記モータに接続されて、前記モータと電力を授受可能なバッテリと、
    前記一致区間を全てモータ走行制御で走行した場合に、目的地における前記バッテリの残容量が所定値以下となるか否かを判定する電力判定手段と、
    を備え、
    前記走行制御手段は、前記一致区間を全てモータ走行制御で走行した場合に、目的地における前記バッテリの残容量が所定値以下となると判定された場合には、前記ハイブリッド走行制御を実行することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の車両制御装置。
  7. 前記ハイブリッド車両は、車両外部の電源からの電力を前記バッテリに充電可能なプラグインハイブリッド車両であることを特徴とする請求項6に記載の車両制御装置。
  8. 車両位置が経路を逸脱したと判定された場合に、逸脱地点から目的地までの変更経路を再探索する変更経路取得工程と、
    前記経路と前記変更経路の一致区間を取得する一致区間取得工程と、
    前記一致区間取得工程で取得した前記一致区間における経路上の一致区間平均勾配と前記車両位置の車両位置勾配とを取得する一致区間勾配取得工程と、
    前記一致区間勾配取得工程で取得した前記一致区間平均勾配と前記車両位置勾配とに基づいて、駆動源の駆動状態を決定し制御する走行制御工程と、
    を備えたことを特徴とする車両制御方法。
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