JP6046972B2 - 部屋構造 - Google Patents

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Description

この発明は、エアコンディショナーを設置するのに適した部屋構造に関する。
特許文献1には、屋内の壁面に設置される室内機と室外に設置される室外機との間を配管で接続するエアコンシステムにおけるエアコンの配管収納構造が開示されている。具体的には、屋内の壁面にはあらかじめ配管用の溝状の凹部が高さ方向に形成され、この凹部には、配管挿通部を備えて該凹部を覆う配管カバーが、屋内の壁面とほぼ同一平面をなすように備えられるとともに該凹部を開閉可能となるように設けられ、前記配管を、配管カバーの配管挿通部を通して凹部に挿通させて配管するとともに、この凹部を配管カバーで被覆して配管が隠蔽されている。
特開2009−216134号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術は、上記配管を壁内に入れ込むための凹部を壁内に造り込むため、壁材に対する特殊な加工や配置等が必要であり、作業が大掛かりになるという欠点がある。また、メンテナンスも行いにくい。
この発明は、上記の事情に鑑み、部屋の壁面に凹部を作製することなく部屋および部屋の外側の美観を保ちながら配管が行える部屋構造を提供することを課題とする。
この発明の部屋構造は、上記の課題を解決するために、エアコンディショナーの室内機の下方側となる屋内壁面に、配管用穴が外壁を貫通して形成されるとともに、上記室内機の下方側から上記配管用穴までを少なくとも覆う配管化粧カバーが設けられたことを特徴とする。
上記の構成であれば、上記配管用穴が外壁を貫通して形成されているので、配管を壁内に這わすための凹部を壁内に作製する必要はない。また、上記配管化粧カバーによって上記配管の部屋側部分が隠されることになり、部屋内の美観を保つことができる。
上記配管用穴の中心位置が屋内の床部から1500mm以下の高さであってもよい。これによれば、1階部屋であれば塀などによって外から上記配管は見えにくくなり、また、2階以上の部屋であれば、バルコニーの腰壁などによって外から上記配管は見えにくくなる。すなわち、部屋の外側の美観を保つことができる。
上記配管化粧カバーを構成部材とした棚またはハンガー掛けまたはメッセージボードが設けられていてもよい。これによれば、上記配管化粧カバーが単体で存在する場合の違和感を無くすことができるとともに、上記室内機の下方空間の有効利用が図れる。
上記配管化粧カバー内に調湿性材および断熱材の少なくとも一方が設けられていてもよい。これによれば、冷暖房によって配管に結露が生じても、上記調湿性材によって水分は吸収され発散されることになり、上記配管化粧カバー内の衛生が保たれることになる。また、断熱材を設けると結露しにくくなり、空調効率も向上しうる。
本発明であれば、部屋の壁面に凹部を作製することなく部屋および部屋の外側の美観を保ちながら配管が行えるという効果を奏する。
この発明の実施形態の部屋構造を示した斜視図である。 図1の部屋構造の室内側および室外側を示した説明図である。 同図(A)および(B)は、図1の部屋構造で用いた配管化粧カバーの上部分を拡大して示した斜視図である。 同図(A)および(B)は、図3の配管化粧カバーを用いたハンガー掛けを示した説明図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この発明の実施形態の部屋構造1では、屋外に面する外壁11の天井側にエアコンディショナー2の室内機21が取り付けられている。上記室内機21の右側には隣住戸との間を仕切る界壁12による入隅が存在し、上記室内機21の左側には窓13が存在している。
上記室内機21の左側の下面には配管(冷媒管、ドレン管)23が接続されている。上記配管23は、上記外壁11の屋内壁面に設けられた配管化粧カバー3によって覆われている。さらに、上記屋内壁面上であって上記室内機21の下方には上記配管化粧カバー3を構成部材とした棚31が設けられている。この棚31の一端側は上記配管化粧カバー3にビス等によって固定されており、他端側は上記界壁12にビス等によって固定されている。
図2に示すように、上記外壁11には配管用穴11aが形成されており、上記配管23は上記配管用穴11aを通して屋外に出されている。上記配管用穴11aは、上記外壁11を水平方向に真っ直ぐに貫通している。上記配管用穴11aの中心位置は、屋内床4から例えば1000mm程度(屋外の床部5となるバルコニー床、専用室外機設置場、片廊下、コンクリート犬走り部等からは例えば1100mm程度の箇所)に設定されている。なお、上記中心位置が上記屋内床4から1500mm以下(1400mm以下、1300mm以下、1200mm以下、1100mmまたは1000mm以下としてもよい)の高さとなる位置に上記配管用穴11aが外壁11を貫通して形成されていればよく、上記1000mmに限定されるものではない。屋外に出された上記配管23は屋外の床部5に置かれている室外機22に接続される。
図3(A)に示すように、上記外壁11の屋内壁面にコの字アングル3aがビス等によって固定されている。そして、上記配管化粧カバー3の側板3bが上記コの字アングル3aの折り曲げ部分にビス等によって固定さている。
また、図3(B)に示すように、上記側板3bの上端側には天板部3cが固定され、下端側には図示しない底板部が固定される。そして、Lアングル3dが一方の片部を下方に向け、他方の片部を上記天板部3cに当ててビス等により固定されている。上記配管化粧カバー3の表板3eの上端面には係合穴3fが形成されている。上記表板3eは、上記係合穴3fを上記Lアングル3dの上記一方の片部に挿入させた状態で、ボルト等によって上記側板3bに固定される。
このように、エアコンディショナー2の室内機21の下方側となる屋内壁面に、上記配管用穴11aが外壁を貫通して形成されているので、配管23を壁内に這わすための凹部を壁内に作製する必要はない。また、上記室内機21の下方側から上記配管用穴11aまでを少なくとも覆う配管化粧カバー3が設けられているので、上記配管化粧カバー3によって上記配管23の部屋側部分が隠されることになり、部屋内の美観を保つことができる。
また、上記配管用穴11aの中心位置が屋内床4から1500mm以下の高さに形成されているので、1階部屋であれば塀などによって外から上記配管23は見えにくくなり、また、2階以上の部屋であれば、バルコニーの腰壁などによって外から上記配管23は見えにくくなる。すなわち、部屋の外側の美観を保つことができる。
特に、一般的な集合住宅は、水平方向および上下階で複数の住戸が並ぶため、各住宅にとっての外壁面積は戸建住宅よりも少なくなる。このため、排気ダクト、縦樋、エアコンディショナーの配管などが、限られた外壁面のしかも各住戸の天井付近の高さの箇所に集中してしまい、設備計画に制限が生じがちとなる。上記部屋構造1であれば、上記配管23は各住戸の天井付近の高さよりも低い箇所から引き出せるので、上記設備計画の制限を緩和することも可能になる。また、屋外側に位置する配管23の形状や色を各住戸で統一すると、建物外観は一層良くなる。
また、上記配管化粧カバー3を構成部材とした棚31が設けられていると、上記配管化粧カバー3が単体で存在する場合の違和感を無くすことができるとともに、上記室内機21の下方空間の有効利用が図れる。なお、上記棚31は扉付きの棚であってもよい。また、この扉にコルクボード、ホワイトボード、マグネットボードなどのメッセージボードを配置してもよい。また、上記配管化粧カバー3に片方の縁が係止されて、室内壁面にコルクボード、ホワイトボード、マグネットボードなどのメッセージボードが配置されてもよい。なお、上記配管用穴11aが屋内床から例えば1000mm程度の箇所に在ると、上記棚31の下端は屋内床から1000mm程度の箇所に位置することになり、上記棚31の下方に小さめの家具を置くことができるようになる。
また、図4(A)および(B)に示すように、上記配管化粧カバー3を構成部材としたハンガー掛け32が設けられていてもよい。ハンガー6に掛けた衣服を上記ハンガー掛け32に掛けてエアコンディショナー2を暖房動作させると、上記衣服の乾燥を促進させることができる。なお、上記ハンガー掛け32のパイプを受けるブラケットを折り畳んだり、収納できる構成、さらには、上記パイプを取り外して上記配管化粧カバー3内に収納したり、上記配管化粧カバーに沿って下げておくことができる構成を採用することもできる。さらには、上記ハンガー掛け32を覆うカバーボックスを設けることもできる。
上記配管23が室内機21の右側の下面に設けられる場合には、上記配管化粧カバー3は上記界壁12に近い側に位置することになるが、このような場合でも、棚やハンガー掛けを設けることは可能である。
上記配管化粧カバー3内に調湿性材および断熱材の少なくとも一方が設けられていてもよい。これによれば、冷暖房によって配管23に結露が生じても、上記調湿性材によって水分は吸収され発散されることになり、上記配管化粧カバー内の衛生が保たれることになる。上記調湿性材としては、珪藻土や木炭などを含有するシート材などがある。このようなシート材については上記配管化粧カバー3の側板3bの内側面に貼り付けて用いることができる。また、断熱材を設けると結露しにくくなり、空調効率も向上しうる。
上記配管化粧カバー3と室内機21との間に位置する配管23については、これを露呈させずに例えば蛇腹状のカバーで覆うようにしてもよい。また、屋内に位置する配管23の下端を越えて床に至る長い配管化粧カバーを用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 部屋構造
11 外壁
11a 配管用穴
12 界壁
2 エアコンディショナー
21 室内機
22 室外機
23 配管
3 配管化粧カバー
31 棚
32 ハンガー掛け
4 室内床
5 屋外の床部
6 ハンガー

Claims (4)

  1. エアコンディショナーの室内機の下方側となる屋内壁面に、配管用穴が外壁を貫通して形成されるとともに、上記室内機の下方側から上記配管用穴までを少なくとも覆う配管化粧カバーが設けられており、上記エアコンディショナーの室内機の下方から上記配管化粧カバーの下側にかけて設けた棚、ハンガー掛けまたはメッセージボードの左右の一方の側にのみ上記配管化粧カバーが存在することを特徴とする部屋構造。
  2. 請求項1に記載の部屋構造において、上記配管用穴の中心位置が屋内の床部から所定の高さ以下の高さであり、上記配管用穴の屋外側に塀またはバルコニーの腰壁が存在し、上記塀または腰壁によって配管が見えにくくされたことを特徴とする部屋構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の部屋構造において、上記配管化粧カバーが上記左右の一方の側の構成部材とされ、他方の側に室内壁が存在することを特徴とする部屋構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の部屋構造において、上記配管化粧カバー内に調湿性材および断熱材の少なくとも一方が設けられていることを特徴とする部屋構造。

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