JP6046553B2 - 高所作業用安全帯のフック - Google Patents
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Description
図4は、この従来のフックの平面図であり、(A)はフックのストッパが閉位置にある状態を示し、(B)はフックのストッパが開位置にある状態を示している。
図4に示すように、このフックは、鉤状の本体20を有し、本体20の基部20aに形成された命綱連結孔29に、高所作業用安全帯に備えられた命綱の先端が連結されるようになっている。
さらに、図示はしないが、ハンドル27の内側面には、ロック部材23のストッパ21から遠ざかる側の側縁に当接する隆起が設けられている。
開位置において、本体20が高所作業現場の固定用構造物に引っ掛けられ、その後、ハンドル27が開放される。それによって、ハンドル27は閉位置に戻り、ロック部材23によってロックされ、フックが固定用構造物に係止される。
フック本体1の基部1aには、レバー形状をなすストッパ2が取り付けられている。ストッパ2は、金属板を折り曲げて断面をコ字状にしたものからなり、フック本体1の基部1aに外側から嵌め込まれた状態で、その一端2aを第1のピン3によって基部1aに取り付けられて第1のピン3のまわりに旋回可能になっている。そして、ストッパ2は、フック本体1の基部1aおよび先端1b間を閉じる閉位置(図2参照)と、閉位置からフック本体1の内側に押し込まれてフック本体1の基部1aおよび先端1b間を開く開位置(図3(B)参照)をとる。図2から明らかなように、閉位置では、フック本体1の先端1bは、ストッパ2の他端(先端)2bの互いに対向する側壁間に挿入されるようになっている。
そして、ロック部材4は、一端4aがストッパ2の内側に嵌め込まれる一方、他端4b側において、連結壁4dの内面がフック本体1に対向し、かつ一対の側壁4c間にフック本体1が挿入された状態で、一端4aを第2のピン5によってストッパ2に取り付けられて第2のピン5のまわりに旋回可能になっている。
さらに、連結壁4dの端縁(当接部)4eと反対側の端縁には、平坦なバネ保持壁4fが接続されて、連結壁4dから一定の角度をなして一対の側壁4c間の間隙中にのびている。
それによって、ストッパ2は、ロック部材4によって閉位置にロックされる。このロック状態において、ロック部材4の他端4bは、フック本体1を越えて外側にのびている。
そして、ハンドル9の一対の側壁9c間にフック本体1の一部およびロック部材4の一部が挿入され、かつ連結壁9dの内面がストッパに対向した状態で、ハンドル9は、一端9aを第3のピン10によってフック本体1に取り付けられて第3のピン10のまわりに旋回可能になっており、他端(先端)9bがフック本体1の基部1aまでのびている。
開位置において、フック本体1が高所作業現場の固定用構造物に引っ掛けられ、その後、ストッパ2およびハンドル9が開放される。それによって、ストッパ2が閉位置に戻り、ロック部材4によってロックされ、フックが固定用構造物に係止される。
例えば、上記実施例では、ストッパ、ロック部材およびハンドルを、いずれも断面がコ字状の部材としてフックを構成したが、ストッパ、ロック部材およびハンドルをすべて平坦な板状の部材としてフックを構成することもできる。
図5および図6は、このような構成を備えた高所作業用安全帯のフックを示す図であり、図5(A)はフックの斜視図であり、図5(B)は図5(A)に示したフックのストッパが閉位置にある状態を示す平面図であり、図6(A)は、図5(A)に示したフックのロック部材によるロックが解除された状態を示す図5(B)に類似の平面図であり、図6(B)は、図5(A)に示したフックのストッパが開位置にある状態を示す図5(B)に類似の平面図である。
そして、ロック部材4’は、一端4a’がストッパ2の内側に嵌め込まれる一方、他端4b’側において、連結壁4d’の内面がフック本体1に対向し、かつ一対の側壁4c’間にフック本体1が挿入された状態で、一端4a’を第2のピン5によってストッパ2に取り付けられて第2のピン5のまわりに旋回可能になっている。
さらに、連結壁4d’の端縁(当接部)4e’と反対側の端縁には、平坦なバネ保持壁4f’が接続されて、連結壁4d’から一定の角度をなして一対の側壁4c’間の間隙中にのびている。
開位置において、フック本体1が高所作業現場の固定用構造物に引っ掛けられ、その後、ストッパ2およびロック部材4’の他端4b’が開放される。それによって、ストッパ2が閉位置に戻り、ロック部材4’によってロックされ、フックが固定用構造物に係止される。
1a 基部
1b 先端
2 ストッパ
2a 一端
2b 他端
3 第1のピン
4、4’ ロック部材
4a、4a’ 一端
4b、4b’ 他端
4c、4c’ 側壁
4d、4d’ 連結壁
4e、4e’ 当接部
4f、4f’ バネ作用面
5 第2のピン
6 スペーサ
7 バネ
7a 一方の直線状部分
7b 他方の直線状部分
8 切欠き
9 ハンドル
9a 一端
9b 他端
9c 側壁
9d 連結壁
10 第3のピン
11 命綱連結孔
20 本体
20a 基部
20b 先端
21 ストッパ
21a 一端
21b 他端
22 第1のピン
23 ロック部材
24 第2のピン
25 スリット
26 第3のピン
27 ハンドル
27a 一端
27b 他端
28 第4のピン
29 命綱連結孔
Claims (2)
- 高所作業現場において使用される高所作業用安全帯の命綱の先端に備えられ、前記命綱を前記高所作業現場の固定用構造物に係止するためのフックであって、
鉤状のフック本体と、
レバー形状をなし、一端を第1のピンによって前記フック本体の基部に取り付けられて前記第1のピンのまわりに旋回可能とされ、前記フック本体の基部および先端間を閉じる閉位置と、前記閉位置から前記フック本体の内側に押し込まれて前記フック本体の基部および先端間を開く開位置をとるストッパと、
前記フック本体の基部付近において、一端を第2のピンによって前記ストッパに取り付けられて前記第2のピンのまわりに旋回可能とされ、他端が前記フック本体に向かってのびるロック部材と、を備え、
前記フック本体の基部付近の内側側縁には、切欠きが設けられる一方、前記ロック部材には、前記切欠きに係合し得る当接部が設けられ、前記ロック部材の当接部が前記フック本体の切欠きに係合することによって、前記ロック部材の前記ストッパから遠ざかる向きへの旋回が規制されるようになっており、さらに、
前記第2のピンに取り付けられるとともに、前記ストッパおよび前記ロック部材に作用し、常時、前記ストッパが前記閉位置をとり、かつ前記ロック部材の当接部が前記フック本体の切欠きに係合するように弾性付勢することで、前記ストッパが前記ロック部材によって前記閉位置にロックされるようにするバネと、
レバー形状をなし、前記フック本体の一部および前記ロック部材の一部と重なり合った状態で、一端を第3のピンによって前記フック本体の中間部に取り付けられて前記第3のピンのまわりに旋回可能とされ、他端が前記フック本体の基部までのびるハンドルと、を備え、
前記ロック部材の当接部が前記フック本体の切欠きに係合した状態で、前記ロック部材の他端は前記フック本体を越えてのび、前記ハンドルは、前記ロック部材の他端における前記ストッパから遠ざかる側の側縁に当接するロック部材案内面を備えており、
前記ハンドルが前記フック本体に向けて旋回せしめられるとき、前記ロック部材が前記ロック部材案内面によって前記ストッパに向けて押されて前記当接部が前記切欠きから離間することで、前記ロック部材によるロックが解除され、さらに、前記ストッパが前記フック本体に向けて旋回せしめられることで前記ストッパが前記開位置をとるものであることを特徴とするフック。 - 前記ストッパは、板体を折り曲げて断面をコ字状としたものからなり、前記フック本体の基部に外側から嵌め込まれた状態で、前記第1のピンによって前記基部に取り付けられ、
前記ロック部材は、互いに平行な細長い一対の側壁と、前記一対の側壁の中間部において前記一対の側壁の一側同士を接続する連結壁とからなり、前記ロック部材の前記一端が前記ストッパの内側に嵌め込まれる一方、前記ロック部材の前記他端側において、前記連結壁の内面が前記フック本体に対向し、かつ前記ロック部材の前記一対の側壁間に前記フック本体が挿入された状態で、前記第2のピンによって前記ストッパに取り付けられ、前記ロック部材の前記連結壁における、前記ロック部材の前記他端側の端縁が前記当接部を形成し、
前記ハンドルは、板体を折り曲げて断面をコ字状としたものからなり、互いに平行な一対の側壁と、当該一対の側壁の一側同士を接続する連結壁とを有し、前記ハンドルの前記一対の側壁間に前記フック本体の一部および前記ロック部材の一部が挿入され、かつ前記ハンドルの前記連結壁の内面が前記ストッパに対向した状態で、前記第3のピンによって前記フック本体の中間部に取り付けられ、前記ハンドルの前記連結壁の内面が前記ロック部材案内面を形成していることを特徴とする請求項1に記載のフック。
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