JP6045299B2 - 蓄電モジュール及び蓄電モジュールを搭載した作業機械 - Google Patents

蓄電モジュール及び蓄電モジュールを搭載した作業機械 Download PDF

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Description

本発明は、複数の蓄電セルを接続して構成された蓄電モジュール、及び蓄電モジュールを搭載した作業機械に関する。
ラミネート型の複数の蓄電セルを積層して直列接続した蓄電モジュールが公知である。ラミネート型の蓄電セルは、セパレータを介して交互に積層された正極板と負極板とを、2枚のラミネートフィルムで挟んで封止した構造を有する。電極タブ(電極端子)が、2枚のラミネートフィルムの間を通って外部に導出されている。蓄電セルを積層した後、積層方向の圧縮力を印加することにより、蓄電セルを機械的に支持する。
国際公開2011/07058号
リチウムイオン二次電池、リチウムイオンキャパシタ等においては、正極と負極とが区別される。正極と負極とが区別される複数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールでは、蓄電セルの極性を間違えて接続すると、蓄電モジュールとしての所望の特性が得られなくなってしまう。
本発明の目的は、複数の蓄電セルの接続時に、極性の間違いを防止することが可能な蓄電モジュールを提供することである。本発明の他の目的は、この蓄電モジュールを搭載した作業機械を提供することである。
本発明の一観点によると、
板状の第1の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第1の蓄電セルと、
板状の第2の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第2の蓄電セルと、
前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルを、両者が重ねられた状態で支持する枠体と
を含む複数のセルユニットが積層された蓄電モジュールであって、
前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの各々の正極端子及び負極端子の先端が前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルが重ねられた方向の同一の側に向かって曲げられており、
前記締結部は、前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの各々の正極端子及び負極端子の曲げられた箇所より先端に配置されており、
前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部と、前記第2の蓄電セルの負極端子に設けられた前記締結部とが、相互に重ねられた状態で両者に通されたねじによって締結されており、
前記第2の蓄電セルを前記第2の蓄電容器の面に垂直な直線を回転中心として180°回転させて、前記第2の蓄電セルの正極端子及び負極端子を、それぞれ回転前の第2の蓄電セルの負極端子及び正極端子に重ねたとき、回転後の前記第2の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部の位置が、前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部の位置からずれてねじを通すことができない状態になるように、前記締結部が配置されている蓄電モジュールが提供される。
本発明の他の観点によると、
蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールに蓄積された電力により駆動される電動機と
を有する作業機械であって、
前記蓄電モジュールは、積層された複数のセルユニットを含み、
前記セルユニットの各々は、
板状の第1の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第1の蓄電セルと、
板状の第2の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第2の蓄電セルと、
前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルを、両者が重ねられた状態で支持する枠体と
を有し、
前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部と、前記第2の蓄電セルの負極端子に設けられた前記締結部とが、相互に締結されており、
前記第2の蓄電セルを前記第2の蓄電容器の面に垂直な直線を回転中心として180°回転させて、前記第2の蓄電セルの正極端子及び負極端子を、それぞれ回転前の負極端子及び正極端子に重ねたとき、回転後の前記第2の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部が、前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部に重ならないように、前記締結部が配置されており、
前記枠体に、前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの前記締結部をねじ止めするねじ穴が設けられている作業機械が提供される。
第1の蓄電セル及び第2の蓄電セルの極性の反転を、締結部の重なり具合によって、容易に検知することができる。
図1A及び図1Bは、第1の群に属する第1の蓄電セルの斜視図であり、図1C及び図1Dは、第2の群に属する第2の蓄電セルの斜視図である。 図2Aは、実施例1による蓄電モジュールの一部の概略平面図であり、図2Bは、図2Aに示した積層構造の一部の側面図である。 図3Aは、第2の蓄電セルの1つが、積層方向に平行な直線を回転中心として180°回転した姿勢で積み重なった状態の積層構造の概略平面図であり、図3Bは、図3Aに示した積層構造の一部の側面図である。 図4は、実施例1による蓄電モジュールに用いられる枠体及び伝熱板の斜視図である。 図5Aは、枠体及び伝熱板の平面図であり、図5Bは、枠体及び伝熱板の底面図である。 図6は、実施例1による蓄電モジュールを構成するセルユニットの斜視図である。 図7A及び図7Bは、それぞれセルユニットの平面図及び底面図である。 図8は、図7A及び図7Bの一点鎖線8−8における断面図である。 図9は、複数のセルユニットを重ねた状態の断面図である。 図10Aは、実施例1による蓄電モジュールの平面図であり、図10Bは、図10Aの一点鎖線10B−10Bにおける断面図である。 図11A及び図11Bは、それぞれ実施例1による蓄電モジュールが収容される上部筐体及び下部筐体の斜視図である。 図12A及び図12Bは、それぞれ実施例1の変形例による第1の蓄電セル及び第2の蓄電セルの斜視図である。 図13Aは、実施例2による蓄電モジュールの積層構造の概略図であり、図13Bは、左側の第2の蓄電セルの負極端子から正極端子に向かう方向が反転した構成例の概略図であり、図13Cは、左から2番目の第2の蓄電セルを配置すべき位置に、第1の蓄電セルが配置された構成例の概略図である。 図14A及び図14Bは、実施例3による蓄電モジュールに用いられる第1の蓄電セルの斜視図であり、図14C及び図14Dは、実施例3による蓄電モジュールに用いられる第2の蓄電セルの斜視図である。 図15Aは、実施例3による蓄電モジュールの概略平面図であり、図15Bは、第2の蓄電セルの表裏が反転して積み重ねられた状態の積層構造の概略平面図である。 図16は、実施例4による作業機械の側面図である。 図17は、実施例4による作業機械のブロック図である。
[実施例1]
図1A〜図11Bを参照して、実施例1による蓄電モジュールについて説明する。実施例1による蓄電モジュールは、第1の群に属する第1の蓄電セルと、第2の群に属する第2の蓄電セルとを含む。
図1A及び図1Bに、第1の群に属する第1の蓄電セル31Aの斜視図を示し、図1C及び図1Dに、第2の群に属する第2の蓄電セル31Bの斜視図を示す。第1の蓄電セル31Aは、蓄電容器50、正極端子33AP、及び負極端子33ANを含む。蓄電容器50は、平面形状が長方形の板状の外形を有する。正極端子33AP及び負極端子33ANは、それぞれ蓄電容器50の一組の対辺から、相互に反対方向に突出している(引き出されている)。
蓄電容器50の、一方の表面はほぼ平坦であり、他方の表面は、蓄電容器50内に格納されている部材の外形を反映して膨らんだ形状を有する。平坦な表面を「背面」といい、膨らんだ表面を「腹面」ということとする。図1A及び図1Bにおいて、手前を向く表面が腹面であり、奥側を向く表面が背面である。
正極端子33AP及び負極端子33ANの各々は、蓄電容器50の背面を含む仮想平面に沿って、蓄電容器50から引き出されており、その先端が腹面側に向かって曲げられている。正極端子33AP及び負極端子33ANの各々の先端に、複数(図1Aにおいては2個)の締結部38が設けられている。締結部38は、正極端子33AP及び負極端子33ANの先端の縁から内側に向かって形成されたU字状の切り込みで構成される。後に詳細に説明するように、この切り込みにねじが通される。なお、締結部38を、切り込みに代えて、貫通孔としてもよい。
正極端子33AP及び負極端子33ANの幅方向の中心は、蓄電容器50の、正極端子33AP及び負極端子33ANが引き出されている一組の対辺の各々の中点と一致する。すなわち、正極端子33AP及び負極端子33ANは、蓄電容器50の一つの縁の中央に配置されている。図1A及び図1Bにおいて、第1の蓄電セル31Aの極性を容易に把握できるようにするために、負極端子33ANから正極端子33APに向かう矢印を付している。図1Aに示した第1の蓄電セル31Aを、蓄電容器50の背面に垂直で、かつ蓄電容器50の中心を通過する直線を回転中心32として180°回転させた姿勢の第1の蓄電セル31Aを図1Bに示す。図1Aに示した負極端子33ANから正極端子33APに向かう矢印と、図1Bに示した負極端子33ANから正極端子33APに向かう矢印とは、反平行の関係を有する。
仮想的に2つの第1の蓄電セル31Aを準備し、一方の第1の蓄電セル31A(図1A)の正極端子33APと負極端子33ANとを、それぞれ他方の第1の蓄電セル31A(図1B)の負極端子33ANと正極端子33APとに重ねたとき、正極端子33APと負極端子33ANとは、その幅方向に関して重なるが、締結部38同士は重ならない。例えば、図1Aに示した状態で、正極端子33APの2つの締結部38は、正極端子33APの幅方向に関して右側に偏って配置されており、図1Bに示した状態で、負極端子33ANの2つの締結部38は、負極端子33ANの幅方向に関して左側に偏って配置されている。このように、第1の蓄電セル31Aの締結部38は、回転中心32に関して2回対称とならない位置に設けられている。
図1C及び図1Dを参照して、第2の蓄電セル31Bと第1の蓄電セル31Aとの相違点について説明する。第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP及び負極端子33BNの
先端部分が、背面側に向かって曲げられている。図1C及び図1Dにおいて、第2の蓄電セル31Bの極性を容易に把握できるようにするために、負極端子33BNから正極端子33BPに向かう白抜き矢印を付している。実線の矢印(図1A、図1B)が、第1の蓄電セル31Aを表し、白抜きの矢印(図1C、図1D)が、第2の蓄電セル31Bを表している。
図1Cに示した第2の蓄電セル31Bを、蓄電容器50の背面に垂直で、かつ蓄電容器50の中心を通過する直線を回転中心32として180°回転させた姿勢の第2の蓄電セル31Bを図1Dに示す。図1Cに示した負極端子33BNから正極端子33BPに向かう白抜き矢印と、図1Dに示した負極端子33BNから正極端子33BPに向かう白抜き矢印とは、反平行の関係を有する。
仮想的に2つの第2の蓄電セル31Bを準備し、一方の第2の蓄電セル31B(図1C)の負極端子33BNと正極端子33BPとを、それぞれ他方の第2の蓄電セル31B(図1D)の負極端子33BNと正極端子33BPとに重ねたとき、相互に重なった正極端子33BP及び負極端子33BNに設けられている締結部38同士は重ならない。すなわち、第2の蓄電セル31Bの締結部38も、第1の蓄電セル31Aと同様に、回転中心32に関して2回対称とならない位置に設けられている。
図2Aに、実施例1による蓄電モジュールの一部の概略平面図を示す。第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとが交互に積み重ねられている。第1の蓄電セル31Aの腹面と第2の蓄電セル31Bの腹面とが向かい合い、第1の蓄電セル31Aの背面と第2の蓄電セル31Bの背面とが向かい合う。第1の蓄電セル31Aは、すべて同じ姿勢で並び、第2の蓄電セル31Bも、すべて同じ姿勢で並んでいる。積み重ね方向をz方向とするxyz直交座標系を定義する。第1の蓄電セル31Aの負極端子33ANから正極端子33APに向かう方向をy軸の負の向きと定義する。第1の蓄電セル31Aの腹面が向く方向を、z軸の負の方向と定義する。第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNから正極端子33BPに向かう方向は、y軸の正の方向に一致する。
正極端子33AP、33BP、及び負極端子33AN、33BNのいずれも、先端においてz軸の負の方向に折り曲げられている。第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNは、腹面側の第1の蓄電セル31Aに近づく方向に湾曲しており、負極端子33BNの先端部分が、正極端子33APの先端部分に重なっている。さらに、正極端子33APの締結部38と、負極端子33BNの締結部38とが重なる。負極端子33ANの先端部分と、正極端子33BPの先端部分とが重なっている。さらに、負極端子33ANの締結部38と、正極端子33BPの締結部38とが重なる。
図2Bに、図2Aに示した積層構造の一部の側面図を示す。第1の蓄電セル31Aの正極端子33APの先端部分と、第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNの先端部分とが重ねられている。このとき、正極端子33APの締結部38と、負極端子33BNの締結部38とが、ほぼ同じ位置に配置され、相互に重なる。相互に重ねられた締結部38にねじ34(図2A)が通されて、正極端子33APと負極端子33BNとが接続される。同様に、負極端子33ANと正極端子33BPも、ねじ34によって接続される。これにより、複数の第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとの直列回路が構成される。
図3Aに、第2の蓄電セル31Bの1つが、z方向に平行な直線を回転中心として180°回転した姿勢で積み重なった状態の積層構造の概略平面図を示す。図3Aにおいて、左側の第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNから正極端子33BPを向く方向が、正規の方向(y軸の正の方向)とは反対方向(y軸の負の方向)を向いている。このため、第1の蓄電セル31Aの正極端子33APと、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP
とが重なる。
図3Bに、図3Aに示した積層構造の一部の側面図を示す。第2の蓄電セル31Bが、正規の姿勢から180°回転しているため、第1の蓄電セル31Aの正極端子33APの締結部38と、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPの締結部38とは、相互に重ならない。
締結部38の上述の配置は、下記のように言い換えることができる。図2Aに示した正規の状態から、第2の蓄電セル31B(図2Aにおいて左側の第2の蓄電セル31B)の姿勢を変化させて、図3Aに示したように、正極端子33BP及び負極端子33BNを、それぞれ姿勢変化前の第2の蓄電セル31B(図2A)の負極端子33BN及び正極端子33BPに重ねたとき、姿勢変化後の第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPに設けられた締結部38が、第1の蓄電セル31A(図3Aにおいて左端の第1の蓄電セル31A)の正極端子33APに設けられた締結部38に重ならない。
第1の蓄電セル31Aが、正規の姿勢から180°回転している場合にも、同様に、第1の蓄電セル31Aの締結部38と、第2の蓄電セル31Bの締結部38とが重ならない。従って、締結部38にねじ34(図2A)を通すことができない。これにより、作業者は、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの姿勢(極性)が間違っていることに、容易に気付くことができる。
図4に、実施例1による蓄電モジュールに用いられる枠体20及び伝熱板21の斜視図を示す。図5Aに、枠体20及び伝熱板21の平面図を示し、図5Bに、枠体20及び伝熱板21の底面図を示す。以下、図4、図5A、及び図5Bを参照しながら、枠体20及び伝熱板21の構造について説明する。
長方形の外周線に沿う形状を有する枠体20の内側に、ラミネート型の第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31B(図1A〜図1D)が収容される。枠体20のz軸の正の方向を向く面を上面と定義し、負の方向を向く面を底面と定義する。枠体20は、長方形のx方向に平行な辺に沿う部分(x方向部分)20xと、y方向に平行な辺に沿う部分(y方向部分)20yとを含む。枠体20の底面に伝熱板21が取り付けられている。伝熱板21は、長方形の平面形状を有し、枠体20に囲まれた領域の大部分を塞ぐように配置されている。
枠体20には、絶縁性の樹脂、例えばABS樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が用いられる。伝熱板21には、熱伝導率の高い金属、例えばアルミニウムが用いられる。
枠体20の四隅よりもやや内側の上面に、z軸の正の向きに突出した凸部22(図4、図5A)が形成されている。凸部22の各々は、中空の円筒形状を有する。枠体20の底面の、凸部22に対応する領域に、凹部29(図5B)が形成されている。複数の枠体20をz方向に重ね合わせる時、z方向の負の側の枠体20の凸部22が、z方向の正の側の枠体20の凹部29内に挿入される。これにより、複数の枠体20の、xy面内における相対位置が拘束される。
伝熱板21は、枠体20のy方向部分20yの間に架け渡されており、x方向部分20xからは離れている。このため、枠体20のx方向部分20xと伝熱板21との間には、開口部23が形成されている。伝熱板21は、枠体20のy方向部分20yの外側の縁よりもさらに外側まではみ出している。
枠体20のy方向部分20yのうち、伝熱板21と重なる領域20Aの上面が、他の領域よりも低くなっている。低い領域20Aと、他の領域との段差は、伝熱板21の厚さよりも高い。複数の枠体20をz方向に重ね合わせた時、伝熱板21が低い領域20A内に収まる。このため、枠体20をz方向に積層したとき、伝熱板21は、z方向の負の側の枠体20の上面と、z方向の正の側の枠体20の底面との接触を妨げない。
枠体20のx方向部分20xの一部の領域20Bが、他の領域よりも低くなっている。この低い領域20Bの上に、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BN(図1A〜図1D)が配置される。
枠体20のx方向部分20xの外周側の表面に、複数、例えば3個のねじ穴(ねじ止め部)24が形成されている。ねじ穴24が形成された表面から間隙を隔てて、その表面と平行に保護板25が配置されている。保護板25は、支持壁26を介して枠体20に支持されている。支持壁26は、ねじ穴24が形成された表面と保護板25との間の間隙と、低い領域20Bの上の空間との連絡を妨げない位置に配置されている。
保護板25に、貫通孔28が形成されている。貫通孔28は、ねじ穴24をy方向に延長した仮想円柱と保護板25との交差箇所に配置されている。貫通孔28にドライバーを挿入し、ねじ穴24にねじを螺合させることができる。
一対のx方向部分20xの外側の表面に、それぞれ被結束部27が形成されている。被結束部27は、門形フレーム形状を有し、x方向に通り抜け可能な開口を画定する。
枠体20、保護板25、支持壁26及び被結束部27は、樹脂で一体成型される。伝熱板21は、例えば枠体20にねじ止めされる。または、枠体20の成型時に伝熱板21を枠体20に固着させてもよい。
図6に、実施例1による蓄電モジュールを構成するセルユニット40の斜視図を示す。図7A及び図7Bに、それぞれセルユニット40の平面図及び底面図を示す。図8に、図7A及び図7Bの一点鎖線8−8における断面図を示す。以下、図6、図7A、図7B、及び図8を参照しながら、セルユニット40の構造について説明する。
セルユニット40は、枠体20、伝熱板21、第1の蓄電セル31A、及び第2の蓄電セル31Bを含む。図8に示すように、第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとが、腹面同士を対向させて重ねられ、伝熱板21の上面側に載置されている。第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bが枠体20の内側に支持される。図7Aに示すように、z軸に平行な視線で見た時、枠体20は、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの蓄電容器50を取り囲んでいる。
枠体20の底面側(伝熱板21側)に配置された第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPは、図7B、図8に示すように、y方向の正の側(図7B、図8において左側)の開口部23を通過して枠体20の底面側の空間まで導出されている。y方向の負の側(図7B、図8において右側)の負極端子33BNは、枠体20のx方向部分20xの低い領域20B(図4、図5A、図8)上を通過して、x方向部分20xと保護板25との間の間隙に挿入される。
枠体20の上面側に配置された第1の蓄電セル31Aの正極端子33AP及び負極端子33ANは、図6、図7A、図8に示すように、それぞれ枠体20のx方向部分20xの低い領域20Bの上を通って、x方向部分20xと保護板25との間の間隙に挿入される。第1の蓄電セル31Aの正極端子33APと、第2の蓄電セル31Bの負極端子33B
Nとは、x方向部分20xと保護板25との間の間隙内において相互に重なる。第1の蓄電セル31Aの上面(背面)は、枠体20の上面よりも上方にはみ出ている。すなわち、第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとの合計の厚さは、枠体20の底面から上面までの厚さよりも厚い。
図9に、複数のセルユニット40を重ねた状態の断面図を示す。z方向の負の側の枠体20の凸部22が、z方向の正の側の枠体20の凹部29(図5B)内に挿入される。これにより、複数のセルユニット40のxy面内における位置が拘束される。凸部22と凹部29とを、「位置決め部」ということとする。
z方向に隣り合う2つのセルユニット40のうち、z方向の正の側のセルユニット40の第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPが、z方向の負の側のセルユニット40のx方向部分20xと保護板25との間の間隙に挿入される。これにより、z方向の負の側のセルユニット40の、第1の蓄電セル31Aの負極端子33ANと、z方向の正の側のセルユニット40の、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPとが、y方向の正の側(図9において左側)のx方向部分20xと保護板25との間の間隙内で相互に重なる。
y方向の負の側(図9において右側)のx方向部分20xと保護板25との間の間隙内においては、1つのセルユニット40に収容された第1の蓄電セル31Aの正極端子33APと、第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNとが相互に重なる。正極端子33APの締結部38(図1A)及び負極端子33BNの締結部38(図1C)にねじ34を通し、ねじ穴24に螺合させることにより、正極端子33APと負極端子33BNとを電気的に接続すると共に、枠体20に固定することができる。同様に、y軸の正の側において、負極端子33ANと正極端子33BPとを電気的に接続すると共に、枠体20に固定することができる。これにより、複数の第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bが直列接続される。保護板25に貫通孔28が形成されているため、セルユニット40を積層した状態でも、ねじ34を外部から締め付けることができる。
y方向の負の側の保護板25を枠体20に支持する支持壁26は、正極端子33AP及び負極端子33BNが、z方向に隣接するセルユニット40の、正極端子33AP及び負極端子33BNに接触することを防止する機能を併せ持つ。y方向の正の側の保護板25を支持する支持壁26は、同一のセルユニット40内の負極端子33ANと正極端子33BPとが接触することを防止する機能を併せ持つ。
枠体20の底面側に配置された第2の蓄電セル31Bは、当該第2の蓄電セル31Bを収容するセルユニット40の伝熱板21に接触し、熱的に結合する。枠体20の上面側に配置された第1の蓄電セル31Aは、当該第1の蓄電セル31Aを収容するセルユニット40の、z方向の正の側に隣接するセルユニット40の伝熱板21に接触し、熱的に結合する。
電圧監視用配線42の一端が、ねじ34により正極端子33AP及び負極端子33BN、または正極端子33BP及び負極端子33ANに電気的に接続されている。セルユニット40の、y軸の正の側のx方向部分20x、及びy軸の負の側のx方向部分20xに、電圧監視用配線42が1本ずつ接続される。このため、1つのセルユニット40から、2本の電圧監視用配線42が引き出される。
図10Aに、実施例1による蓄電モジュール60の平面図を示す。複数のセルユニット40が積層されている。加圧機構によって、セルユニット40の積層構造に積層方向の圧縮力が印加される。加圧機構は、積層構造の両端に配置された加圧板43、及び複数、例えば4本のタイロッド44を含む。タイロッド44は、一方の加圧板43を貫通し他方の
加圧板43まで到達している。タイロッド44の先端にボルトを締め付けることにより、2枚の加圧板43に、両者を近づける向きの力が印加されている。これにより、セルユニット40の積層構造に積層方向の圧縮力が印加される。タイロッド44は、枠体20に形成された貫通孔を通過する。この貫通孔は、凸部22(図4、図5A)及び凹部29(図5B)と同心円状に配置されている。図10Aの右端に配置された枠体20の凸部22の先端が加圧板43に接触する場合には、右端の伝熱板21と加圧板43との間にスペーサを挿入すればよい。このスペーサは、右端に配置された枠体20の凸部22の先端が加圧板43に接触することを回避する。
加圧板43の外側の表面に、絶縁碍子46を介して中継バスバー45が取り付けられている。右端のセルユニット40の負極端子33AN、及び左端のセルユニット40の正極端子33BPが、それぞれ中継バスバー45に電気的に接続されている。中継バスバー45は、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの直列接続回路の充放電を行うための端子となる。
加圧板43の1つの縁が、L字型に折り曲げられている。折り曲げ箇所よりも先端の部分に、ねじ止め用のU字型の切り込み47が形成されている。
セルユニット40の各々から2本の電圧監視用配線42が引き出されている。位置拘束構造41が電圧監視用配線42の位置を拘束している。位置拘束構造41は、被結束部27(図4、図5A、図5B)と、結束バンドにより構成される。結束バンドが、複数の電圧監視用配線42を、被結束部27と共に結束する。これにより、電圧監視用配線42の位置が拘束される。
図10Bに、図10Aの一点鎖線10B−10Bにおける断面図を示す。実施例1による蓄電モジュール60が、下部筐体110の底面に、ねじ61により固定されている。伝熱板21の端面が、下部筐体110の底面に接触する。蓄電モジュール60の上に、上部筐体111が配置されている。伝熱板21の上側の端面が、上部筐体111に接触する。伝熱板21は、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bで発生した熱を下部筐体110及び上部筐体111まで伝達させる。
図11A及び図11Bに、それぞれ実施例1による蓄電モジュールが収容される上部筐体111及び下部筐体110の斜視図を示す。
図11Bに示すように、下部筐体110は、長方形の底面120と、その縁から上方に向かって延びる4枚の側面121とを含む。下部筐体110の上部は開放されている。下部筐体110の開放部が、上部筐体111(図11A)で塞がれる。側面121の上端に鍔127が設けられている。鍔127に、ボルトを通すための複数の貫通孔128が形成されている。下部筐体110及び上部筐体111の各々は、例えば鋳造法により形成される。
底面120に、2つの蓄電モジュール60(図10A、図10B)が搭載される。蓄電モジュール60は、切り込み47(図10A)の位置で底面120にねじ止めされる。2つの蓄電モジュール60は、その積層方向が相互に平行になる姿勢で配置される。蓄電モジュール60の各々の積層方向と交差する1つの側面121に開口123が形成されている。
開口123が形成された側面121の外側に、開口123を塞ぐように、コネクタボックス124が配置されている。コネクタボックス124の上面は開放されている。この開放部は、コネクタによって塞がれる。蓄電モジュール60が、コネクタを介して外部の電
気回路に接続される。一例として、外部の電気回路には、電圧監視部品、充放電制御装置等が含まれる。2つの蓄電モジュール60は、コネクタボックス124とは反対側の端部において、ヒューズ及び安全スイッチを介して相互に接続される。
上部筐体111は、上面140と、その縁から下方に延びる側面141を含む。上面140の外周は、下部筐体110の底面120の外周に整合する。上部筐体111の側面141の高さは、下部筐体110の側面121の高さより低い。例えば、側面141の高さは、側面121の高さの約25%である。側面141の下端に鍔142が設けられている。鍔142に、複数の貫通孔143が形成されている。貫通孔143は、下部筐体110の貫通孔128に対応する位置に配置されている。
上部筐体111の上面140、及び下部筐体110の底面120の内部に、冷却媒体を流すための流路が形成されている。
下部筐体110の貫通孔128と、上部筐体111の貫通孔143とにボルトを通し、ナットで締め付けることにより、蓄電モジュール60を上下方向から挟み込む。図10Bに示したように、伝熱板21が下部筐体110と上部筐体111とで上下方向から挟まれることにより、蓄電モジュール60が筐体内に強固に、かつ摺動不能に固定される。また、伝熱板21と下部筐体110、及び伝熱板21と上部筐体111との間の熱伝達効率を高めることができる。上部筐体111に形成された流路及び下部筐体110に形成された流路を流れる冷却媒体が、伝熱板21(図10B)を介して第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31B(図10B)を冷却する。
上記実施例1においては、セルユニット40を積み重ねた後、ねじ34(図9)を締め付けることにより、複数の第1の蓄電セル31A、第2の蓄電セル31B、及び電圧監視用配線42を電気的に接続することができる。第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとを電気的に接続した後、セルユニット40を積み重ねる手順では、セルユニット40を積層する時に、作業者が、電極端子の接続箇所を変形させると同時にセルユニット40の位置合わせを行う必要がある。変形と位置合わせを同時に行うことは困難である。実施例1による構造を採用することにより、作業者は、容易にセルユニット40を積み重ねることができる。
また、実施例1においては、タイロッド44及び加圧板43(図10A)で圧縮力を印加した後に、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNを枠体20にねじ止めすることができる。セルユニット40の積層構造に圧縮力を印加すると、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bが変形することにより、複数のセルユニット40が積層方向(z方向)に相対的に変位する。この時点で正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNが枠体20に固定されていないため、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNの変形は生じない。このため、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNの変形に起因する第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31の損傷を防止することができる。
さらに、実施例1では、位置拘束構造41が電圧監視用配線42(図10A)の位置を拘束するため、多数の電圧監視用配線42が散在してしまうことを防止することができる。これにより、蓄電モジュール60を下部筐体110(図11B)に装填する作業を容易に行うことが可能になる。
さらに、すでに説明したように、実施例1による蓄電モジュールの組み立て時に、作業者が、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの極性の反転を、容易に検知することができる。このため、組み立て作業の効率を高めることができる。
図12A及び図12Bに、それぞれ実施例1の変形例による第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの斜視図を示す。実施例1では、図1A〜図1Dに示したように、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNの各々に、2つの締結部38が設けられていた。図12A及び図12Bに示した変形例では、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNの各々に、1つの締結部38が設けられている。
締結部38は、正極端子33AP、33BP、負極端子33AN、33BNの各々の幅方向の中心から片方向にずれた位置に配置されている。この変形例においても、第1の蓄電セル31Aを仮想的に2つ準備し、一方の第1の蓄電セル31Aの正極端子33APと負極端子33ANとを、それぞれ他方の第1の蓄電セル31Aの負極端子33ANと正極端子33APとに重ねたとき、相互に重なった正極端子33AP及び負極端子33ANの締結部38同士が重ならない。このため、組み立て作業時に、極性の反転を容易に検知することができる。
[実施例2]
図13Aに、実施例2による蓄電モジュールの積層構造の概略図を示す。以下、実施例1との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。実施例1では、図1A〜図1Dに示したように、第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの蓄電容器50の一方の表面(背面)が平坦であり、他方の表面(腹面)が膨らんでいた。実施例2では、蓄電容器50の両面が膨らんでいる。
第1の蓄電セル31Aの正極端子33AP、負極端子33AN、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP、負極端子33BNは、すべて同一方向に折り曲げられている。第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP及び負極端子33BNは、先端の折り曲げ箇所よりも基部側において、それぞれ接続すべき第1の蓄電セル31Aに近づく方向に湾曲している。このため、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP及び負極端子33BNは、第1の蓄電セル31Aの正極端子33AP及び負極端子33ANよりも長い。
図13Bに、左側の第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNから正極端子33BPに向かう方向が反転した構成例を示す。この場合、図13Bの左端の第1の蓄電セル31Aの正極端子33APと、左側の第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPとが重なる。実施例1の図3Bに示した場合と同様に、正極端子33APの締結部38と正極端子33BPの締結部38とは、重ならない。このため、実施例1と同様に、極性反転時の誤接続を防止することができる。
実施例1では、第1の蓄電セル31Aの正極端子33AP及び負極端子33ANが、腹面側に向かって折り曲げられており、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP及び負極端子33BNが、背面側に向かって折り曲げられていた。このため、組み立て作業時に、第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとを、容易に区別することができる。これに対し、実施例2においては、蓄電容器50の両面が膨らんでいるため、第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとを取り違えてしまう誤りが懸念される。
図13Cに、左から2番目の第2の蓄電セル31Bを配置すべき位置に、第1の蓄電セル31Aが配置された構成例を示す。隣り合う第1の蓄電セル31Aの負極端子33ANから正極端子33APに向かう方向が、相互に平行になる場合、2つの第1の蓄電セル31Aの正極端子33APが同一方向に引き出され、負極端子33ANが同一方向に引き出される。同一方向に引き出された正極端子33APの締結部38は、正極端子33APの幅方向に関して同じ位置に設けられている。このため、締結部38の位置では、第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとの取り違えを検知できない。
ところが、第1の蓄電セル31Aの正極端子33AP及び負極端子33ANは、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BP及び負極端子33BNよりも短い。従って、図13Cにおいて左から2番目の第1の蓄電セル31Aの正極端子33APを、最も左の第1の蓄電セル31Aに近づく向きに湾曲させると、その折り曲げ箇所より先端の部分が、最も左の第1の蓄電セル31Aの正極端子33APの先端部分に重ならなくなる。このため、2つの正極端子33APの締結部38が、相互に重ならなくなる。これにより、組み立て作業者は、第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとの取り違えを検知することができる。
[実施例3]
図14A〜図15Bを参照して、実施例3による蓄電モジュールについて説明する。以下、実施例1との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。
図14A及び図14Cに、それぞれ第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bの斜視図を示す。実施例3の第1の蓄電セル31Aにおいては、正極端子33AP及び負極端子33ANが、蓄電容器50の1つの辺の異なる位置から、同一方向に突出している。第2の蓄電セル31B(図14C)においても、同様に、正極端子33BPと負極端子33BNとが、蓄電容器50から同一方向に引き出されている。蓄電容器50の両面が膨らんでいる。図14A及び図14Bにおいて、負極端子33ANから正極端子33APにむかう方向を、矢印で示している。図14C及び図14Dにおいて、負極端子33BNから正極端子33BPに向かう方向を、白抜きの矢印で示している。
第1の蓄電セル31A及び第2の蓄電セル31Bのいずれにおいても、正極端子33AP、33BPと、負極端子33AN、33BNとは、相互に反対向きに折り曲げられている。例えば、第1の蓄電セル31Aにおいては、正面図において、左側に位置する電極端子が手前に折り曲げられており、右側に位置する電極端子が奥側に折り曲げられている。第2の蓄電セル31Bにおいては、その逆に、正面図において、左側に位置する電極端子が奥側に折り曲げられており、右側に位置する電極端子が手前に折り曲げられている。正極端子33AP、33BP及び負極端子33AN、33BNの各々の先端の縁に、締結部38が設けられている。
図14Bに、図14Aの第1の蓄電セル31Aの表裏を反転させた姿勢の第1の蓄電セル31Aの斜視図を示す。図14Dに、図14Cの第2の蓄電セル31Bの表裏を反転させた姿勢の第2の蓄電セル31Bの斜視図を示す。仮想的に、2つの第1の蓄電セル31Aを準備し、一方の第1の蓄電セル31Aに、他方の第1の蓄電セル31Aを反転させた姿勢で重ねると、一方の第1の蓄電セル31A(図14A)の正極端子33APと、他方の第1の蓄電セル31A(図14B)の負極端子33ANとが重なる。ただし、相互に重なる正極端子33APと負極端子33ANとの締結部38は、相互に重ならないように、締結部38が配置されている。第2の蓄電セル31Bにおいても、同様である。
図15Aに、実施例3による蓄電モジュールの概略平面図を示す。第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとが交互に並んでいる。相互に隣り合う第1の蓄電セル31Aと第2の蓄電セル31Bとの、相互に近づく向きに折り曲げられた電極端子同士が、折り曲げ箇所より先端の部分において重なる。例えば、図15Aの左端の第1の蓄電セル31Aの正極端子33APの先端部分と、中央の第2の蓄電セル31Bの負極端子33BNの先端部分とが重なる。このとき、両者の締結部38同士が重なるように、締結部38が配置されている。相互に重なった締結部38にねじを通すことにより、正極端子33APと負極端子33BNとが接続される。同様に、正極端子33BPと負極端子33ANとが接続される。
図15Bに、第2の蓄電セル31Bの表裏が反転して積み重ねられた状態の積層構造を示す。図15Bにおいて左端の第1の蓄電セル31Aの正極端子33APと、第2の蓄電セル31Bの正極端子33BPとが重なっている。ただし、正極端子33APの締結部38と、正極端子33BPの締結部38とは、重ならない。このため、第2の蓄電セル31Bの表裏の反転(極性の反転)を、容易に検知することができる。
[実施例4]
図16に、実施例4による作業機械の例としてショベルの側面図を示す。下部走行体220に、上部旋回体221が搭載されている。上部旋回体221にブーム223が連結され、ブーム223にアーム225が連結され、アーム225にバケット227が連結されている。ブームシリンダ224の伸縮により、ブーム223の姿勢が変化する。アームシリンダ226の伸縮により、アーム225の姿勢が変化する。バケットシリンダ228の伸縮により、バケット227の姿勢が変化する。ブームシリンダ224、アームシリンダ226、及びバケットシリンダ228は、油圧駆動される。
上部旋回体221に、旋回電動機222、エンジン230、電動発電機231、及び蓄電回路240等が搭載されている。エンジン230の動力によって電動発電機231が発電を行う。発電された電力によって、蓄電回路240が充電される。旋回電動機222は、蓄電回路240からの電力によって駆動され、上部旋回体221を旋回させる。電動発電機231は、電動機としても動作し、エンジン230のアシストを行う。旋回電動機222は、発電機としても動作し、上部旋回体221の旋回運動エネルギから回生電力を発生する。
図17に、実施例4による作業機械のブロック図を示す。図17において、機械的動力系を二重線で表し、高圧油圧ラインを太い実線で表し、電気制御系を細い実線で表し、パイロットラインを破線で表す。
エンジン230の駆動軸がトルク伝達機構232の入力軸に連結されている。エンジン230には、電気以外の燃料によって駆動力を発生するエンジン、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関が用いられる。エンジン230は、作業機械の運転中は、常時駆動されている。
電動発電機231の駆動軸が、トルク伝達機構232の他の入力軸に連結されている。電動発電機231は、電動(アシスト)運転と、発電運転との双方の運転動作を行うことができる。電動発電機231には、例えば磁石がロータ内部に埋め込まれた内部磁石埋込型(IPM)モータが用いられる。
トルク伝達機構232は、2つの入力軸と1つの出力軸とを有する。この出力軸には、メインポンプ275の駆動軸が連結されている。
エンジン230に加わる負荷が大きい場合には、電動発電機231がアシスト運転を行い、電動発電機231の駆動力がトルク伝達機構232を介してメインポンプ275に伝達される。これにより、エンジン230に加わる負荷が軽減される。一方、エンジン230に加わる負荷が小さい場合には、エンジン230の駆動力がトルク伝達機構232を介して電動発電機231に伝達されることにより、電動発電機231が発電運転される。
メインポンプ275は、高圧油圧ライン276を介して、コントロールバルブ277に油圧を供給する。コントロールバルブ277は、運転者からの指令により、油圧モータ229A、229B、ブームシリンダ224、アームシリンダ226、及びバケットシリン
ダ228に油圧を分配する。油圧モータ229A及び229Bは、それぞれ図16に示した下部走行体220に備えられた左右の2本のクローラを駆動する。
電動発電機231がインバータ251を介して蓄電回路240に接続されている。旋回電動機222がインバータ252を介して蓄電回路240に接続されている。インバータ251、252、及び蓄電回路240は、制御装置290により制御される。
インバータ251は、制御装置290からの指令に基づき、電動発電機231の運転制御を行う。電動発電機231のアシスト運転と発電運転との切り替えが、インバータ251により行われる。
電動発電機231がアシスト運転されている期間は、必要な電力が、蓄電回路240からインバータ251を通して電動発電機231に供給される。電動発電機231が発電運転されている期間は、電動発電機231によって発電された電力が、インバータ251を通して蓄電回路240に供給される。これにより、蓄電回路240内の蓄電モジュールが充電される。蓄電回路240内の蓄電モジュールには、実施例1〜実施例3による蓄電モジュールが用いられる。
旋回電動機222は、インバータ252によって交流駆動され、力行動作及び回生動作の双方の運転を行うことができる。旋回電動機222には、例えばIPMモータが用いられる。旋回電動機222の力行動作中は、蓄電回路240からインバータ252を介して旋回電動機222に電力が供給される。旋回電動機222が、減速機280を介して、上部旋回体221(図16)を旋回させる。回生運転時には、上部旋回体221の回転運動が、減速機280を介して旋回電動機222に伝達されることにより、旋回電動機222が回生電力を発生する。発生した回生電力は、インバータ252を介して蓄電回路240に供給される。これにより、蓄電回路240内の蓄電モジュールが充電される。
レゾルバ281が、旋回電動機222の回転軸の回転方向の位置を検出する。レゾルバ281の検出結果が、制御装置290に入力される。旋回電動機222の運転前と運転後における回転軸の回転方向の位置を検出することにより、旋回角度及び旋回方向が導出される。
メカニカルブレーキ282が、旋回電動機222の回転軸に連結されており、機械的な制動力を発生する。メカニカルブレーキ282の制動状態と解除状態とは、制御装置290からの制御を受け、電磁的スイッチにより切り替えられる。
パイロットポンプ278が、油圧操作系に必要なパイロット圧を発生する。発生したパイロット圧は、パイロットライン279を介して操作装置283に供給される。操作装置283は、レバーやペダルを含み、運転者によって操作される。操作装置283は、パイロットライン279から供給される1次側の油圧を、運転者の操作に応じて、2次側の油圧に変換する。2次側の油圧は、油圧ライン284を介してコントロールバルブ277に伝達されると共に、他の油圧ライン285を介して圧力センサ286に伝達される。
圧力センサ286で検出された圧力の検出結果が、制御装置290に入力される。これにより、制御装置290は、下部走行体220、旋回電動機222、ブーム223、アーム225、及びバケット227(図16)の操作の状況を検知することができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
20 枠体
20A、20B 低い領域
20x x方向部分
20y y方向部分
21 伝熱板
22 凸部
23 開口部
24 ねじ穴
25 保護板
26 支持壁
27 被結束部
28 貫通孔
29 凹部
31A 第1の蓄電セル
31B 第2の蓄電セル
32 回転中心
33AP、33BP 正極端子
33AN、33BN 負極端子
34 ねじ
38 締結部
40 セルユニット
41 位置拘束構造
42 電圧監視用配線
43 加圧板
44 タイロッド
45 中継バスバー
46 絶縁碍子
47 切り込み
50 蓄電容器
60 蓄電モジュール
61 ねじ
110 下部筐体
111 上部筐体
120 底面
121 側面
123 開口
124 コネクタボックス
127 鍔
128 貫通孔
140 上面
141 側面
142 鍔
143 貫通孔
220 下部走行体
221 上部旋回体
222 旋回電動機
223 ブーム
224 ブームシリンダ
225 アーム
226 アームシリンダ
227 バケット
228 バケットシリンダ
229A、229B 油圧モータ
230 エンジン
231 電動発電機
232 トルク伝達機構
240 蓄電回路
251、252 インバータ
275 メインポンプ
276 高圧油圧ライン
277 コントロールバルブ
278 パイロットポンプ
279 パイロットライン
280 減速機
281 レゾルバ
282 メカニカルブレーキ
283 操作装置
284、285 油圧ライン
286 圧力センサ
290 制御装置

Claims (4)

  1. 板状の第1の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第1の蓄電セルと、
    板状の第2の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第2の蓄電セルと、
    前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルを、両者が重ねられた状態で支持する枠体と
    を含む複数のセルユニットが積層された蓄電モジュールであって、
    前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの各々の正極端子及び負極端子の先端が前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルが重ねられた方向の同一の側に向かって曲げられており、
    前記締結部は、前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの各々の正極端子及び負極端子の曲げられた箇所より先端に配置されており、
    前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部と、前記第2の蓄電セルの負極端子に設けられた前記締結部とが、相互に重ねられた状態で両者に通されたねじによって締結されており、
    前記第2の蓄電セルを前記第2の蓄電容器の面に垂直な直線を回転中心として180°回転させて、前記第2の蓄電セルの正極端子及び負極端子を、それぞれ回転前の第2の蓄電セルの負極端子及び正極端子に重ねたとき、回転後の前記第2の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部の位置が、前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部の位置からずれてねじを通すことができない状態になるように、前記締結部が配置されている蓄電モジュール。
  2. 前記第1の蓄電容器及び前記第2の蓄電容器の各々の一方の面は平坦な背面とされ、他方の面は内部に格納されている部材の外形を反映して膨らんだ腹面とされており、
    前記第1の蓄電セルの正極端子及び負極端子は、その先端が前記腹面側に向かって曲げられており、
    前記第2の蓄電セルの正極端子及び負極端子は、その先端が前記背面側に向かって曲げられている請求項1に記載の蓄電モジュール。
  3. 板状の第1の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第1の蓄電セルと、
    板状の第2の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第2の蓄電セルと、
    前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルを、両者が重ねられた状態で支持する枠体と
    を含む複数のセルユニットが積層された蓄電モジュールであって、
    前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部と、前記第2の蓄電セルの負極端子に設けられた前記締結部とが、相互に締結されており、
    前記第2の蓄電セルを前記第2の蓄電容器の面に垂直な直線を回転中心として180°回転させて、前記第2の蓄電セルの正極端子及び負極端子を、それぞれ回転前の第2の蓄電セルの負極端子及び正極端子に重ねたとき、回転後の前記第2の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部が、前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部に重ならないように、前記締結部が配置されており、
    前記枠体に、前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの前記締結部をねじ止めするねじ穴が設けられている蓄電モジュール。
  4. 蓄電モジュールと、
    前記蓄電モジュールに蓄積された電力により駆動される電動機と
    を有する作業機械であって、
    前記蓄電モジュールは、積層された複数のセルユニットを含み、
    前記セルユニットの各々は、
    板状の第1の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第1の蓄電セルと、
    板状の第2の蓄電容器の一組の対辺から正極端子及び負極端子が相互に反対方向に突出し、正極端子及び負極端子の各々に締結部が設けられている第2の蓄電セルと、
    前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルを、両者が重ねられた状態で支持する枠体と
    を有し、
    前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部と、前記第2の蓄電セルの負極端子に設けられた前記締結部とが、相互に締結されており、
    前記第2の蓄電セルを前記第2の蓄電容器の面に垂直な直線を回転中心として180°回転させて、前記第2の蓄電セルの正極端子及び負極端子を、それぞれ回転前の負極端子及び正極端子に重ねたとき、回転後の前記第2の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部が、前記第1の蓄電セルの正極端子に設けられた前記締結部に重ならないように、前記締結部が配置されており、
    前記枠体に、前記第1の蓄電セル及び前記第2の蓄電セルの前記締結部をねじ止めするねじ穴が設けられている作業機械。
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