JP6041316B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾機能を発現する装飾部材を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1には、複数の表示装置を備えた遊技機が記載されている。各表示装置は駆動手段により所定の範囲を移動する。
特開2006−180940号公報
この種の遊技機では、各種部材間等に生ずる隙間(例えば、表示装置と他の部材との間の隙間)からその奥側に配置された構造物(ハーネス等)が見えてしまう場合がある。当該構造物が見えないように配置したとすると、その空間は装飾等が何も施されていない無駄な部分となってしまう。
本発明が解決しようとする課題は、隙間を装飾に利用することが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、遊技盤の後方に設けられ、各種部材が配置されるベース部材および前記ベース部材の前側に配置された遊技部材を備え、前記ベース部材に配置された部材の少なくとも一部が視認可能となる前記遊技部材に重ならない領域が形成される遊技機であって、前記ベース部材は、前記遊技盤の後方に位置する底壁部および当該底壁部から前記遊技盤の方向に向かって延びる側壁部を有し、前記ベース部材における前記底壁部および前記側壁部の一方に装飾が施された装飾部を有する装飾部材が配置され、他方に前記装飾部材の装飾部を映し出す反射面を有する反射部材配置されており、前記領域を通じて前記装飾部材の装飾部と前記反射部材の反射面に映し出された装飾部の少なくとも一部が視認可能となるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、遊技部材に重ならない領域(隙間)を通じて装飾部材の装飾部と反射部材に映し出された装飾部の少なくとも一部が視認可能となる。つまり、従来であれば別の構造物が見えたり、何も装飾が施されていない無駄な箇所となっていたりした領域を、装飾領域とすることが可能となる。また、装飾部材の装飾部が反射部材の反射面に映し出される構成であるため、見る角度によって装飾が施されていないかのような装飾態様となるおそれを低減することが可能である。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である(発射装置や下皿・上皿等、公知の部材は省略)。 装飾部材が配置されたベース部材の正面図である。 装飾部材が配置されたベース部材の外観図である。 図3とは別の方向から見た装飾部材が配置されたベース部材の外観図である。 左移動体が第一位置に位置するときにおける装飾部材および反射部材の見え方(遊技者視点)を説明するための模式図である。 左移動体が第二位置に位置するときにおける装飾部材および反射部材の見え方(遊技者視点)を説明するための模式図である。 右移動体が第一位置に位置するときにおける装飾部材および反射部材の見え方(遊技者視点)を説明するための模式図である。 右移動体が第二位置に位置するときにおける装飾部材および反射部材の見え方(遊技者視点)を説明するための模式図である。 移動体が第一位置と第二位置の間の所定位置に位置するときにおける装飾部材および反射部材の見え方(遊技者視点)を説明するための模式図である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明における平面方向とは遊技盤90の平面方向に沿う(平行な)方向を、前後方向とは遊技盤90の平面方向に直交する方向(遊技者側を前、その反対側を後とする)を、左右・上下方向とは、遊技盤90を正面から見たときにおける方向をいうものとする。
まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する金属製の薄板からなる帯状のガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、第一始動入賞口904、第二始動入賞口905、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。表示装置91は、例えば液晶表示装置が用いられ、表示装置91の表示画面(表示部)において特別図柄や普通図柄等が表示される。かかる表示装置91の表示画面は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能である。
遊技盤90は、その後方に設けられるベース部材10(図2〜図4参照)に支持されている。ベース部材10には、後述する装飾部材20や反射部材30等、種々の部材が配置される。ベース部材10およびそれに取り付けられる装飾部材20や反射部材30の構成およびその作用については後述する。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904、905や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。その他、大当たりの抽選方法や演出等は、公知の遊技機と同様のものが適用できるため、説明は省略する。
以下、ベース部材10およびそれに取り付けられる装飾部材20や反射部材30の構成について説明する。本実施形態におけるベース部材10は、遊技盤90の後方に設けられる略箱型の部材である。図2〜図4に示すベース部材10は、平面方向に沿う底壁部11と、この底壁部11から前方に向かって延びる側壁部12を有する。側壁部12の内側は、種々の部材を配置することができる空間となっている。なお、本実施形態では、底壁部11には、表示装置91を嵌め込むための開口が形成されている。
装飾部材20は、ベース部材10の底壁部11に配置される装飾機能を発現する部材である。本実施形態における装飾部21は、装飾が施された装飾部21を有する。装飾部21は、図示されない制御基板によって制御される発光部材211を含む。つまり、発光部材211およびその周囲の装飾が施された部分によって装飾機能を発現する。本実施形態では、上下方向に沿って並ぶ複数の発光部材211が設けられている。各発光部材211は、その発光態様を変化させることが可能である。本実施形態では、各発光部材211から発光される色を変化させる(例えば、白、黄、緑、赤のいずれかの色に発光させる)ことができる。
本実施形態における装飾部材20は、上下方向に細長い形状を有する。かかる装飾部材20は、ベース部材10の底壁部11(本発明における第一配置面に相当する)の左側縁および右側縁に沿うように二つ配置されている。つまり、ベース部材10の左側壁部121および右側壁部122に沿うように配置されている。したがって、装飾部材20(装飾部21)の面方向と、ベース部材10の左側壁部121や右側壁部122の面方向は、所定の角度で交差する。本実施形態では、ベース部材10の底壁部11と左側壁部121および右側壁部122が略直交するように設定されているため、装飾部材20の面方向と、ベース部材10の左側壁部121および右側壁部122の面方向のなす角度は略90度である。
反射部材30は、ベース部材10の左側壁部121および右側壁部122(本発明における第二配置面に相当する)に配置される(図3および図4参照)。反射部材30は、その表側に反射材料で形成された上下方向に細長い反射面31を有する。本実施形態における反射部材30の表面は、全てが反射面31となっている。本実施形態では、ベース部材10の底壁部11と左側壁部121および右側壁部122が略直交するように設定されているため、装飾部材20(装飾部21)の面方向と、反射部材30(反射面31)の面方向のなす角度は略90度である。したがって、遊技機1の正面に位置する遊技者からは、視野の左側で(左側を見たときに)左側壁部121に配置された反射部材30の反射面31に映し出される装飾部21を捉えることができ、視野の右側で(右側を見たときに)、右側壁部122に配置された反射部材30の反射面31に映し出される装飾部21mを捉えることができる。
本実施形態では、遊技領域902を装飾したり、所定の演出を実行したりする種々の遊技部材40が遊技盤90やベース部材10に取り付けられている。本実施形態にかかる遊技機1は、かかる遊技部材40の一つである移動体41、42を有する(図1参照)。移動体41、42は、幅方向(左右方向)にスライド自在に設けられる。本実施形態では、左側の第一位置(図1において実線で示す)と中央側の第二位置(図1において点線で示す)との間を往復動可能な左移動体41と、右側の第一位置(図1において実線で示す)と中央側の第二位置(図1において点線で示す)との間を往復動可能な右移動体42が設けられている。両移動体41、42を駆動させるための機構は、特定のものに限定されないため説明を省略する。
左移動体41および右移動体42は、その上下側端部が、ベース部材10の上側壁部123および下側壁部124に支持されている。つまり、上側壁部123および下側壁部124に設けられた図示されないレールに沿って幅方向にスライドする。第二位置に位置する両移動体41、42は、その大部分が遊技盤90に形成された開口901に前後方向において重なる。第二位置に位置する両移動体41、42は、遊技盤90の左側の一部および右側の一部に前後方向において重なる。
本実施形態における遊技盤90は、その少なくとも一部(本実施形態では遊技球が進入可能な領域を形成する部分)が、奥側に位置する部材が視認可能となる半透明または透明な部材で形成されている。したがって、左移動体41が第一位置に位置するとき、一部が遊技盤90の左側の一部と重なるが、当該部分も遊技盤90を通じて視認可能である。同様に、右移動体42が第二位置に位置するとき、一部が遊技盤90の右側の一部と重なるが、当該部分も遊技盤90を通じて視認可能である(図1参照)。
左移動体41が第一位置に位置するときには、第二位置に位置するときよりも装飾部材20の装飾部21および反射部材30の反射面31が覆われる領域が大きくなる。右移動体42が第一位置に位置するときには、第二位置に位置するときによりも装飾部材20の装飾部21および反射部材30の反射面31が覆われる領域が大きくなる。なお、ここでいう「覆われる領域の大小」とは、特定の方向における被覆の大小をいうわけではなく、遊技機1の真正面に位置する遊技者の視野に基づく被覆の大小をいう。つまり、遊技機1の真正面に位置する遊技者は、遊技機1の真正面から所定の視野角で遊技領域902を見る。そのため、当該視野角内には、ベース部材10の左側壁部121や右側壁部122に設けられた反射部材30(反射面31)が入る。この視野角を踏まえて、遊技者の見た目上、移動体41、42によって装飾部材20の装飾部21および反射部材30の反射面31が隠れる度合の大小をいうものとする。したがって、各移動体41、42が装飾部材20や反射部材30に近い位置に位置するほど(第一位置に近いほど)、各移動体41、42によって装飾部材20の装飾部21および反射部材30の反射面31が覆われる領域が大きくなる。
本実施形態では、左移動体41が第一位置に位置するときであっても、遊技盤90の最も左端から所定の領域は左移動体41に重ならない。同様に、右移動体42が第一位置に位置するときであっても、遊技盤90の最も右端から所定の領域は右移動体42に重ならない。したがって、当該領域(図1参照。以下、視認領域50と称する)を通じて、左移動体41よりも後方に位置する部材、すなわち装飾部材20や反射部材30が視認可能である。本実施形態のように各移動体41、42が略方形状に形成され、各種部材の配置の制限等により移動体41、42の移動範囲が規制されてしまう場合、略円形である遊技領域902との兼ね合いで、このような視認領域50(隙間)が生じてしまうことがある。一方、各移動体41、42が第二位置に位置するときには、遊技盤90やこの遊技盤90に形成された開口901を通じて装飾部材20や反射部材30が視認可能である。つまり、各移動体41、42が第二位置に位置するときには、各移動体41、42が第一位置に位置するときよりも、装飾部材20の装飾部21や反射部材30の反射面31が見えやすくなる。
このように構成される装飾部材20や反射部材30による装飾作用について、一部上記説明と重複するが、図5〜図9の模式図を用いて以下説明する。左移動体41が第一位置に位置するとき、左側の視認領域50に正対すれば、当該視認領域50を通じて左側に位置する装飾部材20の装飾部21が見えるが、遊技機1の真正面に位置する遊技者にとっては、ベース部材10の左側面部に位置する反射部材30の反射面31の方が見えやすい。つまり、遊技者にとっては、遊技領域902の一部でもある視認領域50(左側の視認領域50)が、装飾部21mが映し出された反射面31によって装飾されたかのような装飾態様となる(図5参照)。同様に、右移動体42が第一位置に位置するとき、視認領域50に正対すれば、当該視認領域50を通じて右側に位置する装飾部材20の装飾部21が見えるが、遊技機1の真正面に位置する遊技者にとっては、ベース部材10の右側面部に配置された反射部材30の反射面31の方が見えやすい。つまり、遊技者にとっては、遊技領域902の一部でもある視認領域50(右側の視認領域50)が、装飾部21mが映し出された反射面31によって装飾されたかのような装飾態様となる(図7参照)。
このとき、発光部材211を発光させれば、発光部材211から出射された直接的な光や反射面31によって反射された間接的な光が、視認領域50から漏れ出る。つまり、当該視認領域50が、発光部材211の発光色によって色付いているかのような装飾態様となる。
一方、左移動体41が第二位置に位置するときには、当該左移動体41によって装飾部材20や反射部材30が覆われる領域が小さくなるため、遊技機1の真正面に位置する遊技者にとって、左移動体41が第一位置に位置するときよりも左側に設けられた装飾部材20および反射部材30の両方が見えやすい状態となる。したがって、遊技者にとっては、左移動体41が第二位置に位置することによって大きく空いた領域が、装飾部材20の装飾部21自体および装飾部21mが映し出された反射面31によって装飾されたかのような装飾態様となる(図6参照)。同様に、右移動体42が第二位置に位置するときには、当該右移動体42によって装飾部材20や反射部材30が覆われる領域が小さくなるため、遊技機1の真正面に位置する遊技者にとって、右移動体42が第一位置に位置するときよりも右側に設けられた装飾部材20および反射部材30の両方が見えやすい状態となる。したがって、遊技者にとっては、右移動体42が第二位置に位置することによって大きく空いた領域が、装飾部材20の装飾部21自体および装飾部21mが映し出された反射面31によって装飾されたかのような装飾態様となる(図8参照)。
このとき、発光部材211を発光させれば、各移動体41、42が第二位置に位置することによって大きく空いた領域が、発光部材211から出射された直接的な光や反射面31によって反射された間接的な光によって照らされる装飾態様となる。
このように、遊技者からの視点で見ると、移動体41、42が第一位置に位置するとき(図5および図7に示した状態のとき)には、装飾部21自体よりも反射面31に映し出された装飾部21mの方が見えやすい。つまり、主に反射面31に映し出された装飾部21mによって装飾される態様となる。移動体41、42が第二位置に位置するとき(図6および図8に示した状態のとき)には、反射面31に映し出された装飾部21mだけでなく装飾部21自体も容易に視認できる状態となる。つまり、反射面31に映し出された装飾部21mと装飾部21自体によって装飾される態様となる。移動体41、42が第一位置と第二位置の間に位置するときには、当該移動体41、42の位置が第一位置に近ければ近いほど、反射面31に映し出された装飾部21mが装飾部21自体よりも見えやすい状態となるから、当該反射面31に映し出された装飾部21mの装飾に対する寄与率が高い。つまり、移動体41、42が第一位置から第二位置に移動する際には、当該移動体41、42が第一位置と第二位置の間の所定位置を通過するときまでは、反射面31に映し出された装飾部21mが装飾部21自体よりも見えやすい状態にあるから、装飾に対する反射部材30(反射面31)の貢献度が装飾部材20(装飾部21)自体よりも高い。例えば、図9に示すように、遊技者から見て、移動体41、42によって装飾部21の一部が覆われている状態においては、反射面31に映し出された装飾部21mが装飾部21自体よりも見えやすい状態にあるから、装飾に対する反射部材30(反射面31)の貢献度が高い。
本実施形態では、遊技機1に正対して真っ直ぐ正面を見ている遊技者を考えた場合、移動体41、42が第一位置とある特定の位置(第一位置と第二位置の間のある位置)との間に位置するとき、装飾部21自体が全く見えないから、装飾部21自体による装飾効果が全く無いが、当該装飾部21mが反射面31に映し出されることによる装飾効果は発現される。
上記発光部材211の発光色は、演出の信頼度を示唆するものとして利用することができる。例えば、白、黄、緑、赤のいずれかの色に発光させることができる発光部材211を用い、白、黄、緑、赤の順で演出の信頼度が高くなる(赤が最も高い)ように設定することができる。なお、演出の信頼度とは、大当たり遊技状態等、特定の遊技状態に移行する確率のことをいう。
以上説明した本実施形態にかかる遊技機1によれば、遊技部材40である移動体41、42に重ならない領域(隙間)を通じて装飾部材20の装飾部21と反射部材30に映し出された装飾部21mの少なくとも一部が視認可能となる。つまり、従来であれば別の構造物が見えたり、何も装飾が施されていない無駄な箇所となっていたりした領域を、装飾領域とすることが可能となる。また、装飾部材20の装飾部21mが反射部材30の反射面31に映し出される構成であるため、見る角度によって装飾が施されていないかのような装飾態様となるおそれを低減することが可能である。
また、例えば移動体41、42が第二位置にあり、大きく隙間ができて装飾部21と反射部材30に映し出された装飾部21mが視認できた場合には、遊技をしている遊技者は両者による装飾を視認することが可能であるし、傍観している者(例えば隣の遊技台で遊技をしている遊技者)も斜め方向から両者による装飾を視認することが可能である。つまり、別の構造物が傍観している者に視認されてしまうおそれ等を低減することが可能である。また、当該装飾が、上述した信頼度を示すものであるならば、周囲がその遊技機に注目することとなるから、より当該装飾による効果を高めることが可能である。なお、そのようなことを嫌がる遊技者が存在するかもしれないため、当該装飾を見えにくくするように調整する機能(例えば発光部材211の発光量を調整する機能)が付加されているとよい。
また、装飾部材20の装飾部21と反射部材30の反射面31は、その面方向が異なる角度となるように設けられている。つまり、反射部材30の反射面31に映し出される装飾部21mは、装飾部21自体とは異なる角度で位置するため、見る角度によって装飾が施されていないかのような装飾態様となるおそれをさらに低減することが可能である。
また、本実施形態のような遊技部材40としての移動体41、42を備える場合、移動体41、42が移動することによって視認領域50が変化する場合であっても、当該視認領域50を装飾部21自体や反射面31に映し出された装飾部21mによって装飾することが可能である。
特に、移動体41、42が第一位置や第一位置に近い位置に位置する場合、移動体41、42によって装飾部21自体が見えにくい状態にあるが、そのような場合であっても、反射面31に映し出される装飾部21mによって視認領域50を装飾することが可能である。そして、移動体41、42が第二位置や第二位置に近い位置に位置する場合には、反射面31に映し出される装飾部21mだけでなく、装飾部21自体によって視認領域50を装飾することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態では、移動体41、42の位置によって大きさが変化する視認領域50が反射面31に映し出される装飾部21mや装飾部21自体によって装飾されることを説明したが、大きさが変化しない所定の領域を装飾するために、装飾部21を有する装飾部材20および装飾部21mを映し出す反射面31を有する反射部材30を用いてもよい。反射部材30を用いることによって、単に装飾部材20を用いて装飾した場合よりも、装飾領域を広げることが可能である。例えば、遊技領域902における所定位置に固定されている遊技部材40によって区画される所定の領域を、装飾部21を有する装飾部材20および装飾部21mを映し出す反射面31を有する反射部材30によって装飾する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ベース部材10の底壁部11に装飾部材20を配置し、左側壁部121および右側壁部122に反射部材30を配置していることを説明したが、逆であってもよい。また、左側壁部121や右側壁部122に装飾部材20と反射部材30の一方を、上側壁部123や下側壁部124に装飾部材20と反射部材30の他方を配置する構成であってもよい。つまり、装飾部材20と反射部材30の位置関係は、反射部材30の反射面31に映し出された装飾部材20の装飾部21mが遊技者から視認されるものであればどのような位置関係であってもよい。
また、上記実施形態では、装飾部材20の装飾部21は、発光体211を含むものであることを説明したが、何らかの装飾が施されたものであれば、発光体211を含むものでなくてもよい。
また、上記実施形態では、移動体40が第一位置に位置するとき、反射部材30の反射面31に映し出された装飾部材20の装飾部21mが遊技者から視認されることを説明したが、移動体40が第一位置に位置するときには、反射面31に映し出された装飾部21mが視認不可能となる態様としてもよい。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1:遊技盤の後方に設けられ、各種部材が配置されるベース部材および前記ベース部材の前側に配置された遊技部材を備え、前記ベース部材に配置された部材の少なくとも一部が視認可能となる前記遊技部材に重ならない領域が形成される遊技機であって、前記ベース部材には、装飾が施された装飾部を有する装飾部材と、前記装飾部材の装飾部を映し出す反射面を有する反射部材と、が配置されており、前記領域を通じて前記装飾部材の装飾部と前記反射部材の反射面に映し出された装飾部の少なくとも一部が視認可能となるように構成されていることを特徴とする遊技機。
手段2:手段1に記載の遊技機において、前記装飾部材および前記反射部材のうちの一方は、前記遊技者が視認可能な前記ベース部材の第一配置面に配置されており、他方は、遊技者が視認可能な前記第一配置面とは異なる角度方向に延びる第二配置面に配置されていることを特徴とする遊技機。
手段3:手段1または手段2に記載の遊技機において、前記遊技部材は、所定の範囲を移動する移動体を含み、前記移動体が第一位置に位置するときには、前記装飾部材の装飾部の少なくとも一部および前記反射部材の反射面の少なくとも一部が覆われ、前記移動体が第二位置に位置するときには、前記移動体が第一位置に位置するときよりも、前記装飾部材の装飾部および前記反射部材の反射面の前記移動体に覆われる領域が小さくなることを特徴とする遊技機。
手段4:手段3に記載の遊技機において、前記移動体が前記第一位置と前記第二位置との間の所定位置に位置するときには、前記反射面に映し出された前記装飾部が、前記装飾部自体よりも視認されやすい状態となるように、前記装飾部材と前記反射部材が前記ベース部材に配置されていることを特徴とする遊技機。
手段5:手段3または手段4に記載の遊技機において、前記移動体が第一位置に位置するときには、前記反射面に映し出された前記装飾部が、前記装飾部自体よりも視認されやすい状態となり、前記移動体が第二位置に位置するときには、前記反射面に映し出された前記装飾部と前記装飾部自体の両方が、前記移動体が第一位置に位置するときよりも視認されやすい状態となるように、前記装飾部材と前記反射部材が前記ベース部材に配置されていることを特徴とする遊技機。
手段6:手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機において、前記遊技盤の少なくとも一部は、その奥側が視認可能となる透明または半透明な部材で形成されており、前記透明または半透明の部分の奥側に前記装飾部材の装飾部および前記反射部材の反射面の少なくともいずれかが視認可能となるように配置されていることを特徴とする遊技機。
手段7:手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機において、前記装飾部材の装飾部は、光を出射する発光部材を含むことを特徴とする遊技機。
請求項8:手段7に記載の遊技機において、前記発光部材から出射される光の色により、演出の信頼度を示唆することを特徴とする遊技機。
手段1の遊技機によれば、遊技部材に重ならない領域(隙間)を通じて装飾部材の装飾部と反射部材に映し出された装飾部の少なくとも一部が視認可能となる。つまり、従来であれば別の構造物が見えたり、何も装飾が施されていない無駄な箇所となっていたりした領域を、装飾領域とすることが可能となる。また、装飾部材の装飾部が反射部材の反射面に映し出される構成であるため、見る角度によって装飾が施されていないかのような装飾態様となるおそれを低減することが可能である。
手段2の遊技機によれば、反射部材の反射面に映し出される装飾部は、装飾部自体とは異なる角度で位置するため、見る角度によって装飾が施されていないかのような装飾態様となるおそれをさらに低減することが可能である。
手段3の遊技機によれば、移動体が第一位置に位置するときには小さな領域を、移動体が第二位置に位置するときには移動体が第二位置に位置することによって生じた大きな領域を装飾することが可能となる。つまり、移動体の位置によって装飾が変化するため、見た目の印象を変化させることが可能である。
手段4の遊技機によれば、移動体によって装飾部自体が見えにくい状態にあるときでも、反射面に映し出される装飾部によって所定の領域を装飾することが可能である。
手段5の遊技機によれば、移動体が第一位置に位置するときには反射面に映し出される装飾部によって小さな領域を、移動体が第二位置に位置するときには反射面に映し出される装飾部と装飾部自体によって大きな領域を装飾することが可能となる。
手段6の遊技機のように、遊技盤を透明または半透明とし、その奥側に装飾部や反射面が視認可能となるように装飾部材や反射部材を配置することで、遊技盤によって形成される遊技領域を装飾することが可能になる。
手段7の遊技機のように、装飾部が発光部を含む構成とすれば、反射面によって発光部から出射された光が反射されることとなるため、装飾機能を向上させることが可能となる。
手段8の遊技機のように、発光部から出射されて所定の領域を装飾する光の色により、演出の信頼度を示唆する構成とすることも可能である。
1 遊技機
10 ベース部材
20 装飾部材
21 装飾部
21m 反射面に映し出された装飾部
211 発光部
30 反射部材
31 反射面
40 遊技部材
41 左移動体
42 右移動体
50 視認領域
90 遊技盤

Claims (1)

  1. 遊技盤の後方に設けられ、各種部材が配置されるベース部材および前記ベース部材の前側に配置された遊技部材を備え、
    前記ベース部材に配置された部材の少なくとも一部が視認可能となる前記遊技部材に重ならない領域が形成される遊技機であって、
    前記ベース部材は、前記遊技盤の後方に位置する底壁部および当該底壁部から前記遊技盤側に向かって延びる側壁部を有し、
    前記ベース部材における前記底壁部および前記側壁部の一方に装飾が施された装飾部を有する装飾部材が配置され、他方に前記装飾部材の装飾部を映し出す反射面を有する反射部材配置されており、
    前記領域を通じて前記装飾部材の装飾部と前記反射部材の反射面に映し出された装飾部の少なくとも一部が視認可能となるように構成されていることを特徴とする遊技機。
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