JP5903692B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、移動体を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1には、遊技者が操作可能な移動体である演出ボタンを備えた遊技機が記載されている。下記特許文献1における演出ボタンは、その周辺部分から大きく上方に突出することが可能(特許文献1の図5等参照)であり、かかる状態となったときには操作時のボタンの移動量(ストローク)が大きくなる。
特開2013−116169号公報
このような移動体を備えた遊技機において、当該移動体の装飾性を高めることが求められている。
本発明が解決しようとする課題は、移動体の装飾性を高めることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、一体化された第一移動部材および第二移動部材を有し、遊技者によって操作されることにより所定の方向に移動可能である移動体と、前記第一移動部材および前記第二移動部材のそれぞれに固定された複数の発光体と、を備え、前記第一移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部と、前記第二移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部が、前記移動体の移動方向において交互に位置するように設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、第一移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部と、第二移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部とが、移動体の移動方向において交互に位置するように設けられているため、移動体の移動が発光体の発光によって強調される(実際に移動している移動体の移動を強調したり、これから移動する(移動させる)移動体の移動方向を示したりすることが可能である)。つまり、移動体の装飾性を高めることが可能である
また、移動体が遊技者によって操作されるものである場合、発光体の発光により、移動体の移動方向(操作方向)を遊技者に示すことが可能である。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である。 本発明の一実施形態にかかる遊技機の側面図である。 移動体の一部(第一移動部材側)を分解して示した斜視図である。 (a)は移動体を正面(第一移動部材と第二移動部材の境界側)から見た図であり、(b)は(a)から第一被覆部および第二被覆部を取り外した状態を示した図であり、(c)は(b)から第一下装飾部および第二下装飾部を取り外した状態を示した図である。 移動部材をスライドさせるスライド機構を説明するための図である。 発光体の配置を説明するための図であって、被覆部に覆われた下装飾部を両者の境界側から見た模式図である。 下装飾部に対する発光体の配置を説明するための図であって、(a)は第一下装飾部と第二下装飾部の境界側から見た模式図、(b)は一方の下装飾部の正面から見た模式図である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、遊技機1の全体構成について簡単に説明する。図1に示されるように、遊技機1は、所定の奥行きを有する額縁形状の機枠90を備える。この機枠90には前面枠91が取り付けられている。前面枠91は、その左側縁が機枠90に回動自在に支持され、前側に開閉可能である。また、前面枠91には、ガラス枠92が取り付けられている。ガラス枠92は、その左側縁が前面枠91に回動自在に支持され、前側に開閉可能である。
本実施形態にかかる遊技機1には、前面枠91の右側に遊技者が操作可能な移動体1uが取り付けられている。かかる移動体1uの詳細については後述する。
ガラス枠92の中央の開口部にはガラス板またはプラスチック板等の透明な板が設けられており、遊技者はこの透明な板を通して前側から遊技盤93を視認できる。また、ガラス枠92の下部には、払い出された遊技球を発射装置に送るまで貯めておく上皿ユニット94が設けられている。上皿ユニット94には、貯留されている遊技球を下皿ユニット95に流下させる上皿スイッチや、貸し出し可能な貸し球を払い出す球貸しスイッチ等が設けられている。
前面枠91の下部には、払い出された遊技球が上皿ユニット94に入りきらない場合等に遊技球を貯めることができる下皿ユニット95や、遊技球を発射操作するためのタッチスイッチを備える発射ハンドル96等が設けられている。
遊技盤93は、ほぼ正方形の合板により成形されており、前面枠91に着脱可能に取り付けられている。この遊技盤93には、発射装置から発射された遊技球をガイドする金属製の薄板からなる帯状のガイドレール931が略円弧形状となるように設けられており、このガイドレール931によって遊技領域の外郭の一部が形成されている。
遊技盤93の遊技領域には、始動入賞口981、大入賞口982などが設けられている。遊技盤93には開口が形成されており、当該開口を通じて視認可能な表示装置97が設けられている。当該表示装置97は、例えば液晶表示装置が用いられ、表示装置97の表示画面(表示部)において当否判定結果が大当たりか否かを示す特別図柄等が表示される。
また、遊技盤93の遊技領域には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。遊技球が上記各種入賞口に入賞したときには所定数の賞球が払い出される。大当たりの抽選は、遊技球が始動入賞口981に入賞したときに行う。
以下、図1〜図7を参照して前面枠91に取り付けられた移動体1uの構成について説明する。本実施形態にかかる移動体1uは、「剣」を象った遊技者が操作可能な部分である。当該「剣」を象った装飾面(「剣」の表と裏。装飾はほぼ同じ)が幅方向を向くように移動体1uが設けられる。かかる移動体1uは、第一移動部材10および第二移動部材20を備える。具体的には、移動体1uの外観形状は、当該移動体1u(「剣」)を厚み方向に二分する平面の一方側(本実施形態では左側)に位置する第一移動部材10と、他方側(本実施形態では右側)に位置する第二移動部材20によって構成される。第一移動部材10の外観と第二移動部材20の外観は、上記平面を対称面とする面対称形状である。
第一移動部材10は、第一上装飾部11および第一下装飾部12を有する。第二移動部材20は、第二上装飾部21および第二下装飾部22を有する。第一上装飾部11と第二上装飾部21は、外面に剣の「持ち手」および「鍔」の装飾が施された部分である。両上装飾部の装飾は、上記平面を対称面とする面対称形状である。第一上装飾部11と第二上装飾部21は、装飾面が外側(幅方向)を向くようにして互いに対向するように位置する(図4等参照)。
第一下装飾部12と第二下装飾部22(これら下装飾部が本発明における装飾部に相当する)は、外面に剣の「刃」の装飾が施された部分である。両下装飾部の装飾は、上記平面を対称面とする面対称形状である。第一下装飾部12と第二下装飾部22は、装飾が施された部分(後述する装飾面および拡散部)が外側(幅方向)を向くようにして互いに対向するように位置する。なお、本実施形態では、かかる第一下装飾部12と第二下装飾部22(剣の「刃」)の周囲を覆う被覆部(第一被覆部13および第二被覆部23)が設けられている。被覆部は、透明な合成樹脂材料で形成されており、その内側に位置する第一下装飾部12と第二下装飾部22(剣の「刃」)はそのままの態様で遊技者に視認される。被覆部(第一被覆部13と第二被覆部23を合わせた部分)の断面形状(移動体1uの移動方向に略直交する平面で切断した断面の外縁形状のことをいう)は、後述する開口31の内周縁の形状と略同じである。本実施形態における被覆部の断面形状および開口31の内周縁の形状は略楕円形である。
前面枠91には固定部材30が固定されている。固定部材30は、前面枠91の右側を装飾する部材である。固定部材30は、動かないように遊技機1の本体側に固定された部材であればよい。固定部材30には開口31が形成されている。当該開口31より下方には固定部材30の内側の空間が存在し、開口31より上方には固定部材30の外側の空間が存在する。つまり、開口31より上方に位置する部分は、固定部材30に覆われずに露出する(図1および図2参照)。
移動体1uは、遊技機1の本体側または固定部材30に対し原位置(最も上側の位置)と終端位置(最も下側の位置)との間をスライド自在に支持されている。そのスライド機構はどのようなものであってもよいが、本実施形態における移動体1uのスライド機構は図5に示す通りである。本実施形態における移動体1uには、被誘導部材41が固定されている。被誘導部材41は、誘導部材42に固定された誘導軸421にスライド自在に支持されている。誘導部材42は、遊技機1の本体側に固定された部材である。つまり、移動体1uは、被誘導部材41を介して誘導軸421の軸線方向に沿ってスライドする。移動体1uおよび被誘導部材41の少なくともいずれか一方には、移動体1uを原位置に向けて付勢する付勢部材(図示せず)の付勢力が作用している。したがって、移動体1uに外力が作用していないときには、当該移動体1uは原位置に位置する。
移動体1uをスライドさせる際、上記被覆部が開口31の内側を通過する。被覆部の断面形状は開口31の内縁形状と略同じに設定されているため、両者の間の隙間から塵等が進入してしまうことが防止される。また、両者の間に遊技者が手等を挟んでしまうことが防止される。
誘導部材42には、被誘導部材41が最も下方に位置したときにONとなるスイッチ(図示せず)が設けられている。遊技者が上記付勢部材の付勢力に抗して移動体1uを下方に向けて移動させ(図2の矢印で示す方向に操作し)、移動体1uが最も下方の終端位置に位置したとき、当該スイッチがONになる。このように、スイッチがONになることをもって、遊技者により移動体1uが操作されたことが検出される。なお、移動体1uが操作されたこと(終端位置に到達したこと)の検出方法は、これ以外の方法を採用してもよい。移動体1uは、各種演出に利用される。その利用方法は公知の遊技機に搭載される演出ボタン(例えば上記特許文献1に記載される演出ボタン)等と同様の利用方法が考えられるから詳細な説明は省略する。移動体1uを利用した演出としては、移動体1uが操作されたときに表示装置97に所定の映像が表示された場合には大当たりとなり、それとは異なる映像が表示された場合には外れとなる演出が例示できる。
このように遊技者によって操作される移動体1uが有する第一下装飾部12および第二下装飾部22は、発光体(本実施形態ではLED)によって装飾される部分である。つまり、第一移動部材10および第二移動部材20はそれぞれが複数の発光体を有し、かかる複数の発光体は第一下装飾部12および第二下装飾部22の内側の空間内に配置されている。
図3および図4に示すように、対向配置される両下装飾部の内側の空間内には、二枚の基板が対向して配置され、各基板に複数の発光体が実装されている。以下、第一移動部材10に設けられた基板を第一基板14と称し、第二移動部材20に設けられた基板を第二基板24と称する。また、第一基板14に実装された複数の発光体を第一発光体141と、第二基板24に実装された複数の発光体を第二発光体241と称する。各発光体は、各基板の幅方向両側縁に沿って配置されている。各発光体の光の出射方向は基板の平面方向に沿う(光出射面が基板の表面に対して直交する)。具体的には、各発光体から出射される光は、基板の幅方向外側に向かう(当該光の出射方向を図3において点線の矢印で示す)。
第一基板14と第二基板24は、その板面が第一移動部材10と第二移動部材20の境界に沿うように対向して配置されている。つまり、両基板の境界部分と、両移動部材の境界部分は略一致する。また、本実施形態では、第一基板14の形状と第二基板24の形状は、上記平面を対称面とする面対称形状である。
本実施形態では、このような形状を有する第一基板14に対して実装される第一発光体141の位置と、第二基板24に対して実装される第二発光体241の位置が同じ(面対称)ではない。移動体1uの移動方向(略上下方向)における第一発光体141の位置は、当該方向における第二発光体241の位置と同じではない。具体的には、第一移動部材10に固定された第一発光体141と、第二移動部材20に固定された第二発光体241は、移動体1uの移動方向において交互に位置する。
図6に示すように、本実施形態では、移動体1uの移動方向における第一発光体141が設けられる位置は四か所存在し、第二発光体241が設けられる位置も四か所存在する。上から順に、第二発光体241(B1)、第一発光体141(A1)、第二発光体241(B2)、第一発光体141(A2)、第二発光体241(B3)、第一発光体141(A3)、第二発光体241(B4)、第一発光体141(A4)、というように両発光体が一つずつ交互に位置する。なお、本実施形態では、移動体1uの移動方向における各位置に位置する発光体はそれぞれ二つ存在する。具体的には、各位置において、第一基板14および第二基板24の幅方向両側に二つの発光体が実装されている。
移動体1uの移動方向において、第二発光体241(B2、B3、B4)は、第一発光体141とその下に位置する第一発光体141の間の略中間位置に位置する。同様に、第一発光体141(A1、A2、A3)は、第二発光体241とその下に位置する第二発光体241の間の略中間位置に位置する。
このように、第一移動部材10に固定された第一発光体141と第二移動部材20に固定された第二発光体241が移動体1uの移動方向において交互に位置するようにすれば、両移動部材から構成される移動体1uの移動が発光体の発光によって強調される。なお、ここでいう「移動体1uの移動」には、実際に移動体1uが移動しているときだけでなく、移動体1uが移動する前の状態も含む。
例えば、移動体1uを遊技者に操作させようとする際に上記第一発光体141と第二発光体241を発光させると、移動体1uの移動方向(略上下方向)に沿って流れるような発光態様となるから、遊技者は移動体1uを操作すべきタイミングであることを認識することが可能である。特に、移動体1uの移動方向(原位置から終端位置に向かう方向)に向かって、すなわち上から下に向かって発光体を順に発光させていけば(第二発光体241(B1)、第一発光体141(A1)、第二発光体241(B2)、第一発光体141(A2)、第二発光体241(B3)、第一発光体141(A3)、第二発光体241(B4)、第一発光体141(A4)の順に発光させていけば)、遊技者は移動体1uを上から下に向かって操作すべきタイミングであることを容易に認識することが可能である。
また、遊技者が移動体1uに触れたことを検出する検出手段を設けておき、遊技者が移動体1uに触れたことが検出された瞬間、発光体を発光させることにより、遊技者に対し移動体1uの移動方向を指示するような構成としてもよい。この場合も移動体1uの移動方向に向かって順に発光体を発光させていけば、当該移動方向を指示する効果がさらに高まる。
また、遊技者が移動体1uの操作を開始したことを検出する検出手段(例えば、移動体1uが原位置から終端位置に向かって所定距離移動したことを検出するセンサ)を設けておき、移動体1uの操作が開始されたことを検出した瞬間、発光体を発光させることにより、移動体1uの移動を当該発光体の発光によって強調するように構成してもよい。この場合も移動体1uの移動方向に向かって順に発光体を発光させていけば、当該移動を強調する効果がさらに高まる。
なお、移動体1uの移動方向に向かって順に発光体を発光させていく場合には、ある発光体が発光した後、次の発光体を発光させる際に、発光していた当該ある発光体を消灯させてもよいし、そのまま当該ある発光体を発光させ続けてもよい。また、最も下に位置する発光体(第一発光体141(A4))が発光した後、再び最も上に位置する発光体(第二発光体241(B1))を発光させる、というように、移動体1uの移動方向に向かって順に発光体を発光させていくことを繰り返してもよい。
また、本実施形態では、第一移動部材10に固定された複数の発光体と、第二移動部材20に固定された複数の発光体は、第一移動部材10と第二移動部材20の境界に沿って設けられている。したがって、発光体が発光したとき、両移動部材の境界が見えにくくなる。つまり、発光体が、移動体1uの装飾性を向上させる(移動体1uの移動を強調させる)部材としてだけでなく、第一移動部材10と第二移動部材20から構成される移動体1uの一体感を向上させる部材として機能させることが可能である。
また、内側に第一発光体141および第二発光体241が配置される本実施形態における第一下装飾部12と第二下装飾部22は、次のような形状を有する。図7等に示すように、両下装飾部は、装飾面および拡散部を有する(以下、第一下装飾部12が有する装飾面を第一装飾面121、拡散部を第一拡散部122と称し、第二下装飾部22が有する装飾面を第二装飾面221、拡散部を第二拡散部222と称することもある)。本実施形態における第一装飾面121および第二装飾面221は、剣の「刃」の装飾(「刃」の模様)が施された部分である。第一装飾面121および第二装飾面221は、フラットな面でなくてもよい。つまり、立体的な装飾態様とするため、三次元的な装飾が施されていてもよい。第一拡散部122および第二拡散部222は、両者の境界(外側縁)に向かって互いに次第に近づくように傾斜した部分である。当該傾斜によって、鋭利な「刃先」であることを表した部分であるともいえる。かかる両拡散部は、その内側(発光体側)に、光を拡散させる構成(凹凸やドットパターン等)が構築されている。
上述したように、各発光体は、各基板の幅方向両側縁に沿うように設けられている。つまり、上記拡散部は、各発光体を覆うように位置する。各発光体の光の出射方向は基板の平面方向に沿う(光出射面が基板の表面に対して直交する)。したがって、拡散部が設けられていないとすれば、各発光体から出射された光の大部分はそのまま基板の平面方向に沿う方向に出射、すなわち第一下装飾部12と第二下装飾部22の境界(第一移動部材10と第二移動部材20の境界)側から出射することになるところ、本実施形態では各発光体を覆うように傾斜した拡散部が設けられているため、各発光体から出射された光は当該拡散部によって拡散し、上記第一装飾面121および第二装飾面221側から出射する光が増加する。つまり、各発光体から出射された光により、第一下装飾部12と第二下装飾部22の境界(第一移動部材10と第二移動部材20の境界)側(図7(a)に示した側)だけでなく、第一装飾面121および第二装飾面221側(図7(b)に示した側)が照らされることとなる。つまり、上記第一拡散部122および第二拡散部222の存在により発光体は、上述した移動体1uの移動を強調する作用だけでなく、装飾面の装飾性を高める作用を発現する。
本実施形態では、各発光体の光出射面は光の出射方向は基板の表面に対して直交し、幅方向外側を向く(図3参照)。したがって、各発光体は上記拡散部に覆われているものの、当該光出射面が存在する箇所が明るく見える(図7(a)に示した側から見た方が図7(b)に示した側から見たときよりも各発光体が明るく見える)。つまり、本実施形態では、どちらかといえば、上述した移動体1uの移動を強調する作用の発現に重きをおいた構造としている。装飾面の装飾性を高める作用の発現に重きをおくのであれば、各発光体の光出射面が基板の表面と平行となるように各発光体を配置すればよい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態では、第一移動部材10に固定された第一発光体141と、第二移動部材20に固定された第二発光体241が、移動体1uの移動方向において一つずつ交互に位置するように設けられていることを説明したが、一または二つ以上ずつ交互に位置するように(上から、一または二以上の第一発光体141、一または二以上の第二発光体241、一または二以上の第一発光体141・・・というように)設けられていてもよい。つまり、第一移動部材10に固定された複数の第一発光体141の少なくとも一部と、第二移動部材20に固定された第二発光体241の少なくとも一部が交互に位置するように設けられていてもよい。換言すれば、第一発光体141と第二発光体241が、移動体1uの移動方向において重ならないように設けられていればよい。
また、上記第一発光体141および第二発光体241は、LEDのような電気的に発光させるものであることを説明したが、このようなものに限られない。例えば、蓄光性をもつ物質を発光体として適用してもよい
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1の発明にかかる遊技機は、一体化された第一移動部材および第二移動部材を有し、所定の方向に移動可能である移動体と、前記第一移動部材および前記第二移動部材のそれぞれに固定された複数の発光体と、を備え、前記第一移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部と、前記第二移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部が、前記移動体の移動方向において交互に位置するように設けられていることを特徴とする。
手段2の遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記移動体は、遊技者によって操作されることにより所定の方向に移動するものであることを特徴とする。
手段3の遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記第一移動部材と前記第二移動部材は、装飾態様が同一または対称である装飾部を有し、前記移動体は、当該装飾部が外側に位置するように両移動部材が対向配置された部分を有することを特徴とする。
手段4の遊技機は、手段3に記載の遊技機において、前記第一移動部材に固定された複数の発光体と、前記第二移動部材に固定された複数の発光体は、前記第一移動部材と前記第二移動部材の境界に沿って設けられていることを特徴とする。
手段5の発明は、手段4に記載の遊技機において、前記第一移動部材と前記第二移動部材の装飾部には、前記複数の発光体を覆う拡散部が設けられ、前記拡散部は、前記第一移動部材と第二移動部材の境界に向かって傾斜していることを特徴とする。
手段6の発明は、手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機において、前記第一移動部材に固定された複数の発光体と、前記第二移動部材に固定された複数の発光体とを、前記移動体の移動方向における一方側から他方側に向かって順に発光させる場合があることを特徴とする。
手段1の発明では、第一移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部と、第二移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部とが、移動体の移動方向において交互に位置するように設けられているため、移動体の移動が発光体の発光によって強調される(実際に移動している移動体の移動を強調したり、これから移動する(移動させる)移動体の移動方向を示したりすることが可能である)。つまり、移動体の装飾性を高めることが可能である。
手段2の発明のように、移動体が遊技者によって操作されるものである場合、発光体の発光により、移動体の移動方向(操作方向)を遊技者に示すことが可能である。
手段3の発明のように、同一または対称形状の装飾部を対向配置することで、移動体の形状を立体的なものとすることが可能である。このような場合に第一移動部材および第二移動部材のそれぞれにおいて装飾部に対する発光体の配置を同じにするのではなく、敢えて移動体の移動方向において交互に位置するように設けることで、移動体の移動が発光体の発光により強調されるものとすることが可能である。
手段4の発明のように、第一移動部材と第二移動部材の境界に沿って発光体を設ければ、発光体が発光したとき両移動部材の境界が見えにくくなる。つまり、発光体が、移動体の装飾性を向上させる部材としてだけでなく、移動体(第一移動部材と第二移動部材)の一体感を向上させる部材として機能させることが可能である。
手段5の発明のように、発光体を覆う拡散部が第一移動部材と第二移動部材の境界に向かって傾斜していれば、両移動部材の境界および装飾部が発光体の光で照らされることとなる。つまり、発光体から出射される光が、両移動部材の境界側または装飾部側の一方に偏ってしまうのを抑制することが可能である。
手段6の発明のように、複数の発光体を移動体の移動方向における一方側から他方側に向かって順に発光させれば、さらに移動体の移動を強調することが可能である。
1 遊技機
1u 移動体
10 第一移動部材
12 第一下装飾部
121 第一装飾面
122 第一拡散部
14 第一基板
141 第一発光体
20 第二移動部材
22 第二下装飾部
221 第二装飾面
222 第二拡散部
24 第二基板
241 第二発光体

Claims (1)

  1. 一体化された第一移動部材および第二移動部材を有し、遊技者によって操作されることにより所定の方向に移動可能である移動体と、
    前記第一移動部材および前記第二移動部材のそれぞれに固定された複数の発光体と、
    を備え、
    前記第一移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部と、前記第二移動部材に固定された複数の発光体の少なくとも一部が、前記移動体の移動方向において交互に位置するように設けられていることを特徴とする遊技機。
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