JP6040928B2 - ターボチャージャ - Google Patents

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Description

本発明は、水冷式のタービンハウジングを備えたターボチャージャに関するものである。
ターボチャージャは、タービンハウジングとベアリングハウジングとが一体に結合されている。そして、タービンハウジング内部のタービンホイールには回転シャフトが一体回転可能に連結されおり、同回転シャフトは上記ベアリングハウジングに支持されている。
特許文献1のターボチャージャでは、タービンハウジングの内部に冷却水を循環させるための水路が設けられている。こうした水冷式のタービンハウジングを備えたターボチャージャでは、水路内を流れる冷却水との熱交換を通じてタービンハウジングが冷却されて同タービンハウジングの過熱が抑えられる。
特開2010−48187号公報
ここで、ターボチャージャの運転時には、タービンホイールおよび回転シャフトの一体回転に伴って振動が発生するとともに、その振動が、回転シャフトを支持しているベアリングハウジングに伝達されるようになる。そして、ベアリングハウジングに伝達した振動は、タービンハウジングを介して、同タービンハウジングの排気下流側に結合された下流側排気部材(排気管や排気浄化装置)にも伝わるために、これが騒音発生の一因になってしまう。
しかも、水冷式のタービンハウジングを備えたターボチャージャでは、タービンハウジングの温度が低くなるために、同タービンハウジングの剛性が高くなって振動伝達率が高くなる。そのため、回転シャフトからベアリングハウジングに伝わった振動がタービンハウジングを介して下流側排気部材に伝達され易く、上述した騒音発生を招き易いと云える。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、下流側排気部材の振動に起因する騒音発生を抑えることのできるターボチャージャを提供することにある。
上記課題を達成するためのターボチャージャは、タービンハウジングとベアリングハウジングとが一体に結合され、且つ前記タービンハウジング内部のタービンホイールに一体回転可能に連結された回転シャフトが前記ベアリングハウジングに回転可能に支持され、且つ前記タービンハウジングの内部に冷却水を循環させるための冷却水路が設けられる。前記タービンハウジングは、前記冷却水路が前記タービンホイールの周囲に設けられている。またタービンハウジングは、前記ベアリングハウジングとの結合部分である第1結合部と、機関排気通路における前記タービンハウジングの排気下流側に設けられる下流側排気部材との結合部分である第2結合部と、前記第1結合部および前記第2結合部の少なくとも一方と前記冷却水路との間に設けられた断熱部と、を有する。前記断熱部は一体的に形成されたタービンハウジング壁の内部に設けられ、且つ前記タービンホイールの配設された前記タービンハウジングの内部の内壁面に開口部を有さないものである。
タービンハウジングの第1結合部や第2結合部は、ベアリングハウジングから下流側排気部材(排気管や排気浄化装置)へと振動が伝わる経路(振動伝達経路)の一部を構成している。そのため、第1結合部の周辺部分や第2結合部の周辺部分の振動伝達率を低くすることにより、上記振動伝達経路の一部分の振動伝達率を低くすることができ、ベアリングハウジングから下流側排気部材への振動伝達を抑えることができる。
この点、上記ターボチャージャでは、第1結合部および第2結合部の一方と冷却水路との間が断熱されており、第1結合部の周辺部分や第2結合部の周辺部分が冷却され難くなっている。そのため、断熱部を有していないものと比較して、第1結合部の周辺部分や第2結合部の周辺部分の温度を高くして剛性を低くすることができ、同部分の振動伝達率を低くすることができる。したがって、ベアリングハウジングから下流側排気部材への振動伝達を抑えることができ、同下流側排気部材の振動に起因する騒音発生を抑えることができる。
しかも上記ターボチャージャによれば、タービンホイールの周辺、すなわち最も温度が高くなり易く冷却が望まれる部分には冷却水路が配設されるため、同部分を的確に冷却することができる。
上記ターボチャージャにおいて、前記断熱部を、空気が満たされる空洞にすることが望ましい。
上記ターボチャージャによれば、タービンハウジングの内部に空洞を形成するといった簡素な構造により、第1結合部および第2結合部の一方と冷却水路との間を断熱することができる。
一実施形態のターボチャージャの断面構造を模式的に示す断面図。 タービンハウジングの断面構造を示す断面図。
以下、ターボチャージャの一実施形態について説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ10は、内燃機関1の吸気通路2の途中に配設されたコンプレッサ20と、同内燃機関1の排気通路3の途中に配設されたタービン30と、それらコンプレッサ20およびタービン30を連結するベアリングハウジング11とを備えている。
コンプレッサ20はコンプレッサハウジング21を有しており、コンプレッサハウジング21の内部にはコンプレッサインペラ23が配設されている。また、タービン30はタービンハウジング31を有しており、タービンハウジング31の内部にはタービンホイール33が配設されている。タービンホイール33とコンプレッサインペラ23とは回転シャフト12を介して一体回転可能に連結されており、同回転シャフト12は上記ベアリングハウジング11の軸受部に回転可能に支持されている。
次に、上記タービン30およびその周辺の構造について詳しく説明する。
図2に示すように、タービンハウジング31の内部には、上記タービンホイール33の回転軸心L1を中心とする断面円形状で延びるダクト部34が設けられている。
ダクト部34の一方(図2における左側)の端部はホイール室35になっており、このホイール室35の内部にはタービンホイール33が配設されている。またタービンハウジング31の内部には、上記タービンホイール33の周囲全周にわたって渦巻形状で延びるスクロール通路36が設けられている。このスクロール通路36は上記ホイール室35の周壁においてその全周にわたる円環形状で開口されている。スクロール通路36には排気通路3における上記タービン30よりも排気上流側の部分(上流側排気管3A)が接続される。
一方、上記ダクト部34の上記ホイール室35と反対側(図2における右側)の端部は、排気をダクト部34の外部に排出する排出部37になっており、この排出部37には排気通路3の上記タービン30よりも排気下流側の部分(下流側排気管3B)が接続される。下流側排気管3Bは、タービンハウジング31の排出部37周辺に設けられた雌ねじ38へのボルト締結を通じて同タービンハウジング31に固定される。
タービンハウジング31には、前記ベアリングハウジング11が、回転軸心L1方向において下流側排気管3Bとの間にダクト部34を挟む態様で固定されている。タービンハウジング31とベアリングハウジング11とはVクランプ13によって一体に結合されている。ベアリングハウジング11の内部には軸受部14が形成されており、この軸受部14に前記回転シャフト12が回転可能に支持されている。
図1または図2に示すように、上記ターボチャージャ10では次のようにして内燃機関1への過給が行われる。図中に黒塗りの矢印で示すように、内燃機関1の排気通路3の内部を流れる排気は、上流側排気管3Aからタービンハウジング31のスクロール通路36内に流入するとともに、同スクロール通路36の内部からタービンホイール33に吹き付けられる。これにより、タービンホイール33が排気流のエネルギを受けて回転し、このときタービンホイール33と共にコンプレッサインペラ23が回転する。そして、このコンプレッサインペラ23の回転に伴って、図1中に白塗りの矢印で示すように、コンプレッサハウジング21に流入する空気が内燃機関1の吸気通路2におけるコンプレッサ20よりも吸気下流側、ひいては内燃機関1の気筒に圧送されるようになる。
なお、タービンハウジング31内においてタービンホイール33を通過した後の排気はダクト部34の排出部37から下流側排気管3Bに排出され、同下流側排気管3Bに設けられた排気浄化装置4(図1)によって浄化された後に、同下流側排気管3Bの外部に排出される。
タービンハウジング31の内部には、上記スクロール通路36および上記ダクト部34の周囲を囲う形状で、冷却水を循環させるための冷却水路39が延設されている。このタービンハウジング31は、冷却水路39の内部に冷却水を強制的に循環させることにより、同冷却水との熱交換を通じて冷却される水冷式のものになっている。内燃機関1には、その内部に設けられて冷却水が供給されるウォータジャケット5や、冷却水を冷却するためのラジエータ6、冷却水を圧送するウォータポンプ7などからなる機関冷却系を備えている。本実施形態では、内燃機関1の運転に際して機関冷却系内の冷却水の一部が上記冷却水路39に供給されて循環するようになっている。
ここで、ターボチャージャ10の運転時には、タービンホイール33および回転シャフト12の一体回転に伴って振動が発生するとともに、その振動が、回転シャフト12を支持しているベアリングハウジング11に伝達されるようになる。そして、ベアリングハウジング11に伝達した振動は、タービンハウジング31を介して下流側排気管3Bや排気浄化装置4にも伝わるために騒音発生の一因になってしまう。
しかも、ターボチャージャ10では、タービンハウジング31が冷却されるため、同タービンハウジング31の温度が低くなって剛性が高くなり、ひいては振動伝達率が高くなる。そのため、回転シャフト12からベアリングハウジング11に伝わった振動がタービンハウジング31を介して下流側排気管3Bに伝達され易く、騒音発生を招き易い。
本実施形態では、図2に示すように、タービンハウジング31の内部における上記スクロール通路36および上記ダクト部34の周囲を囲う形状で、冷却水路39が延設されている。ただし、タービンハウジング31における上記ベアリングハウジング11が結合される部分(第1結合部C1)の近傍、すなわちスクロール通路36の前記ベアリングハウジング11側の部分の周囲には、冷却水路39が形成されていない。また、タービンハウジング31における上記下流側排気管3Bが結合される部分(第2結合部C2)の近傍、すなわちダクト部34の排出部37側の部分の周囲にも、冷却水路39が形成されていない。
そして、タービンハウジング31における上記第1結合部C1と上記冷却水路39との間には、タービンホイール33の回転軸心L1の周囲全周にわたって延びる略円環形状の断熱部41が形成されている。また、タービンハウジング31における上記第2結合部C2と冷却水路39との間にも、タービンホイール33の回転軸心L1の周囲全周にわたって延びる形状の断熱部42が形成されている。これら断熱部41,42としては空気が満たされる空洞が形成されており、各断熱部41,42は、タービンホイール33の配設された前記タービンハウジング31の内部(詳しくは、ダクト部34およびスクロール通路36)の内壁面に開口部を有していない。本実施形態では、これら断熱部41,42の内部を満たす空気が熱伝達を抑える断熱層として機能するようになっている。
以下、こうした冷却水路39および断熱部41,42をタービンハウジング31の内部に設けることによる作用を説明する。
ターボチャージャ10では、タービンハウジング31の第1結合部C1や第2結合部C2が、ベアリングハウジング11から下流側排気管3Bや排気浄化装置4へと振動が伝わる経路(振動伝達経路)の一部を構成している。そのため、タービンハウジング31における第1結合部C1の周辺部分や第2結合部C2の周辺部分の振動伝達率を低くすることにより、上記振動伝達経路の一部分の振動伝達率を低くすることができ、ベアリングハウジング11から下流側排気管3Bや排気浄化装置4への振動伝達を抑えることができる。
この点、上記ターボチャージャ10では、タービンハウジング31における第1結合部C1の周辺に冷却水路39が形成されておらず、同第1結合部C1と冷却水路39との間に断熱部41が形成されている。これにより、第1結合部C1と冷却水路39との間が断熱されて同第1結合部C1の周辺部分が冷却され難くなっているため、断熱部41を有していないものと比較して、第1結合部C1の周辺部分の温度を高くして剛性を低くすることができ、同部分の振動伝達率を低くすることができる。したがって、ベアリングハウジング11からタービンハウジング31への振動伝達が抑えられるようになる。
さらには、タービンハウジング31における第2結合部C2の周辺に冷却水路39が形成されておらず、同第2結合部C2と冷却水路39との間に断熱部42が形成されている。これにより、第2結合部C2と冷却水路39との間が断熱されて同第2結合部C2の周辺部分が冷却され難くなっているため、断熱部42を有していないものと比較して、第2結合部C2の周辺部分の温度を高くして剛性を低くすることができ、同部分の振動伝達率を低くすることができる。したがって、タービンハウジング31から下流側排気管3Bや排気浄化装置4への振動伝達を抑えることができる。
このように上記ターボチャージャ10によれば、振動伝達経路における第1結合部C1の周辺部分および第2結合部C2の周辺部分の振動伝達率を低くすることができる。そのため、ベアリングハウジング11から下流側排気管3Bや排気浄化装置4への振動伝達を抑えることができ、それら下流側排気管3Bや排気浄化装置4の振動に起因する騒音発生を抑えることができる。しかも、第1結合部C1の周辺部分の振動伝達率が低くなっているため、ベアリングハウジング11からタービンハウジング31への振動伝達が抑えられて、タービンハウジング31の振動も抑えられるようになる。
タービンハウジング31では、タービンホイール33の周辺、具体的にはホイール室35の内壁(いわゆるシュラウド)やその周辺部分の温度が高くなり易いため、その冷却が望まれる。この点、上記ターボチャージャ10では、タービンホイール33の周辺に冷却水路39が設けられているため、冷却が望まれる部分を冷却することができる。また、空洞である各断熱部41,42がダクト部34およびスクロール通路36の内壁面に開口部を有していないために、断熱部41,42の内部に高温の排気が流入しない。そのため、タービンホイール33の周辺の過熱を抑えることができる。
しかも、タービンハウジング31における第1結合部C1の周辺部分や第2結合部C2の周辺部分、すなわちホイール室35の内壁から離れた部分には冷却水路39が設けられていないため、冷却が望まれるタービンホイール33の周辺を重点的に冷却することができる。
また、上記ターボチャージャ10は、第1結合部C1の周辺部分および第2結合部C2の周辺部分にも冷却水路が設けられるものと比較して、タービンハウジング31からの冷却水の受熱量が少なくなって同冷却水の温度が低くなる。そのため、タービンハウジング31を通過して温度が上昇した冷却水を内燃機関1に直接戻しても、同内燃機関1の冷却効率の低下が適正に抑えられるようになる。したがって上記ターボチャージャ10では、冷却水用のラジエータ6の容量を小さくすることができる。
さらに、タービンハウジング31からの冷却水の受熱量が少なくなることによって、同タービンハウジング31内部を通過する排気の温度が低下し難くなる。これにより、排気浄化装置4内を比較的高温の排気が通過するようになるため、内燃機関1の冷間始動に際して同排気浄化装置4の温度を早期に上昇させることができ、排気浄化性能の向上を図ることができる。
また、タービンハウジング31における上記ベアリングハウジング11に結合される第1結合部C1の周辺部分の温度が高くなるため、タービンハウジング31からベアリングハウジング11に伝わる熱量が多くなる。そのため、内燃機関1の冷間始動に際してベアリングハウジング11における軸受部14の温度を早期に上昇させることができ、軸受部14におけるフリクションの低減を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)タービンハウジング31内部の、上記タービンホイール33の周囲に冷却水路39を設け、ベアリングハウジング11に結合される第1結合部C1と冷却水路39との間に断熱部41を設け、下流側排気管3Bに結合される第2結合部C2と冷却水路39との間に断熱部42を設けた。そのため、ベアリングハウジング11から下流側排気管3Bや排気浄化装置4への振動伝達を抑えることができ、それら下流側排気管3Bや排気浄化装置4の振動に起因する騒音発生を抑えることができる。しかも、冷却が望まれるタービンホイール33の周辺を的確に冷却することができる。
(2)タービンハウジング31の内部に断熱部41,42としての空洞を設けるといった簡素な構造により、第1結合部C1と冷却水路39との間や第2結合部C2と冷却水路39との間を断熱することができる。
(3)空洞である各断熱部41,42がダクト部34およびスクロール通路36の内壁面に開口部を有していないために、タービンホイール33の周辺の過熱を抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・断熱部41および断熱部42の一方を省略してもよい。
・タービンハウジング31内の冷却水路39に、内燃機関1の冷却に用いられる冷却水を供給して循環させることに代えて、専用の冷却水を供給して循環させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、タービンハウジング31の内部に設けた空洞を断熱部41,42とした。これに代えて、耐熱性の高い多孔質材料(例えばセラミック材料)により形成した断熱部を、鋳込む等して、タービンハウジング31の内部に配設するようにしてもよい。
1…内燃機関、2…吸気通路、3…排気通路、3A…上流側排気管、3B…下流側排気管、4…排気浄化装置、5…ウォータジャケット、6…ラジエータ、7…ウォータポンプ、10…ターボチャージャ、11…ベアリングハウジング、12…回転シャフト、13…Vクランプ、14…軸受部、20…コンプレッサ、21…コンプレッサハウジング、23…コンプレッサインペラ、30…タービン、31…タービンハウジング、33…タービンホイール、34…ダクト部、35…ホイール室、36…スクロール通路、37…排出部、38…雌ねじ、39…冷却水路、41,42…断熱部。

Claims (2)

  1. タービンハウジングとベアリングハウジングとが一体に結合され、且つ前記タービンハウジング内部のタービンホイールに一体回転可能に連結された回転シャフトが前記ベアリングハウジングに回転可能に支持され、且つ前記タービンハウジングの内部に冷却水を循環させるための冷却水路が設けられたターボチャージャにおいて、
    前記タービンハウジングは、
    前記冷却水路が前記タービンホイールの周囲に設けられてなり、且つ
    前記ベアリングハウジングとの結合部分である第1結合部と、機関排気通路における前記タービンハウジングの排気下流側に設けられる下流側排気部材との結合部分である第2結合部と、前記第1結合部および前記第2結合部の少なくとも一方と前記冷却水路との間に設けられた断熱部と、を有し、
    前記断熱部は一体的に形成されたタービンハウジング壁の内部に設けられ、且つ前記タービンホイールの配設された前記タービンハウジングの内部の内壁面に開口部を有さないものである
    ことを特徴とするターボチャージャ。
  2. 請求項1に記載のターボチャージャにおいて、
    前記断熱部は、空気が満たされる空洞である
    ことを特徴とするターボチャージャ。
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