JP5975057B2 - タービンハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、冷却水が通過する冷却水路を有するタービンハウジングに関するものである。
タービンハウジングの内部には内燃機関の排気が通過する排気流路が設けられており、同排気流路の内部にはタービンホイールが配設されている。こうしたタービンハウジングに冷却水が通過する冷却水路を設けることが提案されている(例えば特許文献1)。通常、冷却水路はラジエーターやウォーターポンプを有する冷却系の一部をなしている。そして、冷却水路の内部を循環する冷却水との熱交換を通じてタービンハウジングが冷却されて、同タービンハウジングの過熱が抑えられる。
特開2010−38091号公報
上記タービンハウジングでは、冷却水路内の冷却水との熱交換を通じてタービンハウジングが冷却されるときに、タービンハウジングとの熱交換を通じて排気流路内の排気が不要に冷却されるおそれがある。これは冷却水温度の不要な上昇、ひいてはラジエーター容量の不要な増大を招くこととなるために好ましくない。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ラジエーター容量の増大を抑えることのできるタービンハウジングを提供することにある。
上記課題を達成するためのタービンハウジングは、内燃機関の排気が通過するとともにタービンホイールが内部に配設される排気流路と、冷却水が通過する冷却水路とを有する。このタービンハウジングは、前記排気流路における前記タービンホイールよりも排気下流側の部分が、排気下流側に向かうに連れて内径が徐々に拡径するテーパ形状である。そして、前記排気下流側の部分において、前記排気下流側の部分の内面と前記タービンホイールの回転軸心とのなす角度をθ°とし、前記角度がθ°である部分の前記回転軸心方向における長さをLmmとするとき、0<L<25である場合には、0<θ且つθ=L±5であり、25≦L<40である場合には、θ=(L+50)/3±5であり、40≦Lである場合には、θ=30±5である。
上記タービンハウジングによれば、排気流路における前記タービンホイールよりも排気下流側の部分の通路断面積が排気下流側に向かうに連れて徐々に大きくなる構造であるため、同部分が一定の内径で延びる形状のものと比較して、上記部分(拡張部)における排気の流速を低下させることができる。これにより、排気の通過に際して拡張部の内面に形成される温度境界層を厚くすることができるため、排気とタービンハウジングとの間での熱伝達率を低くすることができる。そのため、排気からの受熱による冷却水温度の不要な上昇を抑えることができ、上記冷却水路を一構成とする冷却系のラジエーター容量の増大を抑えることができる。
一実施形態のタービンハウジングを有するターボチャージャーおよびその周辺構造を模式的に示す略図。 タービンハウジングの断面構造を示す断面図。 タービンハウジングにおけるタービンホイール周辺の断面構造を拡大して示す断面図。 拡張部の長さと拡張部内面の角度と冷却損失との関係を示すグラフ。 拡張部の長さと拡張部内面の角度と冷却損失との関係を示すグラフ。 拡張部の長さと拡張部内面の角度と拡張部およびタービンホイールの翼端の距離との関係を示す表。 拡張部の長さと拡張部内面の角度との関係を示すグラフ。 拡張部の長さと拡張部内面の角度と冷却損失との関係を示すグラフ。 拡張部の長さと拡張部内面の角度と冷却損失との関係を示すグラフ。
以下、タービンハウジングの一実施形態について説明する。
図1に示すように、ターボチャージャー10は、内燃機関1の吸気管2の途中に配設されたコンプレッサ20と、同内燃機関1の排気管3の途中に配設されたタービン30と、それらコンプレッサ20およびタービン30を連結するベアリングハウジング11とを備えている。
コンプレッサ20はコンプレッサハウジング21を有しており、コンプレッサハウジング21の内部にはコンプレッサインペラ23が配設されている。また、タービン30はタービンハウジング31を有しており、タービンハウジング31の内部にはタービンホイール33が配設されている。タービンホイール33とコンプレッサインペラ23とは回転シャフト12を介して一体回転可能に連結されており、同回転シャフト12は上記ベアリングハウジング11の軸受部に回転可能に支持されている。
次に、上記タービン30およびその周辺の構造について詳しく説明する。
図2に示すように、タービンハウジング31の内部には、上記タービンホイール33の回転軸心Cを中心とする断面円形状で延びるダクト部34が設けられている。
ダクト部34の一方(図2における左側)の端部はホイール室35になっており、このホイール室35の内部にはタービンホイール33が配設されている。またタービンハウジング31の内部には、上記タービンホイール33の周囲全周にわたって渦巻形状で延びるスクロール通路36が設けられている。このスクロール通路36は上記ホイール室35の周壁においてその全周にわたる円環形状で開口されている。スクロール通路36には排気管3における上記タービン30よりも排気上流側の部分(上流側排気管3A)が接続される。本実施形態では、ダクト部34およびスクロール通路36が内燃機関1の排気が通過する排気流路に相当する。
一方、上記ダクト部34の上記ホイール室35と反対側(図2における右側)の端部は、排気をダクト部34の外部に排出する排出部37になっており、この排出部37には排気管3の上記タービン30よりも排気下流側の部分(下流側排気管3B)が接続される。
図1または図2に示すように、上記ターボチャージャー10では次のようにして内燃機関1への過給が行われる。図中に黒塗りの矢印で示すように、内燃機関1の排気管3の内部を流れる排気は、上流側排気管3Aからタービンハウジング31のスクロール通路36内に流入するとともに、同スクロール通路36の内部からタービンホイール33に吹き付けられる。これにより、タービンホイール33が排気流のエネルギを受けて回転し、このときタービンホイール33と共にコンプレッサインペラ23が回転する。そして、このコンプレッサインペラ23の回転に伴って、図1中に白塗りの矢印で示すように、コンプレッサハウジング21に流入する空気は内燃機関1の気筒に圧送されるようになる。
なお、タービンハウジング31内においてタービンホイール33を通過した後の排気はダクト部34の排出部37から下流側排気管3Bに排出され、同下流側排気管3Bに設けられた排気浄化装置4(図1に図示)によって浄化された後に、同下流側排気管3Bの外部に排出される。
タービンハウジング31の内部には、上記ダクト部34および上記スクロール通路36の周囲を囲う形状で、冷却水を循環させるための冷却水路39が延設されている。このタービンハウジング31は、冷却水路39の内部に冷却水を強制的に循環させることにより、同冷却水との熱交換を通じて冷却される水冷式のものになっている。図1に示すように、内燃機関1には、その内部に設けられて冷却水が供給されるウォータジャケット5や、冷却水を冷却するためのラジエーター6、冷却水を圧送するウォーターポンプ7などからなる機関冷却系を備えている。本実施形態では、内燃機関1の運転に際して機関冷却系内の冷却水の一部が上記冷却水路39に供給されて循環するようになっている。
ここで図1または図2に示すように、上記タービンハウジング31では、冷却水路39内の冷却水との熱交換を通じてタービンハウジング31が冷却されるときに、タービンハウジング31との熱交換を通じて排気流路(スクロール通路36、ダクト部34)内を通過する排気が不要に冷却されるおそれがある。これは冷却水温度の不要な上昇、ひいてはラジエーター6の容量の不要な増大を招くこととなるために好ましくない。
この点をふまえて本実施形態では、タービンハウジング31のダクト部34における前記タービンホイール33よりも排気下流側の部分(拡張部40)が、排気下流側に向かうに連れて内径が徐々に拡径する形状、いわゆるテーパ形状に形成されている。
以下、こうしたタービンハウジング31による作用について説明する。
上記タービンハウジング31はダクト部34における拡張部40の通路断面積が排気下流側に向かうに連れて徐々に大きくなる構造であるため、ダクト部34における上記タービンホイール33よりも排気下流側の部分が一定の内径で延びるタービンハウジングと比較して、ダクト部34(詳しくは、その拡張部40)における排気の流速が低くなる。これにより、排気の通過に際して拡張部40の内面に形成される温度境界層が厚くなるために、排気とタービンハウジング31との間での熱伝達率が低くなり、冷却損失が減少して、排気からの受熱による冷却水温度の不要な上昇が抑えられるようになる。
ところで、タービンハウジング31の拡張部40の内径が徐々に大きくなる形状にすると、内径が一定で延びる形状のものと比較して、拡張部40内面の表面積、すなわち拡張部40内を通過する排気とタービンハウジング31との間で熱交換が行われる部分の面積が大きくなる。そのため、内燃機関1の排気とタービンハウジング31との間での熱伝達量が多くなり易く、冷却損失が増大して冷却水温度の不要な上昇を招き易いと云える。
この点をふまえて本実施形態では、上記拡張部40の形状が、同拡張部40の内表面積の増大に起因する排気からタービンハウジング31への熱伝達量の不要な増加を抑えることの可能な形状になっている。以下、そうした拡張部40の形状について詳しく説明する。なお以下では、図3に示すように、前記回転軸心C方向における拡張部40の長さを「L(mm)」とし、拡張部40の内面と回転軸心Cとのなす角度を「θ(°)」とし、タービンホイール33の翼端と拡張部40との回転軸心C方向における距離を「D(mm)」とする。
図4および図5に、発明者が行った各種の実験やシミュレーションの結果から得られた関係であって、上記長さLが短い領域(0L<25)での同長さLと角度θとタービン30における冷却損失との関係を示す。
図4に示すように、上記長さLを[10mm]に設定した場合には、上記角度θを[10°]に設定するとタービン30の冷却損失が最も少なくなり、角度θが[10°]から離れるほど冷却損失が大きくなることが確認された。
また図5に示すように、上記長さLを[20mm]に設定すると、上記角度θを[20°]に設定した場合にタービン30の冷却損失が最も少なくなり、角度θが[20°]から離れるほど冷却損失が大きくなることが確認された。
こうした関係から、上記長さLが短い領域(0L<25)では、長さLの数値(例えば、L=[10mm]のときの[10])と角度θの数値(例えば、角度θ=[10°]のときの[10])とが等しいときにタービン30における冷却損失が最も少なくなることが分かる。また、長さLの数値と角度θの数値との差の絶対値(=|θ−L|)が大きくなるほど冷却損失が大きくなることが分かる。
したがって図6および図7に示すように、この領域では、関係式[θ=L]を中心に所定の幅を持たせた範囲(θ=L±5、図7中に破線で示す範囲)で角度θおよび長さLを設定することが望ましい。
図8は、発明者が行った各種の実験やシミュレーションの結果から得られた関係であって、上記長さLが中程度の領域(25≦L<40)での同長さLと角度θとタービン30における冷却損失との関係の一例を示している。
図8に示すように、上記長さLが中程度の領域(25≦L<40)では、長さLの数値と角度θの数値とが関係式[θ=(L+50)/3]を満たすときに冷却損失が最も小さくなり、この関係式を満たす「θv」と実際のθとの差の絶対値(=|θv−θ|)が大きくなるほど冷却損失が大きくなることが確認された。図8に示す例では、上記長さLが[30mm]に設定されており、上記角度θが約[27°]に設定されるとタービン30の冷却損失が最も少なくなり、角度θが約[27°]から離れるほど冷却損失が大きくなる。
したがって図6および図7に示すように、この領域では上記関係式を満たす値を中心に所定の幅を持たせた範囲(関係式[θ=(L+50)/3±5]を満たす範囲、図7中に破線で示す範囲)で角度θおよび長さLを設定することが望ましい。
図9に、発明者が行った各種の実験やシミュレーションの結果得られた関係であって、上記長さLが比較的長い領域(L≧40)での同長さLと角度θとタービン30における冷却損失との関係の一例を示す。
図9に示すように、上記長さLが長い領域(L≧40)では、長さLによることなく、角度θが[30°]であるときにタービン30の冷却損失が最も小さくなり、角度θが[30°]からずれるほど冷却損失が大きくなることが確認された。なお図9に示す例では、上記長さLが[40mm]に設定されており、上記角度θが[30°]に設定されるとタービン30の冷却損失が最も少なくなり、角度θが[30°]から離れるほど冷却損失が大きくなる。したがって図6および図7に示すように、この領域では角度θを、[30°]を中心に所定の幅を持たせた範囲(30°±5°)に設定することが望ましい。
また発明者が各種の実験やシミュレーションを行った結果、上記距離Dを短くすることにより、拡張部40を設けることによる冷却損失の低減効果が得られるようになることが確認された。そのため図6に示すように、上記距離Dは「0」を含む所定の範囲(0≦D<10、図5中に破線で示す範囲)に設定することが望ましい。
本実施形態のタービンハウジング31では、長さLが[25mm]に設定され、角度θが[25°]に設定され、距離Dが[3mm]に設定されている。上記タービンハウジング31では、このようにして長さL、角度θ、および距離Dが定められているため、ダクト部34の内表面積の増大に起因する排気からタービンハウジング31への熱伝達量の増加を抑えつつ、ダクト部34内の排気流速を低下させて熱伝達率を低下させることができる。したがって、排気からの受熱による冷却水温度の不要な上昇が好適に抑えられるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)ダクト部34における前記タービンホイール33よりも排気下流側の部分(拡張部40)を、排気下流側に向かうに連れて内径が徐々に拡径するテーパ形状に形成した。そのため、排気からの受熱による冷却水温度の不要な上昇を抑えることができ、ラジエーター6の容量増大を抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・図6および図7に示す関係を満たすのであれば、拡張部40の長さLや角度θ、距離Dは任意に変更することができる。
・拡張部40の長さLと角度θと距離Dとの関係は、図6および図7に示す関係に限らず、任意に変更することができる。上記関係は、仕様の異なるタービンハウジング毎に、各種の実験やシミュレーションを行うとともにその結果をもとに適切な関係を定めればよい。
・拡張部40の形状は、排気下流側に向かうほど内径が拡径する形状であれば、任意に変更することができる。こうしたタービンハウジングによれば、拡張部を通過する排気の流速を低下させることができるため、排気とタービンハウジングとの間における熱伝達率を低下させることができる。
1…内燃機関、2…吸気管、3…排気管、3A…上流側排気管、3B…下流側排気管、4…排気浄化装置、5…ウォータジャケット、6…ラジエーター、7…ウォーターポンプ、10…ターボチャージャー、11…ベアリングハウジング、12…回転シャフト、20…コンプレッサ、21…コンプレッサハウジング、23…コンプレッサインペラ、30…タービン、31…タービンハウジング、33…タービンホイール、34…ダクト部、35…ホイール室、36…スクロール通路、37…排出部、39…冷却水路、40…拡張部。

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気が通過するとともにタービンホイールが内部に配設される排気流路と、冷却水が通過する冷却水路とを有するタービンハウジングにおいて、
    前記排気流路における前記タービンホイールよりも排気下流側の部分が、排気下流側に向かうに連れて内径が徐々に拡径するテーパ形状であり、
    前記排気下流側の部分において、
    前記排気下流側の部分の内面と前記タービンホイールの回転軸心とのなす角度をθ°とし、前記角度がθ°である部分の前記回転軸心方向における長さをLmmとするとき、
    0<L<25である場合には、0<θ且つθ=L±5であり、
    25≦L<40である場合には、θ=(L+50)/3±5であり、
    40≦Lである場合には、θ=30±5である
    ことを特徴とするタービンハウジング。
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