JP6040003B2 - 間欠型光ファイバテープ心線の検査方法、製造方法および検査装置 - Google Patents

間欠型光ファイバテープ心線の検査方法、製造方法および検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、間欠型光ファイバテープ心線の検査方法、製造方法、および検査装置に関する。
近時、光ケーブルの細径・軽量化、高密度化、および施工性の向上を図るため、複数本の単心被覆光ファイバを同一平面上に並列させ、隣接する2本の単心被覆光ファイバ同士のみを結合する結合部を間隔をおいて配置した、間欠型または間欠接着型と称する光ファイバテープ心線が提案されている。このような間欠型光ファイバテープ心線においては、従来の一括被覆型の光ファイバテープ心線のような幅方向に曲げにくいという曲げ異方性が小さいため、筒状に、あるいは折り畳んでケーブル内に収納でき、ケーブルの細径・軽量化、高密度化が可能である。また、テープ心線から光ファイバを個別に後分岐しやすいうえ、光ファイバを接続する際は、所定の配列に光ファイバを並列させることができるため、一括接続が可能であるという利点を有する。
しかしながら、その反面、このような間欠型光ファイバテープ心線においては、長さ方向の構造・寸法の検査を、インラインで(製造中に)全長に亘って行う必要がある。すなわち、従来の一括被覆型の光ファイバテープ心線は、構造寸法が長さ方向に均一であるため、製造の最終工程でテープ心線を巻取ドラムに巻き取る際、その巻き始め端と巻き終わり端でその構造寸法の検査を行うことにより、全長保証が可能である。これに対し、間欠型光ファイバテープ心線においては、構造が長さ方向で複雑に変わるため、インラインでの全長に亘る検査が必要となる。
この種の技術としては、例えば、段差部を設けたガイド溝に光ファイバテープ心線をガイドさせるとともに、適度な張力を光ファイバテープ心線にかけることによって、光ファイバテープ心線を構成している光ファイバ素線間を、光ファイバ素線間が連結されていない箇所において分離させた後、測定器でエッジ検出を行い、光ファイバ素線間が連結されていない箇所の長さ、またはその周期を測定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
しかしながら、上記方法では、光ファイバ素線間が連結されていない箇所での分離が十分に行われないことがあり、信頼性の点で、また効率の点でも必ずしも満足できるものではなかった。分離は、光ファイバ素線数が多くなればなるほど、また、光ファイバ素線サイズが大きくなればなるほど、さらに、連結されていない箇所の長さが短くなればなるほど困難であった。
特開2012−42354号公報
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、並列配置された複数本の単心被覆光ファイバが間欠的に結合されてテープ化された間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態について、単心被覆光ファイバの並列数、外径、結合部の長さなどに制約されることなく、インラインで信頼性が高く、かつ効率的な検査を行うことができる検査方法、また、そのような検査方法を用いた間欠型光ファイバテープ心線の製造方法、さらに、そのような検査方法に用いられる検査装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る間欠型光ファイバテープ心線の検査方法は、並列配置された複数本の単心被覆光ファイバが間欠的に結合されてテープ化された間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態を、その製造ライン中で検査する方法であって、上面に前記間欠型光ファイバテープ心線をガイドするガイド溝を備えた治具の前記ガイド溝に前記間欠型光ファイバテープ心線を走行させつつ、前記ガイド内で、前記間欠型光ファイバテープ心線を幅方向両側より吸引、前記複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所を幅方向に拡開させ、この拡開部をレーザセンサで確認することを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る間欠型光ファイバテープ心線の製造方法は、複数本の単心被覆光ファイバを並列させるとともに、前記複数本の単心被覆光ファイバを間欠的に結合してテープ化するテープ化工程と、前記テープ化された複数本の単心被覆光ファイバを、上面に前記テープ化された複数本の単心被覆光ファイバをガイドするガイド溝を備えた治具の前記ガイド溝にテープ化された複数本の単心被覆光ファイバを走行させつつ、前記ガイド内で、前記テープ化された複数本の単心被覆光ファイバを幅方向両側より吸引、前記複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所を幅方向に拡開させ、この拡開部をレーザ光を用いたセンサで確認することにより、前記複数本の単心被覆光ファイバの間欠的結合状態を検査する検査工程とを有することを特徴とするものである。
さらに、本発明の一態様に係る間欠型光ファイバテープ心線の検査装置は、並列配置された複数本の単心被覆光ファイバが間欠的に結合されてテープ化された間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態を、その製造ライン中で検査する装置であって、上面に前記間欠型光ファイバテープ心線をガイドするガイド溝を備えた治具と、前記ガイド溝を走行する前記間欠型光ファイバテープ心線を幅方向両側より吸引、前記複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所を幅方向に拡開させる拡開手段と、前記間欠型光ファイバテープ心線にその厚さ方向にレーザ光を照射する照射部と、前記間欠型光ファイバテープ心線で反射した前記レーザ光、または前記間欠型光ファイバテープ心線を透過した前記レーザ光を受光する受光部とを有するレーザセンサとを具備することを特徴とするものである。
本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法および検査装置によれば、並列配置された複数本の単心被覆光ファイバが間欠的に結合されてテープ化された間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態について、単心被覆光ファイバの並列数、外径、結合部の長さ等に制約されることなく、インラインで信頼性が高く効率的な検査を行うことができる。
また、本発明の間欠型光ファイバテープ心線の製造方法によれば、全長に亘ってそのような信頼性が高く効率的な間欠型結合状態の検査がなされた間欠型光ファイバテープを製造することができる。
本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法および検査装置が対象とする間欠型光ファイバテープ心線の一例を示す平面図である。 本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法および検査装置が対象とする間欠型光ファイバテープ心線における結合部の配置パターンの例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る間欠型光ファイバテープ心線の製造装置の構成を概略的に示す図である。 図3に示す間欠型光ファイバテープ心線の製造装置に組み込まれた検査装置を構成する治具を示す平面図である。 図4に示す治具の正面図である。 図4のVI−VI線に沿う切断断面図である。 図4に示す治具の検査エリア前の光ファイバテープ心線の状態を示す平面図である。 図4に示す治具の検査エリア上の光ファイバテープ心線の状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、説明は図面に基づいて行うが、図面は単に図解のために提供されるものであって、本発明はそれらの図面により何ら限定されるものではない。
まず、本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法および検査装置が対象とする間欠型光ファイバテープ心線について説明する。
図1は、本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法および検査装置が対象とする間欠型光ファイバテープ心線の一例を示す平面図である。
図1に示すように、本発明の検査方法および検査装置が対象とする間欠型光ファイバテープ心線10は、単心被覆光ファイバ11を複数本(図面の例では、4本)、同一平面上に並列させるとともに、隣接する2本の単心被覆光ファイバ11同士のみを結合する結合部12を長さ方向および幅方向にそれぞれ間隔をおいて配置した構造を有する。なお、単心被覆光ファイバ11の数が2本の場合には、結合部は長さ方向にのみ間隔をおいて配置される。図1において、13は、隣接する単心被覆光ファイバ11同士が結合されていない箇所、すなわち非結合部を示す。
単心被覆光ファイバ11は、例えば、光ファイバ上に紫外線硬化型樹脂などにより1層乃至複数層の保護被覆を設けた構造、あるいは保護被覆上にさらに着色層を設けた構造を有する。一方、結合部12は、単心被覆光ファイバ11同士を接着する紫外線硬化型樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などから構成される。各結合部12の長さQは、例えば30〜45mm、好ましくは37〜43mmであり、同一の隣接する2本の単心被覆光ファイバ同士を結合する結合部12の間隔、すなわち非結合部13の長さPは、例えば5〜20mm、好ましくは7〜13mmである。
なお、間欠型光ファイバテープ心線における結合部12の配置パターンは特に限定されない。図2に、結合部12の配置パターンの例を示す。
図2(a)の例は、図1に示した間欠型光ファイバテープ心線と同様の配置パターンを有するものであり、第1番目(1心目)の単心被覆光ファイバ11Aと第2番目(2心目)の単心被覆光ファイバ11Bを結合する結合部12と、第3番目(3心目)の単心被覆光ファイバ11Cと第4番目(4心目)の単心被覆光ファイバ11Dを結合する結合部12は、光ファイバテープ心線の長さ方向に略同じ位置に、略同じ間隔をおいて配置され、第2番目の単心被覆光ファイバ11Bと第3番目の単心被覆光ファイバ11Cを結合する結合部12は、長さ方向において、それらの略中間に位置するように配置されている。
図2(b)の例では、第1番目の単心被覆光ファイバ11Aと第2番目の単心被覆光ファイバ11Bを結合する結合部12と、第2番目の単心被覆光ファイバ11Bと第3番目の単心被覆光ファイバ11Cを結合する結合部12と、第3番目の単心被覆光ファイバ11Cと第4番目の単心被覆光ファイバ11Dを結合する結合部12は、光ファイバテープ心線の長さ方向に略同じ間隔をおいて配置されている。
また、例えば、図2(c)に示すように、第1番目の単心被覆光ファイバ11Aと第2番目の単心被覆光ファイバ11Bを結合する結合部12の長さおよび配置間隔と、第2番目の単心被覆光ファイバ11Bと第3番目の単心被覆光ファイバ11Cを結合する結合部12の長さおよび配置間隔と、第3番目の単心被覆光ファイバ11Cと第4番目の単心被覆光ファイバ11Dを結合する結合部12の長さおよび配置間隔は、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。図2(c)の例では、2本の単心被覆光ファイバ同士を結合する結合部12の長さは同じであるものの、第2番目の単心被覆光ファイバ11Bと第3番目の単心被覆光ファイバ11Cを結合する結合部12の配置間隔が他と異なっている。
さらに、図示は省略したが、同じ2本の単心被覆光ファイバ同士を結合する結合部の長さや配置間隔も同一であっても異なっていてもよい。
本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法は、上記のような間欠型光ファイバテープ心線をインラインで、すなわち、その製造ラインにおいて検査するものである。以下、本発明の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法の一実施形態を組み込んだ本発明の間欠型光ファイバテープ心線の製造方法の一実施形態を説明する。なお、説明は、図1に示した4心間欠型光ファイバテープ心線(結合部の形成材料として、紫外線硬化型樹脂を使用)10を検査対象とした例を中心に説明する。
図3は、本実施形態に使用される製造装置の構成を概略的に示す図、図4は、同製造装置に組み込まれた間欠型光ファイバテープ心線の検査装置を構成する部材を示す平面図、図5はその正面図、図6は、図4のVI−VI線に沿う切断断面図である。
本実施形態に係る光ファイバテープ心線の製造装置は、図3に示すように、製造ラインに沿って、上流側より順に、4本の単心被覆光ファイバ11を送り出す素線送り出し部30と、素線送り出し部30から送り出されてくる単心被覆光ファイバ11をガイドするガイドローラ40と、ガイドローラ40により案内された4本の単心被覆光ファイバ11に対し、結合部形成材料の紫外線硬化型樹脂を間欠的に塗布しつつ、紫外線硬化型樹脂が塗布された単心被覆光ファイバ11を断面テープ状に成形する塗布部50と、紫外線硬化型樹脂が塗布された単心被覆光ファイバ11に紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させる紫外線照射部60と、紫外線硬化型樹脂の硬化によって単心被覆光ファイバ11が間欠的に結合されてテープ化された光ファイバテープ心線10aの間欠的結合状態を検査する検査装置で構成される検査部70とを備えている。
また、図示を省略したが、検査部70の下流側には、検査済みの光ファイバテープ心線、すなわち間欠型光ファイバテープ心線10を引き取る引取装置、引取装置に引き取られた間欠型光ファイバテープ心線10を巻き取る巻取装置をさらに備えている。その他、走行する単心被覆光ファイバ11やテープ化された光ファイバテープ心線10aをガイドするガイドローラ301、302、間欠型光ファイバテープ心線10をガイドするガイドローラ(図示なし)などが製造ラインに沿って適宜配置されている。
素線送り出し部30は、間欠型光ファイバテープ心線を構成する心線数に応じた数(本実施形態では、4基)の供給ボビン31を備える。
ガイドローラ40は、4本の単心被覆光ファイバ11が平行に略接した状態になるように集線し整列させる集線部を兼ねる。すなわち、ガイドローラ40は、外周面に単心被覆光ファイバ11の数に対応する数(本実施形態では、4条)のガイド溝(図示なし)を備えており、素線送り出し部30から送り出された4本の単心被覆光ファイバ11をそれぞれ各溝に挿通させることで、4本の単心被覆光ファイバ11は平行に略接した状態に集線される。なお、4本の単心被覆光ファイバ11を平行に略接した状態に集線することができれば、ガイドローラ40に限らず、従来より知られる種々の集線治具、集線手段を用いることができる。
塗布部50は、並列する4本の単心被覆光ファイバ11の所定の位置に紫外線硬化型樹脂を、例えば、微小液滴状に射出塗布する射出装置と、紫外線硬化型樹脂が射出塗布された単心被覆光ファイバ11を挿通させる断面テープ状の挿通孔を備えた成形ダイスとから構成される。射出装置によって紫外線硬化型樹脂が射出塗布された単心被覆光ファイバ11は、成形ダイスに設けられた断面テープ状の挿通孔を通過することによって、紫外線硬化型樹脂の表面が平らに成形される。
なお、塗布部50は、例えば、並列する4本の紫外線硬化型樹脂に対し、紫外線硬化型樹脂を連続的に塗布した後、隣接する単心被覆光ファイバ11間を所定の周期で所定の長さに亘って分離させるように構成された装置で構成するようにしてもよい。
紫外線照射部60は、塗布部50で紫外線硬化型樹脂が塗布された単心被覆光ファイバ11に紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させるものである。
検査部70は、基本的に、検査対象物である光ファイバテープ心線10aが走行するガイド溝101を上面に有する治具72と、ガイド溝上を走行する光ファイバテープ心線10aに対し、幅方向両側より吸引して、複数本の単心被覆光ファイバ11が結合されていない個所(非結合部)を幅方向に拡開させる拡開手段としての吸引装置74と、ガイド溝上を走行する光ファイバテープ心線10aにレーザ光を照射し、その反射光または透過光を受光して、光ファイバテープ心線10aの拡開部の長さやその間隔などを検出するレーザセンサ76とを備える。
治具72は、図4〜図6に示すように、平面視、側面視、正面視がいずれも矩形状をなす支持台100を有し、その矩形状の平坦な上面に、検査対象物である光ファイバテープ心線10aが走行するガイド溝101が、矩形状の上面を横切るように設けられている。ガイド溝101は、中間部分が幅広に形成され、この幅広部分を通過する間に、光ファイバテープ心線10aに対し検査が行われるようになっている。すなわち、この幅広部分が、光ファイバテープ心線10aの検査エリア102となる。ガイド溝101は、深さが、例えば0.4mm、幅が、検査エリア102となる幅広部分で15mm、その他の部分で1.3〜1.4mmの断面矩形状に形成されている。検査エリア102は、ガイド溝101の中間部分に、例えば20mmの長さに亘って設けられる。ガイド溝101の検査エリア102以外の溝幅は、走行時の光ファイバテープ心線10aの幅より、0.3mm程度広いことが好ましい。
ガイド溝101の検査エリア102となる幅広部分の底面には、レーザ光照射用(または、レーザ光照射/受光用)の孔(以下、レーザ光照射用の孔と記す)103が設けられ、周辺部には、吸引装置74に接続され、ガイド溝101上を走行する光ファイバテープ心線10aに対し、幅方向両側より吸引するための吸引孔104が、例えば6個、開口している。なお、図4〜図6には、レーザ光照射用の孔103としてガイド溝101の底面の中央に設けられた1個のみが図示されているが、実際には、後述するように3ヶ所に、各1個ずつ設けられる。また、吸引孔104の数については、光ファイバテープ心線10aに対し、幅方向両側より吸引して、単心被覆光ファイバが結合されていない個所(非結合部)を幅方向に拡開させることができればよく、特に図面の例に限定されるものではない。
レーザセンサ76は、支持台100の下方、レーザ光照射用の孔103に対応する位置に配置され、レーザ光透過用の孔103を通してガイド溝101上を走行する、隣接する2本の光ファイバテープ心線10aの間に向けて、レーザ光を照射する照射部と、照射されたレーザ光が光ファイバテープ心線10aに遮られて反射した光、あるいは照射されたレーザ光が光ファイバテープ心線10aに遮られずに透過した光を受光する受光部と、その受光部での受光量またはその変化を検出し、その検出結果から光ファイバテープ心線10aの間欠的に形成された結合部/非結合部の形成状態、例えば結合部/非結合部の長さやその間隔などを検出する検出部とを備える。すなわち、結合部に照射されたレーザ光は、その多くが反射し、反射光受光部ではその多くの反射光が、また、透過光受光部では僅かに透過した光が受光される。一方、非結合部に照射された光はその多くが透過し、反射光受光部では非結合部近傍で僅かに反射した光が受光され、その受光量は大幅に減少する。また透過光受光部では透過した多くの光が受光され、その受光量は大幅に増加する。このように受光される光の量が、受光部では大幅に変化するため、受光部での受光量、あるいはその変化を検知することにより、結合部/非結合部の形成状態を検出することができる。
なお、図3に示すレーザセンサ76は、光ファイバテープ心線10aに対し照射したレーザ光の反射光を受光して結合部/非結合部の形成状態を検出するもので、レーザ光を照射する光照射部とその反射光を受光する受光部が一体化された照射/反射光受光部77と、受光した反射光の光量を検出する光検出部78とを備えている。透過光を受光して検出するものでは、光照射部と透過光を受光する受光部は、光ファイバテープ心線10aを挟んで対向配置されることになる。
前述したように、治具72には、3個のレーザ光照射用の孔103が設けられ、それぞれにレーザセンサ76が配置される。各レーザ光照射用の孔103が開口する位置は、ガイド溝101の検査エリア102内を走行する光ファイバテープ心線10aが吸引装置74により幅方向に拡開されたときに、隣接する単心被覆光ファイバ間に形成される拡開部の略中心であり、隣接する単心被覆光ファイバ間に各1個設けられる。
次に、上記間欠型光ファイバテープ心線の製造装置の動作を説明する。
素線送り出し部30から送り出された4本の単心被覆光ファイバ11は、ガイドローラ40を経て、同一平面上に平行に、隣接する単心被覆光ファイバ同士が略接するように集合整列した状態で塗布部50に送られ、隣接する単心被覆光ファイバ11間に間欠的に紫外線硬化型樹脂が塗布される。塗布部50を出た4本の単心被覆光ファイバ11は、その後、紫外線照射部60で紫外線が照射され、紫外線硬化型樹脂が硬化する。これにより、図7に示すような、隣接する2本の単心被覆光ファイバ11同士のみを結合する結合部12が、長さ方向および幅方向にそれぞれ間隔をおいて形成された光ファイバテープ心線10aが形成される。図7において、13は非結合部を示している。
光ファイバテープ心線10aは、その後、検査部70に送られ、間欠的結合状態が検査される。
検査部70では、光ファイバテープ心線10aはガイド溝101上を走行し、このガイド溝101上を走行する光ファイバテープ心線10aに対し、検査エリア102で、吸引装置74により吸引が行われる。この吸引により、光ファイバテープ心線10aは幅方向両側より吸引されて、単心被覆光ファイバ11が結合されていない個所(非結合部)が幅方向に拡開する。すなわち、図7に示すように、隣接する単心被覆光ファイバ11同士が平行に略接した状態でガイド溝101内を走行してきた光ファイバテープ心線10aは、検査エリア102内で、吸引装置74により幅方向両側から吸引され、図8に示すように、単心被覆光ファイバ11が結合されていない個所(非結合部)が幅方向に拡開する。図8において、14は、吸引装置74の吸引による光ファイバテープ心線10aの拡開方向を示す矢印であり、15は、拡開後の非結合部、すなわち拡開部を示している。
そして、このような拡開部15が形成される検査エリア102には、レーザ光照射用の孔103が開口しており、これらのレーザ光照射用の孔103から検査エリア102を走行する光ファイバテープ心線10aに向けてレーザセンサ76の照射部からレーザ光が照射される。照射されたレーザ光は、拡開部15ではその多くが透過し、非拡開部ではその多くが反射する。これらのレーザセンサ76は、このようなレーザ光の透過光あるいは反射光を受光する受光部と、受光部で受光した光の光量または変化を検出する検出部を備えており、その検出結果から、拡開部15/非拡開部の形成状態、すなわち、光ファイバテープ心線10aの非結合部/結合部の形成状態を知ることができる。
このようにして間欠的結合状態が検査された光ファイバテープ心線10aは、間欠型光ファイバテープ心線10として、図示を省略した引取装置などを経て、巻取装置に巻き取られる。
本実施形態においては、複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所(非結合部)を幅方向両側より吸引して拡開させ、この拡開部を確認するので、非結合部を、単心被覆光ファイバの並列数や、外径、結合部の長さなどに影響されることなく、容易にかつ正確に確認することができる。しかも、拡開部の確認はレーザセンサで行うので、効率の良い確認が可能である。さらに、複数本の単心被覆光ファイバの吸引による拡開、および拡開部のレーザセンサによる確認は、テープ化した複数本の単心被覆光ファイバを走行させつつ行うことができるので、検査はインラインで可能である。したがって、間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態について、単心被覆光ファイバの並列数、外径、結合部の長さなどに制約されることなく、インラインで、信頼性が高く、かつ効率的な検査を行うことができる。本実施形態によれば、線速を落とすことなく、間欠型光ファイバテープ心線の製造ラインに、間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態を検査する検査部を組み入れることができる。
なお、上記実施形態では、検査部は、レーザセンサを、治具を構成する支持台の下方に配置し、治具の支持台に設けられたレーザ光照射用の孔を通してレーザ光を照射するように構成されているが、レーザ光照射用の孔を設けず、支持台の上方にレーザ光の照射部および受光部を配置する構造としてもよい。この場合、レーザセンサの受光部は、照射されたレーザ光が光ファイバテープ心線に遮られて反射した光を受光する。
また、上記実施形態では、光ファイバテープ心線に対する拡開手段として、光ファイバテープ心線を幅方向両側より吸引する吸引装置を使用しているが、このような吸引装置に代えて、上方および/または下方よりエアを吹き付ける装置を使用することも可能である。検査エリアにおける心線ブレが少なく、より高い検出精度が得られる観点からは、吸引装置の使用が好ましい。
さらに、検査部には、検出部の検出結果を表示する表示装置、検出部の検出結果が所定の値と異なった時(塗布装置の故障などにより、所望の間欠的結合状態が形成されなかった場合に生ずる)に警告を発する警告装置などを設けることができる。
また、検出部の検出結果に基づいて、素線送り出し部からの素線送り出し速度(線速)や、塗布部の動作を制御する制御装置を設けることもできる。このような制御装置を設けることで、所望の間欠的結合状態の間欠型光ファイバテープ心線を安定して製造することができる。
以上、本発明の実施形態およびその変形例について説明してきたが、本発明はそのような実施形態およびその変形例に何ら限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…間欠型光ファイバテープ心線、10a…テープ化された光ファイバテープ心線、11,11A〜11D…単心被覆光ファイバ、12…結合部、13…非結合部、15…拡開部、30…素線送り出し部、40…ガイドローラ、50…塗布部、60…紫外線照射部、70…検査部、72…治具、74…吸引装置、76…レーザセンサ、77…照射/反射光受光部、78…検出部、101…ガイド溝、102…検査エリア、103…レーザ光照射用の孔、104…吸引孔。

Claims (6)

  1. 並列配置された複数本の単心被覆光ファイバが間欠的に結合されてテープ化された間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態を、その製造ライン中で検査する方法であって、
    上面に前記間欠型光ファイバテープ心線をガイドするガイド溝を備えた治具の前記ガイド溝に前記間欠型光ファイバテープ心線を走行させつつ、前記ガイド内で、前記間欠型光ファイバテープ心線を幅方向両側より吸引、前記複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所を幅方向に拡開させ、この拡開部をレーザセンサで確認することを特徴とする間欠型光ファイバテープ心線の検査方法。
  2. 前記レーザセンサは、前記ガイド溝内を走行する前記間欠型光ファイバテープ心線にその厚さ方向にレーザ光を照射する照射部と、前記間欠型光ファイバテープで反射した前記レーザ光、または前記間欠型光ファイバテープ心線を透過した前記レーザ光を受光する受光部とを有し、前記受光部で受光した前記レーザ光の光量の変化から、前記拡開部を確認することを特徴とする請求項1記載の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法。
  3. 前記レーザセンサは、前記拡開部の長さ、および/または周期を測定することを特徴とする請求項1または2記載の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法。
  4. 前記間欠型光ファイバテープ心線は、隣接する2本の単心被覆光ファイバのみを結合する結合部によって間欠的に結合されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の間欠型光ファイバテープ心線の検査方法。
  5. 複数本の単心被覆光ファイバを並列させるとともに、前記複数本の単心被覆光ファイバを間欠的に結合してテープ化するテープ化工程と、
    前記テープ化された複数本の単心被覆光ファイバを、上面に前記テープ化された複数本の単心被覆光ファイバをガイドするガイド溝を備えた治具の前記ガイド溝にテープ化された複数本の単心被覆光ファイバを走行させつつ、前記ガイド内で、前記テープ化された複数本の単心被覆光ファイバを幅方向両側より吸引、前記複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所を幅方向に拡開させ、この拡開部をレーザ光を用いたセンサで確認することにより、前記複数本の単心被覆光ファイバの間欠的結合状態を検査する検査工程と
    を有することを特徴とする間欠型光ファイバテープ心線の製造方法。
  6. 並列配置された複数本の単心被覆光ファイバが間欠的に結合されてテープ化された間欠型光ファイバテープ心線の間欠的結合状態を、その製造ライン中で検査する装置であって、
    上面に前記間欠型光ファイバテープ心線をガイドするガイド溝を備えた治具と、
    前記ガイド溝を走行する前記間欠型光ファイバテープ心線を幅方向両側より吸引、前記複数本の単心被覆光ファイバが結合されていない個所を幅方向に拡開させる拡開手段と、
    前記間欠型光ファイバテープ心線にその厚さ方向にレーザ光を照射する照射部と、前記間欠型光ファイバテープ心線で反射した前記レーザ光、または前記間欠型光ファイバテープ心線を透過した前記レーザ光を受光する受光部とを有するレーザセンサと
    を具備することを特徴とする間欠型光ファイバテープ心線の検査装置。
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