JP6039447B2 - 振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体 - Google Patents

振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP6039447B2
JP6039447B2 JP2013015761A JP2013015761A JP6039447B2 JP 6039447 B2 JP6039447 B2 JP 6039447B2 JP 2013015761 A JP2013015761 A JP 2013015761A JP 2013015761 A JP2013015761 A JP 2013015761A JP 6039447 B2 JP6039447 B2 JP 6039447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
vibrating body
vibration device
main surface
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013015761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014146270A (ja
Inventor
横山 良一
良一 横山
中村 真也
真也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2013015761A priority Critical patent/JP6039447B2/ja
Publication of JP2014146270A publication Critical patent/JP2014146270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6039447B2 publication Critical patent/JP6039447B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体に関する。
従来から、例えば、使用者が入力操作を行う際に、当該使用者に対して押圧感、なぞり感、肌触り感等の様々な触感を伝達する触覚伝達技術が適用された振動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような振動装置は、操作面および裏面を有した振動板を備えている。振動板の裏面上には、検出電極、検出電極に電気的に接続された検出配線、および振動体が設けられている。検出配線および振動体は、平面視して検出電極の外側に並んで配置される。
特開2003−122507号公報
ところで、上記従来の振動装置は、検出配線および振動体が並んで配置されるため、平面視における面積が相対的に大きくなる可能性があった。そこで、振動装置の平面視における面積を相対的に小さくするためには、検出配線上に振動体を設ける必要があった。しかしながら、検出配線上に振動体を設けると、振動板と振動体との間に検出配線が介在するため、当該検出配線によって振動が減衰してしまう可能性があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を実現しつつ、振動が減衰する可能性を低減することができる振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体に関する。
本発明の振動装置における一態様は、主面を有した振動板と、該振動板の前記主面上に設けられており、操作位置を検出するための検出電極を含む第1部位、および、前記検出電極に電気的に接続された検出配線を含む第2部位を有したフレキシブル基板と、前記振動板の前記主面上に設けられており、前記振動板を振動させる第1振動体と、を備え、前記第2部位は、前記振動板の前記主面と離間して位置しており、前記第1振動体は、前記振動板の前記主面と前記第2部位との間に位置している。
本発明の表示システムにおける一態様は、本発明に係る振動装置と、表示装置と、を備え、前記表示装置は、前記振動装置における操作に応じて画像を表示する。
本発明の移動体用操作装置における一態様は、本発明に係る振動装置と、該振動装置の近傍に位置する保持部と、を備える。
本発明の移動体における一態様は、本発明に係る表示システムを備えており、前記表示システムにおける前記表示装置は、ヘッドアップディスプレイである。
本発明の振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体は、小型化を実現しつつ、振動が減衰する可能性を低減することができる、という効果を奏する。
本実施形態に係る振動装置の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る振動装置の概略構成を示す平面図である。 図1中に示したI−I線断面図である。 本実施形態に係る振動装置の他の例を示した図であって、図3と同じ部分を示した図である。 本実施形態に係る振動装置の動作例を示したフローチャートである。 変形例1に係る振動装置の概略構成を示す斜視図である。 変形例1に係る振動装置の概略構成を示す平面図である。 図7中に示したII−II線断面図である。 変形例1に係る振動装置の他の例を示した図であって、フレキシブル基板のみを示した平面図である。 変形例2に係る振動装置の概略構成を示す斜視図である。 変形例2に係る振動装置の概略構成を示す平面図である。 図11中に示したIII−III線断面図である。 変形例3に係る振動装置の概略構成を示す斜視図である。 変形例3に係る振動装置の概略構成を示す平面図である。 図14中に示したIV−IV線断面図である。 変形例4に係る振動装置の概略構成を示す平面図である。 図16中に示したV−V線断面図である。 変形例4に係る自動車における内部の概略構成を示した斜視図である。 変形例4に係るハンドルおよび表示装置の概略構成を示した平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本発明の一実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材を簡略化して示したものである。したがって、本発明に係る振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。
図1〜図3に示すように、振動装置X1は、入力操作機能を有している。振動装置X1は、入力領域E1および非入力領域E2を有している。入力領域E1は、使用者が入力操作を行うことができる領域である。非入力領域E2は、使用者が入力操作を行うことができない領域である。本実施形態に係る非入力領域E2は、入力領域E1を取り囲むように当該入力領域E1の外側に位置しているが、これに限らない。非入力領域E2は、例えば、入力領域E1内に位置していてもよい。
振動装置X1は、振動板1、振動体2、フレキシブル基板3、および接着部材4を備えている。
振動板1は、使用者に対して振動を伝達する役割を有する。振動板1は、第1主面1Aおよび第2主面1Bを有している。第1主面1Aは、使用者が入力操作を行う面である。振動装置X1の使用者は、入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1Aに接触あるいは近接することによって、入力操作を行うことができる。第2主面1Bは、第1主面1Aの反対側に位置する。なお、本実施形態では、振動板1は、平面視して略矩形状であるが、これに限らない。振動装置X1は、平面視して略円形状あるいは略多角形状であってもよい。振動板1としては、ガラス板あるいは樹脂版を採用することができる。
振動体2は、使用者による所定の入力操作が行われた場合に、振動板1を振動させる役割を有する。振動体2は、非入力領域E2に対応する振動板1の第2主面1B上に設けられている。具体的には、振動体2は、第1振動体2aおよび第2振動体2bを有している。第1振動体2aは、振動板1のうち、図2における紙面左側の短辺に沿って配置されている。第2振動体2bは、振動板1のうち、図2における紙面右側の短辺に沿って配置されている。第1振動体2aおよび第2振動体2bは、平面視して略矩形状であるが、これに限らず、平面視して略円形状あるいは略多角形状であってもよい。また、本実施形態では、振動体2は、第1振動体2aおよび第2振動体2bを有するが、これに限らず、第1振動体2aのみを有していてもよい。
本実施形態では、振動体2は、誘電体層と電極層とが交互に積み重なって設けられた圧電素子である。すなわち、振動板1は、印加された電圧に応じて振動板1の短辺方向(図2にてY方向)に伸縮運動を繰り返す振動体2によって、振動板1の厚み方向(図3にてZ方向)に湾曲振動することになる。なお、詳細は後述するが、振動体2は、使用者が第1主面1Aから第2主面1Bへと振動板1を押圧した場合における、当該押圧の荷重を検出する役割も有する。なお、振動体2としては、例えば、ユニモルフ型の圧電素子あるいはバイモルフ型の圧電素子のいずれかを採用してもよい。また、振動体2は、圧電素子でなくともよい。すなわち、振動体2は、振動板1を介して使用者に振動を伝達可能な物体であればよく、圧電素子の代わりに、電磁式振動体、モータ等を用いてもよい。
また、振動体2は、振動板1に対して直接振動を伝達するものでなくともよい。すなわち、例えば、振動体2として、圧電素子が金属筺体に収容されており、当該金属筺体を介して振動板1を振動させる構成としてもよい。この場合、振動体2は、圧電素子および金属筺体によって構成されることになる。このように、振動体2の構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
フレキシブル基板3は、使用者による入力操作を検出する役割を有する。フレキシブル基板3は、振動板1の第2主面1B上に設けられている。フレキシブル基板3は、第1部位3Aおよび第2部位3Bを有している。
第1部位3Aは、入力領域E1に対応して配置されている。第1部位3Aは、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32を含んでいる。第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32は、被覆層34に被覆されており、当該被覆層34によって互いに電気的に絶縁されている。被覆層34としては、例えば、樹脂材料からなるフィルム状部材を採用することができる。
第1検出電極パターン31は、入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1Aに接近した使用者の指等との間において静電容量を発生し、振動板1の長辺方向(図2にてX方向)の入力位置を検出する役割を有する。第1検出電極パターン31は、X方向に並んで複数設けられている。また、第1検出電極パターン31は、第1検出電極31aおよび第1電極間配線31bを有する。
第1検出電極31aは、使用者の指等との間において静電容量を発生する役割を有する。第1検出電極31aは、Y方向に並んで複数設けられている。第1電極間配線31bは、第1検出電極31a同士を電気的に接続する役割を有する。第1電極間配線31bは、互いに隣り合う第1検出電極31aの間に設けられている。
第2検出電極パターン32は、入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1Aに接近した使用者の指等との間において静電容量を発生し、Y方向の入力位置を検出する役割を
有する。第2検出電極パターン32は、Y方向に並んで複数設けられている。また、第2検出電極パターン32は、第2検出電極32aおよび第2電極間配線32bを有する。
第2検出電極32aは、使用者の指等との間において静電容量を発生する役割を有する。第2検出電極32aは、X方向に並んで複数設けられている。第2電極間配線32bは、第2検出電極32a同士を電気的に接続する役割を有する。第2電極間配線32bは、互いに隣り合う第2検出電極32aの間に設けられている。
なお、本実施形態では、第1電極間配線31bと第2電極間配線32bとは、平面視して互いに交差している。このため、第1検出電極パターン31と第2検出電極パターン32との間に被覆層34を一層設けることで、第1電極間配線31bと第2電極間配線32bとが電気的に接続されてしまう可能性を低減している。なお、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32は、平面視して互いに交差しないように設けてもよい。第1検出電極パターン31と第2検出電極パターン32とが平面視して互いに交差しなければ、第1検出電極パターン31と第2検出電極パターン32との間に被覆層34を設けなくともよい。このため、フレキシブル基板3の薄型化を実現することができる。
また、本実施形態では、第1検出電極31aおよび第2検出電極32aは、平面視して略菱形状であるがこれに限らない。第1検出電極31aおよび第2検出電極32aの平面視における形状は、振動装置X1の使用態様に応じて適宜変更することができる。
第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32の構成材料としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、ATO(Al-Doped Tin Oxide)、酸化錫、酸化亜鉛が挙げられる。また、第1検出電極パターン31および第
2検出電極パターン32は、金属薄膜であってもよい。金属薄膜の構成材料としては、例えば、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、クロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜、銀膜、銀合金膜、あるいは金合金膜が挙げられる。
第2部位3Bは、第1部位3Aの外側に位置している。第2部位3Bは、検出配線33を含んでいる。検出配線33は、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32のそれぞれに対応して、複数設けられている。複数の検出配線33の一端は、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32に電気的に接続されている。複数の検出配線33の他端は、外部導通領域G1に位置している。複数の検出配線33の他端は、外部導通領域G1において、被覆層34から露出している。このため、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32は、外部導通領域G1に位置する複数の検出配線33の他端を介して、図示しない位置検出ドライバに電気的に接続される。
検出配線33の構成材料としては、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32と同様のものが挙げられる。
ここで、第2部位3Bは、振動板1の第2主面1Bとは離間して位置している。また、第1振動体2aは、振動板1の第2主面1Bと第2部位3Bとの間に位置している。このため、小型化を実現しつつ、振動が減衰する可能性を低減することができる。
具体的には、従来の振動装置では、振動板の第2主面上において、第1検出電極パターン、第2検出電極パターン、および検出配線が直接設けられていた。具体的には、第1検出電極パターンおよび第2検出電極パターンは、入力領域に対応する振動板の第2主面上に直接設けられていた。検出配線は、非入力領域に対応する振動板の第2主面上に直接設けられていた。このような振動装置において、振動板の第2主面上に第1振動体を設ける
場合、第1振動体は、平面視して検出配線を挟んで入力領域の反対側に設ける必要があった。しかしながら、平面視して検出配線を挟んで入力領域の反対側に第1振動体を設けると、非入力領域の面積が相対的に大きくなってしまう。このため、振動装置の平面視における面積が相対的に大きくなってしまう可能性があった。
ここで、非入力領域の面積を相対的に小さくするためには、例えば、検出配線を被覆して絶縁層を設けるとともに、当該絶縁層上に第1振動体を設ける必要があった。しかしながら、このような構成を採用した場合、振動板と第1振動体との間に検出配線および絶縁層が介在することになる。このため、第1振動体による振動が、検出配線および絶縁層によって減衰してしまう可能性があった。
そこで、振動装置X1では、フレキシブル基板3を備えている。フレキシブル基板3の第1部位3Aは、入力領域E1に対応する振動板1の第2主面1B上に設けられている。また、フレキシブル基板3の第2部位3Bは、振動板1の第2主面1Bとは離間して位置している。第1振動体2aは、振動板1の第2主面1Bと第2部位3Bとの間に位置している。このような構成によれば、従来の振動装置に比して第1振動体2aを入力領域E1に近づけることができる。このため、非入力領域E2が占める面積を相対的に小さくすることができる。そのため、振動装置X1の平面視における面積を相対的に小さくすることができ、小型化を実現することができる。また、このような構成によれば、検出配線33は、振動板1と第1振動体2aとの間に介在しない。このため、第1振動体2aによる振動が減衰してしまう可能性を低減することができる。
また、上述したとおり、振動装置X1では、従来の振動装置に比して第1振動体2aを入力領域E1に近づけることができる。このため、例えば、使用者が入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1A上に指等を接触させることによって入力操作を行う場合に、当該指等と第1振動体2aとの離間距離を小さくすることができる。そのため、振動装置X1では、使用者の指等に対してより強い振動を伝達することができる。
なお、本実施形態のように、第2部位3Bは、第1振動体2aとは離間していることが好ましい。ここで、第2部位3Bと第1振動体2aとが接触している場合、第1振動体2aによる振動は、振動板1および第2部位3Bに伝達されることになる。すなわち、第1振動体2aによる振動は、第2部位3Bによって減衰してしまう可能性がある。本実施形態では、第2部位3Bと第1振動体2aとが離間しているために、第1振動体2aによる振動が、第2部位3B伝達される可能性を低減することができる。このため、第1振動体2aによる振動が減衰してしまう可能性を低減することができる。
また、本実施形態のように、第2振動体2bは、第1部位3Aを挟んで第1振動体2aの反対側に位置していることが好ましい。ここで、入力領域E1のうち第1振動体2aから遠い側に位置する領域は、第1振動体2aによる振動が使用者の指等に伝達されにくい領域である。そこで、第2振動体2bが第1部位3Aを挟んで第1振動体2aの反対側に位置していると、第2振動体2bと当該領域との離間距離は、第1振動体2aと当該領域との離間距離よりも小さくなる。このため、当該領域において使用者が入力操作を行った場合には、第2振動体2bを振動させることによって、入力領域E1の全領域に亘ってばらつきの少ない振動を伝達することができる。
また、本実施形態のように、第1振動体2aから第1部位3Aまでの長さL1と、第2振動体2bから第1部位3Aまでの長さL2とは、略同一であることが好ましい。長さL1と長さL2とが略同一であれば、入力領域E1に対応する振動板1において、第1振動体2aから伝達される振動の大きさと、第2振動体2bから伝達される振動の大きさとを略同一にすることができる。そのため、入力領域E1の全領域に亘ってよりばらつきの少
ない振動を伝達することができる。なお、長さL1は、例えば、平面視した場合における第1振動体2aから第1部位3Aまでの最短距離とすることができる。また、長さL2は、例えば、平面視した場合における第2振動体2bから第1部位3Aまでの最短距離とすることができる。また、本明細書において、「略同一」とは、0〜7mmの範囲を指す。
また、本実施形態では、第1部位3Aは、接着部材4を介して、入力領域E1に対応する振動板1の第2主面1Bに接着されている。このため、振動板1の第1主面1Aと第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32との間において、空気層が介在する可能性を低減することができる。そのため、検出電極パターン31および第2検出電極パターン32における入力操作位置の検出感度が向上する。なお、接着部材4はなくともよく、第1部位3Aは、機械的な止め具によって振動板1の第2主面1B上に保持されていてもよい。接着部材4の構成材料としては、例えば、シリコーン系接着材料、あるいはエポキシ系接着材料が挙げられる。また、接着部材4は、両面テープなどの接着テープ材であってもよい。
ここで、図4を参照しながら、振動装置X1の他の実施例である振動装置X1’について説明する。なお、図4は、図3と同じ部位を示している。図4に示すように、振動装置X1’では、第2部位3Bは、シールド層35を含んでいる。シールド層35は、検出配線33と振動体2との間に設けられている。このため、例えば、第1振動体2aに交流電圧が印加された場合に、第1振動体2aから検出配線33に対して電気的ノイズが混入してしまう可能性を低減することができる。なお、図4では、シールド層35は、被覆層34から露出しているが、これに限らず、被覆層34に被覆されていてもよい。また、シールド層35は、例えば、外部導通領域G1まで延在するとともに、当該外部導通領域G1において、グランド電位に接続されてもよい。シールド層35は、導電層であればよく、当該導電層の材料としては、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32と同様のものが挙げられる。
次に、振動装置X1の動作例について、図5を参照しながら説明する。
なお、以下では、触覚伝達のうち使用者に対して押圧感を伝達する場合の振動装置X1の動作例について説明するが、振動装置X1は、押圧感以外の、例えば、なぞり感、肌触り感等の様々な触覚を伝達する場合にも適用できることは勿論である。
図5に示すように、振動体2は、使用者が振動板1を第1主面1Aから第2主面1Bへと押圧した場合に、当該押圧荷重を検出する(Op1)。ここで、振動体2の荷重検出機能について説明する。すなわち、使用者が、振動板1を第1主面2Aから第2主面1Bへと押圧すると、振動板1が第1主面1Aから第2主面1Bへと湾曲する。振動板1が第1主面1Aから第2主面1Bへと湾曲すると、振動体2も同じ方向に湾曲する。つまり、振動板1への押圧荷重に応じて、振動体2の湾曲量が変移する。この結果、振動体2により振動板1への押圧荷重を検出することができる。
そして、図示しない触覚伝達ドライバは、使用者による入力操作が、入力オブジェクトに対する押圧操作である場合に、Op1にて検出された押圧荷重が閾値以上であるか否かを判定する(Op2)。
そして、触覚伝達ドライバは、Op1にて検出された押圧荷重が閾値以上であると判定すれば(Op2にてYES)、振動体2をY方向に伸縮運動させる(Op3)。そして、Op3にて伸縮運動された振動体2によって、振動板1がZ方向に湾曲振動する(Op4)。これにより、振動板1を第1主面1Aから第2主面1Bへと押圧した使用者に対して、押圧感が伝達される。一方、触覚伝達ドライバは、Op1にて検出された押圧荷重が閾
値未満であると判定すれば(Op2にてNO)、図5の処理を終了する。なお、本実施形態では、振動体2が伸縮運動することによって、振動板1に振動を伝達する例について説明したが、これに限らない。振動体2は、例えば、縦振動あるいは横振動することによって、振動板1に振動を伝達してもよい。
以上のように、振動装置X1は、額縁面積が大きくなる可能性を低減しつつ、振動が減衰する可能性を低減することができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の実施形態の一具体例を示したものであり、種々の変形が可能である。以下、いくつかの主な変形例を示す。なお、以下に示す各変形例において参照する各図では、図1〜図3に示された構成と同様の機能を有する部材について、同じ参照符号を付記し、その詳細の説明は省略する。
[変形例1]
変形例1では、図6〜図8を参照しながら、振動装置X2について説明する。
図6〜図8に示すように、振動装置X2では、振動装置X1が備えるフレキシブル基板3の代わりに、フレキシブル基板5を備えている。
フレキシブル基板5は、フレキシブル基板3と同様の機能を有する。フレキシブル基板5は、振動板1の第2主面1B上に設けられている。フレキシブル基板5は、第1部位5Aおよび第2部位5Bを有している。
第1部位5Aは、入力領域E1に対応して配置されている。第1部位5Aは、第1検出電極パターン51および第2検出電極パターン52を含んでいる。なお、第1検出電極パターン51および第2検出電極パターン52の構成については、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32と同様である。
第2部位5Bは、第1部位5Aの外側に位置している。第2部位5Bは、検出配線53を含んでいる。なお、検出配線53の構成については、検出配線33と同様である。第2部位5Bは、振動板1の第2主面1Bと離間するように折り曲げられた屈曲部A1を有する。なお、変形例1では、屈曲部A1は、第1部位5Aと第2部位5Bとの境界に位置しているが、これに限らず、平面視して第1部位5Aと第1振動体2aとの間に位置していてもよい。
ここで、屈曲部A1から第1振動体2aまでの長さL3は、屈曲部A1から第2部位5Bの端部A2まで長さL4よりも短い。すなわち、第2部5Bは、第1振動体2aを避けるように折り曲げられている。このため、上記の実施形態と同様に、小型化を実現しつつ、振動が減衰する可能性を低減することができる。
なお、端部A2とは、第1部位5Aとは遠い側に位置する第2部位5Bの端部を指す。すなわち、図8に示すように、第2部位5Bは、屈曲部A1を起点として第1振動体2aを避けるように折り曲げられており、当該第2部位5Bの頂点を端部A2と称する。また、長さL3は、例えば、屈曲部A1から第1振動体2aまでの最短距離とすることができる。また、長さL4は、第2部位5Bにおける屈曲部A1から端部A2までの長さを指す。
また、変形例1のように、第2部位5Bと第1振動体2aとは、平面視して重なっていないことが好ましい。第2部位5Bと第1振動体2aとが平面視して重なっていないと、第1振動体2aをより入力領域E1に近づけることができる。このため、例えば、使用者
が入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1A上に指等を接触させることによって入力操作を行う場合に、当該指等に対してより強い振動を伝達することができる。また、例えば、第1振動体2aに対して交流電圧を印加した場合に、第2部位5Bに含まれる検出配線53に電気的ノイズが混入してしまう可能性を低減することができる。
ここで、図9を参照しながら、振動装置X2の他の変形例である振動装置X2’について説明する。なお、図9は、振動装置X2’が備えるフレキシブル基板5のみを図示している。また、図9に示されるフレキシブル基板5は、屈曲部A1が形成される以前の状態を示している。振動装置X2’におけるフレキシブル基板5には、被覆層54の一部が貫通するように、複数の窪み部54aが設けられている。複数の窪み部54aは、一列状に配列されている。屈曲部A1は、当該複数の窪み部54aを結んだ線B1に沿って第2部位5Bが折り曲げられることによって形成される。このように、振動装置X2’では、複数の窪み部54aをガイドとして、屈曲部A1を形成できることから、当該屈曲部A1の形成が容易になる。
なお、振動装置X2’では、複数の窪み部54aは、被覆層54の一部を貫通して設けられているが、これに限らず、被覆層54の一部を凹ませるように設けられていてもよい。
[変形例2]
変形例2では、図10〜図12を参照しながら、振動装置X3について説明する。
図10〜図12に示すように、振動装置X3では、凸部材6をさらに備えている。
凸部材6は、非入力領域E2に対応する振動板1の第2主面1B上に設けられている。凸部材6は、平面視して第1部位3Aと第1振動体2aとの間に位置している。
ここで、振動板1の第2主面1Bに対する凸部材6の高さ位置H1は、振動板1の第2主面1Bに対する第1振動体2aの高さ位置H2よりも高い。また、第2部位3Bに含まれる被覆層34は、凸部材6と接している。このため、第2部位3Bが第1振動体2aに接触する可能性を低減することができる。そのため、第1振動体2aにおける振動が、第2部位3Bによって抑制されてしまう可能性を低減することができる。
なお、変形例2のように、凸部材6のうち、第2部位3Bに含まれる被覆層34と接する面は、曲面であることが好ましい。当該面が曲面であると、凸部材6との接触による応力が第2部位3Bの一部に集中することにより、第2部位3Bが傷ついてしまう可能性を低減することができる。
[変形例3]
変形例3では、図13〜図15を参照しながら、振動装置X4について説明する。
図13〜図15に示すように、振動装置X4では、振動装置X1が備えるフレキシブル基板3の代わりに、フレキシブル基板7を備えている。また、振動装置X4では、導電性接続部材T1をさらに備えている。
フレキシブル基板7は、フレキシブル基板3と同様の機能を有する。フレキシブル基板7は、振動板1の第2主面1B上に設けられている。フレキシブル基板7は、第1部位7A、第2部位7B、および第3部位7Cを有している。
第1部位7Aは、入力領域E1に対応して配置されている。第1部位7Aは、第1検出
電極パターン71および第2検出電極パターン72を含んでいる。なお、第1検出電極パターン71および第2検出電極パターン72の構成については、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32と同様である。
第2部位7Bは、第1部位7Aの外側に位置している。第2部位7Bは、振動板1の第2主面1Bとは離間して位置している。なお、第1振動体2aは、振動板1の第2主面1Bと第2部位7Bとの間に位置している。第2部位7Bは、検出配線73を含んでいる。なお、検出配線73の構成については、検出配線33と同様である。
第3部位7Cは、信号配線74を含んでいる。変形例3では、第3部位7Cは、2つ存在する。信号配線74の一端は、導電性接続部材T1を介して第1振動体2aおよび第2振動体2bに電気的に接続されている。信号配線74の他端は、外部導通領域G1に位置している。このため、振動装置X4では、第1振動体2aおよび第2振動体2bと外部に位置する触覚伝達ドライバとの導通を図るための信号配線74を、フレキシブル基板7に含めることができる。信号配線74の構成材料としては、第1検出電極パターン31および第2検出電極パターン32と同様のものが挙げられる。
なお、変形例3のように、第2部位7Bと第3部位7Cとの間は、少なくとも一部が切欠かれていることが好ましい。変形例3では、被覆層75に設けられた第1切欠部75aによって、第2部位7Bと第1振動体2a側に位置する第3部位7Cとが部分的に離間している。このため、第2部位7Bによって第1振動体2aによる振動が抑制される可能性を低減することができる。また、被覆層75に設けられた第2切欠部75bによって、第2部位7Bと第2振動体2b側に位置する第2切欠部75bとが部分的に離間している。このため、第2部位7Bによって第2振動体2bによる振動が抑制される可能性を低減することができる。
[変形例4]
変形例4では、図16および図17を参照しながら、振動装置X5について説明する。
図16および図17に示すように、振動装置X5では、支持板8および弾性部材9をさらに備えている。
支持板8は、振動板1を支持する役割を有する。支持板8は、振動板1の第2主面1Bに対向して配置されている。また、弾性部材9は、平面視して振動板1の4つの角部に対応して4つ配置されている。弾性部材9は、振動板1と支持板8との間に位置している。支持板8は、弾性部材9を介して局所的に振動板1を支持することで、振動板1の第1主面1A上において入力操作を行う使用者に対して、より強い触覚を伝達することができる。なお、弾性部材9の個数および配置位置については、振動装置X5の使用態様に応じて、適宜変更することができる。
次に、図18および図19を参照しながら、自動車Z1について説明する。
自動車Z1は、例えば、大型自動車、中型自動車、普通自動車、大型特殊自動車、小型特殊自動車、大型自動二輪車、あるいは普通自動二輪車等の移動体である。なお、本発明に係る移動体は、例えば、使用者の前方に配置されたスクリーンを視認しつつ、移動操作を疑似的に体験することができる仮想移動体であってもよい。
自動車Z1は、ハンドルY1、表示装置200、およびフロントガラス300を備えている。
ハンドルY1は、使用者による回転操作に応じて、自動車Z1の進行方向を決定する移動体用操作装置である。ハンドルY1は、保持部100および振動装置X5を有している。保持部100は、使用者が保持する部位である。すなわち、自動車Z1の使用者は、保持部100を保持しながらハンドルY1を回転操作することで、自動車Z1の進行方向を決定することができる。振動装置X5は、入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1Aが露出するように、ハンドルY1に組み込まれている。ここで、振動装置X5は、保持部100の近傍に位置している。このため、自動車Z1の使用者は、ハンドルY1における保持部100を保持しつつ、振動装置X5によって各種の入力操作あるいは押圧操作を行うことができる。
表示装置200は、画像を表示する役割を有する。表示装置200は、表示領域E3を備えている。表示領域E3には、機能アイコン201および指示アイコン202が表示されている。
機能アイコン201は、自動車Z1に搭載された各種の機能を示したアイコンである。表示装置200では、表示領域E3において「A」〜「I」の9つの機能アイコン201が表示されている。機能アイコン201としては、例えば、車内温度調整アイコン、スピーカ音量調整アイコン、ナビゲーションシステム入力アイコン、あるいは方向指示器点灯アイコン等が挙げられる。
指示アイコン202は、機能アイコン201を選択するためのアイコンである。表示領域E3における機能アイコン201の表示位置は、入力領域E1における入力操作によって決定される。
ここで、表示装置200および振動装置X5の動作例について説明する。なお、表示装置200および振動装置X5は、本発明に係る表示システムの一実施形態である。
まず、表示装置200および振動装置X5の使用者は、入力領域E1に対応する振動板1の第1主面1A上おいて入力操作を行うことで、表示領域E3における指示アイコン202を移動させる。次に、当該指示アイコン202によって、所望の機能を発揮させるための機能アイコン201を選択する。図19では、指示アイコン202は、機能アイコン201として「G」のアイコンを選択している。次に、機能アイコン201を選択した状態で、振動板1の第1主面1Aを押圧する。この際、触覚伝達ドライバは、振動板1の第1主面1Aに対する押圧荷重が閾値以上であると判定すれば、振動体2を振動させるとともに、選択された機能アイコン201の機能を発揮させる信号を送信する。これにより、表示装置200および振動装置X5の使用者は、自動車Z1に搭載された所望の機能を発揮させるとともに、当該機能が発揮されたことを触覚によって認識することができる。
なお、変形例4のように、表示装置200は、ヘッドアップディスプレイであることが好ましい。具体的には、表示装置200は、自動車Z1の使用者がフロントガラス300を介して自動車Z1の外側を視認する際に、当該使用者における視野内に位置することが好ましい。表示装置200がヘッドアップディスプレイであると、自動車Z1の使用者は、ロントガラス300を介して自動車Z1の外側を視認すると同時に、表示装置200に表示された機能アイコン201および支持アイコン202を視認することができる。このため、使用者が表示装置200を視認しながら振動装置X5を操作する際に、自動車Z1の外側における状況を確認することができる。そのため、安全性を向上することができる。
[変形例5]
なお、本明細書は、上記の実施形態、および変形例1〜4について個別具体的に説明し
たが、これに限らず、上記の実施形態、および変形例1〜4に個別に記載された事項を適宜組み合わせた例についても記載されているものである。すなわち、本発明に係る振動装置は、振動装置X1〜X5に限定されるものではなく、上記の実施形態、および変形例1〜4に個別に記載された事項を適宜組み合わせた振動装置も含む。また、変形例4では、振動装置X5を備えたハンドルY1について説明したが、本発明に係る移動体用操作装置は、これに限定されない。本発明に係る移動体用操作装置は、振動装置X5に代えて、振動装置X1〜X4を備えていてもよい。また、変形例4では、振動装置X5および表示装置200によって表示システムが構成される旨説明したが、本発明に係る表示システムは、これに限定されない。本発明に係る表示システムは、振動装置X5に代えて、振動装置X1〜X4を備えていてもよい。また、変形例4では、振動装置X5を備えた自動車Z1について説明したが、本発明に係る移動体は、これに限定されない。本発明に係る移動体は、振動装置X5に代えて、振動装置X1〜X4を備えていてもよい。
[変形例6]
また、上記の実施の形態、および変形例1〜5では、振動装置を触覚伝達技術に適用した例について説明したが、これに限らない。本発明は、触覚伝達技術以外にも、例えば、基体を湾曲振動させて音声を出力するスピーカ技術、あるいは、骨や軟骨を介して音声を伝達することができる骨伝導技術にも適用することが可能である。
X1〜X5 振動装置
Y1 ハンドル(移動体用操作装置)
Z1 自動車(移動体)
A1 屈曲部
A2 端部
1 振動板
1B 第2主面(振動板の主面)
2 振動体
2a 第1振動体
2b 第2振動体
3,5,7 フレキシブル基板
31,51,71 第1検出電極パターン
32,52,72 第2検出電極パターン
33,53,73 検出配線
74 信号配線
34,54,75 被覆層
75a 第1切欠部
75b 第2切欠部
54a 窪み部
3A,5A,7A 第1部位
3B,5B,7B 第2部位
7C 第3部位
31a,51a,71a 第1検出電極
32a,52a,72a 第2検出電極
35 シールド層(導電層)
4 接着部材
6 凸部材
8 支持板
9 弾性部材
100 保持部
200 表示装置

Claims (16)

  1. 主面を有した振動板と、
    該振動板の前記主面上に設けられており、操作位置を検出するための検出電極を含む第1部位、および、前記検出電極に電気的に接続された検出配線を含む第2部位を有したフレキシブル基板と、
    前記振動板の前記主面上に設けられており、前記振動板を振動させる第1振動体と、を備え、
    前記第2部位は、前記振動板の前記主面と離間して位置しており、
    前記第1振動体は、前記振動板の前記主面と前記第2部位との間に位置している、振動装置。
  2. 主面を有した振動板と、
    該振動板の前記主面上に設けられており、操作位置を検出するための検出電極を含む第1部位、および、前記検出電極に電気的に接続された検出配線を含む第2部位を有したフレキシブル基板と、
    前記振動板の前記主面上に設けられており、前記振動板を振動させる第1振動体と、を備え、
    前記第2部位は、前記振動板の前記主面と離間するように折り曲げられた屈曲部を有しており、
    前記屈曲部から前記第1振動体までの長さは、前記屈曲部から前記第2部位の前記第1部位とは遠い側に位置する端部までの長さよりも短
    前記振動板の前記主面上に設けられており、平面視して前記第1部位と前記第1振動体との間に位置する凸部材をさらに備え、
    前記振動板の前記主面に対する前記凸部材の高さ位置は、前記振動板の前記主面に対する前記第1振動体の高さ位置よりも高く、
    前記第2部位は、前記凸部材と接している、
    振動装置。
  3. 前記第1部位と前記振動板とは、接着部材を介して互いに接着されている、請求項1または2に記載の振動装置。
  4. 前記第2部位は、前記第1振動体とは離間している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の振動装置。
  5. 前記第2部位と前記第1振動体とは、平面視して重なっていない、請求項2に記載の振動装置。
  6. 前記屈曲部には、複数の窪み部が設けられており、
    前記屈曲部は、複数の前記窪み部の配列方向に沿って折り曲げられている、請求項2に記載の振動装置。
  7. 前記振動板の前記主面上に設けられており、前記第1部位を挟んで前記第1振動体の反対側に位置する第2振動体をさらに備えた、請求項1〜6のいずれか一項に記載の振動装置。
  8. 前記第1振動体から前記第1部位までの長さと、前記第2振動体から前記第1部位までの長さとは、略同じである、請求項7に記載の振動装置。
  9. 前記フレキシブル基板は、信号配線を含む第3部位をさらに有しており、
    前記信号配線は、前記第1振動体と電気的に接続されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の振動装置。
  10. 前記第2部位と前記第3部位との間は、少なくとも一部が切欠かれている、請求項9に記載の振動装置。
  11. 前記第2部位は、導電層を含んでおり、
    前記導電層は、前記検出配線と前記第1振動体との間に位置している、請求項1〜10のいずれか一項に記載の振動装置。
  12. 前記振動板の前記主面上に設けられており、平面視して前記第1部位と前記第1振動体との間に位置する凸部材をさらに備え、
    前記振動板の前記主面に対する前記凸部材の高さ位置は、前記振動板の前記主面に対する前記第1振動体の高さ位置よりも高く、
    前記第2部位は、前記凸部材と接している、請求項1に記載の振動装置。
  13. 前記振動板と対向して配置された支持板と、
    前記振動板と前記支持板との間に位置しており、前記支持板上に前記振動板を支持するための弾性部材と、をさらに備えた、請求項1〜12のいずれか一項に記載の振動装置。
  14. 請求項13に記載の振動装置と、
    表示装置と、を備え、
    前記表示装置は、前記振動装置における操作に応じて画像を表示する、表示システム。
  15. 請求項13に記載の振動装置と、
    該振動装置の近傍に位置する保持部と、を備えた移動体用操作装置。
  16. 請求項15に記載の表示システムを備えた移動体であって、
    前記表示システムにおける前記表示装置は、ヘッドアップディスプレイである、移動体。
JP2013015761A 2013-01-30 2013-01-30 振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体 Active JP6039447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013015761A JP6039447B2 (ja) 2013-01-30 2013-01-30 振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013015761A JP6039447B2 (ja) 2013-01-30 2013-01-30 振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014146270A JP2014146270A (ja) 2014-08-14
JP6039447B2 true JP6039447B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=51426458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013015761A Active JP6039447B2 (ja) 2013-01-30 2013-01-30 振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6039447B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7048300B2 (ja) 2017-12-20 2022-04-05 スタンレー電気株式会社 圧電式アクチュエータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047961A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 電気光学装置及び電子機器
JP5178590B2 (ja) * 2009-03-09 2013-04-10 株式会社ジャパンディスプレイイースト タッチパネル
JP2011175506A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sony Corp 入力装置および電子機器
JP5859512B2 (ja) * 2010-03-16 2016-02-10 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation 触覚情報プリビューのためのシステムと方法
US8878805B2 (en) * 2010-11-26 2014-11-04 Kyocera Corporation Touch panel vibrator with reduced reflectance

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014146270A (ja) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5584775B2 (ja) 電子機器、およびこれを備えた携帯端末
JP5390029B2 (ja) 電子機器
JP5884090B2 (ja) 情報を提示する方法および電子機器
JP5908969B2 (ja) 入力装置、表示装置、および電子機器
JP6026548B2 (ja) 振動装置、および電子機器
WO2017090449A1 (ja) 触感呈示装置及び触感呈示方法
JP6111315B1 (ja) 触感呈示装置
JP7141215B2 (ja) 操作入力装置およびタッチパネル
US11175738B2 (en) Systems and methods for proximity-based haptic feedback
JP5258995B2 (ja) 電子機器、およびこれを備えた携帯端末
WO2015136923A1 (ja) 電子機器
JP4163045B2 (ja) 座標入力装置
JP6133619B2 (ja) 振動装置、電子機器、および携帯端末
JPWO2014132629A1 (ja) 触感呈示装置
US20110273405A1 (en) Touch screen device
JP5258994B2 (ja) 電子機器、およびこれを備えた携帯端末に関する。
JP6039447B2 (ja) 振動装置、表示システム、移動体用操作装置、および移動体
KR101109357B1 (ko) 액추에이터 모듈
JP6613153B2 (ja) 触感呈示装置
JP2012043362A (ja) 入力機能付き表示装置
JP5918040B2 (ja) 振動装置、入力装置、表示装置、および電子機器
JP6050133B2 (ja) 入力装置、および電子機器
JP6382409B2 (ja) 触感呈示装置
JP6199847B2 (ja) 触感呈示装置
JP2014048675A (ja) タッチパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6039447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150