JP6037563B2 - 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、多気筒回転式圧縮機及びこの多気筒回転式圧縮機を備えた冷凍サイクル装置に関する。
空調機器等の冷凍サイクル装置において使用される多気筒回転式圧縮機としては、下記特許文献1に記載されたように、電動機部と二つの圧縮機構部とを密閉ケース内に収容した圧縮機本体と、液冷媒を分離してガス冷媒のみを圧縮機構部に供給するために圧縮機本体の横に設置されたアキュムレータとを備え、アキュムレータと各圧縮機構部とをそれぞれ吸入管で接続したものが知られている。
特許文献1に記載された多気筒回転式圧縮機では、一方の吸入管の中途部に空間ボリュームを設けることにより各吸入管における共鳴周波数を調整し、過給のピークを移動させて体積効率の向上を図っている。
特許第4504667号公報
しかしながら、このような多気筒回転式圧縮機においては、空間ボリュームがアキュムレータの外部に位置しており、空間ボリュームの外部には大気圧が作用し、空間ボリュームの内部には圧縮機構部に供給される低圧のガス冷媒の圧力が作用する。このため、空間ボリュームには、外部と内部との圧力差やガス冷媒の圧力変動に耐えうる強度が必要となり、製造コストがアップしている。
本発明の実施形態の目的は、体積効率の向上を図るとともにアキュムレータの容量を確保することができる多気筒回転式圧縮機及びこの多気筒回転式圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供することである。
実施形態の多気筒回転式圧縮機は、密閉ケース内に、上下方向の軸心を有する回転軸と、この回転軸の上端側に連結された電動機部と、回転軸の下端側に連結されて上下に位置する上部圧縮機構部及び下部圧縮機構部とを収容した圧縮機本体と、圧縮機本体の横に設置されるアキュムレータと、アキュムレータの底部を貫通して設けられ、一端がアキュムレータ内の上方で開口し、他端が上部圧縮機構部と下部圧縮機構部とに1対1で接続される上部吸入管及び下部吸入管と、を有し、下部圧縮機構部に接続される下部吸入管におけるアキュムレータ内に位置する端部に空間ボリュームが設けられ、空間ボリュームは、下部吸入管とは別部材により形成され、下部吸入管より肉厚が薄いことを特徴とする。
第1の実施形態における、断面で示した多気筒回転式圧縮機を含む冷凍サイクル装置の構成図である。 第1の実施形態の多気筒回転式圧縮機における運転周波数と体積効率との関係を示す関係図である。 2つの吸入管の長さが異なる比較例の多気筒回転式圧縮機における運転周波数と体積効率との関係を示す関係図である。 第2の実施形態における、断面で示した多気筒回転式圧縮機を含む冷凍サイクル装置の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について、図1ないし図3に基づいて説明する。図1は冷凍サイクル装置1を示しており、この冷凍サイクル装置1は、圧縮機本体2とこの圧縮機本体2の横に設置されるアキュムレータ3とを有する多気筒回転式圧縮機4と、圧縮機本体2の吐出側に接続された凝縮器5と、凝縮器5に接続された膨張装置6と、膨張装置6とアキュムレータ3との間に接続された蒸発器7とを有している。この冷凍サイクル装置1内には作動流体である冷媒が循環し、冷媒からの放熱、冷媒への吸熱が繰り返される。
圧縮機本体2は、円筒状に形成された密閉ケース8を有し、密閉ケース8内には、上下方向の軸心を有してその軸心回りに回転可能な回転軸9と、この回転軸9の上端側に連結された電動機部10と、回転軸9の下端側に連結された二つの圧縮機構部(上側に位置す
る上部圧縮機構部11、下側に位置する下部圧縮機構部12)とが収容されている。密閉
ケース8内の底部には、潤滑油13が貯留されている。
アキュムレータ3は、円筒状の密閉ケース14を有し、冷凍サイクル装置1内を冷媒が循環する場合、冷媒中に含まれる液冷媒を分離し、ガス冷媒のみを後述する二つの吸入管を介して上部・下部圧縮機構部11、12に供給する。
凝縮器5は、圧縮機本体2から吐出された高圧のガス冷媒を凝縮し、液冷媒とする。
膨張装置6は、凝縮器5で凝縮された液冷媒を減圧する。
蒸発器7は、膨張装置6で減圧された液冷媒を蒸発させる。
回転軸9は、上下方向の軸心を有し、主軸受15と副軸受16とに支持されてその軸心回りに回転可能に設けられている。回転軸9における主軸受15と副軸受16との間の部分には、上部圧縮機構部11の一部を構成する円柱状の上部偏心部17aと、下部圧縮機構部12の一部を構成する円柱状の下部偏心部17bとが設けられている。これらの上部・下部偏心部17a、17bは、180°の位相差をもって同一直径に形成されている。
電動機部10は、回転軸9に固定されて回転軸9と一体に回転する回転子18と、密閉ケース8の内側に固定されて回転子18を囲む位置に配置された固定子19とを有している。回転子18には永久磁石(図示せず)が設けられ、固定子19には通電用のコイル(図示せず)が巻かれている。
上部圧縮機構部11は、内部に上部シリンダ室20aを有する上部シリンダ21aを有し、上部シリンダ室20aの上方端面は主軸受15により閉止され、上部シリンダ室20aの下方端面は仕切板22により閉止されている。仕切板22は、上部圧縮機構部11と下部圧縮機構部12とを仕切るために設けられている板状の部材である。上部シリンダ室20a内には回転軸9の上部偏心部17aが位置しており、この上部偏心部17aには上部ローラ23aが嵌合されている。上部ローラ23aは、回転軸9の回転時にその外周面を上部シリンダ21aの内周面に線接触させながら上部シリンダ室20a内で偏心回転するように配置されている。上部シリンダ21aには、先端部を上部ローラ23aの外周面
に当接させ、回転軸9の回転に伴って上部シリンダ室20a内を容積と圧力とが経時変化する二つの空間に仕切るブレード(図示せず)が出没可能に収容されている。この上部圧縮機構部11においては、回転軸9の回転に伴い、低圧のガス冷媒が上部シリンダ室20a内に吸入されて加圧され、加圧されて高圧になったガス冷媒は密閉ケース8内に吐出される。
下部圧縮機構部12は、内部に下部シリンダ室20bを有する下部シリンダ21bを有し、下部シリンダ室20bの上方端面は仕切板22により閉止され、下部シリンダ室20bの下方端面は副軸受16により閉止されている。下部シリンダ室20b内には回転軸9の下部偏心部17bが位置しており、この下部偏心部17bには下部ローラ23bが嵌合されている。下部ローラ23bは、回転軸9の回転時にその外周面を下部シリンダ21bの内周面に線接触させながら下部シリンダ室20b内で偏心回転するように配置されている。下部シリンダ21bには、先端部を下部ローラ23bの外周面に当接させ、回転軸9の回転に伴って下部シリンダ室20b内を容積と圧力とが経時変化する二つの空間に仕切るブレード(図示せず)が出没可能に収容されている。この下部圧縮機構部12においては、回転軸9の回転に伴い、低圧のガス冷媒が下部シリンダ室20b内に吸入されて加圧され、加圧されて高圧になったガス冷媒は密閉ケース8内に吐出される。
ここで、アキュムレータ3から上部・下部圧縮機構部11、12にガス冷媒を供給する機構について説明する。アキュムレータ3と圧縮機本体2との間には、二つの吸入管(上
部吸入管24a、下部吸入管24b)が設けられ、アキュムレータ3内のガス冷媒が上部
吸入管24a内を通って上部圧縮機構部11に供給され、アキュムレータ3内のガス冷媒が下部吸入管24b内を通って下部圧縮機構部12に供給される。
これらの上部・下部吸入管24a、24bは、アキュムレータ3の密閉ケース14の底部を貫通して設けられており、上部・下部吸入管24a、24bの一端はアキュムレータ3内の上方で開口している。また、上部・下部吸入管24a、24bのアキュムレータ3内に位置する一端側は、アキュムレータ3内に取付けられた板状の支持部材25により支持されている。
アキュムレータ3内に位置する下部吸入管24bの端部には、空間ボリューム26が取付けられている。この空間ボリューム26は、下部吸入管24bとは別部材により形成され、下部吸入管24bより太径に膨らんだ形状であって、かつ、下部吸入管24bの共鳴周波数に影響を与えない容積をもって形成されている。また、空間ボリューム26の肉厚は“t1”であり、下部吸入管24bの肉厚“t2”より薄く形成されている。また、空間ボリューム26の上端側開口部27と上部吸入管24aの上端側開口部28とは、略同じ高さ位置とされている。
上部・下部吸入管24a、24bにおけるアキュムレータ3の底部の下側に位置する部分は、圧縮機本体2側に向けて直角に屈曲されて密閉ケース8の側面を貫通し、上部吸入管24aの他端が上部圧縮機構部11に接続され、下部吸入管24bの他端が下部圧縮機構部12に接続されている。すなわち、二つの上部・下部吸入管24a、24bは、二つの上部・下部圧縮機構部11、12に1対1で接続されている。
上部吸入管24aの流路長さを“L1”とし、下部吸入管24bの流路長さを“L2”とし、これらの流路長さを比較すると、アキュムレータ3の底部を貫通してアキュムレータ3の下側に位置する部分は上部吸入管24aが下部吸入管24bより短く、一方、アキュムレータ3内においては上部吸入管24aが下部吸入管24bより長く、上部吸入管24aの流路長さ“L1”と下部吸入管24bの流路長さ“L2”とが略同じ長さとされている。
ここで、上述した構造の回転式圧縮機では、ガス冷媒をアキュムレータから圧縮機構部に吸入する吸入管の共鳴周波数f[Hz]と運転周波数とを一致させ、過給効果を利用することによりシリンダ室に吸入されるガス冷媒の体積効率を向上させることができる。このときの吸入管の共鳴周波数f[Hz]は、
f=(2m−1)C/4(L+V/A) と表わすことができる。
但し、m=1,2,3,……
また、C:冷媒の音速(m/s)
L:吸入管の長さ(m)
V:排除容積(m
A:吸入管の断面積(m) である。
このような構成において、この多気筒回転式圧縮機4においては、電動機部10に通電することにより回転軸9が軸心回りに回転し、回転軸9の回転と共に上部・下部ローラ23a、23bが上部・下部シリンダ室20a、20b内で偏心回転し、上部・下部圧縮機構部11、12が駆動される。
上部・下部圧縮機構部11、12が駆動された場合には、上部・下部ローラ23a、23bの偏心回転に伴って上部・下部シリンダ室20a、20b内の二つの空間の容積と圧力とが変化する。そして、この空間内の容積と圧力との変化により、アキュムレータ3内から低圧のガス冷媒が上部・下部吸入管24a、24b内を通って上部・下部シリンダ室20a、20b内に吸入され、吸入された低圧のガス冷媒は圧縮されて高圧のガス冷媒となる。
高圧となったガス冷媒は、圧縮機本体2の密閉ケース8内に吐出され、密閉ケース8内の高圧のガス冷媒が凝縮器5、膨張装置6、蒸発器7、アキュムレータ3を循環し、低圧のガス冷媒となって再びアキュムレータ3から上部・下部シリンダ室20a、20b内に吸入される。
ここで、上部吸入管24aの流路長さ“L1”と下部吸入管24bの流路長さ“L2”とが略同じとされているため、上部・下部吸入管24a、24bはその流路長さに応じた共鳴周波数が近接し、図2の関係図に示すように、上部・下部圧縮機構部11、12において体積効率が最大となる運転周波数の値が接近する。そこで、その接近した値の運転周波数で多気筒回転式圧縮機4を運転することにより、圧縮機構部全体での体積効率を向上させることができる。しかも、アキュムレータ3内の下部吸入管24bの端部に空間ボリューム26が取付けられ、空間ボリューム26の上端側開口部27とアキュムレータ3内の上部吸入管24aの上端側開口部28との高さ位置が略同じであるため、アキュムレータ3を大型化することなくアキュムレータ3内の液冷媒貯留容量を確保することができる。
これにより、圧縮機本体2やアキュムレータ3を大型化することなく圧縮能力の高い多気筒回転式圧縮機4を提供することができる。
一方、図3は、二つの圧縮機構部にガス冷媒を吸入する二つの吸入管の流路長さが異なる比較例の多気筒回転式圧縮機における運転周波数と体積効率との関係を示した関係図である。図3に示した関係図によれば、二つの吸入管はその長さに応じて共鳴周波数が異なるため、二つの圧縮機構部において体積効率が最大となる運転周波数の値が異なる。したがって、二つの圧縮機構部の体積効率をともに最大とする運転周波数で多気筒回転式圧縮機を運転することはできず、圧縮機構部全体での体積効率の向上は抑制されている。
空間ボリューム26は、下部吸入管24bとは別部材により形成されて下部吸入管24bの端部に取付けられているため、空間ボリューム26の設計自由度が高くなり、空間ボリューム26の製造が容易になるとともに製造コストを下げることができる。
また、空間ボリューム26はアキュムレータ3内に配置されているため、空間ボリューム26の外部と内部とに作用する圧力は等しく、空間ボリューム26の肉厚“t1”を下部吸入管“t2”の肉厚より薄くしても強度上の問題はなく、空間ボリューム26の肉厚を薄くすることにより空間ボリューム26の製造コストをより一層下げることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図4に基づいて説明する。なお、第1の実施形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施形態の多気筒回転式圧縮機4Aの基本的な構成は第1の実施形態の多気筒回転式圧縮機4と同じであり、第2の実施形態の多気筒回転式圧縮機4Aが第1の実施形態の多気筒回転式圧縮機4と異なる点は、アキュムレータ3内に位置する下部吸入管24bの端部に取付けられた空間ボリューム31の構成である。
この空間ボリューム31は、支持部材25とこの支持部材25に固定された筐体32とにより形成されている。即ち、空間ボリューム31は、下部吸入管24bを支持する支持部材25を一部に用いて形成されている。空間ボリューム31は、下部吸入管24bより太径に膨らんだ形状であって、かつ、下部吸入管24bの共鳴周波数に影響を与えない容積をもって形成されている。また、筐体32の肉厚は“t1”であり、下部吸入管24bの肉厚“t2”より薄く形成されている。また、空間ボリューム31の上端側開口部27と上部吸入管24aの上端側開口部28とは、略同じ高さ位置とされている。
このような構成において、この多気筒回転式圧縮機4Aにおいては、上部吸入管24aの流路長さ“L1”と下部吸入管24bの流路長さ“L2”とが略同じとされているため、図2の関係図に示すように、圧縮機構部全体での体積効率を向上させることができる。しかも、アキュムレータ3内の下部吸入管24bの端部に空間ボリューム31が取付けられ、空間ボリューム31の上端側開口部27とアキュムレータ3内の上部吸入管24aの上端側開口部28との高さ位置が略同じであるため、アキュムレータ3を大型化することなくアキュムレータ3内の液冷媒貯留容量を確保することができる。
これにより、圧縮機本体2やアキュムレータ3を大型化することなく圧縮能力の高い多気筒回転式圧縮機4Aを提供することができる。
空間ボリューム31は、支持部材25を一部に用いて形成されているため、空間ボリューム31の容積を大きくとることが可能となる。そして、空間ボリューム31の容積を大きくとることにより、下部吸入管24bの共鳴周波数に対する影響をより少なくすることができる。これにより、上部・下部吸入管24a、24bの共鳴周波数をより近接させることでき、その接近した値の運転周波数で多気筒回転式圧縮機4Aを運転することにより、圧縮機構部全体での体積効率を向上させることができ、圧縮機本体2やアキュムレータ3を大型化することなく圧縮能力の高い多気筒回転式圧縮機4Aを提供することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲
や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷凍サイクル装置、2…圧縮機本体、3…アキュムレータ、4…多気筒回転式圧縮機、4A…多気筒回転式圧縮機、5…凝縮器、6…膨張装置、7…蒸発器、8…密閉ケース、9…回転軸、10…電動機部、11…上部圧縮機構部、12…下部圧縮機構部、24a…上部吸入管、24b…下部吸入管、25…支持部材、26…空間ボリューム、27…空間ボリュームの上端側開口部、28…上部吸入管の上端側開口部、31…空間ボリューム

Claims (3)

  1. 密閉ケース内に、上下方向の軸心を有する回転軸と、この回転軸の上端側に連結された電動機部と、前記回転軸の下端側に連結されて上下に位置する上部圧縮機構部及び下部圧縮機構部とを収容した圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体の横に設置されるアキュムレータと、
    前記アキュムレータの底部を貫通して設けられ、一端が前記アキュムレータ内の上方で開口し、他端が前記上部圧縮機構部と前記下部圧縮機構部とに1対1で接続される上部吸入管及び下部吸入管と、
    を有し、
    前記下部圧縮機構部に接続される前記下部吸入管における前記アキュムレータ内に位置する端部に空間ボリュームが設けられ
    前記空間ボリュームは、前記下部吸入管とは別部材により形成され、前記下部吸入管より肉厚が薄いことを特徴とする多気筒回転式圧縮機。
  2. 前記空間ボリュームは、前記アキュムレータ内で前記下部吸入管を支持する支持部材を少なくとも一部に用いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多気筒回転式圧縮機。
  3. 請求項1及び2のいずれか一項に記載の多気筒回転式圧縮機と、前記多気筒回転式圧縮機に接続される凝縮器と、前記凝縮器に接続される膨張装置と、前記膨張装置と前記多気筒回転式圧縮機との間に接続される蒸発器とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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