JP6275848B2 - 圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

圧縮機及び冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6275848B2
JP6275848B2 JP2016535841A JP2016535841A JP6275848B2 JP 6275848 B2 JP6275848 B2 JP 6275848B2 JP 2016535841 A JP2016535841 A JP 2016535841A JP 2016535841 A JP2016535841 A JP 2016535841A JP 6275848 B2 JP6275848 B2 JP 6275848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression mechanism
suction pipe
compressor
suction
accumulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016535841A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016013322A1 (ja
Inventor
木村 茂喜
茂喜 木村
平山 卓也
卓也 平山
フェルディ モナスリ ジャフェット
フェルディ モナスリ ジャフェット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Publication of JPWO2016013322A1 publication Critical patent/JPWO2016013322A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275848B2 publication Critical patent/JP6275848B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/30Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
    • F04C18/34Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
    • F04C18/356Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

本発明の実施形態は、圧縮機及び冷凍サイクル装置に関する。
空気調和装置等の冷凍サイクル装置に用いられる圧縮機としては、上下に配置される複数の圧縮機構部を備える圧縮機本体とアキュムレータとを複数の吸入管で繋いだ圧縮機が知られている。
このような構造であると、吸入管の剛性を効果的に高めないと、圧縮機本体および複数の吸入管によるアキュムレータの支持剛性が不足して、圧縮機本体を振動源としたアキュムレータの振動変位量が大きくなる可能性がある。
日本国特許第5321551号公報
本発明が解決しようとする課題は、吸入管の剛性を効果的に高めることができる圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供することである。
実施形態の圧縮機は、圧縮機本体と、アキュムレータと、複数の吸入管と、を持つ。
前記圧縮機本体は、上下に配置される複数の圧縮機構部を持つ。
前記アキュムレータは、前記圧縮機本体の側方に配置される。
前記複数の吸入管は、前記アキュムレータと前記複数の圧縮機構部の吸入口とを繋ぐ。
前記複数の吸入管は、それぞれが、下部貫通部と、湾曲部と、側部貫通部と、を持つ。
前記下部貫通部は、前記アキュムレータの下部を貫通する。
前記湾曲部は、前記下部貫通部の下側で前記圧縮機本体に向けて湾曲する。
前記側部貫通部は、前記湾曲部に対して前記下部貫通部とは反対側にあって前記圧縮機本体の側部を貫通する。
上側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記下部貫通部が、下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記下部貫通部よりも前記圧縮機本体に近く配置される。
前記複数の吸入管の前記下部貫通部の中心間距離をP1とする。
前記複数の吸入管の前記側部貫通部の中心間距離をP2とする。
上側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記湾曲部における中心線の曲率半径をR1とする。
下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記湾曲部における中心線の曲率半径をR2とする。
すると、P2>R2−R1>P1となっている。
第1の実施形態の圧縮機の断面図を含む、冷凍サイクル装置の概略構成図。 第1の実施形態の圧縮機構部の構成を説明するための平面図。 第1の実施形態の圧縮機の部分拡大断面図。 第2の実施形態の圧縮機の部分拡大断面図。 第2の実施形態の吸入管の流路断面積比率に対する吸込損失比率の変化を示す特性線図。 第3の実施形態の圧縮機の断面図を含む、冷凍サイクル装置の概略構成図。 第3の実施形態の圧縮機の変形例の断面図を含む、冷凍サイクル装置の概略構成図。
以下、実施形態の圧縮機及び冷凍サイクル装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
まず、冷凍サイクル装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、第1の実施形態の冷凍サイクル装置1は、圧縮機2と、凝縮器3と、膨張装置4と、蒸発器5と、を備えている。凝縮器3は、配管6を介して圧縮機2に接続されている。膨張装置4は、配管7を介して凝縮器3に接続されている。蒸発器5は、配管8を介して膨張装置4に接続され、配管9を介して圧縮機2に接続されている。
圧縮機2は、いわゆるロータリ式の圧縮機であって、内部に取り込まれる低圧の気体冷媒(流体)を圧縮して高温・高圧の気体冷媒とする。なお、圧縮機2の具体的な構成については後述する。
凝縮器3は、圧縮機2から送り込まれる高温・高圧の気体冷媒から熱を放熱させ、高圧の液体冷媒にする。
膨張装置4は、凝縮器3から送り込まれる高圧の液体冷媒の圧力を下げ、低温・低圧の液体冷媒にする。
蒸発器5は、膨張装置4から送り込まれる低温・低圧の液体冷媒を気化させ、低圧の気体冷媒にする。そして、蒸発器5において、低圧の液体冷媒が気化する際に周囲から気化熱を奪い、周囲が冷却される。なお、蒸発器5を通過した低圧の気体冷媒は、上述した圧縮機2内に取り込まれる。
このように、第1の実施形態の冷凍サイクル装置1では、作動流体である冷媒が気体冷媒と液体冷媒とに相変化しながら循環する。
次に、圧縮機2について説明する。
圧縮機2は、圧縮機本体11とアキュムレータ12とを備えている。
アキュムレータ12は、いわゆる気液分離器である。アキュムレータ12は、圧縮機本体11に複数(具体的には2本)の吸入管21,22によって一体に連結されて圧縮機本体11の側方に配置されている。アキュムレータ12は、吸入管21、22を介して圧縮機本体11の後述する圧縮機構部33、34に接続されている。アキュムレータ12は、蒸発器5で気化された気体冷媒、及び蒸発器5で気化されなかった液体冷媒のうち、気体冷媒のみを圧縮機本体11に供給するように構成されている。
圧縮機本体11は、回転軸31と、電動機部32と、複数組(具体的には2組)の圧縮機構部33,34と、密閉容器35と、を備えている。回転軸31は鉛直方向に沿って配置されており、電動機部32はこの回転軸31を鉛直軸回りに回転させる。圧縮機構部33,34は、上下に間隔をあけて配置されており、回転軸31の回転により気体冷媒を圧縮する。密閉容器35は、回転軸31、電動機部32及び圧縮機構部33,34を収納する。
密閉容器35は、胴部36と、蓋部37と、底部38と、を備えている。
密閉容器35の胴部36及び回転軸31は、圧縮機本体11にその中心軸線O1と同軸状に配置されている。回転軸31における中心軸線O1の延在方向一端側(鉛直方向の上側)に電動機部32が配置され、他端側(鉛直方向の下側)に圧縮機構部33,34が配置されている。なお、以下の説明では、圧縮機本体11の中心軸線O1の延在方向を単に本体軸方向といい、中心軸線O1に直交する方向を本体径方向、中心軸線O1周りの方向を本体周方向という。
電動機部32は、いわゆるインナーロータ型のDCブラシレスモータであって、固定子61と、回転子62と、を備えている。固定子61は、円筒状をなしており、密閉容器35の胴部36の内壁面に焼嵌め等により固定されている。回転子62は、円筒状をなしており、固定子61の内側に本体径方向に間隔をあけて配置されている。固定子61は、例えば、複数の磁性鋼板が本体軸方向に積層されて形成され、図示しないインシュレータを介してコイルが巻装されている。
回転子62は、ロータ鉄心65を備えている。ロータ鉄心65は、回転軸31における本体軸方向の一端部に圧入固定されている。回転子62は、ロータ鉄心65に埋設される、ネオジウム等の希土類からなる図示略の永久磁石を備えている。
上側の圧縮機構部33は、シリンダ41を備えている。下側の圧縮機構部34は、シリンダ41に対して本体軸方向にずれて下側に配置されるシリンダ42を備えている。各シリンダ41,42は、筒状とされ、仕切板43を挟んで本体軸方向に突き合わされている。シリンダ41の仕切板43とは反対側(鉛直方向の上側)には、シリンダ41を本体軸方向の一端側で覆う主軸受44が配設されている。シリンダ42の仕切板43とは反対側(鉛直方向の下側)には、シリンダ41を本体軸方向の他端側で覆う副軸受45が配設されている。これらシリンダ41,42、仕切板43、主軸受44及び副軸受45は、一体に連結されて密閉容器35の胴部36に固定されている。
シリンダ41、仕切板43及び主軸受44により画成された空間が、圧縮機構部33のシリンダ室46となっている。また、シリンダ42、仕切板43及び副軸受45により画成された空間が、圧縮機構部34のシリンダ室47となっている。シリンダ41には、シリンダ室46を外側に開口させる吸入口48が本体径方向に貫通して形成されている。シリンダ42には、シリンダ室47を外側に開口させる吸入口49が本体径方向に貫通して形成されている。
シリンダ41の吸入口48には吸入管21が接続されており、シリンダ42の吸入口49には吸入管22が接続されている。その結果、アキュムレータ12で気液分離された気体冷媒は、吸入管21及び吸入口48を通ってシリンダ室46内に取り込まれ、吸入管22及び吸入口49を通ってシリンダ室47内に取り込まれる。
上述した回転軸31は、各シリンダ室46,47内を貫通して設けられるとともに、主軸受44及び副軸受45に回転可能に支持されている。回転軸31のうち、シリンダ室46内に位置する部分には偏心部51が形成されている。回転軸31のうち、シリンダ室47内に位置する部分には偏心部52が形成されている。各偏心部51,52は、本体軸方向から見た平面視で同形同大とされるとともに、本体周方向に180°の位相差をもって、中心軸線O1に対して本体径方向に同一量ずつ偏心している。
偏心部51にはローラ53が嵌合され、偏心部52にはローラ54が嵌合されている。
これら各ローラ53,54は、回転軸31の回転に伴い、各ローラ53,54の外周面が各シリンダ41,42の内周面に摺接しながら偏心回転可能に構成されている。
圧縮機構部33は、シリンダ室46を形成するシリンダ41、主軸受44及び仕切板43と、偏心部51及びローラ53とを備えている。圧縮機構部34は、シリンダ室47を形成するシリンダ42、副軸受45及び仕切板43と、偏心部52及びローラ54とを備えている。よって、仕切板43は、圧縮機構部33,34に共通の部品となっている。なお、各圧縮機構部33,34の構成は、偏心部51及びローラ53と、偏心部52及びローラ54とが位相差をもって動作する構成以外は、ほぼ同様の構成となっている。
図2に示すように、圧縮機構部33のシリンダ41の内周面には、本体径方向の外側に向けて窪むブレード溝57がシリンダ41の本体軸方向の全体に亘って形成されている。
また、ブレード溝57内には、本体径方向に沿ってスライド移動可能なブレード58が設けられている。ブレード58は、図示しない付勢手段により本体径方向の内側に向けて付勢されるとともに、ブレード58の先端部がシリンダ室46内においてローラ53の外周面に当接している。これにより、ブレード58は、ローラ53の回転動作に応じてシリンダ室46内に進退可能に構成されている。そして、シリンダ室46は、ローラ53及びブレード58によって吸込室側と圧縮室側とに区画されている。そして、ローラ53の回転動作及びブレード58の進退動作により、シリンダ室46内で圧縮動作が行われる。図示は略すが、図1に示す圧縮機構部34のシリンダ42の内周面にも、同様のブレード溝及びブレードが設けられており、このブレードは、本体径方向の内側に向けて付勢されて、ブレードの先端部がシリンダ室47内においてローラ54の外周面に当接する。
図2に示すように、シリンダ41において、ローラ53の回転方向(図2中の矢印参照)に沿うブレード溝57の前方側(図2中、ブレード溝57の右側)に位置する部分には、吸入口48が形成されている。図1に示すシリンダ42にも同様の吸入口49が形成されている。
図2に示すように、シリンダ41の内周面において、ローラ53の回転方向に沿うブレード溝57の手前側(図2中、ブレード溝57の左側)に位置する部分には、吐出溝59が形成されている。吐出溝59は、図1に示す主軸受44に形成された後述する吐出孔76に連通する。図示は略すが、図1に示すシリンダ42の内周面にも、副軸受45に形成された後述する吐出孔86に連通する同様の吐出溝が形成されている。
図1に示すように、主軸受44は、筒部71と、フランジ部72と、を備えている。筒部71には、その内側に回転軸31が挿通される。フランジ部72は、筒部71の本体軸方向の一端部から本体径方向の外側に向けて突設され、シリンダ41を本体軸方向の仕切板43とは反対側で閉塞する。本体軸方向の筒部71が形成されるフランジ部72の面には、本体軸方向に窪む凹部73が形成されている。この凹部73内には吐出弁機構75が配設されている。吐出弁機構75は、吐出孔76と、弁部材77と、を備えている。
副軸受45は、筒部81と、フランジ部82と、を備えている。筒部81には、その内側に回転軸31が挿通される。フランジ部82は、筒部81の本体軸方向の一端部から本体径方向の外側に向けて突設され、シリンダ42を本体軸方向の仕切板43とは反対側で閉塞する。本体軸方向の筒部81が形成されるフランジ部82の面には、本体軸方向に窪む凹部83が形成されている。この凹部83内には吐出弁機構85が配設されている。吐出弁機構85は、吐出孔86と、弁部材87と、を備えている。
また、軸受44,45には、各吐出弁機構75,85を通して高温・高圧の気体冷媒が吐出されるマフラ68,69が、各軸受44,45を本体軸方向の外側から覆うように設けられている。主軸受44を覆うマフラ68には、マフラ68の内外を連通させる連通孔50が形成され、この連通孔50を通して高温・高圧の気体冷媒が密閉容器35内に吐出される。
一方、マフラ69内の空間とマフラ68内の空間とは、図示しない気体冷媒案内通路を通して連通しており、マフラ69内に吐出された高温・高圧の気体冷媒がマフラ68の連通孔50を通して密閉容器35内に吐出される。なお、密閉容器35内には、潤滑油が収容されることになり、圧縮機構部33,34のうち、マフラ68よりも下側に位置する部分が潤滑油内に浸漬される。
このように構成された圧縮機2においては、電動機部32の固定子61に電力が供給されることで、回転軸31が回転子62とともに中心軸線O1周りに回転する。そして、この回転軸31の回転に伴い、偏心部51,52及びローラ53,54が各シリンダ室46,47内で偏心回転する。これにより、シリンダ室46,47内に気体冷媒が取り込まれるとともに、シリンダ室46,47内に取り込まれた気体冷媒が圧縮される。
具体的に、圧縮機構部33を例にとり説明すると、図2に示すように、まずシリンダ室46の、吸入口48の近くに位置する空間である吸込室内に気体冷媒が吸入口48を通して吸い込まれる。その際に、吐出溝59の近くに位置する空間である圧縮室にて先に吸入口48から吸い込まれた気体冷媒が圧縮される。
そして、圧縮室内の圧力が所定の圧力に達すると、図1に示す弁部材77が弾性変形して吐出孔76を開放する。すると、シリンダ室46内とマフラ68内とが吐出孔76を通して連通し、マフラ68内と密閉容器35内とが連通孔50を介して連通する。これにより、シリンダ室46から吐出孔76及び連通孔50を介して密閉容器35内に向けて気体冷媒が吐出される。
その後、さらに図2に示すローラ53が偏心回転して、ローラ53が吐出溝59を通過すると、図1に示す弁部材77が復元変形して吐出孔76を閉塞する。上述した動作が繰り返されることで、圧縮機構部33において気体冷媒の圧縮が繰り返される。同様にして、圧縮機構部34においても気体冷媒の圧縮が繰り返される。なお、密閉容器35内に吐出された気体冷媒は、吐出管39から配管6を通って上述したように凝縮器3に送り込まれる。
圧縮機本体11の横に配置されるアキュムレータ12は、胴部91と、蓋部92と、底部93と、を備えている。胴部91は、円筒状をなしており、この胴部91の中心軸線がアキュムレータ12の中心軸線となる。アキュムレータ12の中心軸線O2が圧縮機本体11の中心軸線O1と平行をなしている。
アキュムレータ12の蓋部92には、アキュムレータ12の内外を連通させる入口管94が、蓋部92を上下方向に貫通して設けられており、この入口管94が配管9に接続される。底部93は、アキュムレータ12の軸方向の他端である下端部分に設けられており胴部91の下端開口部を閉塞するように設けられている。
アキュムレータ12は、胴部91の軸方向の中央よりも上側部分が連結部材96によって圧縮機本体11の胴部36の上端部に連結されている。また、アキュムレータ12は、上述した吸入管21,22を介して圧縮機本体11の胴部36の下部に連結されている。
アキュムレータ12の下部の底部93には、吸入管21,22と同数の貫通穴98,99が形成されている。これら貫通穴98,99は、それぞれ、底部93を上下方向に貫通しており、アキュムレータ12の軸方向から見た平面視が円形状をなしている。貫通穴98,99のそれぞれの中心が、圧縮機本体11の本体径方向に延びる同一直線上に並んで配置されている。言い換えれば、貫通穴98,99のそれぞれの中心と圧縮機本体11の中心軸線O1とを水平方向に結んだ線は一直線状をなす。貫通穴98は貫通穴99よりも圧縮機本体11に近く配置されている。また、貫通穴98は貫通穴99よりも小径に形成されている。
圧縮機本体11の側部である密閉容器35の胴部36には、胴部36を本体径方向に貫通して、吸入管21,22と同数の取付管101,102が上下に間隔をあけて固定されている。上側の取付管101の内側は、密閉容器35の胴部36を本体径方向に貫通する上側の貫通穴103となっている。下側の取付管102の内側は、密閉容器35の胴部36を本体径方向に貫通する下側の貫通穴104となっている。
貫通穴103,104のそれぞれの中心軸線は、本体径方向に延びており、互いに本体周方向の位置を一致させて、本体軸方向の異なる位置に配置されている。貫通穴103,104のそれぞれの中心軸線は、貫通穴98,99の両方の中心軸線に直交する。上側の貫通穴103は下側の貫通穴104よりも小径に形成されている。
吸入管21は、略L字状をなしており、内部管体111と、連結管体112と、接続管体113と、を備えている。内部管体111は、アキュムレータ12内に配置されており、段付きの円筒状をなしている。内部管体111は、鉛直に配置された状態で下端の連結部117が貫通穴98に嵌合し、この嵌合状態で、内部管体111が底部93に固定されている。また、内部管体111の軸方向の中間位置が、アキュムレータ12の胴部91に取り付けられた固定部材115に固定されている。内部管体111は、このようにアキュムレータ12の底部93及び胴部91に固定された状態で、鉛直方向に延びている。内部管体111は、上端の開口部がアキュムレータ12内の上部位置に開口している。
接続管体113は、段付き円筒状をなしている。接続管体113は、軸方向の一端側(第一端)の連結部118が、本体径方向の外側に配置された状態で、貫通穴103内に挿入されている。また、接続管体113は、軸方向の他端側(第二端)の嵌合部119が、本体径方向の内側に配置された状態で、吸入口48に嵌合されてシリンダ41に固定されている。
連結管体112は、一定内径及び一定外径の円筒状の管体の中間部分を湾曲させて形成されている。連結管体112は、一端円筒部121(第一端円筒部)と、湾曲部122と、他端円筒部123(第二端円筒部)と、を備えている。一端円筒部121は、一定径のストレートな円筒状をなしている。他端円筒部123も一定径のストレートな円筒状をなしている。一端円筒部121と他端円筒部123とは互いの中心軸線を直交させている。湾曲部122は一端円筒部121と他端円筒部123とを滑らかに繋ぐように中心角90度の円弧状に湾曲している。
連結管体112は、一端円筒部121が内部管体111の連結部117に嵌合状態で固定されている。また、連結管体112は、他端円筒部123が接続管体113の連結部118に嵌合状態で固定されている。これにより、連結管体112が内部管体111と接続管体113とを接続することになる。その結果、これら内部管体111、連結管体112及び接続管体113で構成される吸入管21が、アキュムレータ12と圧縮機構部33の吸入口48とを繋ぐ。吸入口48が形成されたシリンダ41が密閉容器35に固定されていることから、密閉容器35と吸入管21とアキュムレータ12とが一体化される。吸入管21の一端(第一端)がアキュムレータ12の内部の上部位置に開口し、吸入管21の他端(第二端)が圧縮機構部33の吸入口48に連通する。
連結管体112と内部管体111とが連結されると、連結管体112の一端円筒部121の中心軸線と、内部管体111の中心軸線とが一致することになる。また、連結管体112と接続管体113とが連結されると、連結管体112の他端円筒部123の中心軸線と、接続管体113の中心軸線とが一致することになる。そして、連結管体112の一端円筒部121の中心軸線の一部と湾曲部122の中心線と他端円筒部123の中心軸線の一部とが、内部管体111の中心軸線と接続管体113の中心軸線とを繋ぐ。内部管体111の中心軸線と、一端円筒部121の中心軸線の一部と、湾曲部122の中心線と、他端円筒部123の中心軸線の一部と、接続管体113の中心軸線とが、連続して吸入管21の中心線O3となる。
吸入管21においては、内部管体111の連結部117と連結管体112の一端円筒部121とが連結している。この連結箇所に近い部分が、アキュムレータ12の底部93の貫通穴98を貫通している。
吸入管21においては、この部分がアキュムレータ12の下部の底部93を貫通する下部貫通部125となっている。また、吸入管21は、連結管体112の湾曲部122が下部貫通部125の下側で圧縮機本体11に向けて湾曲している。
また、吸入管21においては、接続管体113の連結部118と連結管体112の他端円筒部123が連結している。この連結箇所に近い部分が、湾曲部122に対して下部貫通部125とは反対側に位置している。また、この連結箇所に近い部分は、圧縮機本体11の側部の取付管101の貫通穴103を貫通している。吸入管21は、この部分が圧縮機本体11の側部の取付管101を貫通する側部貫通部126となっている。
図3において、湾曲部122の曲率の中心点O4から吸入管21の中心線O3までの曲率半径が矢印で示されており、曲率半径の長さをR1とする。湾曲部122の曲率の中心点O4は、一端円筒部121と湾曲部122との境界部分と高さ位置を合わせている。また、湾曲部122の曲率の中心点O4は、他端円筒部123と湾曲部122との境界部分と本体径方向の位置を合わせている。
図1に示すように、吸入管22は、略L字状をなしており、内部管体131と、連結管体132と、接続管体133と、を備えている。内部管体131は、アキュムレータ12内に配置されており、段付きの円筒状をなしている。内部管体131は、鉛直に配置された状態で下端の連結部137が貫通穴99に嵌合し、この嵌合状態で、内部管体131が底部93に固定されている。また、内部管体131は、軸方向の中間位置がアキュムレータ12の胴部91に取り付けられた固定部材115に固定されている。内部管体131は、このようにアキュムレータ12の底部93及び胴部91に固定された状態で、鉛直方向に延びている。内部管体131は、上端の開口部が、内部管体111の上端の開口部と高さ位置を合わせてアキュムレータ12内の上部位置に開口している。
接続管体133は、段付き円筒状をなしている。接続管体133は、軸方向の一端側(第一端)の連結部138が、本体径方向の外側に配置された状態で、貫通穴104内に挿入されている。また、接続管体133は、軸方向の他端側(第二端)の嵌合部139が、本体径方向の内側に配置された状態で、吸入口49に嵌合されてシリンダ42に固定されている。
連結管体132は、一定内径及び一定外径の円筒状の管体の中間部分を湾曲させて形成されている。連結管体132は、一端円筒部141(第一端円筒部)と、湾曲部142と、他端円筒部143(第二端円筒部)と、を備えている。一端円筒部141は、一定径のストレートな円筒状をなしている。他端円筒部143も一定径のストレートな円筒状をなしている。一端円筒部141と他端円筒部143とは互いの中心軸線を直交させている。湾曲部142は一端円筒部141と他端円筒部143とを滑らかに繋ぐように中心角90度の円弧状に湾曲している。
連結管体132は、一端円筒部141が内部管体131の連結部137に嵌合状態で固定されている。また、連結管体132は、他端円筒部143が接続管体133の連結部138に嵌合状態で固定されている。これにより、連結管体132が内部管体131と接続管体133とを接続することになる。その結果、これら内部管体131、連結管体132及び接続管体133で構成される吸入管22が、アキュムレータ12と圧縮機構部34の吸入口49とを繋ぐ。吸入口49が形成されたシリンダ42が密閉容器35に固定されていることから、密閉容器35と吸入管22とアキュムレータ12とが一体化される。吸入管22の一端(第一端)がアキュムレータ12の内部の上方位置に開口し、吸入管22の他端(第二端)が圧縮機構部34の吸入口49に連通する。
連結管体132と内部管体131とが連結されると、連結管体132の一端円筒部141の中心軸線と、内部管体131の中心軸線とが一致することになる。また、連結管体132と接続管体133とが連結されると、連結管体132の他端円筒部143の中心軸線と、接続管体133の中心軸線とが一致することになる。そして、連結管体132の一端円筒部141の中心軸線の一部と湾曲部142の中心線と他端円筒部143の中心軸線の一部とが、内部管体131の中心軸線と接続管体133の中心軸線とを繋ぐ。内部管体131の中心軸線と、一端円筒部141の中心軸線の一部と、湾曲部142の中心線と、他端円筒部143の中心軸線の一部と、接続管体133の中心軸線とが、連続して吸入管22の中心線O5となる。
吸入管22においては、内部管体131の連結部137と連結管体132の一端円筒部141とが連結している。この連結箇所に近い部分が、アキュムレータ12の底部93の貫通穴99を貫通している。
吸入管22においては、この部分がアキュムレータ12の下部の底部93を貫通する下部貫通部145となっている。また、吸入管22は、連結管体132の湾曲部142が下部貫通部145の下側で圧縮機本体11に向けて湾曲している。
また、吸入管22においては、接続管体133の連結部138と連結管体132の他端円筒部143が連結している。この連結箇所に近い部分が、湾曲部142に対して下部貫通部145とは反対側に位置している。また、この連結箇所に近い部分は、圧縮機本体11の側部の取付管102の貫通穴104を貫通している。吸入管22は、この部分が圧縮機本体11の側部の取付管102を貫通する側部貫通部146となっている。
上述したように、貫通穴98は貫通穴99よりも圧縮機本体11に近く配置されている。これにより、上側の圧縮機構部33に連通する吸入管21の下部貫通部125が、下側の圧縮機構部34に連通する吸入管22の下部貫通部145よりも圧縮機本体11に近く配置されている。また、アキュムレータ12の底部38の貫通穴98,99は、圧縮機本体11の本体径方向に延びる同一線上に並んでいる。これにより、吸入管21,22の下部貫通部125,145が、圧縮機本体11の本体径方向に延びる同一線上に並んでいる。
また、上述したように、貫通穴103,104は、互いに本体周方向の位置を一致させて、本体軸方向の異なる位置に配置されている。これにより、吸入管21の側部貫通部126と吸入管22の側部貫通部146とが、互いに本体周方向の位置を一致させて、本体軸方向の異なる位置に配置されている。また、貫通穴103,104は、それぞれの中心軸線が、貫通穴98,99のそれぞれの中心軸線と直交する。これにより、側部貫通部126,146も、それぞれの中心軸線が、貫通穴98,99のそれぞれの中心軸線と直交する。
吸入管21の中心線O3と吸入管22の中心線O5とは同一平面に配置されている。この平面には、圧縮機本体11の中心軸線O1及びアキュムレータ12の中心軸線O2も配置される。吸入管21,22は、互いに水平方向の位置を重ね合わせており、互いに高さ方向の位置も重ね合わせている。
図3において、湾曲部142の曲率の中心点O6から吸入管22の中心線O5までの曲率半径が矢印でされており、曲率半径の長さをR2とする。湾曲部142の曲率の中心点O6は、一端円筒部141と湾曲部142との境界部分と高さ位置を合わせている。また、湾曲部142の曲率の中心点O6は他端円筒部143と湾曲部142との境界部分と本体径方向の位置を合わせている。湾曲部142の曲率の中心点O6は、湾曲部122の曲率の中心点O4よりも高さ位置が低い。また、中心点O6は中心点O4よりも本体径方向において圧縮機本体11に近く配置されている。湾曲部142の中心線O5の曲率半径R2は、湾曲部122の中心線O3の曲率半径R1よりも大きくなっている。
吸入管22の内部管体131は、全体として、吸入管21の内部管体111よりも、内径及び外径が両方大径となっている。また、吸入管22の連結管体132は、吸入管21の連結管体112よりも、内径及び外径が両方大径となっている。さらに、吸入管22の接続管体133の連結部138は、吸入管21の接続管体113の連結部118よりも、内径及び外径が両方大径となっている。これにより、下側の圧縮機構部34に連通する吸入管22の外径が、上側の圧縮機構部33に連通する吸入管21の外径よりも大きくなっている。加えて、吸入管22の連結管体132は、径方向の肉厚が吸入管21の連結管体112の径方向の肉厚よりも大きくなっている。これにより、下側の圧縮機構部34に連通する吸入管22の肉厚が、上側の圧縮機構部33に連通する吸入管21の肉厚よりも大きくなっている。
ここで、複数の吸入管21,22の下部貫通部125,145の中心間距離P1は、複数の吸入管21,22の側部貫通部126,146の中心間距離P2よりも小さくなっている。つまり、P1<P2となっている。また、湾曲部142の中心線O5の曲率半径R2から湾曲部122の中心線O3の曲率半径R1を減算した曲率半径差R2−R1は、中心間距離P1よりも大きくなっている。また、曲率半径差R2−R1は、中心間距離P2よりも小さくなっている。つまり、P2>R2−R1>P1となっている。
このように、第1の実施形態では、中心間距離P1、中心間距離P2、曲率半径差R2−R1の関係が、P2>R2−R1>P1となっている。このため、R2=R1としたり、R2−R1=P1=P2とする場合と比べて、吸入管22の曲率半径を大きくしたりすることができる。これにより、圧縮機本体11からの距離が遠い位置にある吸入管22の剛性を高めることができる。よって、複数の吸入管21,22の総合的な剛性を効果的に高めることができる。したがって、圧縮機本体11および吸入管21,22によるアキュムレータ12の支持剛性を効果的に高めることができる。このため、圧縮機本体11を振動源とするアキュムレータ12の振動変位量を効果的に抑制することができる。圧縮機本体11の特に本体周方向(回転方向)の振動によるアキュムレータ12の振動変位量を効果的に抑制することができる。その上、周波数特性において共振周波数を高速側にシフトでき、配管設計が容易になり、高回転まで共振を生じることなく運転することが可能となる。
また、吸入管22の曲率半径を大きくするため、吸入管22の流路長さを短くでき、形状的にも流路抵抗が小さくなる。よって、吸込損失を低減することができる。さらに、吸入管21,22のうち流路長さの長い吸入管22の流路長さを短くできることから、流路長さの短い吸入管21の流路長さと吸入管22の流路長さとの差が小さくなる。よって、吸込脈動による過給周波数を近づけることができ、より高い吸込過給効果が得られ、回転数を高くすることなく能力の拡大が図れる。
また、曲率半径差R2−R1を側部貫通部126,146の中心間距離P2よりも小さくしている。つまり、P2>R2−R1となっている。このため、曲率半径R2が中心間距離P2と曲率半径R1とを加算した値よりも小さくなる。よって、曲率半径R2の中心点O6の高さ位置を曲率半径R1の中心点O4の高さ位置よりも下げることができる。言い換えれば、吸入管21の一端円筒部121と湾曲部122との境界の高さ位置を、吸入管22の一端円筒部141と湾曲部142との境界の高さ位置よりも高くできる。よって、内部管体111,131への筒部の嵌合の都合上、吸入管22の一端円筒部141と湾曲部142との境界の高さ位置の影響を受けることがなくなる。つまり、吸入管21の一端円筒部121と湾曲部122との境界の高さ位置でアキュムレータ12の高さ位置が決まることになる。その結果、吸入管21の一端円筒部121と湾曲部122との境界の高さ位置を、アキュムレータ12に近づけることができる。したがって、アキュムレータ12の高さ位置を下げることができる。そのため、製造性を犠牲にすることなく、スペース効率の向上が図れる。その上、アキュムレータ12の重心が下がることで、さらなる振動変位量の抑制を図れる。
また、下側の圧縮機構部34に連通する吸入管22の肉厚が、上側の圧縮機構部33に連通する吸入管21の肉厚よりも大きくなっている。このため、圧縮機本体11からの距離が遠い位置にある吸入管22の剛性をより高めることができる。よって、複数の吸入管21,22の総合的な剛性をより効果的に高めることができる。したがって、圧縮機本体11および吸入管21,22によるアキュムレータ12の支持剛性を一層効果的に高めることができる。このため、圧縮機本体11を振動源とするアキュムレータ12の振動変位量を一層効果的に抑制することができる。
また、下側の圧縮機構部34に連通する吸入管22の外径が、上側の圧縮機構部33に連通する吸入管21の外径よりも大きくなっている。このため、圧縮機本体11から距離が遠くに離れている吸入管22の剛性をより高めることができる。よって、複数の吸入管21,22の総合的な剛性をより効果的に高めることができる。したがって、圧縮機本体11および吸入管21,22によるアキュムレータ12の支持剛性を一層効果的に高めることができる。このため、圧縮機本体11を振動源とするアキュムレータ12の振動変位量を一層効果的に抑制することができる。
また、吸入管22の外径が、吸入管21の外径よりも大きくなっていることから、吸入管22の流路断面積の拡大が図れる。よって、吸入管22の吸込損失を一層低減することができる。また、吸入管21,22の過給周波数のさらなる接近により、一層高い吸込過給効果が得られる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を主に図4及び図5を参照して第1の実施形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1の実施形態と対応する部位については、同一称呼、同一の符号で表す。
第2の実施形態では、圧縮機2が、圧縮機構部33,34に加えて、圧縮機構部33,34と同様の構造の圧縮機構部151を備えている。つまり、圧縮機2は、3組の圧縮機構部33,34,151を備えている。圧縮機構部151は、下側の圧縮機構部34のさらに下側に設けられており、よって、3組の圧縮機構部33,34,151は上下に配置されて密閉容器35内に収納されている。
圧縮機構部151は、シリンダ152を備えており、シリンダ152は、シリンダ42に対してシリンダ41とは反対側に配置されている。シリンダ152は、筒状とされ、シリンダ152とシリンダ42との間に仕切板153を挟むように、本体軸方向に仕切板153に突き合わされている。そして、シリンダ152の仕切板153とは反対側の部位を覆うように副軸受45が配設されている。その結果、シリンダ42、仕切板43及び仕切板153により画成された空間が、圧縮機構部34のシリンダ室47となっている。また、シリンダ152、仕切板153及び副軸受45により画成された空間が、圧縮機構部151のシリンダ室154となっている。
仕切板153に、アキュムレータ12から延出する吸入管22が接続される吸入口49が形成されている。この吸入口49が仕切板153内で上下に斜めに分岐して分岐吸入口157,158となる。上側に分岐した分岐吸入口157はさらにシリンダ42を通ってシリンダ室47に連通し、下側に分岐した分岐吸入口158はさらにシリンダ152を通ってシリンダ室154に連通している。
つまり、シリンダ42及び仕切板153には、シリンダ室47を外側に開口させる分岐吸入口157及び吸入口49が形成されている。また、シリンダ152及び仕切板153には、シリンダ室154を外側に開口させる分岐吸入口158及び吸入口49が形成されている。よって、吸入口49は、圧縮機構部34,151に共通で設けられており、吸入口49に接続される吸入管22は、下側2組の圧縮機構部34,151に共有の吸入管となっている。その結果、アキュムレータ12で気液分離された気体冷媒は、吸入管22、吸入口49及び分岐吸入口157,158を通ってシリンダ室47,154内に取り込まれる。
圧縮機構部34は、シリンダ室47を形成するシリンダ42、仕切板43及び仕切板153と、偏心部52及びローラ54とを備えている。また、圧縮機構部151は、シリンダ室154を形成するシリンダ152、仕切板153及び副軸受45と、偏心部161及びローラ162とを備えている。
副軸受45に形成された凹部83と、凹部83内に設けられた吐出孔86及び弁部材87を備えた吐出弁機構85とが、シリンダ室154の内外の連通を開閉制御する圧縮機構部151に用いられている。
仕切板43は、二枚の分割板165,166により形成されている。シリンダ42に当接する分割板165には、凹部171が形成されている。凹部171は、シリンダ42とは反対側に形成されている。凹部171内には、吐出弁機構85と同様の、吐出孔172及び弁部材173を備えた吐出弁機構174が設けられている。凹部171及び吐出弁機構174は、シリンダ室47の内外の連通を開閉制御する圧縮機構部34に用いられている。
このように構成された圧縮機2においては、回転軸31が回転すると、偏心部51,52,161及びローラ53,54,162が各シリンダ室46,47,154内で偏心回転する。これにより、シリンダ室46,47,154内に気体冷媒が取り込まれるとともに、それぞれのシリンダ室46,47,154内に取り込まれた気体冷媒が圧縮される。シリンダ室46,47,154においてそれぞれ圧縮された気体冷媒は、対応する弁部材77,87,173を弾性変形させながら、対応する吐出孔76,86,172を介して密閉容器35内に向けて吐出される。弁部材77,87,173は、気体冷媒の吐出後に復元変形して、弁部材77,87,173に対応する吐出孔76,86,172を閉塞する。吐出孔76,86,172が閉塞されると、対応するシリンダ室46,47,154と密閉容器35内との連通が再び遮断される。そして、上述した動作が繰り返されることで、圧縮機構部33,34,151において気体冷媒の圧縮が繰り返される。
第2の実施形態では、上記のように下側の圧縮機構部に連通する吸入管22が下側2組の圧縮機構部34,151に共有の吸入管となっている。このため、取付管101及び貫通穴103と、取付管102及び貫通穴104との中心間距離P2が第1の実施形態よりも長くなっている。これに合わせて、吸入管22の一端円筒部141の長さが第1の実施形態も長くなっている。それ以外の中心間距離P1、曲率半径R1,R2は第1の実施形態と同様となっており、P2>R2−R1>P1の関係は維持されている。
第2の実施形態では、吸入管21の流路断面積をA1とし、吸入管22の流路断面積をA2とすると、2>A2/A1>1.6となっている。
上記のように、第2の実施形態では、下側の圧縮機構部に連通する吸入管22が下側2組の圧縮機構部34,151に共有の吸入管となっている。このため、3組の圧縮機構部33,34,151に対して、2本の吸入管21,22で済むことになり、吸入管の数を削減できる。よって、省スペース化、低コスト化が図れる。
また、吸入管21の流路断面積をA1とし、吸入管22の流路断面積をA2とすると、2>A2/A1>1.6となっている。2>A2/A1となっていることで、流路断面積A2が、流路断面積A1を圧縮機構部34,151の数と同じ2本分とする場合よりも小さくなる。このため、特に、アキュムレータ12の水平方向の断面積内に占める吸入管21,22の断面積が減少する。よって、アキュムレータ12内の容量を確保しつつ、アキュムレータ12の小型化が図れる。また、A2/A1>1.6となっていることで、流路断面積A1の吸入管を3本用いる場合と比べて、損失が同等以下となり、効率向上の効果が得られる。
ここで、3組の圧縮機構部の排除容積を略同一とし、3組の圧縮機構部の吸込タイミングを略等間隔とすることで、トルク変動を低減し、低振動化・低騒音化を図ることができる。図5は、このように3組の圧縮機構部の排除容積が略同一で吸込タイミングが略等間隔である場合の、流路断面積比率(A2/A1)に対する、吸入管における吸込損失比率(L2/L1)を示す。L1は、流路断面積A1の3本の吸入管で3組の圧縮機構部に個別に冷媒を供給する場合の吸込損失である。L2は、第2の実施形態のように流路断面積A1,A2の2本の吸入管で3組の圧縮機構部に個別に冷媒を供給する場合の吸込損失である。図5から明らかなように、A2/A1>1.6とすることによって、流路断面積A1の3本の吸入管で冷媒を供給する場合と比べて吸込損失比率が同等以下となる。その結果、効率向上の効果が得られることがわかる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態を主に図6及び図7を参照して第1の実施形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1の実施形態と対応する部位については、同一称呼、同一の符号で表す。第3の実施形態の構成を第2の実施形態に適用しても良い。
図6に示すように、第3の実施形態では、アキュムレータ12から圧縮機本体11に冷媒を供給するすべての吸入管21,22が、流路断面積を拡大させる空間ボリューム181,182を備えている。空間ボリューム181,182はアキュムレータ12内に配置されている。具体的に、吸入管21には、内部管体111に、空間ボリューム181が設けられている。空間ボリューム181は、内部管体111の内外径が部分的に大きくされた内部管体であり、上流側及び下流側よりも空間ボリューム181の流路断面積が大きい。また、吸入管22には、内部管体131に、空間ボリューム182が設けられている。空間ボリューム182は、内部管体131の内外径が部分的に大きくされた内部管体であり、上流側及び下流側よりも空間ボリューム182の流路断面積が大きい。
空間ボリューム181,182は、互いに干渉しないように高さ位置をずらしている。
具体的に、上側の圧縮機構部33に接続される吸入管21の空間ボリューム181を上側に、下側の圧縮機構部34に接続される吸入管22の空間ボリューム182を空間ボリューム181よりも下側に配置している。空間ボリューム181は、吸入管21の内部管体111の固定部材115よりも上側の上部開口部近傍に形成されている。空間ボリューム182は、吸入管22の内部管体131の固定部材115よりも下側に形成されている。
吸入管21の空間ボリューム181から圧縮機構部33までの流路長さと、吸入管22の空間ボリューム182から圧縮機構部34までの流路長さとが同等になっている。
上記のように、第3の実施形態では、すべての吸入管21,22が、流路断面積を拡大させる空間ボリューム181,182をアキュムレータ12内に備えている。空間ボリューム181,182を設けることにより、過給効果が得られる共鳴周波数に関係する吸入管21、22の長さが、実質的に空間ボリューム181から圧縮機構部33までの流路長さと、空間ボリューム182から圧縮機構部34までの流路長さになる。これにより、アキュムレータ12の容量を確保しつつ、複数の圧縮機構部33,34に連通する吸入管21,22の共鳴周波数を、過給効果が必要となる運転周波数に容易に合わせることができる。よって、過給効果による能力アップを利用することができる。したがって、圧縮機2の小型化及び大能力化を図れる。また、空間ボリューム181,182の内外は常に吸込圧力下で圧力変動も少ないため、空間ボリューム181,182の耐圧や強度を考慮しなくても済む。よって低コストで製造性の高い圧縮機2が得られる。
また、吸入管21の空間ボリューム181から圧縮機構部33までの流路長さ(過給有効長さ)及び吸入管22の空間ボリューム182から圧縮機構部34までの流路長さ(過給有効長さ)のそれぞれの調整の自由度が高くなる。例えば、図6及び図7に示すように、空間ボリューム181,182の位置を変更することができる。図6では、空間ボリューム181を内部管体111の固定部材115よりも上側に、空間ボリューム182を内部管体131の固定部材115よりも下側に形成している。これにより、吸入管21,22で同等の過給有効長さとしつつ過給有効長さを長くしている。図7では、空間ボリューム181,182の両方を内部管体111,131の固定部材115よりも下側に形成している。これにより、吸入管21,22で同等の過給有効長さとしつつ過給有効長さを短くしている。このようにして、過給のピークを変更することができる。
また、空間ボリューム181,182は、互いに高さ位置をずらしている。このため、アキュムレータ12を大型化することなく、アキュムレータ12内の限られたスペースにおいて空間ボリューム181,182の容積を確保することができる。
また、上側の圧縮機構部33に接続される吸入管21の空間ボリューム181を上側に、下側の圧縮機構部34に接続される吸入管22の空間ボリューム182を下側に配置している。このため、吸入管21の空間ボリューム181から圧縮機構部33までの流路長さと、吸入管22の空間ボリューム182から圧縮機構部34までの流路長さとの差を小さく抑えることができる。これにより、上記のように吸入管21の空間ボリューム181から圧縮機構部33までの流路長さ(過給有効長さ)と、吸入管22の空間ボリューム182から圧縮機構部34までの流路長さ(過給有効長さ)とを同等にすることが容易にできる。つまり、吸入管21,22の過給有効長さの差を小さくすることが容易にできる。
よって、各吸入管21,22の共鳴周波数を接近させることができ、過給効果による能力アップ量を増大することができる。
吸入管21,22系の共鳴周波数f[Hz]と運転周波数とを一致させ、過給効果を利用することにより、圧縮機2の能力拡大を図ることができる。吸入管21,22系の共鳴周波数f[Hz]は、以下の式で表される。
f=(2m−1)C/4(L+V/A)
ただし、m=1,2,3,…である。
また、Cは冷媒の音速[m/s]、Lは吸入管の長さ[m]である。
また、Vは排除容積[m]、Aは吸入管の流路断面積[m]である。
上記各実施形態では、圧縮機の圧縮機構部がシリンダ内でローラを偏心回転させる回転式圧縮機構部について説明した。しかし、複数の圧縮機構部が上下に間隔をあけて配置される圧縮機構部であれば、圧縮機構部の形態は問わない。例えば、ピストンを往復動させるレシプロ式の圧縮機構部であってもよい。また、例えば、一対の同一形状の渦巻体を相対的に円運動させるスクロール式の圧縮機構部であってもよい。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、複数の吸入管21,22の下部貫通部125,145の中心間距離をP1とする。複数の吸入管21,22の側部貫通部126,146の中心間距離をP2とする。湾曲部122の中心線O3の曲率半径をR1とする。湾曲部142の中心線O5の曲率半径をR2とする。すると、これらの関係が、P2>R2−R1>P1となっている。このため、吸入管22の曲率半径を大きくすることができる。これにより、圧縮機本体11からの距離が遠い位置にある吸入管22の剛性を高めることができる。よって、複数の吸入管21,22の総合的な剛性を効果的に高めることができる。したがって、圧縮機本体11及び吸入管21,22によるアキュムレータ12の支持剛性を効果的に高めることができる。このため、圧縮機本体11を振動源とするアキュムレータ12の振動変位量を効果的に抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

Claims (5)

  1. 上下に配置される複数の圧縮機構部を備える圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体の側方に配置されるアキュムレータと、
    前記アキュムレータと前記複数の圧縮機構部の吸入口とを繋ぐ複数の吸入管と、を備え、
    前記複数の吸入管は、それぞれが、
    前記アキュムレータの下部を貫通する下部貫通部と、
    前記下部貫通部の下側で前記圧縮機本体に向けて湾曲する湾曲部と、
    前記湾曲部に対して前記下部貫通部とは反対側にあって前記圧縮機本体の側部を貫通する側部貫通部と、を備え、
    上側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記下部貫通部が、下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記下部貫通部よりも前記圧縮機本体に近く配置され、
    前記複数の吸入管の前記下部貫通部の中心間距離をP1とし、
    前記複数の吸入管の前記側部貫通部の中心間距離をP2とし、
    上側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記湾曲部における中心線の曲率半径をR1とし、
    下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の前記湾曲部における中心線の曲率半径をR2とすると、
    P2>R2−R1>P1となっており、
    前記圧縮機構部を3組備え、下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管が下側2組の前記圧縮機構部に共有の吸入管である圧縮機。
  2. 下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の肉厚が、上側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の肉厚よりも大きい請求項1記載の圧縮機。
  3. 下側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の外径が、上側の前記圧縮機構部に連通する前記吸入管の外径よりも大きい請求項1または2記載の圧縮機。
  4. 前記複数の吸入管のすべてが、流路断面積を拡大させる空間ボリュームを前記アキュムレータ内に備えている請求項1からのいずれか一項記載の圧縮機。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の圧縮機と、
    前記圧縮機に接続された凝縮器と、
    前記凝縮器に接続された膨張装置と、
    前記膨張装置と前記圧縮機との間に接続された蒸発器と、
    を備える冷凍サイクル装置。
JP2016535841A 2014-07-25 2015-06-11 圧縮機及び冷凍サイクル装置 Active JP6275848B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014152071 2014-07-25
JP2014152071 2014-07-25
PCT/JP2015/066930 WO2016013322A1 (ja) 2014-07-25 2015-06-11 圧縮機及び冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016013322A1 JPWO2016013322A1 (ja) 2017-04-27
JP6275848B2 true JP6275848B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=55162858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016535841A Active JP6275848B2 (ja) 2014-07-25 2015-06-11 圧縮機及び冷凍サイクル装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6275848B2 (ja)
CN (1) CN106415015B (ja)
WO (1) WO2016013322A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019142408A1 (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 東芝キヤリア株式会社 圧縮機および冷凍サイクル装置
JP7223778B2 (ja) 2019-01-28 2023-02-16 東芝キヤリア株式会社 圧縮機および冷凍サイクル装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03260393A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Daikin Ind Ltd ロータリ圧縮機の過給装置
JP2001099083A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 2気筒ロータリ圧縮機
JP2006194184A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧縮機
JP4877054B2 (ja) * 2007-04-27 2012-02-15 株式会社富士通ゼネラル ロータリ圧縮機
JP4991483B2 (ja) * 2007-10-29 2012-08-01 日立アプライアンス株式会社 ロータリ圧縮機
JP5321551B2 (ja) * 2010-08-04 2013-10-23 株式会社富士通ゼネラル ロータリ圧縮機
CN201908838U (zh) * 2011-01-18 2011-07-27 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 压缩机及具有该压缩机的空调器
JP6037563B2 (ja) * 2013-03-22 2016-12-07 東芝キヤリア株式会社 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016013322A1 (ja) 2017-04-27
CN106415015B (zh) 2018-09-18
CN106415015A (zh) 2017-02-15
WO2016013322A1 (ja) 2016-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105793570B (zh) 压缩机
US9163622B2 (en) Discharge muffler and two-stage compressor including the same
JP6037563B2 (ja) 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP6275848B2 (ja) 圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP2012255370A (ja) 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP6041721B2 (ja) 多気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP6419186B2 (ja) 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
KR20140006100A (ko) 밀폐형 압축기 및 냉동 사이클 장치
JP2012215158A (ja) 圧縮機及びこの圧縮機を搭載した冷凍サイクル装置
JP6176782B2 (ja) 多段圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP2006097549A (ja) 圧縮機
JP2015143511A (ja) 密閉型圧縮機
JP6758412B2 (ja) 回転式圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2003166472A (ja) 圧縮機
US11971201B2 (en) Compressor and refrigeration cycle device
JP2003161280A (ja) 回転式圧縮機
JP6454177B2 (ja) 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP6404142B2 (ja) 圧縮機及び冷凍サイクル装置
CN110520625B (zh) 密闭型压缩机以及制冷循环装置
JP4948557B2 (ja) 多段圧縮機および冷凍空調装置
JP2020070748A (ja) 回転式圧縮機
JP2019138484A (ja) 多気筒回転式圧縮機と多気筒回転式圧縮機を用いた冷凍サイクル装置
JP2015055237A (ja) 回転式圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2007092738A (ja) 圧縮機
JP2020118053A (ja) 回転式圧縮機および冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275848

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150