JP6035889B2 - 電子部品内蔵カード、アッセンブリ - Google Patents
電子部品内蔵カード、アッセンブリ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6035889B2 JP6035889B2 JP2012134690A JP2012134690A JP6035889B2 JP 6035889 B2 JP6035889 B2 JP 6035889B2 JP 2012134690 A JP2012134690 A JP 2012134690A JP 2012134690 A JP2012134690 A JP 2012134690A JP 6035889 B2 JP6035889 B2 JP 6035889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dome
- cover
- card
- electric board
- dome switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
このため、従来のICカードは、カード面から押下してスイッチ部を操作する場合に、良好なクリック感を得られなかった。
・第2の発明は、電子部品(12等)が配置された電気基板(11)が内蔵された電子部品内蔵カードであって、前記電気基板上に配置され、下ドーム(532)及び上ドーム(533)が積層され、層間の一部を接着部(534)で接着されて一体的に形成されたドームスイッチ(531)と、前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバー(40)と、前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層(21)との間を接着する接着層(534)と、前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部(41a)と、前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部(42)とを備えること、を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第3の発明は、第1又は第2の発明の電子部品内蔵カードにおいて、前記カバー−電気基板間接着部(42,242,442)は、前記ドームスイッチを囲うように配置され、内部空間(42a)を有する枠体であること、を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、前記カバー−ドーム間接着部(241a)は、前記上ドーム(33)の頂点部に孔部を有する枠状であること、を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第5の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、前記カバー−ドーム間接着部(241a)は、前記上ドームの頂点部(33)を避けて、配置されていること、を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第7の発明は、電子部品(12等)が配置された電気基板(11)を備え、電子部品内蔵カードに内蔵されるアッセンブリであって、前記電気基板上に配置され、下ドーム(532)及び上ドーム(533)が積層され、層間の一部を接着部(534)で接着されて一体的に形成されたドームスイッチ(531)と、前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバー(40)と、前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部(41a)と、前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部(42)とを備えること、を特徴とするアッセンブリである。
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
実施形態では、表示部12の表示面の法線方向を上下方向Zにして、電子モジュール10等を見た図を、平面図という。また、平面図において、表示部12の表示が正位置になるように電子モジュール10等を見たときの左右方向をX、縦方向をYという。また、平面図における形状を、適宜平面形状という。なお、各図面において、上下方向Z(厚み方向)等の構成等は、明確に図示するために、適宜大きさを誇張する。
最初に、カード20に内蔵される電子モジュール10について説明する。
図1は、第1実施形態の電子モジュール10の平面図、側面図、カード20の外観図である。
図1(a1)は、電子モジュール10の平面図である。
図1(a2)は、電子モジュール10の断面図(図1(a1)のa2−a2部断面図)である。
図1(b1)は、カード20の内部構成を示す平面図である。
図1(b2)は、カード20の断面図(図1(b1)のb2−b2部断面図)である。
電子モジュール10は、電気基板11、表示部12、ボタン部30、電池14、ICチップ15を備える。
電気基板11は、リジッド又はフレキシブルタイプのプリント配線基板である。本実施形態では、電気基板11は、ポリイミドから形成されるフレキシブルタイプである。電気基板11の厚みは、例えば厚さ100μm程度である。電気基板11には、表示部12、ボタン部30が実装され、また、電池14が接続端子14aによって接続及び固定されている。
ボタン部30は、認証パスワードを生成する場合に、利用者が操作する押しボタンである。ボタン部30は、操作情報をICチップ15に出力する。ボタン部30の詳細は、後述する。
ICチップ15は、電子モジュール10を制御する制御装置である。ICチップ15は、電池14から電力を供給されて駆動する。ICチップ15は、電子モジュール10の処理を制御する制御プログラム等を記憶した記憶装置(図示せず)を備える。
利用者によってボタン部30が操作されると、ICチップ15は、ボタン部30の出力に基づいて、認証パスワードを生成する。ICチップ15は、表示部12を駆動して、この認証パスワードを表示する。
カード20は、上シート21(上層)、下シート22(下層)、中基材23、接着層24、前述した電子モジュール10を備える。
窓部21aは、印刷層21bが設けられていない領域である。窓部21aは、表示部12に対応する位置に設けられている。このため、利用者は、窓部21aを通して、表示部12の表示内容を視認できる。
一方、印刷層21bが設けられている領域では、印刷層21bによりカード20内部が隠蔽される。これにより、電子モジュール10等の構造が、外部から視認できないようになっている。
図2は、第1実施形態のボタン部30近傍の構成を説明する図である。
図2(a)は、ボタン部30近傍の平面図(図2(b)のa−a部断面図)である。
図2(b)は、ボタン部30近傍の断面図(図1(b2)の矢印2b部拡大図)である。
ボタン部30は、ドームスイッチ31、カバー40、接着層41、外接着部42(カバー−電気基板間接着部)を備える。
ドームスイッチ31は、導電性を有する金属により形成された、いわゆるメタルドームのスイッチである。ドームスイッチ31は、ドーム状に形成され、外周部全周につば部31cが形成されたような形状である。
ドームスイッチ31は、下ドーム32、上ドーム33、連結部34を備える。
下ドーム32、上ドーム33は、この順番で下側Z1から順に積層されている。下ドーム32、上ドーム33は、プレス成型等によって、一体的に形成されている。下ドーム32、上ドーム33は、同一の形状又はほぼ同一の形状である。下ドーム32、上ドーム33は、それぞれ、ドーム形状のドーム部の周囲につば部31cが設けられたような形状である。なお、上ドーム33は、下ドーム32よりも若干大き目に形成した方が、下ドーム32上に積層しやすい。
連結部34は、下ドーム32、上ドーム33を連結する部分である。連結部34は、つば部31cの一部を連結した形態である。
カバー40は、柔軟な材料により形成されており、その剛性が、ドームスイッチ31に比較すると、十分に小さいものを用いる。これは、ボタン部30の操作力への影響を小さくするためである。
接着層41は、ドームスイッチ31を接着し、保持するための接着部である。接着層41は、上ドーム33の頂点部及びその近傍の領域が接着される。つまり、接着層41のうちこの領域の接着部41a(カバー−ドーム間接着部)が、上ドーム33及びカバー40間を接着する。
外接着部42の形状は、内部に空間42aを有する枠体である。外接着部42は、ドームスイッチ31よりも外側に配置され、ドームスイッチ31を囲うように配置されている。平面形状において、外接着部42の外形は、カバー40と同等である。空間42aには、接着層24が充填されていない。
このような状態でも、ドームスイッチ31は、カバー40に接着しているので、空間42a内で自由に移動することはない。このため、ボタン操作毎のクリック感は、ばらつきが小さく安定する。
図3(a)は、上シート21上面のボタン対応領域21cが押圧されて、上シート21、接着層24、カバー40、ドームスイッチ31が変形する状態を示す断面図である。
図3(b)は、ボタン部30のクリック時の状態を示す断面図である。
図3(c)は、ドームスイッチ31、カバー40の変形を説明する拡大図(図3(b)の矢印c部拡大図)である。
図4は、比較例のボタン部130の動作を説明する断面図である。
この場合、以下のような理由により、本実施形態のボタン部30は、比較例のボタン部130よりも良好なクリック感を得られることを期待できる。
(2)上ドーム33上面は、その一部のみが接着部41aを介して、カバー40に接着されている。このため、上ドーム33は、接着部41a以外の領域では、接着層24に対して、面方向(図3(c)に示す矢印C参照)及び下方向に、ある程度自由に変形できる。
(3)つば部31cは、接着層24等に対して固定されておらず自由に変形でき、また、電気基板11に対しても直接固定されない形態である。このため、ドームスイッチ31は、変形時には、電気基板11の拘束が小さい。さらに、つば部31cは、ドームスイッチ31の変形にともない、電気基板11から反り上がるように容易に変形できる(図示は省略する)。
このように、本実施形態のドームスイッチ31は、接着層等による変形時の拘束が低減されるので、設計の設定に近いクリック感を得られる。
このため、ドームスイッチ131の上面全面が、カバー140の接着部141に接着している。そのため、ドームスイッチ131は、変形時には、カバー140の拘束が大きく、カバー140に対して自由に変形することができないため、接着層124の拘束が大きくなってしまう。
さらに、ドームスイッチ131のつば部131c周囲は、カバー140及び接着部141によって、電気基板111に対して固定されている。このため、ドームスイッチ131は、変形時には、電気基板111の拘束が大きくなってしまう。
これにより、比較例のドームスイッチ131は、変形が拘束されることにより、クリック感が、設計の設定とは大きく異なってしまう。
図5は、第1実施形態のドームスイッチ31単体の断面図、ドームスイッチ31の電気基板11への取り付けを説明する断面図である。
図6は、第1実施形態のカード製造工程を説明する断面図である。
カード20の製造は、製造機械、作業者等が以下の工程に従って行なう。以下、簡略して1枚のカード20を製造する場合を説明するが、実際のカード製造は、多面付けにより行なう。
(1)ドーム密着工程
図5(a)に示すように、ドームスイッチ31は、最初は、下ドーム32及び上ドーム33間が開いた状態である。下ドーム32及び上ドーム33を曲げ加工して密着させる加工は、作業者が工具を用いて加工してもよいし、専用の治具を用いてもよく、また、ドームスイッチ31を製造するプレス加工時に、一連のプレス工程内で行ってもよい。
(2)ドーム貼り付け工程
図5(b)に示すように、下ドーム32及び上ドーム33間を密着させた状態のドームスイッチ31を、カバー40下面の接着部に接着する。
外接着部42は、ドームスイッチ31の接着前に、カバー40下面に予め接着しておいてもよいし、又はドームスイッチ31を接着後に、カバー40下面に接着してもよい。
これにより、ドームスイッチ31、カバー40、外接着部42を予め接着して一体にした前加工品50が製造できる。
図5(b)に示すように、一体にした前加工品50を、これを電気基板11に配置する(図2(b)参照)。このように前加工品50にすることで、ドームスイッチ31を電気基板11上に配置する作業が簡単である。
なお、ドームスイッチ31及びカバー40のみを、一体にしておいてもよい。この場合には、外接着部42を電気基板11上に予め接着しておき、これに、ドームスイッチ31及びカバー40を接着すればよい。
これにより、表示部12等が実装された電気基板11と、ドームスイッチ31、カバー40、外接着部42とからなるアッセンブリが製造される(図1(a)参照)。
図1(b)に示すように、電子モジュール10を、数枚のテープ11bを用いて、中基材23に仮固定する。
(5)ラミネート工程
図6(a)に示すように、上シート21と電子モジュール10及び中基材23との間に、接着層24に形成される接着材24aを充填し、同様に、下シート22と電子モジュール10及び中基材23との間に、接着材24aを充填した積層体20aを形成する。この接着材24aには、充填可能な程度に、粘性が低い液状のものを用いる。
そして、この積層体20aを、ローラ60a,60b間を通して、所定の厚さにするとともに、余分な接着材24aを外部に排出する。
なお、空間42aは、接着材等により密閉されているので、ラミネート工程における接着材24aの流入が抑制される。
(6)加圧保持工程(エージング)
図6(b)に示すように、上シート21及び下シート22をプレス板61a,62bで加圧して、積層体20aが変形しない程度に接着材24aが固着するまでの時間、保持する。
この加圧保持工程において、外接着部42は、ボタン部30にかかる圧力の大部分を受け止める。このため、外接着部42の内部の空間42aが維持され、ドームスイッチ31は、電気基板11から浮いた状態を維持でき、変形を抑制できる。
プレス板61a,62bを駆動して、積層体20aを圧力から解放する。この場合、上記(6)での工程において、ドームスイッチ31は、変形を抑制できているので、積層体20aを解放した場合、復元しようとすることはない。
このため、本実施形態の積層体20a(カード20)は、表面を平滑にでき、外観を向上できる。また、カード20は、例えば、携行時に他のカードに積層された場合に、不用意なボタン操作を抑制できる。
その後、積層体20aは、カード外形で形打ち抜き加工され、最終形態であるカード20が製造される。
このため、比較例のカードは、外観が低下してしまう。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の各実施形態の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図7は、第2実施形態のボタン部230近傍の構成を説明する図である(図2に相当する図)。
第2実施形態のボタン部230は、上ドーム33及びカバー40間を接着する接着部241a(カバー−ドーム間接着部)を備える。つまり、第2実施形態では、カバー40下面の接着層は、全面ではなく一部のみである。
接着部241aの平面形状は、円環状(枠状)である。接着部241aの中心は、ドームスイッチ31の中心に一致している。このため、ドームスイッチ31の頂点部には、接着部241aの孔部が配置され、接着材が配置されないようになっている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図8は、第3実施形態のボタン部330近傍の構成を説明する図である。
図8(a)は、接着部341a、外接着部342等の配置を説明する平面図である。
図8(b)は、ボタン部330近傍の断面図である。
カバー340の下面全面には、接着層341が設けられている。
接着部341aは、接着層341のうち、上ドーム33及び340間に配置された部分により形成され、これら間を接着する。
外接着部342は、接着層341のうち、ドームスイッチ31よりも外側の部分であって、電気基板11及びカバー340間に配置された部分により形成され、これら間を接着する。
つまり、接着部341a、外接着部342は、同一の接着層341により形成される。このため、外接着部342は、第1実施形態よりも、厚さが十分に小さい。また、ボタン部330は、前述した実施形態のような空間42a(図2(b)等参照)を有さない。
これにより、ボタン部330は、良好なクリック感を得られるとともに、カード厚みをさらに低減できる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図9は、第4実施形態のボタン部430近傍の構成を説明する図である(図2に相当する図)。
第4実施形態では、外接着部442の厚さを、第1実施形態から変更した。
外接着部442の厚みは、ドームスイッチ31の厚みL1よりも、若干小さい。このため、ボタン操作されていない状態であっても、カバー440のうちドームスイッチ31の頂点部を含む接着部441aの領域が、接着層24側に突出するように湾曲している。
この場合でも、カード製造後には、カード上面が十分に平滑にできることを、期待できる。外接着部442は、厚みが小さくても、カード製造工程内の加圧時において、ドームスイッチ31にかかる圧力を、ある程度低減できるためである。
なお、その他の機能、効果は、第1実施形態と同様である。
また、第2実施形態も本実施形態と同様に、外接着部242の厚みを小さくしてもよい。この場合にも、本実施形態と同様な効果を期待できる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図10は、第5実施形態のボタン部530近傍の構成を説明する図である(図2に相当する図)。
ドームスイッチ531は、下ドーム532、上ドーム533が連結部34(図2参照)ではなく、下ドーム532、上ドーム533間に設けられた接着部534によって、一体に形成される。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
接着部534は、下ドーム532、上ドーム533間を接着できればいずれの形態でもよい。接着部534は、粘着テープ、接着材等を用いることができる。接着部534は、下ドーム532、上ドーム533間の全面ではなく、一部の領域のみに設けられる。
このため、下ドーム532は、上ドーム533に対して、この接着領域のみが拘束される。そのため、下ドーム532は、上ドーム533に対して、ある程度自由に変形できる。
これにより、第1実施形態と同様に、良好なクリック感を得ることができる。その他の効果についても、第1実施形態と同様である。
上ドーム533、下ドーム532を同一の部材にした場合には、製造時における部品管理が簡単である。
一方、上ドーム533、下ドーム532を異なる部材にした場合には、例えば、上ドーム533を樹脂等により形成することにより、上ドーム533の剛性を小さくすることができる。これにより、上ドーム533が操作力に与える影響を低減できるので、クリック感をより向上できる。
また、本実施形態も第2から第4実施形態と同様に変形できる。この場合には、これら各実施形態に対応した効果を奏する。
(1)本実施形態において、カードは、電子部品として表示部を備えるディスプレイカードである例を示したが、これに限定されない。カードは、ドームスイッチ、電子部品を備えるものであればいずれの形態でもよい。例えば、カードは、ドームスイッチの他に電子部品としてLEDを備え発光するものであったり、ドームスイッチの他に電子部品として薄型のスピーカ(音声出力部)を備え音声を出力するものでもよい。
11 電気基板
20 カード
21 上シート
22 下シート
24 接着層
30,230,330,430,530 ボタン部
31,531 ドームスイッチ
32,532 下ドーム
32a スイッチ可動部
33,533 上ドーム
34 連結部
40,340,440 カバー
41 接着層
41a,241a,341a,441a 接着部
42,242,342,442 外接着部
534 接着部
Claims (9)
- 電子部品が配置された電気基板が内蔵された電子部品内蔵カードであって、
前記電気基板上に配置され、下ドーム及び上ドームが積層され、外周部の一部で連結されて一体的に形成されたドームスイッチと、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層との間を接着する接着層と、
前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備えること、
を特徴とする電子部品内蔵カード。 - 電子部品が配置された電気基板が内蔵された電子部品内蔵カードであって、
前記電気基板上に配置され、下ドーム及び上ドームが積層され、層間の一部を接着部で接着されて一体的に形成されたドームスイッチと、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層との間を接着する接着層と、
前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備え、
前記ドームスイッチのつば部は、前記電気基板に対して直接固定されていないこと、
を特徴とする電子部品内蔵カード。 - 電子部品が配置された電気基板が内蔵された電子部品内蔵カードであって、
前記電気基板上に配置され、下ドーム及び上ドームが積層され、前記下ドームと前記上ドームとの間の一部を接着部で接着されて一体的に形成されたドームスイッチと、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層との間を接着する接着層と、
前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備え、
前記下ドームと前記上ドームとの間の一部の接着部は、前記ドームスイッチの頂点部に設けられていること、
を特徴とする電子部品内蔵カード。 - 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−電気基板間接着部は、前記ドームスイッチを囲うように配置され、内部空間を有する枠体であること、
を特徴とする電子部品内蔵カード。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−ドーム間接着部は、前記上ドームの頂点部に孔部を有する枠状であること、
を特徴とする電子部品内蔵カード。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−ドーム間接着部は、前記上ドームの頂点部を避けて、配置されていること、
を特徴とする電子部品内蔵カード。 - 電子部品が配置された電気基板を備え、電子部品内蔵カードに内蔵されるアッセンブリであって、
前記電気基板上に配置され、下ドーム及び上ドームが積層され、外周部の一部で連結されて一体的に形成されたドームスイッチと、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備えること、
を特徴とするアッセンブリ。 - 電子部品が配置された電気基板を備え、電子部品内蔵カードに内蔵されるアッセンブリであって、
前記電気基板上に配置され、下ドーム及び上ドームが積層され、層間の一部を接着部で接着されて一体的に形成されたドームスイッチと、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備え、
前記ドームスイッチのつば部は、前記電気基板に対して直接固定されていないこと、
を特徴とするアッセンブリ。 - 電子部品が配置された電気基板を備え、電子部品内蔵カードに内蔵されるアッセンブリであって、
前記電気基板上に配置され、下ドーム及び上ドームが積層され、前記下ドームと前記上ドームとの間の一部を接着部で接着されて一体的に形成されたドームスイッチと、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
前記カバーと、前記上ドーム上面とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
前記ドームスイッチよりも外側の領域で、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備え、
前記下ドームと前記上ドームとの間の一部の接着部は、前記ドームスイッチの頂点部に設けられていること、
を特徴とするアッセンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012134690A JP6035889B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012134690A JP6035889B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013257814A JP2013257814A (ja) | 2013-12-26 |
JP6035889B2 true JP6035889B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=49954177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012134690A Active JP6035889B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6035889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6003362B2 (ja) * | 2012-08-02 | 2016-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3988203B2 (ja) * | 1996-10-22 | 2007-10-10 | 松下電器産業株式会社 | パネルスイッチ用可動接点体 |
JP2001035305A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | ドーム型スイッチの空気逃げ構造 |
JP2006012497A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Fujikura Ltd | 高荷重キードームシート及び電子機器 |
JP2006216290A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 可動接点体及びそれを用いて構成したパネルスイッチ |
US7378609B1 (en) * | 2006-05-10 | 2008-05-27 | John Fedorjaka | Metal dome switch assembly with enhanced snap ratio |
JP4442648B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2010-03-31 | ミツミ電機株式会社 | パネルスイッチの製造方法及びパネルスイッチ |
JP2009054448A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Toppan Forms Co Ltd | Icカード |
JP5178567B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2013-04-10 | トッパン・フォームズ株式会社 | Icカードおよびその製造方法 |
JP5563944B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-07-30 | トッパン・フォームズ株式会社 | 情報媒体 |
-
2012
- 2012-06-14 JP JP2012134690A patent/JP6035889B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013257814A (ja) | 2013-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9656505B2 (en) | Card with built-in electronic component | |
JP5644980B2 (ja) | 電子部品内蔵カード | |
US20160141248A1 (en) | Chip card module arrangement, chip card arrangement and method for producing a chip card arrangement | |
US20110163975A1 (en) | Touch screen structure | |
KR101828407B1 (ko) | 전자카드의 제조방법 | |
JP6003362B2 (ja) | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ | |
JP6035889B2 (ja) | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ | |
US20130308290A1 (en) | Touch panel with single plate and manufacturing method thereof | |
JP5888367B2 (ja) | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ | |
JP5561314B2 (ja) | 電子部品内蔵カード、アッセンブリ | |
KR20180020499A (ko) | 지문인식 전자카드의 제조방법 | |
JP2015099499A (ja) | 操作パネル及び操作装置 | |
TWI578361B (zh) | 按鍵結構及輸入裝置 | |
CN107341450B (zh) | 指纹识别模组的制作方法及输入组件的制作方法 | |
JP2013254383A (ja) | 電子モジュール内蔵カード | |
JP5853509B2 (ja) | 枠体付電子部品、枠体付電子部品の製造方法、カードの製造方法、カード | |
JP6233089B2 (ja) | カード | |
JP4085790B2 (ja) | Icカードの製造方法 | |
JP5870564B2 (ja) | 電子部品一体シートの製造方法、カードの製造方法、電子部品一体シート、カード | |
JP5556865B2 (ja) | カード、カード製造方法 | |
JPH07179088A (ja) | Icカード及びその製造方法 | |
KR102204765B1 (ko) | 지문 센서와 버튼 조합들 및 그 제조 방법들 | |
JPWO2020241166A1 (ja) | ラミネート型通信デバイス用の不可逆スイッチ、及びそれを用いたラミネート型通信デバイス | |
US20180101717A1 (en) | Method for assembling fingerprint identification module | |
WO2008004375A1 (fr) | Dispositif électronique portable |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6035889 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |