JP5644980B2 - 電子部品内蔵カード - Google Patents

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Description

本発明は、ドームスイッチを内蔵した電子部品内蔵カーに関する。
従来、スイッチ部、表示部を備え、ワンタイムパスワードを表示したり、ICチップに記録された内容を確認できるICカードがあった(例えば、特許文献1)。このタイプのICカードは、電気基板上のスイッチ部と、カード面のカバー材である樹脂フィルム層との間に粘着剤層が形成され、粘着剤層がスイッチ部に粘着している。
このため、従来のICカードは、カード面から押下してスイッチ部を操作する場合に、良好なクリック感を得られなかった。
特開2008−299783号公報
本発明は、ボタンのクリック感が良好な電子部品内蔵カーを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、
電子部品が配置された電気基板(11)を内蔵する電子部品内蔵カードであって、
前記電気基板上に配置され、ドーム部(31b)及び前記ドーム部の周囲の周縁部(31c)を有するドームスイッチ(31)と、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバー(40,340,440,540)と、
前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層(21)との間を接着する接着層(24)と、
前記カバーと、前記ドーム部上面の一部とを接着するカバー−ドーム間接着部(41,241,341,441,541)と、
前記ドームスイッチよりも外側に配置され、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部(42,342,442,542)とを備えること、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第2の発明は、
第1の発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記ドームスイッチ(31)の前記周縁部(31c)は、
スイッチ操作されていない状態では、前記電気基板(11)との間に隙間を有し、
スイッチ操作されている過程で、前記電気基板に向けて降下して、前記電気基板に接すること、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第3の発明は、
第1又は第2の発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−ドーム間接着部(41,241,341,441,541)の接着領域の外形は、前記ドーム部の外形よりも小さいこと、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第4の発明は、
第1から第3のいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記ドーム部は、前記ドーム部(31b)の外形から前記カバー−ドーム間接着部(41,241,341,441,541)の接着領域までの領域(A1)が拘束されていないこと、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−電気基板間接着部(42,342,542)は、前記ドームスイッチ(31)を囲うように配置され、内部空間(42a)を有する枠体であること、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−ドーム間接着部(41,441,541)は、前記ドームスイッチ(31)の頂点部に孔部を有する枠状であること、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第7の発明は、第1から第5のいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−ドーム間接着部(41,241,441,541)は、前記ドームスイッチ(31)の頂点部を避けて、配置されていること、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第8の発明は、第1から第5のいずれかの発明の電子部品内蔵カードにおいて、
前記カバー−ドーム間接着部(341)は、前記カバー(340)下面全面に設けられた接着部(341a)を枠状のシート(343,843)で覆い、前記接着部の一部を前記シートから露出させて形成されること、
を特徴とする電子部品内蔵カードである。
・第9の発明は、
電子部品(12等)が配置された電気基板(11)を備え、電子部品内蔵カード(20)に内蔵されるアッセンブリであって、
前記電気基板上に配置され、ドーム部(31b)及び前記ドーム部の周囲の周縁部(31c)を有するドームスイッチ(31)と、
前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバー(40,340,440,540)と、
前記カバーと、前記ドーム部上面の一部とを接着するカバー−ドーム間接着部(41,241,341,441,541)と、
前記ドームスイッチよりも外側に配置され、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部(42,342,442,542)とを備えること、
を特徴とするアッセンブリである。
本発明によれば、ボタンのクリック感が良好な電子部品内蔵カード、アッセンブリを提供できる。
第1実施形態の電子モジュール10の平面図、側面図、カード20の外観図である。 第1実施形態のボタン部30近傍の構成を説明する図である。 第1実施形態のボタン部30の動作を説明する断面図である。 比較例のボタン部130の動作を説明する断面図である。 第1実施形態のカード製造工程を説明する断面図である。 第2実施形態のボタン部230近傍の構成を説明する図である。 第3実施形態のボタン部330近傍の構成を説明する図である。 第4実施形態のボタン部430近傍の構成を説明する図である。 第5実施形態のボタン部530近傍の構成を説明する図である。 第6実施形態のボタン部630近傍の構成を説明する図である。 第7実施形態のボタン部730近傍の構成を説明する図である。 第8実施形態のボタン部830近傍の構成を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
実施形態では、表示部12の表示面の法線方向を上下方向Zにして、電子モジュール10等を見た図を、平面図という。また、平面図において、表示部12の表示が正位置になるように電子モジュール10等を見たときの左右方向をX、縦方向をYという。また、平面図における形状を、適宜平面形状という。なお、各図面において、上下方向Z(厚み方向)等の構成等は、明確に図示するために、適宜大きさを誇張する。
最初に、カード20に内蔵される電子モジュール10について説明する。
図1は、第1実施形態の電子モジュール10の平面図、側面図、カード20の外観図である。
図1(A1)は、電子モジュール10の平面図である。
図1(A2)は、電子モジュール10の断面図(図1(A1)のa2−a2部断面図)である。
図1(B1)は、カード20の内部構成を示す平面図である。
図1(B2)は、カード20の断面図(図1(B1)のb2−b2部断面図)である。
電子モジュール10は、カード20(電子部品内蔵カード)の使用毎に認証パスワード(いわゆるワンタイムパスワード)を生成する機能を有する。なお、電子モジュール10は、接触用端子、ループアンテナ等を設けて、外部機器(例えば、カードリーダ)との間で通信できるようにしてもよい。
電子モジュール10は、電気基板11、表示部12、ボタン部30、電池14、ICチップ15を備える。
電気基板11は、リジッド又はフレキシブルタイプのプリント配線基板である。本実施形態では、電気基板11は、ポリイミドから形成されるフレキシブルタイプである。電気基板11の厚みは、例えば厚さ100μm程度である。電気基板11には、表示部12、ボタン部30が実装され、また、電池14が接続端子14aによって接続及び固定されている。
表示部12は、認証パスワードを表示する表示装置である。表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ、電子ペーパディスプレイ等である。
ボタン部30は、認証パスワードを生成する場合に、利用者が操作する押しボタンである。ボタン部30は、操作情報をICチップ15に出力する。ボタン部30の詳細は、後述する。
電池14は、電子モジュール10の表示部12、ICチップ15等に電力を供給する部材である。
ICチップ15は、電子モジュール10を制御する制御装置である。ICチップ15は、電池14から電力を供給されて駆動する。ICチップ15は、電子モジュール10の処理を制御する制御プログラム等を記憶した記憶装置(図示せず)を備える。
利用者によってボタン部30が操作されると、ICチップ15は、ボタン部30の出力に基づいて、認証パスワードを生成する。ICチップ15は、表示部12を駆動して、この認証パスワードを表示する。
図1(B)に示すように、カード20は、電子モジュール10の認証パスワードを利用した認証式のカードであり、例えば、銀行のキャッシュカード、クレジットカード等である。
カード20は、上シート21(上層)、下シート22(下層)、中基材23、接着層24、前述した電子モジュール10を備える。
上シート21は、電気基板11よりも上側Z2に積層され、カード20の最上面に配置される樹脂シートである。上シート21の厚さは、例えば100〜200μm程度である。
上シート21は、透明な材料により形成されている。上シート21には、窓部21a、印刷層21bが設けられている。
窓部21aは、印刷層21bが設けられていない領域である。窓部21aは、表示部12に対応する位置に設けられている。このため、利用者は、窓部21aを通して、表示部12の表示内容を視認できる。
一方、印刷層21bが設けられている領域では、印刷層21bによりカード20内部が隠蔽される。これにより、電子モジュール10等の構造が、外部から視認できないようになっている。
下シート22は、電気基板11よりも下側Z1に積層され、カード20の最下面に配置される樹脂シートである。下シート22の厚さは、例えば100〜200μm程度である。なお、下シート22は、内部の電子モジュール10を視認できないように、隠蔽可能な色彩を有する材料から形成されるか、又は上シート21と同様に、透明な材料により形成され、下面に印刷層が設けられる。
中基材23は、上シート21及び下シート22に挟まれるように配置されている。中基材23は、例えば、塩化ビニルやPET、PET−Gなどのポリエステルの樹脂シートである。中基材23の厚さは、例えば400〜600μm程度である。中基材23の枠内部は、電子モジュール10を配置する開口孔になっている。電子モジュール10は、数枚のテープ11bを用いて中基材23に仮固定される。
接着層24は、接着材を、中基材23の枠内部に充填されて形成されることにより、電子モジュール10を枠内部に保持する。電気基板11の上側の接着層24は、電気基板11及び上シート21間を接着する。なお、カバー40(図2(B)参照)が存在する領域では、接着層24は、カバー40及び上シート21間を接着する。一方、電気基板11の下側の接着層24は、電気基板11及び下シート22間を接着する。
ボタン部30の構成について詳細に説明する。
図2は、第1実施形態のボタン部30近傍の構成を説明する図である。
図2(A)は、ボタン部30近傍の平面図(図2(B)のa−a部断面図)である。
図2(B)は、ボタン部30近傍の断面図(図1(B2)の矢印2b部拡大図)である。
平面図において、ボタン部30は、電気基板11の配線パターン(図示せず)上に配置される。
ボタン部30は、ドームスイッチ31、カバー40、内接着部41(カバー−ドーム間接着部)、外接着部42(カバー−電気基板間接着部)を備える。
ドームスイッチ31は、導電性を有する金属により形成された、いわゆるメタルドームのスイッチである。ドームスイッチ31は、ドーム状に形成されたドーム部31bと、その全周につば部31c(周縁部)が形成されたような形状である。
ドームスイッチ31は、電気基板11の直上に配置される。平面図において、ドームスイッチ31の中央のほぼ円形の内部は、上面が押されることにより電気基板11側に変形して可動する可動部である(図3(B)参照)。以下、この可動部をスイッチ可動部31aという。
後述する内接着部41の外形は、ドーム部31bの外径よりも小さい。このため、ドーム部31bの外径から内接着部41の接着領域までの領域A1は、接着剤等によって拘束されていない。
また、スイッチ可動部31aの下面は、電気基板11に接触して、電気基板11の配線パターン同士(図示せず)を短絡させる電気接点である。スイッチ可動部31aは、特定のストロークだけ電気基板11側に変形すると、電気基板11側に凹むように、さらに変形し、下面中央部が電気基板11に接地するようになっている。このため、ドームスイッチ31は、この変形時において、利用者の操作力が急激に減る。これにより、ドームスイッチ31は、利用者に対してクリック感、すなわちボタンを押した感覚を与えることができる。
カバー40は、ドームスイッチ31よりも上側Z2に配置された樹脂シート部材である。カバー40の平面形状は、ドームスイッチ31よりも大きく、外接着部42の外形とほぼ等しい。
カバー40は、柔軟な材料により形成されており、その剛性が、ドームスイッチ31に比較すると、十分に小さいものを用いる。これは、ボタン部30の操作力への影響を小さくするためである。
カバー40の下面には、内接着部41(カバー−ドーム間接着部)、外接着部42(カバー−電気基板間接着部)が設けられている。
内接着部41は、カバー40及びドームスイッチ31間を接着するための粘着材である。カバー40及びドームスイッチ31間のうち内接着部41が設置されている領域は、両者間が実際に接着される接着領域である。内接着部41は、例えば、基材を有する粘着シート、基材レス粘着シート等である。
内接着部41の平面形状は、円環の枠状である。内接着部41の外径は、ドーム部31bの外径よりも小さく、ドーム部31b上面の一部のみに配置され、つば部31c上面には配置されない。内接着部41の中心は、ドームスイッチ31の中心と一致している。
このため、ドームスイッチ31の頂点部には、内接着部41の孔部が配置され、接着材が配置されないようになっている。また、内接着部41は、カバー40と、ドーム部31b上面の一部のみとを接着するようになっている。
これにより、ボタン部30は、上下方向Zの高さを低くして、カード厚みを低減できる。すなわち、クレジットカード等のように、厚さが0.8mm程度の薄いものに、ドームスイッチを内蔵する場合には、ドームスイッチの頂点部の厚さをできるだけ低減する必要がある。このため、ドームスイッチの頂点部において、接着材の厚み(数μm〜数十μm程度)を削減するだけでも、カード厚み低減に、大きく貢献できる。
また、内接着部41の外形は、ドームスイッチ31の外形よりも小さい。このため、内接着部41は、カバー40と、ドームスイッチ31上面の一部のみとを接着し、その接着面積が、十分に小さい。
外接着部42は、カバー40と、電気基板11とを接着する部材である。外接着部42は、枠状のシート基材の上面及び下面に両面テープを貼付したり、粘着材を塗布して形成される。外接着部42は、これらの粘着材により、カバー40の下面に接着され、また、電気基板11の上面に接着される。
外接着部42の形状は、内部に空間42aを有する枠体である。外接着部42は、ドームスイッチ31よりも外側に配置され、ドームスイッチ31を囲うように配置されている。外接着部42の空間42aには、接着層24が充填されていない。
外接着部42の厚みは、ドームスイッチ31及び内接着部41からなる厚みL1よりも大きい。このため、ボタン操作されていない状態では、ドームスイッチ31は、電気基板11との間に隙間を有し、電気基板11から浮き上がった状態になっている。
このような状態でも、ドームスイッチ31は、カバー40に接着しているので、空間42a内で自由に移動することはない。このため、ボタン操作毎のクリック感は、ばらつきが小さく安定する。
図3は、第1実施形態のボタン部30の動作を説明する断面図である。
図3(A)は、上シート21上面のボタン対応領域21cが押圧されて、上シート21、接着層24、カバー40、ドームスイッチ31が変形する状態を示す断面図である。
図3(B)は、ドームスイッチ31がさらに変形した状態、つまりクリック時の状態を示す断面図である。
図3(C)は、ドームスイッチ31、カバー40の変形を説明する拡大図(図3(B)の矢印c部拡大図)である。
図3(D)は、つば部31cの変形を説明する拡大図(図3(B)の矢印d部拡大図)である。
図4は、比較例のボタン部130の動作を説明する断面図である。
図3(A)に示すように、利用者の指によってボタン対応領域21cが押圧されると、つまり、スイッチ操作されると、上シート21、接着層24及びカバー40が電気基板11側に変形する。これにより、ドームスイッチ31は、スイッチ操作されている過程で、電気基板11側に降下し、つば部31cが電気基板11に接地する。
図3(B)に示すように、ボタン対応領域21cがさらに押圧されると、上シート21、接着層24及びカバー40が電気基板11側に、さらに変形する。これにともない、スイッチ可動部31aは、電気基板11側に降下し、特定の設定値分のストロークだけ変形すると、さらに変形し、クリック状態になる。
この場合、本実施形態は、比較例よりも良好なクリック感を得られることを、試作により確認した。これは、以下の作用によるためと考えられる。
前述したように、本実施形態のドームスイッチ31は、上面の一部のみが内接着部41を介してカバー40に接着される形態であるため、変形時には、接着層24の影響が小さい。つまり、ドームスイッチ31は、面方向(図3(C)に示す矢印A参照)及び上下方向Zにおいて、カバー40に対してある程度自由に変形できる。そのため、ドームスイッチ31は、接着層24による拘束が小さい。
さらに、ドームスイッチ31のつば部31cは、電気基板11に直接固定されない形態である。
図3(D)に示すように、このため、つば部31cは、ドームスイッチ31の変形にともない、電気基板11から反り上がるように変形できる。
さらにまた、ドーム部31bの領域A1は、拘束されていない。このため、スイッチ可動部31aは、設計の狙い通りに変形しようとする。
このように、本実施形態のドームスイッチ31は、変形時の拘束が小さいので、設計の設定に近いクリック感を得られると考えられる。
なお、試作は、種々の形態を作成した。試作は、例えば、ドーム部31bの外径がφ6mm、内接着部41の外径がφ4mmとした形態でも、十分に良好なクリック感を得られた。
図4に示すように、一方、比較例のボタン部130は、カバー140の下面全面に接着部141が設けられている。ドームスイッチ131は、カバー140に覆われるようにして、電気基板111に取り付けられる。
このため、ドームスイッチ131の上面全面が、カバー140の接着部141に接着している。そのため、ドームスイッチ131は、変形時には、カバー140の拘束が大きく、カバー140に対して自由に変形することができないため、接着層124の拘束が大きくなってしまう。
さらに、ドームスイッチ131のつば部131c周囲は、カバー140及び接着部141によって、電気基板111に対して固定されている。このため、ドームスイッチ131は、変形時には、電気基板111の拘束が大きくなってしまう。
これにより、比較例のドームスイッチ131は、自らの変形が拘束されることにより、クリック感が、設計の設定とは大きく異なってしまう。
次に、本実施形態のカード20の製造方法について説明する。
図5は、第1実施形態のカード製造工程を説明する断面図である。
カード20の製造は、製造機械、作業者等が以下の工程に従って行なう。以下、簡略して1枚のカード20を製造する場合を説明するが、実際のカード製造は、多面付けにより行なう。
(1)ドーム配置工程
カバー40下面の内接着部41にドームスイッチ31を予め接着して一体にし、これを電気基板11に配置する(図2(B)参照)。このように一体にすることで、ドームスイッチ31を電気基板11上に配置する作業が簡単にできる。
外接着部42は、カバー40下面に予め接着しておいてもよいし、又は電気基板11に予め接着しておいてもよい。
これにより、表示部12等が実装された電気基板11と、ドームスイッチ31、カバー40、接着部41,42とからなるアッセンブリが製造される(図1(A)参照)。
(2)仮固定工程
図1(B)に示すように、電子モジュール10を、数枚のテープ11bを用いて、中基材23に仮固定する。
(3)ラミネート工程
図5(A)に示すように、上シート21と電子モジュール10及び中基材23との間に、接着層24に形成される接着材24aを充填し、同様に、下シート22と電子モジュール10及び中基材23との間に、接着材24aを充填した積層体20aを形成する。この接着材24aには、充填可能な程度に、粘性が低い液状のものを用いる。
そして、この積層体20aを、ローラ60a,60b間を通して、所定の厚さにするとともに、余分な接着材24aを外部に排出する。
なお、空間42aは、接着材等により密閉されているので、ラミネート工程における接着材24aの流入が抑制される。
(4)加圧保持工程(エージング)
図5(B)に示すように、上シート21及び下シート22をプレス板61a,62bで加圧して、積層体20aが変形しない程度に接着材24aが固着するまでの時間、保持する。
この加圧保工程において、外接着部42は、ボタン部30にかかる圧力の大部分を受け止める。このため、外接着部42の内部の空間42aが維持され、ドームスイッチ31は、電気基板11から浮いた状態を維持でき、変形を抑制できる。
(5)加圧解放工程
プレス板61a,62bを駆動して、積層体20aを圧力から解放する。この場合、上記(4)での工程において、ドームスイッチ31は、変形を抑制できているので、積層体20aを解放した場合、復元しようとすることはない。
このため、本実施形態の積層体20a(カード20)は、表面を平滑にでき、外観を向上できる。また、カード20は、例えば、携行時に他のカードに積層された場合に、不用意なボタン操作を抑制できる。
その後、積層体20aは、カード外形で形打ち抜き加工され、最終形態であるカード20が製造される。
一方、比較例のカードは、外接着部42を有していない。このため、ラミネート工程、加圧工程等において、上シート121及び下シートにかかる圧力がドームスイッチ131の上面に加わり、スイッチ可動部131aが下側Z1に変形してしまう。この状態で、加圧解除工程において、上シート121及び下シートにかかる圧力を解放すると、復元力によってスイッチ可動部131aが上側Z2に変形し、上シート121の上面が盛り上がってしまう。
このため、比較例のカードは、外観が低下してしまう。
以上説明したように、本実施形態のカード20は、カード厚みを薄くでき、また、クリック感を向上でき、さらに、製造時には、ドームスイッチ31を電気基板11上に配置する場合の工程が簡単であり、かつ、ボタン部30の盛り上がりを抑制し、平坦に形成できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の各実施形態の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図6は、第2実施形態のボタン部230近傍の構成を説明する図である(図2に相当する図)。
第2実施形態の内接着部241(カバー−ドーム間接着部)の平面形状は、矩形である。平面形状において、内接着部241は、ドームスイッチ31の中心領域以外に、配置される。つまり、内接着部241は、ドームスイッチ31の頂点部を避けて、配置される。このため、ドームスイッチ31の頂点部には、第1実施形態と同様に、接着材が配置されないようになっている。
これにより、ボタン部230は、第1実形態と同様に、上下方向Zの高さを低くして、カード厚みを低減できる。その他の効果は、第1実形態と同様である。
なお、内接着部241の平面形状は、矩形に限定されずその他の形状(円形等)でもよい。
また、内接着部241がドームスイッチ31の中心をずらして配置されるため、ドームスイッチ31は、電気基板11から傾いて浮きあがるように配置される場合がある。この場合でも、ドームスイッチ31は、ボタン操作される場合には、つば部31cが電気基板11に接地するので、問題はない。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態のボタン部330近傍の構成を説明する図である(図2に相当する図)。
カバー340の下面全面は、接着部341aが設けられている。接着部341aは、カバー340に両面テープを貼付したり、粘着材を塗布して形成される。
接着部341aの下面には、円環シート343が接着されている。円環シート343自体は、粘着性を有さない。円環シート343の平面形状は、円環状(枠状)である。円環シート343の中心は、ドームスイッチ31の中心に一致している。
内接着部341(カバー−ドーム間接着部)は、接着部341aのうちこの円環シート343の孔部から露出した部分により形成される。内接着部341は、接着部341aのうちドームスイッチ31に実際に接着する接着領域である。
外接着部342の厚みは、ドームスイッチ31の厚みL301より大きい。このため、ドームスイッチ31は、第1実施形態と同様に、電気基板11から浮き上がった状態になっている。
上記構成により、ドームスイッチ31は、その頂点部が、円環シート343の孔部に露出した内接着部341に接着するようになっている。これにより、ドームスイッチ31の上面の一部のみが、内接着部341に接着し、カバー340に保持される。
このように、ドームスイッチ31は、その一部のみが内接着部341に接着されるので、第1実施形態と同様に、良好なクリック感を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図8は、第4実施形態のボタン部430近傍の構成を説明する図である。
図8(A)は、内接着部441、外接着部442等の配置を説明する平面図である。
図8(B)は、ボタン部430近傍の断面図である。
第4実施形態の外接着部442は、厚さが十分に小さい。外接着部442の厚さは、例えば、内接着部441の厚さと、ほぼ同じである。
このため、カバー440は、内接着部441、外接着部432以外の領域では、ドームスイッチ31にほぼ密着する。なお、図8(B)は、層構成を明確にするために、ドームスイッチ31及びカバー440に隙間を有するように図示するが、この隙間は、実際には、ほとんどない。
このため、ボタン部430は、前述した実施形態のような空間42a(図2(B)等参照)を有さない。
上記構成により、ドームスイッチ31は、前述した実施形態と同様に、接着層24に直接接着しておらず、また、一部のみがカバー440に接着されている。さらに、つば部31cは、電気基板11に接しているものの、電気基板11に直接接着されていない。
このため、変形時において、ドームスイッチ31は、前述した実施形態と同様に、カバー40に対してある程度自由に変形できる(第1実施形態の図3(C)参照)。
これにより、ボタン部430は、良好なクリック感を得られるともに、カード厚みをさらに低減できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図9は、第5実施形態のボタン部530近傍の構成を説明する図である(図2に相当する図)。
第5実施形態では、外接着部542の厚さを、第1実施形態から変更した。
外接着部542の厚みL501は、ドームスイッチ31、内接着部541からなる厚みよりも、若干小さい。このため、ボタン操作されていない状態であっても、カバー540のうちドームスイッチ31の頂点部の領域540aが、接着層24側に突出するように湾曲している。
この場合でも、カード製造後には、カード上面が十分に平滑にできることを、試作により確認した。
これは、外接着部542は、厚みが小さくても、カード製造工程内の加圧時において、ドームスイッチ31にかかる圧力を、ある程度低減できるためであると考えられる。
また、第1実施形態と同様に、つば部31cは、拘束が小さい。このため、カード製造後には、ボタン部530のクリック感は、良好であることも確認した。
これにより、本実施形態のカードは、カード厚みをより低減できる。
なお、第2、第3実施形態も、本実施形態と同様に、外接着部の厚みを小さくしてもよい。この場合にも、本実施形態と同様な効果を奏することを期待できる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
第6実施形態のボタン部630は、第3実施形態の構成を変更したものである。
なお、第6実施形態の説明及び図面において、前述した第3実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図10は、第6実施形態のボタン部630近傍の構成を説明する図である。
図10(A)は、ボタン部630が操作されていない状態を示す図である。
図10(B)は、ボタン部630が操作された状態を示す図である。
図10(A)に示すように、ボタン部630は、第3実施形態から円環シート343を削除したものである。ボタン部630のその他の形態は、第3実施形態と同様である。
図10(A)、図10(B)に示すように、内接着部341の大きさは、ボタン操作されていない状態と、ボタン操作された状態とでは異なる。
このため、ドーム部31bの外径から内接着部341の接着領域までの領域A1の大きさは、ボタン操作されていない状態と、ボタン操作された状態とでは異なる。ボタン部630の領域A1の大きさは、ボタン操作された状態でも、十分に大きい。そのため、ボタン操作時において、ドーム部31bの変形が容易である。これにより、ボタン部630は、良好なクリック感を、利用者に与えることができる。
なお、図10(A)、図10(B)は、模式的な断面図である。このため、実際には、接着部341aに撓みによって、ボタン操作されていない状態と、ボタン操作された状態とで、内接着部341の大きさの変化が、明確ではない場合も有りうる。この場合でも、ボタン操作された状態での領域A1の大きさが十分に大きいので、ボタン部630は、良好なクリック感を、利用者に与えることができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。
第7実施形態のボタン部730は、第6実施形態の構成を変更したものである。
なお、第7実施形態の説明及び図面において、前述した第6実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図11は、第7実施形態のボタン部730近傍の構成を説明する図である。
本実施形態は、接着部341aの外形を、第6実施形態よりも小さくした。
接着部341aの外径は、ドーム部31bとほぼ同じである。
なお、外接着部342及びカバー340間は、第1実施形態と同様に、粘着材等により接着される。
本実施形態のドーム部31b及び内接着部341間が接着される態様(接着面積等)は、第6実施形態と同様である。このため、本実施形態のドーム部31bの外径から内接着部341の接着領域までの領域A1の大きさについても、第6実施形態と同様である。
これにより、本実施形態のボタン部730は、第6実施形態と同様に、良好なクリック感を、利用者に与えることができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態について説明する。
第8実施形態のボタン部830は、第3実施形態の構成を変更したものである。
なお、第8実施形態の説明及び図面において、前述した第3実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図12は、第8実施形態のボタン部830近傍の構成を説明する図である。
本実施形態は、円環シート843の外形を、第3実施形態よりも大きくした。
円環シート843の外形は、ドームスイッチ31よりも大きい。円環シート843は、ドームスイッチ31を覆うように配置される。
このため、ドームスイッチ31の表面のうち円環シート843によって覆われる領域は、内接着部341aに接着されることがない。このため、ドーム部31bのうち接着部341で拘束されない領域、つまり、接着部341よりも外側の領域は、拘束されない状態を安定して維持できる。そのため、ボタン操作時において、ドーム部31bは、より確実に変形できるようになる。
これにより、ボタン部830は、良好なクリック感を、利用者に与えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態において、カードは、電子部品として表示部を備えるディスプレイカードである例を示したが、これに限定されない。カードは、ドームスイッチ、電子部品を備えるものであればいずれの形態でもよい。例えば、カードは、ドームスイッチの他に電子部品としてLEDを備え発光するものであったり、ドームスイッチの他に電子部品として薄型のスピーカ(音声出力部)を備え音声を出力するものでもよい。
(2)本実施形態において、ドームスイッチは、ドーム部の全周につば部が設けられている例を示したが、これに限定されない。ドームスイッチは、ドーム部の周囲の一部が外側に突出した数本の足部(周縁部)を備えるものでもよい。この場合にも、実施形態と同様な効果を奏する。
10 電子モジュール
11 電気基板
12 表示部
20 カード
30,230,330,430,530,630,730,830 ボタン部
31 ドームスイッチ
40,340,440,540 カバー
41,241,341,441,541 内接着部
42,342,442,542 外接着部
341a 接着部
343,843 円環シート

Claims (7)

  1. 電子部品が配置された電気基板を内蔵する電子部品内蔵カードであって、
    前記電気基板上に配置され、ドーム部及び前記ドーム部の周囲の周縁部を有するドームスイッチと、
    前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
    前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層との間を接着する接着層と、
    前記カバーと、前記ドーム部上面の一部とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
    前記ドームスイッチよりも外側に配置され、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備え、
    前記カバー−ドーム間接着部は、前記カバー下面全面に設けられた接着部を枠状のシートで覆い、前記カバー下面全面に設けられた前記接着部の一部を前記シートから露出させて形成されること、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
  2. 電子部品が配置された電気基板を内蔵する電子部品内蔵カードであって、
    前記電気基板上に配置され、ドーム部及び前記ドーム部の周囲の周縁部を有するドームスイッチと、
    前記ドームスイッチよりも大きな平面形状を有し、前記ドームスイッチよりも上側に配置されたカバーと、
    前記カバー及び前記電気基板と、前記カバー及び前記電気基板よりも上側の上層との間に充填後に厚み方向に加圧されることにより積層され、前記カバー及び前記電気基板と、前記上層との間を接着する接着層と、
    前記カバーと、前記ドーム部上面の一部とを接着するカバー−ドーム間接着部と、
    前記ドームスイッチよりも外側に配置され、前記カバーと、前記電気基板とを接着するカバー−電気基板間接着部とを備え、
    カード上面のうち前記ドーム部に対応した部分が押圧されることにより、
    前記上層、前記接着層及び前記カバーが変形し、
    前記カバーの変形に応じて、前記ドーム部が前記電気基板側に変形し、前記電気基板に接触し
    前記ドームスイッチの前記周縁部は、
    スイッチ操作されていない状態では、前記電気基板との間に隙間を有し、
    スイッチ操作されている過程で、前記電気基板に向けて降下して、前記電気基板に接すること、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
  3. 請求項2に記載の電子部品内蔵カードにおいて、
    前記カバー−ドーム間接着部は、前記ドームスイッチの頂点部に孔部を有する円環の枠状であること、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
    前記カバーは、平板状であること、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
    前記カバー−ドーム間接着部の接着領域の外形は、前記ドーム部の外形よりも小さいこと、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
    前記ドーム部は、前記ドーム部の外形から前記カバー−ドーム間接着部の接着領域までの領域が拘束されていないこと、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子部品内蔵カードにおいて、
    前記カバー−電気基板間接着部は、前記ドームスイッチを囲うように配置され、内部空間を有する枠体であること、
    を特徴とする電子部品内蔵カード。
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