JP2009158290A - ドーム型スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードなどに用いた場合、そのカードに折り目が生じ難く、効果的にスイッチを押した感触を実現することが可能なドーム型スイッチを提供する。
【解決手段】本発明のドーム型スイッチ10は、ベース基材11と、そ材の一方の面11aに設けられた第一固定接点12および第二固定接点13と、これらの接点の上に配されたドーム型可動部材14と、その周縁に、それと離隔して設けられた中間部材15と、中間部材15によりベース基材11に対向して接着され、ドーム型可動部材14を覆う被覆材16と、を備え、被覆材16を平面視した場合、中間部材15の外縁は略正方形状をなし、かつ、中間部材15の内縁15bは連続する曲線形状をなしており、この内縁15bは、中間部材15の外縁15aの一辺の反対側の部分の1箇所が、ドーム型可動部材15側に湾曲していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICカードなどに用いられるドーム型スイッチに関するものである。
図4は、ドーム型スイッチの基本構造を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図である。
図4に示すドーム型スイッチ100は、基材101と、その一方の面101aに設けられた第一固定接点102および第二固定接点103と、これらの接点の上に配されたドーム型可動部材104と、第一固定接点102、第二固定接点103およびドーム型可動部材104を覆うシート状の被覆材105とから構成されている。
第一固定接点102は基材101の一方の面101aの中央部に設けられている。また、第二固定接点103は、第一固定接点102の外周に、これと離隔して設けられている。
ドーム型可動部材104の中央部には、第一固定接点102に対向するように、弾性変形可能な可動接点104aが設けられている。ただし、通常の状態では、ドーム型可動部材104の可動接点104aは第一固定接点102に接触せずに、ドーム型可動部材104の縁部104bが第二固定接点103に接触している。
このようなドーム型スイッチ100では、被覆材105の頂部105aを手指の先で押し下げると、ドーム型可動部材104の可動接点104aおよびその近傍が弾性変形し、ドーム型可動部材104が凸形状から凹形状に反転する。これにより、可動接点104aの内側が第一固定接点102に接触する。したがって、ドーム型可動部材104を介して、第一固定接点102と第二固定接点103が電気的に接続する。
上記のような構造のドーム型スイッチ100では、ドーム型可動部材104を押すことにより、このドーム型可動部材104内の空気が押し出される。そこで、スイッチを押した感触を明瞭にするためには、ドーム型可動部材104内から押し出された空気を逃がす構造が必要とされている。
ドーム型可動部材内から押し出された空気を逃がす構造を有するドーム型スイッチの一例としては、図5に示すドーム型スイッチ110が開示されている。
このドーム型スイッチ110では、ドーム型可動部材114と基材111との間に空気の逃げ道となる空隙116が設けられているとともに、基材111にドーム型可動部材114の一端側から延出し、空気の逃げ道となる帯状の空間117および被覆材115を貫通する空気逃げ穴118が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、ドーム型可動部材内から押し出された空気を逃がす構造を有するドーム型スイッチの他の例としては、図6に示すドーム型スイッチ120が開示されている。
このドーム型スイッチ120では、基材121において、ドーム型可動部材124の外周に空気の逃げ道となる空隙126が設けられている。
特開2001−035305号公報
しかしながら、図5に示すようなドーム型スイッチは、空気の逃げ穴が設けられているため、この逃げ穴を通してスイッチ内部に水分や湿気が浸透するおそれがあった。したがって、このような構造のドーム型スイッチは、完全な防水性や防湿性が要求される製品には用いることができないという問題があった。
また、カードなどの薄く小型の製品では、空気の逃げ道となる空間が設けられる大きさに制限があるため、図6に示すようなドーム型スイッチを取り付けることができないという問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであって、ICカードなどに用いた場合、そのカードに折り目が生じ難く、効果的にスイッチを押した感触を実現することが可能なドーム型スイッチを提供することを目的とする。
本発明のドーム型スイッチは、ベース基材と、該ベース基材の一方の面に設けられた接点と、該接点の上に配されたドーム型可動部材と、該ドーム型可動部材の周縁に、該ドーム型可動部材と離隔して設けられた中間部材と、該中間部材により前記ベース基材に対向して接着され、前記ドーム型可動部材を覆う被覆材と、を備えたドーム型スイッチであって、前記被覆材を平面視した場合、前記中間部材の外縁は略長方形状または略正方形状をなし、かつ、前記中間部材の内縁は連続する曲線形状をなしており、前記中間部材の内縁は、前記中間部材の外縁の長辺または短辺の反対側の部分の少なくとも1箇所が、前記ドーム型可動部材側に湾曲していることを特徴とする。
本発明のドーム型スイッチは、ベース基材と、該ベース基材の一方の面に設けられた接点と、該接点の上に配されたドーム型可動部材と、該ドーム型可動部材の周縁に、該ドーム型可動部材と離隔して設けられた中間部材と、該中間部材により前記ベース基材に対向して接着され、前記ドーム型可動部材を覆う被覆材と、を備えたドーム型スイッチであって、前記被覆材を平面視した場合、前記中間部材の外縁は略長方形状または略正方形状をなし、かつ、前記中間部材の内縁は連続する曲線形状をなしており、前記中間部材の内縁は、前記中間部材の外縁の長辺または短辺の反対側の部分の少なくとも1箇所が、前記ドーム型可動部材側に湾曲しているので、ベース基材および被覆材と、中間部材との密着性を確保することができ、本発明のドーム型スイッチをICカードなどのカードに適用したとき、そのカードに、ドーム型スイッチに起因する折り目が生じ難くなるとともに、スイッチを押した感触を明瞭にすることができる。
本発明のドーム型スイッチの最良の形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(ドーム型スイッチの第一の実施形態)
図1は、本発明のドーム型スイッチの第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
図1中、符号10はドーム型スイッチ、11はベース基材、12は第一固定接点、13は第二固定接点、14はドーム型可動部材、15は中間部材、16は被覆材、17は間隙をそれぞれ示している。
このドーム型スイッチ10は、ベース基材11と、第一固定接点12と、第二固定接点13と、ドーム型可動部材14と、中間部材15と、被覆材16とから概略構成されている。
第一固定接点12および第二固定接点13は、ベース基材11の一方の面11aに互いに離隔して設けられている。また、第一固定接点12は、ベース基材11の一方の面11aの中央部に設けられ、第二固定接点13は、第一固定接点12の周縁に設けられている。さらに、第一固定接点12および第二固定接点13は、ベース基材11の一方の面11aに設けられた回路(図示略)に接続されている。
ドーム型可動部材14は、第一固定接点12および第二固定接点13の上に配されており、その中央部には、第一固定接点12に対向するように、弾性変形可能な可動接点14aが設けられている。ただし、通常の状態では、この可動接点14aは第一固定接点12に接触せずに、ドーム型可動部材14の縁部14bが第二固定接点13に接触している。
中間部材15は、ドーム型可動部材14の周縁に、これと離隔して設けられている。中間部材15とドーム型可動部材14との間には、間隙17が設けられている。また、中間部材15の厚みは、ドーム型可動部材14の高さと等しくなっている。
また、被覆材16を平面視した場合、すなわち、被覆材16の表面側からドーム型スイッチ10を見た場合、中間部材15の外縁(外形)は略正方形状をなし、かつ、中間部材15の内縁15bは連続する曲線形状をなしている。さらに、中間部材15の内縁15bは、外縁15aの一辺の反対側の部分(ここでは、外縁15aの一辺の中央部の反対側の部分)の1箇所が、ドーム型可動部材14側に湾曲(膨出)している。すなわち、このドーム型スイッチ10では、中間部材15の内縁15bの形状が、ドーム型可動部材14(可動接点14a)を中心として、正方形の各辺の1箇所を内側に押し込んだ形状をなしている。
ベース基材11としては、少なくとも表層部には、ガラス繊維、アルミナ繊維などの無機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたもの、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたものや、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材や、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン−ビニルアルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材などのプラスチック基材や、あるいはこれらにマット処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理、オゾン処理、または各種易接着処理などの表面処理を施したものなどの公知のものから選択して用いられる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートまたはポリイミドからなる電気絶縁性のフィルムまたはシートが好適に用いられる。
第一固定接点12および第二固定接点13は、ベース基材11の一方の面11aにポリマー型導電インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷により形成されてなるものか、もしくは、導電性箔をエッチングしてなるもの、金属メッキしてなるものである。
ポリマー型導電インクとしては、例えば、銀粉末、金粉末、白金粉末、アルミニウム粉末、パラジウム粉末、ロジウム粉末、カーボン粉末(カーボンブラック、カーボンナノチューブなど)などの導電微粒子が樹脂組成物に配合されたものが挙げられる。
樹脂組成物としては、熱硬化型樹脂、光硬化型樹脂、浸透乾燥型樹脂、溶剤揮発型樹脂などの公知のものが用いられる。
ドーム型可動部材14は、弾性変形可能な金属からなる部材である。
中間部材15は、粘着剤などから構成されており、その粘着剤としては、液体と固体の両方の性質を有し、常に濡れた状態にあり、流動性が低く、それ自体の形状を保持する粘着剤が用いられる。このような粘着剤としては、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤などが挙げられる。
粘着材の具体例としては、ウレタン樹脂系両面テープ(商品名:T3810、ニトムズ社製)、両面テープ(商品名:TL−85F−12、リンテック社製)などが挙げられる。
被覆材16としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(PET−G)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル樹脂からなる基材;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン樹脂からなる基材;ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ4フッ化エチレンなどのポリフッ化エチレン系樹脂からなる基材;ナイロン6、ナイロン6,6などのポリアミド樹脂からなる基材;ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロンなどのビニル重合体からなる基材;ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル系樹脂からなる基材;ポリスチレンからなる基材;;ポリカーボネート(PC)からなる基材;;ポリアリレートからなる基材;;ポリイミドからなる基材;上質紙、薄葉紙、グラシン紙、硫酸紙などの紙からなる基材などが用いられる。これらの基材の中でも、機械的強度、寸法安定性、耐溶剤性の点からポリエチレンテレフタレート(PET)、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(PET−G)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などからなる基材が好ましく、透明性、加工適性、コストの点からポリエチレンテレフタレート(PET)またはグリコール変性ポリエチレンテレフタレート(PET−G)からなる基材がより好ましい。
また、被覆材16としては、上記の基材をなす樹脂に着色剤を添加して、任意の色になるように成形した着色基材を用いてもよい。
この実施形態のドーム型スイッチ10によれば、被覆材16を平面視した場合、中間部材15の外縁(外形)は略正方形状をなし、かつ、中間部材15の内縁15bは連続する曲線形状をなしており、さらに、中間部材15の内縁15bは、外縁15aの一辺の中央部の反対側の部分の1箇所が、ドーム型可動部材14側に湾曲(膨出)しているので、このドーム型スイッチ10をICカードなどのカードに適用したとき、そのカードに、ドーム型スイッチ10に起因する折り目が生じ難くなるとともに、スイッチを押した感触を明瞭にすることができる。
この実施形態では、中間部材15の外縁(外形)が略正方形状をなしているドーム型スイッチ10を例示したが、本発明のドーム型スイッチはこれに限定されない。本発明のドーム型スイッチにあっては、中間部材の外縁(外形)が略長方形状をなしていてもよい。
(ドーム型スイッチを備えたカード)
図2は、本発明のドーム型スイッチを備えたカードの第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
図2において、図1に示したドーム型スイッチ10と同一の構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
図2中、符号20はカード、21は接着層、22は第一基材、23は第二基材をそれぞれ示している。
この実施形態のカード20は、上記のドーム型スイッチ10と、接着層21と、第一基材22と、第二基材23とから概略構成されている。
ここでは、第一基材22は、上記のドーム型スイッチ10の被覆材16を兼ねている。
ドーム型スイッチ10は、第一基材22の接着層21と接する面(以下、「内面」と言う。)22aに、ドーム型可動部材14の可動接点14aを接し、中間部材15を介して接着されている。
また、ドーム型スイッチ10は、第一基材22と接している部分以外の部分が接着層21により被覆されている。
そして、この接着層21を介して、第一基材22と第二基材23によりドーム型スイッチ10が挟まれている。
接着層21をなす接着剤としては、使用前は液状であり、加熱、紫外線照射、電子線照射などの外的条件を加えることにより硬化する接着剤が用いられる。このような接着剤としては、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂が挙げられる。また、外的条件を加えなくても主剤と硬化剤の反応によって硬化する2液硬化型接着剤も用いられる。
熱硬化型樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アクリル系反応樹脂などが挙げられる。
紫外線硬化性樹脂としては、紫外線硬化性アクリル樹脂、紫外線硬化性ウレタンアクリレート樹脂、紫外線硬化性ポリエステルアクリレート樹脂、紫外線硬化性ポリウレタン樹脂、紫外線硬化性エポキシアクリレート樹脂、紫外線硬化性イミドアクリレート樹脂などが挙げられる。
電子線硬化性樹脂としては、電子線硬化性アクリル樹脂、電子線硬化性ウレタンアクリレート樹脂、電子線硬化性ポリエステルアクリレート樹脂、電子線硬化性ポリウレタン樹脂、電子線硬化性エポキシアクリレート樹脂、カチオン硬化型樹脂などが挙げられる。
2液硬化型接着剤としては、、ポリエステル樹脂とポリイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイソシアネートとの混合物、ウレタンとポリイソシアネートとの混合物などが挙げられる。
このような接着剤の具体例としては、主剤(商品名:アロンマイティAP−317A、東亞合成社製)と硬化剤(商品名:アロンマイティAP−317B、東亞合成社製)からなる2液混合型エポキシ系接着剤、主剤(商品名:MLT2900、イーテック社製)と硬化剤(商品名:G3021−B174、イーテック社製)からなる2液混合型ウレタン系接着剤などが挙げられる。
接着層21には、公知の無機顔料、有機顔料、染料などからなる着色剤が含まれていてもよい。この着色剤により、接着層21を任意の色に着色するこができる。
第一基材22および第二基材23としては、上記の被覆材16と同様のものが用いられる。
この実施形態のカード20は、上記のドーム型スイッチ10を備えているので、カード20を折り曲げても、ドーム型スイッチ10に起因する折り目が生じ難い。また、ドーム型スイッチ10を押した感触が明瞭であるので、スイッチのON/OFFによるカード機能(表示装置による情報の表示など)の動作確認を確実に行うことができる。
この実施形態では、第一基材22が、ドーム型スイッチ10の被覆材16を兼ねるカード20を例示したが、本発明にあっては、第一基材と、ドーム型スイッチの被覆材が別体であってもよい。
また、この実施形態では、ドーム型スイッチ10のみを備えたカード20を例示したが、本発明にあっては、ドーム型スイッチに接続される各種電子部品が備えられていてもよい。
(ドーム型スイッチの第二の実施形態)
図3は、本発明のドーム型スイッチの第二の実施形態を示す概略平面図である。
この実施形態のドーム型スイッチ30が、上述のドーム型スイッチ10と異なる点は、被覆材36を平面視した場合、すなわち、被覆材36の表面側からドーム型スイッチ30を見た場合、中間部材35の内縁35bは、対向する二辺の一方(辺35c、35c)が外縁35aの一辺の反対側の部分の1箇所が、ドーム型可動部材34(可動接点34a)側に湾曲(膨出)しており、かつ、対向する二辺の他方(辺35d、35d)が外縁35aの一辺の反対側の部分の2箇所が、ドーム型可動部材34側に湾曲(膨出)している点である。すなわち、このドーム型スイッチ30では、中間部材35の内縁35bの形状が、ドーム型可動部材34(可動接点34a)を中心として、正方形の各辺の1箇所または2箇所を内側に押し込んだ形状をなしている。
このドーム型スイッチ30でも、上述のドーム型スイッチ10と同様の効果が得られる。
なお、本発明のドーム型スイッチでは、被覆材を平面視した場合、中間部材の内縁は、中間部材の外縁の長辺または短辺の反対側の部分の3箇所以上が、ドーム型可動部材側に湾曲していてもよい。
また、上述の第一の実施形態または第二の実施形態では、ドーム型スイッチを平面視した場合、その中間部材の内縁の形状を、ドーム型可動部材を中心として、正方形の各辺の1箇所または2箇所を内側に押し込んだ形状としたが、本発明のドーム型スイッチはこれに限定されない。本発明のドーム型スイッチにあっては、ドーム型スイッチを平面視した場合、その中間部材の内縁の形状を、ドーム型可動部材を中心として、三角形、五角形、六角形、七角形または八角形の各辺の1箇所または2箇所を内側に押し込んだ形状としてもよい。ただし、中間部材の内縁の形状が多角形になると、円形に近付くため、カードに適用した場合、ドーム型スイッチに起因する折り目が生じるおそれがあるので、ドーム型スイッチを平面視した場合、その中間部材の内縁の形状は、三角形、四角形、五角形が好ましい。
本発明のドーム型スイッチの第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 本発明のドーム型スイッチを備えたカードの第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 本発明のドーム型スイッチの第二の実施形態を示す概略平面図である。 ドーム型スイッチの基本構造を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図である。 従来のドーム型スイッチの空気逃げ部の構造の一例を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。 従来のドーム型スイッチの空気逃げ部の構造の他の例を示す概略平面図である。
符号の説明
10,30・・・ドーム型スイッチ、11・・・ベース基材、12・・・第一固定接点、13・・・第二固定接点、14・・・ドーム型可動部材、15,35・・・中間部材、16,36・・・被覆材、17,37・・・間隙、20・・・カード、21・・・接着層、22・・・第一基材、23・・・第二基材。

Claims (1)

  1. ベース基材と、該ベース基材の一方の面に設けられた接点と、該接点の上に配されたドーム型可動部材と、該ドーム型可動部材の周縁に、該ドーム型可動部材と離隔して設けられた中間部材と、該中間部材により前記ベース基材に対向して接着され、前記ドーム型可動部材を覆う被覆材と、を備えたドーム型スイッチであって、
    前記被覆材を平面視した場合、前記中間部材の外縁は略長方形状または略正方形状をなし、かつ、前記中間部材の内縁は連続する曲線形状をなしており、
    前記中間部材の内縁は、前記中間部材の外縁の長辺または短辺の反対側の部分の少なくとも1箇所が、前記ドーム型可動部材側に湾曲していることを特徴とするドーム型スイッチ。

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