JP6035650B2 - 高分子化合物、酸素透過膜、及び、電気化学デバイス - Google Patents
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Description
[1.高分子化合物]
[1.1.高分子化合物の構造]
まず、図1を参照しながら、本発明に係る高分子化合物の構造について説明する。図1(a)は、本発明に係る高分子化合物の構造の一例を示す説明図であり、図1(b)は、本発明に係る高分子化合物の構造の他の例を示す説明図である。なお、以下、特に断らない限り、「アクリレート」との記載は、「(メタ)アクリレート」を意味する。
本発明に係るアクリレート化合物は、マイケル反応における所謂マイケル受容体となり得るアクリル基を2つ以上有する、多官能アクリレートであることが必要である。単官能アクリレートでは、後述するコバルトポルフィリン錯体とともに高分子骨格を形成することができないためである。
コバルトポルフィリン錯体は、下記式[化6]で表されるテトラフェニルポルフィリン誘導体に金属としてのコバルトが配位した錯体である。
塩基性軸配位子は、コバルトポルフィリン錯体のコバルトの第5座に配位することにより、コバルトポルフィリン錯体の軸方向で前記第5座位とコバルトの反対側にある第6配位座に酸素分子を優先的に配位させる。これによって、膜の前後にかかる差圧が空気中の酸素分圧程度以上でも、コバルトポルフィリン錯体による酸素の促進輸送が実現される。このことは、コバルトポルフィリン錯体の酸素選択透過性を著しく向上させる。
アクリレート化合物とコバルトポルフィリン錯体とをマイケル付加反応させる。この反応の際、コバルトポルフィリン錯体のマイケル供与性を有する官能基(例えば、アミノ基またはアセトアセテート基)の一部または全部は、アクリレート化合物のアクリル基に付加する。このような付加反応により得られた骨格を有する本発明に係る高分子化合物の構造について、図1を参照しながら説明する。なお、図1において「Por」と示しているのは、「Por」と記載されている位置にポルフィリンが存在していることを示している。すなわち、「Por」と記載されている部分に、コバルトポルフィリン錯体に由来する部位が存在する。
本発明に係る高分子化合物の取り得る構造の第1の例としては、図1(a)に示すように、コバルトポルフィリン錯体が、アクリレート化合物とコバルトポルフィリン錯体とをマイケル付加反応させて得られる骨格の主鎖に存在する構造である。この場合は、アクリレート化合物とコバルトポルフィリン錯体とが、互いに相手を介して結合されている。すなわち、アクリレート化合物(コバルトポルフィリン錯体)同士は、コバルトポルフィリン錯体(アクリレート化合物)を介して結合されている。
本発明に係る高分子化合物の取り得る構造の第2の例としては、図1(b)に示すように、コバルトポルフィリン錯体が、アクリレート化合物とコバルトポルフィリン錯体とをマイケル付加反応させて得られる骨格の側鎖に存在する構造である。この場合は、アクリレート化合物同士が重合(2種類以上のアクリレート化合物を用いる場合には、共重合)することで主鎖であるポリアクリレートが形成され、このポリアクリレートの側鎖部分にコバルトポルフィリン錯体が結合している。
本発明に係る高分子化合物の分子量(または重合度)は、特に規定されるものではなく、この高分子化合物の用途に応じて適宜調整すればよい。
次に、上述した構成を有する本発明に係る高分子化合物の合成法について説明する。
まず、本発明に係る高分子化合物の合成に用いるアクリレート化合物を準備する。このアクリレート化合物は、公知の方法により合成してもよく、また、市販されているものを用いてもよい。市販されているものとしては、例えば、ネオペンチルグリコールジアクリレート(Aldrich製)、ペンタエリトリトールテトラアクリレート(Aldrich製)、1,4−ビス(アクリロイルオキシ)ブタン(TCI社製)、1,10−ビス(アクリロイルオキシ)デカン(TCI社製)、テトラエチレングリコールジアクリレート(TCI社製)、ペンタエリスリトールトリアクリレート(新中村化学工業社製)、トリメチロールプロパントリアクリレート(新中村化学工業社製)、ビスフェノールA型エポキシアクリレート(ダイセルサイテック社製)、脂肪族ウレタンアクリレート(ダイセルサイテック社製)等が挙げられる。
テトラフェニルポルフィリンは、公知の方法により合成してもよく、また、市販されているものを用いてもよい。市販されているものとしては、例えば、テトラフェニルポルフィリン(TCI社製、ワコーケミカル社製、Sigma Aldrich社製、Strem Chemicals社製等)が挙げられる。
上述したようにして合成されたテトラフェニルポルフィリン誘導体にコバルトを配位させる方法としては、公知の方法を用いることができ、特に限定はされないが、例えば、テトラフェニルポルフィリン誘導体を、ジメチルホルムアミド(DMF)とクロロホルムとの混合溶媒に溶解させ、ルチジンの存在下で塩化コバルト六水和物と反応させることにより、テトラフェニルポルフィリン誘導体にコバルトが配位したコバルトポルフィリン錯体を合成することができる。
次に、上述したようにして合成されたコバルトポルフィリン錯体と、アクリレート化合物とを溶媒に溶解させ、触媒を添加してマイケル付加反応させることにより、高分子化合物が合成される。
コバルトポルフィリン錯体とアクリレート化合物とをマイケル付加反応させる前に、コバルトポルフィリン錯体を溶媒に溶解させ、次いで、溶液に、メチルイミダゾールまたはベンジルイミダゾール等の塩基性軸配位子を加えて、コバルトポルフィリン錯体と塩基性軸配位化合物とを反応させる。
以上説明した本発明に係る高分子化合物によれば、コバルトポルフィリン錯体とアクリレート化合物との架橋点、すなわち、コバルトポルフィリン錯体のマイケル供与性を有する官能基とアクリレート化合物のアクリル基との結合点を従来よりも増加させることができる。従って、本発明によれば、従来よりもポルフィリン含有量(高分子化合物単位量当たりのコバルトポルフィリン錯体の含有率)の高いポリマーを得ることが可能となる。特に、アクリレート化合物として、短鎖アクリレートを使用することにより、従来のコバルトポルフィリン錯体を含有する化合物よりも、ポルフィリン含有量を大幅に増加させることができる。
次に、上述した本発明に係る高分子化合物を利用した酸素透過膜および酸素透過材について説明する。既述の高分子からなる酸素透過膜は、上述した高分子化合物を製膜することにより得られる柔軟性に富んだ自立膜であるため、電気化学デバイスの隔壁など、様々な用途に使用することができる。ここで、高分子化合物は、ポルフィリン含有量、すなわち、コバルトポルフィリン錯体の含有量が多いものであるが、このコバルトポルフィリン錯体には、選択的に酸素分子を結合(吸収、放出)できる機能を有している。そのため、高分子化合物を製膜してなる酸素透過膜は、高い酸素透過能を有しており、大量の酸素を選択的に透過することができる。
次に、上述した本発明に係る酸素透過膜又は酸素透過材を利用した電気化学デバイスについて詳細に説明する。本発明に係る電気化学デバイスは、酸素の酸化還元反応を利用するものである。このような電気化学デバイスとしては、例えば、金属空気電池や燃料電池などがあるが、以下の説明では、金属空気電池を例に挙げて説明する。
2Li→2Li+2e−・・・(A)
2Li+O2+2e−→Li2O2・・・(B)
2Li+1/2O2+2e−→Li2O・・・(C)
まず、以下に示す方法で酸素透過膜を合成した。
本実施例では、コバルトポルフィリン錯体として、アセトアセテート基を1つ有するテトラフェニルポルフィリンにコバルトを配位した錯体を使用し、この錯体に塩基性軸配位子をアクリレート化合物として四官能アクリレートを使用し、マイケル付加反応により高分子化合物を合成した。
次に、実施例1の酸素透過膜を多孔性基材上に形成した酸素透過材を作製した。具体的には、多孔性基材(多孔性支持膜)として親水性ポリプロピレン膜(セルガード#2400:膜厚25μm、穴径0.125x0.05μm,セルガード#3051:膜厚25μm)を選んだ。ポリプロピレン膜は、ガスを通し水は通さないという特性をもっており、またクロロホルム溶液をはじくことなくポルフィリン溶液を支持膜上に均一に塗布することができる。上記(反応スキーム3)に示した、アセトアセテート置換コバルトポルフィリン1(Co)(Mw:785.8,10mg)と四官能アクリレート2(Mw:352.4,2.5mg,0.5eq)、および1重量%のDBUを0.2mLクロロホルムに溶解し、バーコーター法にて多孔性支持膜(6cmx6cm)上に成膜し、室温にて12時間硬化させて酸素透過膜を製膜した。硬化後も多孔性支持膜からの剥離等は見られず、コバルトポルフィリン錯体を80質量%含む酸素透過膜を多孔性支持膜上に形成した酸素透過材の作製が可能であった。
気体の透過係数Pは、拡散係数Dと溶解度係数Sとの積で表すことができる。透過係数Pは、下記式[数1]に基づき、膜面積や膜厚によらない固有の値として求めることが可能である。なお、式[数1]において、透過流量Q[cm3]、拡散係数D[cm2s-1]、溶解度積S[cm3(STP)cm-3cmHg]、膜厚l[cm]、断面積A[cm2]、圧力差・p[cmHg]である。
Claims (12)
- アクリル基を2つ以上有する多官能(メタ)アクリレートを含む少なくとも1種類以上の(メタ)アクリレート化合物と、下記一般式[化1]で表されるテトラフェニルポルフィリン誘導体(式[化1]中、R1〜R4のうちの少なくとも1つ以上は、マイケル供与性を有する官能基である。)の中心にコバルトが配位したポルフィリン錯体と、をマイケル付加反応させて得られる骨格を有する高分子化合物であり、前記マイケル供与性を有する官能基の少なくとも一部は、前記(メタ)アクリレート化合物に付加し、
さらに、塩基性軸配位子が前記ポルフィリン錯体の中心のコバルトに配位しており、
前記高分子化合物中に含まれる前記テトラフェニルポルフィリン誘導体は、30質量%以上である、高分子化合物。
- 前記塩基性軸配位子が前記コバルトの第5配位座に結合して、当該コバルトの第6配位座に酸素分子が配位するようにした、請求項1記載の高分子化合物。
- 前記(メタ)アクリレート化合物が、少なくとも1種類以上の多官能性を有する(メタ)アクリレートからなり、前記テトラフェニルポルフィリン誘導体が、前記マイケル供与性を有する官能基を少なくとも1つ以上有することで架橋体となる、請求項1又は2記載の高分子化合物。
- 前記(メタ)アクリレート化合物が、フルオロアルキル骨格を有する、請求項1乃至3の何れか1項記載の高分子化合物。
- 前記マイケル供与性を有する置換基が、アミノ基またはアセトアセテート基である、請求項1乃至4の何れか1項記載の高分子化合物。
- 請求項1乃至5の何れか1項記載の高分子化合物が製膜して得られる、酸素透過膜。
- 前記高分子化合物が多孔性基材に製膜されている、請求項6記載の酸素透過膜。
- 前記高分子化合物からなる膜の窒素の透過係数に対する酸素の透過係数が膜前後における酸素の圧力差が0.00133322MPa(1cmHg)で8倍以上、0.066661MPa(50cmHg)で2倍以上である請求項6または7記載の酸素透過膜。
- 前記高分子化合物が多孔性基材に形成された気体透過膜上に製膜されてなる、請求項6記載の酸素透過膜。
- 前記気体透過膜がポリ(1−トリメチルシリルプロピン)から形成されている、請求項9記載の酸素透過膜。
- 酸素を正極活物質とする正極と、
金属を負極活物質とする負極と、
前記正極と前記負極との間に配置される電解質と、
請求項6乃至10の何れか1項記載の酸素透過膜からなる隔壁と、
を備え、
前記隔壁を介して、前記正極に酸素を供給する、電気化学デバイス。 - 前記金属がリチウムである、請求項11に記載の電気化学デバイス。
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