JP6035104B2 - 逆止弁 - Google Patents

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Description

本発明は、流体が一方向に流れるのを許容し、逆方向の流れを阻止する逆止弁に関する。
逆止弁は、弁座を有する本体内に弁体を挿入してバネにより弁座に向けて付勢して流体の逆流を阻止する構成を備えるが、開閉切換えの動作時に異音(衝突音)が発生する。この異音発生を抑制するためにエアダンパ機能を備えることが特許文献1等で提案されている。
特開2001−99340号公報
上記特許文献に開示される公知の逆止弁は、応答性の低下を招く問題点を有していた。
本発明の目的は、ダンパ抵抗を可変として、応答性を低下させることなくハンチングやチャタリングを確実に防止する逆止弁を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の逆止弁は、弁座に対向する弁室を有する本体と、前記弁室の開口部に固着される蓋部材と、前記弁座に対して離接する有底円筒形状の弁体と、前記本体固着されて前記弁体を案内するガイド部を有するストッパと、前記弁体と前記ストッパの間に配設されて前記弁体を閉弁方向に付勢するバネを備える。そして、前記弁体は、前記弁座に対向する大径の内径部を有する大径部と、前記ストッパに対向し、前記ガイドが挿入される小径の内径部を有する小径部を備え、前記ガイド部は、前記弁座に近い位置に開口する入口部と前記弁座から離れた位置に開口する出口部を有するバイパス流路を備え、前記弁体は、前記弁座から離れるに従い、前記小径部の内周面により、前記入口部のみを塞ぐ位置と、前記入口部及び前記出口部をいずれも塞がない位置と、前記出口部のみを塞ぐ位置とを順次移動するものである。
また、前記入口部は、弁のリフト率が25%近傍に達する位置で前記大径部の内部の空間に対して開口し、前記出口部は弁のリフト率が75%近傍に達する位置で前記小径部の内周面により封止される構成を有する。
さらに、前記バイパス流路は、前記ストッパの前記ガイド部の軸線を通る斜め穴であり、前記ストッパの前記ガイド部の外周面に形成される軸方向の溝とすることもできる。
本発明の逆止弁は、以上の構成を備えることにより弁開度に応じてダンパ抵抗が自動的に変更され、必要十分な応答性を保ったままで、ハンチングやチャタリングを確実に防止することができる。
本発明の逆止弁の説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 弁体の説明図。 ストッパの説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 ストッパの他の例を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。 逆止弁の作用を示す説明図。
逆止弁1は、図1に示すように円筒形状の本体10を有し、本体10の内部には弁室12が形成される。弁室12の内部には、ストッパ60に摺動自在に支持される弁体50が挿入され、弁体50の先端のテーパー状のシール部52は、弁座14に対して接離する。ストッパ60は本体10の開口部に嵌装され、蓋部材20が溶接部Wにより本体10に固着される。
本体10側にはパイプ30がとりつけられ、蓋部材20側にはパイプ40が取り付けられる。弁体50とストッパ60の間にはバネ70が配設され、弁体50を弁座14に向けて付勢する。
図2、図3は逆止弁1の作用を示す説明図である。
図2は、流体がパイプ30側からパイプ40側へ(矢印F方向へ)流れる場合を示す。
流体の圧力を受けると、弁体50はバネ70に抗してストッパ60側へ押し付けられて、シール部52と弁座14の間は開弁状態となる。
図3は、流体がパイプ40からパイプ30側へ(矢印F方向へ)流れる場合を示す。
弁体50は、バネ70に付勢されて、弁座14側へ移動し、シール部52が弁座14に当接して閉弁状態となる。
弁体50は、開弁時と閉弁時にストッパ60と弁座14に衝突して騒音の発生原因となるが、本発明の逆止弁1にあっては、開弁時と閉弁時に、弁体50の移動に対して強いダンピング(減衰)抵抗を与えて相手部材との衝撃を緩和し、途中の動作に対しては弱いダンピング抵抗を与えて動作時間を短縮する。
図4に示すように、弁体50は大径部53と小径部54を有し、小径部54の端部は開放されている。小径部54の内径寸法Dは大径部53の内径寸法Dに比べて小さく形成される。弁体50の先端はテーパー状のシール部52に形成され、大径部53の内部は内径寸法Dをもつ空間56が形成される。
ストッパ60は、図5に示すように、円筒状のガイド部62と1対の取付部64を有し、ガイド部62を斜めに貫通する貫通穴65が設けられる。貫通穴65は流体のバイパス通路として機能する。
ガイド部62の外径寸法Dは弁体50の大径部53の内径寸法Dに比べて0.1mm程度小さく形成されている。貫通穴65の一方の入口部65aは弁体50の大径部53に近い位置に、他方の出口部65bは大径部から離れた位置に設けられる。
図6から図9は、本発明の逆止弁の作動を示す説明図である。
図6の開弁率(弁体50のリフト率)が0%直後の開弁状態では、パイプ30側から流体が本体10側に流れると、その圧力を受けて弁体50はバネ70に抗してストッパ60側へ移動を開始する。
弁体50の空間56内の流体は、弁体50の小径部54の内周面とストッパ60のガイド部62の外周面の間に形成された間隙Gを伝わって弁室12側へ流出する。間隙Gが形成する流路は小さいので、この流れによるダンピング抵抗は大きい。従って弁体50の開弁開始直後の移動スピードは低く抑えられる。
開弁率が25%近傍に達する図7の状態では、ストッパ60に設けたストッパ60の貫通穴入口部65aが弁体50の空間56に対して開口する。この状態では空間56内の流体は、間隙Gに加えて貫通穴65を通って弁室12側へ流出する。
流出速度は速くなり、ダンピング抵抗は小さくなる。従って、弁体50の移動速度は速くなる。
開弁率が75%近傍に達する図8の状態では、小径部54の内径部が貫通穴65の貫通穴出口部65bを塞ぐ。弁体50の空間56内の流体は再び間隙Gのみを通って弁室12側へ流出することとなり、ダンピング抵抗は大きくなる。従って、弁体50の移動速度も小さくなる。
開弁率が100%の図9の状態では、弁体50の小径部54の端部はストッパ60の取付部64に衝突する。
しかしながら、弁体50の移動速度は小さいので、衝突音の発生も小さくて済み、衝撃によるダメージも抑制される。
弁体50が閉弁位置に戻る操作にあっても、弁体50のシール部52が弁座14に当接する直前の弁体50の移動には強いダンピング抵抗が作用するので、シール部52が弁座14に衝突する際の衝撃も小さくなり、また強いダンパ抵抗により、弁体50のハンチングやチャタリングの発生も防止できる。
本発明の逆止弁に使用されるストッパの他の例を図10にそって説明する。
ストッパ160は、外径寸法Dを有するガイド部162と1対の取付部164を有する。ガイド162の外周部には、軸線方向の溝165が形成される。溝165は流体のバイパス流路として機能する。
溝165の両端部は溝入口部165aと溝出口部165bとして機能する。
図11から図14にそって、ストッパ160を備えた本発明の逆止弁の作用を説明する。
図11は開弁率が0%(閉弁状態)を示し、図12は開弁率が25%程度の状態を示す。溝165の機能は先の実施例で説明したストッパ60の貫通穴65の機能と同様である。
図13は開弁率が75%、図14は開弁率が100%(開弁状態)を示す。
上述した実施例にあっても、弁体50は、開弁率(弁リフト率)が0%から25%と75%から100%の間で強いダンピング抵抗を作用させて移動速度を小さくし、開弁率25%から75%の間では移動速度を大きくして開閉時間を短縮することができる。
本発明の逆止弁は以上のように、応答性を損うことなしに、弁体が相手部材に衝突する際の衝撃を小さくするとともに、特に開弁直後の弁体の移動に対して強いダンピング抵抗を与えて、ハンチングやチャタリングを防止することができる。
また、バイパス流路の形状や構造は、上述した実施例に限定されずに種々のものが採用できる。
1 逆止弁
10 本体
12 弁室
14 弁座
20 蓋部材
30 パイプ
40 パイプ
50 弁体
52 シール部
53 大径部
54 小径部
56 空間
60 ストッパ
61 先端面
62 ガイド部
64 取付部
65 貫通穴
65a 貫通穴入口部
65b 貫通穴出口部
70 バネ
160 ストッパ
162 ガイド部
164 取付部
165 溝
165a 溝入口部
165b 溝出口部
溶接部
間隙

Claims (4)

  1. 弁座に対向する弁室を有する本体と、前記弁室の開口部に固着される蓋部材と、前記弁座に対して離接する有底円筒形状の弁体と、前記本体固着されて前記弁体を案内するガイド部を有するストッパと、前記弁体と前記ストッパの間に配設されて前記弁体を閉弁方向に付勢するバネを備え、
    前記弁体は、前記弁座に対向する大径の内径部を有する大径部と、前記ストッパに対向し、前記ガイドが挿入される小径の内径部を有する小径部を備え、
    前記ガイド部は、前記弁座に近い位置に開口する入口部と前記弁座から離れた位置に開口する出口部を有するバイパス流路を備え
    前記弁体は、前記弁座から離れるに従い、前記小径部の内周面により、前記入口部のみを塞ぐ位置と、前記入口部及び前記出口部をいずれも塞がない位置と、前記出口部のみを塞ぐ位置とを順次移動する逆止弁。
  2. 前記入口部は、弁のリフト率が25%近傍に達する位置で前記大径部の内部の空間に対して開口し、前記出口部は弁のリフト率が75%近傍に達する位置で前記小径部の内周面により封止される請求項1記載の逆止弁。
  3. 前記バイパス流路は、前記ストッパの前記ガイド部の軸線を通る斜め穴である請求項1記載の逆止弁。
  4. 前記バイパス流路は、前記ストッパの前記ガイド部の外周面に形成される軸方向の溝である請求項1記載の逆止弁。
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