JP6034956B2 - 移動通信システム、基地局及びユーザ端末 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システム、ユーザ端末、及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、3GPPリリース10以降において、LTE(Long Term Evolution)を高度化したLTE Advancedの標準化を進めている。
LTE Advancedは、LTEとの後方互換性を確保しながら広帯域化を実現すべく、LTEにおけるキャリア(周波数帯)をコンポーネントキャリアと位置付け、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用して通信を行うキャリアアグリゲーションが導入される(例えば、非特許文献1参照)。
上りリンクのキャリアアグリゲーションにおいて、複数のコンポーネントキャリアは、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)の送信に使用されるプライマリ・コンポーネントキャリアを含む。また、プライマリ・コンポーネントキャリアは、NAS(Non−Access Stratum)情報の送信に使用される。
3GPP技術仕様 「TS36.300 V11.4.0」 2012年12月
ところで、隣接する基地局が同一のコンポーネントキャリア(同一の周波数帯)を使用する場合、基地局間の干渉により通信品質の劣化が生じ得る。
特に、物理上りリンク制御チャネル等の制御チャネルが干渉の影響を受けると、正常な通信ができなくなる問題があった。
そこで、本発明は、物理上りリンク制御チャネルの干渉を回避できる移動通信システム、ユーザ端末、及び基地局を提供する。
本発明に係る移動通信システムは、基地局と、第1のキャリアを含む複数のキャリアを使用して上りリンク通信を行うユーザ端末と、を備える。前記ユーザ端末は、物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第1のキャリア以外のキャリアに変更するための変更情報を、少なくとも前記第1のキャリアを使用して上りリンク通信を行う前記基地局から受信する受信部と、前記変更情報に基づいて、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第1のキャリア以外のキャリアに変更する端末側制御部と、を含む。
実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 実施形態に係るUEのブロック図である。 実施形態に係るeNBのブロック図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 実施形態に係る動作環境を示す図である。 実施形態に係る動作を説明するための図である。 実施形態に係る動作シーケンス図である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る移動通信システムは、基地局と、第1のキャリアを含む複数のキャリアを使用して上りリンク通信を行うユーザ端末と、を備える。前記ユーザ端末は、物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第1のキャリア以外のキャリアに変更するための変更情報を、少なくとも前記第1のキャリアを使用して上りリンク通信を行う前記基地局から受信する受信部と、前記変更情報に基づいて、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第1のキャリア以外のキャリアに変更する端末側制御部と、を含む。
実施形態では、前記変更情報は、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを指定するための識別子を含む。前記端末側制御部は、前記変更情報に基づいて、前記複数のキャリアのうち前記識別子に対応するキャリアを使用して前記物理上りリンク制御チャネルの送信を行う。
実施形態では、前記送信部は、ユーザ端末個別に前記変更情報を送信する。
実施形態では、前記基地局は、前記基地局が隣接基地局からの干渉情報を受信した場合に、受信した干渉情報に基づいて、前記変更情報を前記ユーザ端末に送信するか否かを判断する基地局側制御部をさらに含む。
実施形態では、前記移動通信システムは、キャリアアグリゲーションをサポートする。前記ユーザ端末は、前記第1のキャリアであるプライマリ・コンポーネントキャリアを含む前記複数のキャリアである複数のコンポーネントキャリアを使用して前記基地局との上りリンク通信を行う。前記変更情報は、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアであるコンポーネントキャリアを、前記プライマリ・コンポーネントキャリア以外のコンポーネントキャリアに変更するための情報である。前記基地局は、前記変更情報を前記ユーザ端末に送信する送信部を含む。前記端末側制御部は、前記変更情報に基づいて、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するコンポーネントキャリアを、前記プライマリ・コンポーネントキャリア以外のコンポーネントキャリアに変更する。
実施形態では、前記プライマリ・コンポーネントキャリア以外のコンポーネントキャリアとは、前記複数のコンポーネントキャリアに含まれるセカンダリ・コンポーネントキャリアである。前記端末側制御部は、前記変更情報に基づいて、前記プライマリ・コンポーネントキャリアとして設定するコンポーネントキャリアを変更することなく、前記セカンダリ・コンポーネントキャリアを使用して前記物理上りリンク制御チャネルの送信を行う。
実施形態では、前記変更情報は、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するコンポーネントキャリアを指定するための識別子を含む。前記端末側制御部は、前記変更情報に基づいて、前記複数のコンポーネントキャリアのうち前記識別子に対応するコンポーネントキャリアを使用して前記物理上りリンク制御チャネルの送信を行う。
その他の実施形態では、前記移動通信システムは、前記基地局との二重接続をサポートする他の基地局をさらに備える。前記ユーザ端末は、前記第1のキャリアを使用して前記基地局との上りリンク通信を行うとともに、前記複数のキャリアに含まれる第2のキャリアを使用して他の基地局との上りリンク通信を行う。前記端末側制御部は、前記変更情報に基づいて、前記物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第2のキャリアに変更し、前記他の基地局に対して、前記物理上りリンク制御チャネルを送信する制御を行う。
実施形態に係るユーザ端末は、第1のキャリアを含む複数のキャリアを使用して上りリンク通信を行う。当該ユーザ端末は、少なくとも前記第1のキャリアを使用して上りリンク通信を行う基地局から変更情報を受信する受信部と、前記変更情報に基づいて、物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第1のキャリア以外のキャリアに変更する端末側制御部と、を備える。
実施形態に係る基地局は、第1のキャリアを含む複数のキャリアを使用して上りリンク通信を行うユーザ端末との上りリンク通信を、少なくとも前記第1のキャリアを使用して行う。当該基地局は、物理上りリンク制御チャネルの送信に使用するキャリアを、前記第1のキャリア以外のキャリアに変更するための変更情報を前記ユーザ端末に送信する送信部を備える。
[実施形態]
以下、図面を参照して、LTE Advancedに準拠して構成される移動通信システム(以下、「LTEシステム」という)にD2D通信を導入する場合の実施形態を説明する。
(LTEシステム)
図1は、本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10は無線アクセスネットワークに相当し、EPC20はコアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100はユーザ端末に相当する。
E−UTRAN10は、複数のeNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は基地局に相当する。eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。なお、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
eNB200は、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPC20は、複数のMME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行うネットワークノードであり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワークノードであり、交換局に相当する。MME/S−GW300により構成されるEPC20は、eNB200を収容する。
eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。
次に、UE100及びeNB200の構成を説明する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101と、無線送受信機110と、ユーザインターフェイス120と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130と、バッテリ140と、メモリ150と、プロセッサ160と、を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、端末側制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、端末側制御部を構成するプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ101は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160によって実行されるプログラムと、プロセッサ160による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201と、無線送受信機210と、ネットワークインターフェイス220と、メモリ230と、プロセッサ240と、を有する。メモリ230及びプロセッサ240は、基地局側制御部を構成する。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、基地局側制御部を構成するプロセッサとしてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ201は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240によって実行されるプログラムと、プロセッサ240による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルのレイヤ1乃至レイヤ3に区分されており、レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、を含む。レイヤ3は、RRC(Radio Resource Control)レイヤを含む。
物理レイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理レイヤとeNB200の物理レイヤとの間では、物理チャネルを介してデータが伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMACレイヤとeNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータが伝送される。eNB200のMACレイヤは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))、及び割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLCレイヤは、MACレイヤ及び物理レイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとeNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータが伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRCレイヤは、制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRCレイヤとeNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のための制御メッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100は接続状態(RRC connected state)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRC idle state)である。
RRCレイヤの上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)レイヤは、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主にユーザデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
PDCCHは、制御信号を搬送する。制御信号は、例えば、上りリンクSI(Scheduling Information)、下りリンクSI、TPCビットを含む。上りリンクSIは上りリンク無線リソースの割当てを示す情報であり、下りリンクSIは、下りリンク無線リソースの割当てを示す情報である。TPCビットは、上りリンクの送信電力の増減を指示する情報である。これらの情報は、下りリンク制御情報(DCI)と称される。
PDSCHは、制御信号及び/又はユーザデータを搬送する。例えば、下りリンクのデータ領域は、ユーザデータにのみ割当てられてもよく、ユーザデータ及び制御信号が多重されるように割当てられてもよい。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主にユーザデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
PUCCHは、制御信号を搬送する。制御信号は、例えば、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indicator)、SR(Scheduling Request)、ACK/NACKなどである。CQIは、下りリンクのチャネル品質を示す情報であり、下りリンク伝送に使用すべき推奨変調方式及び符号化速度の決定等に使用される。PMIは、下りリンクの伝送の為に使用することが望ましいプリコーダマトリックスを示す情報である。RIは、下りリンクの伝送に使用可能なレイヤ数(ストリーム数)を示す情報である。SRは、上りリンク無線リソース(リソースブロック)の割当てを要求する情報である。ACK/NACKは、下りリンクの物理チャネル(例えば、PDSCH)を介して送信される信号の復号に成功したか否かを示す情報である。
PUSCHは、制御信号及び/又はユーザデータを搬送する。例えば、上りリンクのデータ領域は、ユーザデータにのみ割当てられてもよく、ユーザデータ及び制御信号が多重されるように割当てられてもよい。
(実施形態に係る動作)
本実施形態に係るLTEシステムは、キャリアアグリゲーションをサポートする。キャリアアグリゲーションでは、複数のコンポーネントキャリア(CC)を同時に使用して通信を行う。上りリンクのキャリアアグリゲーションにおいて、複数のCCは、PUCCHの送信に使用されるプライマリ・コンポーネントキャリア(PCC)を含む。また、PCCは、NAS情報の送信に使用される。
図6は、本実施形態に係る動作環境を示す図である。図6に示すように、eNB200−1と、eNB200−1と隣接するeNB200−2と、が設置されている。eNB200−1のセルには、UE100−1及び100−2が在圏する。すなわち、eNB200−1のセルは、UE100−1及び100−2のそれぞれのサービングセルである。また、eNB200−2のセルには、UE100−3が在圏する。すなわち、eNB200−2のセルは、UE100−3のサービングセルである。
eNB200−1は、CC#1及び#2の2つのCCを上りリンク通信に使用可能である。CC#1はPCCであり、CC#2はセカンダリ・コンポーネントキャリア(SCC)である。
eNB200−1は、PCCに関する周波数情報(freqInfo)をシステム情報ブロック(SIB)のタイプ2(いわゆる、SIB2)に含めてブロードキャストで送信する。周波数情報(freqInfo)は、PCCのキャリア周波数を示す情報(ul−CarrierFreq)と、PCCの周波数帯域幅を示す情報(ul−Bandwidth)と、を含む。なお、SIBは、アイドル状態のUE100が受信可能な情報である。SIBは、トランスポートチャネルの一種であるDL−SCHに設けられる。
UE100−1及び100−2のそれぞれは、eNB200−1からのSIB2に含まれる周波数情報(freqInfo)に基づいて、PCCとして設定されるCC#1を特定する。UE100−1及び100−2のそれぞれは、eNB200−1とのRRC接続を確立した後、PCCとして設定されたCC#1、及びSCCとして設定されたCC#2を使用して、eNB200−1との上りリンク通信を行う。
一方、eNB200−2は、CC#1をPCCとして設定しており、少なくともCC#1を使用してUE100−3との上りリンク通信を行う。
UE100−2は、eNB200−1のセルエッジであって、eNB200−2のセル近傍に位置する。よって、UE100−2が送信する上りリンク信号は、eNB200−1において受信されるだけでなく、eNB200−2においても受信される。
よって、eNB200−2とUE100−3との間の上りリンク通信は、eNB200−1とUE100−2との間の上りリンク通信から干渉の影響を受ける。特に、UE100−3のPUCCHは、UE100−2のPUCCHからの干渉の影響を受けて、eNB200−2でPUCCHを復号することが困難になり、UE100−3に対する通信制御が不能になる。
このような状況下で、UE100−2を干渉源として判定したeNB200−1は、PUCCHの送信に使用するCC(以下、「PUCCH送信CC」という)を、PCC以外のCC(CC#2)に変更するための変更情報をUE100−2に送信する。
eNB200−1は、変更情報を例えばRRCレイヤのメッセージ(RRCメッセージ)に含めてUE100−2に送信する。セル内の全UEに共通であるSIBとは異なり、RRCメッセージは、UE個別に送信可能なメッセージである。或いは、eNB200−1は、変更情報をDCIに含めてUE100−2に送信してもよい。このように、eNB200−1は、UE個別に変更情報を送信する。
UE100−2は、変更情報をeNB200−1から受信する。そして、UE100−2は、変更情報に基づいて、PUCCH送信CCをPCC以外のCC(CC#2)に変更する。本実施形態では、PCC以外のCC(CC#2)とは、SCCである。UE100−2は、変更情報に基づいて、PCCとして設定するCCを変更することなく、SCC(CC#2)を使用してPUCCHの送信を行う。
これにより、UE100−3のPUCCHは、UE100−2のPUCCHからの干渉が回避される。
また、PCCとして設定するCCを変更しないのは、次の理由による。PCCとして設定するCCを変更してしまうと、各種設定(RRC設定など)を全体的に変更する必要があるため、処理負荷及びシグナリングが大幅に増加する問題があるからである。
図7は、本実施形態に係る動作を説明するための図である。図7では、各CCにおける1無線フレーム分の使用状態(キャリア構造)を示している。
図7に示すように、UE100−1は、eNB200−1とのRRC接続を確立した後、PCCとして設定されたCC#1、及びSCCとして設定されたCC#2を使用して、eNB200−1との上りリンク通信を行う。PCCとして設定されたCC#1には、PUCCH領域が設けられる。SCCとして設定されたCC#2には、PUCCH領域が設けられない。
UE100−2は、eNB200−1とのRRC接続を確立した後、PCCとして設定されたCC#1、及びSCCとして設定されたCC#2を使用して、eNB200−1との上りリンク通信を行う。PCCとして設定されたCC#1には、PUCCH領域が設けられる。SCCとして設定されたCC#2には、PUCCH領域が設けられない。
その後、eNB200−1からの変更情報により、UE100−2がPUCCH送信CCをCC#2に変更すると、CC#1にPUCCH領域が設けられずに、CC#2にPUCCH領域が設けられる。一方、UE100−1については、当初のCC設定を維持する。
図8は、本実施形態に係る動作シーケンス図である。図8では、eNB200−1、eNB200−2、及びUE100−2のそれぞれの動作を示している。
図8に示すように、ステップS101において、UE100−2は、PCCとして設定されたCC#1を使用してPUCCHの送信を行う。UE100−2は、PUCCHの送信と共に、上りリンクの参照信号(SRS;Sounding Reference Signal)を送信してもよい。UE100−2のPUCCHは、eNB200−1において受信されるだけでなく、eNB200−2においても受信される。
ステップS102において、eNB200−2は、上りリンクにおける干渉電力を検出する。eNB200−2は、UE100−2から受信した上りリンク信号(DMRS及び/又はSRS)の設定パラメータなどに基づいて、UE100−2を干渉源として推定し、UE100−2を示す情報を含んだ干渉情報を生成する。設定パラメータとは、上りリンク信号が配置される無線リソースなどを意味する。例えば、eNB200−2は、送信されるサブフレーム(DMRSであればPUSCHが割り当てられる予定のサブフレーム、SRSであればperiodicで決められているサブフレーム、aperiodicの場合には割り当てる予定のサブフレーム)とそこで使用される参照信号シーケンスをeNB200−1から通知されており、このサブフレームでこの信号シーケンスを検出できたか、及びどのくらいの電力を検出したかで、干渉源を推定する。
或いは、eNB200−2は、干渉源を推定することなく、UE100−2から受信した上りリンク信号の設定パラメータを示す情報を含んだ干渉情報を生成する。この場合、eNB200-2側ではブラインド検出(eNB200-1からの情報無しに検出)したサブフレームと参照信号シーケンスとを干渉情報としてeNB200-1に送り、eNB200-1側でマッチングを取ることによって干渉源を特定する。
ステップS103において、eNB200−2は、X2インターフェイス又はS1インターフェイス上で、干渉情報をeNB200−1に送信する。
ステップS104において、eNB200−1は、eNB200−2から受信した干渉情報に基づいて、自セル内のUEそれぞれについて、変更情報を送信するか否かを判断する。干渉源を示す情報を干渉情報が含む場合、eNB200−1は、当該干渉源に変更情報を送信すると判断する。或いは、上りリンク信号の設定パラメータを示す情報を干渉情報が含む場合、eNB200−1は、当該設定パラメータに基づいて干渉源を推定し、当該干渉源に変更情報を送信すると判断する。ここでは、eNB200−1が、干渉源としてのUE100−2に変更情報を送信すると判断したと仮定して説明を進める。
ステップS105において、eNB200−1は、PUCCH送信CCをPCC以外のCC(CC#2)に変更するための変更情報をUE100−2に送信する。変更情報は、変更後のPUCCH送信CC(CC#2)を指定するための識別子を含む。
ステップS106において、UE100−2は、eNB200−1からの変更情報に基づいて、PUCCH送信CCを、PCC以外のCC(CC#2)に変更すると決定する。具体的には、UE100−2は、変更情報に含まれる識別子に対応するCC(CC#2)を、PUCCHの送信に使用する新たなCCとして決定する。
ステップS107において、UE100−2は、SCCとして設定されており、かつ、変更情報に含まれる識別子に対応するCC(CC#2)を使用してPUCCHの送信を行う。
上述したように、UE100−2がPUCCH送信CCをPCC以外のCC(CC#2)に変更することにより、eNB200−2及びUE100−3は、UE100−2のPUCCHに起因するPUCCH干渉を回避できるため、正常な通信を行うことができる。
[実施形態の変更例]
上述した実施形態では、eNB200−2で上りリンクの干渉を検出した場合に、干渉情報をeNB200−1に送信し、eNB200−1でPUCCH送信CCを変更する制御を行っていた。
一方、本変更例では、eNB200−2が複数のCCを上りリンク通信に使用する場合に、上述した制御に代えて、以下の制御を行う。
具体的には、eNB200−2は、上りリンクにおける干渉電力を検出したことに応じて、PUCCH送信CCをPCC以外のCC(例えばCC#2)に変更するための変更情報をUE100−3に送信する。UE100−3は、eNB200−2からの変更情報に基づいて、PUCCH送信CCをPCC以外のCC(例えばCC#2)に変更する。
これにより、上述した実施形態と同様に、eNB200−2及びUE100−3は、UE100−2のPUCCHに起因するPUCCH干渉を回避できるため、正常な通信を行うことができる。
[その他の実施形態]
また、上述した実施形態では、本発明が、キャリアアグリゲーションをサポートするLTEシステムに適用されるケースを説明したが、これに限られない。本発明は、二重接続(Dual Connectivity)をサポートするLTEシステムに適用されてもよい。
なお、二重接続は、RRC接続中のUEが、バックホールに接続される少なくとも2つの異なるネットワークポイント(例えば、2つのeNB200)から与えられる無線リソース(キャリア)を使用する動作方式である。
例えば、上述した実施形態に係る動作環境において、eNB200−3が設置されているケースを説明する。
eNB200−3は、eNB200−1の近隣に位置する。eNB200−3は、eNB200−1の隣接基地局であってもよい。或いは、eNB200−1がマクロセルを管理している場合、マクロセル内に設置され、スモールセルを管理するeNB200−3であってもよい。
eNB200−3は、eNB200−1との二重接続をサポートするeNBである。UE100−2は、eNB200−1とRRC接続を確立しており、キャリア♯1を使用してeNB200−1との上りリンク通信を行うとともに、キャリア♯2を使用してeNB200−3との上りリンク通信を行う。従って、UE100−2は、eNB200−1とeNB200−3とから与えられる無線リソース(キャリア♯1及びキャリア♯2)を使用する。UE100−2は、キャリア♯1を使用してPUCCHを送信する。なお、UE100−2は、eNB200−3とRRC接続を確立せずに、eNB200−3と通信用のベアラを確立していてもよい。
一方、上述した実施形態と同様に、eNB200−2は、キャリア♯1を使用してUE100−3と上りリンク通信を行う。UE100−3は、キャリア♯1を使用してPUCCHを送信する。
この場合、上述した実施形態と同様に、UE100−3のPUCCHは、UE100−2のPUCCHからの干渉の影響を受けて、eNB200−2でPUCCHを復号することが困難になり、UE100−3に対する通信制御が不能になる。
このような状況下で、UE100−2を干渉源と判定したeNB200−1は、PUCCHの送信に使用するキャリア(以下、PUCCH送信キャリアという)をキャリア♯1以外のキャリアであるキャリア♯2に変更するための変更情報をUE100−2に送信できる。eNB200−1は、上述した実施形態と同様に、UE個別に変更情報を送信できる。変更情報は、PUCCHの送信に使用するキャリア(キャリア♯2)を指定するための識別子を含んでもよい。
eNB200−1からの変更情報を受信したUE100−2は、当該変更情報に基づいて、PUCCH送信キャリアをキャリア♯2に変更する。UE100−2は、変更情報に基づいて、複数のキャリアのうち識別子に対応するキャリアに対応するキャリアを使用してPUCCHの送信を行うことができる。その後、UE100−2は、eNB200−3に対して、キャリア♯2を使用してPUCCHの送信を行う。これにより、上述した実施形態と同様に、eNB200−2及びUE100−3は、UE100−2のPUCCHに起因するPUCCH干渉を回避できるため、正常な通信を行うことができる。
また、UE100−2は、変更情報に基づいて、eNB200−1とのRRC接続を切断して、eNB200−3とのRRC接続を確立することなく、キャリア♯2を使用してPUCCHの送信を行うことができる。これにより、RRC接続の設定変更に伴う、処理負荷及びシグナリングの増加が発生しない。
また、eNB200−1は、上述した実施形態と同様に、eNB200−2から干渉情報を受信した場合に、受信した干渉情報に基づいて、変更情報をUE100−2に送信するか否かを判断してもよい。
また、上述した実施形態では、本発明をLTEシステムに適用するケースを主として説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
なお、米国仮出願第61/805798号(2013年3月27日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明に係る移動通信システム、基地局及びユーザ端末は、物理上りリンク制御チャネルの干渉を回避できるため、移動通信分野において有用である。

Claims (3)

  1. ユーザ端末であって、
    第1の基地局及び第2の基地局と同時に通信する二重接続を実行する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の基地局とのRRC接続を有し、
    前記第2の基地局に対してPUCCHを送信するために用いる所定キャリアを指定する識別子を、前記第1の基地局から受信し、
    前記識別子に基づいて前記所定キャリアを設定し、
    前記所定キャリアを設定した後、前記第2の基地局とのRRC接続を確立せずに、前記第1の基地局とのRRC接続を維持する、
    ことを特徴とするユーザ端末。
  2. 第1の基地局及び第2の基地局と同時に通信する二重接続を実行するユーザ端末を制御する方法であって、
    前記第1の基地局とのRRC接続を確立するステップと、
    前記第2の基地局に対してPUCCHを送信するために用いる所定キャリアを指定する識別子を、前記第1の基地局から受信するステップと、
    前記識別子に基づいて前記所定キャリアを設定するステップと、
    前記所定キャリアを設定した後、前記第2の基地局とのRRC接続を確立せずに、前記第1の基地局とのRRC接続を維持するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  3. 第1の基地局及び第2の基地局と同時に通信する二重接続を実行するユーザ端末を制御するプロセッサであって、
    前記プロセッサは、
    前記第1の基地局とのRRC接続を確立する処理と、
    前記第2の基地局に対してPUCCHを送信するために用いる所定キャリアを指定する識別子を、前記第1の基地局から受信する処理と、
    前記識別子に基づいて前記所定キャリアを設定する処理と、
    前記所定キャリアを設定した後、前記第2の基地局とのRRC接続を確立せずに、前記第1の基地局とのRRC接続を維持する処理と、
    を実行することを特徴とするプロセッサ。
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