JP6032099B2 - 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法 - Google Patents

周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6032099B2
JP6032099B2 JP2013071943A JP2013071943A JP6032099B2 JP 6032099 B2 JP6032099 B2 JP 6032099B2 JP 2013071943 A JP2013071943 A JP 2013071943A JP 2013071943 A JP2013071943 A JP 2013071943A JP 6032099 B2 JP6032099 B2 JP 6032099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane
crystal
periodic table
metal nitride
nitride semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013071943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014196204A (ja
Inventor
田中 裕之
裕之 田中
敬紀 鈴木
敬紀 鈴木
健史 藤戸
健史 藤戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2013071943A priority Critical patent/JP6032099B2/ja
Publication of JP2014196204A publication Critical patent/JP2014196204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6032099B2 publication Critical patent/JP6032099B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法に関する。
LED・LD等の発光デバイス形成用の下地基板として、窒化ガリウム基板に代表される周期表第13族金属窒化物半導体基板が注目されている。周期表第13族金属窒化物半導体基板の製造方法としては通常、周期表第13族金属窒化物半導体のバルク結晶を製造し、それにスライス等の加工処理を施して複数枚の基板を得る方法が用いられている。
バルク結晶を得るためには結晶の厚膜成長が必要であるが、非特許文献1のFig.2に記載されているように、厚膜結晶成長を実施した場合には、成長が進むにつれて結晶の外周部がテーパ状になり、結晶成長とともに主面におけるフラットな部分の面積が小さくなることが報告されている。
Journal of Crystal Growth 311 (2009) 3011-3014
本発明者等は、非特許文献1のFig.2に記載されている結晶について検討したところ、バルク結晶の外周部にファセット面が生じて外周部がテーパ形状となることから、結晶における厚さ方向で主面面積が大きく異なっていた。そのため、バルク結晶を加工して基板を取り出そうとしても基板間で主面の面積が大きく異なり、大面積の基板を得ようとすると少数しか得られず、歩留まりが悪かった。
本発明は、結晶の厚さ方向で主面面積の変化が小さく、大面積の基板を効率良く得ることができる周期表第13族金属窒化物半導体結晶を製造する方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を進め、結晶の成長工程において、結晶外周部に結晶成長方向に平行な面であるM面及びM面から所定の角度に傾いた面、並びに、結晶成長方向に平行な面であるA面及びA面から所定の角度に傾いた面を出現させて成長させることで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち本発明は以下のとおりである。
下地基板上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させる成長工程、を有する周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法であって、
前記成長工程において、前記周期表第13族金属窒化物半導体結晶が{10−10}面及び{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面、並びに、{11−20}面及び{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下に傾いた面を外周部に有することを特徴とする、周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法である。
前記周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、A面断面において、前記外周部が有する{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面の長さに対する、{10−10}面の長さの比が、0.01以上であることが好ましく、また、M面断面にお
いて、前記外周部が有する{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下に傾いた面の長さに対する、{11−20}面の長さの比が0.01以上であることが好ましい。
前記成長工程において、<0001>方向の成長速度に対する<10−10>方向の成長速度が15%以下であることが好ましく、また、<0001>方向の成長速度に対する<11−20>方向の成長速度が15%以下であることが好ましい。
また、前記成長工程において、周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、その中心部に1以上のピットを有し、前記ピットの側面の結晶主面に対する傾き角度が35°以上45°以下であることが好ましい。
また、前記成長工程において、c軸方向の成長速度が200μm/h以上であることが好ましい。
加えて、前記成長工程において、周期表第13族金属含有原料ガスのモル量に対する窒素含有原料ガスのモル量の比(V/III比)が、1以上20未満であることが好ましい。
本発明の製造方法によると、成長した結晶において、結晶の厚み方向長さの変化が小さく、大口径の周期表第13族金属窒化物半導体基板を効率良く得ることができる。
本発明の比較例1で得られたGaN結晶の、(a){11−20}面方向から見た該GaN結晶の模式図、及び、(b){10−10}面方向から見た該GaN結晶の模式図である。 本発明の実施例1で得られたGaN結晶の、(a){11−20}面方向から見た該GaN結晶の模式図、及び、(b){10−10}面方向から見た該GaN結晶の模式図である。 ピットを有するGaN結晶を表す断面模式図である。 本発明の実施態様に用いられるHVPE法結晶製造装置を示す模式図である。
本発明の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法について、以下詳細に説明する。構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づきされることがあるが、本発明はそのような実施態様にのみ限定されるものではない。
本発明の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法は、下地基板上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶層を成長させる成長工程、を有する周期表第13族金属窒化物半導体結晶を製造する方法であり、下地基板の主面は極性面であるC面である。なお、ここでいう主面とは、デバイスを形成すべき面、あるいは構造体において最も広い面を意味する。
なお、本明細書においてC面、M面、A面や面指数により結晶面を表す場合には、±0.01°以内の精度で計測される各結晶軸から、10°以内のオフ角を有する範囲の面を含むものとする。好ましくはオフ角が5°以内であり、より好ましくは3°以内である。
また、本明細書において<・・・・>との表記は方向の集合表現、[・・・・]との表記は方向の個別表現を表す。それに対して{・・・・}との表記は面の集合表現、(・・・・)との表記は面の個別表現を表す。
本発明の製造方法は、前記成長工程において、前記周期表第13族金属窒化物半導体結晶が{10−10}面及び{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾
いた面、並びに、{11−20}面及び{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下に傾いた面を外周部に有することを特徴とする。
非特許文献1のFig.2に示されるように、C面を主面とする下地基板上にHVPE法でGaNを結晶成長させると、斜めに傾いたファセット面が発生するため、下地基板の径と同程度の径の主面を有する結晶を得ることが難しかった。
そこで本発明者らは、成長工程において、結晶外周部に結晶成長方向と平行な面であるM面及びM面から所定の角度に傾いた面、並びに、結晶成長方向と平行な面であるA面及びA面から所定の角度に傾いた面を出現させて成長させることで、下地基板の径と同程度の、大きな主面面積を有する周期表第13族金属窒化物結晶が得られることを見出した。
本発明について、具体的な実施態様を用いて説明する。
図1は、後述する比較例1で製造したGaN結晶のうち特定領域の形状を、特定の方向から見た正面模式図である。なお、(a)、(b)の模式図は正面模式図であり、図に記載の角度は、結晶中央部に向かって傾いたファセット面と下地基板との角度を示す。
比較例1のGaN結晶において、特定方向から見た該GaN結晶の模式図により、従来技術において、結晶の成長の工程で結晶の外周部がどのように成長していくかを理解できる。
図1(a)は、{11−20}面側からGaN結晶1を見た図である。GaN結晶1は、外周部2と中心部2´からなり、中心部2´は若干の起伏はあるものの略平坦な形状となっている。
図1(a)の外周部2には、下地基板の主面からm軸方向に62°傾いたファセット面、すなわち{10−10}面から+c軸方向に28°傾いた面、及び下地基板の主面からm軸方向に43°傾いたファセット面、すなわち{10−10}面から+c軸方向に47°傾いた面が存在する。これらの面は安定化面と考えられ、c軸方向への成長速度が遅くなることで生じた面である。
また、図1(b)は、{10−10}面側からGaN結晶1を見た図である。図1(b)の外周部2には、下地基板の主面からa軸方向に58°傾いた面、すなわち{11−20}面から+c軸方向に32°傾いた面が存在する。この面は安定化面と考えられ、c軸方向への成長速度が遅くなることで生じた面である。
次に図2は、後述する実施例1で製造したGaN結晶のうち特定領域の形状を、特定の方向から見た正面模式図である。なお、(a)、(b)の模式図もまた正面模式図であり、図に記載の角度は、結晶中央部に向かって傾いたファセット面と下地基板との角度を示す。
実施例1のGaN結晶において、特定方向から見た該GaN結晶の模式図により、本実施態様において、結晶成長の工程で結晶の外周部がどのように成長していくかを理解できる。
図2(a)は、{11−20}面側からGaN結晶1を見た図である。図2(a)の外周部2には、比較例1と異なり、{10−10}面が存在する。そのため、比較例1と同様に下地基板の主面からm軸方向に43°傾いたファセット面、すなわち{10−10}面から+c軸方向に47°傾いた面が存在するものの、下地基板の径と略同一径のまま結晶成長した部分が存在する。そのため、大面積のGaN基板を効率良く得ることができる。
また、図2(b)は、{10−10}面側からGaN結晶1を見た図である。図2(b)の外周部2にもまた、比較例1と異なり、{11−20}面が存在する。そのため、比較例1と同様に下地基板の主面からa軸方向に58°傾いたファセット面、すなわち{11−20}面から+c軸方向に32°傾いた面が存在するものの、下地基板の径と略同一径のまま結晶成長した部分が存在する。このため、大面積のGaN基板を効率良く得るこ
とができる。
なお、外周部2は、ファセット面が存在する部分を意味するものであるが、下地基板中心部からその外縁部までを結ぶ直線において、下地基板中心部からの距離が下地基板中心部からその外縁部までの長さの50%以上である部分を意味することもあり得る。
本実施態様に係るGaN結晶では、A面断面において、前記外周部が有する{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面の長さに対する、{10−10}面の長さの比が、0.01以上であることが好ましい。0.1以上であることがより好ましく、1以上であることが更に好ましい。
図2(a)のc−c´鎖線は、GaN結晶1におけるA面断面を表す。A面断面において、{10−10}面の長さ12の、{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面の長さ11に対する比率が0.01以上の場合には、下地基板の径と略同一径のまま結晶成長した部分が多く存在し、好ましい。
同様に、本実施態様に係るGaN結晶では、M面断面において、前記外周部が有する{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下に傾いた面の長さに対する、{11−20}面の長さの比が、0.01以上であることが好ましい。0.1以上であることがより好ましく、1以上であることが更に好ましい。
図2(b)のd−d´鎖線は、GaN結晶1におけるM面断面を表す。M面断面において、{11−20}面の長さ14の、{11−20}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面の長さ13に対する比率が0.01以上の場合には、下地基板の径と略同一径のまま結晶成長した部分が多く存在し、好ましい。
外周部に有するファセット面の面方位は、C面、M面又はA面からの傾き角度によって特定することができる。また、前記傾き角度の特定が困難な場合には、X線回折法により解析することもできる。さらに、その他の手法として、電子後方散乱回折像法(EBSD法)、TEM/Kikuchi線法、コッセルパターン法等を用いることも可能である。ただし、結晶形状が円柱状又は楕円柱状の場合には、当該結晶の外周部には+c軸に平行な全ての面方位の面が存在すると見なすことができる。
このように、C面を主面とする下地基板上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶成長の際に、外周部にM面、A面、及び各面から特定角度+c軸方向に傾いた2つのファセット面を存在させるように成長させることは、結晶成長条件を適宜調整することで達成することができる。結晶成長条件とは、温度、原料分圧、周期表第13族金属含有原料ガスのモル量に対する窒素含有原料ガスのモル量の比(以下、V/III比ともいう)、成長時間、成長速度、キャリアガス種などである。以下、各条件について好ましい範囲を示す。
例えば、本発明の結晶成長を行うためには、結晶の高速成長を行うことが好ましい。具体的には、成長工程において、c軸方向の成長速度が200μm/h以上であることが好ましい。より好ましくは250μm/h以上、更に好ましくは300μm/h以上である。上限は特段設定されないが、通常5000μm/h以下である。
また、V/III比が1以上であることが好ましく、5以上であることがより好ましく、10以上であることが更に好ましい。一方20未満であることが好ましく、18以下であることがより好ましく、17以下であることが更に好ましい。
結晶成長温度は、通常900℃以上、好ましくは950℃以上、より好ましくは980℃以上である。一方1100℃以下、好ましくは1080℃以下、より好ましくは1050℃以下、さらに好ましくは1040℃以下である。
結晶成長時間は、通常1時間以上、好ましくは5時間以上、より好ましくは10時間以上である。一方、200時間以下、好ましくは150時間以下、より好ましくは100時間以下である。
結晶成長厚みは、通常0.1mm以上、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、通常1000mm以下である。
キャリアガスとして水素、窒素、アルゴン、又はヘリウムなどを用いることが好ましく、Hガスを用いることがより好ましい。
また、本発明の結晶成長工程において、<0001>方向の成長速度に対する<10−10>方向の成長速度が15%以下であることが好ましく、また、<0001>方向の成長速度に対する<11−20>方向の成長速度が15.0%以下であることが好ましい。14.8%以下であることがより好ましく、14.6%以下であることが更に好ましい。一方、下限は特段設定されないが、通常3.0%以上である。
このような成長速度の条件を満たすことで、<10−10>方向及び<11−20>方向の成長速度が遅く、{10−10}面や{11−20}面が存在し易くなる。<10−10>方向及び<11−20>方向の成長速度が上記要件を満たすためには、V/III比を大きくすることで達成できる傾向にある。
本発明の実施態様に係る成長工程により成長した周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、結晶中心部に1以上のピットを有する場合がある。ピットを有する場合、ピットの側面の、結晶主面に対する傾き角度が35°以上45°以下であることが好ましい。
本発明者らが検討したところ、結晶成長において結晶中心部に生じるピットは、結晶外周部に{10−10}面、及び{11−20}面が生じる成長条件である場合には、ピットの側面の、結晶主面に対する傾き角度が35°以上45°以下となる傾向にあることを見出した。すなわち、アズグロウン周期表第13族金属窒化物半導体結晶においてその結晶中心部にピットを有し、ピット側面の角度が上記範囲である場合には、本発明の製造方法を実施して製造した結晶である可能性が極めて高いといえる。
なお、ここでいう「ピット」とは、下地基板に由来するピットではなく、結晶成長中に生じるピットをいう。そのため、結晶裏面を観察した際に当該ピットが下地基板まで貫通していないものを「ピット」と呼ぶ。
ピットについて、図3を用いて説明する。
図3に示すGaN結晶1は、その結晶中心部に複数のピット7を有する。本実施態様に係るピットはその側面の角度に特徴を有する。図中8で表される、ピット側面の、結晶主面に対する傾き角度が35°以上45°以下である。このような角度のピットが生じる場合には、図中3で表される{10−10}面、及び図中では図示しない{11−20}面が存在する傾向がある。
なお、結晶の質の観点からは、ピットが存在しないことが好ましいが、存在する場合、その半径(円でない場合には最大径の50%)は通常1000μm以下、好ましくは500μm以下である。また、その深さは通常1000μm以下、好ましくは500μm以下である。
本発明の実施態様に用いる下地基板は、周期表第13族金属窒化物半導体結晶であってもよく、その以外の下地基板であってもよい。周期表第13族金属窒化物半導体結晶以外の下地を用いる場合、一般的にサファイア等の異種基板が用いられることが多い。さらに、異種基板を用いる際には、周期表第13族金属窒化物半導体結晶層を有する異種基板(テンプレート基板)を用いても良い。
また、下地基板の主面の形状は特に限定されないが、成長結晶の外周部にM面及びA面が形成しやすい傾向があることから、下地基板の主面の形状が六角形、十二角形、円形、又は楕円形のものを用いることが好ましく、円形又は楕円形であることがより好ましく、円形であることがさらに好ましい。
さらに、下地基板の成長面における最大径は特に限定されないが、20mm以上である
ことが好ましく、30mm以上であることがより好ましく、40mm以上であることがさらに好ましく、また、通常500mm以下である。下地基板の成長面の形状が六角形、十二角形、円形、又は楕円形のものを用いることが好ましく、六角形又は円形であることがより好ましく、円形であることがさらに好ましい。なお、下地基板の成長面とは、下地基板の主面のうち、その上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させうる面を意味する。
本発明の実施態様に係る製造方法は、特定の面が外周部に存在するように成長させることができればその製造方法は特に限定されない。周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法としては、C面を主面とするサファイア基板上に、周期表第13族金属窒化物半導体結晶をヘテロエピタキシャル成長させる方法や、周期表第13族金属窒化物半導体結晶からC面を主面とするプレートを切り出して下地基板とし、該プレートを複数並べて基板とし、周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させる方法や、タイル法により得られたより大きな結晶からC面を主面とする単一の周期表第13族金属窒化物半導体結晶(以下、マザーシードと称する)を作製し、下地基板とする方法などが挙げられる。
タイル法は、C面を主面とするプレート基板を複数準備する工程、複数のプレート基板を並べてシート状に配置する工程、及び該プレート基板上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させる工程、を含む方法である。この方法により、プレート基板が小さい場合であっても、大型の周期表第13族金属窒化物半導体結晶を得ることができるため、好ましい。
一方マザーシードを用いる方法としては、C面を主面とするプレート基板を複数準備する工程、複数のプレート基板をシート状に並べて配置する工程、該プレート基板上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させる工程、及び得られた周期表第13族金属窒化物半導体結晶からC面を主面とするマザーシードを作製し、これを下地基板として、更に周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させる工程、を含む方法である。このような方法を採用することにより、得られる結晶の質が向上するため好ましい。
なお、上記タイル法、マザーシード法を用いる場合、下地基板と結晶成長層が同一であるホモエピタキシャル成長であることが好ましい。
本発明の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の成長方法としては、
1)ハライド気相成長法(HVPE法)、
2)有機金属化学蒸着法(MOCVD法)
3)有機金属塩化物気相成長法(MOC法)
4)昇華法
5)液相エピタキシー法(LPE法)
6)アモノサーマル法
などの公知の方法を適宜採用することができる。本発明の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法には1)〜4)のような気相成長法を採用することが好ましく、量産性の観点からHVPE法またはMOCVD法を採用することがより好ましく、HVPE法を採用することが特に好ましい。以下、HVPE法を採用した結晶成長方法を、製造装置と共に説明する。
図4には、HVPE法を採用した製造方法に用いられる製造装置の概念図を示す。 図4に図示したHVPE装置は、リアクター100内に、下地基板(シード)を載置するためのサセプター107と、成長させる周期表第13族金属窒化物半導体結晶の原料を入れるリザーバー105とを備えている。また、リアクター100内にガスを導入するための導入管101〜104と、排気するための排気管108が設置されている。さらに、リアクター100を側面から加熱するためのヒーター106が設置されている。
リアクター100の材質としては、石英、焼結体窒化ホウ素、ステンレス等を用いることができるが、好ましい材質は石英である。リアクター100内には、反応開始前にあらかじめ雰囲気ガスを充填しておく。雰囲気ガス(キャリアガス)としては、例えば、水素、窒素、He、Ne、Arのような不活性ガス等を挙げることができる。これらのガスは1種のみで用いてもよく、混合して用いてもよい。
サセプター107の材質としてはカーボンが好ましく、SiCで表面をコーティングしているものがより好ましい。サセプター107の形状は、本発明で用いる下地基板(シード)を設置することができる形状であれば特に制限されないが、結晶成長する際に結晶成長面付近に構造物が存在しないものであることが好ましい。結晶成長面付近に成長する可能性のある構造物が存在すると、そこに多結晶体が付着し、その生成物としてHClガスが発生して、結晶成長させようとしている結晶に悪影響が出る場合がある。
リザーバー105には、成長させる周期表第13族金属窒化物半導体結晶の原料を入れる。周期表第13族金属源となる原料として、Ga、Al、Inなどを挙げることができる。リザーバー105にガスを導入するための導入管103からは、リザーバー105に入れた原料と反応するガスを供給する。例えば、リザーバー105に周期表第13族金属源となる原料を入れた場合は、導入管103からHClガスを供給することができる。このとき、HClガスとともに、導入管103からキャリアガスを供給してもよい。キャリアガスとしては、例えば水素、窒素、He、Ne、Arのような不活性ガス等を挙げることができる。これらのガスは1種のみで用いてもよく、混合して用いてもよい。
導入管104からは、窒素源となる原料ガスを供給する。通常はNHを供給する。また、導入管101からは、キャリアガスを供給する。キャリアガスとしては、導入管104から供給するキャリアガスと同じものを例示することができる。このキャリアガスは原料ガスノズルを分離し、ノズル先端にポリ結晶が付着することを防ぐ効果もある。また、導入管102からは、ドーパントガスを供給することもできる。例えば、SiHやSiHCl、HS等のn型のドーパントガスを供給することができる。
導入管101〜104から供給する上記ガスは、それぞれ互いに入れ替えて別の導入管から供給しても構わない。また、窒素源となる原料ガスとキャリアガスは、同じ導入管から混合して供給してもよい。さらに他の導入管からキャリアガスを混合してもよい。これらの供給態様は、リアクター100の大きさや形状、原料の反応性、目的とする結晶成長速度などに応じて、適宜決定することができる。
ガス排気管108は、リアクター内壁の上面、底面、側面に設置することができる。ゴミ落ちの観点から結晶成長端よりも下部にあることが好ましく、図4のようにリアクター底面にガス排気管108が設置されていることがより好ましい。
本発明の製造方法における結晶成長は、通常は850℃〜1120℃で行い、870℃〜1100℃で行うことが好ましく、特に高い結晶成長速度を実現するためには、900℃〜1050℃であることが好ましく、950℃〜1040℃であることがより好ましい。
リアクター内の圧力は10kPa〜200kPaであるのが好ましく、30kPa〜150kPaであるのがより好ましく、50kPa〜120kPaであるのがさらに好ましい。
また、周期表第13族金属源となる原料ガスの分圧は2.5kPa〜100kPaとすることが好ましく、窒素源となる原料ガスの分圧は15kPa〜100kPaとすることが好ましい。
加えて、高い結晶成長速度を実現するためには、窒素原料/周期表第13族金属原料モル比は1以上20未満であることが好ましく、原料ガス供給口と結晶成長端距離は、1以上30cm以下であることが好ましい。
本発明の製造方法により得られる周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、窒化ガリウム、窒化アルミニウム、窒化インジウムまたはこれらの混晶をあげることができる。
本発明の製造方法により得られる周期表第13族金属窒化物半導体結晶の形状は特に限定されないが、結晶のうち外周部に{10−10}面及び{11−20}面を有する部分の形状が、十二角柱状、円柱状又は楕円柱状であることが好ましく、十二角柱状又は円柱状であることがより好ましく、円柱状であることがさらに好ましい。また、結晶のうち外周部に{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下傾いた面及び{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下傾いた面を有する部分の形状が、十二角錐台状、円錐台状又は楕円錐台状であることが好ましく、十二角錐台状又は円錐台状であることがより好ましく、十二角錐台状であることがさらに好ましい。
また、本発明の製造方法により得られる周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、結晶内キャリア濃度が1×1018cm−3以上であることが好ましく、1×1019cm−3であることがより好ましい。結晶内のキャリア濃度が高いと、結晶内の抵抗率が低く、導電性に優れた半導体結晶となる。上記結晶内のキャリア濃度は、van der Pauw法によるホール測定を用いて測定することができる。
本発明の製造方法により得られた窒化物半導体結晶は、さまざまな用途に用いることができる。特に、紫外、青色又は緑色等の発光ダイオード、半導体レーザー等の比較的短波長側の発光素子や、電子デバイス等の半導体デバイスの基板として有用である。
以下、実施例と比較例を挙げて、本発明を更に詳細に説明するが、以下の実施例に示す具体的な形態にのみ限定的に解釈されることはない。
<実施例1>
サセプター上の基板ホルダーに、+C軸方向が上向きで円形状のサファイア下地基板(φ76.2mm)をセットした。キャリアガスをH2とし、リアクター(反応容器)内の温度を1030℃に設定し、リアクター内を常圧とし、原料ガスを+C軸方向から供給して、下地基板を5rpmの速度で回転させながら、GaClの分圧は4.8kPa、NHの分圧は24kPaとし、V/III比は、5に設定した。また、N2を26kPa添加した。その上で、結晶成長を10時間行った。その結果、膜厚が3350μmで、成長速度は335μm/hの結晶を得た。結晶形状は、下地基板直上が円柱状であり、さらにその上は十二角錘台状であった。また、下地基板主面の面積と成長界面における下地基板の主面と同じ指数面の面積の比が、88%となった。結晶の端部を観察したところ、{10−10}面及び{10−10}面からc軸方向に47°に傾いた面、並びに、{11−20}面及び{11−20}面からc軸方向に32°に傾いた面を有する外周部となった。その外周部において、{10−10}面からc軸方向に47°に傾いた面の長さに対して、{10−10}面の長さの比が0.33であった。また、{11−20}面からc軸方向に32°に傾いた面の長さに対して、{11−20}面の長さの比が1.33であった。中心付近に発生したピットの側面の、結晶主面に対する角度を確認したところ、40°であった。<0001>方向の成長速度に対する<10−10>方向の成長速度が6.7%となった。また、<0001>方向の成長速度に対する<11−20>方向の成長速度が7.4%となった。
<実施例2>
高速成長において、V/III比を実施例1に比べ高く設定し結晶を作製することにした。サセプター上の基板ホルダーに、+Cが上向きで円形状のサファイア下地基板(φ76.2mm)をセットした。キャリアガスをH2とし、リアクター(反応容器)内の温度を1030℃に設定し、リアクター内を常圧とし、原料ガスを+C面方向から供給して、下地基板を5rpmの速度で回転させながら、10時間結晶成長を行った。GaClの分圧は3.6kPa、NHの分圧は60kPaとし、V/III比は、16.7に設定した。また、N2を26kPa添加した。その結果、膜厚が5900μmで、成長速度は590μm/hの結晶を得た。結晶形状は、下地基板直上が円柱状であり、さらにその上は十二角錘台状であった。また、下地基板主面の面積と成長界面における下地基板の主面と同じ指数面の面積の比が、89%となった。結晶の端部を観察したところ、{10−10}面及び{10−10}面からc軸方向に47°に傾いた面、並びに、{11−20}面及び{11−20}面からc軸方向に32°に傾いた面を有する外周部となった。その外周部において、{10−10}面からc軸方向に47°に傾いた面の長さに対して、{10−10}面の長さの比が0.48であった。また、{11−20}面からc軸方向に32°に傾いた面の長さに対して、{11−20}面の長さの比が1.45であった。<0001>方向の成長速度に対する<10−10>方向の成長速度が14.3%となった。また、<0001>方向の成長速度に対する<11−20>方向の成長速度が12.8%となった。
<比較例1>
実施例1と比較するため、成長速度の低い場合の結晶を作製した。その際、V/III比は、実施例1の場合と同様5に設定した。サセプター上の基板ホルダーに、+Cが上向きで円形状のサファイア下地基板(φ76.2mm)をセットした。キャリアガスをH2とし、リアクター(反応容器)内の温度を1030℃に設定し、リアクター内を常圧とし、原料ガスを+C面方向から供給して、下地基板を5rpmの速度で回転させながら、30時間結晶成長を行った。GaClの分圧は2.4kPa、NHの分圧は14kPaとした。また、N2を26kPa添加した。その結果、膜厚が4400μmで、成長速度は147μm/hの結晶を得た。結晶形状は、下地基板直上が十二角錘台状であり、さらにその上は側面の傾きが異なる十二角錘台状であった。また、下地基板主面の面積と成長界面における下地基板の主面と同じ指数面の面積の比が、59%となった。結晶の端部を観察したところ、{10−10}面からc軸方向に28°に傾いた面及び{10−10}面からc軸方向に47°に傾いた面、並びに、{11−20}面からc軸方向に32°に傾いた面を有する外周部となった。その外周部において、{10−10}面からc軸方向に47°に傾いた面の長さに対して、{10−10}面の長さの比は{10−10}面がないことから0であった。また、{11−20}面からc軸方向に32°に傾いた面の長さに対して、{11−20}面の長さの比は{11−20}面がないことから0であった。中心付近に発生したピットの角度を確認したところ、50°から60°であった。<0001>方向の成長速度に対する<10−10>方向の成長速度が16.7%となった。また、また、<0001>方向の成長速度に対する<11−20>方向の成長速度が17.2%となった。
1 GaN結晶
2 結晶外周部
2´ 結晶中心部
3 {10−10}面
4 {10−10}面からc軸方向に47°傾いた面
5 {11−20}面
6 {11−20}面からc軸方向に32°傾いた面
7 ピット
8 ピット側面の主面に対する傾き角度
100 リアクター
101 キャリアガス用配管
102 ドーパントガス用配管
103 第13族原料用配管
104 窒素原料用配管
105 第13族原料用リザーバー
106 ヒーター
107 サセプター
108 排気管
109 成長用基板
G1 キャリアガス
G2 ドーパントガス
G3 第13族原料ガス
G4 窒素原料ガス

Claims (8)

  1. 下地基板上に周期表第13族金属窒化物半導体結晶を成長させる成長工程、を有する周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法であって、
    前記成長工程において、前記周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、{10−10}面及び{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面、並びに、{11−20}面及び{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下に傾いた面を外周部に有することを特徴とする、周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
  2. 前記周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、A面断面において、前記外周部が有する{10−10}面から+c軸方向に45°以上50°以下に傾いた面の長さに対する、{10−10}面の長さの比が、0.01以上であることを特徴とする請求項1に記載の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
  3. 前記周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、M面断面において、前記外周部が有する{11−20}面から+c軸方向に30°以上35°以下に傾いた面の長さに対する、{11−20}面の長さの比が0.01以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載の周期表第13族金属窒化物結晶の製造方法。
  4. 前記成長工程において、<0001>方向の成長速度に対する<10−10>方向の成長速度が15%以下であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
  5. 前記成長工程において、<0001>方向の成長速度に対する<11−20>方向の成長速度が15%以下であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
  6. 前記成長工程において、周期表第13族金属窒化物半導体結晶は、その中心部に1以上のピットを有し、前記ピットの側面の前記結晶主面に対する傾き角度が35°以上45°以下であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
  7. 前記成長工程において、c軸方向の成長速度が200μm/h以上であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の周期表第第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
  8. 前記成長工程において、周期表第13族金属含有原料ガスのモル量に対する窒素含有原料ガスのモル量の比(V/III比)が、1以上20未満であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法。
JP2013071943A 2013-03-29 2013-03-29 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法 Active JP6032099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013071943A JP6032099B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013071943A JP6032099B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014196204A JP2014196204A (ja) 2014-10-16
JP6032099B2 true JP6032099B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=52357338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013071943A Active JP6032099B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6032099B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8269251B2 (en) * 2007-05-17 2012-09-18 Mitsubishi Chemical Corporation Method for producing group III nitride semiconductor crystal, group III nitride semiconductor substrate, and semiconductor light-emitting device
JP4992616B2 (ja) * 2007-09-03 2012-08-08 日立電線株式会社 Iii族窒化物単結晶の製造方法及びiii族窒化物単結晶基板の製造方法
JP5420281B2 (ja) * 2009-03-11 2014-02-19 日立金属株式会社 Iii族窒化物半導体単結晶の製造方法、及びiii族窒化物半導体単結晶基板の製造方法
JP5328682B2 (ja) * 2010-01-13 2013-10-30 日立電線株式会社 Iii族窒化物結晶の製造方法及びiii族窒化物半導体基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014196204A (ja) 2014-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370613B2 (ja) 窒化物半導体結晶およびその製造方法
JP4603386B2 (ja) 炭化珪素単結晶の製造方法
JP2005298319A (ja) GaN単結晶基板の製造方法及びGaN単結晶基板
JP4797793B2 (ja) 窒化物半導体結晶の製造方法
JP5830973B2 (ja) GaN自立基板および半導体発光デバイスの製造方法
JP4915282B2 (ja) Iii族窒化物半導体成長用の下地基板およびiii族窒化物半導体の成長方法
JP2014047097A (ja) 窒化物半導体結晶の製造方法
JP2013075791A (ja) Iii族窒化物半導体結晶の製造方法、iii族窒化物半導体基板およびiii族窒化物半導体結晶
JP2013082611A (ja) Iii族窒化物半導体結晶とその製造方法、およびiii族窒化物基板
JP5040708B2 (ja) 窒化物半導体結晶の製造方法
JP2020132475A (ja) Iii族窒化物結晶の製造方法および種基板
JP6032099B2 (ja) 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法
JP2013040059A (ja) Iii族窒化物半導体結晶の製造方法、及び該製造方法により製造されるiii族窒化物半導体結晶
JP2013209273A (ja) 周期表第13族金属窒化物半導体結晶
JP2006306722A (ja) GaN単結晶基板の製造方法及びGaN単結晶基板
JP6250368B2 (ja) 自立基板の製造方法および自立基板
JP2013212945A (ja) 第13族窒化物結晶の製造方法及び第13族窒化物結晶
JP2013170096A (ja) 第13族窒化物結晶の製造方法
JP2011195388A (ja) Iii族窒化物半導体結晶とその製造方法、およびiii族窒化物半導体結晶の成長用下地基板
JP2020125217A (ja) Iii族窒化物結晶の製造方法及び製造装置
JP2007063121A (ja) GaN自立基板の製造方法及びGaN自立基板並びに青色LED
JP6115212B2 (ja) 周期表第13族金属窒化物半導体結晶の製造方法、それに用いる製造装置
JP2012006830A (ja) Iii族窒化物半導体成長用の下地基板およびiii族窒化物半導体の成長方法
JP2013035696A (ja) Iii族窒化物半導体単結晶の製造方法
JP5729221B2 (ja) 結晶基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160122

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6032099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350