JP6031958B2 - 密閉容器及び密閉容器の製造方法 - Google Patents

密閉容器及び密閉容器の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属製のケース本体の開口部が、金属製の蓋体で閉塞されるとともに、ケース側合わせ面と、蓋体側合わせ面との合わせ部を接合してケース本体と蓋体とを接合した密閉容器及びその製造方法に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、原動機となる電動機への供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン電池などの二次電池が搭載されている。また、二次電池のような密閉容器においては、内部圧力が上昇しても破壊されないために耐圧強度を高め、気体漏れを防止するために気密性を高めることが重要である。
例えば、特許文献1の角形密閉電池(二次電池)の密閉容器は、金属製の電池外装缶(ケース本体)に電極組立体を収容し、その電池外装缶の開口部に封口体(蓋体)を接合することによって形成されている。電池外装体と封口体は、パルスレーザ溶接で接合されており、パルスレーザ光を矩形波形の第1のパルスレーザ光と第2のパルスレーザ光との連続パルスからなる2段波形により構成し、第1のパルスレーザ光のピーク出力値を第2のパルスレーザ光のピーク出力値よりも大きくしている。そして、溶接部を2層に形成することで、1層目の溶接部の形成時には、凝固していく1層目の溶接部に溶融池から溶湯が補充されていくため、例えば溶接部のひけ巣等の欠陥部には溶湯が補完され、気密性が高められる。また、2層目の溶接部の形成時には、1層目の溶接部とは結晶粒径及び結晶方位が異なる溶接部が形成されていき、更に1層目の溶接部が2層目の溶接部に作用する収縮力を吸収するため、溶接部の溶接割れの発生を防止でき、耐圧強度が高められる。
特開2011−200915号公報
しかし、特許文献1においては、耐圧強度と気密性を高めるために、パルスレーザ光の出力ピーク値を2段階に調節して溶接部を2層に形成しており、この溶接部を形成するための出力調節が非常に煩わしいものであった。
本発明は、耐圧強度と気密性を簡単に高めることができる密閉容器及び該密閉容器の製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の密閉容器は、金属製のケース本体の開口部が、金属製の蓋体で閉塞されるとともに、前記ケース本体における前記蓋体へのケース側合わせ面と、前記蓋体において前記ケース側合わせ面と対向する蓋体側合わせ面との環状の合わせ部を溶接して前記ケース本体と前記蓋体とを接合した密閉容器であって、前記密閉容器の外側からの溶接により、外側溶接部と内側溶接部との2つの環状の溶接部を有しており、前記合わせ部において、前記内側溶接部は前記外側溶接部よりも前記密閉容器の内側に位置し、前記密閉容器の外面からの溶接深さは、前記外側溶接部よりも前記内側溶接部が浅いことを要旨とする。
これによれば、密閉容器内で気体が発生したとき、その気体は、内側溶接部によるシールによって、密閉容器内から外へ漏れることが抑制される。万一、気体が内側溶接部を通過しても、外側溶接部によるシールによって、合わせ部を通って密閉容器内から外へ漏れることが防止される。よって、内側溶接部と外側溶接部によって密閉容器の気密性を高めることができる。また、内側溶接部及び外側溶接部のいずれか一方を、ブローホールが形成され難いように他方よりも溶接時のエネルギー密度を小さくした溶接としても、もう一方の溶接部によって接合強度を高めることができ、密閉容器の耐圧強度を高めることができる。そして、内側溶接部と外側溶接部を密閉容器に形成するだけで耐圧強度と気密性を簡単に高めることができる。
また、これによれば、例えば、内側溶接部及び外側溶接部をレーザ溶接で形成する場合、内側溶接部では、照射されるレーザ光のエネルギー密度を外側溶接部よりも小さくして溶け込み深さを浅くする。このため、内側溶接部ではブローホールの発生が抑制される。したがって、密閉容器内からの気体漏れを最初に遮断する内側溶接部にブローホールが形成され難いことで、より確実に気密性を確保することができる。一方、外側溶接部は、内側溶接部よりも深い溶け込みで形成されるため、高い接合強度を確保することができる。
また、前記内側溶接部及び前記外側溶接部はレーザ溶接によって形成され、前記内側溶接部及び前記外側溶接部の少なくとも一方は、その深さ方向が前記合わせ部に沿って形成されていてもよい。
これによれば、溶接部の深さ方向、すなわちレーザ光の光軸に沿っているケース側合わせ面及び蓋体側合わせ面が広範に溶接され、例えば、合わせ部に交差する方向に、内側溶接部及び外側溶接部が延びる場合と比べて、気密性及び耐圧強度を高めることができる。
また、前記外側溶接部の深さ方向が、前記合わせ部に沿って形成されていてもよい。
これによれば、外側溶接部が合わせ部に沿って形成されることで、外側溶接部により合わせ部を確実に接合して密閉容器の耐圧強度を確保することができる。
また、前記合わせ部は、前記密閉容器の内側に位置する内側合わせ部と、該内側合わせ部と屈曲しており前記密閉容器の外側に位置する外側合わせ部とを含み、前記内側溶接部の深さ方向及び前記外側溶接部の深さ方向がそれぞれ前記内側合わせ部及び前記外側合わせ部に沿って形成されていてもよい。
これによれば、内側溶接部は、外側合わせ部とは異なる位置で、密閉容器の外面から内側合わせ部に向けてレーザ光を照射して形成される。一方、外側溶接部は、密閉容器の外面から外側合わせ部に向けてレーザ光を照射して形成される。すなわち、溶接部は、密閉容器の2箇所にレーザ光を照射して形成されている。よって、溶接部を形成するために、1箇所にレーザ光を照射して、そのエネルギー密度を変えて外側溶接部と内側溶接部とを形成する場合と比べると、溶接部を簡単に形成することができる。
請求項に記載の密閉容器の製造方法は、開口部を有する金属製のケース本体と、前記開口部を閉塞する金属製の蓋体との合わせ部を接合する密閉容器の製造方法であって、前記密閉容器の外側からレーザ光を照射して前記合わせ部に2つの環状の溶接部を形成することを含み、前記2つの環状の溶接部は、外側溶接部と該外側溶接部よりも前記密閉容器の内側に位置する内側溶接部であって、前記内側溶接部を形成する際の前記レーザ光のエネルギー密度を、前記外側溶接部を形成する際の前記レーザ光のエネルギー密度より小さくしたことを要旨とする。
これによれば、内側溶接部では、溶け込み深さが浅くなり、内側溶接部ではブローホールの発生が抑制される。また、万一、気体が内側溶接部を通過しても、外側溶接部によるシールによって、合わせ部を通って密閉容器内から外へ漏れることが防止される。よって、密閉容器内からの気体漏れを最初に遮断する内側溶接部にブローホールが形成され難く、さらにその外側に外側溶接部を備えることで、密閉容器の気密性を確保することができる。
また、内側溶接部を、ブローホールが形成され難いように外側溶接部よりも溶接時のエネルギー密度を小さくした溶接としても、外側溶接部によって接合強度を高めることができ、密閉容器の耐圧強度を高めることができる。
また、前記内側溶接部及び前記外側溶接部の少なくとも一方を、前記レーザ光を前記合わせ部に沿わせてレーザ溶接してもよい。
これによれば、溶接部の深さ方向、すなわちレーザ光の光軸に沿っているケース側合わせ面及び蓋体側合わせ面が広範に溶接され、例えば、合わせ部に交差する方向に、内側溶接部及び外側溶接部が延びる場合と比べて、気密性及び耐圧強度を高めることができる。
また、前記外側溶接部を、前記レーザ光を前記合わせ部に沿わせてレーザ溶接してもよい。
これによれば、外側溶接部が合わせ部に沿って形成されることで、合わせ部を強固に溶接して耐圧強度を確保することができる。
また、前記合わせ部は、前記密閉容器の内側に位置する内側合わせ部と、該内側合わせ部と屈曲しており前記密閉容器の外側に位置する外側合わせ部とを含み、前記内側溶接部を形成する前記レーザ光及び前記外側溶接部を形成する前記レーザ光をそれぞれ前記内側合わせ部及び前記外側合わせ部に沿わせてレーザ溶接してもよい。
これによれば、内側溶接部は、外側合わせ部とは異なる位置で、密閉容器の外面から内側合わせ部に向けてレーザ光を照射して形成される。一方、外側溶接部は、密閉容器の外面から外側合わせ部に向けてレーザ光を照射して形成される。よって、溶接部は、密閉容器の2箇所にレーザ光を照射して形成されている。よって、溶接部を形成するために、1箇所にレーザ光を照射して、そのエネルギー密度を変えて外側溶接部と内側溶接部とを形成する場合と比べると、溶接部を簡単に形成することができる。
本発明によれば、耐圧強度と気密性を簡単に高めることができる。
実施形態の二次電池の外観を示す斜視図。 二次電池を示す分解斜視図。 (a)はケース側合わせ面、蓋体側合わせ面、及び合わせ部を示すとともに、レーザ溶接を行う状態を示す図、(b)は内側溶接部及び外側溶接部を示す図。 (a)は別例のケース側合わせ面、蓋体側合わせ面、及び合わせ部を示す図、(b)は内側溶接部及び外側溶接部を示す図。 (a)は別例のケース側合わせ面、蓋体側合わせ面、及び合わせ部を示す図、(b)は内側溶接部及び外側溶接部を示す図。 内側溶接部及び外側溶接部を示す図。
以下、二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、二次電池10において、密閉容器としてのケース11には電極組立体12が収容されている。ケース11は、開口部Sを有する直方体状のケース本体13と、ケース本体13の開口部Sを閉塞する矩形平板状の蓋体14とを有する。ケース本体13と蓋体14は、何れも金属製(例えば、ステンレスやアルミニウム)である。また、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
また、ケース11に収容された電極組立体12には、正極端子15と負極端子16が電気的に接続されている。そして、正極端子15及び負極端子16には、ケース11から絶縁するためのリング状の絶縁リング17aがそれぞれ取り付けられている。また、正極端子15と負極端子16は、蓋体14からケース11外に露出している。
電極組立体12は、正極電極、負極電極、及び正極電極と負極電極を絶縁するセパレータを有する。正極電極は、正極金属箔(アルミニウム箔)の両面に正極活物質を塗布して構成される。負極電極は、負極金属箔(銅箔)の両面に負極活物質を塗布して構成される。そして、電極組立体12は、複数の正極電極と複数の負極電極を交互に積層するとともに、両電極の間にセパレータを介在した積層構造とされている。
ケース本体13と蓋体14の溶接構造について詳細に説明する。
まず、ケース本体13と蓋体14の構成について説明する。
図1及び図3(a)に示すように、ケース本体13は、有底四角筒状であり、矩形平板状の底壁13aと、この底壁13aの四辺から立設された四角筒状の周壁13bと、を有する。ケース本体13の底壁13aの内面及び外面に直交する方向であり、かつ周壁13bが底壁13aから立設する方向を、ケース本体13の軸方向とする。周壁13bにおいて、底壁13a側と反対側の先端面は、蓋体14を支持する支持面13cとなっている。支持面13cは、周壁13bの軸方向に直交し、かつ底壁13aの内面と平行をなす平坦面状である。また、周壁13bの内周面及び外周面13dは、支持面13cに直交し、かつ軸方向に平行に延びる平坦面状である。
蓋体14は、矩形平板状の蓋本体20と、この蓋本体20のケース本体13側の内面から突設され、かつ蓋本体20の外周面より一回り小さい矩形板状の挿入部21と、を有する。蓋本体20において、その外周部であり、かつ挿入部21の周囲よりも外方へ延びる部位はフランジ部22となっている。
蓋体14は、挿入部21が周壁13b内に挿入されるとともに、フランジ部22が周壁13bの支持面13cに支持されている。フランジ部22の外周面22bと、周壁13bの外周面13dは同一平面上に位置している。フランジ部22において、ケース本体13の支持面13cに支持される環状面を被支持面22aとする。被支持面22aは平坦面状である。また、挿入部21の外周面を、周壁13bの内周面に対向する蓋体側対向面21aとするとともに、周壁13bの内周面であって、蓋体側対向面21aと対向する面をケース側対向面13eとする。
被支持面22a及び蓋体側対向面21aは、ケース本体13に対向する蓋体側合わせ面14fであり、支持面13c及びケース側対向面13eは、蓋体側合わせ面14fと対向するケース側合わせ面13fである。支持面13c及び被支持面22aは、互いに突き合わされて外側合わせ部31を構成しており、ケース側対向面13e及び蓋体側対向面21aは互いに突き合わされて内側合わせ部32を構成している。外側合わせ部31と内側合わせ部32とは、両者の間で屈曲する合わせ部(突合わせ面)40を構成する。
ケース側合わせ面13fと蓋体側合わせ面14fとからなる合わせ部40は、互いに対向する面同士で面接触しており、ケース11の全周に亘って環状に設けられている。そして、ケース本体13と蓋体14は、合わせ部40を、レーザ溶接で接合して一体化されている。
図3(b)に示すように、合わせ部40では、ケース11の外側から溶接することよりにより、外側溶接部42と、それよりもケース11の内側に位置する内側溶接部41との環状の2つの溶接部によって接合されている。内側溶接部41は、挿入部21の蓋体側対向面21aの一部と、周壁13bのケース側対向面13eの一部とを接合し、内側合わせ部32を接合している。内側溶接部41は、蓋体14の外面14cから、蓋体側対向面21a及びケース側対向面13eに達しており、内側溶接部41の溶接深さはF1となっている。また、内側溶接部41において、蓋体14の外面14cでのナゲット径をR1とする。外側溶接部42は、支持面13cと被支持面22aとを接合し、外側合わせ部31を接合している。外側溶接部42の溶接深さF2は、内側溶接部41の溶接深さF1よりも深くなっている。また、外側溶接部42において、フランジ部22の外周面22b及び周壁13bの外周面13dに跨るナゲット径R2の最大値は、内側溶接部41のナゲット径R1の最大値より若干小さくなっている。
内側溶接部41におけるナゲット径R1に対する溶接深さF1の比率(F1/R1)は、外側溶接部42におけるナゲット径R2に対する溶接深さF2の比率(F2/R2)より小さくなっている。これは、例えば、内側溶接部41と外側溶接部42でナゲット径R1,R2がほぼ同じ場合、内側溶接部41の方が溶接深さF1が浅いことを示している。
次に、ケース11の製造方法について説明する。
まず、ケース本体13の開口部Sを介して電極組立体12をケース本体13に収容する。次に、図3(a)に示すように、周壁13bの支持面13cに蓋体14の被支持面22aを支持させるとともに、挿入部21をケース本体13内に挿入し、ケース側合わせ面13fと蓋体側合わせ面14fを対向させ、合わせ部40を形成する。
次に、内側溶接部41及び外側溶接部42を形成する。内側溶接部41は、レーザ光Lの光軸(照射方向)を内側合わせ部32に沿わせて、ケース11の外側からレーザ光Lを照射することで形成される。内側溶接部41を形成する場合、レーザ光Lのエネルギー密度を抑え、蓋体14からの溶け込み深さ(溶接深さF1)が深くなりすぎず、内側溶接部41にブローホールが形成され難いようにする。そして、合わせ部40の一部である内側合わせ部32(蓋体側対向面21a及びケース側対向面13e)を溶融させて内側溶接部41を形成する。
外側溶接部42は、レーザ光Lの光軸を外側合わせ部31に沿わせて、ケース11の外側からレーザ光Lを照射することで形成される。外側溶接部42を形成する場合、レーザ光Lのエネルギー密度を、内側溶接部41を形成するときのエネルギー密度より大きくし、内側溶接部41よりも溶け込み深さが深くなるようにする。そして、外側溶接部42では、内側溶接部41よりも溶接深さF2が深く、かつ溶接強度が大きくなるようにレーザ光Lを照射する。そして、内側溶接部41及び外側溶接部42が形成されることで、ケース本体13と蓋体14が接合され、ケース11が形成される。
次に、ケース11の作用について説明する。
図3(b)に示すように、ケース11の合わせ部40は、内側溶接部41と外側溶接部42とによって接合されている。このため、電極組立体12及び電解液の反応により、ケース内に気体が発生した場合、この気体は、まず、内側溶接部41によるシールによってケース11内から外へ漏れることが抑制される。内側溶接部41は、照射されるレーザ光Lのエネルギー密度を抑え、溶け込み深さ(溶接深さF1)を浅くして形成され、ブローホールが形成され難いようにしている。よって、内側溶接部41により、気密性を確保できる。万一、内側溶接部41を気体が通過しても、外側溶接部42によるシールによって、合わせ部40を通ってケース11内から外へ漏れることが防止される。よって、内側溶接部41と外側溶接部42の2段構えによってケース11の気密性が高められている。
また、ケース11は、内側溶接部41と外側溶接部42の2つの溶接部を備える。内側溶接部41が、ブローホールが形成され難くするために、外側溶接部42よりも接合強度を小さくしても、内側溶接部41と外側溶接部42の協働によってケース11全体の接合強度を高めることができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ケース本体13と蓋体14の合わせ部40を、内側溶接部41と外側溶接部42で接合した。このため、2つの異なる位置に設けられた溶接部によって、ケース11の気密性と耐圧強度を高めることができる。そして、内側溶接部41ではブローホールが形成され難いようにレーザ溶接を行い、外側溶接部42では接合強度を確実に確保できるようにレーザ溶接を行っている。したがって、1箇所の溶接部でレーザ光の出力ピーク値を2段階に調節する場合と異なり、気密性と耐圧強度を簡単に高めることができる。
(2)内側溶接部41を形成する際に投入されるエネルギー密度を、外側溶接部42を形成する際に投入されるエネルギー密度より小さくした。そして、内側溶接部41の溶接深さF1を、外側溶接部42の溶接深さF2よりも浅くした。このため、内側溶接部41では、合わせ部40が過剰に溶融してしまうことが防止され、内側溶接部41にブローホールが形成され難くすることができる。また、外側溶接部42では、深い溶接深さF2で合わせ部40を強固に接合することができる。よって、気密性に関しては内側溶接部41で確実に高め、耐圧強度に関しては外側溶接部42で確実に高めることができる。
(3)内側溶接部41と外側溶接部42は、ケース11の異なる位置からレーザ光Lを照射して形成されている。このため、例えば、1箇所に対してレーザ光Lの出力ピーク値を変えて連続して照射することで、溶融した材料がケース11内に落下してしまうことがない。
(4)蓋体14にフランジ部22を設け、このフランジ部22の被支持面22aを、ケース本体13の支持面13cに支持させた状態で外側溶接部42を形成した。そして、外側溶接部42は、レーザ光Lの光軸(照射方向)を外側合わせ部31に沿わせることにより、外側溶接部42の深さ方向が外側合わせ部31に沿って形成されている。このため、被支持面22aと支持面13cを面接触させた状態で広範に外側溶接部42を形成することができ、外側溶接部42によりケース本体13と蓋体14を確実に接合することができる。
(5)内側溶接部41及び外側溶接部42は、レーザ光Lの光軸(照射方向)を、内側合わせ部32及び外側合わせ部31に沿わせてレーザ光Lを照射することで形成されている。それぞれレーザ光Lの光軸に沿って内側合わせ部32及び外側合わせ部31が溶融して、内側溶接部41及び外側溶接部42は、その深さ方向が内側合わせ部32及び外側合わせ部31に沿って形成される。このため、例えば、合わせ部40の延びる方向と交差する方向に、内側溶接部41及び外側溶接部42が延びる場合と比べて、内側溶接部41及び外側溶接部42の気密性及び接合強度を確実に高めることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図4(a)に示すように、周壁13bの支持面13cの周囲に、蓋体14を囲む環状リブ13gを立設してもよい。また、蓋体14において、挿入部21を削除した構成としてもよい。蓋体14は、その内面14dが支持面13cに支持されるとともに、環状リブ13gの内側に配置される。そして、支持面13c及び環状リブ13gの内周面13hを、ケース側合わせ面13fとし、蓋体14において、その内面14d及び外周面14gを蓋体側合わせ面14fとするとともに、ケース側合わせ面13fと蓋体側合わせ面14fとから合わせ部50が形成されている。
蓋体14の外周面14gと、環状リブ13gの内周面13hとは、互いに突き合わされて外側合わせ部53を構成しており、蓋体14の内面14dと、ケース本体13の支持面13cとは、互いに突き合わされて内側合わせ部54を構成している。そして、外側合わせ部53と内側合わせ部54から合わせ部50が形成されている。
図4(b)に示すように、内側溶接部51は、レーザ光Lの光軸(照射方向)を内側合わせ部54に沿わせて、ケース11の外側からレーザ光Lを照射することで形成される。外側溶接部52は、レーザ光Lの光軸(照射方向)を外側合わせ部53に沿わせて、ケース11の外側からレーザ光Lを照射することで形成される。そして、内側溶接部51の溶接深さF1の方が、外側溶接部52の溶接深さF2より浅くなっている。なお、内側溶接部51と外側溶接部52の溶接深さは逆転していてもよい。
また、図4に示すケース11において、図4(a)の2点鎖線に示すように、蓋体14の外面14cから、ケース本体13の支持面13cと、蓋体14の内面14dとの合わせ部50に向けてレーザ光Lを照射して、内側溶接部51を形成してもよい。さらに、内側溶接部51を摩擦攪拌接合(溶接)によって形成し、外側溶接部52をレーザ溶接で形成してもよい。
○ また、図4に示す蓋体14及びケース本体13において、図6に示すように、内側溶接部61をレーザ溶接によって形成し、外側溶接部62を摩擦攪拌接合(溶接)によって形成してもよい。摩擦攪拌接合は、図示しない回転機構によって回転部材Tを回転させ、回転する回転部材Tを、蓋体14の外面14cと、環状リブ13gの先端面に跨って接触させて両者に摩擦熱を発生させる。そして、摩擦熱によって蓋体14と環状リブ13gを軟化させて接合させる。
このように構成した場合、外側溶接部62を摩擦攪拌接合によって接合したため、摩擦熱が発生しても高温になりにくく、また、溶接深さが浅いため、外側溶接部62ではブローホールが形成されない。また、内側溶接部61の溶接深さF1を深くして耐圧強度を確保できる。
○ 図5(a)及び図5(b)に示すように、内側合わせ部32に、内側溶接部41と外側溶接部42を形成してもよい。
○ 内側溶接部41と外側溶接部42の溶接深さの関係を実施形態と逆転させて、内側溶接部41の溶接深さF1を、外側溶接部42の溶接深さF2より深くしてもよい。
○ 図5(b)に示す形態において、周壁13bの外周面13dから外側合わせ部31にレーザ光Lを照射して外側溶接部42を形成してもよい。この場合、内側溶接部41においては、レーザ光Lの光軸(照射方向)が、合わせ部40に沿わない状態で形成されることとなる。
○ 実施形態において、内側溶接部41をレーザ溶接で形成し、外側溶接部42を摩擦攪拌接合によって形成してもよい。
○ 密閉容器としての二次電池10のケース11に具体化したが、二次電池10以外の密閉容器に具体化してもよい。
○ ケース11の形状は、円柱状や、楕円柱状に形成してもよい。
○ 蓄電装置としてのニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタとして具体化してもよい。
L…レーザ光、S…開口部、F1,F2…溶接深さ、11…密閉容器としてのケース、13…ケース本体、13f…ケース側合わせ面、14…蓋体、14f…蓋体側合わせ面、31,53…外側合わせ部、32,54…内側合わせ部、40,50…合わせ部、41,51,61…内側溶接部、42,52,62…外側溶接部。

Claims (8)

  1. 金属製のケース本体の開口部が、金属製の蓋体で閉塞されるとともに、前記ケース本体における前記蓋体へのケース側合わせ面と、前記蓋体において前記ケース側合わせ面と対向する蓋体側合わせ面との環状の合わせ部を溶接して前記ケース本体と前記蓋体とを接合した密閉容器であって、
    前記密閉容器の外側からの溶接により、外側溶接部と内側溶接部との2つの環状の溶接部を有しており、前記合わせ部において、前記内側溶接部は前記外側溶接部よりも前記密閉容器の内側に位置し、
    前記密閉容器の外面からの溶接深さは、前記外側溶接部よりも前記内側溶接部が浅いことを特徴とする密閉容器。
  2. 前記内側溶接部及び前記外側溶接部はレーザ溶接によって形成され、前記内側溶接部及び前記外側溶接部の少なくとも一方は、その深さ方向が前記合わせ部に沿って形成されている請求項1に記載の密閉容器。
  3. 前記外側溶接部の深さ方向が、前記合わせ部に沿って形成されている請求項に記載の密閉容器。
  4. 前記合わせ部は、前記密閉容器の内側に位置する内側合わせ部と、該内側合わせ部と屈曲しており前記密閉容器の外側に位置する外側合わせ部とを含み、前記内側溶接部の深さ方向及び前記外側溶接部の深さ方向がそれぞれ前記内側合わせ部及び前記外側合わせ部に沿って形成されている請求項に記載の密閉容器。
  5. 開口部を有する金属製のケース本体と、前記開口部を閉塞する金属製の蓋体との合わせ部を接合する密閉容器の製造方法であって、
    前記密閉容器の外側からレーザ光を照射して前記合わせ部に2つの環状の溶接部を形成することを含み、
    前記2つの環状の溶接部は、外側溶接部と該外側溶接部よりも前記密閉容器の内側に位置する内側溶接部であって、
    前記内側溶接部を形成する際の前記レーザ光のエネルギー密度を、前記外側溶接部を形成する際の前記レーザ光のエネルギー密度より小さくしたことを特徴とする密閉容器の製造方法。
  6. 前記内側溶接部及び前記外側溶接部の少なくとも一方を、前記レーザ光を前記合わせ部に沿わせてレーザ溶接する請求項に記載の密閉容器の製造方法。
  7. 前記外側溶接部を、前記レーザ光を前記合わせ部に沿わせてレーザ溶接する請求項に記載の密閉容器の製造方法。
  8. 前記合わせ部は、前記密閉容器の内側に位置する内側合わせ部と、該内側合わせ部と屈
    曲しており前記密閉容器の外側に位置する外側合わせ部とを含み、前記内側溶接部を形成する前記レーザ光及び前記外側溶接部を形成する前記レーザ光をそれぞれ前記内側合わせ部及び前記外側合わせ部に沿わせてレーザ溶接する請求項に記載の密閉容器の製造方法。
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