JP6031594B2 - 車両のオイル吸入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンなど車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプを備えた車両のオイル吸入装置に関する。
従来、車両に搭載された変速機などにおいて、ギヤや回転軸などの潤滑並びに冷却用のオイル(潤滑油又は作動油)の移送に用いられるオイルポンプとして、エンジンなど車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプ(ギヤポンプ)がある。この種のオイルポンプの設計では、必要な流量を設定するにあたって、規定回転数より低い回転領域で必要なオイルの流量を確保できるように、過去の実績や経験値から安全率を持った流量に設定している。そのため、規定回転数を超える高回転領域では、必要以上の流量のオイルを吸い上げることとなる。そのため、このような機械式のオイルポンプでは、規定回転数を越える高回転領域で無駄な駆動トルク(ポンプ駆動力)が発生することで、当該駆動トルクがエンジンなどの駆動源に対する損失となっていた。
この点に関して、機械式のオイルポンプの駆動トルクを低減するための機構として、流量を可変させる機構やポンプ回転数を低減させる機構を採用することが一般的である。流量を可変させる機構としては、例えば、特許文献1に示すように、油圧感応式スプール弁とリリーフ回路の組合せによる機構(リリーフ回路付可変流量ポンプ)が提案されている。また、ポンプ回転数を制御する機構としては、例えば、特許文献2に示すように、遊星ギヤを介してポンプ回転数を低減させる機構が提案されている。
しかしながら、上記のリリーフ回路付可変流量ポンプは、部品点数が多く高い寸法精度が要求されるため、構造の複雑化や重量増及びコスト増につながるおそれがある。また、構造が複雑であることで、オイルに含まる金属粉などの微小異物(コンタミネーション)に対する耐性にも課題がある。また、遊星ギヤでポンプの入力回転数を低減させる機構の場合にも、その機構が複雑で装置が大型化してしまうという問題がある。
特開平7−233787号公報 特開2005−207357号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を少なく抑えた簡単な構成で、車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプの駆動トルクを低減することができ、駆動源に与える損失を効果的に低減できるオイル吸入装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかる車両のオイル吸入装置は、車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプ(10)と、前記オイルポンプ(10)の吸込端(10a)側に接続されてオイル貯留部(20)のオイルを吸入する吸込管(30,31,41)と、を備えるオイル吸入装置(1)であって、前記吸込管(30,31,41)の流入端(41a)に設けられて前記オイル貯留部(20)内のオイルを吸入する1次吸入口(51)と、前記吸込管(30,31,41)の前記1次吸入口(51)よりも下流側に設けられた2次吸入口(52)と、を備え、前記2次吸入口(52)に対する前記オイル貯留部(20)内のオイル面(L)の高さ位置に応じて、前記1次吸入口(51)と前記2次吸入口(52)から前記オイル貯留部(20)のオイルのみを吸入する第1吸込作動状態と、前記1次吸入口(51)から前記オイル貯留部(20)のオイルを吸入し前記2次吸入口(52)から空気を吸入する第2吸込作動状態とが切り替わるように構成したことを特徴とする。
また、上記の車両のオイル吸入装置では、前記吸込管(30)は、前記オイルポンプ(10)に接続された流出端(31b)を有する第1吸込管(31)と、前記第1吸込管(31)の流入端(31a)に対して相対移動可能に接続されている第2吸込管(41)と、を備え、前記第1吸込管(31)の前記流入端(31a)の内面には、該第1吸込管(31)の長手方向に対して傾斜する第1テーパ面(32)が形成されており、前記第2吸込管(41)の前記流出端(41b)の外面には、前記第1吸込管(31)の前記テーパ面(32)に接する第2テーパ面(42)が形成されており、前記オイルポンプ(10)の吸入圧が所定圧以上になると、前記第2吸込管(41)が前記第1吸込管(31)に対して相対移動することで、前記第1テーパ面(32)と前記第2テーパ面(42)との隙間に3次吸入口(53)が形成されて、前記第1吸込作動状態又は前記第2吸込作動状態においてさらに前記3次吸入口(53)から空気が吸入される第3吸込作動状態となるように構成してよい。
また、本発明にかかる車両のオイル吸入装置は、車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプ(10)と、前記オイルポンプ(10)の吸込端(10a)側に接続されてオイル貯留部(20)のオイルを吸入する吸込管(30,31,41)と、を備えるオイル吸入装置(1)であって、前記吸込管(30,31,41)は、前記オイルポンプ(10)に接続された流出端(31b)を有する第1吸込管(31)と、前記第1吸込管(31)の流入端(31a)に対して相対移動可能に接続されている第2吸込管(41)と、前記第1吸込管(31)の前記流入端(31a)の内面に形成されて該第1吸込管(31)の長手方向に対して傾斜する第1テーパ面(32)と、前記第2吸込管(41)の流出端(41b)の外面に形成されて前記第1テーパ面(32)に接する第2テーパ面(42)と、前記第2吸込管(41)の流入端(41a)に設けられて前記オイル貯留部(20)内のオイルを吸入する1次吸入口(51)と、前記第2吸込管(41)が前記第1吸込管(31)に対して相対移動することで前記第1テーパ面(32)と前記第2テーパ面(42)との隙間に形成される3次吸入口(53)と、を備え、前記オイルポンプ(10)の吸入圧が所定圧未満では、前記1次吸入口(51)から前記オイル貯留部(20)のオイルのみを吸入する第1吸込作動状態となり、前記オイルポンプ(10)の吸入圧が前記所定圧以上になると、前記第2吸込管(41)が前記第1吸込管(31)に対して相対移動することで、前記第1テーパ面(32)と前記第2テーパ面(42)との隙間に3次吸入口(53)が形成されて、前記第1吸込作動状態においてさらに前記3次吸入口(53)から空気が吸入される第3吸込作動状態となるように構成したことを特徴とする。
また、上記の車両のオイル吸入装置では、前記第2吸込管(41)の前記1次吸入口(51)より上流側に設けられた2次吸入口(52)を備え、前記オイル貯留部(20)内のオイル面(L)の高さが前記2次吸入口(52)よりも低くなると、前記第1吸込作動状態又は前記第3吸込作動状態においてさらに前記2次吸入口(52)から空気を吸入する第2吸込作動状態となるように構成するとよい。
本発明にかかる車両のオイル吸入装置では、オイル貯留部のオイルがオイルポンプに吸入されるまでの吸入区間に、オイル貯留部内のオイルの吸入量と空気の吸入量との配分を可変させる機構として、上記の2次吸入口又は3次吸入口を設けたことで、オイルポンプに空気を吸入させてその駆動トルクを低減させる構造としている。これにより、特に、規定回転数を越える高回転領域で余剰となっていた吐出量分のポンプ駆動トルクを低減させることができる。したがって、オイルポンプに回転を伝達している駆動源の駆動トルクを低下させることができ、駆動源に与える損失を効果的に低減できる。
上記の2次吸入口は、オイル貯留部内のオイル面の高さに応じてオイルポンプへの空気の吸い込みの有無、及び吸入空気量を調整する構造である。したがって、オイルポンプの回転数が高回転の領域でオイル貯留部内のオイルの大部分が吸い込まれてオイル面が低下したときに、オイルポンプへ吸入されるオイルに空気を混入させることができる。したがって、オイルポンプの高回転領域での吸入オイル量の増加を抑制することができ、ポンプ駆動力の低減効果及び吸入負圧低下の効果が得られる。これにより、簡単な構成で駆動源の駆動トルクを低下させることができる。
また、上記の3次吸入口は、ポンプの吸込管を第1吸込管と第2吸込管の二分割構造にして、オイルポンプの吸入圧が所定圧以上になると、第1吸込管と第2吸込管の隙間に3次吸入口が形成されて、該3次吸入口から空気が吸入されるように構成したものである。これにより、オイルポンプの回転数が高回転となり吸入圧が高くなった状態で、3次吸入口から吸入した空気をオイルポンプに吸入されるオイルに混入させることができる。したがって、オイルポンプの高回転領域での吸入オイル量の増加を抑制することができ、ポンプ駆動力の低減効果及び吸入負圧低下の効果が得られる。これにより、簡単な構成で駆動源の駆動トルクを低下させることができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるオイル吸入装置によれば、部品点数を少なく抑えた簡単な構成で、車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプの駆動トルクを低減することができ、駆動源に与える損失を効果的に低減できる。
本発明の一実施形態にかかるオイル吸入装置の構成を示す図である。 オイル吸入装置におけるオイル及び空気の流れを示す図である。 オイル吸入装置の第1吸込作動状態を示す図である。 オイル吸入装置の第2吸込作動状態を示す図である。 オイル吸入装置の第3吸込作動状態を示す図である。 オイルポンプの回転数に対するポンプ吸入負圧とポンプ軸トルク(ポンプ駆動力)の関係を示すグラフである。 オイルポンプの回転数に対するポンプ油圧動力、ポンプ損失、伝達損失の関係を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるオイル吸入装置の構成を示す図で、(a)は、オイル吸入装置の全体を示す概略図、(b)は、オイルポンプを示す概略側断面図である。同図(a)に示すように、オイル吸入装置1は、車両の駆動源であるエンジン(図示せず)から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプ10と、オイルポンプの吸込端10a側に接続されてオイルバス(オイル貯留部)20内のオイルを吸入する吸込管30と、オイルポンプの吐出端10b側に接続された吐出管60とを備えている。
オイルポンプ10は、車両用の変速機において、ギヤなどの機械構造の潤滑並びに冷却用の作動油(オイル)の移送に用いられるオイルポンプである。このオイルポンプ10は、図1(b)に示すように、エンジンの駆動力で回転するクランク軸(図示せず)の回転が伝達される駆動ギヤ11と、駆動ギヤ11と噛合する従動ギヤ12が設けられたポンプ軸(回転軸)15と、ポンプ軸15の回転によりオイルを圧送するポンプ部16とを備える。ポンプ部16は、容積型のトロコイドポンプである。このオイルポンプ10では、エンジンから伝達される回転の増減に応じてポンプ部16によるオイルの圧送量が増減するようになっている。
図1(a)に示すように、吸込管30は、流出端31bがオイルポンプ10に接続された太管(第1吸込管)31と、太管31の流入端31aに対して相対移動可能に接続されている細管(第2吸込管)41とを備える。太管31の流入端31a及びその近傍と細管41の全体は、その軸方向(流路方向)が上下方向(鉛直方向)を向いて配置されている。そして、太管31の流入端31aの内周面には、太管31の長手方向に対して傾斜する第1テーパ面32が形成されており、細管41の流出端41bの外周面には、太管31のテーパ面32に接する第2テーパ面42が形成されている。第1テーパ面32と第2テーパ面42は、いずれも吸込管30内のオイルの流れ方向に対して上流側から下流側に向かって次第に拡径するように傾斜している円錐の外周面状に形成されている。すなわち、本実施形態のオイル吸入装置1が備える吸込管30は、細管41と太管31の2つの配管を備え、それらを互いテーパ面32,42同士の接触で相対移動可能かつ抜けない構造としたものである。
また、上記の吸込管30には、細管41の流入端41aに設けられてオイルバス20内のオイルを吸入する1次吸入口51と、細管41の側面における1次吸入口51より上流側に設けられた2次吸入口52と、細管41が太管31に対してスライド移動することで第1テーパ面32と第2テーパ面42との隙間に形成される3次吸入口53とが設けられている。
2次吸入口52は、細管41の長手方向の略中間位置に配置されている。この2次吸入口52は、オイルバス20内のオイル面Lよりも低い位置にあるとき(オイル内に浸漬してるとき)は、オイルバス20内のオイルを吸入する一方、オイルバス20内のオイル面Lよりも高い位置にあるとき(オイルから露出しているとき)は、空気を吸入する。すなわち、本実施形態のオイル吸入装置1では、2次吸入口52に対するオイルバス20内のオイル面Lの高さ位置に応じて、1次吸入口51と2次吸入口52の両方からオイルバス20のオイルを吸入する状態(第1吸込作動状態)と、1次吸入口51からオイルバス20のオイルを吸入し2次吸入口52から空気を吸入する状態(第2吸込作動状態)とが切り替わるようになっている。
また、本実施形態のオイル吸入装置1では、オイルポンプ10の吸入圧が所定圧を越えると、細管41が吸入圧で上昇する方向へ移動することで、太管31と細管41(第1テーパ面32と第2テーパ面42)の隙間に形成される3次吸入口53から空気が吸入されるように構成している。すなわち、本実施形態のオイル吸入装置1が備える吸込管30は、細管41のスライドストローク量及び細管41と太管31の接続部(3次吸入口53)の隙間量をオイルポンプ10(吸込管30)の吸入圧に感応させることで、オイルバス20内のオイルの吸入量と空気の吸入量との配分を可変させることができるようにして、吸入オイル量(空気混入量)を制御する構造である。
具体的には、オイルポンプ10の吸入圧P(P>0)が所定圧Pよりも低い領域(P<P)では、細管41は太管31に対して下降した位置(以下、この位置を「下降位置」という。)にある。この状態では、第1テーパ面32と第2テーパ面42とが面接触しており、太管31と細管41の隙間に形成される3次吸入口53は閉じた状態となっている。その一方で、オイルポンプ10の吸入圧P(P>0)が所定圧P以上の領域(P≧P)では、オイルポンプ10の吸入圧によって引き上げられることで、細管41は太管31に対して上降した位置(以下、この位置を「上昇位置」という。)となる。この状態では、第1テーパ面32と第2テーパ面42が離間することで、太管31と細管41の隙間に形成される3次吸入口53が開いた状態となる。したがって、3次吸入口53から空気が吸入される。
図2は、オイル吸入装置1におけるオイル及び空気の流れを示す図である。本実施形態のオイル吸入装置1では、オイルポンプ10の駆動により1次吸入口51からオイルが吸い込まれる。このオイルは、細管41及び太管31からオイルポンプ10を経て吐出管60に導出されて、吐出口60bから排出される。図2では、この1次吸入口51から吸入されたオイルの流れをオイルフローと称している。一方、オイル吸入装置1では、オイルバス20内のオイル面Lが2次吸入口52よりも低下して、2次吸入口52がオイルバス20内のオイルから露出した場合、2次吸入口52から空気が吸入される。この空気は、細管41から太管31を経てオイルポンプ10に導入され、オイルポンプ10から吐出管60に導出されて、吐出口60bから排出される。また、オイルポンプ10の吸入油圧が上昇することで細管41が太管31に対してスライド移動して前述の上側位置へ移動すると、3次吸入口53が開口して該3次吸入口53から空気が吸入される。この空気は、2次吸入口52から吸入された空気と同様、細管41から太管31を経てオイルポンプ10に導入され、オイルポンプ10から吐出管60に導出されて、吐出口60bから排出される。図2では、この2次吸入口52と3次吸入口53から吸入される空気の流れを空気混入フローと称している。本実施形態のオイル吸入装置1では、この空気混入フローによって、オイルポンプ10へ吸入するオイルに空気を混入させることでオイル吸入量を制限し、オイルポンプ10の油圧動力を低減させることができる。
上記構成のオイル吸入装置1では、オイルバス20内のオイルを吸入する状態として、1次吸入口51又は2次吸入口52からオイルのみを吸入する第1吸込作動状態と、1次吸入口51からオイルを吸入し2次吸入口52から空気を吸入する第2吸込作動状態と、第1吸込作動状態又は第2吸込作動状態においてさらに3次吸入口53から空気を吸入する第3吸込作動状態とのいずれかを取ることが可能である。このように、2次吸入口52と3次吸入口53から吸入する空気を1次吸入口51から吸入するオイルに混入させることによって、特に高回転領域でのオイルポンプ10の回転数に対するオイル吸入量を低く抑えることができ、オイルポンプ10の駆動損失を効果的に低減することができる。以下、各吸込作動状態について説明する。
図3は、オイル吸入装置1の第1吸込作動状態を示す図である。同図では、1次吸入口51及び2次吸入口52から吸入されたオイルの流れを一点鎖線で示している。同図に示す第1吸込作動状態では、オイルバス20内のオイル面Lが2次吸入口52よりも高い位置にあり、2次吸入口52がオイル中に浸漬した状態になっている。また、オイルポンプ10の吸入圧が上記の所定圧Pよりも低い領域(P<P)であるため、細管41は太管31に対して下降した下降位置にある。これにより、太管31と細管41との隙間に形成される3次吸入口53は閉じた状態になっている。したがって、オイルポンプ10の運転により、1次吸入口51及び2次吸入口52からオイルのみが吸入され、3次吸入口53から空気は吸入されない。この第1吸込作動状態では、オイルポンプ10に空気が吸い込まれないことで、オイルポンプ10の回転数にほぼ正比例する線形的なオイル流量の増加が得られる。
図4は、オイルポンプ10の第2吸込作動状態を示す図である。同図では、1次吸入口51から吸入されたオイルの流れを一点鎖線で示し、2次吸入口52から吸入された空気の流れを点線で示している。同図に示す第2吸込作動状態では、オイルバス20内のオイル面Lが2次吸入口52よりも低い位置にあり、2次吸入口52がオイルから露出した状態になっている。その一方で、オイル面Lは1次吸入口51よりも高い位置にあり、1次吸入口51はオイル内に浸漬した状態になっている。また、オイルポンプ10の吸入圧が上記の所定圧Pよりも低い領域(P<P)であるため、細管41は下降位置にある。これにより、3次吸入口53は閉じた状態になっている。したがって、オイルポンプ10の運転により、1次吸入口51からオイルが吸入されると共に2次吸入口52から空気が吸入される。2次吸入口52から吸入された空気がオイルポンプ10内へ混入することで、(空気が混入しない状態と比較して)ポンプ負圧とポンプ駆動力の増加がより低く抑えられる。
図5は、オイルポンプ10の第3吸込作動状態を示す図である。同図では、1次吸入口51から吸入されたオイルの流れを一点鎖線で示し、2次吸入口52から吸入された空気の流れを点線で示し、3次吸入口53から吸入された空気の流れを実線で示している。同図に示す第3吸込作動状態では、オイルポンプ10の吸入圧が上記の所定圧P以上の領域(P≧P)であるため、細管41は上昇位置にある。これにより、3次吸入口53が開いた状態になっている。
また、この第3吸込作動状態では、第2吸込作動状態と同様、オイルバス20内のオイル面Lが2次吸入口52よりも低い位置にあり、2次吸入口52がオイルから露出した状態になっている。その一方で、オイル面Lは1次吸入口51よりも高い位置にあり、1次吸入口51はオイル内に浸漬した状態になっている。したがって、オイルポンプ10の運転により、1次吸入口51からオイルが吸入されると共に2次吸入口52及び3次吸入口53から空気が吸入される。これにより、オイルポンプ10内へ第2吸込作動状態よりも多量の空気が混入することで、ポンプ負圧とポンプ駆動力の増加がよりさらに低く抑えられる。
なお、第3吸込作動状態では、上記以外にも、オイルバス20内のオイル面Lが2次吸入口52よりも高い位置にあって、2次吸入口52がオイル内に浸漬した状態になっていてもよい。その場合は、オイルポンプ10の運転により、1次吸入口51及び2次吸入口52からオイルが吸入されると共に、3次吸入口53から空気が吸入される。したがってこの場合も、2次吸入口52から吸入された空気がオイルポンプ10内へ混入することで、ポンプ負圧とポンプ駆動力の増加が低く抑えられる。
図6は、本実施形態のオイル吸入装置1と従来構成のオイル吸入装置との比較について説明するための図で、オイルポンプ10の回転数Nに対する吸入負圧−P(P>0)とポンプ駆動力(ポンプ軸トルク)Tの関係を示すグラフである。同図のグラフでは、本実施形態のオイル吸入装置1のポンプ吸入負圧を二点鎖線で示し、従来構成のオイル吸入装置のポンプ吸入負圧を実線で示している。また、本実施形態のオイル吸入装置1のポンプ軸トルクを一点鎖線で示し、従来構成のオイル吸入装置のポンプ軸トルクを点線で示している。ここでの従来構成のオイル吸入装置とは、本実施形態の1次吸入口51に相当する吸入口(吸込管の吸込端に設けた吸入口)からオイルのみ吸入して空気を吸入しない構成のオイル吸入装置(2次吸入口52及び3次吸入口53に対応する吸入口を備えない構成)である。
本実施形態のオイルポンプ10では、回転数(ポンプ軸15の回転数)Nが規定回転数N未満の領域では、1次吸入口51からオイルのみを吸入する第1吸込作動状態であり、回転数Nが規定回転数N以上の領域では、1次吸入口51から吸入されたオイルに2次吸入口52又は3次吸入口53から吸入された空気が混入する第2又は第3吸込作動状態(空気混入状態)となる。これにより、図6のグラフに示すように、規定回転数N以上の高回転領域で、従来構成のオイル吸入装置と比較して、吸入オイル量の増加を抑制する(増加率を低く抑える)ことができる。したがって、ポンプ駆動力の低減効果及び吸入負圧低下の効果が得られる。すなわち、本実施形態のオイル吸入装置1では、従来構成のオイル吸入装置と比較して、グラフ上の領域Aの分だけポンプ駆動力が低減され、グラフ上の領域Bの分だけ吸入負圧が低下する。
図7は、本実施形態のオイル吸入装置1と従来構成のオイル吸入装置との比較について説明するための図で、オイルポンプ10の回転数に対するポンプ油圧動力、ポンプ損失、伝達損失の関係を示すグラフである。同図のグラフでは、本実施形態のオイル吸入装置1のポンプ油圧動力、ポンプ単体トルク(ポンプ損失)、その他伝達トルクをそれぞれ実線、一点鎖線、二点鎖線で示している。また、従来構成のオイル吸入装置のポンプ油圧動力、ポンプ単体トルク、その他伝達トルクの変化をいずれも点線で示している。なお、ここでの従来構成のオイル吸入装置は、図6の場合と同様である。本実施形態のオイル吸入装置1では、オイルポンプ10の回転数Nが規定回転数(N)以上の高回転領域では、2次吸入口52又は3次吸入口53から空気を吸入することで(空気混入状態となることで)、図7のグラフに示すように、従来構成のオイル吸入装置と比較して、ポンプ油圧動力が低下する。さらに、ポンプ油圧動力が低下することで、ポンプ単体トルク及びその他伝達トルクが低下する。これにより、ポンプ損失及び伝達損失を低減させることができる。
以上説明したように、本実施形態のオイル吸入装置1では、オイルバス20内のオイルをオイルポンプ10に吸い込むための吸込管30を細管41と太管31の二分割構造にして、細管41が太管31内をスライド移動可能としている。そのうえで、オイルポンプ10の吸入圧に応じて細管41が移動した場合、太管31の第1テーパ面32と細管41の第2テーパ面42との隙間に3次吸入口53が形成されるようにし、かつ、細管41の中間部に空気を取り入れ可能な2次吸入口52を設けた構造とした。これにより、オイルバス20内のオイル面Lの高さ及びオイルポンプ10の吸入圧に応じて、オイルポンプ10内に空気を混入させることができるようにした。
このように、オイルバス20内のオイルがオイルポンプ10に吸入されるまでの吸入区間に、オイルバス20内のオイルの吸入量と空気の吸入量との配分を可変させる(空気とオイルを吸い分ける)機構として、上記の2次吸入口52及び3次吸入口53を設けたことで、オイルポンプ10に空気を吸入させることでその駆動トルクを意図的に低減させる構造としている。すなわち、オイルポンプ10の吸入経路上に空気を吸い込むための2次吸入口52を設け、さらに太管31と細管41との間に設けた3次吸入口53を備えることで、オイルポンプ10のオイルの余剰吸込量を規制することができ、オイルポンプ10の駆動に必要なトルクを低減できるようにした。これにより、特に、規定回転数を越える高回転領域で余剰となっていた吐出量分のポンプ駆動トルクを低減させることができる。その結果、オイルポンプ10を駆動しているエンジン(駆動源)の駆動トルクを効果的に低下させることができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態のオイル吸入装置1は、2次吸入口52と3次吸入口53の両方を備えているが、本発明にかかるオイル吸入装置の実施形態としては、上記の2次吸入口52と3次吸入口53のいずれか一方のみを備えるものであってもよい。その場合、2次吸入口52のみを備える場合は、吸込管30を必ずしも上記の太管31と細管41の2つの配管を備えた構造とする必要はなく、単一の配管のみで構成してもよい。
また、3次吸入口53の具体的な構造は一例であり、3次吸入口53は、オイルポンプ10の吸入圧に応じて開閉の切り替えが可能な構造であれば、上記のようなテーパ面32,42同士の隙間に形成されるものには限らず、他の構造であってもよい。

Claims (4)

  1. 車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプと、
    前記オイルポンプの吸込端側に接続されてオイル貯留部のオイルを吸入する吸込管と、を備えるオイル吸入装置であって、
    前記吸込管は、前記オイルポンプに接続された流出端を有する第1吸込管と、前記第1吸込管の流入端に対して相対移動可能に接続されている第2吸込管とを有し、
    前記第2吸込管の流入端に設けられて前記オイル貯留部内のオイルを吸入する1次吸入口と、
    前記第2吸込管の前記1次吸入口よりも下流側に設けられた2次吸入口と、を備え、
    前記2次吸入口に対する前記オイル貯留部内のオイル面の高さ位置に応じて、前記1次吸入口と前記2次吸入口から前記オイル貯留部のオイルのみを吸入する第1吸込作動状態と、前記1次吸入口から前記オイル貯留部のオイルを吸入し前記2次吸入口から空気を吸入する第2吸込作動状態と、前記オイルポンプの吸入圧が所定圧以上になると、前記第2吸込管が前記第1吸込管に対して相対移動することで3次吸入口が形成され、前記第1吸込作動状態又は前記第2吸込作動状態においてさらに前記3次吸入口から空気が吸入される第3吸込作動状態と、が切り替わるように構成した
    ことを特徴とする車両のオイル吸入装置。
  2. 前記第1吸込管の前記流入端の内面には、該第1吸込管の長手方向に対して傾斜する第1テーパ面が形成されており、前記第2吸込管の前記流出端の外面には、前記第1吸込管の前記テーパ面に接する第2テーパ面が形成されており、
    前記第3吸込作動状態において、前記第1テーパ面と前記第2テーパ面との隙間に3次吸入口が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のオイル吸入装置。
  3. 車両の駆動源から伝達された回転で駆動する機械式のオイルポンプと、
    前記オイルポンプの吸込端側に接続されてオイル貯留部のオイルを吸入する吸込管と、を備えるオイル吸入装置であって、
    前記吸込管は、
    前記オイルポンプに接続された流出端を有する第1吸込管と、
    前記第1吸込管の流入端に対して相対移動可能に接続されている第2吸込管と、
    前記第1吸込管の前記流入端の内面に形成されて該第1吸込管の長手方向に対して傾斜する第1テーパ面と、前記第2吸込管の流出端の外面に形成されて前記第1テーパ面に接する第2テーパ面と、
    前記第2吸込管の流入端に設けられて前記オイル貯留部内のオイルを吸入する1次吸入口と、
    前記第2吸込管が前記第1吸込管に対して相対移動することで前記第1テーパ面と前記第2テーパ面との隙間に形成される3次吸入口と、を備え、
    前記オイルポンプの吸入圧が所定圧未満では、前記1次吸入口から前記オイル貯留部のオイルのみを吸入する第1吸込作動状態となり、
    前記オイルポンプの吸入圧が前記所定圧以上になると、前記第2吸込管が前記第1吸込管に対して相対移動することで、前記第1テーパ面と前記第2テーパ面との隙間に3次吸入口が形成されて、前記第1吸込作動状態においてさらに前記3次吸入口から空気が吸入される第3吸込作動状態となるように構成した
    ことを特徴とする車両のオイル吸入装置。
  4. 前記第2吸込管の前記1次吸入口より上流側に設けられた2次吸入口を備え、
    前記オイル貯留部内のオイル面の高さが前記2次吸入口よりも低くなると、前記第1吸込作動状態又は前記第3吸込作動状態においてさらに前記2次吸入口から空気を吸入する第2吸込作動状態となるように構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両のオイル吸入装置。
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