JP6030181B2 - 攪拌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、攪拌装置に係り、さらに詳しくは、溶銑などの溶融物を効率よく攪拌することのできる攪拌装置に関する。
一般に、高炉から生産される溶銑は炭素の含有量が多く、且つ、リン(P)、硫黄(S)、ケイ素(Si)などの不純物が含まれているため、炭素の量を減らして不純物を除去するような製鋼工程が求められる。この工程において、溶銑に含まれている不純物である硫黄(S)などの成分を除去するために生石灰(CaO)などの脱硫剤が主として用いられる。
このような溶銑の精錬過程においては、高炉から出銑された溶銑を精錬設備に搬送して取鍋に入れた状態で機械撹拌式脱硫(Kanvara Reactor、以下、KR工程と称する。)を行うか、あるいは、高炉から出銑された溶銑を精錬容器に移してKR工程を行う。このとき、KR工程は、図1に示すように、機械撹拌式脱硫設備(KR設備)100において、制御部140の制御下でホッパ130を用いて溶銑に脱硫剤を投入し、表面に耐火物を被覆した攪拌装置を用いて溶銑を攪拌することにより行われる。すなわち、KR工程は、溶銑を攪拌するためのインペラー120を取鍋110に入れられた溶銑に浸漬して回転させながら溶銑を攪拌し、これにより発生する攪拌力により溶銑の硫黄及び脱硫剤が反応して滓化されることにより行われる。
このような精錬過程において、インペラー120は、溶銑に浸漬された状態で回転して溶銑を攪拌するが、インペラー120は、上下方向に移動自在に配設される回転軸122と、回転軸122の外周面に回転軸122を中心として放射状に配設される複数のブレード124と、を備える。したがって、回転軸122が回転するに伴い、回転軸122の外周面に配設されるブレード124が溶銑と接触して溶銑を攪拌することになる。
このようにブレード124と溶銑との接触により溶銑が攪拌されるが、溶銑の攪拌効率を向上させるための方法として、ブレード124の形状や面積を変更することが一般に用いられている。しかしながら、単にブレード124の形状や面積を変更する場合には溶銑による抵抗により回転軸122を回転させるのに多くのエネルギーが消耗され、また、ブレード124を構成する耐火物の溶銑が避けられないという問題がある。
大韓民国公開特許公報第10−2008−0061490号 日本国公開実用新案公報実開平7−41400
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、溶融物とブレードとの接触面積を増大させて溶融物の攪拌効率を向上させることのできる攪拌装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、溶融物の攪拌に際してブレードに形成される凹凸構造を用いて溶融物に方向性を与えることのできる攪拌装置を提供することである。
さらに、本発明のさらに他の目的は、耐火物の溶損を抑えることのできる攪拌装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態による攪拌装置は、 容器に収容された溶融物を攪拌する装置であって、前記容器の上部に上下方向に移動自在に配設される回転軸と、前記回転軸に放射状に延設される複数のブレードと、を備え、前記ブレードは、前記回転軸の回転方向に対して前方に配設される前面の面積の方が背面の面積よりも大きなことを特徴とする。
好ましくは、前記ブレードは、前記回転軸の回転により前記溶融物と接触する前面に上下方向及び水平方向のうちの少なくともいずれか一方の方向に延設される凹凸構造を備える。
また、好ましくは、前記凹凸構造は、複数の山部及び谷部が交互に配列されて形成される。
さらに、好ましくは、前記複数の山部は、前記前面の全体に亘って同じ高さに形成される。
さらに、好ましくは、前記複数の山部のうちの少なくともいずれか一つは、他の山部とは異なる高さを有する。
さらに、好ましくは、前記凹凸構造は、前記容器の内壁と隣り合う前記ブレードの外側に進むにつれて段差が高くなる階段状を呈する。
さらに、好ましくは、前記凹凸構造は、前記回転軸と隣り合う前記ブレードの内側に進むにつれて段差が高くなる階段状を呈する。
さらに、好ましくは、前記前面は、上下方向に傾くように形成される。
さらに、好ましくは、前記前面の上部側の直線の長さは、背面の上部側の直線の長さよりも大きく形成される。
さらに、好ましくは、前記前面の面積は、前記背面の面積よりも1.2倍〜2倍ほど大きい。
本発明に係る攪拌装置は、溶銑、溶鋼などの溶融物とブレードとの接触面積を増大させて溶融物を効率よく攪拌することができる。すなわち、回転軸の回転方向に対して前方に配設されるブレードの前面に凹凸構造を形成したり凹溝を形成したりして溶融物との接触面積を増大させることにより、攪拌効率を向上させることができる。このとき、ブレードの前面に形成される凹凸構造の方向に応じて溶融物に形成される流れに上部側または下部側への方向性を与えて攪拌効率をさらに向上させることができる。水平方向はもとより、上下方向への流れを形成することができる。また、凹凸構造を水平方向に形成する場合には、ブレードに傾斜面を形成して溶融物をブレードの前面に形成される傾斜面に沿って移動させることにより、溶融物による抵抗を減らすことができるので、ブレードが連結される回転軸の駆動にかかるエネルギーを節減することができるとともに、ブレードを構成する耐火物の溶損を抑えることができる。
従来の技術による鎔湯処理装置を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態による攪拌装置の斜視図である。 (a)は図2に示す攪拌装置の平面図である。(b)は図2に示す攪拌装置の正面図である。 (a)は本発明の第2実施形態による攪拌装置の平面図である。(b)は本発明の第2実施形態による攪拌装置の平面図である。 本発明の第1実施形態による攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときに発生する溶銑の流れを説明するための図である。 本発明の第3実施形態による攪拌装置の斜視図である。 図6に示す攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときに発生する溶銑の流れを説明するための図である。 (a)は本発明の第4実施形態による攪拌装置の斜視図である。(b)は本発明の第4実施形態による攪拌装置の斜視図である。 本発明の第5実施形態による攪拌装置の斜視図である。 (a)は図9に示す攪拌装置の正面図である。(b)は図9に示す攪拌装置の平面図である。(c)は図9に示す攪拌装置の底面図である。 (a)は本発明の第5実施形態による攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときにブレードに溶銑が接触する状態を示す図である。(b)は本発明の第5実施形態による攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときにブレードに溶銑が接触する状態を示す図である。 (a)は図10に示すX−X’線による断面図である。(b)は図10に示すX−X’線による断面図である。 (a)は本発明の第6実施形態による攪拌装置の斜視図である。(b)は本発明の第7実施形態による攪拌装置の斜視図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態についてより詳細に詳述する。しかしながら、本発明は以下に開示される実施形態に限定されるものではなく、異なる様々な形態に具体化可能であり、単に、これらの実施形態は、本発明の開示を完全たるものにし、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に発明の範囲を完全に知らせるために提供されるものである。なお、図中、同じ符号は同じ構成要素を示す。
本発明に係る攪拌装置は、溶銑などの溶融物が収容される容器、例えば、取鍋の上部に上下方向に移動自在に配設される回転軸と、回転軸に放射状に連結されるブレードと、を備え、ブレードは、回転軸の回転方向に対して前方に配設される前面の面積の方が背面の面積よりも大きく形成される。これにより、溶融物とブレードとの間の接触面積を増大させて溶融物の攪拌効率を向上させることができる。溶融物は、高炉や電気炉などにおいて製造された溶銑であり、このとき、溶銑の温度は、約1300〜1500℃である。以下、本発明の様々な実施形態について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態による攪拌装置の斜視図であり、図3の(a)は、図2に示す攪拌装置の平面図であり、図3の(b)は図2に示す攪拌装置の正面図であり、図4の(a)及び(b)は、本発明の第2実施形態による攪拌装置の平面図であり、図5は、本発明の第1実施形態による攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときに発生する溶銑の流れを説明するための図である。また、図6は、本発明の第3実施形態による攪拌装置の斜視図であり、図7は、図6に示す攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときに発生する溶銑の流れを説明するための図であり、図8の(a)及び(b)は、本発明の第4実施形態による攪拌装置の斜視図である。さらに、図9は、本発明の第5実施形態による攪拌装置の斜視図であり、図10の(a)は、図9に示す攪拌装置の正面図であり、図10の(b)は図9に示す攪拌装置の平面図であり、図10の(c)は図9に示す攪拌装置の底面図であり、図11の(a)及び(b)は、本発明の第5実施形態による攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときにブレードに溶銑が接触する状態を示す図であり、図12の(a)及び(b)は、図10に示すX−X’線による断面図であり、図13の(a)は、本発明の第6実施形態による攪拌装置の斜視図であり、図13の(b)は、本発明の第7実施形態による攪拌装置の斜視図である。
図2及び図3を参照すると、本発明の第1実施形態による攪拌装置200は、容器、例えば、溶銑が収容される取鍋の上部に上下方向に移動自在に配設される回転軸210と、回転軸210の外周面に放射状に配設されるブレード220と、を備える。このとき、ブレード220における少なくとも回転軸210の回転方向に配設される前面220aには上下方向に延設される凹凸構造が形成される。
回転軸210は取鍋の上部に上下方向に移動自在に配設されて、溶銑の処理時に下降してその下部が溶銑中に浸漬される。溶銑を攪拌するときに取鍋の上部に脱硫剤などの添加剤を回転軸210を介して投入する。このため、回転軸210の内部には添加剤が移動する通路が形成される。このとき、通路は、溶銑中に添加剤を供給可能なように回転軸210の下部や側面に開放されるように形成される。
ブレード220は、回転軸210の外周面に放射状に複数、例えば、4枚延設される。ブレード220は、所定の厚さを有する翼状に形成され、その一方の側が回転軸210の外周面につながる。このとき、複数のブレード220は等間隔に離隔されて回転軸210の外周面につながる。または、複数の間隔、例えば、異なる間隔に離隔されて回転軸210の外周面につながる。例えば、4枚のブレード220を第1ブレード、第2ブレード、第3ブレード及び第4ブレードとしたとき、第1ブレード及び第2ブレードは第1間隔に隔設され、第2ブレード及び第3ブレードは第2間隔に隔設され、第3ブレード及び第4ブレードは第1間隔に隔設され、第4ブレード及び第1ブレードは第2間隔に隔設される。
上述したように、ブレード220は、所定の厚さを有するプレート状、例えば、多角形、円形、楕円形など様々なプレート状に形成される。ここで、ブレード220が上広下狭状の四角プレート状に形成される場合を例にとって説明する。
ブレード220における回転軸210の回転方向を基準として回転軸210の回転方向に沿って回転して溶銑と接触する面を前面220aとし、その反対側の面を背面220bとする。また、ブレード220における前面220a及び背面220bがつながる上部側を上部面220cとし、その下部側を下部面220dとする。
ブレード220の前面220aには上下方向に延設される凹凸構造が形成される。前面220aは、溶銑を攪拌するときに溶銑と接触して溶銑を回転軸210の回転方向に押し出し、前面220aと溶銑との接触により溶銑が攪拌される。このとき、前面220aの面積が広い場合に溶銑との接触面積が増大されて溶銑の攪拌効率を一層向上させることができる。このため、凹凸構造はブレード220の前面220aに亘って形成されて溶銑と接触する前面220aの表面積を増大させることができる。したがって、溶銑を攪拌するとき、凹凸構造が形成されて前面220aの表面積が増大されたブレード220は溶銑を集めて押し出す効果が奏されて攪拌効率を一層向上させることができる。
このとき、ブレード220の前面220aの面積は、ブレード220の背面220bのそれよりも1.2倍〜2倍ほど大きく形成される。ブレード220の前面220aとブレード220の背面220bとの面積差が上記の範囲を下回る場合には溶銑の攪拌効率を向上させることができない。これに対し、ブレード220の前面220aとブレード220の背面220bとの面積差が上記の範囲を上回る場合には溶銑の攪拌効率を向上させることはできるが、ブレード220の前面220aの面積を増大させるには限界があり、回転軸を回転させるのに多くのエネルギーが消耗されるという問題がある。このように、ブレード220の前面220aと背面220bとの面積比は後述する様々な実施形態にも適用可能である。
凹凸構造は、複数の谷部222及び山部223が繰り返し配列されて形成され、谷部222及び山部223は回転軸210の長手方向と平行な方向、すなわち、前面220aの上下方向に延設されて蛇腹状を呈する。谷部222及び山部223はその断面形状が尖っていてもよく、図示はしないが、丸められていてもよい。前者の場合には、ブレード220を上部側からみたときに、図3の(a)に示すように、前面220aが鋸歯状を呈する。また、後者の場合には、前面220aが波打ち状を呈する。
凹凸構造を形成する複数の山部223は同じ高さに形成されてもよいが、図4(a)及び図4(b)に示す第2実施形態のように異なる高さに形成されてもよい。図4(a)は、複数の山部223のうちのいずれか一つが所定の周期をもって高く形成された場合を示す。また、図4(b)の場合には、一方向、例えば、ブレード220における回転軸210と隣り合う内側よりも取鍋の内壁と隣り合う外側に進むにつれて山部223の高さが増大される。このように、ブレード220の前面220aに形成される山部223の高さを調節することにより、溶銑の攪拌に際して高さが相対的に高い山部223が位置する領域において溶銑との接触面積が増大されて溶銑の攪拌効率を向上させることができる。
また、図示はしないが、山部223及び谷部222は、延びる方向に沿って高さまたは深さが変化するように形成される。
図5は、第1実施形態による攪拌装置を用いて溶銑を攪拌するときの溶銑の流れを示す。図5を参照すると、攪拌装置の回転軸210を一方向、例えば、反時計回り方向に回転させると、回転軸210につれてブレード220が回転される。このとき、ブレード220における回転軸210の回転方向に位置する前面220aは溶銑と接触して溶銑を回転軸210の回転方向に押し出しながら攪拌する。これにより、溶銑は回転軸210の回転方向に渦巻きを形成する。また、溶銑は、ブレード220の前面220aと接触しながら前面220aに形成された凹凸構造、すなわち、谷部222に沿って移動しながら上下方向への流れも形成する。このため、溶銑の攪拌時に投入される脱硫剤などの添加剤を効率よく混合することができる。
一方、単に前面220aに凹凸構造を形成して面積を増大させる場合、溶銑と接触するときに抵抗が発生して回転軸210を回転させるのに多くのエネルギーが消耗される。このため、ブレード220の前面220aに凹凸構造を形成するとともに、傾斜面を形成することができる。
傾斜面は、ブレード220の前面220aを上下方向に傾けて形成する。これにより、回転軸210を回転させて溶銑を攪拌する場合、上下方向で同じ個所に位置する溶銑がブレード220の前面220aと異なる時点で接触するので、ブレード220の前面220aにかかる抵抗が減少して回転軸210を回転させるのに消費されるエネルギーの量を低減することができ、ブレード220を形成する耐火物の溶損も抑えることができる。
また、前面220aに傾斜面を形成すると、溶銑がブレード220の前面220aに形成される傾斜面に乗って移動して回転軸を中心として回転する渦巻きはもとより、溶銑中に上昇流または下降流を形成することができる。
例えば、ブレード220の前面220aに形成される傾斜面は、ブレード220の下部面220dと鋭角をなして傾設される。このとき、前面220aの下部側が回転軸の回転方向に対して前方に位置し、上部側が後方に位置する。この場合、溶銑はブレード220の前面220aに接触されて攪拌され、ブレード220の前面220aの下部側から押し上げられて上昇流を形成する。これにより、回転軸をはじめとするブレード220を中心として溶銑が上昇する上昇流が形成され、取鍋の内壁側には溶銑が下降する下降流が形成される。
さらに、ブレード220の前面220aに形成される傾斜面は、ブレード220の上部面220cと鋭角をなして傾設される。このとき、前面220aの上部側が回転軸の回転方向に対して前方に位置し、下部側が後方に位置する。この場合、溶銑はブレード220の前面220aに接触されて攪拌され、前面220aの上部側から押し付けられて下降しながら下降流を形成する。これにより、回転軸をはじめとするブレード220を中心として溶銑が下降する下降流が形成され、取鍋の内壁側には溶銑が上昇する上昇流が形成される。
加えて、ブレード220は、上部面220cにつながる前面220aの上部側の長さが上部面220cにつながる背面220bの上部側の長さよりも長く形成される。この場合、前面220aの面積が背面220bの面積よりも増大される効果が奏されて溶銑の攪拌効率を向上させることができる。
図6は、攪拌装置300の第3実施形態を示す図であり、ブレード320の前面320aに形成される凹凸構造が水平方向に延設された場合を示す。この実施形態においては、ブレード320の前面に形成される凹凸構造の方向について主として説明するが、上述したブレードの特徴をいずれも有する。
まず、図6を参照すると、ブレード320の前面320aには谷部322及び山部323が水平方向、すなわち、回転軸310と隣り合う内側から取鍋の内壁と隣り合う外側に向かって延設される。谷部322及び山部323は、回転軸310の長手方向と交差する方向に蛇腹状に形成される。このような凹凸構造が形成されるブレード320の前面320aは、表面積が増大されることにより溶銑との接触面積が増大される。このため、溶銑の攪拌効率を向上させることができる。
このように形成される凹凸構造は、溶銑の攪拌時に溶銑に方向性を与えることができる。凹凸構造は、谷部322及び山部323がブレード320の前面320aに水平方向に延設されるが、溶銑の攪拌に際して溶銑はブレード320の前面320aに接触されて回転軸310の回転方向に沿って回転しながら水平方向に渦巻きを形成する。これと共に、溶銑は、前面320aに形成される谷部322に沿ってブレード320の外側に移動する。これは、回転により発生する遠心力により溶銑が外側、すなわち、取鍋の内壁に向かって移動しようとする性質を持つことによる。このため、図6に示す攪拌装置を用いて溶銑を攪拌する場合、図7に示すように、溶銑中に形成される渦巻きの大きさが水平方向に増大される。このため、ブレードの水平方向の長さが、汎用のブレードの水平方向の長さに等しい場合、渦巻きの大きさが水平方向に増大されて溶銑の攪拌効率を一層向上させることができる。このような特性に鑑みたとき、ブレードの水平方向の長さを短縮しても、通常の大きさのブレードを用いて溶銑を攪拌するときと同一または類似の効果が得られる。
以上、凹凸構造が山部及び谷部からなる場合、山部及び谷部が上下方向に延設されるか、あるいは、水平方向に延設されると説明したが、山部及び谷部は上下方向及び水平方向に延設されてもよい。例えば、山部及び谷部は、所定の位置において折り曲げられる「L」字状、「<」字状など様々な形状に形成されてもよい。なお、谷部及び山部はブレードの前面に対角方向に形成されてもよい。
本発明の第4実施形態によれば、攪拌装置は、ブレード420、520の前面420a、520aに階段状の凹凸構造422、522を備えていてもよい。階段状の凹凸構造は、図8(a)に示すように、ブレード420の外側に進むにつれて段差が高くなる形状に形成されてもよく、図8(b)に示すように、ブレード520の外側に進むにつれて段差が低くなる形状に形成されてもよい。このような階段状の凹凸構造422、522は、ブレード420、520の前面の面積を増大させて溶銑の攪拌効率を向上させることができる。また、前者の場合には、ブレード420の外側が回転軸の回転方向に突設されて溶銑の攪拌に際して溶銑を集めて押し出す効果を奏でる。さらに、後者の場合には、ブレード520の外側が同一線上に位置する溶銑と接触される時点が相対的に遅いため、相対的に移動距離が大きなブレード520の外側に加えられる抵抗が減少して回転軸510を回転させるのに消費されるエネルギーを低減することができる。
また、階段状の凹凸構造もブレードの前面に上下方向に延設されるので、上記の実施形態及び変形例において説明したように、溶銑に上下方向に流れを形成することができる。
図9及び図10を参照すると、本発明の第5実施形態による攪拌装置600は、容器、例えば、溶銑が収容される取鍋610に上部に上下方向に移動自在に配設される回転軸610と、回転軸610の外周面に放射状に配設されるブレード620と、を備える。このとき、ブレード620における回転軸610の回転方向に配設される前面620aの少なくとも一部には曲面が形成される。
曲面は、ブレード620の前面620aに亘って形成される。曲面は、ブレード620の前面620aにブレード620の長手方向、すなわち、回転軸610と隣り合うブレード620の内側から取鍋と隣り合うブレード620の周縁に向かって撓むように形成される。換言すると、ブレード620の前面620aは、回転軸610の回転方向に向かって撓むように形成される。このため、溶銑を攪拌するとき、曲面が形成されたブレード620の前面620aが溶銑を集めて押し出す効果が奏されて攪拌効率を一層向上させることができる。
また、ブレード620は上広下狭状に形成されるため、曲面は前面620aの上部側の620l及び下部側620mにおいて異なる曲率を有するように形成され、例えば、前面620aの下部側620mの曲率が上部側の620lにおける曲率よりも大きく形成される。また、曲面は、前面620aの上部側の620lまたは下部側220mにおいて同じ曲率をもって円弧状に形成されるが、ブレード620の周縁側に進むにつれて曲率が変化するように形成される。例えば、曲面は、ブレード620の周縁側に進むにつれて曲率が増大されて前面620aの周縁側が内側、すなわち、回転軸610側に向かって折り曲げられるように形成され、曲面の中心が一方の側、すなわち、外側に偏るように形成される。
一方、単に前面620aに曲面を形成して面積を増大させる場合、溶銑と接触するときに抵抗が発生して回転軸610を回転させるための多くのエネルギーが消耗される。このため、ブレード620の前面620aに曲面を形成するとともに、傾斜面を形成する。図11を参照すると、回転軸610を回転させて溶銑を攪拌する場合、上下方向に同じ個所に位置する溶銑がブレード620の前面620aに接触する時点は異なるため、ブレード620の前面620aにかかる抵抗が減少して回転軸610を回転させるのに消費されるエネルギーの量を低減することができ、ブレード620を形成する耐火物の溶損も抑えることができる。
また、前面620aに傾斜面を形成すると、溶銑がブレード620の前面620aに形成される傾斜面に乗って移動して、回転軸を中心として回転する渦巻きはもとより、溶銑中に上昇流または下降流を形成することができる。
図12の(a)を参照すると、ブレード620の前面620aに形成される傾斜面は、ブレード620の下部面620dを基準として点線で表示される垂直線に対してαの傾斜角をもって傾設される。このとき、前面620aの下部側が回転軸の回転方向に対して前方に位置し、上部側が後方に位置する。この場合、溶銑はブレード620の前面620aに接触されて攪拌され、ブレード620の前面620aの下部側から押し付けられて上昇しながら上昇流を形成する。これにより、回転軸610をはじめとするブレード620を中心として溶銑が上昇する上昇流が形成され、取鍋の内壁側には溶銑が下降する下降流が形成される。
さらに、図12の(b)を参照すると、ブレード620の前面620aに形成される傾斜面は、ブレード620の上部面620cを基準として点線で表示される垂直線に対してβの傾斜角をもって傾設される。このとき、前面620aの上部側が回転軸の回転方向に対して前方に位置し、下部側が後方に位置する。この場合、溶銑はブレード620の前面620aに接触されて攪拌され、前面620aの上部側から押し付けられて下降しながら下降流を形成する。これにより、回転軸610をはじめとするブレード620を中心として溶銑が下降する下降流が形成され、取鍋の内壁側には溶銑が上昇する上昇流が形成される。
図13は、攪拌装置700、800の第6実施形態を示す図であり、ブレード720、820の前面720a、820aに形成される曲面が複数の凹溝722、822状に隔設される場合を示す。この実施形態においては、ブレードの前面に形成される凹溝について主として説明するが、上述したブレードの特徴をいずれも有する。
まず、図13の(a)を参照すると、ブレード720の前面720aには複数の凹溝722が隔設される。凹溝722は、ブレード720の前面720aに底面が曲面を有する半球状に形成されて前面720aの面積を増大させる効果を奏する。このため、ブレード720の前面720aと溶銑との接触面積を増大させて溶銑の攪拌効率を向上させることができる。また、凹溝722はゴルフボールのディンプルのような役割を果たして、溶銑との接触時に抵抗を減少することができ、回転軸710を回転させるのに消費されるエネルギーを節減することができる他、しかも、ブレード720を形成する耐火物の溶損も抑えることができる。
また、ブレード720の前面720aの面積を増大させるために、ブレード720の水平方向の長さを前面720a及び背面720bにおいて異ならせる。すなわち、図13の(a)に示すように、ブレード720の水平方向の長さにおいて、前面720a側の直線の長さBを背面720b側の直線の長さAよりも大きく形成して、前面720aの面積を増大させる。このような特徴は、上述した他の実施形態にも適用可能である。
図13の(b)は、上述した第5実施形態におけるブレード620に凹溝822を適用した状態を示す。すなわち、ブレード820の前面820aの全体に亘って曲面を形成し、曲面が形成された前面820aにさらに半球状の凹溝822を形成する。これにより、ブレード820の前面820aの面積の増大を極大化させて溶銑の攪拌効率を向上させることができ、凹溝822を用いて溶銑の攪拌に際して加えられる抵抗を減少して回転軸810を回転させるのに消費されるエネルギーの量を低減することができる。
ここでは、高炉や電気炉から出鋼された溶銑を予備処理する場合に適用される攪拌装置について説明しているが、前記攪拌装置は、溶銑、溶鋼などの溶融物の攪拌を必要とする様々な工程において使用可能であるということはいうまでもない。なお、種々の流体を攪拌する攪拌装置にも上述した特徴が同様に適用可能である。
以上、添付図面及び上述した好適な実施形態を参照して、本発明に係る攪拌装置について詳細に説明したが、本発明はこれに何ら限定されるものではなく、後述する特許請求の範囲によって限定される。よって、この技術分野における通常の知識を有する者であれば、後述する特許請求の範囲の技術的思想から逸脱しない範囲内において本発明を種々に変形及び修正することができる筈である。
100:機械撹拌式脱硫設備(KR設備)
110:取鍋
120:インペラー
122:回転軸
124:ブレード
130:ホッパ
140:制御部
200、300、400、500、600、700、800:攪拌装置
210、310、410、510、610、710、810:回転軸
220、320、420、520、620、720、820:ブレード
220a、320a、420a、520a、620a、720a、820a:前面
220b、320b、420b、520b、620b、720b、820b:背面
222、322:谷部
223、323:山部
422、522:階段状の凹凸構造
622、722、822:凹溝

Claims (5)

  1. 容器に収容された溶融物を攪拌する装置であって、
    前記容器の上部に上下方向に移動自在に配設される回転軸と、
    前記回転軸に放射状に延設される複数のブレードと、
    を備え、
    前記ブレードは、前記回転軸の回転方向に対して前方に配設される前面の面積の方が背面の面積よりも大きく、
    前記ブレードは、前記回転軸の回転により前記溶融物と接触する前面に上下方向及び水平方向のうちの少なくともいずれか一方の方向に延設される凹凸構造を備え、
    前記凹凸構造は、前記容器の内壁と隣り合う前記ブレードの外側に進むにつれて段差が高くなる階段状を呈することを特徴とする攪拌装置。
  2. 容器に収容された溶融物を攪拌する装置であって、
    前記容器の上部に上下方向に移動自在に配設される回転軸と、
    前記回転軸に放射状に延設される複数のブレードと、
    を備え、
    前記ブレードは、前記回転軸の回転方向に対して前方に配設される前面の面積の方が背面の面積よりも大きく、
    前記ブレードは、前記回転軸の回転により前記溶融物と接触する前面に上下方向及び水平方向のうちの少なくともいずれか一方の方向に延設される凹凸構造を備え、
    前記凹凸構造は、前記回転軸と隣り合う前記ブレードの内側に進むにつれて段差が高くなる階段状を呈することを特徴とする攪拌装置。
  3. 前記前面は、上下方向に傾くように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の攪拌装置。
  4. 前記前面の上部側の直線の長さは、背面の上部側の直線のそれよりも大きく形成されることを特徴とする請求項に記載の攪拌装置。
  5. 前記前面の面積は、前記背面の面積よりも1.2倍〜2倍ほど大きなことを特徴とする請求項に記載の攪拌装置。
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