JP6029595B2 - 冷凍食品のためのソース堆積方法 - Google Patents

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Description

本発明は、広くは、新規な冷凍食品、及び前記冷凍食品の製造方法及び製造システムに関し、より詳しくは、内部にソース堆積部を有する冷凍食品、例えば、容器入りのアイスクリーム、ジェラート又は冷凍ヨーグルトに関する。
現在、チョコレート、カラメル、ピーナッツバター等のソースを有する冷凍食品、例えばアイスクリーム状デザートが入手可能であり、かかるソースは、混合されていたり、食品全体に亘って分散されたりしている。いくつかの冷凍食品では、ソースは、ソース心(HOS)と呼ばれる別個の堆積部の形態で提供される。かかる別個のソース堆積部は、典型的には、小型のクォートサイズよりも小さいパッケージに収容された冷凍食品や、カップ又は一般的な一人前用の容器に収容された冷凍食品に見られる。冷凍食品のいくつかの例は、冷凍アイスクリーム状デザートであり、例えば、アイスクリーム、ジェラート、冷凍カスタード、シャーベット、ソルベ及び冷凍ヨーグルトである。
別個のソース堆積部を有する商業的に入手可能な冷凍アイスクリーム状デザートにおいて、ソース堆積部は、典型的には、開放した先端部を有するノズル又は注入ヘッドから堆積させられ、ソースが開放した先端部から注入され又は押出される。開放した先端部を有するノズルを備えたシステムから注入されるソース堆積部は、下向きに(すなわち、容器又はパッケージの底に向かって)注入され、一般的には、注入箇所の下に位置し且つ球形状(球根状の形状)、ボウル形状、幾分円形状又は小山状の堆積部を形成する。アイスクリーム及びソースを押出すとき、アイスクリーム及びソースは管状に共押出しされる。いくつかのソース堆積部を、成形技術によって形成して、アイスクリーム状デザートを、成形したソース堆積部の上及び/又は周りに堆積させてもよいし、アイスクリーム状デザートを一定の形状に成形して、ソースを、成形したアイスクリーム状デザートの中に堆積させてもよい。成形又は注入によって形成されたソース堆積部は、しばしば、消費者が容易に到達できないように、冷凍食品の表面から一定の距離のところに配置される。このことは、消費者が楽しむことができる体験を少なくし、消費者は、アイスクリーム状デザートをソースと一緒に食べるために、または、それら両方を一緒に食べる前に一定量のアイスクリーム状デザートを食べるために、道具を用いて冷凍食品の中を掘ったり崩したりしなければならない。また、従来技術の方法で使用されるノズル又は注入ヘッドを冷凍食品から抜き取るとき、しばしば、ノズルが出るにつれて、ソースの後方の尾部(tail)または垂れ部(wick)がノズルに追随して、冷凍食品の露出面の上に部分的に付着することがある。ソースの尾部又は垂れ部は、手作り風の外観が得られるため、好ましいこともある。しかしながら、多くの食品マーケットでは、尾部又は垂れ部の存在は好ましくなく、その理由は、食品の外観が不均一になるからである。
ソース心の堆積部を有する商業的に入手できるアイスクリーム状のデザート製品は、ソースを、堆積させるべき位置に維持するために、ソースに混合される安定剤、乳化剤等の人工添加物を必要とし、アイスクリーム状デザート自体もまた、人工添加剤及び/又は防腐剤を含んでいる。
消費者がより楽しむことができる体験が得られるようにするために、より容易に到達できるように堆積させたソース心を有するアイスクリーム状デザート製品を提供することが望ましい。また、より容易に到達できるソース心を有する完全に無添加のアイスクリーム状デザート製品を提供することも望まれる。
本発明の実施形態は、ソースの堆積方法、ソース堆積部を有する冷凍食品、及び前記堆積方法によって作られたソース堆積部を有する冷凍食品を含む。
本発明による1つの実施形態では、パッケージ内に収容された冷凍食品内にソース堆積部を形成する方法を提供する。この実施形態の方法は、側面とそこに設けられた1つ又は2つ以上の開口を有するノズルを、縦方向の厚さを有する冷凍食品の露出表面よりも低い深さまで挿入し、ノズルを挿入したときに、1つ又は2つ以上の前記開口を冷凍食品の露出表面よりも下に配置する工程と、ソースを、ノズルの前記開口から外方に向かって冷凍食品内に注入して、ソース堆積部を形成する工程と、を有する。
本発明による他の実施形態では、パッケージ内に収容された冷凍食品内にソースを堆積させる方法を提供する。この実施形態のソース堆積方法は、a)冷凍食品を収容する複数のカップを準備する工程と、b)複数のノズルを備えたソースインジェクタ又はソース注入ステーションを準備する工程と、を有し、ノズルの各々は、1つ又は2つ以上の開口が設けられた側面と、一方の端部に位置する閉鎖先端部と、加圧されたソースの供給源に連結され且つ前記供給源と流体連通する反対側の端部とを有し、c)さらに、複数のカップを、加工ラインに沿ってソースインジェクタに搬送するコンベアを準備する工程と、d)複数のノズルを、複数のカップ内に収容された冷凍食品内に挿入する工程と、e)ソースを前記開口から冷凍食品内に注入して、ソースをノズルから横方向外方に堆積させ、ソース堆積部を形成する工程と、を有する。
本発明による他の実施形態では、ソースを、冷凍食品を収容するパッケージ内に注入する方法を提供する。この実施形態の方法は、a)製品露出面及び縦方向厚さを有する冷凍食品の温度を決定する工程と、b)ソースの温度を決定する工程と、c)必要に応じて、冷凍食品及び/又はソースの温度を調節する工程と、d)ノズルを備えたソースインジェクタを準備する工程と、を有し、前記ノズルは、1つ又は2つ以上の開口が設けられた側面と、一方の端部に位置する閉鎖先端部と、加圧されたソースの供給源に連結され且つ前記供給源と流体連通する反対側の端部とを有し、e)さらに、ノズルを、1つ又は2つ以上の前記開口が冷凍食品表面よりも低くなるように冷凍食品表面よりも低い深さまで挿入する工程と、f)ソースをノズルから横方向外方に堆積させるのに十分な圧力又は流量で、ソースを冷凍食品内に注入する工程と、g)ノズルを抜取る工程と、h)冷凍食品を収容するパッケージを、更なる加工及び/又はハンドリングのための経路に沿って移動させる工程と、を有する。本発明の実施形態は、さらに、冷凍食品の粘性を決定する工程及び/又はソースの粘性を決定する工程を有するのがよい。
本発明による方法のいくつかの実施形態では、ノズルは閉鎖端部と開放端部を有し、1つ又は2つ以上の開口は開放端部と流体連通し、開放端部は、加圧されたソースをノズルに送出するように構成されたソース送出装置に連結される。
本発明による方法のいくつかの実施形態では、ソースは、冷凍食品とソースの両方の温度及び/又は粘性に基づいて、予め決められた圧力又は流量で注入される。
本発明のいくつかの実施形態では、ノズル抜取り工程を有するのがよい。かかる実施形態では、抜取り工程は、ソースの尾部を冷凍食品の露出表面上に残すように行われる。さらに別の実施形態では、抜取り工程は、ソースの尾部を冷凍食品の露出表面上に残さないように行われる。
本発明による方法のいくつかの他の実施形態では、遮断装置をノズルの上流側に設け又は係合させ、ノズルへの任意の残流を停止させ又は減少させた後、冷凍食品からノズルを抜取るのがよい。
本発明による1つの実施形態では、冷凍食品を提供する。この実施形態の冷凍食品は、容器内に収容されたアイスクリーム状デザートを有し、アイスクリーム状デザートは、ノズルの側面に設けられた複数の開口から外方に注入されたソース堆積部を有する。
本発明による他の実施形態では、容器内に収容された冷凍食品を提供する。この実施形態の容器内に収容された冷凍食品は、容器内のアイスクリーム状デザートと、ソース堆積部とを有し、ソース堆積部は、側面と前記側面に設けられた1つ又は2つ以上の開口を有するノズルを、冷凍食品の露出表面よりも低い深さまで挿入し、ノズルを挿入したときに、1つ又は2つ以上の前記開口を冷凍食品の前記露出表面よりも下に配置する工程と、ソースを、ノズルの1つ又は2つ以上の前記開口から横方向外方に向かってアイスクリーム状デザート内に注入する工程によって形成される。
本発明によるさらに別の実施形態では、容器内に収容された冷凍食品を提供する。この実施形態の容器に収容された冷凍食品は、容器内のアイスクリーム状デザートと、本発明の方法の1つの実施形態によって形成されたソース堆積部とを有する。
本発明の1つの実施形態に従って作られた、パッケージ内に収容された冷凍食品を断面図で示す写真である。 従来技術の注入方法に従って作られた、パッケージ内に収容された冷凍食品を断面図で示す写真である。 本発明の1つの実施形態による方法に有効なノズルの側面図である。 本発明の1つの実施形態による方法に有効なノズルの側面図である。 ロータ及びピストンが初期位置にあるロータリ弁送出システムの断面図である。 ロータが初期位置にあり且つピストンが装填位置にあるロータリ弁送出システムの断面図である。 ロータが堆積位置にあり且つピストンが装填位置にあるロータリ弁送出システムの断面図である。 ロータが堆積位置にあり且つピストンも堆積位置にあるロータリ弁送出システムの断面図である。
以下の詳細な説明は本質の例示であり、いかなる意味においても本発明の範囲、適応性、構成又は形態を制限するものではない。それどころか、以下の説明は、本発明の例示実施形態を実施するための実用例を与える。
本発明は、ソース又はソース堆積部を、容器又はパッケージ内に収容された食品、特に冷凍食品、より詳しくは冷凍アイスクリーム状デザートの中に堆積させる方法を提供し、冷凍アイスクリーム状デザートは、例えば、アイスクリーム、ジェラート、冷凍カスタード、シャーベット、ソルベ、冷凍ヨーグルトを含む。
図1を参照すると、本発明の1つの実施形態にしたがって形成された冷凍食品の一例が、断面図で示されている。冷凍食品10は、アイスクリーム状デザート12とソース堆積部14を有し、パッケージ18内に収容され、パッケージ18は、この図面ではカップとして示されている。図示のように、ソース堆積部14の輪郭は、パッケージ20の底から一定距離のところに位置している。いくつかの実施形態では、ソース堆積部14は、それがパッケージの底に接触しないように配置される。また、ソース堆積部14は、ソースの尾部または垂れ部を備えていないけれども、所望ならば、ソース堆積部14に尾部を形成して、手作り風の外観を付与してもよい。本発明のいくつかの実施形態では、ソース堆積部14の横方向寸法を縦方向寸法よりも大きくするのがよい。
図2は、従来技術の冷凍食品20を示し、冷凍食品20は、冷凍食品10と同様、アイスクリーム状デザート22とソース堆積部24を有し、パッケージ28内に収容され、パッケージ18は、この図面ではカップとして示されている。図示のように、従来技術の冷凍食品20のソース堆積部24は、球形状またはボウル形状を有している。この形状は、開放先端部を備えたほぼ管状の標準ノズルを用いて形成され、ソースが開放先端部からアイスクリーム状デザート内に下方向に注入される。図示のように、ソース堆積部24はカップの底に近接して位置している。
本発明による方法では、ソース堆積部または小出しソースをアイスクリーム状デザート内に注入するのに、非標準ノズル30が使用され、この非標準ノズル30を、最適ノズルとも呼ぶ。本発明の方法の実施形態に有効なノズル30の2つの例を、図3及び図4の側面図に示す。図3及び図4の各々において、ノズル30は、閉鎖端部32と開放端部34を有している。使用時、開放端部34は、注入システムまたはソース送出システムの出口に連結され、この出口は、準備されたソース組成物を収容している供給源に連結されている。ソースを小出しする間、最初、閉鎖端部32をアイスクリーム状デザート内に挿入する。閉鎖端部32は、丸形先端部を有していてもよいし、平らな先端部を有していてもよいし、尖った先端部を有していてもよいし、適用例に最も適した他の形状を有していてもよい。また、ノズル30は、種々の任意の断面形状を有し、かかる断面形状は、例えば、円形、楕円形、長方形、正方形、多角形である。ノズル30は、側面36と、側面36に設けられまたはそれを貫通する1つ又は2つ以上の開口38とを有し、開口38は、開放端部34と流体連通している。ノズル30の側面は、直線状であってもよいし、曲線状であってもよいし、円滑であってもよいし、凹凸を有していてもよいし、これらの組合せであってもよい。開放端部34は、注入システムまたはソース送出システム(図3及び図4に示していない)に連結され、注入システムまたはソース送出システムは、計量されたまたは圧力下の小出しソースを、ノズル30に且つアイスクリーム状デザート12内に送出するように構成されている。
小出しソースを送出するために、当業者に知られている注入システムまたはソース送出システムを、本発明による方法の実施形態に使用することができる。特に適したシステムは、予め決められた小出し量または容積のソースを計量するように構成されたシステムである。適当な注入システムの例は、当業者に知られている種々の空気圧駆動またはモータ駆動の送出システムを含み、例えば、ロータリ弁を採用するシステムである。モータ駆動システム(サーボドライブモータシステムを有するものであっても有しないものであってもよい)は、ソース及び/又はアイスクリーム状デザートの温度に基づいて、粘性流体またはソースを適当な圧力で送出することができる。商業的に入手できる注入システムまたはインジェクタの例は、限定する訳ではないが、製造者から入手できるシステムを含み、例えば、Atlantic Engineering社(Nazareth、ベルギー国)から入手できるFill Fast(登録商標)小出しシステム、Big Drum Engineering,GmbH(Edertal-Giflitz、ドイツ国)から入手できるロータリフィラー、NCA Technologies社(Strepy-Bracquegnies、ベルギー国)及びApple International社(Hull-East Yorkshire,英国)から入手できる小出しシステムである。
加えて、注入システムは、送出すべきソースを所望の温度に又は所望の温度範囲内に維持するように構成されることが好ましい。ソース送出システムまたはソース小出しシステムは、温度を調整し且つソースを注入システムに供給するように構成されたバッファタンク又はその他のソース貯蔵容器に連結されるのがよい。
図5〜図8を参照すると、注入システム40の作動が示されており、説明の目的のために、注入システムをロータリ弁空気圧式送出システム40として示す。ロータリ弁空気圧式送出システム40は、内部容積を有するハウジング42と、内部容積内に配置され且つ複数の位置に移動できるように構成されたロータ43と、ハウジング42の内部容積と流体連通しているシャフト45内に配置されたピストン(「プランジャ」とも呼ぶ)44と、バッファタンク又はその他のソース貯蔵容器に連結された入口46と、出口48とを有している。入口46及び出口48は各々、ロータ43の1つの位置から他の位置への移動によって、ハウジング42の内部容積と流体連通させることができる。図5において、ロータ43とピストン44は両方とも初期位置にあり、内部容積は、図示のように空である。図6において、ピストン44を装填位置で示し、一定容積のソースをハウジング42及びシャフト45内に吸引するように、ピストン44をハウジングから一定の距離だけ離れるように移動させている。冷凍食品内に注入すべき小出し量または特定の容積は、一般的には、ピストン44とハウジング42の内部容積との間のシャフト45内のソースの量によって表される。図7において、ロータ43が小出し位置まで回転させられており、出口48は、ハウジング42の内部容積と流体連通している。図8において、ピストン44を小出し位置で示し、ピストン44は、その初期位置まで駆動されまたは押され、小出し量のソースを一定の速度または流量でまたは所定の圧力で出口から押出す。出口48はノズル30(図示せず)に連結され、本発明の方法の1つの実施形態では、小出し量を、容器に収納されたアイスクリーム状デザート内に挿入されまたは位置決めされているノズル30から注入する。
小出しプロセス中、ピストン44は、ソースを、注入システムをノズル30に連結に連結するパイプを通して開口38から押出す。次の小出しサイクルの準備のためにピストンをその初期位置に戻した後、ソースの堆積は本質的に停止されている。しかしながら、おそらくは毛管現象または毛管効果により、ノズル30をアイスクリーム状デザートから引出すとき、いくらかの量のソースが流れ続ける。この連続した流れの一部分は、アイスクリーム状デザートの表面上に堆積することがあり、そのようなものを本明細書でソースの尾部と称する。連続した流れの量に応じて、尾部は、僅かであり且つアイスクリーム状デザートの表面上にソースの渦又は線として見えることもあるし、十分な容積であり且つデザート表面上に多量のソース堆積部又は大きい尾部が残されたり、パッケージ内に収容された冷凍食品に重量変化を生じさせたりすることもある。連続した流れが十分な容積であれば、次のパッケージに収容される冷凍食品又は次のパッケージに収容される冷凍食品の列が小出し位置に移動されるとき、無駄が生じる。また、ノズルが冷凍食品内に挿入される前に、冷凍食品の表面上にソース溜まりが堆積することがある。小出しサイクルから小出しサイクルまでの毛管現象の変化があるので、結果として様々な尾部の寸法又は容積の変化が生じ、パッケージに収容された冷凍食品の一様性が欠如する。
小出し工程の強化した制御により、小出しサイクル間のかかる変化を最小にすることができる。強化された制御を得る1つの方法は、遮断装置をノズル30と注入システム40の間に挿入することであり、遮断装置は、例えば閉鎖弁である。遮断装置は、ノズルへのソースの流れを妨げることによって、小出しサイクルの終了時にソースの連続した流れを停止させ又は低減させる装置である。遮断装置の使用は、ノズル30からの残流が少流量であることを確保するのを助ける。遮断装置として適当であると当業者に知られている任意の変形例の装置を使用してもよい。商業的に入手できる装置の一例は、閉鎖弁であり、閉鎖弁は、例えば、GEMU 社(Molsheim Cedex、フランス国)から入手できるGEMU 660ダイアフラム弁である。
種々の上流側の加工工程の後、ソースを堆積させる工程が続き、このソースを堆積させる工程の後、種々の下流側の加工工程が続く。上流側の加工工程は、冷凍食品またはアイスクリーム状デザートを製造する工程、冷凍食品をパッケージングまたは容器に収容する工程、冷凍工程、冷却工程、貯蔵工程、パッケージに収容された冷凍食品をソース注入システム又はソース堆積ステーションに搬送する工程、及び当業者に知られている他の工程を含む。下流側の加工工程は、パッケージに収容された冷凍食品を注入ステーションから搬送する工程、冷凍食品を密封し又は冷凍食品に蓋を付ける工程、他のパッケージ仕上げ工程、硬化工程、貯蔵工程、輸送工程、及びその他のハンドリング工程を含む。
本発明の1つの実施形態では、上流側において、インジェクタまたは注入システムが、送出すべきソースを収容する温度制御コンテナ、例えばバッファタンクに連結される。温度制御コンテナは、ソースを冷却するか、ソースを所与の温度に又は所与の温度範囲内に維持するように構成されるのがよい。また、温度制御コンテナは、ソースの全体をかなり均一な温度または均質な温度に維持するように、連続的に掻き混ぜまたは撹拌するように構成されるのがよい。
アイスクリーム、ジェラート及び冷凍ヨーグルトの製造方法が、当業者に知られている。アイスクリームは、天然及び/又は人工の材料から作られる。本発明のいくつかの実施形態では、アイスクリーム又はアイスクリーム状デザートは、クリーム、濃縮スキムミルク、卵黄、砂糖、ショ糖、カラメル、水、ココアパウダ及びバニラエキス等のすべての天然材料で作られる。本発明の他の実施形態では、アイスクリーム又はアイスクリーム状デザートは、人工の材料又は添加物を用いないで、全て天然材料のみで作られる。全て天然材料のみで作られるアイスクリームの例は、Haagen-Dazs(登録商標)ブランドのアイスクリームがある。全て天然材料で作られた他のアイスクリーム状冷凍デザートも、Haagen-Dazs(登録商標)社から入手できる。
本発明の方法に、種々のソースを使用でき、かかるソースは、例えば、チョコレート、カラメル、バタースコッチ、フルーツ、蜂蜜又は任意その他の種々の香りをもつソース又はそ他の流動性菓子である。
本発明の方法のいくつかの実施形態では、チョコレートソースをシロップの形態で供給され、かかるチョコレートソースは、例えば、チョコレート、ダークチョコレート、チョコレートリキュール、セミスイートチョコレート、ココア、ダッチココア又はミルクチョコレートのシロップ等である。1つのかかる実施形態では、ミルクチョコレートシロップは、ショ糖、水、ミルクチョコレート及びココアで作られる。当業者に知られている他の材料を含んでいてもよい。例えば、低水分活性チョコレートソースが望まれるならば、その水分活性は、低水分活性スウィートのブラウンベース成分の全重量に基づいて、選択的な材料を添加し及び/又はこれらの重量%の調節を行うことにより達成でき、かる選択的な材料は、例えば、果糖、ショ糖、グルコース、プロピレングリコール、グリセロール、多価アルコール(例えば、マンニトール、ラクチトール、イソモルト、キシリトール、ソルビトール、マルチトール)、塩化ナトリウム及びこれらの組合せである。いくつかの実施形態では、スウィートブラウンベース成分は、0.85以下の水分活性(塩化カリウムキャリブレーション)を有するのがよい。いくつかの実施形態では、チョコレートソースは、約0%〜25%の範囲内の総脂肪含有量を有するものとして特徴づけられる。例示の脂肪成分は、限定する訳ではないが、ココアバター、植物油、植物ショートニング、バター、生クリーム及びこれらの混合物を含む。
いくつかの実施形態では、チョコレートソースは、約75%までの総甘味剤含有量を有するものとして特徴づけられるのがよい。例示の甘味剤は、限定する訳ではないが、ショ糖、高果糖コーンシロップ、デキストロース、種々のDEコーンシロップ、ビート又は甘蔗糖、転化糖(ペースト又はシロップの形態)、粗糖、精製シロップ、糖蜜、果糖、果糖シロップ、麦芽糖、麦芽糖シロップ、乾燥麦芽糖シロップ、麦芽エキス、乾燥麦芽エキス、麦芽シロップ、乾燥麦芽シロップ、蜂蜜、メープルシュガー及びこれらの混合物を含む。
チョコレートソースがチョコレートベースを有するとき、かかるチョコレートベースを種々の発売元の任意のものから得ることができ、発売元は、例えば、Degussa Food Ingredien,社(Trostberg、ドイツ国)、The J. M. Smuckers社(Orrville、オハイオ州)、Atys US社(Brecksville、オハイオ州))である。完全に天然のチョコレートソースは、例えば、グルコースシロップ、甘くした全コンデンスミルク、チョコレート又は砂糖、ココアマス、ココアパウダ及び水から作られる。完全に天然のカラメルソースは、砂糖、水及びペクチンから作られるのがよい。天然材料のみで作られたソースは、人工添加物を含まず、好ましくは、着色剤、フレーバー又は安定剤を含まない。
フルーツフレーバーのソースは、ソース又はピュレとして作ったものであってもよいし、冷凍アイスクリームデザートに一般的に使用されている種々の在来のフルーツフレーバーの任意のものであってもよい。典型的にフレーバーは、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、ストロベリーバナナ、ボイゼンベリー、チェリーバニラ、ピーチ、パイナップル、レモン、オレンジ及びアップルを含む。フルーツフレーバーのソースは、甘味料、スターチ、安定剤、天然及び/又は人工フレーバー、着色剤、防腐剤、水及びクエン酸、レモンジュース又は他の適当な酸又はpH調整用の酸性ソースの任意の組合せを有するフルーツ保存剤及びフルーツ又はフルーツピュレを含む。カルシウムシトレート等の溶解性カルシウム物質によって典型的に与えられるフルーツ製品の所望のテクスチャを調節するために、少量のカルシウムをフルーツに添加してもよい。その他の添加物を、フルーツフレーバーのソースのためのいくつかの処方に含んでもよい。
本発明による方法のいくつかの実施形態では、ソースを購入するのではなく作るならば、ソースを、ケトル等の加工容器内で調理し、次いで、ケトル又は同様の容器から貯蔵用の温度制御容器に移し、次いで、最適化されたノズル30を通して注入システムにポンプ送りしまたは供給する。
本発明の方法の1つの実施形態では、最適化されたノズル30を、冷凍食品の露出面より下の深さまで挿入し、ノズルの側面の開口38を冷凍食品の表面よりも下に配置する。次いで、ソースを、ノズルの側面の開口から外方に注入する。いくつかの実施形態では、ソースを、ノズルから横方向外方に注入する。ソースを、ノズルから小出ししてアイスクリーム状デザートに進入させるのに十分な圧力又は流量で注入する。いくつかの実施形態では、ソース堆積部は、横方向寸法が縦方向寸法よりも大きい輪郭を有するのがよい。
本発明の方法の他の実施形態では、冷凍食品を収容する複数のカップ又は他のパッケージを準備する。ソースインジェクタまたはソース注入システムを準備する。この実施形態のソースインジェクタは、最適化された複数のノズルを有し、ノズルは、その側面に少なくとも1つの開口を有している。ノズルは、側面と、一方の端部の閉鎖先端部と、注入システム又は加圧されたソースの他の供給源に連結され且つそれらと流体連通する反対側の端部を有している。複数のカップを加工ラインに沿ってソースインジェクタに搬送するコンベアを準備する。複数のノズルを、複数のカップ内に収容された冷凍食品内に挿入し、ソースを開口から冷凍食品内に注入し、ソースをノズルから外方に堆積させる。注入工程の変形例では、ソースを、ノズルの開口から横方向外方に注入する。注入工程の他の変形例では、ソースを、ノズルの開口から横方向外方に注入し、縦方向寸法よりも大きい横方向寸法を有するソース堆積部を形成する。
本発明の方法の他の実施形態を以下に説明する。冷凍食品の温度及び/又は粘性を決定する。この実施形態の冷凍食品は、食品の露出表面と縦方向厚さを有している。ソースの温度及び/又は粘性を決定する。必要ならば、冷凍食品及び/又はソースの温度を目標温度に調節し、所望のまたは目標の粘性を得る。ソースインジェクタ(又はソース注入ステーション)を準備する。ソースインジェクタは、ノズルを有し、ノズルは、側面と、一方の端部の閉鎖先端部と、加圧されたソースの供給源に連結され且つそれと流体連通する反対側の端部を有している。ノズルは、その側面に1つ又は2つ以上の開口を有している。ノズルを、冷凍食品の表面よりも下の深さまで挿入し、1つ又は2つ以上の開口を冷凍食品の表面よりも下に配置する。挿入後、ソースを、ノズル開口から外方に堆積させるのに十分な圧力又は流量で冷凍食品内に注入する。注入工程の変形例では、ソースを、ノズル開口から横方向外方に堆積させるのに十分な圧力又は流量で注入する。注入工程の他の変形例では、ソースを、ノズル開口から横方向外方に堆積させるのに十分な圧力又は流量で冷凍食品内に注入し、縦方向寸法よりも大きい横方向寸法を有するソース堆積部を形成する。ソースの注入後、ノズルを抜取る。ソースが小出しされた冷凍食品を収容したパッケージを、さらなる加工及び/又はハンドリングのために搬送するのがよい。
図1において、ソース堆積部14を有する冷凍食品12がカップ18に収容されている。図1に示す冷凍食品12、すなわちソース堆積部を有するアイスクリームは、約100mlの容積及び約40mmの縦方向の厚さを有している。図1において、ソース堆積部は、単一且つ別個の堆積部として示されている。本発明の実施形態によって形成される堆積部は、種々の形状を有することができるが、図1のソース堆積部14は、縦方向寸法より大きい横方向寸法を有し、図2に示すような従来技術の注入方法による特徴的な球状またはボウル形状ではない。単一の堆積部は、単一のノズルによって形成される。しかしながら、いくつかの冷凍食品について、冷凍食品は、2つ以上のノズルを、パッケージに収容された同じ冷凍食品内に挿入して、複数のソース堆積部及び/又は結合されたソース堆積部を形成する寸法又は形態のものである。
前述したように、ソースは、加圧下でノズルに送出され、この圧力は、ソースをノズルから外方に分配するのに十分であることが必要である。ソースを分配するのに必要な圧力または力は、主として、少しの変数または特性に依存し、例えば、冷凍食品及びソースの温度及び粘性に依存する。冷凍食品の温度が低いほど、冷凍食品の粘性又は密度が大きくなり、ソースをノズル開口から横方向外方に分配するのに必要とされる圧力が大きくなる。一般的には、冷凍食品の温度及び粘性が低ければ、必要とされる圧力は小さくなるが、冷凍食品またはアイスクリーム状デザートは、一般に、ソース堆積部を支持する堅固さまたは強固さを有するのに十分に低い温度である必要がある。また、一般的な原理として、ソースの粘性が大きいほど、ソースをノズルから流出させて冷凍食品内に進入させるのに必要とされる圧力は大きくなる。冷凍食品及びソースの粘性並びにソースの流動性はまた、冷凍食品及び/又はソースの組成による影響を受けることがある。ソースを、適当な温度で送出しまたは注入すべきである。
本発明の実施形態による方法のいくつかの可能性を、以下に示す実施例と比較例からさらに理解すべきである。
チョコレートアイスクリームを、全て天然材料で作った。かかる天然材料は、クリーム、コンデンススキムミルク、卵黄、砂糖、水、ココアパウダである。材料を、全ての材料が一緒に混合される大型タンクを用いて混合する。大型タンクは、例えば、GoAvecブランドの混合タンクである。アイスクリーム混合物(またはアイスクリーム状デザート成分)を低温殺菌し、冷凍し、約32°F(+4℃)を超えない温度に維持した。
例えば、作ったアイスクリームをカップ内に堆積させ、約23°F(約−4.6℃)〜約24°F(約−4.5℃)の温度に保持した。1バッチの作ったチョコレートソースを貯蔵し、約38°F(約+3.5℃)〜約45°F(約+7℃)の温度に保持し、この温度範囲内の温度で送出した。作ったアイスクリームをカップ内に堆積させ、本発明の実施形態による実施例を作るのに最適化されたノズルと、比較例を作るための標準ノズルを用いて、ソースを小出しした。実施例及び比較例の両方において、アイスクリームとソース堆積部の全合計容積は100ml、容器内に収容されたアイスクリームは約40mmの深さを有していた。
後記の表1は、本発明の方法の実施形態により形成されたソース堆積部を有する冷凍アイスクリームの結果を示し、表2は、比較例の結果を示す。
Figure 0006029595
Figure 0006029595
データは、本発明の方法が、ソース心を容器の底から離れるように堆積させるのに最適化されたノズルを用いて、異なる温度で行われたことを示す。また、データは、所望ならば、本発明による最適化されたノズルを用いて堆積部を規制すれば、ソース心を容器またはパッケージの底から最小距離(例では10mm)だけ上方に堆積させることができることを示す。比較可能なアイスクリーム及びソース温度の下で、比較例のソース心は容器の底から常に離れているわけではなく、標準型ノズルを用いると、本発明の規制された堆積部を得られなかった。
ソース堆積部はアイスクリーム状デザートが収容された容器の底から種々の距離のところに注入されてもよく、本発明は、容器の底から特定の距離のところにソースを堆積させることに限定されないことを理解すべきである。また、実施例は、紙製カップ内に詰められまたは容器に収容されているけれども、本発明の方法を、種々の容器に収容され且つ種々の材料で形成された冷凍食品に使用してもよい。冷凍アイスクリーム状デザートを詰めるのに適した任意の容器を使用してもよい。例えば、容器は、紙ベース材料、プラスチック、生物分解性材料又はリサイクル可能な材料、ガラス及び当業者により適当であると知られている他の材料で形成される。
以上、本発明の例示実施形態及びこれを実施する方法を示しかつ説明したが、本発明の精神及び特許請求の範囲を逸脱することなく種々の変更、適用及び改変をなし得ることは理解すべきである。

Claims (17)

  1. パッケージ内に収容された冷凍食品のためのソース堆積方法であって、
    ノズルを、縦方向の厚さを有する冷凍食品の露出表面よりも低い深さまで挿入する工程を有し、前記ノズルは、閉鎖端部と、開放端部と、前記閉鎖端部と前記開放端部の間に配置された側面と、前記側面に設けられた複数の開口を有し、前記ノズルを挿入したとき、前記複数の開口は冷凍食品の前記露出表面よりも下に配置され、
    更に、前記ノズルを移動させる必要なしに、ソースを、前記複数の開口から外方に向かって冷凍食品内に注入して、ソース堆積部を形成する工程と、を有するソース堆積方法。
  2. 前記複数の開口は、前記開放端部と流体連通し、前記開放端部は、加圧されたソースをノズルに送出するように構成されたソース送出装置に連結される、請求項1に記載のソース堆積方法。
  3. ソースは、冷凍食品とソースの両方の温度及び粘性に基づいて、予め決められた圧力又は流量で注入される、請求項1に記載のソース堆積方法。
  4. 冷凍食品はアイスクリーム状デザートである、請求項1に記載のソース堆積方法。
  5. 冷凍食品はアイスクリームである、請求項1に記載のソース堆積方法。
  6. ソースは、チョコレート、カラメル、バタースコッチ、フルーツ、蜂蜜又はその他の流体菓子を含む、請求項1に記載のソース堆積方法。
  7. 冷凍食品はアイスクリームであり、アイスクリームとソースは両方とも、人工添加物を用いることなしに、完全に無添加の材料から作られる、請求項1に記載のソース堆積方法。
  8. 前記パッケージはカップである、請求項1に記載のソース堆積方法。
  9. 前記ソース堆積部の横方向寸法は、その縦方向寸法よりも大きい、請求項1に記載のソース堆積方法。
  10. さらに、前記ノズルを冷凍食品から抜取り、ソースの尾部を冷凍食品の露出表面上に残す工程を有する、請求項1に記載のソース堆積方法。
  11. ソースを、ソースが冷凍食品に進入してソース堆積部を形成するのに十分な圧力又は流量で注入する、請求項1に記載のソース堆積方法。
  12. さらに、ソースの尾部を冷凍食品の露出表面上に残さないように、前記ノズルを冷凍食品から抜取る工程を有する、請求項1に記載のソース堆積方法。
  13. さらに、前記ソース堆積部を形成した後、前記ノズルを抜取る工程を有する、請求項1に記載のソース堆積方法。
  14. さらに、遮断装置を前記ノズルの上流側に設け、前記ノズルへの残流を停止又は減少させる工程と、前記ノズルを冷凍食品から抜取る工程とを有する、請求項1に記載のソース堆積方法。
  15. 冷凍食品のためのソース堆積方法であって、
    a)冷凍食品を収容する複数のカップを準備する工程と、
    b)複数のノズルを備えたソースインジェクタ又はソース注入ステーションを準備する工程と、を有し、前記複数のノズルの各々は、一方の端部に位置する閉鎖先端部と、加圧されたソースの供給源に連結され且つ前記供給源と流体連通する反対側の端部と、前記閉鎖先端部と前記反対側の端部の間に配置された側面と、前記側面に設けられた複数の開口と、を有し、
    c)さらに、複数の前記カップを、加工ラインに沿ってソースインジェクタに搬送するコンベアを準備する工程と、
    d)複数の前記ノズルを、複数の前記カップ内に収容された冷凍食品内に挿入する工程と、
    e)複数の前記ノズルを移動させる必要なしに、ソースを前記複数のノズルの各々の複数の開口から冷凍食品内に注入して、ソースを前記複数のノズルの各々から横方向外方に堆積させ、ソース堆積部を形成する工程と、を有するソース堆積方法。
  16. ソースを、冷凍食品を収容するパッケージ内に注入する方法であって、
    a)製品露出面及び縦方向厚さを有する冷凍食品の温度を決定する工程と、
    b)ソースの温度を決定する工程と、
    c)必要に応じて、冷凍食品及び/又はソースの温度を調節する工程と、
    d)ノズルを備えたソースインジェクタを準備する工程と、を有し、前記ノズルは、一方の端部に位置する閉鎖先端部と、加圧されたソースの供給源に連結され且つ前記供給源と流体連通する反対側の端部と、前記閉鎖先端部と前記反対側の端部の間を延びる側面と、前記側面に設けられた複数の開口と、を有し、
    e)さらに、前記ノズルを、前記複数の開口が冷凍食品表面よりも低くなるように冷凍食品表面よりも低い深さまで挿入する工程と、
    f)前記ノズルを移動させる必要なしに、ソースを前記ノズルから前記複数の開口を通して横方向外方に堆積させるのに十分な圧力又は流量で、ソースを冷凍食品内に注入する工程と、
    g)前記ノズルを抜取る工程と、
    h)冷凍食品を収容するパッケージを、更なる加工及び/又はハンドリングのための経路に沿って移動させる工程と、を有する方法。
  17. 前記工程a)は、さらに、冷凍食品の粘性を決定する工程を有し、
    前記工程b)は、さらに、ソースの粘性を決定する工程を有する、請求項16に記載の方法。
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