JP6028443B2 - 発光装置 - Google Patents

発光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6028443B2
JP6028443B2 JP2012170238A JP2012170238A JP6028443B2 JP 6028443 B2 JP6028443 B2 JP 6028443B2 JP 2012170238 A JP2012170238 A JP 2012170238A JP 2012170238 A JP2012170238 A JP 2012170238A JP 6028443 B2 JP6028443 B2 JP 6028443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light emitting
light
emitting device
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012170238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014029948A (ja
Inventor
祐太 岡
祐太 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Corp
Original Assignee
Nichia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Corp filed Critical Nichia Corp
Priority to JP2012170238A priority Critical patent/JP6028443B2/ja
Publication of JP2014029948A publication Critical patent/JP2014029948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6028443B2 publication Critical patent/JP6028443B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/85Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector
    • H01L2224/85909Post-treatment of the connector or wire bonding area
    • H01L2224/8592Applying permanent coating, e.g. protective coating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)

Description

本発明は、LEDなどの発光素子を用いた発光装置に関する。
一般に、発光素子を用いた発光装置は、小型で電力効率がよく、鮮やかな色を発光することで知られている。この発光装置に係る発光素子は半導体素子であるため、球切れなどの心配が少ないだけでなく、初期駆動特性に優れ、振動やオン・オフ点などの繰り返しに強いという特徴を有する。このような優れた特性を有するため、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、レーザーダイオード(LD:Laser Diode)などの発光素子を用いた発光装置は、各種の光源として利用されている。
発光装置は、主に、発光素子と、その発光素子を配置し発光素子と電気的に接続する導電配線を有する基材と、その基材上の発光素子を被覆する封止部材と、から構成されている。また、表面実装型のCOB(Chip on Board)のように、発光素子の周囲に樹脂枠を形成するタイプのものもある。
このようなCOBでは、例えばエッジライト型のバックライトユニットや直管型LEDランプなどに応用するために、長尺状の基板の長手方向に複数の発光素子を設けたものが提案されている(例えば特許文献1)。この特許文献1には、具体的には、長尺状の基板と、当該基板上に形成された絶縁膜と、当該絶縁膜上にパターン形成された金属配線と、当該金属配線上に設けられたLEDとを備える発光装置が提案されている。
特開2012−59736号公報
しかしながら、特許文献1で提案された発光装置は、基板上に設置する発光素子の個数や発光素子同士の間隔に応じて、当該基板の絶縁膜上に金属配線が予めパターン形成されているため、予め意図した個数または間隔でしか発光素子を設置することができなかった。従って、特許文献1で提案された発光装置は、設置する発光素子の個数または間隔を変更する場合は基板自体を変更しなければならず、汎用性に欠けていた。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、共通の基板を用いた場合であっても、設置する発光素子の個数または間隔を自由に変更することができる汎用性に優れた発光装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係る発光装置は、長手方向に溝部が形成された長尺状の第1基板と、前記第1基板の溝部内に設置された第2基板と、前記第2基板上に設置された発光素子と、前記発光素子の一側および他側において、前記第1基板に形成された導電配線部とを備える発光装置であって、前記第2基板が、前記第1基板の溝部内において、前記溝部の長手方向に少なくとも1つ設置され、前記発光素子が、前記第2基板の上面に設置されている構成とした。
このような構成を備える発光装置は、発光素子を第2基板上に設置し、当該第2基板を第1基板の溝部内に設置できるようにすることで、発光素子を所望の個数および間隔で設置することができる。また、発光装置は、第1基板に形成されたレール状の溝部を埋めるように第2基板を設置し、その第2基板上に発光素子を設置するように構成されているため、溝部を形成しない平板状の基板上に発光素子を設置する場合と同様に、モールドやワイヤボンディングを行うことができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第2基板が、前記溝部の長手方向に沿って、一定間隔をあけて複数設置されている構成としてもよい。
また、本発明に係る発光装置は、前記第2基板同士の間に、光反射性樹脂を備える構成とすることが好ましい。
このような構成を備える発光装置は、光反射性樹脂によって、第2基板上に設置された発光素子からの光を効率よく反射させることができ、光取り出し性を向上させることができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第2基板が、前記溝部の長手方向に沿って、隣接して複数設置されている構成としてもよい。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1基板が、ガラスエポキシまたはアルミニウムからなり、前記第2基板が、ガラスエポキシまたはセラミックスからなる構成とすることが好ましい。
このような構成を備える発光装置は、例えば第1基板および第2基板の少なくとも一方をガラスエポキシで構成することで、第1基板および第2基板の両方をセラミックスで構成する場合と比較して、コストを抑えることができ、例えば第1基板をアルミニウムで構成するとともに第2基板をセラミックスで構成することで、第1基板をガラスエポキシで構成する場合と比較して、放熱性、耐熱性、耐光性、光反射性を向上させることができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1基板の溝部が、底面が銅箔により構成されているとともに、側壁が前記銅箔の上面に取り付けられ、かつ、互いに離間して設けられた第1長尺部および第2長尺部の対向する側面により構成され、前記第1長尺部および第2長尺部が、ガラスエポキシからなり、前記第2基板が、セラミックスからなる構成とすることが好ましい。
このような構成を備える発光装置は、セラミックスで構成された第2基板を設け、当該第2基板直下の溝部の底面を銅箔で構成することで、発光素子で発生した熱をセラミックス(第2基板)、銅箔の順に伝熱させて外部に放熱することができるため、放熱性をより向上させることができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記銅箔の上面と前記第2基板の下面とが、金属膜を介して接合されている構成とすることが好ましい。
このような構成を備える発光装置は、セラミックスからなる第2基板と銅箔との間に金属膜が設けられているため、同種材料の接合となって第2基板と銅箔との接着性を向上させることができるとともに、放熱性をより一層向上させることができる。なお、第2基板と銅箔とを金属膜を介して接合する際には、例えば共晶接合などを利用することができる。
また、本発明に係る発光装置は、前記導電配線部が、前記第1長尺部および第2長尺部のそれぞれの上面の長手方向に沿って断続的に形成され、前記発光素子同士の電気的接続を中継する構成とすることが好ましい。
このような構成を備える発光装置は、発光素子の一側および他側に位置する第1長尺部および第2長尺部のそれぞれの上面に導電配線部が断続的に形成されているため、第2基板が第1基板の溝部のどの位置に設置されていても、当該第2基板上の発光素子と導電配線部とをワイヤで容易に接続することができる。
そして、本発明に係る発光装置は、前記導電配線部が、前記第1基板の第1長尺部および第2長尺部のそれぞれの上面において、前記発光素子1つあたりに、前記発光素子の一側および他側にそれぞれ2つ以上形成されている構成とすることが好ましい。
このような構成を備える発光装置は、第1長尺部および第2長尺部のそれぞれの上面に、導電配線部が発光素子1つあたりに2つ以上形成されているため、複数の発光素子を基板上に設置した際に、発光素子と接続する導電配線部が隣の発光素子との間に2つ以上配置されることになり、その2つ以上の導電配線部の接続を自由に用いることができるため、当該発光素子同士を所望の接続方法(例えば直列接続、並列接続および直並列接続)で接続することができる。
本発明に係る発光装置によれば、共通の第1基板を用いて任意の数および間隔で発光素子を自由に設置することができるため、発光装置の汎用性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る発光装置の全体構成(樹脂部材を除く)を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る発光装置の全体構成を示す概略図であって、(a)は、図1のA−A断面図、(b)は、図1のB−B断面図、である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示す概略図であって、(a)は、第1基板作成工程を示す図、(b)は、導電配線部形成工程を示す図、(c)は、第2基板設置工程を示す図、(d)は、発光素子設置工程を示す図、(e)は、ワイヤボンディング工程を示す図、(f)は、光反射性樹脂形成工程を示す図、(g)は、第1封止樹脂形成工程を示す図、(h)は、第2封止樹脂形成工程を示す図、である。 本発明の実施形態の第1変形例に係る発光装置の全体構成を示す概略図であって、(a)は、図1のA−A断面図に相当する図、(b)は、図1のB−B断面図に相当する図、である。 本発明の実施形態の第2変形例に係る発光装置の全体構成(樹脂部材を除く)を示す上面図である。
以下、本発明の実施形態に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、本発明を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係などが誇張、あるいは、部材の一部が省略されている場合がある。また、以下の説明では、同一の名称および符号については原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
[発光装置]
本発明の実施形態に係る発光装置1の構成について、図1および図2を参照しながら詳細に説明する。発光装置1は、例えばエッジライト型のバックライトユニットや直管型LEDランプなどに利用できる装置である。発光装置1は、ここでは図1および図2に示すように、第1基板10と、第2基板20と、発光素子30と、導電配線部40と、第1光反射性樹脂50と、第2光反射性樹脂60と、第1封止樹脂70と、第2封止樹脂80と、を備えている。なお、本発明の構成を分かりやすく示すために、図1では、図2において図示している第1光反射性樹脂50、第1封止樹脂70および第2封止樹脂80の図示を省略している。
第1基板10および第2基板20は、発光装置1を構成する各種部材を設置するためのものである。本発明は、図1および図2に示すように、基板を第1基板10と第2基板20とに分け、第1基板10に対して第2基板20を設置できるようにしたことを特徴としている。
第1基板10は、図1に示すように、第2基板20を設置するためのものである。第1基板10は、図1に示すように上面視すると、長尺状に形成されており、長手方向に溝部11が形成されている。この溝部11は、図1に示すように、第1基板10の長手方向における一端から他端にかけて一定の深さで形成されている。また、第1基板10は、図2に示すように断面視すると、前記した溝部11により凹状にくぼんだ形状を呈している。
第1基板10の溝部11内には、図1に示すように、当該溝部11の長手方向に沿って、一定間隔をあけて、第2基板20が複数(ここでは5つ)設置されている。なお、溝部11内における第2基板20の設置間隔は特に限定されず、希望する発光特性に応じて任意の間隔で設置することができる。また、溝部11内における第2基板20の設置個数も、少なくとも1つ設置されていればよく、希望する発光特性に応じて任意の個数で設置することができる。なお、第1基板10の溝部11において第2基板20が設置されていない領域、すなわち第2基板20同士の間には、図1に示すように、第2光反射性樹脂60が形成されている。
第1基板10は、具体的には図2に示すように、底面部12と、当該底面部12の上面に離間して設けられ、かつ、当該底面部12の幅方向の両縁に設けられた第1長尺部13および第2長尺部14とから構成されている。これら底面部12、第1長尺部13および第2長尺部14は、ここでは図1に示すように、同じ素材によって一体的に構成されている。そして、第1基板10は、図1に示すように、底面部12の上面によって前記した溝部11の底面を構成し、互いに離間して設けられた第1長尺部13および第2長尺部14の対向する側面によって前記した溝部11の側壁を構成している。
第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面には、図1に示すように、長手方向に沿って導電配線部40が形成されるとともに、図2に示すように、当該導電配線部40を覆うように、第1光反射性樹脂50が凸状に形成されている。ここで、第1基板10の具体的な素材としては、例えばガラスエポキシやアルミニウムを用いることができる。
第2基板20は、図1に示すように、発光素子30を設置するためのものである。第2基板20は、図1に示すように上面視すると、四角形状(ここでは正方形状)に形成されており、図2(a)に示すように断面視すると、第1基板10の溝部11に沿った形状に形成されている。そして、第2基板20の上面には、図1に示すように、1枚の第2基板20に対して発光素子30が1つずつ設置されている。また、第2基板20の上面には、図2(a)に示すように、発光素子30を覆うように、第1封止樹脂70が凸状に形成されている。この第2基板20は、図2(a)に示すように、第1基板10の溝部11内に設置され、例えば接合用樹脂を用いて樹脂接合されている。
第2基板20は、図1に示すように、第1基板10の溝部11に収まる幅で形成されているとともに、図2(a)に示すように、当該溝部11の深さと同じ厚さで形成されている。そして、第2基板20は、図1に示すように、上面の中心領域に発光素子30が設置された状態で、第1基板10の溝部11内において、当該溝部11の長手方向に沿って、一定間隔をあけて5つ設置されている。ただし、前記したように、第1基板10の溝部11内における第2基板20の設置間隔および設置個数は、希望する発光特性に応じて適宜変更可能である。なお、前記したように、第2基板20は、第1基板10の溝部11の深さと同じ厚さで形成されているため、図2(a)に示すように、当該第2基板20が第1基板10の溝部11内に設置された状態において、第2基板20の上面と、第1長尺部13の上面および第2長尺部14の上面との間に段差が生じないように構成されている。ここで、第2基板20の具体的な素材としては、例えばガラスエポキシやセラミックスを用いることができる。
ここで、第1基板10および第2基板20からなる基板には、適宜、外部電源と繋ぐための端子電極を設けることができる。基板の左右端(幅方向の両端あるいは長手方向の両端)でそれぞれアノード電極とカソード電極を出しておけば、基板をいくつも繋げることが容易にできる。なお、左右のどちらかにアノード電極とカソード電極の両方を設けても構わない。
発光素子30は、電圧を印加することで発光し、必要に応じて蛍光体を励起させるものである。発光素子30は、図1に示すように、第2基板20上に1つずつ設置され、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14の上面にそれぞれ形成された導電配線部40とワイヤWによって電気的に接続されている。その際、発光素子30は、図1に示すように、第1長尺部13および第2長尺部14の上面に断続的に形成された複数の導電配線部40のうち、当該発光素子30と最も近い位置にある導電配線部40とワイヤWによって接続される。また、発光素子30同士は、図1では図示を省略しているものの、当該発光素子30が接続されている導電配線部40同士がワイヤWによって接続されることで、所望の接続方法(例えば直列接続、並列接続および直並列接続)で接続されている。
発光素子30は、具体的にはLEDチップであり、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば青色(波長430nm〜490nmの光)、緑色(波長490nm〜570nmの光)の発光素子30としては、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)を用いることができる。また、発光素子30は、ここでは図1に示すように、フェイスアップ実装型を用いている。なお、発光素子30は、図2(a)に示すように、第1封止樹脂70によって上面および側面が覆われている。
導電配線部40は、発光素子30同士の電気的接続を中継するものである。導電配線部40は、図1に示すように、発光素子30の一側および他側において、第1基板10の両縁、すなわち第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に形成されている。また、導電配線部40は、具体的には図1に示すように、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面の長手方向に沿って断続的に形成されている。これにより、発光装置1は、第2基板20が第1基板10の溝部11のどの位置に設置されていても、当該第2基板20上の発光素子30と導電配線部40とをワイヤWで容易に接続することができる。
導電配線部40は、ここでは図1に示すように、それぞれが長方形状に形成され、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に破線状に形成されている。ただし、導電配線部40の形状は特に限定されず、例えばそれぞれを円形状に形成し、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に点線状に形成しても構わない。また、導電配線部40の厚さも特に限定されない。さらに、導電配線部40が形成される間隔も特に限定されないが、この間隔が短いほど発光素子1つあたりに割り振られる導電配線部40の数が増加し、発光素子30のレイアウト性が向上する。従って、導電配線部40は、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に、短絡が発生しない範囲において、可能な限り短い間隔で形成されることが好ましい。
導電配線部40は、図1に示すように、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面において、発光素子1つあたりに、当該発光素子30の一側および他側にそれぞれ2つ以上形成されていることが好ましい。すなわち、導電配線部40は、ここでは図1に示すように、発光素子1つあたりに、当該発光素子30の一側および他側にそれぞれ2〜3つ形成されている。
これにより、発光装置1は、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に、導電配線部40が発光素子1つあたりに2つ以上形成されているため、複数の発光素子30を基板上に設置した際に、発光素子30と接続する導電配線部40が隣の発光素子30との間に2つ以上配置されることになり、その2つ以上の導電配線部40の接続を自由に用いることができるため、当該発光素子30同士を所望の接続方法(例えば直列接続、並列接続および直並列接続)で接続することができる。
なお、前記した「導電配線部40が発光素子30の一側および他側にそれぞれ2つ以上形成されている」状態とは、より具体的には、図1に示す発光素子30と発光素子30との中間地点を例えば仮想線によって分割した場合において、それぞれの仮想線の間に2つ以上の導電配線部40が含まれているような状態を意味している。あるいは、それぞれの導電配線部40を、当該導電配線部40と最も距離の近い発光素子30とワイヤWで接続したと仮定した場合において、1つの発光素子30に対して2つ以上の導電配線部40がワイヤWによって接続されるような状態を意味している。
導電配線部40は、図1に示すように、発光素子30の一対の電極(図示省略)とワイヤWによって電気的に接続されている。また、導電配線部40同士も、図1では図示を省略しているものの、互いにワイヤWによって接続されている。なお、導電配線部40は、図2に示すように、第1光反射性樹脂50によって上面および側面が覆われている。ここで、導電配線部40の具体例としては、銅、銀、金、アルミニウムなどの金属膜が挙げられる。
第1光反射性樹脂50は、発光素子30から出射された光を反射するためのものである。第1光反射性樹脂50は、図2に示すように、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面において、導電配線部40と、当該導電配線部40から発光素子30に延びるワイヤWの一部とを覆うように凸状に形成されている。また、第1光反射性樹脂50は、図示は省略したものの、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面において、当該第1基板10の長手方向に連続して形成され、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に断続的に形成された導電配線部40の全てを覆うように形成されている。
第1光反射性樹脂50の幅および厚さは特に限定されず、希望する反射特性に応じて任意の幅および厚さで形成することができる。また、第1光反射性樹脂50の具体的な素材としては、絶縁材料を用いることが好ましく、所定の強度を確保するために、例えば熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることが好ましい。第1光反射性樹脂50としては、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン、ウレタン樹脂、オキセタン樹脂、フッ素樹脂、アクリル、ポリカーボネイト、ポリイミド、ポリフタルアミドなどにTiO,ZrO,Al,SiO等を含有させたものを用いることができる。
第2光反射性樹脂60は、前記した第1光反射性樹脂50と同様に、発光素子30から出射された光を反射するためのものである。第2光反射性樹脂60は、図1に示すように上面視すると、四角形状(ここでは正方形状)に形成されており、図2(b)に示すように断面視すると、第1基板10の溝部11に沿った形状に形成されている。そして、第2光反射性樹脂60の上面には、図2(b)に示すように、第1封止樹脂70が凸状に形成されている。
第2光反射性樹脂60は、図1に示すように、第1基板10の溝部11に収まる幅で形成されているとともに、当該溝部11の深さと同じ厚さで形成されている。そして、第2光反射性樹脂60は、図1に示すように、第1基板10の溝部11内において、当該溝部11の長手方向に沿って、一定間隔をあけて5箇所に配置されている。すなわち、第2光反射性樹脂60は、第1基板10の溝部11内において、発光素子30同士の間に配置されている。なお、前記したように、第2光反射性樹脂60は、第1基板10の溝部11の深さと同じ厚さで形成されているため、図2(b)に示すように、当該第2光反射性樹脂60が第1基板10の溝部11内に配置された状態において、第2光反射性樹脂60の上面と、第1長尺部13の上面および第2長尺部14の上面との間に段差が生じないように構成されている。
第2光反射性樹脂60の幅および厚さは特に限定されず、希望する反射特性に応じて任意の幅および厚さで形成することができる。また、第2光反射性樹脂60の具体的な素材としては、絶縁材料を用いることが好ましく、所定の強度を確保するために、例えば熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることが好ましい。第2光反射性樹脂60としては、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン、ウレタン樹脂、オキセタン樹脂、フッ素樹脂、アクリル、ポリカーボネイト、ポリイミド、ポリフタルアミドなどにTiO,ZrO,Al,SiO等を含有させたものを用いることができる。
なお、本発明に係る発光装置1は、第2光反射性樹脂60を備えることは必須ではないが、当該第2光反射性樹脂60を備えることで、第2基板20上に設置された発光素子30からの光を効率よく反射させることができ、光取り出し性を向上させることができる。
第1封止樹脂70は、第2基板20に設置された部材を塵芥、水分、外力などから保護するためのものである。第1封止樹脂70は、図2に示すように、第2基板20および第2光反射性樹脂60の上面において、発光素子30と、当該発光素子30から導電配線部40に延びるワイヤWの一部と、第2基板20の一部とを覆うように凸状に形成されている。また、第1封止樹脂70は、図示は省略したものの、第2基板20および第2光反射性樹脂60の上面において、第1基板10の長手方向に連続して形成され、第2基板20の上面に設置された発光素子30の全てを覆うように構成されている。
第1封止樹脂70の幅および厚さは特に限定されず、任意の幅および厚さで形成することができる。また、第1封止樹脂70の具体的な素材としては、発光素子30からの光を効率よく外部に放出するために、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂などの透光性の素材を用いることが好ましい。なお、第1封止樹脂70は、図示しない蛍光体を含有してもよく、当該蛍光体を第1封止樹脂70中に分散、あるいは、当該蛍光体を沈降させて発光素子30の上面および側面に付着させる構成としても構わない。
第2封止樹脂80は、前記した第1封止樹脂70と同様に、第1基板10および第2基板20に設置された部材を塵芥、水分、外力などから保護するためのものである。第2封止樹脂80は、図2に示すように、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14の間において、第1封止樹脂70と、第2基板20の一部と、第2光反射性樹脂60の一部と、ワイヤWの一部と、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの一部と、第1光反射性樹脂50の一部とを覆うように凸状に形成されている。また、第2封止樹脂80は、図示は省略したものの、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14の間において、第1基板10の長手方向に連続して形成され、第1封止樹脂70の全てを覆うように構成されている。
第2封止樹脂80の幅および厚さは特に限定されず、任意の幅および厚さで形成することができる。また、第2封止樹脂80の具体的な素材としては、発光素子30からの光を効率よく外部に放出するために、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂などの透光性の素材を用いることが好ましい。
以上のような構成を備える発光装置1は、発光素子30を第2基板20上に設置し、当該第2基板20を第1基板10の溝部11内に設置できるようにすることで、発光素子30を所望の個数および間隔で設置することができる。従って、発光装置1によれば、共通の第1基板10を用いて任意の数および間隔で発光素子30を自由に設置することができるため、汎用性を向上させることができる。また、発光装置1は、第1基板10に形成されたレール状の溝部11を埋めるように第2基板20を設置し、その第2基板20上に発光素子30を設置するように構成されているため、溝部11を形成しない平板状の基板上に発光素子30を設置する場合と同様に、モールドやワイヤボンディングを行うことができる。
また、発光装置1は、例えば第1基板10および第2基板20の少なくとも一方をガラスエポキシで構成することで、第1基板10および第2基板20の両方をセラミックスで構成する場合と比較して、コストを抑えることができ、例えば第1基板10をアルミニウムで構成するとともに第2基板20をセラミックスで構成することで、第1基板10をガラスエポキシで構成する場合と比較して、放熱性、耐熱性、耐光性、光反射性を向上させることができる。
[発光装置の製造方法]
以下、本発明の実施形態に係る発光装置1の製造方法について、図3を参照(適宜図1および図2を参照)しながら説明する。発光装置1の製造方法は、ここでは第1基板作成工程と、導電配線部形成工程と、第2基板設置工程と、発光素子設置工程と、ワイヤボンディング工程と、光反射性樹脂形成工程と、第1封止樹脂形成工程と、第2封止樹脂形成とを行う。
第1基板作成工程は、第1基板10を作成する工程である。この第1基板形成工程では、図3(a)に示すように、基板材料の一部を除去して溝部11を形成し、第1基板10を作成する。なお、第1基板10の溝部11を形成する前の基板材料は、ガラスエポキシやアルミニウムからなる薄い板状部材を所定枚数積層させることで作成することができる。また、第1基板10は、板状部材を2層以上積層し、その上に溝部11に相当する貫通孔が形成された板状部材を貼り付けて作成してもよい。あるいは、第1基板10は、板状部材を2層以上積層し、その上の両端に、第1長尺部13および第2長尺部14に相当する板状部材を貼り付けて作成しても構わない。
導電配線部形成工程は、第1基板10上に導電配線部40を形成する工程である。この導電配線部形成工程では、図3(b)に示すように、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの上面に、めっきまたは蒸着などによって、銅などの金属膜からなる導電配線部40を形成する。
第2基板設置工程は、第1基板10に第2基板20を設置する工程である。この第2基板設置工程では、図3(c)に示すように、第2基板20を第1基板10の溝部11内に少なくとも1つ設置する。
発光素子設置工程は、第2基板20に発光素子30を設置する工程である。この発光素子設置工程では、図3(d)に示すように、第2基板20の上面に発光素子30を設置する。なお、発光素子30は、予め第2基板20の上面に設置し、前記した第2基板設置工程において、当該第2基板20とともに第1基板10側に設置してもよい。
ワイヤボンディング工程は、発光素子30と導電配線部40とをワイヤWで接続する工程である。ワイヤボンディング工程では、図3(e)に示すように、ワイヤWによって、発光素子30の一対の電極(図示省略)と導電配線部40とを電気的に接続する。また、ここでは図示は省略したものの、ワイヤボンディング工程では、所望の接続方法(例えば直列接続、並列接続および直並列接続)に応じて、導電配線部40同士もワイヤWによって接続する。ワイヤWの素材としては、金、銀、銅、白金、アルミニウム、またはこれらの合金などを用いることができる。
光反射性樹脂形成工程は、第1基板10に第1光反射性樹脂50を形成する工程である。光反射性樹脂形成工程では、第1光反射性樹脂50用の樹脂材料を滴下する図示しない樹脂塗布装置を第1基板10の長手方向に操作することで、図3(f)に示すように、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14の上面において、導電配線部40と、当該導電配線部40から発光素子30に延びるワイヤWの一部とを覆うように第1光反射性樹脂50を形成する。なお、ここでは図示を省略したものの、光反射性樹脂形成工程では、必要に応じて第2基板20同士の間(図1参照)に、第1光反射性樹脂50と同様の樹脂材料を滴下して第2光反射性樹脂60を形成する。
第1封止樹脂形成工程は、第2基板20に第1封止樹脂70を形成する工程である。第1封止樹脂形成工程では、第1封止樹脂70用の樹脂材料を滴下する図示しない樹脂塗布装置を第1基板10の長手方向に操作することで、図3(g)に示すように、第2基板20の上面において、発光素子30と、当該発光素子30から導電配線部40に延びるワイヤWの一部とを覆うように第1封止樹脂70を形成する。
第2封止樹脂形成工程は、第1基板10に第2封止樹脂80を形成する工程である。第2封止樹脂形成工程では、第2封止樹脂80用の樹脂材料を滴下する図示しない樹脂塗布装置を第1基板10の長手方向に操作することで、図3(h)に示すように、第1基板10の第1長尺部13および第2長尺部14の間において、第1封止樹脂70と、第2基板20の一部と、第2光反射性樹脂60の一部と、ワイヤWの一部と、第1長尺部13および第2長尺部14のそれぞれの一部と、第1光反射性樹脂50の一部とを覆うように第2封止樹脂80を形成する。以上のような手順を行うことにより、図1および図2に示すような発光装置1を製造することができる。
以上、本発明に係る発光装置について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変などしたものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。以下、本発明の実施形態に係る発光装置の変形例について説明する。
[第1変形例]
前記した発光装置1は、図2に示すように、底面部12、第1長尺部13および第2長尺部14が同じ素材によって一体的に構成されていたが、底面部12を第1長尺部13および第2長尺部14とは異なる素材で構成することも可能である。
すなわち、第1変形例に係る発光装置1Aは、図4に示すように、底面部12Aが銅箔から構成されるとともに、第1長尺部13および第2長尺部14がガラスエポキシから構成され、かつ、第2基板20がセラミックスから構成されている。また、発光装置1Aの第1基板10Aは、図4に示すように、底面部12Aの上面によって溝部11の底面を構成し、底面部12Aである銅箔の上面に取り付けられ、かつ、互いに離間して設けられた第1長尺部13および第2長尺部14の対向する側面によって溝部11の側壁を構成している。
また、発光装置1Aは、図4(a)に示すように、第2基板20と底面部12Aとの間に、金または銀などからなる金属膜90を備えており、セラミックスからなる第2基板20の下面と、銅箔からなる底面部12Aの上面とが、当該金属膜90を介して接合されている。なお、この金属膜90は、第2基板20と底面部12Aとの間の全面に形成されていることが放熱性の観点からも好ましいが、部分的に形成されていてもよい。また、第2基板20と銅箔からなる底面部12Aとを金属膜90を介して接合する際には、例えば共晶接合などを利用することができる。
このような構成を備える発光装置1Aは、セラミックスで構成された第2基板20を設け、当該第2基板20直下の溝部11の底面を銅箔で構成することで、発光素子30で発生した熱をセラミックス(第2基板20)、銅箔の順に伝熱させて外部に放熱することができるため、放熱性をより向上させることができる。また、発光装置1Aは、セラミックスからなる第2基板20と銅箔との間に金属膜90が設けられているため、同種材料の接合となって第2基板20と銅箔との接着性を向上させることができるとともに、放熱性をより一層向上させることができる。
[第2変形例]
前記した発光装置1は、図1に示すように、第1基板10の溝部11内において、第2基板20が一定間隔をあけて複数(ここでは5つ)設置されていたが、間隔をあけずに第2基板20を設置することも可能である。
すなわち、第2変形例に係る発光装置1Bは、図5に示すように、第1基板10の溝部11内において、第2基板20が隣接して複数(ここでは10個)設置されている。すなわち、発光装置1Bは、図5に示すように、第1基板10の溝部11を全て埋めるように、第2基板20が設置されており、第2基板20の間に隙間が設けられていない。従って、発光装置1Bは、前記した発光装置1とは異なり、図5に示すように、第2光反射性樹脂60も備えていない。
なお、発光装置1Bの第1基板10の構成は特に限定されず、例えば前記した発光装置1のように、底面部12、第1長尺部13および第2長尺部14が同じ素材によって一体的に構成されたもの(図2参照)であってもよく、あるいは、前記した発光装置1Aのように、底面部12を第1長尺部13および第2長尺部14とは異なる素材で構成されたもの(図4参照)であっても構わない。
このような構成を備える発光装置1Bは、第1基板10の長手方向に発光素子30が敷き詰めて配置されているため、一定間隔をおいて発光素子30を配置した場合と比較して、発光素子30間の明暗の差や明るさのムラを減少させることができる。
[第3変形例]
発光装置1,1A,1Bは、図2(a)および図4(a)に示すように、いずれも発光素子30がフェイスアップ実装型である場合を例として説明したが、当該発光素子30は、フェイスダウン実装型であっても構わない。この場合は、例えば第2基板20上に金属配線膜を形成し、発光素子30の電極を下に向けて金属配線膜上にフェイスダウン実装した後、金属配線膜と導電配線部40とをワイヤWで接続する。
[第4変形例]
また、発光素子30をフェイスダウン実装する場合は、第1基板10,10Aおよび第2基板20内部に這わせた配線を利用して発光素子30の電極と導電配線部40とを接続しても構わない。この場合は、例えば第2基板20上に金属配線膜を形成するとともに、当該金属配線膜の下面と導電配線部40の下面とを接続するように、第1基板10,10Aおよび第2基板20の内部に配線を形成しておく。そして、発光素子30の電極を下に向けて金属配線膜上にフェイスダウン実装し、発光素子30と導電配線部40とを電気的に接続する。また、図示は省略したが、この場合も発光装置1,1A,1Bと同様に、隣接する導電配線部40同士をワイヤWによって接続する。
なお、このように第1基板10,10Aおよび第2基板20の内部に配線を形成する場合、配線の形成経路は特に限定されず、例えば導電配線部40の下面から、溝部11の側壁を経由して前記した金属配線膜と接続するような経路で形成してもよく、あるいは、導電配線部40の下面から、溝部11の底面を経由して前記した金属配線膜と接続するような経路で形成してもよい。このように第1基板10,10Aおよび第2基板20内部に配線を這わせることで、発光素子30と導電配線部40とを接続するワイヤWが外部に露出することがないため、第2封止樹脂80を設ける必要がなくなり、製造工程を簡略化することができる。
[第5変形例]
また、発光装置1,1A,1Bは、前記したように、第1封止樹脂70が第1基板10の長手方向に連続して形成されている場合を例として説明したが、当該第1封止樹脂70は、発光素子30のみを被覆する構成であっても構わない。この場合は、前記した第1封止樹脂形成工程において、図示しない樹脂塗布装置によって第1封止樹脂70の樹脂材料を発光素子30ごとに滴下し、当該発光素子30を被覆する半球状の第1封止樹脂70を形成すればよい。
1,1A,1B 発光装置
10,10A 第1基板
11 溝部
12,12A 底面部
13 第1長尺部
14 第2長尺部
20 第2基板
30 発光素子
40 導電配線部
50 第1光反射性樹脂
60 第2光反射性樹脂
70 第1封止樹脂
80 第2封止樹脂
90 金属膜
W ワイヤ

Claims (12)

  1. 長手方向に溝部が形成された長尺状の第1基板と、前記第1基板の溝部内に設置された第2基板と、前記第2基板上に設置された発光素子と、前記発光素子の一側および他側において、前記第1基板に形成された導電配線部と、前記発光素子と前記導電配線部とを電気的に接続する第1ワイヤと、前記導電配線部及び前記第1ワイヤの一部を覆う第1光反射性樹脂とを備える発光装置であって、
    前記第2基板は、前記第1基板の溝部内において、前記溝部の長手方向に少なくとも1つ設置され、
    前記発光素子は、前記第2基板の上面に設置されることを特徴とする発光装置。
  2. 前記第2基板は、前記溝部の長手方向に沿って、一定間隔をあけて複数設置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第2基板同士の間に、第2光反射性樹脂を備えることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記第2基板は、前記溝部の長手方向に沿って、隣接して複数設置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  5. 前記第1基板は、ガラスエポキシまたはアルミニウムからなり、
    前記第2基板は、ガラスエポキシまたはセラミックスからなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記第1基板の溝部は、底面が銅箔により構成されているとともに、側壁が前記銅箔の上面に取り付けられ、かつ、互いに離間して設けられた第1長尺部および第2長尺部の対向する側面により構成され、
    前記第1長尺部および第2長尺部は、ガラスエポキシからなり、
    前記第2基板は、セラミックスからなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発光装置。
  7. 前記銅箔の上面と前記第2基板の下面とは、金属膜を介して接合されていることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記導電配線部は、前記第1長尺部および第2長尺部のそれぞれの上面の長手方向に沿って断続的に形成され、前記発光素子同士の電気的接続を中継することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発光装置。
  9. 前記導電配線部は、前記第1基板の第1長尺部および第2長尺部のそれぞれの上面において、前記発光素子1つあたりに、前記発光素子の一側および他側にそれぞれ2つ以上形成されていることを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記導電配線部同士が第2ワイヤによって接続されている請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の発光装置。
  11. 前記第1基板の溝部に沿う前記第2光反射性樹脂を備える請求項3に記載の発光装置。
  12. 前記第1ワイヤと、前記発光素子と、を被覆する第1封止樹脂と、前記第1封止樹脂と、前記第2基板と、前記第1ワイヤと、前記第1基板と、前記第1光反射性樹脂と、を被覆する第2封止樹脂と、を備える請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の発光装置。
JP2012170238A 2012-07-31 2012-07-31 発光装置 Active JP6028443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012170238A JP6028443B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 発光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012170238A JP6028443B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 発光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014029948A JP2014029948A (ja) 2014-02-13
JP6028443B2 true JP6028443B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=50202335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012170238A Active JP6028443B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 発光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6028443B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6627227B2 (ja) * 2015-02-27 2020-01-08 日亜化学工業株式会社 発光装置及び発光装置の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353507A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Toyoda Gosei Co Ltd バックライト装置
WO2011099288A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 パナソニック株式会社 Ledランプ及び照明装置
JP2012048944A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Sharp Corp 照明器具
JP2012138240A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Panasonic Corp 照明光源

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014029948A (ja) 2014-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5991065B2 (ja) 発光装置
US20160252218A1 (en) Light emitting device
JP6056336B2 (ja) 発光装置
JP6024352B2 (ja) 発光装置およびその製造方法
JP6083253B2 (ja) 発光装置の積層体
US9599289B2 (en) Light source and lighting device including the same
JP4948818B2 (ja) 発光装置および照明装置
US20110198628A1 (en) Multi-chip led package
JP6107067B2 (ja) 発光装置
JP2008235827A (ja) 発光装置
US20130106279A1 (en) Light-Emitting Module and Luminaire
JP2009054895A (ja) 発光素子
JP2008251664A (ja) 照明装置
JP4659515B2 (ja) 発光素子搭載用基板,発光素子収納用パッケージ,発光装置および照明装置
KR20110107631A (ko) 발광 소자 패키지 및 이를 구비한 라이트 유닛
TW201924099A (zh) 發光裝置
US20150187838A1 (en) Light emitting device and method of manufacturing the same
JP6064415B2 (ja) 発光装置
JP6028443B2 (ja) 発光装置
JP2014130942A (ja) 発光装置
JP6135199B2 (ja) 発光装置
JP2006049715A (ja) 発光光源、照明装置及び表示装置
KR100839122B1 (ko) 측면 발광형 led 램프 및 그 제조방법과, 그 led램프를 포함하는 발광장치
JP2016162860A (ja) Led発光装置
KR101859148B1 (ko) 리드 프레임 어셈블리 및 그의 발광 칩 어레이 모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6028443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250