JP6027837B2 - 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、シリコンウェーハ、ガラス基板等の基板に薄膜の生成、酸化処理、不純物の拡散、アニール処理、エッチング等の処理を行う基板処理装置及び該基板処理装置に搭載される不活性ガス供給ユニット及び半導体装置の製造方法に関するものである。
基板処理装置は反応容器内に画成された処理室に基板を収納し、処理室内若しくは処理室の周囲に設けられた加熱装置で基板を所定温度に加熱し、処理ガスを反応容器内に供給して基板処理を行う。又、基板処理装置には、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置と、所要枚数の基板を一度に処理するバッチ式の基板処理装置とがある。
枚葉式の基板処理装置では、反応容器に形成された搬入搬出口より基板載置部に基板(ウェーハ)が水平に載置される。載置された基板は加熱装置により加熱されると共に、処理ガスが処理室内に供給されることで、基板は基板載置部に載置された状態で処理がなされる様になっている。
従来の基板処理装置に於いては、ウェーハの搬送を行う基板搬送容器内に保持されたウェーハの表面に付着した酸素、或は基板搬送容器から真空搬送室へとウェーハを搬入する際に使用される大気/真空乾燥室(ロードロック室)内で付着した酸素等、処理室内に処理ガスとは異なる種別のガスが混入する虞れがあり、処理ガスとは異なる種別のガスが処理室内に混入することで基板処理に悪影響を及すことがあった。
特開2012−54475号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、処理ガスとは異なる種別のガスが処理室内に混入するのを防止し、基板の生産性の向上を図る基板処理装置及び不活性ガス供給ユニット及び半導体装置の製造方法を提供するものである。
本発明は、複数の基板を積層した状態で搬送する大気搬送ロボットが配置された大気搬送空間を有する大気搬送室と、該大気搬送室に隣接し、基板を保持する基板保持空間を有するロードロック室と、前記大気搬送空間と前記基板保持空間との間に設けられ、積層された基板の表面に対して平行に不活性ガスを供給する不活性ガス供給ユニットと、前記ロードロック室に真空搬送室を介して接続される処理室とを具備する基板処理装置に係るものである。
又本発明は、ロードロック室の基板保持空間と大気搬送室の大気搬送空間との間に設けられ、複数の基板を積層した状態で前記大気搬送空間から前記基板保持空間に搬送する際に、複数の基板の表面に対して水平方向に不活性ガスを供給する不活性ガス供給孔と、複数の基板を介して前記不活性ガス供給孔に対向する位置に設けられる不活性ガス排気孔とを具備する不活性ガス供給ユニットに係るものである。
更に又本発明は、複数の基板を積層した状態で大気搬送室の大気搬送空間からロードロック室の基板保持空間に基板を搬送する間、前記基板保持空間と前記大気搬送空間との間に設けられた不活性ガス供給孔から積層された基板の表面に対して水平方向に不活性ガスを供給する工程と、複数の基板が前記基板保持空間に搬送された後、前記ロードロック室の圧力を調整する工程と、該ロードロック室の圧力を調整した後、基板を真空搬送室を介して処理室に搬入する工程と、該処理室で基板を処理する工程とを有する半導体装置の製造方法に係るものである。
本発明によれば、処理ガスとは異なる種別のガスが処理室内に混入するのを防止し、基板の生産性の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施例に係る基板処理装置を示す概略平断面図である。 本発明の実施例に係る基板処理装置を示す概略側断面図である。 本発明の実施例に係る不活性ガス供給ユニット及びその周辺の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る不活性ガス供給ユニットであり、(A)は該不活性ガス供給ユニットの平面図を示し、(B)は該不活性ガス供給ユニットの正面図を示し、(C)は該不活性ガス供給ユニットの側面図を示している。 本発明の実施例に係る不活性ガス供給ユニット及びその周辺の構成であり、(A)は概略側断面図を示し、(B)は(A)の要部拡大図を示している。 本発明の実施例に係る基板処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1、図2に於いて、本発明の実施例に係る基板処理装置1について説明する。
該基板処理装置1は、大気搬送室部(EFEM:Equipment Front End Module)2と、ロードロック室部3と、真空搬送室部4と、アニール処理等の基板処理が行われる処理室部5とを有している。
前記大気搬送室部2は、内部に大気搬送空間6を有する大気搬送室7と、FOUP(Front Opening Unified Pod)8,FOUP9を授受するFOUP授受部10,FOUP授受部11と、前記FOUP8,前記FOUP9と前記大気搬送空間6とを連通させるゲートバルブ12,ゲートバルブ13とを有する。前記大気搬送空間6内には、前記FOUP8,前記FOUP9からロードロック室14,ロードロック室15(後述)へとウェーハ16を搬送する第1の搬送部である大気搬送ロボット17が配置されている。前記FOUP8,前記FOUP9には所定枚数、例えば25枚のウェーハ16がそれぞれ装填されている。前記大気搬送ロボット17のアーム部18は、複数枚(例えば5枚)のウェーハ16を積層して搬送可能な様に、ウェーハ16を保持するフィンガ45を重力方向に複数有している。前記アーム部18は、前記FOUP8,前記FOUP9からロードロック室14,前記ロードロック室15に、ウェーハ16をそれぞれの前記フィンガ45に搭載した状態、つまりウェーハ16を積層した状態で搬送する。
前記ロードロック室部3は、ロードロック室14,前記ロードロック室15とを有する。前記ロードロック室14は、内部に基板保持空間19が形成されており、該基板保持空間19内に前記大気搬送ロボット17により前記FOUP8,前記FOUP9から搬送されたウェーハ16を保持するバッファユニット22が設けられている。更に、前記ロードロック室14の大気側基板搬入出口には、不活性ガス供給ユニット24と、前記大気側基板搬入出口を気密に閉塞可能なゲートバルブ26とが設けられている。
一方、前記ロードロック室15は、内部に基板保持空間21が形成されており、該基板保持空間21内に前記大気搬送ロボット17により前記FOUP8,前記FOUP9から搬送されたウェーハ16を保持するバッファユニット23が設けられている。更に、前記ロードロック室15の大気側基板搬入出口には、不活性ガス供給ユニット25と、前記大気側基板搬入出口を気密に閉塞可能なゲートバルブ27とが設けられている。
前記バッファユニット22は、複数枚のウェーハ16を水平多段に保持する(ウェーハ16を積層する)ボート(図示せず)と、該ボートの下部に設けられウェーハ16の向きを整えるインデックスアセンブリ28とを有している。同様に、前記バッファユニット23は、複数枚のウェーハ16を水平多段に保持する(ウェーハ16を積層する)ボート(図示せず)と、該ボートの下部に設けられウェーハ16の向きを整えるインデックスアセンブリ29とを有している。前記ボートと該ボートの下部の前記インデックスアセンブリ28,前記インデックスアセンブリ29は一体に回転する。
前記真空搬送室部4は、真空搬送室31を有し、該真空搬送室31には第2の搬送部である真空搬送ロボット32が設けられ、前記真空搬送室31はゲートバルブ33を介して前記ロードロック室14と連結されると共に、ゲートバルブ34を介して前記ロードロック室15と連結されている。前記真空搬送ロボット32は水平方向に延出するフィンガ35を有し、該フィンガ35を鉛直方向に延びる回転軸を軸として回転させると共に、水平方向に移動させることで、ウェーハ16を前記ロードロック室14,前記ロードロック室15と後述する処理室36,処理室37との間で搬送する様になっている。
前記処理室部5は、互いに対象となる位置に配置された前記処理室36,前記処理室37を有しており、前記処理室36はゲートバルブ38により気密に閉塞可能であり、前記処理室37はゲートバルブ39により気密に閉塞可能となっている。又、前記処理室36,前記処理室37は前記真空搬送室31を介して前記ロードロック室14,前記ロードロック室15と接続されている。尚、前記処理室36,前記処理室37は同様の構造であるので、以下では該処理室37について説明する。
該処理室37内には、奥行き方向に2つの基板載置台41,基板載置台42が設けられ、前記基板載置台41と前記基板載置台42との間の空間は、仕切部材43により水平方向の一部が仕切られている。又、該仕切部材43の一端側には、ウェーハ16を搬送可能なロボットアーム44が配置されている。該ロボットアーム44は、前記真空搬送ロボット32が搬送するウェーハ16のうちの1枚を前記基板載置台41から前記基板載置台42に向って搬送し、又該基板載置台42からウェーハ16を回収する様になっている。
前記真空搬送ロボット32を介して前記基板載置台41にウェーハ16が載置され、前記ロボットアーム44により前記基板載置台42にウェーハ16が載置されることで、前記処理室37内の同一空間内で2枚のウェーハ16に対して同時にアニール処理を行うことが可能となっている。
次に、図3〜図5(A)(B)に於いて、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15の搬入出口に取付けられる前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25及びその周辺の構成について説明する。尚、前記ロードロック室14と前記ロードロック室15の構造、及び前記不活性ガス供給ユニット24と前記不活性ガス供給ユニット25の基本的な構造は同様であるので、以下では前記ロードロック室15と前記不活性ガス供給ユニット25について説明する。
前記大気搬送ロボット17のアーム部18は、水平方向に延出する複数の前記フィンガ45、例えば5枚のフィンガ45を有し、各フィンガ45上にそれぞれウェーハ16を保持可能となっている。又、前記ロードロック室15の前記ゲートバルブ13(図1参照)と対向する箇所には、前記大気搬送ロボット17により前記ロードロック室15に対してウェーハ16の搬入出を行う為の大気側基板搬入出口46が形成され、該大気側基板搬入出口46は前記ゲートバルブ27により気密に閉塞可能となっている。
前記ロードロック室15の前記大気側基板搬入出口46と対向する箇所には、前記真空搬送室31と連通する真空側基板搬入出口47が形成され、該真空側基板搬入出口47は前記ゲートバルブ34により気密に閉塞可能となっている。
前記ロードロック室15には、前記大気側基板搬入出口46を囲む様に前記不活性ガス供給ユニット25が着脱可能に取付けられている。該不活性ガス供給ユニット25は所定の厚みを有する矩形形状の枠体48を有している。尚、該枠体48は前記大気側基板搬入出口46よりも充分に大きい開口面積を有し、前記大気搬送ロボット17によるウェーハ16の搬送を妨げない様になっている。
前記枠体48の一方の側枠(図4中紙面に対して左側。隣合う前記ロードロック室24側。)には、不活性ガス供給流路49が下方から穿設されている。該不活性ガス供給流路49の下端には不活性ガス供給管51が接続され、該不活性ガス供給管51には上流側に向ってバルブ52、流量制御器(MFC)53、不活性ガス供給源54が設けられている。
前記不活性ガス供給流路49には、前記不活性ガス供給源54から供給されるN2 等の不活性ガスが、前記MFC53及び前記バルブ52により流量調整され、供給される。又、前記枠体48の一方の側枠の内面には、前記不活性ガス供給流路49と連通する不活性ガス供給孔55が所定の間隔で軸心が水平となる様に複数穿設され、該不活性ガス供給孔55を介して不活性ガスが水平方向、即ち前記アーム部18に積層されたウェーハ16と平行な方向に噴出される様になっている。
尚、該不活性ガス供給孔55は、図5(B)に示される様に、前記ロードロック室15にウェーハ16を搬入する際に、上下に隣接するウェーハ16間に位置する様穿設するのが好まく、又前記不活性ガス供給孔55の数は搬送されるウェーハ16の数より多く設けるのが好ましい。
主に、前記不活性ガス供給孔55、前記不活性ガス供給流路49、前記不活性ガス供給管51、前記流量制御器53を不活性ガス供給部と呼ぶ。尚、前記不活性ガス供給源54を不活性ガス供給部に含めても良い。
前記枠体48の他方の側枠(図4中紙面に対して右側)には、不活性ガス排気流路56が下方から穿設されている。該不活性ガス排気流路56の下端には不活性ガス排気管57が接続され、該不活性ガス排気管57には排気手段である真空ポンプ58が接続されている。
又、前記枠体48の他方の側枠の内面には、前記不活性ガス供給孔55と対向する位置に、軸心が水平となる様に不活性ガス排気孔59が穿設されており、該不活性ガス排気孔59は前記不活性ガス排気流路56と連通する。前記不活性ガス供給孔55から前記不活性ガス排気孔59に向って、積層されたウェーハ16と平行な不活性ガスのガス流61が形成される。換言すれば、前記フィンガ45が前記大気側基板搬入出口46を通過する際、前記大気搬送ロボット17に搭載されたウェーハ16の間に前記ガス流61が形成される様構成されている。即ち、前記大気搬送ロボット17の前記アーム部18に設けられた複数のフィンガ45間に不活性ガスのガス流61が形成される様構成されている。
前記不活性ガス供給孔55と前記不活性ガス排気孔59の上端は、積層されたウェーハ16の上端よりも高い位置となる様配設されている。即ち、積層されたウェーハ16の内、最も上方に配設されたウェーハ16の表面を前記ガス流61が通過する様構成されている。更に換言するなら、前記フィンガ45が前記大気側基板搬入出口46を通過する際、前記アーム部18に設けられた複数のフィンガ45の内最も上方に設けられたフィンガ45よりも、前記不活性ガス供給孔55と前記不活性ガス排気孔59の上端が高い位置となる様配設されている。
この様な構成とすることで、前記不活性ガス供給孔55の上端から最も上方に配設されたウェーハ16の表面を介して前記不活性ガス排気孔59の上端に向けて前記ガス流61が形成される。これにより、前記フィンガ45が前記大気側基板搬入出口46を通過する際、前記不活性ガス供給ユニット25の周囲、特に前記大気搬送空間6上方の雰囲気が前記アーム部18の周囲に引き寄せられることを防ぐことが可能となる。即ち、前記大気搬送空間6の雰囲気が前記ロードロック室15に侵入することを抑制することが可能となる。該ロードロック室15への侵入を抑制することで、該ロードロック室15内でのウェーハ16の酸化を防ぐことができる。
又、前記不活性ガス供給孔55と前記不活性ガス排気孔59の下端は、積層されたウェーハ16の下端よりも低い位置となる様配設されている。即ち、積層されたウェーハ16の内、最も下方に配設されたウェーハ16の裏面を前記ガス流61が通過する様構成されている。更に換言するなら、前記フィンガ45が前記大気側基板搬入出口46を通過する際、前記アーム部18に設けられた複数のフィンガ45の内最も下方に設けられたフィンガ45よりも、前記不活性ガス供給孔55と前記不活性ガス排気孔59の下端が低い位置となる様配設されている。
この様な構成とすることで、前記不活性ガス供給孔55の下端から最も下方に配設されたウェーハ16の裏面を介して前記不活性ガス排気孔59の下端に向けて前記ガス流61が形成される。これにより、前記フィンガ45が前記大気側基板搬入出口46を通過する際、前記不活性ガス供給ユニット25の周囲の、特に前記大気搬送空間6下方の雰囲気が前記アーム部18の周囲に引き寄せられることを防ぐことが可能となる。即ち、前記大気搬送空間6の雰囲気が前記ロードロック室15に侵入することを抑制することが可能となる。該ロードロック室15への侵入を抑制することで、該ロードロック室15内でのウェーハ16の酸化を防ぐことができる。
尚、前記不活性ガス排気孔59は、前記不活性ガス供給孔55と対向する様上下方向に形成されたスリットであってもよい。
主に、前記不活性ガス排気孔59、前記不活性ガス排気流路56、前記不活性ガス排気管57を不活性ガス排気部と呼ぶ。尚、前記真空ポンプ58を不活性ガス排気部に含めても良い。
尚、前記ガス流61は、図3中紙面に対して左側から右側に向って流れる様にしているが、前記不活性ガス供給ユニット24に於けるガス流62は、図3中紙面に対して右側から左側へと流れる様にするのが好ましい。即ち、前記不活性ガス供給ユニット25の前記ガス流61を、隣接する前記不活性ガス供給ユニット24から離れる方向に形成し、更に前記不活性ガス供給ユニット24の前記ガス流62を、隣接する前記不活性ガス供給ユニット25から離れる方向に形成する様にする。換言すれば、前記不活性ガス供給ユニット24の不活性ガス供給孔を隣接する前記不活性ガス供給ユニット25側の枠に設け、不活性ガス排気孔59を前記不活性ガス供給ユニット25から離れた側の枠に設ける様に構成する。同様に、前記不活性ガス供給ユニット25の前記不活性ガス供給孔55を隣接する前記不活性ガス供給ユニット24側の枠に設け、前記不活性ガス排気孔59を前記不活性ガス供給ユニット24から離れた側の枠に設ける様に構成する。
この様に構成することで、前記ガス流61,前記ガス流62同士の干渉や、その干渉による雰囲気の巻上げが防止されるので、円滑なガス流が形成できる。その結果、それらによるウェーハ16の酸化等を抑制することが可能となる。
尚、ここでは前記不活性ガス供給孔55と前記不活性ガス排気孔59とを具備する前記枠体48を前記不活性ガス供給ユニット25と呼んだが、それに限らず、前記不活性ガス供給部の構成や前記不活性ガス排気部の構成を含めても良い。更には、不活性ガス供給源54、真空ポンプ58を前記不活性ガス供給ユニット25に含めても良い。
次に、半導体装置の製造工程の一工程として、図6のフローチャートを用い、本実施例に於ける前記基板処理装置1による基板処理について説明する。尚、以下の説明に於いては、例えば金属配線等の金属膜を有するウェーハ16が用いられる。
STEP:01 先ず、ウェーハ16を前記ロードロック室14,前記ロードロック室15に搬入する前段階として、前記バルブ52を開放し、前記MFC53により流量調整を行い、前記不活性ガス供給流路49に所定の流量の不活性ガスを供給する。又、不活性ガスの供給と並行して、前記真空ポンプ58を作動させる。前記不活性ガス供給孔55から不活性ガスが噴出され、噴出された不活性ガスが前記不活性ガス排気孔59より吸引されることで、前記大気側基板搬入出口46を覆う一様流れの前記ガス流61,前記ガス流62が形成される。
STEP:02 次に、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15内を昇圧し、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15内部の圧力を前記大気搬送室部2の圧力よりも若干高くする。
STEP:03 上記2工程が終了した後、前記ゲートバルブ26,前記ゲートバルブ27を開放する。この時、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15内部の圧力が前記大気搬送室部2の圧力よりも高くなっており、又前記大気搬送室部2と前記ロードロック室14,前記ロードロック室15との間に前記ガス流61,前記ガス流62による不活性ガスのカーテンが形成されている。その為、酸素等のガスが前記大気搬送室部2から前記ロードロック室14,前記ロードロック室15の内部に浸入するのが防止される。
又、前記ガス流61,前記ガス流62が互いに離反する方向へと流れていることから、前記ガス流61,前記ガス流62が互いに干渉せず、乱流が生じるのが防止される。
STEP:04 前記ゲートバルブ26,前記ゲートバルブ27の解放後、前記大気搬送ロボット17により前記FOUP8若しくは前記FOUP9から未処理のウェーハ16が多段に積層された状態で前記ロードロック室14,前記ロードロック室15内に搬入される。搬入過程でウェーハ16が前記ガス流61,前記ガス流62を通過する。この時、前記不活性ガス供給孔55が積層されたウェーハ16間に位置しているので、前記不活性ガス供給孔55から噴出された不活性ガスは、積層されたウェーハ16間を流通し、ウェーハ16間の空気(残留酸素)が不活性ガスにより置換され、除去される。
又、ウェーハ16を搬入する際、ウェーハ16が前記ガス流61,前記ガス流62を通過する速度を遅くする、又は一時停止することで、より効果的に不活性ガスによる置換を行うことができる。
STEP:05 ウェーハ16の搬入後、前記ゲートバルブ26,前記ゲートバルブ27を閉塞し、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15内の減圧、不活性ガスによる昇圧、減圧を繰返し行う。減圧及び昇圧を繰返し行うことで、ウェーハ16間やウェーハ16に部分的に付着した残留酸素を完全に除去する。
STEP:06 酸素除去後、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15の内部の圧力を真空搬送圧と同じか、それより低い圧力となる様調圧する。次に前記ゲートバルブ33又は前記ゲートバルブ34を開放し、前記ゲートバルブ38又は前記ゲートバルブ39を開放し、前記真空搬送ロボット32により2枚のウェーハ16が、前記処理室36と前記処理室37のうちの一方、例えば前記処理室37内の前記基板載置台41上に搬送される。搬送された2枚のウェーハ16のうちの1枚は、前記真空搬送ロボット32により前記基板載置台41へと移載され、残りの1枚は前記ロボットアーム44により前記基板載置台42へと移載される。
STEP:07 前記ゲートバルブ38,前記ゲートバルブ39を閉塞した後、前記処理室37に所定のガスを供給し、前記基板載置台41,前記基板載置台42に移載されたウェーハ16に対し、図示しない加熱部によってウェーハ16を加熱し、例えばアニール処理等所定の基板処理が行われる。
STEP:08 基板処理が終了すると、ウェーハ16が処理された前記処理室37に隣接された前記ゲートバルブ38又は前記ゲートバルブ39を開放する。前記基板載置台41のウェーハ16が前記真空搬送ロボット32に移載され、前記基板載置台42のウェーハ16が前記ロボットアーム44により前記真空搬送ロボット32に移載される。該真空搬送ロボット32により2枚のウェーハ16が元の前記ロードロック室14又は前記ロードロック室15に搬入され、前記ロードロック室14又は前記ロードロック室15内のボート(図示せず)にウェーハ16が移載される。
STEP:09 処理済のウェーハ16を前記ロードロック室14又は前記ロードロック室15へ搬入した後、搬入した前記ロードロック室14,前記ロードロック室15に隣接する前記ゲートバルブ33又は前記ゲートバルブ34を閉塞し、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15内を大気圧に復帰させる。最後に、処理済のウェーハ16が搬入された前記ロードロック室14,前記ロードロック室15に隣接する前記ゲートバルブ26又は前記ゲートバルブ27を開放し、前記大気搬送ロボット17により前記ロードロック室14又は前記ロードロック室15から前記FOUP8又は前記FOUP9へとウェーハ16を多段に積層した状態で搬出し、基板処理を終了する。
この時、前記大気搬送ロボット17によるウェーハ16の搬出速度を、STEP:04に於けるウェーハ16の搬入速度よりも速くする。ウェーハ16の搬出速度を速くすることで、ウェーハ16のスループットの向上を図ることができる。
尚、STEP:09のウェーハ16の搬出工程に於いて、前記ゲートバルブ26と前記ゲートバルブ27が開放されている場合、ウェーハ16の搬入時と同様に前記不活性ガス供給流路49に不活性ガスを供給し、又前記不活性ガス排気孔59で不活性ガスを吸引し、不活性ガスの前記ガス流61,前記ガス流62を形成してもよい。
この場合、前記ガス流61,前記ガス流62を形成するタイミングは、前記ロードロック室14と前記ロードロック室15の大気圧復帰後であって、前記ゲートバルブ26と前記ゲートバルブ27を開放する前であり、ウェーハ16は前記ガス流61,前記ガス流62の中を通過して前記FOUP8又は前記FOUP9へと搬出される。
又、前記処理室36又は前記処理室37にて加熱された処理済のウェーハ16は、前記ガス流61,前記ガス流62が、積層されたウェーハ16間を流通する様になっているので、全てのウェーハ16を満遍なく冷却することができる。ウェーハ16が冷却され、前記大気搬送空間6内の酸素成分がウェーハ16の表面と反応しにくくなる為、前記大気搬送室部2に於けるウェーハ16の酸化をより確実に防止することができる。
上述の様に、本実施例では、前記大気側基板搬入出口46を囲む様に前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25を取付け、前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25により前記ガス流61,前記ガス流62を形成し、ウェーハ16を搬入する際に積層されたウェーハ16間に不活性ガスが流通する様にしている。従って、ウェーハ16間の残留酸素を不活性ガスで除去し、前記ロードロック室14,前記ロードロック室15、前記真空搬送室31、前記処理室36,前記処理室37内に酸素が混入するのを防止することができるので、ウェーハ16が酸化し易い金属配線を有していたとしても、金属配線が酸化し、劣化することがない為、基板処理に於けるウェーハ16の品質向上を図ることができる。
又、前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25が複数の不活性ガス供給孔55を有し、該不活性ガス供給孔55が積層されたウェーハ16間に位置しているので、前記ガス流61,前記ガス流62が確実にウェーハ16間を流通し、より確実にウェーハ16間の残留酸素を除去することができる。従って、基板処理に於けるウェーハ16の品質をより向上させることができる。
又、前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25により形成される前記ガス流61,前記ガス流62が、互いに離反する方向へと流れているので、該ガス流61,前記ガス流62が互いに干渉せず、前記大気側基板搬入出口46での乱流の発生を防止することができる。従って、前記ガス流61,前記ガス流62がより確実にウェーハ16間の残留酸素を除去でき、基板処理に於けるウェーハ16の品質を更に向上させることができる。
又、前記処理室36,37では、非酸素雰囲気下で基板処理を行うので、金属成分を有するウェーハ16に対し、金属膜の酸化等を防止しつつ基板処理を行うことができる。
尚、本実施例に於いては、前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25を、前記大気側基板搬入出口46を囲む様に前記ロードロック室14,前記ロードロック室15に取付けているが、前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25は前記大気搬送室部2と前記ロードロック室部3との間にあればよい。従って、前記不活性ガス供給ユニット24,前記不活性ガス供給ユニット25を前記大気搬送室部2側の搬入出口に設けてもよく、前記大気搬送室部2と前記ロードロック室部3との間に別部品として設けてもよい。
又、本実施例に於いては、複数の基板を積層した状態で搬送する大気搬送ロボットが配置された大気搬送空間を有する大気搬送室と、該大気搬送室に隣接し、基板を保持する基板保持空間を有するロードロック室と、前記大気搬送空間と前記基板保持空間との間に設けられ、積層された基板の表面に対して平行に不活性ガスを供給する不活性ガス供給ユニットと、前記ロードロック室に真空搬送室を介して接続される処理室とを具備するので、積層された基板間に残留する残留酸素成分を除去することができ、前記ロードロック室、前記真空搬送室、前記処理室に酸素が混入するのが防止され、高品質な基板処理が可能となる。
又、本実施例に於いては、前記不活性ガス供給ユニットは不活性ガスを噴出する複数の供給孔を有し、該供給孔は積層された基板の間に位置する様に構成されたので、より確実に基板間の残留酸素成分を除去することができ、前記ロードロック室、前記真空搬送室、前記処理室に酸素が混入するのが防止され、より高品質な基板処理が可能となる。
又、本実施例に於いては、前記ロードロック室を複数有し、前記不活性ガス供給ユニットはそれぞれの前記ロードロック室に対応して配置され、前記不活性ガス供給ユニットの供給孔は、隣接する不活性ガス供給ユニットの供給孔とは異なる方向に設けられる様構成されたので、前記ロードロック室の搬入出口での不活性ガスの乱流を防止することができ、より確実に基板間の残留酸素成分を除去することができ、前記ロードロック室、前記真空搬送室、前記処理室に酸素が混入するのが防止され、より高品質な基板処理が可能となる。
又、本実施例に於いては、ロードロック室の基板保持空間と大気搬送室の大気搬送空間との間に設けられ、複数の基板を積層した状態で前記大気搬送空間から前記基板保持空間に搬送する際に、複数の基板の表面に対して水平方向に不活性ガスを供給する不活性ガス供給孔と、複数の基板を介して前記不活性ガス供給孔に対向する位置に設けられる不活性ガス排気孔とを具備するので、積層された基板間に残留する残留酸素成分を除去することができ、前記ロードロック室、前記真空搬送室、前記処理室に酸素が混入するのが防止され、高品質な基板処理が可能となる。
又、本実施例に於いては、複数の基板を積層した状態で大気搬送室の大気搬送空間からロードロック室の基板保持空間に基板を搬送する間、前記基板保持空間と前記大気搬送空間との間に設けられた不活性ガス供給孔から積層された基板の表面に対して水平方向に不活性ガスを供給する工程と、複数の基板が前記基板保持空間に搬送された後、前記ロードロック室の圧力を調整する工程と、該ロードロック室の圧力を調整した後、基板を真空搬送室を介して処理室に搬入する工程と、該処理室で基板を処理する工程とを有するので、積層された基板間に残留する残留酸素成分を除去することができ、前記ロードロック室、前記真空搬送室、前記処理室に酸素が混入するのが防止され、高品質な基板処理が可能となるという優れた効果を発揮する。
(付記)
又、本発明は以下の実施の態様を含む。
(付記1)複数の基板を積層した状態で搬送する大気搬送ロボットが配置された大気搬送空間を有する大気搬送室と、該大気搬送室に隣接し、基板を保持する基板保持空間を有するロードロック室と、前記大気搬送空間と前記基板保持空間との間に設けられ、積層された基板の表面に対して平行に不活性ガスを供給する不活性ガス供給ユニットと、前記ロードロック室に真空搬送室を介して接続される処理室とを具備する基板処理装置。
(付記2)前記不活性ガス供給ユニットは不活性ガスを噴出する複数の供給孔を有し、該供給孔は積層された基板の間に位置する様に構成された付記1に記載の基板処理装置。
(付記3)前記ロードロック室を複数有し、前記不活性ガス供給ユニットはそれぞれの前記ロードロック室に対応して配置され、前記不活性ガス供給ユニットの供給孔は、隣接する不活性ガス供給ユニットの供給孔とは異なる方向に設けられる様構成された付記1又は付記2に記載の基板処理装置。
(付記4)基板は金属成分を有する基板であり、前記処理室は非酸素雰囲気で基板を処理する付記1〜付記3のうちいずれかに記載の基板処理装置。
(付記5)ロードロック室の基板保持空間と大気搬送室の大気搬送空間との間に設けられ、複数の基板を積層した状態で前記大気搬送空間から前記基板保持空間に搬送する際に、複数の基板の表面に対して水平方向に不活性ガスを供給する不活性ガス供給孔と、複数の基板を介して前記不活性ガス供給孔に対向する位置に設けられる不活性ガス排気孔とを具備する不活性ガス供給ユニット。
(付記6)複数の基板を積層した状態で大気搬送室の大気搬送空間からロードロック室の基板保持空間に基板を搬送する間、前記ロードロック室と前記大気搬送空間との間に設けられた不活性ガス供給孔から積層された基板の表面に対して平行に不活性ガスを供給する工程と、複数の基板が前記基板保持空間に搬送された後、前記ロードロック室の圧力を調整する工程と、該ロードロック室の圧力を調整した後、基板を真空搬送室を介して処理室に搬入する工程と、該処理室で基板を処理する工程とを有する半導体装置の製造方法。
(付記7)基板は金属成分を有する基板であり、前記処理室は非酸素雰囲気で基板を処理する付記6に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)基板を処理する処理室を具備する半導体製造装置であって、大気搬送ロボットによりロードロック室に対して複数の基板を積層して搬入出する際に、前記ロードロック室手前に設けた不活性ガス供給ユニットから積層された基板と平行に不活性ガスを供給し、基板間の空気を不活性ガスに置換する半導体製造装置。
(付記9)前記ロードロック室に対して基板を搬入出する際に、基板の搬入出速度を低下させるか、又は停止させて基板間の空気が不活性ガスにより置換される時間を延長する付記8に記載の半導体製造装置。
(付記10)前記不活性ガス供給ユニットに基板の枚数以上の不活性ガス供給孔を形成した付記8又は付記9に記載の半導体製造装置。
(付記11)前記ロードロック室内で減圧動作及び昇圧動作を複数回繰返し、該ロードロック室内の酸素を完全に排気する付記8〜付記10のいずれかに記載の半導体製造装置。
1 基板処理装置
2 大気搬送室部
3 ロードロック室部
4 真空搬送室部
5 処理室部
6 大気搬送空間
7 大気搬送室
8,9 FOUP
14,15 ロードロック室
16 ウェーハ
17 大気搬送ロボット
19,21 基板保持空間
24,25 不活性ガス供給ユニット
26,27 ゲートバルブ
31 真空搬送室
32 真空搬送ロボット
33,34 ゲートバルブ
36,37 処理室
46 大気側基板搬入出口
47 真空側基板搬入出口
48 枠体
49 不活性ガス供給流路
55 不活性ガス供給孔
56 不活性ガス排気流路
59 不活性ガス排気孔
61,62 ガス流

Claims (4)

  1. 複数の基板を積層した状態で搬送する大気搬送ロボットが配置された大気搬送空間を有する大気搬送室と、該大気搬送室に隣接し、基板を保持する基板保持空間を有する隣合う2つのロードロック室と、前記大気搬送空間と前記基板保持空間との間にそれぞれ設けられ、不活性ガス供給孔から積層した状態で搬送される前記基板の表面に対して平行に不活性ガスを供給し、前記不活性ガス供給孔に対して対向する位置に配置された不活性ガス排気孔から前記不活性ガスを排気する様構成された不活性ガス供給ユニットと、前記隣合う2つのロードロック室に真空搬送室を介して接続される処理室とを具備し、各不活性ガス供給ユニットの前記不活性ガス供給孔は、互いに隣合う様に配置され、前記不活性ガス排気孔は、隣合う前記不活性ガス供給孔から互いに離れる方向に前記不活性ガスのガス流が形成される様に配置される基板処理装置。
  2. 前記不活性ガス供給ユニットは、複数の前記不活性ガス供給孔と複数の前記不活性ガス排気孔を有し、前記不活性ガス供給孔と前記不活性ガス排気孔積層した状態で搬送される前記基板の間に位置する様に構成された請求項1の基板処理装置。
  3. 積層した状態で搬送される前記基板は、前記大気搬送ロボットにより前記基板の表面に対して平行な方向に搬送される請求項1又は請求項2の基板処理装置。
  4. 複数の基板を積層した状態で大気搬送室の大気搬送空間から、隣合う2つのロードロック室の少なくともいずれかの基板保持空間に前記基板を搬送する間、前記隣合う2つのロードロック室の前記基板保持空間と前記大気搬送空間との間にそれぞれ設けられた不活性ガス供給ユニットにより、積層した状態で搬送される前記基板の表面に対して平行に不活性ガスを供給する工程と、前記基板が前記基板保持空間に搬送された後、前記基板を真空搬送室を介して処理室に搬入する工程と、該処理室で前記基板を処理する工程とを有し、前記隣合う2つのロードロック室にそれぞれ設けられた前記不活性ガス供給ユニットは、互いに隣合う様に配置された不活性ガス供給孔と、該不活性ガス供給孔に対向する位置に配置された不活性ガス排気孔とをそれぞれ備え、前記不活性ガスを供給する工程では、互いに隣合う様に配置された前記不活性ガス供給孔からそれぞれ供給される前記不活性ガスのガス流が、前記不活性ガス排気孔に向って互いに離れる方向に形成される半導体装置の製造方法。
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