JP6025607B2 - 前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及びそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ - Google Patents
前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及びそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6025607B2 JP6025607B2 JP2013036621A JP2013036621A JP6025607B2 JP 6025607 B2 JP6025607 B2 JP 6025607B2 JP 2013036621 A JP2013036621 A JP 2013036621A JP 2013036621 A JP2013036621 A JP 2013036621A JP 6025607 B2 JP6025607 B2 JP 6025607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concentration
- prostate cancer
- monitoring
- protein
- definitive diagnosis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/574—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
- G01N33/57407—Specifically defined cancers
- G01N33/57434—Specifically defined cancers of prostate
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/574—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
- G01N33/57407—Specifically defined cancers
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/68—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
- G01N33/6803—General methods of protein analysis not limited to specific proteins or families of proteins
- G01N33/6848—Methods of protein analysis involving mass spectrometry
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/435—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans
- G01N2333/46—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans from vertebrates
- G01N2333/47—Assays involving proteins of known structure or function as defined in the subgroups
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/435—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans
- G01N2333/705—Assays involving receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
- G01N2333/70503—Immunoglobulin superfamily, e.g. VCAMs, PECAM, LFA-3
- G01N2333/70525—ICAM molecules, e.g. CD50, CD54, CD102
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2333/00—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
- G01N2333/81—Protease inhibitors
- G01N2333/8107—Endopeptidase (E.C. 3.4.21-99) inhibitors
- G01N2333/8146—Metalloprotease (E.C. 3.4.24) inhibitors, e.g. tissue inhibitor of metallo proteinase, TIMP
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
- Hospice & Palliative Care (AREA)
- Oncology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Description
AOC3誘導タンパク質/その断片の濃度は250ng/ml未満、好ましくは220ng/ml未満でなければならず、
及び/又はLOX誘導タンパク質/その断片の濃度は580ng/ml未満、好ましくは550ng/ml未満でなければならず、
及び/又はPGCP誘導タンパク質/その断片の濃度は550ng/mlより高く、好ましくは570ng/mlより高くなければならず、
及び/又はPSAP誘導タンパク質/その断片の濃度は33000ng/ml未満、好ましくは32500ng/ml未満、最も好ましくは32250ng/ml未満でなければならず、
及び/又はTHBS1誘導タンパク質/その断片の濃度は12500ng/mlより高く、好ましくは13000ng/mlより高く、最も好ましくは13500ng/mlより高くなければならず、
及び/又はLGALS3BP誘導タンパク質/その断片の濃度は390ng/mlより高く、好ましくは400ng/mlより高くなければならず、
及び/又はGOLPH2誘導タンパク質/その断片の濃度は80ng/mlより高く、好ましくは90ng/mlより高くなければならず、
及び/又はHYOU1誘導タンパク質/その断片の濃度は35ng/mlより高く、好ましくは40ng/mlより高くなければならず、
及び/又はCTSD誘導タンパク質/その断片の濃度は32ng/ml未満、好ましくは25ng/ml未満でなければならず、
及び/又はOLFM4誘導タンパク質/その断片の濃度は20ng/ml未満、好ましくは15ng/ml未満でなければならない。
ASPN誘導タンパク質/その断片の濃度が、60ng/mlより高く、好ましくは65ng/mlより高く、最も好ましくは68ng/mlより高くなければならず、同時に、CTSD誘導タンパク質/断片の濃度が、120ng/mlより高く、好ましくは130ng/mlより高く、最も好ましくは133ng/mlより高くなければならず、同時に、
THBS1誘導タンパク質/断片の濃度が、12000ng/ml未満、好ましくは11500ng/ml未満、最も好ましくは10750ng/ml未満でなければならず、同時に、
GALNIL4誘導タンパク質/断片の濃度が、1400ng/mlより高く、好ましくは1600ng/mlより高く、最も好ましくは1650ng/mlより高くなければならず、同時に、
VTN誘導タンパク質/断片の濃度が、3000ng/mlより高く、好ましくは3150ng/mlより高く、最も好ましくは3300ng/mlより高くなければならない。
PSAP誘導タンパク質/その断片の濃度が33000ng/mlより高く、好ましくは34000ng/mlより高くなければならず、
及び/又はGSPT1誘導タンパク質/その断片の濃度が450ng/mlより高く、好ましくは500ng/mlより高く、より好ましくは510ng/mlより高くなければならず、
及び/又はCEACAM1誘導タンパク質/その断片の濃度が35ng/mlより高く、好ましくは38ng/mlより高くなければならず(この閾値はELSA決定に関連して計算したものでしかない)、
及び/又はHYOU1誘導タンパク質/その断片の濃度が80ng/mlより高く、好ましくは89ng/mlより高くなければならず、
及び/又はEFNA5誘導タンパク質/その断片の濃度が60ng/mlより高く、好ましくは65ng/mlより高くなければならず、
及び/又はKIT誘導タンパク質/その断片の濃度が90ng/mlより高く、好ましくは95ng/mlより高くなければならない。
図に関して、これらは本発明の目下の好ましい実施形態を説明するためのものであって、これを制限するためのものではない。図1はバイオマーカーの探索、検証及び確認のための統合プロテオミクス手法の概略を示す。このスキームは2つの主要なセクションに分けられる、つまり、1つ目は、動物モデル(マウス)を用いて行われる発見及び検証段階(a)及び(b)であり、2つ目は、人間の患者のサンプルでの確認段階(c)である。
(I)翻訳アプローチ:
翻訳アプローチは、前立腺癌に対するマウスモデルでの興味ある(interesting)候補バイオマーカーの最初の同定、及びヒトの臨床サンプルでのこのような候補の確認に基づく。臨床で使用される候補バイオマーカーを確定した診断又は治療標的として同定するために、我々は、前立腺癌を発症している遺伝子的に明確なマウス(Pten条件付きノックアウト、cKO、例えばUS 2006/0064768参照)及び正常なPten対立遺伝子を有しこのような腫瘍を発症しない対照マウスからの前立腺組織及び血液の分析を開始した。
我々は、遺伝子的に明確なPten条件付きノックアウトモデルを用いることを決めた。なぜならば、これらのマウスは腫瘍抑制遺伝子Ptenの欠失を受けて、早期の上皮前立腺癌を発症するためである。この表現型はヒトの限局性前立腺癌と密接に関係しており、そのため、良性の過形成病変(良性前立腺肥大症又はBPH)からヒト限局性前立腺癌を区別することのできる新規のバイオマーカーの同定のための理想的な出発点となる。さらに、Pten cKOマウスモデルを使用することによって、PTEN突然変異を有するか、又はPTENシグナル伝達経路に沿った突然変異によって生じる何らかのアンバランスを有する層別化された患者専用に用いられる、治療/画像標的及びバイオマーカーが同定できるようになる。マウスモデルの使用は、高度に不均一なヒト組織とは対照的に、前立腺組織が非常に均一で、環境条件及びタイミング等の主要変数を制御することができるため、候補バイオマーカーの最初の同定を容易にする。興味深いことに、前立腺癌組織量と総血液量の比は、人間に比べマウスでは40〜40000倍も高い。これは、もちろん、血液プロテオーム中の変化がヒトの患者サンプルよりこのようなモデルにおいてよりはっきりわかることが期待されるため、本質的な利点である。最後に、血液汚染を除去するために、マウスの組織だけを効果的にかん流させることができる(以下を参照)。組織の血液タンパク質汚染は、多くの場合、特に低濃度で存在するタンパク質の同定を隠してしまう。さらに、かん流後組織に血液が存在しないことにより、なんら潜在的なバイアスなしに、比較プロテオミクス(血液−組織)を適応できるようになる(表1、論理的根拠1,2,4,7参照)。
マウスの血清及び組織中に検出した165の糖タンパク質を、ターゲット質量分析を通した検証及びその後のヒト臨床サンプルでの確認のために選択した。この明細書で通常使用される、遺伝子名、エントリー名、タンパク質名(短縮形)及び登録番号は、欧州バイオインフォマティクス研究所(EBI)、スイスバイオインフォマティクス研究所(SIB)、及びタンパク質情報リソース(PIR)から成る、UniProt Consortium(www.uniprot.org)に従って定義された通りである。注釈又は予測される細胞局在は、Emanuelsson O, Brunak S, von Heijne G, Nielsen H.(2007) Locating proteins in the cell using TargetP, SignalP and related
tools. Nat Protoc. 2, 953-711に従う。
プロテオミクス技術は、インビトロの細胞株に容易に適応されるが、インビボモデルの使用には、より複雑な取り扱い及び初期のトラブルシューティングが必要とされる。しかしながら、我々は、インビボモデルを用いることに決めた。なぜならば、これは、インビトロモデルに比べて、ヒト疾患の複雑さをより厳密に模倣するからである。従って、今日、新鮮分離臓器に適用されるスクリーンはわずかなので、ここに呈示するアプローチは珍しい。
マウスを麻酔して、左心室をピンで留めて血液を抜き出す。次にマウスの心臓をかん流させる。これにより、前立腺組織から血液を完全に抜き出すことができる。その後、組織サンプルを解剖し、純粋な前立腺組織を、液体窒素の存在下で、直ちに瞬間凍結させ(snap-frozen)、乳鉢と乳棒を用いて細かく砕く。血清を血液から抽出し、−80℃にて使用するまで保存する。
候補バイオマーカーを見つけるために、我々は、特に関連の高いサブプロテオームである、N結合型糖化タンパク質に焦点を合わせることに決めた。タンパク質のグリコシル化は、長い間、共通の翻訳後修飾として認識されてきた。通常、グリカンはセリン又はトレオニン残基に結合されるか(O結合型グリコシル化)、又はアスパラギン残基に結合される(N結合型グリコシル化)。N結合型グリコシル化部位は大抵、NxS/T配列モチーフ(xはプロリンを除く任意のアミノ酸を示す)に該当する(fall into)。タンパク質のグリコシル化は、細胞外空間に存在するタンパク質の特徴的な翻訳後修飾である。これは、腫瘍によって特異的に分泌され又は流され、血流に放出されるタンパク質(それらを価値の高いバイオマーカー候補とする)の大部分がグリコシル化されることを意味する。さらに、糖タンパク質の濃縮により、特に低濃度で存在する興味ある候補の正体を暴露できる。なぜなら、組織サンプル中の細胞骨格タンパク質及び血清サンプル中のアルブミン(35〜50mg/mlで存在する)等の、非常に豊富なグリコシル化されていない関係のないタンパク質は、測定から排除されるからである。
N結合型糖タンパク質を同定するために、我々は、Zhang, H., Li, X. J., Martin, D.B., and Aebersold, R.(2003) ヒドラジド化学、安定同位体標識法及び質量分析法を用いるN結合型糖タンパク質の同定及び定量化、Nat Biotechnol 21, 660-666(この開示は、SPEGに関する説明に明示的に含まれる)に従う、組織及び血清からのN−グリコペプチド固相抽出法(SPEG)を用いた。グリコペプチドをそのグリカン部分を介して固体担体に結合させる。その後、グリコシル化されてないペプチドを洗い流して、N−グリコペプチドを酵素PNGase Fを用いて特異的に放出できる。この方法は組織及び血清に同様に適用することができる。
pp.51-61参照)と組み合わせて、使用する質量分析機器セットアップ(LTQ−FTインスツルメント)の高い質量精度及び保持時間再現性により、共通のペプチド特性の同定及びダイレクトなラベルフリー定量が可能となった。これにより、異なるパイプ(run)からのペプチド溶出プロフィールを比較し、糖タンパク質比率を、同じタンパク質に属するN−グリコペプチドから計算した。
最初の発見段階からの我々の結果を検証するために、様々な論理的根拠によって選択された興味あるタンパク質のリストを、選択反応モニタリング(SRM、例えば、Stahl-Zeng, J., Lange, V., Ossola, R., Eckhardt, K., Krek, W., Aebersold, R.,
and Domon, B. (2007) N−グリコサイトの多重反応モニタリングによる血漿タンパク質の高感度検出、Mol Cell Proteomics 6, 1809-1817参照)を用いたターゲット質量分析によって、対応するマウス血清中で定量化した。
シグネチャー又はバイオマーカーの組み合わせ検出は、単独バイオマーカー検出の使用に比べ、診断精度を高めることになり得る。これは、トータル及びフリーPSAを前立腺癌の診断のために同時に用いる場合にも当てはまる。われわれのケースでは、一団の候補バイオマーカーを測定して、BPHと限局性前立腺癌(locPCa)とを、又は限局性と非限局性、つまり転移性前立腺癌(metPCa)とを、最も良く判別することのできるシグネチャーが何かを求めることができる。さらに、我々は、全てのシグネチャーで共通に共有されるバイオマーカーが何かを見出し、これらを知的財産に関して価値が高いものとすることができる。バイオマーカーシグネチャーに基づいて患者を分類するために、我々は、二次判別分析を行った。二次判別分析の目的は、個体で測定される独立変数(バイオマーカー)に基づき、個体を2以上のグループ(例えば、BPHとlocPCa)の1つに配分するルールを決定することである。このルールを記述するパラメータは、既に公知の分類を有する全ての個体の変数分析から算出される。判別ルールのバイアスを見積もるために、我々は、Jacknife leave one−out交差検定を適用する。分析は、統計ソフトウエアパッケージSYSTAT12及びSPSS14.0を用いて行った。
最初に、我々は、対照及び癌を患っているマウスの両方のかん流前立腺組織及び血清から、N−グリコペプチドを抽出した。我々は、前立腺組織から全部で642の糖タンパク質を、血清から253の糖タンパク質を同定し、110のタンパク質を共通に検出した。我々は全部で785のN−糖タンパク質を含む目録を作成することができた。最初のマウスの糖タンパク質の目録から、我々は、癌を有するマウスからのサンプルと、それらそれぞれの対照とを比較して、組織から279の糖タンパク質を、血清から160の糖タンパク質を定量化することができた(図2)。これらのタンパク質から、表1に挙げた論理的根拠の少なくとも1つを満たす165の糖タンパク質が、潜在的なバイオマーカーであると発見し、さらなる検証のために選択した。
統計的分析を受けて、我々は、アスポリン(ASPN)、ビトロネクチン(VTN)及び膜銅アミンオキシダーゼ(AOC3)からなる3−バイオマーカーシグネチャーを同定できた。このシグネチャーは、BPH(n=15)とlocPCa(n=16)患者の識別で81%の精度を有した。つまり、このことは、我々の3−バイオマーカーシグネチャーによって、分析された患者の81%が正確に診断されたことを意味する。AOC3は、最も弱い寄与因子であることがわかった。従って我々はこのタンパク質を他の潜在的なバイオマーカーで置き換え、同様又はより高い精度(≧80%)を得るものを維持した。このようにして、次のタンパク質を個々に付け加えることができた:LOX、PGCP、PSAP、THBS1(図3A)。
(又はちょうど5つ)の糖タンパク質の組み合わせとしての系が、本発明によってカバーされるアッセイであり得る点である。上記のような特定の統計的に評価される系は、これらの統計的なテストに取り組まれる診断的側面に対し最も効果を発揮すると示し得るものである。異なる診断/予後/治療側面又は異なる統計的評価法を使用するために、異なる組み合わせもまた可能であり、本発明によるものと見なされるべきである。
Claims (30)
- 良性の前立腺肥大との区別のための限局性前立腺癌の診断及び/又はモニタリングのためにデータを取得する方法であって、ヒト血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのものの中のASPN;HYOU1;CTSD;OLFM4;ICAM1;THBS1からなる群から選択される、少なくとも2つのタンパク質の濃度の組み合わせ測定を行う方法。
- ヒト血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのものの中のASPN;HYOU1;CTSD;OLFM4;ICAM1;THBS1からなる群から選択される、少なくとも3つのタンパク質の濃度の組み合わせ測定を用いる請求項1に記載の方法。
- 前記測定が、これらのタンパク質/その断片の検出のために、タンデム質量分析技術を使用して行われる請求項1又は2に記載の方法。
- 前記測定が、これらのタンパク質/その断片の検出のために、選択反応検出法(SRM)の態様のタンデム質量分析技術を使用して行われる請求項1又は2に記載の方法。
- 前記測定が、これらのタンパク質/その断片の検出のために、液体クロマトグラフィーと組み合わせてタンデム質量分析技術を使用して、及び/又は酵素免疫吸着法(ELISA)を使用して行われる請求項1又は2に記載の方法。
- HYOU1;CTSD;OLFM4;ICAM1;THBS1からなる群から選択される、1つのさらなるタンパク質の測定を組み合わせて、ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の、ASPNタンパク質の濃度の組み合わせ測定を用い、限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、ASPNタンパク質の濃度が55ng/mlより高くなければならない、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、ASPNタンパク質の濃度が60ng/mlより高くなければならない、請求項6に記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、HYOU1タンパク質の濃度が35ng/mlより高くなければならない、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、HYOU1タンパク質の濃度が40ng/mlより高くなければならない、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、CTSDタンパク質の濃度が32ng/ml未満でなければならない、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、CTSDタンパク質の濃度が25ng/ml未満でなければならない、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、OLFM4タンパク質の濃度が20ng/ml未満でなければならない、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、OLFM4タンパク質の濃度が15ng/ml未満でなければならない、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、ICAM1タンパク質の濃度が360ng/ml未満でなければならない、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのために、ICAM1タンパク質の濃度が340ng/ml未満でなければならない、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
- ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の、ASPN;HYOU1;CTSD;OLFM4;THBS1からなる群から選択される少なくとも3つのタンパク質の濃度の組み合わせ測定を用い、前記診断/モニタリングのために、さらに、ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度を、親和性試薬に基づく、酵素免疫吸着法(ELISA)の態様の抗体に基づくアッセイを用いて測定し、確定診断のためには、前記前立腺特異抗原の濃度が、2ng/mlより高くなければならない請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
- ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の、ASPN;HYOU1;CTSD;OLFM4;THBS1からなる群から選択される少なくとも3つのタンパク質の濃度の組み合わせ測定を用い、前記診断/モニタリングのために、さらに、ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度を、親和性試薬に基づくアッセイを用いて測定する請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
- ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の、ASPN;HYOU1;CTSD;OLFM4;THBS1からなる群から選択される少なくとも3つのタンパク質の濃度の組み合わせ測定を用い、前記診断/モニタリングのために、さらに、ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのもの中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度を、親和性試薬に基づく、酵素免疫吸着法(ELISA)の態様の抗体に基づくアッセイを用いて測定する請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、ASPNタンパク質の濃度が、55ng/mlより高くなければならない、請求項18に記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、ASPNタンパク質の濃度が、60ng/mlより高くなければならない、請求項18に記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、HYOU1タンパク質の濃度が、35ng/mlより高くなければならない、請求項18〜20のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、HYOU1タンパク質の濃度が、40ng/mlより高くなければならない、請求項18〜20のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、CTSDタンパク質の濃度が、32ng/ml未満でなければならない、請求項18〜22のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、CTSDタンパク質の濃度が、25ng/ml未満でなければならない、請求項18〜22のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、OLFM4タンパク質の濃度が、20ng/ml未満でなければならない、請求項18〜24のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、OLFM4タンパク質の濃度が、15ng/ml未満でなければならない、請求項18〜24のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、ICAM1タンパク質の濃度が、360ng/ml未満でなければならない、請求項18〜26のいずれかに記載の方法。
- 限局性前立腺癌の確定診断又はモニタリングのためには、ICAM1タンパク質の濃度が、340ng/ml未満でなければならない、請求項18〜26のいずれかに記載の方法。
- 前記診断/モニタリングのために、付加的に、ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのものの中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度を、親和性試薬に基づく、酵素免疫吸着法(ELISA)の態様の抗体に基づくアッセイを用いて測定し、
確定診断のためには、前記前立腺特異抗原の濃度が2ng/mlより高くなければならず、
限局性前立腺癌の診断/モニタリングのためには、前記前立腺特異抗原の濃度が2ng/mlより高くなければならず、
非限局性前立腺癌の確定診断のためには、前記前立腺特異抗原の濃度が100ng/mlより高くなければならない、請求項1〜28のいずれかに記載の方法。 - 前記診断/モニタリングのために、付加的に、ヒトの血清、血漿又は血液の派生物、又は血液そのものの中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度を、親和性試薬に基づくアッセイを用いて測定し、確定診断のためには、前記前立腺特異抗原の濃度が2ng/mlより高くなければならない、請求項1〜29のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP08008910 | 2008-05-14 | ||
EP08008910.5 | 2008-05-14 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011508892A Division JP2011521215A (ja) | 2008-05-14 | 2009-05-12 | 前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及び薬剤標的発見法、並びにそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013140170A JP2013140170A (ja) | 2013-07-18 |
JP6025607B2 true JP6025607B2 (ja) | 2016-11-16 |
Family
ID=39790920
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011508892A Ceased JP2011521215A (ja) | 2008-05-14 | 2009-05-12 | 前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及び薬剤標的発見法、並びにそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ |
JP2013036621A Active JP6025607B2 (ja) | 2008-05-14 | 2013-02-27 | 前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及びそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011508892A Ceased JP2011521215A (ja) | 2008-05-14 | 2009-05-12 | 前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及び薬剤標的発見法、並びにそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US20110065605A1 (ja) |
EP (1) | EP2281201B1 (ja) |
JP (2) | JP2011521215A (ja) |
CN (1) | CN102027373B (ja) |
CA (1) | CA2724433A1 (ja) |
WO (1) | WO2009138392A1 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9141756B1 (en) | 2010-07-20 | 2015-09-22 | University Of Southern California | Multi-scale complex systems transdisciplinary analysis of response to therapy |
MX338883B (es) | 2010-07-27 | 2016-05-04 | Genomic Health Inc | Metodo para usar expresion de gen para determinar el pronostico de cancer de prostata. |
US20120094859A1 (en) * | 2010-10-19 | 2012-04-19 | Eva Redei | Methods for detection of depressive disorders |
US9594086B2 (en) * | 2011-03-22 | 2017-03-14 | The Johns Hopkins University | Biomarkers for aggressive prostate cancer |
WO2013033609A2 (en) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | Oncocyte Corporation | Methods and compositions for the treatment and diagnosis of cancer |
EP2823427B1 (en) * | 2012-03-05 | 2020-12-16 | OY Arctic Partners AB | Computer systems, methods and computer readable storage medium for predicting risk of prostate gland volume |
WO2013152989A2 (en) * | 2012-04-10 | 2013-10-17 | Eth Zurich | Biomarker assay and uses thereof for diagnosis, therapy selection, and prognosis of cancer |
US20150133342A1 (en) * | 2012-05-04 | 2015-05-14 | Nuclea Biotechnologies, Inc. | Mrm-ms signature assay |
US20150219665A1 (en) * | 2012-09-10 | 2015-08-06 | Koninklijke Philips N.V. | Analysis of saliva proteome for biomarkers of gingivitis and periodontitis using ft-icr-ms/ms |
CA2893158A1 (en) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | Applied Proteomics, Inc. | Method for evaluation of presence of or risk of colon tumors |
CN114740202A (zh) | 2014-03-28 | 2022-07-12 | 欧普科诊断有限责任公司 | 与前列腺癌的诊断有关的组合物和方法 |
GB2530521B (en) * | 2014-09-24 | 2020-06-10 | Map Ip Holding Ltd | Mass spectral analysis of patient samples for the detection of the human chorionic gonadotropin |
US11450430B2 (en) * | 2014-12-31 | 2022-09-20 | Invent.ly LLC | Remote analyte testing system |
US11686731B2 (en) * | 2015-01-05 | 2023-06-27 | Ian Mills | Prostate cancer markers and uses thereof |
WO2016160545A1 (en) | 2015-03-27 | 2016-10-06 | Opko Diagnostics, Llc | Prostate antigen standards and uses thereof |
GB2545361B (en) | 2015-04-10 | 2018-01-24 | Applied Proteomics Inc | Methods of assessing colorectal cancer status |
WO2016198835A1 (en) | 2015-06-08 | 2016-12-15 | Arquer Diagnostics Limited | Methods and kits |
US11519916B2 (en) | 2015-06-08 | 2022-12-06 | Arquer Diagnostics Limited | Methods for analysing a urine sample |
US20170168055A1 (en) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | Expression Pathology, Inc. | SRM/MRM Assays |
EP3214444A1 (en) | 2016-03-04 | 2017-09-06 | AIT Austrian Institute of Technology GmbH | Prostate cancer diagnostic method and means |
MA44511A (fr) * | 2016-03-31 | 2019-02-06 | Discerndx Inc | Génération et utilisation de bases de données de biomarqueurs |
DK3270163T3 (en) * | 2016-07-15 | 2018-11-19 | Proteomedix Ag | PROCEDURE FOR DETECTING PROTEINS IN HUMAN SAMPLES AND APPLICATIONS OF SUCH PROCEDURES |
KR102064060B1 (ko) * | 2017-03-23 | 2020-02-11 | 서울대학교산학협력단 | 뇌의 베타 아밀로이드 축적 감별용 혈중 바이오마커 |
CN107460238A (zh) * | 2017-07-07 | 2017-12-12 | 沈阳宁沪科技有限公司 | 一种无创高通量甲基化前列腺癌诊断、研究和治疗方法 |
KR102633621B1 (ko) | 2017-09-01 | 2024-02-05 | 벤 바이오사이언시스 코포레이션 | 진단 및 치료 모니터링용 바이오마커로서의 당펩티드의 식별 및 용도 |
JP2021509265A (ja) | 2017-12-19 | 2021-03-25 | バイオロジカル ダイナミクス,インク. | 生体サンプルからの複数の分析物の検出のための方法およびデバイス |
US11883833B2 (en) | 2018-04-02 | 2024-01-30 | Biological Dynamics, Inc. | Dielectric materials |
CN109387631A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-02-26 | 国家纳米科学中心 | 基于热泳检测的前列腺癌症治疗方案选择评价方法及系统 |
CN109161597B (zh) * | 2018-11-29 | 2019-03-22 | 上海晟燃生物科技有限公司 | 一种用于前列腺癌早期诊断的外泌体源性基因mRNA标志物组及其应用 |
US20220026432A1 (en) | 2018-12-14 | 2022-01-27 | Konica Minolta, Inc. | Method for forecasting arrival of drug inside diseased tissue |
CA3128367A1 (en) | 2019-02-01 | 2020-08-06 | Venn Biosciences Corporation | Biomarkers for diagnosing ovarian cancer |
US20220059196A1 (en) * | 2020-08-24 | 2022-02-24 | Peptilogics, Inc. | Artificial intelligence engine for generating candidate drugs using experimental validation and peptide drug optimization |
WO2022155223A1 (en) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | Biological Dynamics, Inc. | Methods and systems for detection and discovery of biomarkers |
WO2022198063A1 (en) * | 2021-03-19 | 2022-09-22 | Mersen Usa Ep Corp. | Arc fault detection based on photovoltaic operating characteristics and extraction of pink noise behavior |
EP4363852A1 (en) | 2021-06-29 | 2024-05-08 | ProteoMediX AG | Method of detecting proteins in human samples and uses of such methods |
CN113552369B (zh) * | 2021-07-23 | 2023-10-20 | 江苏省中医院 | 蛋白标志物联合用于2型糖尿病、2型糖尿病肾病的诊断的用途 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE42361T1 (de) | 1984-11-05 | 1989-05-15 | Aeschlimann Oskar Ag | Verfahren und anlage zum aufbringen von splittgranulat in gussasphalt- und andere belaege. |
US7229774B2 (en) * | 2001-08-02 | 2007-06-12 | Regents Of The University Of Michigan | Expression profile of prostate cancer |
EP1514107B1 (en) * | 2002-06-03 | 2013-05-15 | The Institute for Systems Biology | Methods for quantitative proteome analysis of glycoproteins |
WO2006002378A2 (en) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Avalon Pharmaceuticals | Determining cancer-linked genes and therapeutic targets using molecular cytogenetic methods |
CA2577447C (en) * | 2004-08-16 | 2017-08-01 | Cellresearch Corporation Pte Ltd | Isolation of stem/progenitor cells from amniotic membrane of umbilical cord |
US20070099209A1 (en) * | 2005-06-13 | 2007-05-03 | The Regents Of The University Of Michigan | Compositions and methods for treating and diagnosing cancer |
ES2324128A1 (es) * | 2005-09-29 | 2009-07-30 | Proyecto De Biomedicina Cima, S.L. | Metodo para el diagnostico de carcinoma hepatocelular mediante el empleo de marcadores moleculares. |
EP1806587A1 (en) * | 2006-01-07 | 2007-07-11 | Université de Liège | An in-vitro method for screening accessible biological markers in pathologic tissues |
WO2008067065A2 (en) * | 2006-10-19 | 2008-06-05 | Shiv Srivastava | Methods, kits, and systems for diagnosing and prognosing prostate cancer using secreted biomarkers |
-
2009
- 2009-05-12 WO PCT/EP2009/055698 patent/WO2009138392A1/en active Application Filing
- 2009-05-12 CA CA2724433A patent/CA2724433A1/en not_active Abandoned
- 2009-05-12 JP JP2011508892A patent/JP2011521215A/ja not_active Ceased
- 2009-05-12 CN CN200980117399.9A patent/CN102027373B/zh active Active
- 2009-05-12 US US12/992,542 patent/US20110065605A1/en not_active Abandoned
- 2009-05-12 EP EP09745724.6A patent/EP2281201B1/en active Active
-
2013
- 2013-02-27 JP JP2013036621A patent/JP6025607B2/ja active Active
-
2014
- 2014-06-23 US US14/311,412 patent/US9377463B2/en active Active
-
2016
- 2016-06-01 US US15/170,876 patent/US10151755B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011521215A (ja) | 2011-07-21 |
CA2724433A1 (en) | 2009-11-19 |
CN102027373B (zh) | 2017-10-10 |
EP2281201A1 (en) | 2011-02-09 |
US10151755B2 (en) | 2018-12-11 |
CN102027373A (zh) | 2011-04-20 |
US20110065605A1 (en) | 2011-03-17 |
US9377463B2 (en) | 2016-06-28 |
JP2013140170A (ja) | 2013-07-18 |
US20140322732A1 (en) | 2014-10-30 |
US20160274117A1 (en) | 2016-09-22 |
EP2281201B1 (en) | 2018-03-28 |
WO2009138392A1 (en) | 2009-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6025607B2 (ja) | 前立腺癌の診断及び治療のためのバイオマーカー及びそれを用いて決定されるバイオマーカーアッセイ | |
CN109142755B (zh) | 一种诊断早期食管鳞状细胞癌的四种自身抗体联合检测试剂盒及应用 | |
Stanley et al. | Heart disease, clinical proteomics and mass spectrometry | |
Palmblad et al. | Mass spectrometry in clinical proteomics–from the present to the future | |
KR101788414B1 (ko) | 간암 조기 진단용 바이오마커 및 그 용도 | |
US20070099251A1 (en) | Tissue-and serum-derived glycoproteins and methods of their use | |
CN110914689A (zh) | 肝癌高危人群的肝癌发病监视或诊断用生物标记物及其用途 | |
US20100240088A1 (en) | Peptide Markers for Diagnosis of Angiogenesis | |
US20200124604A1 (en) | Biomarker for detecting colorectal cancer | |
US20170168057A1 (en) | Srm assays to chemotherapy targets | |
US20190056402A1 (en) | Organ specific diagnostic panels and methods for identification of organ specific panel proteins | |
JP2017133831A (ja) | 大腸がんの転移検出方法 | |
US20240345100A1 (en) | Diagnostic biomarker for cancer and use thereof | |
JP4051400B2 (ja) | プロテオーム網羅的解析における特異的蛋白質のスクリーニング方法 | |
JP6948704B2 (ja) | N結合型糖鎖を利用した尿路上皮癌のための診断方法 | |
KR101527283B1 (ko) | 당단백질의 탈당화 검출을 통한 암 마커 스크리닝 방법 및 간세포암 마커 | |
US20050202485A1 (en) | Method and compositions for detection of liver cancer | |
Drabovich et al. | Protein Biomarker Discovery: An Integrated Concept | |
KR101311717B1 (ko) | 대장암 진단용 단백질 마커 멜라노트랜스페린 및 이에 대한 항체를 포함하는 대장암 진단 키트 | |
KR20180120615A (ko) | Maldi-tof 질량분석법을 기반으로 하는 혈액 단백질 및 대사체 핑거프린팅을 이용한 초고속 질병 진단 시스템 | |
KR102131860B1 (ko) | 아르기닌이 메틸화된 ggt1에 특이적으로 결합하는 대장암 진단용 바이오마커 조성물 | |
US20160003831A1 (en) | Analysis method for assessing stage of prostate cancer, prostate-cancer stage assessment method, prostate-cancer detection method, and test kit | |
JP2009210469A (ja) | 血清たんぱく質の解析法 | |
WO2005071421A1 (en) | Specific detection of troponin and modified forms of troponin | |
KR20130102693A (ko) | 유방암 진단용 단백질 마커 아포리포단백질 (a), 이의 검출 방법 및 이에 대한 항체를 포함하는 유방암 진단키트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130315 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140507 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140707 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141027 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150317 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150710 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6025607 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |