JP6025121B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、出射光の配光及び波長成分を変化させる照明装置に関する。
従来から、店舗の陳列棚等を照明装置で照明する際に、目的に応じて、広いエリアを照らしたい場合と、特定のエリアだけを照らして目立たせたい場合とがある。このような照明を可能とする照明装置として、出射光のビーム角が異なる複数のLEDを備え、それらの点灯状態を切り替えることにより、光が照射される範囲を可変としたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、光源であるLEDと、互いに配光パターンの異なる複数のレンズを備え、それらをLEDに対して移動させることで、照明光の配光パターンを変化させることができる照明器具が知られている(例えば、特許文献3参照)。上記特許文献1,2に記載の照明装置では、例えば、ビーム角が狭いLEDを点灯させている際にはビーム角が広いLEDは使用されず、逆に、ビーム角が広いLEDを点灯させている際にはビーム角が狭いLEDは使用されない。一方、上記特許文献3に記載の照明器具では、光源のLEDではなく、LEDに配されるレンズを切り替えるので、LEDの点灯効率を良くすることができる。
特開2011―222182号公報 特開2012―14980号公報 特許4207931号公報
ところで、視対象物の色彩を鮮やかに演色することにより、視対象物の色を好ましく見せる照明技術が知られている。特に、照明環境にある視対象物の色の鮮やかさは、視対象物から受ける目立ち感による影響を受けることが知られている。
上記特許文献1乃至3に記載の照明装置は、配光パターンを変化させて、例えば、照射エリアの一部の照度を高くすることにより、そのエリアに配置された商品等を目立たせることができるが、上述した目立ち感は、視対象物上の照度だけに依存するものではない。そのため、照明光を用いて視対象物を効果的に演出できず、購買意欲を掻き立てることができないことがある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、照明光が照射される照明による視対象物の目立ち感を変化させることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、光源と、前記光源から出射された光の配光を制御する複数のレンズと、を備えた照明装置であって、前記光源と前記複数のレンズとは、一方が他方に対して移動可能とされ、前記複数のレンズは、互いに出射光のビーム角が異なるように構成され、相対的にビーム角の狭いレンズは、該レンズへの入射光の波長成分を変化させて該レンズからの出射光の目立ち指数FCIを増加させるように構成されていることを特徴とする。
上記照明装置において、前記複数のレンズのうち相対的にビーム角の狭いレンズは、波長580nmの波長成分に対する透過率が低いことが好ましい。
上記照明装置において、少なくとも3種のレンズを備え、相対的にビーム角が狭いレンズほど、波長580nmの波長成分に対する透過率が低いことが好ましい。
上記照明装置において、前記複数のレンズのうち相対的にビーム角の狭いレンズは、その出射面に、波長580nmの波長成分に対する透過率が低いフィルタを有することが好ましい。
上記照明装置において、少なくとも3種のレンズを備え、相対的にビーム角が狭いレンズほど、前記フィルタにおける波長580nmの波長成分に対する透過率が低いことが好ましい。
上記照明装置において、前記複数のレンズが円環状に配置された回転体を更に備え、前記回転体は、前記光源に対して回動自在とされ、該回転体が回転することにより、前記光源からの光が入射するレンズが切り替わることが好ましい。
本発明によれば、照明光の照射範囲だけでなく、目立ち指数FCIを変化させるので、照明光が照射される視対象物の目立ち感をより効果的に変化させることができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る照明装置の一部分解斜視図、(b)は同照明装置の斜視図。 同照明装置に用いられるLEDの側断面図。 (a)は同照明装置に用いられる相対的にビーム角の広いレンズの側断面図、(b)はビーム角の狭いレンズの側断面図。 (a)(b)は同照明装置の動作を説明するための側断面図。 同照明装置の照明光の分光スペクトルを示す図。 (a)(b)は同照明装置の使用例を説明するための斜視図。 上記実施形態の第1の変形例に係る照明装置の一部分解斜視図。 (a)(b)(c)は同照明装置に用いられるレンズの側断面図。 (a)(b)は同照明装置の動作を説明するための側断面図。 同照明装置の照明光の分光スペクトルを示す図。 上記実施形態の第2の変形例に係る照明装置の一部分解斜視図。 (a)(b)(c)は同照明装置の動作を説明するための側断面図。 上記実施形態の第3の変形例に係る照明装置の一部分解斜視図。 (a)は同照明装置の一動作を説明するための上面図、(b)は同側断面図、(c)は他の動作を説明するための上面図、(d)は同側断面図、(e)は他の動作を説明するための上面図、(f)は同側断面図。
本発明の一実施形態に係る照明装置について、図1乃至図6を参照して説明する。図1(a)(b)に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、光源2と、光源2から出射された光の配光を制御する複数のレンズ3a,3bと、を備える。光源2とレンズ3a,3bとは、一方が他方に対して移動可能とされている。また、照明装置1は、レンズ3a,3bを保持するレンズユニット30と、このレンズユニット30を光源2に対してスライド移動可させるスライドユニット4を備える。このスライドユニット4により、レンズ3a,3bが、光源2に対して移動可能とされている。また、照明装置1は、ユーザが照明光の配光を変化させるための操作部5と、光源2及びスライドユニット4に所定の電力を供給する電源ユニット(不図示)を備える。なお、図例では、操作部5とスライドユニット4とがワイヤケーブルWで接続された構成を示すが、これらの間における制御信号の送受信は、有線又は無線を問わない。
スライドユニット4は、光源2が実装されるベース41と、ベース41が搭載されるユニット本体42と、レンズユニット30を保持する保持部43と、ユニット本体42に設けられて保持部43をスライド可能とするレール44と、を備える。また、スライドユニット4は、保持部43を介してレンズユニット30をスライド駆動させる駆動部(不図示)を備える。
操作部5は、光源2の点灯をオンオフするための点灯スイッチ51と、照明装置1から照射される照明光の配光パターンを変化させるための複数の切替スイッチ52a,52bと、を備える。点灯スイッチ51は、押釦スイッチ等から成り、商用交流電源から電源ユニットへの給電経路を開閉する。操作部5には、切替52a,52bの操作によって設定された配光パターンとなるように、光源2及びスライドユニット4を駆動する制御部(不図示)が内蔵されている。なお、操作部5及び電源ユニットは、それ自体が独立した別構成であってもよい。
光源2には、固体発光素子(LED)が用いられる。例えば、図2に示すように、光源2は、断面矩形状の基材20と、基材20上に実装された発光部(LEDチップ)21と、LEDチップ21を取り囲む凹部を有する枠体22と、枠体22に充填される充填材23と、を備える。充填材23には、シリコン等の透明樹脂材料が用いられ、LEDチップ21からの出射光の波長を変換する蛍光体24が含有される。なお、蛍光体24には、2種又はそれ以上の種類のものが用いられてもよく、光源2の出射光が所望の発光スペクトルとなるように適宜に調整される。
基材20の一側面にはカソード電極25が、他側面にはアノード電極26が設けられ、それらは基材20の下面両端部に形成された外部接続電極27,28に夫々接続される。また、カソード電極25及びアノード電極26は、ワイヤ29によってLEDチップ21の各電極端子(不図示)に夫々接続される。枠体22の内周面は、光の導出方向に開口した円錐面として形成されており、円錐面の表面は光反射機能を有する。
LEDチップ21には、好ましくは、青色光を出射する青色LED素子が用いられ、蛍光体24の種類又は含有量を調整することによって、所望の色度の光を出射するLED2が得られる。本実施形態において、光源2は、蛍光体24として青色光を黄色光に変換するYAG系蛍光体が用いられ、これら青色光及び黄色光を混光して得られる白色光を出射する。
レンズ3a,3bは、アクリル樹脂等の透光性樹脂材料から形成され、互いに出射光のビーム角が異なるように構成されている。本実施形態では、相対的に出射光のビーム角の広いレンズ3aと、相対的にビーム角の狭いレンズ3bと、の2種のレンズが、レンズユニット30に並んで配置されている。
ビーム角の広いレンズ3aは、例えば、図3(a)に示すように、一方の面における中央部が凹状で、その周囲が凸状となるように、他方の面が平面となるように形成されている。このレンズ3aは、平面が光源2と対向して入射面として機能し、凹凸を有する面が入射光を屈折して出射する出射面として機能することにより、光源2からの入射光を拡散光とする。
一方、ビーム角の狭いレンズ3bは、例えば、図3(b)に示すように、一方の面がフレネル構造となるように、他方の面が平面となるように形成されている。このレンズ3bは、平面が光源2と対向して入射面として機能し、フレネル構造の面が入射光を屈折して出射する出射面として機能することにより、光源2からの入射光を略平行光とする。
このように構成された2種のレンズ3a,3bは、レンズユニット30に列状に配され、レンズユニット30は、スライドユニット4によって、光源2に対して移動可能とされる。例えば、図4(a)に示すように、光源2上にレンズ3aが配されたときは、広角に照明光が照射され、図4(b)に示すように、光源2上にレンズ3bが配されたときは、狭角に照明光が照射される。
これらレンズ3a,3bのうち、相対的にビーム角の狭いレンズ3bは、入射光の波長成分を変化させて、出射光の目立ち指数FCI(Feeling of contrast index)を増加させるように構成されている。
FCIとは、光源の色再現の目立ちや鮮やかさの程度を表す指標である。FCIは、基準光源D65で100となり、このFCIが100より大きい光源は、基準光源D65よりも色を鮮やかに演色し空間を明るく感じさせる(新編色彩科学ハンドブック[第3版]日本色彩学会編参照)。具体的には、下記式(1)により定められる。
Figure 0006025121
LAB(T):テスト光源下での赤・青・緑・黄の4色配色サンプルのLAB表色系における色域面積
LAB(D65):基準光源D65下での同4色配色サンプルのLAB表色系における色域面積
ビーム角の狭いレンズ3bは、このレンズ3bを構成する透光性樹脂材料に、所定波長成分の光を選択的に吸収する色素が添加されており、この色素が、レンズ3bへの入射光の所定波長成分を変化させて、出射光のFCIを増加させる。ここで、レンズ3bは、出射光のFCIを123より大きく増加させることが好ましい。
本実施形態において、レンズ3bは、波長580nm近傍の波長成分に対する透過率が低くなるように構成されている。具体的には、レンズ3bには、波長580nm近傍の波長成分に対する吸光度の高い色素が含有されている。この種の色素として、例えば、ネオジウムが用いられる。また、レンズ3bには、好ましくは、波長460nm近傍の波長成分に対する吸光度の高い色素も含有される。一方、ビーム角の広いレンズ3aには、色素は添加されておらず、光源2からの入射光の波長を変化させることなく出射する。
図5は、ビーム角の広いレンズ3aを用いた点灯状態(点灯状態(a):図4(a)参照)における照明光の分光スペクトルと、ビーム角の狭いレンズ3bを用いた点灯状態(点灯状態(b):図4(b)参照)における照明光の分光スペクトルと、を示す。ビーム角の広いレンズ3aは、レンズを構成する透光性樹脂に色素が添加されていないので、光源2からの光の波長成分を変化させることなくそのまま出射する。その結果、図5における点灯状態(a)の分光スペクトルを有する照明光のFCIは108であった。一方、ビーム角の狭いレンズ3b(点灯状態(b))は、レンズを構成する透光性樹脂に色素が波長580nm近傍の波長成分及び波長460nm近傍の波長成分の光の透過を制限する。その結果、図5における点灯状態(b)の分光スペクトルを有する照明光のFCIは142であった。このように、レンズ3bは、照明光におけるこれらの波長成分の透過を制限することにより、FCIを1.3倍増加させることができる。
図6は、上記のように構成された照明装置1を店舗用スポットライトに用いた例を示す。図6(a)に示すように、商品棚Fの広い範囲に商品Pが配置されており、全体を均一に照明したいときは、照明光のビーム角を広くする。一方、図6(b)に示すように、商品棚Fの一部に商品Pが配置されていて、この商品Pを目立たせたいときは、照明光のビーム角を狭くする。このとき、商品棚Fにおける照明光が照射される範囲が狭くなり、当該商品Pが集中的に照射されるだけでなく、照明光のFCIが増加するので、より商品Pを目立たせることができる。このように、照明装置1は、照明光の照射範囲だけでなく、FCIを2段階で変化させることにより、照明光が照射される視対象物の目立ち感をより効果的に変化させることができる。
なお、FCIを増加させる場合、波長580nm近傍の波長成分の透過を制限するので、FCIを増加させない場合に比べて、照明光の輝度が低下することがある。しかしながら、本実施形態においては、FCIを増加させるレンズ3bは、FCIを増加させないレンズ3aに比べて、出射光のビーム角が狭いので、照射面における照度は殆ど低下しない。なお、レンズ3aが拡散レンズであり、レンズ3bが集光レンズである場合には、操作部5に内蔵された制御部は、レンズの切り替わり時における照度変化を緩和するように、光源2の発光出力を適宜に増減させることが好ましい。
次に、上記実施形態の第1の変形例に係る照明装置について、図7乃至図10を参照して説明する。図7に示すように、本変形例の照明装置1は、出射光のビーム角が異なるように設計された3種のレンズ3a,3b,3cを備える。これらレンズ3a,3b,3cのうち、レンズ3aのビーム角が最も広く、レンズ3cのビーム角が最も狭く、レンズ3bのビーム角がそれらの中間となっている。また、本変形例では、スライドユニット4が、光源2を搭載するベース41を、レンズユニット30スライド可能とする。
図8(a)に示すように、最もビーム角の広いレンズ3aは拡散レンズとして、図8(c)に示すように、最もビーム角の狭いレンズ3cは、集光レンズとして構成されている。また、図8(b)に示すように、中間のレンズ3bは、配光を変化させるための光学的処理は施されていない。そして、図9(a)乃至(c)に示すように、光源2上に配されるレンズ3a,3b,3cが、この順に切り替えられる毎に照明光の配光が狭くなる。レンズ3a,3b,3cの切り替えは、ユーザが操作部5(図7参照)の切替スイッチ52a,52b,52cが押されると、スライドユニット4が光源2を搭載するベース41を移動させることにより行われる。
また、本変形例においては、レンズ3a,3b,3cは、それらを構成する透光性樹脂に上述した色素が夫々異なる含有量で添加されており、ビーム角が狭いレンズほど、波長580nmの波長成分に対する透過率が低くなっている。図10は、ビーム角の広いレンズ3aから狭いレンズ3cへ順に、点灯状態(a);図10(a)、及び点灯状態(b);図10(b)、及び点灯状態(c);図10(c)における照明光の分光スペクトルと、を示す。これらの分光スペクトルを有する照明光のFCIは、夫々108、130、142であった。これらのレンズ3a,3b,3cを用いることにより、照明光のビーム角が狭くなるほど、FCIを増加させることができる。その結果、本変形例に照明装置1によれば、照明光の照射範囲だけでなく、FCIを3段階で変化させることにより、視対象物を目立たせることができる。
上記実施形態の第2の変形例に係る照明装置について、図11及び図12を参照して説明する。図11に示すように、本変形例の照明装置1は、上記第1の変形例と同様に、出射光のビーム角が異なるように設計された3種のレンズ3a,3b,3cを有している。これらのレンズ3a,3b,3cは、色素が添加されていない無色透明なレンズであり、これらのうち相対的にビーム角の狭いレンズ3b,3cは、その出射面に、波長580nm近傍の波長成分に対する透過率が低いフィルタ6a,6bを有する。フィルタ6a,6bは、レンズ3b,3cの配光特性に影響しないように、レンズ3b,3cの出射面の形状に適合するよう透光性樹脂から形成されている。また、フィルタ6a,6bは、波長580nm近傍の波長成分の光を吸収する色素が異なる濃度で添加されている。ここでは、フィルタ6bは、色素の濃度がフィルタ6aよりも高く、波長580nm近傍の波長成分の光をより吸収して、照明光のFCIを増加させる。
これらフィルタ6a,6bが被せられたレンズ3b,3cは、上記第1の変形例で用いられたレンズ3b,3cと同様に、出射光のビーム角を制御すると共に、レンズ3aの出射光に比べて、FCIを増加させることができる。従って、本変形例に照明装置1によれば、照明光の照射範囲だけでなく、FCIを3段階で変化させることにより、視対象物を目立たせることができる。また、上述したフィルタ6a,6bとは更に色素の含有量が異なるフィルタ(不図示)を用いることにより、照明光のFCIを更に別の値に変更することができる。そして、ビーム角を制御するレンズとFCIを制御するフィルタとの組み合わせを適宜に変更することにより、照明光の配光及びFCIのバリエーションを多くすることができる。
次に、上記実施形態の第3の変形例に係る照明装置について、図13及び図14を参照して説明する。図13に示すように、本変形例の照明装置1は、円盤状のベース41に3個の光源2が周縁に沿って定間隔で配され、出射光のビーム角が異なるように設計された3種のレンズ3a,3b,3cを夫々3組有している。また、照明装置1は、レンズ3a,3b,3cが円環状に配置された円盤状の回転体7を更に備える。この回転体7は、光源2に対して回動自在とされており、上記実施形態のレンズユニット30と同様に機能する。また、照明装置1は、回転体7を回転させる回転ユニット(不図示)を更に備える。なお、図13では、操作部5(図7参照)について図示を省略している。
3種のレンズ3a,3b,3cは、上記第1の変形例で示したレンズ3a,3b,3cと同じものである。従って、本変形例の照明装置1によれば、図14(a)乃至(f)に示すように、回転体7が回転することにより、光源2からの光が入射するレンズ3a,3b,3cが切り替わる。その結果、照明光の照射範囲だけでなく、FCIを3段階で変化させることにより、視対象物を目立たせることができる。また、光源が3個あるので、上記実施形態及び変形例に比べて、照明光の光束を多くすることができ、照射面における輝度を高くすることができる。なお、レンズが3種以上ある場合には、操作部5は、押釦スイッチに限らず、例えば、ビーム角及びFCIをコントールするためのフェーダ等であってもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態及び変形例では、出射光のビーム角が異なる2種又は3種のレンズを用いた構成を示したが、3種以上のレンズが用いられてもよい。また、出射光の分光スペクトルが異なる複数種の光源2が用いられてもよい。レンズ及びLEDの種類やそれらの組合せは、上述したものに限らず、ビーム角及び目立ち指数FCIを変化させることができるものであればよい。
1 照明装置
2 光源
3a,3b,3c レンズ
7 回転体

Claims (6)

  1. 光源と、前記光源から出射された光の配光を制御する複数のレンズと、を備えた照明装置であって、
    前記光源と前記複数のレンズとは、一方が他方に対して移動可能とされ、
    前記複数のレンズは、互いに出射光のビーム角が異なるように構成され、相対的にビーム角の狭いレンズは、該レンズへの入射光の波長成分を変化させて該レンズからの出射光の目立ち指数FCIを増加させるように構成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記複数のレンズのうち相対的にビーム角の狭いレンズは、波長580nmの波長成分に対する透過率が低いことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 少なくとも3種のレンズを備え、相対的にビーム角が狭いレンズほど、波長580nmの波長成分に対する透過率が低いことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記複数のレンズのうち相対的にビーム角の狭いレンズは、その出射面に、波長580nmの波長成分に対する透過率が低いフィルタを有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. 少なくとも3種のレンズを備え、相対的にビーム角が狭いレンズほど、前記フィルタにおける波長580nmの波長成分に対する透過率が低いことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記複数のレンズが円環状に配置された回転体を更に備え、
    前記回転体は、前記光源に対して回動自在とされ、該回転体が回転することにより、前記光源からの光が入射するレンズが切り替わることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。
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