JP6024513B2 - 中間転写媒体 - Google Patents
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Description
基材1は本発明の中間転写媒体10における必須の構成であり、保護層4、或いは必要に応じて設けられる剥離層3等を保持するために設けられる。基材1について特に限定はなく、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルムが挙げられる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。基材1の厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常は1μm〜100μm程度のものが好ましく用いられる。
図1に示すように基材1上には、熱転写時に基材1から剥離可能に設けられた転写層2が形成されている。転写層2は、本発明の中間転写媒体10の必須の構成である保護層4と受容層5を少なくとも含み、熱転写時に基材1から剥離され被転写体に転写される層である。
保護層4には、必須の成分として2種以上のバインダー樹脂と、フィラーとが含有されている。以下、保護層4に含有されているバインダー樹脂、フィラーについて具体的に説明する。
保護層4の箔切れ性は、保護層4に含有されるバインダー樹脂のガラス転移温度(Tg)に大きく影響を受けるものと考えられ、数平均分子量(Mn)にかかわらず、ガラス転移温度(Tg)が60℃を超えたバインダー樹脂を用いた場合には箔切れ性が低下する。他方、ガラス転移温度(Tg)が35℃未満である場合には、箔切れ性は良好となるが、常温で軟化してべたつき等が生じ、保護層4の耐久性や保存性が低下する。
条件2;「混合バインダー樹脂」の35℃における貯蔵弾性率G'が1.0×109Paを超えていること。
上記では、保護層4に、貯蔵弾性率G'が上記条件1、条件2を満たし、かつ「特定バインダー樹脂」を含む「混合バインダー樹脂」を含有せしめることで、保護層4の箔切れ性や耐久性の向上が図られる点を中心に説明したが、本発明では、さらに、フィラー側からのアプローチによって、箔切れ性の更なる向上を図っている。具体的には、保護層4に粒径が1nm以上200nm以下のフィラーが含有されている。粒径が1nm以上200nm以下のフィラーを含有する保護層4によれば、該保護層4の光沢度を低下させることなく、該保護層を転写する際の箔切れ性や、該保護層4が転写された画像の耐久性を向上させることができる。
図1に示すように、保護層4上には転写層2を構成する受容層5が設けられている。この受容層上には、熱転写によって、色材層を有する熱転写シートから熱転写法によって画像が形成される。そして、画像が形成された中間転写媒体の転写層2は、被転写体上に転写され、その結果、印画物が形成される。このため、受容層5を形成するための材料としては、昇華性染料または熱溶融性インキ等の熱移行性の色材を受容し易い従来公知の樹脂材料を使用することができる。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと他のビニルポリマーとの共重合体系樹脂、アイオノマーもしくはセルロースジアスターゼ等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に、塩化ビニル系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂またはポリエステル樹脂が好ましい。
基材1からの転写層2の剥離性を向上させるために、基材1と保護層4との間に剥離層3を設けてもよい。剥離層3は、転写層2を構成し熱転写時に被転写体上へ移行する任意の層であるが、剥離層3を設けることで転写層2の剥離性を向上させるとともに、上記保護層4との相乗効果によって、印画物の耐久性を更に向上させることができる点で好ましい。
転写層2が転写された印画物の耐可塑剤性を向上させるために、基材1と保護層4、剥離層3を設ける場合には剥離層3と保護層4との間に耐可塑剤性層6を設けてもよい。
被転写体上には、上述した中間転写媒体の熱転写画像の形成された転写層2が転写され、その結果、各種耐久性に優れた熱転写画像を有する印画物が得られる。本発明の中間転写媒体が適用される被転写体は特に限定されず、例えば天然繊維紙、コート紙、トレーシングペーパー、転写時の熱で変形しないプラスチックフイルム、ガラス、金属、セラミックス、木材、布等いずれのものでもよい。
本発明の熱転写受像シートを用いて、受容層面に画像形成を行う方法としては、特に限定されず、公知の熱転写方式にて行うことができる。
基材としては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればいずれのものでもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルフィドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等の樹脂フィルム;コンデンサー紙、パラフィン紙、合成紙等の紙類;不織布;紙や不織布と樹脂との複合体等が挙げられる。
熱転写性色材層は、熱転写シートが昇華型熱転写シートの場合には、昇華性染料を含有する層となり、熱溶融型熱転写シートの場合には、着色剤を含む熱溶融組成物を含有する層となる。また、昇華性染料を含有する層領域と、着色剤を含む熱溶融組成物からなる熱溶融性のインクを含有する層領域とを連続した1枚の基材上に面順次に設けられた熱転写シートを用いることもできる。
また、基材の他方の面上に、耐熱性、及び印画時におけるサーマルヘッドの走行性等を向上させるための背面層が設けられていてもよい。
基材として厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社、ルミラー)を用い、該基材上に下記組成の剥離層用塗工液を乾燥状態で1.0g/m2の厚さとなるように塗工し剥離層を形成した。次いで、剥離層上に下記組成の保護層用塗工液1を、乾燥状態で10.0g/m2の厚さとなるように塗工し保護層を形成した。更に該保護層の上に下記組成の受容層用塗工液を、乾燥状態で2.0g/m2の厚さとなるように塗工し受容層を形成して実施例1の中間転写媒体を得た。なお、上記の剥離層用塗工液、保護層用塗工液1、受容層用塗工液は、全てグラビアコーティングにて塗工した。バインダー樹脂の貯蔵弾性率G'は表1に示される値のものであり、貯蔵弾性率G'は以下の測定装置を用いて算出された値である。なお、保護層用塗工液中に含有されている各バインダー樹脂を混合してなる「混合バインダー樹脂」の貯蔵弾性率G'は、「混合バインダー樹脂」の貯蔵弾性率G'を算出するための上記式に基づいて算出された計算値である。
測定条件;パラレルプレート10mmΦ、歪み1%、振幅(周波数)1Hz、昇温速度2℃/min、測定温度30℃から200℃に昇温させることにより行った。
・アクリル樹脂 95部
(BR−87、三菱レイヨン(株))
・ポリエステル樹脂 5部
(バイロン200、東洋紡(株))
・トルエン 200部
・MEK 200部
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=3/7) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 2.22部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 95部
(CNL、日信化学工業(株))
・エポキシ変性シリコーンオイル 5部
(KP−1800U、信越化学工業(株))
・トルエン 200部
・MEK 200部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液2に変更し、保護層用塗工液2を乾燥状態で5.0g/m2の厚さとなるように塗工した以外は、全て実施例1と同様にして実施例2の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=3/7) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 1.05部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液3に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例3の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=7/3) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 5部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液4に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例4の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=7/3) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(シリカ) 5部
(637238 粒径10nm〜20nm SIGMA−ALDRICH社)
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液5に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例5の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=7/3) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 8.57部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液6に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例6の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=85/15) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;23000、Tg;67℃)
(バイロン270、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 2.22部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液7に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例7の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=5/5) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;17000、Tg;67℃)
(バイロン200、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;10000、Tg;60℃)
(GK250、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 3.53部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液8に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例8の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=6/4) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK−880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;23000、Tg;47℃)
(バイロン103、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 8.57部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液9に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例9の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)/(C)=2/2/1) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;17000、Tg;67℃)
(バイロン200、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
(C)ポリカーボネート樹脂
(FPC−2136、三菱ガス化学(株))
・フィラー(アクリル粒子) 3.53部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液10に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例10の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=5/5) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;23000、Tg;47℃)
(バイロン103、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;10000、Tg;60℃)
(GK250、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 2.22部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Aに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例1の中間転写媒体を得た。
・ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃) 20部
(バイロンGK−880、東洋紡(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Bに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例2の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(ポリメチルメタクリレート) 20部
(ダイヤナールBR80、三菱レイヨン(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Cに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例3の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(ポリカーボネート樹脂) 20部
(FPC−2136、三菱ガス化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Dに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例4の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(ポリエステル樹脂) 20部
(UE−3500、ユニチカ(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Eに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例5の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=1/4) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;17000、Tg=67℃)
(バイロン200、東洋紡(株))
(B)ポリカーボネート樹脂
(FPC−2136、三菱ガス化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Fに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例6の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=9/1) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Gに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例7の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=4/1) 20部
(A)ポリメチルメタクリレート
(ダイヤナールBR80、三菱レイヨン(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Hに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例8の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=9/1) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 8.57部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Iに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例9の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=4/1) 20部
(A)ポリメチルメタクリレート
(ダイヤナールBR80、三菱レイヨン(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 8.57部
(MP300 粒径100nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
保護層用塗工液1を下記組成の保護層用塗工液Jに変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例10の中間転写媒体を得た。
・バインダー樹脂(質量比(A)/(B)=7/3) 20部
(A)ポリエステル樹脂(Mn;18000、Tg;84℃)
(バイロンGK880、東洋紡(株))
(B)ポリエステル樹脂(Mn;16000、Tg;47℃)
(バイロン600、東洋紡(株))
・フィラー(アクリル粒子) 8.57部
(MP−2200 粒径350nm 綜研化学(株))
・トルエン 40部
・MEK 40部
HDP−600プリンタ(HID社製)と、下記の方法で作成した熱転写シートを用いて、デフォルト条件下で各実施例、及び比較例の中間転写媒体の受容層へ黒ベタ画像を形成し、次いで、同プリンタを用いて塩ビカード(DNP社製)上に、実施例1〜10、比較例1〜10の中間転写媒体を重ね合わせ転写層(剥離層、保護層、受容層)を転写して実施例1〜10、比較例1〜10の印画物を形成した。この印画物にテーバー磨耗試験機で磨耗輪CS−10Fを用い,荷重500gfで250回毎に磨耗輪を研磨し、合計1500回研磨した。研磨後に表面の状態を目視で観察し、以下の評価基準で耐久性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
基材として厚さ4.5μmの易接着処理済みポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、この上に、下記組成の耐熱活性層用塗工液を乾燥時0.8g/m2になるように塗工し、耐熱活性層を形成した。次いで、基材の他方の面に、イエロー染料層用塗工液、マゼンタ染料層用塗工液、シアン染料層用塗工液をそれぞれ、乾燥時塗工量が0.6g/m2となるように面順次に塗工して、染料層を形成し、熱転写シートを得た。
・ポリビニルブチラール樹脂 2.0部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株))
・ポリイソシアネート 9.2部
(バーノック D750 大日本インキ化学工業(株))
・リン酸エステル系界面活性剤 1.3部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株))
・タルク 0.3部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・トルエン 43.6部
・メチルエチルケトン 43.6部
・下式に示される染料 4.0部
・ポリビニルアセタール樹脂 3.5部
(エスレックKS−5 積水化学工業(株))
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
・分散染料(ディスパースレッド60) 1.5部
・分散染料(ディスパースバイオレット26) 2.0部
・ポリビニルアセタール樹脂 4.5部
(エスレックKS−5 積水化学工業(株))
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
・分散染料(ソルベントブルー63) 4.0部
・ポリビニルアセタール樹脂 3.5部
(エスレックKS−5 積水化学工業(株))
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
◎・・・画像が全く削られていない。
○・・・画像がほぼ削られていない。
△・・・画像がある程度削られているが使用上問題なし。
×・・・画像がかなり削られている。
実施例1〜10、比較例1〜10の印画物の箔切れ性(尾引き)の確認を目視にて行い、以下の評価基準で箔切れ性の評価を行った。評価結果を表1に示す。なお、尾引きとは、転写層の転写領域と非転写領域の境界を起点とし、該境界から非転写領域側にはみ出した転写層の長さを意味する。
<評価基準>
◎・・・尾引き量が0.5mm以下である。
○・・・尾引き量が1mm以下である。
△・・・尾引き量が2mm以下である。
×・・・尾引き量が2mmより大きく5mm未満である。
××・・・尾引き量が5mm以上である。
塩化ビニルシート(アルトロン#430、三菱樹脂(株))を5cm×5cmに切り出し、これを上記で得られた各実施例、比較例の印画物と重ね合わせ、1750gの荷重をかけて82℃の環境に8時間保存した。その後、印画物の画像が塩化ビニルシートに移行しているかを目視で観察し、以下の評価基準に基づいて耐可塑剤性の評価を行った。評価結果を表1に併せて示す。
<評価基準>
◎・・・塩化ビニルシートに印画物の画像が全く移行していない。
○・・・塩化ビニルシートに印画物の画像がかなり薄く移行しているが、印画物の画像は色褪せていない。
△・・・塩化ビニルシートに印画物の画像が薄く移行しており、印画物の画像も少し色褪せている。
×・・・塩化ビニルシートに印画物の画像がかなり移行しており、印画物の画像も色褪せている。
実施例1〜10、比較例1〜10の印画物の光沢度の確認を目視にて行い、以下の評価基準で評価を行った。評価結果を表1に併せて示す。
<評価基準>
○・・・ざらつきがなく高い光沢感を有している。
△・・・多少のざらつきはあるが使用上問題ないレベルである。
×・・・ざらつきが多く光沢感がない。
2…転写層
3…剥離層
4…保護層
5…受容層
6…耐可塑剤性層
10…中間転写媒体
Claims (3)
- 基材の一方の面に保護層、受容層が積層された中間転写媒体であって、
前記保護層は、2種以上のバインダー樹脂と、フィラーとを含有しており、
前記2種以上のバインダー樹脂を混合した混合バインダー樹脂の、70℃〜90℃における貯蔵弾性率G'が1.0×105Pa以上1.0×109Pa以下の範囲内であり、35℃における貯蔵弾性率G'が1.0×109Paを超えるものであり、
前記混合バインダー樹脂には、数平均分子量(Mn)が8000以上30000以下で、ガラス転移温度(Tg)が35℃以上60℃以下のバインダー樹脂が含まれ、
前記フィラーの粒径が、1nm以上200nm以下であることを特徴とする中間転写媒体。 - 前記保護層の固形分総量に対し、前記フィラーが1質量%以上35質量%以下の範囲で含有されていることを特徴とする請求項1に記載の中間転写媒体。
- 前記混合バインダー樹脂の固形分総量に対し、前記数平均分子量(Mn)が8000以上30000以下で、ガラス転移温度(Tg)が35℃以上60℃以下のバインダー樹脂が10質量%以上含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中間転写媒体。
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