JP6023564B2 - 液晶レンズ - Google Patents

液晶レンズ Download PDF

Info

Publication number
JP6023564B2
JP6023564B2 JP2012252946A JP2012252946A JP6023564B2 JP 6023564 B2 JP6023564 B2 JP 6023564B2 JP 2012252946 A JP2012252946 A JP 2012252946A JP 2012252946 A JP2012252946 A JP 2012252946A JP 6023564 B2 JP6023564 B2 JP 6023564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
liquid crystal
opening
crystal lens
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012252946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014102309A (ja
Inventor
角見 昌昭
昌昭 角見
和田 正紀
正紀 和田
田中 宏和
宏和 田中
隆 秋元
隆 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
New Manpower Service Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
New Manpower Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd, New Manpower Service Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP2012252946A priority Critical patent/JP6023564B2/ja
Publication of JP2014102309A publication Critical patent/JP2014102309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6023564B2 publication Critical patent/JP6023564B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、液晶レンズに関する。
従来、光学的パワーを変化させることができる液晶レンズが提案されている。例えば特許文献1には、液晶レンズの一例として、開口を有する第2の電極と、第2の電極の開口内に配された第3の電極と、第2及び第3の電極と液晶層を介して対向している第1の電極とを備える液晶レンズが記載されている。特許文献1には、第1の電極と第2の電極との間に印加する電圧の大きさと、第1の電極と第3の電極との間に印加する電圧の大きさとを調整することにより、液晶レンズの光学的パワーの正負を切り替えることができる旨が記載されている。
特開2010−44266号公報
しかしながら、特許文献1に記載の液晶レンズでは、強い負の光学的パワーを得難い。
本発明は、強い負の光学的パワーを有するレンズとして機能し得る液晶レンズを提供することを主な目的とする。
本発明に係る液晶レンズは、液晶層と、第1の電極と、第2の電極と、電圧印加部とを備える。第1の電極は、第1の電極部と、第2の電極部とを有する。第1の電極部は、第1の開口を有する。第2の電極部は、第1の開口内に配されている。第2の電極は、第1の電極と液晶層を介して対向している。電圧印加部は、第1の電極と第2の電極との間に電圧を印加する。第2の電極は、第3の電極部を有する。第3の電極部は、第2の開口を有する。第2の開口は、第2の電極部と液晶層を介して対向している。電圧印加部は、第1の制御モードにおいて、第1の電極部と第3の電極部との間に電圧V1を印加すると共に、第2の電極部と第3の電極部との間に、電圧V1よりも高い電圧V2を印加する。
第1及び第2の開口は、それぞれ円形であることが好ましい。この場合、第2の開口の直径は、第1の開口の直径の0.9倍以上であることが好ましい。
第2の電極は、第2の開口内に配された第4の電極部をさらに有することが好ましい。
電圧印加部は、第1の制御モードにおいて、第4の電極部に印加しないものであることが好ましい。
第2及び第4の電極部は、それぞれ円形であることが好ましい。その場合、第4の電極部の直径は、第2の電極部の直径の1倍以下であることが好ましい。
平面視において、第1の開口と第2の開口とが同心円状に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、強い負の光学的パワーを有するレンズとして機能し得る液晶レンズを提供することができる。
第1の実施形態に係る液晶レンズの略図的断面図である。 第1の実施形態における第1の電極の略図的平面図である。 第1の実施形態における第2の電極の略図的平面図である。 第2の実施形態に係る液晶レンズの略図的断面図である。 第2の実施形態における第2の電極の略図的平面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る液晶レンズ1の略図的断面図である。液晶レンズ1は、液晶分子を含む液晶層11を備えている。液晶層11は、第1及び第2の電極21,22により挟持されている。電圧印加部40により、第1及び第2の電極21,22との間に電圧が印加される。これにより液晶層11に電界が生じ、液晶レンズ1の光学的パワーが変化する。
より具体的には、液晶レンズ1は、相互に間隔をおいて対向するように配された第1の基板31と第2の基板32とを有する。第1の基板31と第2の基板32との間には、隔壁部材34が配されている。この隔壁部材34と第1及び第2の基板31,32とにより区画形成された空間に液晶層11が設けられている。なお、液晶層11は、ガラス板などによって複数の液晶層に区画されていてもよい。
第1の基板31、第2の基板32及び隔壁部材34は、それぞれ、例えば、ガラスなどにより構成することができる。第1の基板31及び第2の基板32の厚みは、例えば、0.1mm〜1.0mm程度とすることができる。隔壁部材34の厚みは、得ようとする光学的パワーにより決定される液晶層11の厚みや、液晶層11に要求される応答速度等に応じて適宜設定することができる。隔壁部材34の厚みは、例えば、10μm〜80μm程度とすることができる。
第1の基板31の液晶層11側の表面31aの上には、第1の電極21が配されている。一方、第2の基板32の液晶層11側の表面32aの上には、第2の電極22が配されている。第2の電極22は、液晶層11を介して第1の電極21と対向している。
第1及び第2の電極21,22は、例えば、インジウムスズ酸化物(ITO)等の透明導電性酸化物により構成することができる。
図2に示されるように、第1の電極21は、円形の開口21a1を有する第1の電極部21aと、第1の電極部21aの開口21a1の内部に配された円形の第2の電極部21bと、第2の電極部21bに接続された引き出し電極21cとを有する。液晶レンズ1では、液晶層11の第2の電極部21bが設けられた領域に位置する部分が、レンズとして機能する。第1の電極部21aと第2の電極部21bとは、互いに絶縁されている。
図3に示されるように、第2の電極22は、第3の電極部22aを有する。第3の電極部22aは、円形の開口22a1を有する。第2の開口22a1は、第2の電極部21bと液晶層11を介して対向している。第2の開口22a1と第1の開口21a1とは、平面視において、同心円状に設けられている。即ち、平面視において、第2の開口22a1の中心と、第1の開口21a1の中心とが同じ位置に位置している。第2の開口22a1の直径は、第1の開口21a1の直径の0.9倍以上であることが好ましく、第1の開口21a1の直径の0.9倍〜1.1倍であることがより好ましい。第2の開口22a1の直径は、第2の電極部21bの直径の1倍以上であることが好ましく、第2の電極部21bの直径の1倍〜1.2倍であることがより好ましい。
液晶レンズ1では、電圧印加部40は、液晶レンズ1を負の光学的パワーを有する凹レンズとして機能させる第1の制御モードにおいて、第1の電極部21aと第3の電極部22aとの間に電圧V1を印加すると共に、第2の電極部21bと第3の電極部22aとの間に、電圧V1よりも高い電圧V2を印加する。第1の制御モードで液晶レンズ1を制御することにより、第2の電極22に開口22a1が形成されている液晶レンズ1に、例えば第2の電極に開口が形成されていない液晶レンズよりも強い負の光学的パワーを付与することができる。この理由としては、定かではないが、以下の理由が考えられる。即ち、上記のような電圧を印加した場合、第2の電極22に開口22a1が形成されている液晶レンズ1では、第2の電極に開口が形成されていない液晶レンズに比べ、液晶レンズの平面中心部から隔壁34に向かうほど、電気力線の傾斜角が大きくなり、液晶レンズの平面中心部と隔壁周辺部とで屈折率差が大きくなり、負の光学的パワーが大きくなるためと考えられる。
なお、液晶レンズ1は、第1の制御モードのみで駆動される液晶レンズであってもよいし、第1の制御モードに加えて、他の制御モードでも駆動される液晶レンズであってもよい。液晶レンズ1は、例えば、液晶レンズ1を凹レンズとして機能させる第1の制御モードと、液晶レンズ1を凸レンズとして機能させる第2の制御モードとで駆動される液晶レンズであってもよい。
以下、本発明の好ましい実施形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る液晶レンズの略図的断面図である。図5は、第2の実施形態における第2の電極の略図的平面図である。
第2の実施形態に係る液晶レンズ2は、第2の電極22の構成において第1の実施形態に係る液晶レンズ1と異なる。液晶レンズ2においては、第2の電極22は、第3の電極部22aに加えて、第4の電極部22bと、第4の電極部22bに電気的に接続された引き出し電極22cとをさらに有する。第4の電極部22bは、第2の開口22a1内に配されている。第4の電極部22bは、円形である。第4の電極部22bの直径は、第2の電極部21bの直径の1倍以下であることが好ましく、0.9倍〜1倍であることがより好ましい。
液晶レンズ2においても、液晶レンズ1と同様に、負の光学的パワーを有する凹レンズとして機能させる第1の制御モードにおいて、電圧印加部40は、液晶レンズ1を負の光学的パワーを有する凹レンズとして機能させる第1の制御モードにおいて、第1の電極部21aと第3の電極部22aとの間に電圧V1を印加すると共に、第2の電極部21bと第3の電極部22aとの間に、電圧V1よりも高い電圧V2を印加する。また、第4の電極部22bに、電圧を印加しない。
液晶レンズ2では、電圧印加部40は、正の光学的パワーを有する凸レンズとして機能させる第2の制御モードにおいて、第4の電極部22bと第1の電極部21aとの間に、電圧V3を印加すると共に、第4の電極部22bと第2の電極部21bとの間に、電圧V3よりも低い電圧V4を印加する。第2の制御モードにおいては、電圧印加部40は、第3の電極部22aに、電圧を印加しない。
液晶レンズ2は、第1の制御モードと第2の制御モードとを切り替えることにより、強い負の光学的パワーを有する凹レンズとして機能させることもできるし、強い正の光学的パワーを有する凸レンズとして機能させることもできる。
1,2…液晶レンズ
11…液晶層
21…第1の電極
21a…第1の電極部
21a1…第1の開口
21b…第2の電極部
21c、22c…引き出し電極
22…第2の電極
22a1…第2の開口
22a…第3の電極部
22b…第4の電極部
31…第1の基板
31a…第1の基板の表面
32…第2の基板
32a…第2の基板の表面
34…隔壁部材
40…電圧印加部

Claims (4)

  1. 液晶層と、
    第1の開口を有する第1の電極部と、前記第1の開口内に配された第2の電極部とを有する第1の電極と、
    前記第1の電極と前記液晶層を介して対向している第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加部と、
    を備える液晶レンズであって、
    前記第2の電極は、前記第2の電極部と前記液晶層を介して対向する第2の開口を有する第3の電極部と、前記第2の開口内に配された第4の電極部とを有し、
    前記電圧印加部は、第1の制御モードにおいて、前記第1の電極部と前記第3の電極部との間に電圧V1を印加すると共に、前記第2の電極部と前記第3の電極部との間に、前記電圧V1よりも高い電圧V2を印加し、前記第4の電極部に電圧を印加しない、液晶レンズ。
  2. 前記第1及び第2の開口は、それぞれ円形であり、
    前記第2の開口の直径は、前記第1の開口の直径の0.9倍以上である、請求項1に記載の液晶レンズ。
  3. 前記第2及び第4の電極部は、それぞれ円形であり、
    前記第4の電極部の直径は、第2の電極部の直径の1倍以下である、請求項またはに記載の液晶レンズ。
  4. 平面視において、前記第1の開口と前記第2の開口とは同心円状に設けられている、請求項1〜のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
JP2012252946A 2012-11-19 2012-11-19 液晶レンズ Expired - Fee Related JP6023564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252946A JP6023564B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 液晶レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252946A JP6023564B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 液晶レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014102309A JP2014102309A (ja) 2014-06-05
JP6023564B2 true JP6023564B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=51024891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012252946A Expired - Fee Related JP6023564B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 液晶レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6023564B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102362730B1 (ko) * 2017-03-17 2022-02-15 엘지이노텍 주식회사 액체 렌즈를 포함하는 이동 단말기

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006101197A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Pioneer Corporation 液晶レンズ、光ピックアップ、情報記録装置及び情報再生装置
JP2010107686A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Akita Prefecture 液晶レンズの製造方法及び液晶レンズ
JP2010113064A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Sharp Corp 撮像レンズ
JP5776135B2 (ja) * 2010-03-01 2015-09-09 秋田県 低電圧駆動液晶レンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014102309A (ja) 2014-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8564755B2 (en) Liquid crystal lens, controlling method thereof and 3D display using the same
US20150160495A1 (en) Liquid crystal grating, 3d touch display device and driving method of liquid crystal grating
JP5969231B2 (ja) 液晶レンズ
TW201500769A (zh) 可切換式平面/立體(2d/3d)顯示裝置及其製造方法
US20140009819A1 (en) Stereoscopic image control module and stereoscopic display device
KR20130117295A (ko) 액정 렌즈 패널 및 이를 구비하는 표시 장치
JP6167519B2 (ja) 液晶素子及び液晶素子用セル
JP6096777B2 (ja) 液晶表示パネル及び液晶ディスプレイ
JP5297551B1 (ja) 液晶光学素子および画像表示装置
JP2010107686A (ja) 液晶レンズの製造方法及び液晶レンズ
JP5523125B2 (ja) 電子眼鏡用レンズ、電子眼鏡及び電子眼鏡用レンズの製造方法
JP6023564B2 (ja) 液晶レンズ
JP5927057B2 (ja) 液晶表示装置
JP2013120257A (ja) 液晶表示装置
WO2021149407A1 (ja) 光制御装置及び照明装置
JP5759876B2 (ja) 液晶素子
JP2015018200A (ja) 液晶レンズ及び液晶レンズモジュール
KR20140085132A (ko) 광 제어 셀과 이를 포함하는 영상표시장치
JP5748686B2 (ja) 液晶レンズ
JP5876734B2 (ja) 液晶レンズ
JP2015001698A (ja) 液晶レンズ
JP2013171155A (ja) 液晶素子
JP6508476B2 (ja) 液晶レンズ
JP2017083765A (ja) 液晶レンズ
JP2013171164A (ja) 液晶素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6023564

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees