JP2013171155A - 液晶素子 - Google Patents

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Masaaki Kadomi
昌昭 角見
Masanori Wada
正紀 和田
Hirokazu Tanaka
宏和 田中
Takashi Akimoto
隆 秋元
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

【課題】応答速度の高い液晶素子を提供する。
【解決手段】
液晶素子1は、複数の液晶エレメント11,12を備えている。液晶エレメント11,12は、液晶層21と、第1及び第2の電極31,32とを備えている。第1の電極31は、第1の電極部31aと、第2の電極部31bとを有している。第1の電極部31aは、開口を有している。第2の電極部31bは、開口内に配されている。第2の電極32は、液晶層21を介して第1の電極31と対向するように配されている。複数の液晶エレメント11,12は、液晶層21の厚み方向zに沿って配列されている。複数の液晶エレメント11,12は、第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向が同じである複数の液晶エレメント11,12を含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶素子に関する。
従来、屈折率が可変な液晶レンズなどの液晶素子が知られている。例えば特許文献1では、複数の液晶層を備える液晶レンズが提案されている。
特開2006−313243
近年、液晶素子の用途を広げるため、液晶素子の応答速度を高めたいという要望がある。
本発明の目的は、応答速度が高い液晶素子を提供することにある。
本発明に係る液晶素子は、複数の液晶エレメントを備えている。液晶エレメントは、液晶層と、第1及び第2の電極とを備えている。第1の電極は、第1の電極部と、第2の電極部とを有している。第1の電極部は、開口を有している。第2の電極部は、開口内に配されている。第2の電極は、液晶層を介して第1の電極と対向するように配されている。複数の液晶エレメントは、液晶層の厚み方向に沿って配列されている。複数の液晶エレメントは、第2の電極に対する第1の電極の配置方向が同じである複数の液晶エレメントを含んでいる。
隣り合う液晶エレメントにおいて、第2の電極に対する第1の電極の配置方向が同じであることが好ましい。
複数の液晶エレメントの全てにおいて、第2の電極に対する第1の電極の配置方向が同じであることが好ましい。
第1の電極に印加される電圧の絶対値が第2の電極に印加される電圧の絶対値よりも大きいことが好ましい。
本発明によれば、応答速度の高い液晶素子を提供することができる。
第1の実施形態に係る液晶素子の略図的断面図である。 第1の実施形態における第1の電極の略図的平面図である。 第1の参考例に係る液晶素子の略図的断面図である。 第2の実施形態に係る液晶素子の略図的断面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態において参照する各図面においては、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る液晶素子1の略図的断面図である。液晶素子1は、液晶レンズ、液晶シャッター、偏光板などの様々な用途において使用することができる。
液晶素子1は、複数の液晶エレメントを備えている。より具体的には、本実施形態では、液晶素子1は、第1の液晶エレメント11と第2の液晶エレメント12とを備えている。複数の液晶エレメント11,12は、後述する液晶層21の厚み方向に沿って配されている。第1の液晶エレメント11と第2の液晶エレメント12とは、互いに対向している。もっとも、本発明において、液晶素子の備える液晶エレメントの数は、複数である限り特に限定されない。例えば、液晶素子は、3つ以上の液晶エレメントを備えていてもよい。
第1及び第2の液晶エレメント11,12は、それぞれ、液晶層21を有している。液晶層21は、適宜の種類の液晶分子を含んでいる。液晶層21に含まれる液晶分子の配向状態は特に限定されず、液晶素子1の用途に応じて適宜決定することができる。例えば、液晶素子1が液晶レンズである場合には、第1の液晶エレメント11における液晶層21中の液晶分子の配向方向と、第2の液晶エレメント12における液晶層21中の液晶分子の配向方向とが90°異なるように、各液晶層21中の液晶分子を配向させてもよい。
液晶層21の厚みは、要求される応答速度等に応じて適宜決定することができる。液晶層21の厚みは、全ての液晶エレメントにおいて同じであってもよく、各液晶エレメント毎に異なっていてもよい。
なお、液晶層21は、液晶層21中に配されたガラス板などにより、厚み方向及び面方向の少なくとも一方に沿って複数に区画されていてもよい。
第1及び第2の液晶エレメント11,12は、それぞれ、第1の電極31と、第2の電極32とをさらに有している。具体的には、第1及び第2の液晶エレメント11,12のそれぞれにおいて、第2の電極32は、液晶層21を介して第1の電極31と対向するように配されている。第1の電極31は、図2に示すように、円形の開口を有している第1の電極部31aと、第1の電極部31aの開口内に配された第2の電極部31bとを有している。
第1及び第2の液晶エレメント11,12では、第1の電極31と第2の電極32との間に電圧を印加することにより、液晶層21に電界を印加することができる。第1及び第2の電極31,32により液晶層21に電界が印加されると、液晶層21中の液晶分子は、印加された電界に従って配向する。その結果、液晶素子1の光学特性などが変化する。
液晶素子1では、第1の電極31に印加される電圧の絶対値が、第2の電極32に印加される電圧の絶対値よりも大きい。例えば、液晶素子1が液晶レンズである場合、第2の電極32をグラウンド電位とし、第1の電極部31aと第2の電極32との間に電圧V1を印加し、第2の電極部31bと第2の電極32との間に電圧V2を印加してもよい。この場合、電圧V1>電圧V2とすることにより、液晶素子1を正の光学的パワーを有するレンズとして機能させることができ、電圧V1<電圧V2とすることにより、液晶素子1を負の光学的パワーを有するレンズとして機能させることができる。
液晶素子1は、第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向が同じである複数の液晶エレメントを含んでいる。すなわち、液晶素子1では、第1の液晶エレメント11における第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向と、第2の液晶エレメント12における第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向とが同じ方向である。従って、第1及び第2の電極31,32のうち、印加される電圧の絶対値が大きい方の電極に対する、印加される電圧の絶対値が小さい方の電極の配置方向が第1の液晶エレメント11と第2の液晶エレメント12とで共通している。具体的には、第1の液晶エレメント11と第2の液晶エレメント12との両方において、第2の電極32は、第1の電極31に対してz軸方向のz1側に配されている。このため、第1の液晶エレメント11に印加される電界の向きと、第2の液晶エレメント12に印加される電界の向きとが、液晶層21の厚み方向であるz軸方向において同じである。
第1の電極31及び第2の電極32は、例えば、インジウムスズ酸化物(ITO)等の透明導電性酸化物により構成することができる。
なお、図示は省略するが、第1及び第2の液晶エレメント11,12では、液晶層21と第1の電極31との間に、液晶層21と第1の電極31とを隔離するように、絶縁膜が配されている。絶縁膜と液晶層21との間には、高抵抗膜が配されている。高抵抗膜と液晶層21との間には、さらなる絶縁膜が配されている。絶縁膜は、例えば酸化ケイ素により構成することができる。高抵抗膜は、例えば酸化亜鉛により構成することができる。また、液晶層21の両側には、液晶層21に含まれる液晶分子を配向させるための配向膜が設けられている。具体的には、基板41,42及び中間板51の液晶層21側の表面に配向膜が設けられている。配向膜は、例えば、ラビング処理されたポリイミド膜により構成することができる。
ところで、複数の液晶層を備えた液晶素子では、隣り合う液晶層において、一方の液晶層を介して対向している電極対の片方の電極と、他方の液晶層を介して対向している電極対の片方の電極とが接近している。これらの接近している電極の電位差が大きいと、これらの電極の間に電荷が蓄積する。それによって、蓄積された電荷が、液晶層に印加される電界を乱してしまう場合がある。このことに鑑みると、複数の液晶層を備えた液晶素子では、これらの接近している電極の電位差を小さくすることが好ましい。具体的には、図3に示される液晶素子100のように、隣り合う液晶エレメント111,112の第1の電極131同士または第2の電極132同士を中間板151側に配することが好ましい。しかしながら、液晶素子100では、液晶層121に印加された電界の方向が、隣り合う液晶エレメント111,112の厚み方向において逆方向になる。そのため、隣り合う液晶エレメント111,112において印加された逆方向の電界同士が互いに打ち消し合うように干渉し合う。それによって、複数の液晶層121に印加される電界が弱められる。そのため、液晶素子100の応答速度が低下するという問題がある。
これに対し、液晶素子1では、上述のように、第1の液晶エレメント11と第2の液晶エレメント12とにおいて、印加される電圧の絶対値が相対的に小さな第2の電極32に対する、印加される電圧の絶対値が相対的に大きな第1の電極31の配置方向が同じである。このため、第1の液晶エレメント11に印加される電界の向きと、第2の液晶エレメント12に印加される電界の向きとが、液晶層21の厚み方向であるz軸方向において同じである。そのため、隣り合う液晶エレメント11,12では、電界同士が打ち消し合うように干渉することはないと考えられる。従って、液晶素子1の応答速度を高めることができるものと考えられる。
さらに、液晶素子1では、第1の液晶エレメント11に印加される電界の向きと、第2の液晶エレメント12に印加される電界の向きとが、液晶層21の厚み方向であるz軸方向において同じであるため、隣り合う液晶エレメント11,12において印加された電界同士が強め合うように干渉することが考えられる。それによって、液晶素子1の応答速度のさらなる向上も期待し得る。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る液晶素子2の略図的断面図である。上述の第1の実施形態では、2つの液晶エレメントを備えた液晶素子1について説明した。これに対し、液晶素子2は、4つの第1〜第4の液晶エレメント11〜14を備えている。このように、本発明に係る液晶素子は、3つ以上の液晶エレメントを有していてもよい。
第1〜第4の液晶エレメント11〜14は、第1及び第2の基板41,42の間に、この順番で配されている。第1〜第4の液晶エレメント11〜14は、液晶素子1で用いられた第1及び第2の液晶エレメント11,12と同様の構成とすることができる。
本実施形態では、隣り合う液晶エレメント11,12,13,14の全てにおいて、第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向が同じ方向である。このため、隣り合う全ての液晶エレメント11,12,13,14において電界同士が打ち消し合うように干渉しないと考えられる。従って、高い応答速度を実現することができる。
なお、本発明の液晶素子では、第1の電極に対する第2の電極の配置方向が同じである液晶エレメントを含んでいればよく、隣り合う液晶エレメントの全てにおいて、第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向が同じ方向である必要は必ずしも無い。例えば、隣り合う2つ以上の液晶エレメントにおいて、第2の電極32に対する第1の電極31の配置方向を同じ方向としてもよい。
1,2…液晶素子
11…第1の液晶エレメント
12…第2の液晶エレメント
13…第3の液晶エレメント
14…第4の液晶エレメント
21…液晶層
31…第1の電極
31a…第1の電極部
31b…第2の電極部
32…第2の電極
41…第1の基板
42…第2の基板
51…中間板

Claims (4)

  1. 液晶層と、開口を有する第1の電極部と、前記開口内に配された第2の電極部とを有する第1の電極と、液晶層を介して前記第1の電極と対向するように配された第2の電極とを有し、前記液晶層の厚み方向に沿って配列された複数の液晶エレメントを備え、
    前記複数の液晶エレメントは、前記第2の電極に対する前記第1の電極の配置方向が同じである複数の液晶エレメントを含む、液晶素子。
  2. 隣り合う前記液晶エレメントにおいて、前記第2の電極に対する前記第1の電極の配置方向が同じである、請求項1に記載の液晶素子。
  3. 前記複数の液晶エレメントの全てにおいて、前記第2の電極に対する前記第1の電極の配置方向が同じである、請求項1または2に記載の液晶素子。
  4. 前記第1の電極に印加される電圧の絶対値が前記第2の電極に印加される電圧の絶対値よりも大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶素子。
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