JP6020579B2 - 通信装置、通信システム、通信方法及び制御プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信装置、通信システム及び通信方法に関する。
従来、データを送信する通信装置とデータを受信する通信装置との間に、複数の中継装置を介してデータを順次中継する伝送経路を複数、形成することによって、データの到達率を向上させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、相互に通信の中継を行う機能を有する全ての通信装置間に複数のルートが確保されるように、各通信装置の配置位置の調整を行う技術がある(例えば、特許文献2参照)。また、無線マルチホップネットワークにおいて、ノードまでのホップ数に基づいてノードまでの近さを提示することによって、ノードの設置位置を絞り込む技術がある(例えば、特許文献3参照)。
また、センサネットワーク技術において、複数のセンサノードの配置に関し、耐故障性の高い配置が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。また、センサノード間でメッセージの送信及び受信をすることによってセンサノードの故障を検出する技術がある(例えば、非特許文献2参照)。
特開2010−11103号公報 特開2010−45701号公報 特開2007−306280号公報
石塚美加、外1名、「センサネットワークにおける耐故障性の高い確率的配置の実現」、電子情報通信学会論文誌B、日本、2005年11月1日、第J88−B巻、第11号、p.2181−2191 木利友一、外2名、「センサネットワークのロバスト性に見る集中制御と自己組織型制御の違い」、電子情報通信学会技術研究報告、ネットワークシステム、日本、2007年7月12日、第107巻、第146号、p.1−6
複数の伝送経路が同じ中継装置を経由する場合がある。複数の伝送経路に共通の中継装置が故障や電池切れなどによって中継動作を停止すると、この共通の中継装置を経由する複数の伝送経路は切断状態となってしまう。全ての伝送経路に共通の中継装置がある場合、この共通の中継装置が中継動作を停止すると、全ての伝送経路が切断状態となり、データの伝送ができなくなってしまう。つまり、無線マルチホップネットワークが不能な状態に陥ってしまう。
無線マルチホップネットワークが不能な状態に陥るのを回避するには、全ての伝送経路が同一の中継装置を経由してデータを伝送しているという危険な状態を回避することが重要である。しかしながら、従来の無線マルチホップネットワーク技術では、ネットワークの運用中に、全ての伝送経路が同一の中継装置を経由してデータを伝送しているという危険な状態を検出することができない。
無線マルチホップネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる通信装置、通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
通信装置は、受信部、受信制御部、抽出部、判定部、生成部及び送信部を備える。受信部は無線信号を受信する。受信制御部は、受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する。抽出部は、待ち時間の間に受信部により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通する中継点の情報を抽出する。判定部は、伝送経路の総数に対する、共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する。生成部は、判定部の判定結果に基づいて中継点の情報を含む信号を生成する。送信部は、生成部により生成される信号を送信する。
通信システムは、複数の第1の通信装置及び第2の通信装置を含む。第1の通信装置は、第1の生成部、第1の受信部、付加部及び第1の送信部を有する。第1の生成部は伝送対象のデータを生成する。第1の受信部は無線信号を受信する。付加部は、第1の生成部が伝送対象のデータを生成する場合、第1の生成部により生成される伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加する。付加部は、第1の受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、伝送経路の情報に自装置の固有情報を付加する。第1の送信部は、付加部により自装置の固有情報が付加される信号を送信する。
第2の通信装置は、第2の受信部、受信制御部、抽出部、判定部、第2の生成部及び第2の送信部を有する。第2の受信部は無線信号を受信する。受信制御部は、第2の受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する。抽出部は、待ち時間の間に第2の受信部により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通する中継点の情報を抽出する。判定部は、伝送経路の総数に対する、共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する。第2の生成部は、判定部の判定結果に基づいて中継点の情報を含む信号を生成する。第2の送信部は、第2の生成部により生成される信号を送信する。
そして、第1の通信装置は、伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加してアドホック通信により別の第1の通信装置または第2の通信装置へ伝送する。第2の通信装置は、1つ以上の第1の通信装置から伝送対象のデータ及び伝送経路の情報をアドホック通信により受け取り、伝送経路の総数に対する、複数の伝送経路に共通する中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する。
無線マルチホップネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。
図1は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる通信システムにおける伝送経路の一例を示す図である。 図3は、実施の形態にかかる通信装置の一例を示す図である。 図4は、実施の形態にかかる通信装置の別の例を示す図である。 図5は、実施の形態にかかる通信方法の一例を示す図である。 図6は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図である。 図7は、ネットワークの危険な状態に複数段階のレベルを設定する場合の一例を示す図である。 図8は、実施の形態にかかる通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図9は、実施の形態にかかる通信装置の別の例の機能的構成を示す図(その1)である。 図10は、実施の形態にかかる通信装置の別の例の機能的構成を示す図(その2)である。 図11は、受信機から第2の通信装置に送られる設定信号のデータフォーマットの一例を示す図である。 図12は、他のノードからのキャリブレーション命令の信号のデータフォーマットの一例を示す図である。 図13は、センシングデータの信号のデータフォーマットの一例を示す図である。 図14は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図(その1)である。 図15は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図(その2)である。 図16は、実施の形態にかかる通信装置の別の例の機能的構成を示す図である。 図17は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図(その3)である。 図18は、ノードの位置を特定する方法の一例を示す図である。
以下に、この発明にかかる通信装置、通信システム及び通信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。なお、以下の各実施例によりこの発明が限定されるものではない。
・通信システムの一例
図1は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。図1において丸印○は通信装置である。図1に示すように、通信システムは、例えばある対象とする領域1に散在する複数の第1の通信装置2、及び領域1の1つ以上の隅に存在する第2の通信装置3、を含む。第1の通信装置2は、領域1に一様に存在してもよい。また、領域1の1つ以上の隅の外側で、この隅に存在する第2の通信装置3の近くに、受信機4が設けられていてもよい。
図1に示す例では、領域1は矩形状であるが、矩形状に限らない。また、図1に示す例では、受信機4は領域1の四隅に1つずつ、合計で4つ設けられているが、領域1の1つの隅に1つだけ設けられていてもよいし、2つもしくは3つまたは5つ以上の隅にそれぞれ1つずつ設けられていてもよい。
第1の通信装置2は、すぐ隣にいる別の第1の通信装置2、またはすぐ隣に第2の通信装置3がいる場合にはすぐ隣の第2の通信装置3に届き得る程度の出力で、送信先を指定せずに、無線信号をブロードキャストする。第2の通信装置3は、最も近くの受信機4に届き得る程度の出力で、送信先を指定せずに、無線信号をブロードキャストする。第2の通信装置3の設置位置が固定される場合には、第2の通信装置3は、最も近くの受信機4を送信先に指定して無線信号を送信してもよい。
第1の通信装置2と別の第1の通信装置2とはアドホック通信により無線接続し、一方の第1の通信装置2からブロードキャストされる無線信号に含まれる伝送対象のデータが他方の第1の通信装置2へ伝送される。第1の通信装置2と第2の通信装置3とはアドホック通信により無線接続し、第1の通信装置2からブロードキャストされる無線信号に含まれる伝送対象のデータが第2の通信装置3へ伝送される。
第2の通信装置3と受信機4とは、アドホック通信により無線接続し、第2の通信装置3からブロードキャストされる無線信号に含まれる伝送対象のデータが受信機4へ伝送される。従って、いずれかの第1の通信装置2からブロードキャストされる無線信号に含まれる伝送対象のデータは、例えば図1に矢印で示すように、別の第1の通信装置2により次々と中継されながら、第2の通信装置3へ伝送される。
そして、第2の通信装置3により受信される伝送対象のデータは、第2の通信装置3により中継されて受信機4へ伝送される。つまり、実施の形態にかかる通信システムでは、領域1において第1の通信装置2及び第2の通信装置3によって無線マルチホップネットワークが構築される。
第1の通信装置2は、伝送対象のデータを含む無線信号をブロードキャストする際に、伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加する。従って、第1の通信装置2からブロードキャストされて、第2の通信装置3により受信される無線信号には、伝送対象のデータとこのデータの伝送経路の情報とが含まれている。第2の通信装置3により受信される無線信号に伝送経路の情報が含まれていることによって、第2の通信装置3は、第2の通信装置3に至るまでに伝送対象のデータを中継する第1の通信装置2の固有情報を取得することができる。
・伝送経路の一例
図2は、実施の形態にかかる通信システムにおける伝送経路の一例を示す図である。図2において、丸印○は通信装置であり、丸印○の中の数字は各通信装置を識別する固有情報である。この固有情報をIDと称することがある。また、各通信装置をノードと称することがある。従って、丸印○の中の数字は各ノードのIDを表す。
例えばIDが0〜31であるノードは、第1の通信装置2である。IDが0であるノードは、伝送対象のデータを生成し、伝送対象のデータを無線信号に含めて最初にブロードキャストするノードである。例えばIDが32であるノードは、第2の通信装置3である。第2の通信装置3は、伝送対象のデータを受け取る最後のノードである。従って、以下の説明において、第2の通信装置3のノードを末端ノードと称することがある。
例えば図2に示すように、実線で示す伝送経路、破線で示す伝送経路及び一点鎖線で示す伝送経路というように、IDが0であるノードからブロードキャストされる伝送対象のデータが、複数の伝送経路を経てIDが32である末端ノードに届くことがある。例えば実線で示す伝送経路では、伝送対象のデータは、IDが0であるノードから、IDが1、2、3、7、11、16、21、25、29、30及び31であるノードをこの順に経由して、IDが32である末端ノードに至る。
例えば破線で示す伝送経路では、伝送対象のデータは、IDが0であるノードから、IDが4、8、13、14、15、16、17、18、19、24及び28であるノードをこの順に経由して、IDが32である末端ノードに至る。例えば一点鎖線で示す伝送経路では、伝送対象のデータは、IDが0であるノードから、IDが1、2、6、10、11、16、21、22、23、27及び31であるノードをこの順に経由して、IDが32である末端ノードに至る。
図2に示す例では、3つの伝送経路は、IDが0である先頭のノードとIDが32である末端ノードとを除くと、IDが16であるノードを通っている。つまり、IDが16であるノードは、3つの伝送経路に共通のノードである。IDが16である共通のノードが、例えば電力断や故障などの原因により、中継すべき無線信号を受信することができない場合や、中継すべき無線信号をブロードキャストすることができない場合には、IDが32である末端ノードには伝送対象のデータが届かない。
従って、複数の伝送経路に共通のノードが存在する状態は、将来、無線マルチホップネットワークが不能な状態に陥る可能性のある危険な状態である。それゆえ、複数の伝送経路に共通のノードが存在する場合には、通信システムの保守、管理を行う者に対して警告を発するのが望ましい。
・第1の通信装置の一例
図3は、実施の形態にかかる通信装置の一例を示す図である。図3に示す通信装置は、図1に示す通信システムにおける第1の通信装置2の一例である。図3に示すように、第1の通信装置2は、第1の生成部11、第1の受信部12、付加部13及び第1の送信部14を有する。
第1の生成部11は伝送対象のデータを生成する。第1の受信部12は、入力端子15に接続される図示省略するアンテナから入力される無線信号を受信する。第1の受信部12が受信する無線信号には、別の第1の通信装置2により生成される伝送対象のデータ、及びこの伝送対象のデータの伝送経路の情報が含まれていてもよい。
付加部13は、第1の生成部11が伝送対象のデータを生成する場合、第1の生成部11により生成される伝送対象のデータに自ノードのIDを付加する。付加部13は、第1の受信部12が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、伝送経路の情報に自ノードのIDを付加する。第1の送信部14は、伝送対象のデータ及び自ノードのIDを含む伝送経路の情報を含む無線信号を、出力端子16に接続される図示省略するアンテナからブロードキャストする。
・第2の通信装置の一例
図4は、実施の形態にかかる通信装置の別の例を示す図である。図4に示す通信装置は、図1に示す通信システムにおける第2の通信装置3の一例である。図4に示すように、第2の通信装置3は、受信制御部21、第2の受信部22、抽出部23、判定部24、第2の生成部25及び第2の送信部26を有する。
第2の受信部22は、入力端子27に接続される図示省略するアンテナから入力される無線信号を受信する。第2の受信部22が受信する無線信号には、第1の通信装置2により生成される伝送対象のデータ、及びこの伝送対象のデータの伝送経路の情報が含まれていてもよい。
受信制御部21は、第2の受信部22が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する。待ち時間は、第2の受信部22により受信される複数の無線信号に含まれる各伝送経路の距離の差分に基づく時間であってもよい。
図2に示す例において、IDが0である先頭のノードから、実線で示す伝送経路を経て、IDが32である末端ノードに最初に伝送対象のデータが到達するとする。この末端ノードに最初に伝送対象のデータが到達してから、遅くてもこれくらいの時間待てば、破線で示す伝送経路または一点鎖線で示す伝送経路によって伝送対象のデータが末端ノードに到達するであろうと予想される時間を待ち時間としてもよい。このように待ち時間を設定することによって、第2の通信装置3は、同じ先頭のノードから送信される伝送対象のデータを複数の伝送経路から受け取ることができる。
抽出部23は、待ち時間の間に第2の受信部22により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通するノードのIDを抽出する。判定部24は、待ち時間の間に第2の受信部22により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の総数に対する、共通のノードを含む伝送経路の割合に応じて、ネットワークの状態を判定する。
第2の生成部25は、判定部24の判定結果に基づいて共通のノードのIDを含む信号を生成する。例えば、第2の生成部25は、図2に示す例のように、複数の伝送経路に共通のノードが存在する場合、共通のノードのIDを含む信号を生成してもよい。第2の送信部26は、共通のノードのIDを含む無線信号を、出力端子28に接続される図示省略するアンテナからブロードキャストする。
・通信方法の一例
図5は、実施の形態にかかる通信方法の一例を示す図である。図5に示す通信方法は、例えば図3に示す第1の通信装置2により実施されてもよい。本実施例では、図3に示す第1の通信装置2がこの通信方法を実施するとして説明する。
図5に示すように、第1の通信装置2において、第1の生成部11が伝送対象のデータを生成するイベントが発生すると(ステップS1:データ生成)、付加部13は、第1の生成部11により生成される伝送対象のデータに自ノードのIDを付加する(ステップS2)。そして、第1の送信部14は、伝送対象のデータと自ノードのIDとを含む無線信号を、送信先を指定せずにブロードキャストにより送信する(ステップS4)。
一方、第1の通信装置2において、第1の受信部12が無線信号を受信するイベントが発生すると(ステップS1:無線信号受信)、付加部13は、無線信号に含まれる伝送経路の情報に自ノードのIDを付加する(ステップS3)。そして、第1の送信部14は、第1の受信部12により受信される無線信号に含まれる伝送対象のデータと、自ノードのIDが付加されている伝送経路の情報とを含む無線信号を、送信先を指定せずにブロードキャストにより送信する(ステップS4)。送信後、第1の通信装置2は一連の処理を終了する。
・通信方法の別の例
図6は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図である。図6に示す通信方法は、例えば図4に示す第2の通信装置3により実施されてもよい。本実施例では、図4に示す第2の通信装置3がこの通信方法を実施するとして説明する。
図6に示すように、第2の通信装置3において、受信制御部21により制御されている待ち時間の間に、第2の受信部22は1つ以上の第1の通信装置2から複数の無線信号を受信する(ステップS11)。待ち時間が経過すると、抽出部23は、第2の受信部22により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通するノードのIDを抽出する(ステップS12)。
次いで、判定部24は、共通のノードのIDの出現率に基づいてネットワークの状態を判定する(ステップS13)。共通のノードのIDの出現率とは、待ち時間の間に第2の受信部22により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の総数に対する、共通のノードのIDを含む伝送経路の割合のことである。
例えば、待ち時間の間に第2の受信部22により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の全てに同じノードのIDが含まれている場合、すなわち共通のノードのIDの出現率が100%である場合に、判定部24はネットワークが危険な状態にあると判定してもよい。また、ネットワークの危険な状態に複数段階のレベルを設けてもよい。例えば、共通のノードのIDの出現率が第1の閾値以上である場合に注意が必要であると判定し、出現率が第2の閾値以上である場合にネットワークが危険な状態にあると判定してもよい。このように閾値を設け、共通のノードのIDの出現率を閾値と比較することによって、ネットワークの状態を容易に判定することができる。
次いで、第2の生成部25は、判定部24による判定結果に基づいて共通のノードのIDを含む信号を生成する(ステップS14)。例えば、共通のノードのIDの出現率が100%であり、判定部24によりネットワークが危険な状態にあると判定される場合、第2の生成部25が生成する信号には、第2の受信部22により受信される無線信号に含まれる伝送対象のデータと、共通のノードのIDが含まれてもよい。
また、ネットワークの危険な状態に複数段階のレベルが設けられる場合、第2の生成部25が生成する信号には、第2の受信部22により受信される無線信号に含まれる伝送対象のデータと、共通のノードのIDと、危険な状態のレベルが含まれてもよい。また、例えば判定部24によりネットワークが危険な状態にないと判定される場合、第2の生成部25が生成する信号には、第2の受信部22により受信される無線信号に含まれる伝送対象のデータが含まれていればよい。
次いで、第2の送信部26は、第2の生成部25により生成される無線信号を、送信先を指定せずにブロードキャストにより送信する(ステップS15)。あるいは、第2の送信部26は、最も近くの受信機4を送信先に指定して無線信号を送信してもよい。送信後、第2の通信装置3は一連の処理を終了する。
・ネットワークの危険な状態に複数段階のレベルを設定する例
図7は、ネットワークの危険な状態に複数段階のレベルを設定する場合の一例を示す図である。図7に示す図表の上段の例のように、例えば電源断や故障により無線信号の送信または受信を行うことのできないノードがない場合、IDが1であるノードからIDが9であるノードまでの伝送経路が4つあるとする。
この場合、IDが1であるノードとIDが9であるノードとを除く各ノードのIDの出現率は、例えば25%かまたは50%である。例えば第1の閾値及び第2の閾値が50%よりも高い場合、第2の通信装置3の判定部24は、ネットワークが危険な状態にないと判定してもよい。
この状態で図7に示す図表の中段の例のように、例えばIDが3であるノードが電源断や故障により無線信号の送信または受信を行うことのできない状態になるとする。この場合、例えばIDが4、5または8である各ノードのIDの出現率は、例えば66%である。例えば第1の閾値が66%であり、第2の閾値が66%よりも高い場合、判定部24は、注意が必要であると判定してもよい。
この状態で図7に示す図表の下段の例のように、例えばさらにIDが4であるノードが電源断や故障により無線信号の送信または受信を行うことのできない状態になるとする。この場合、例えばIDが2または5である各ノードのIDの出現率は、例えば100%である。例えば第2の閾値が100%である場合、判定部24は、ネットワークが危険な状態にあると判定してもよい。
このように、共通のノードのIDの出現率に基づいてネットワークの状態に対するアラームを段階的に発生させることによって、ネットワークが危険な状態に陥る前の注意を要する段階で代替の伝送経路を設けるようにノードを新設するなどの策を講じることができる。つまり、ネットワークが危険な状態に陥るのを未然に防ぐことができる。従って、より安全な無線マルチホップネットワークが構築され、無線マルチホップネットワークをより安定して運営することができる。
図3に示す通信装置または図5に示す通信方法によれば、伝送対象のデータを生成するか伝送対象のデータを中継するたびに、伝送対象のデータを生成する装置のIDまたは中継する装置のIDが伝送経路の情報に付加される。従って、伝送対象のデータを中継する通信装置のIDを、例えば伝送経路の情報に基づいてネットワークが危険な状態にあるか否かを判定する装置に提供することができる。例えば図4に示す通信装置に伝送経路の情報を提供し、図4に示す通信装置が、伝送経路の情報に基づいてネットワークが危険な状態にあるか否かを判定することによって、無線マルチホップネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。
図4に示す通信装置または図6に示す通信方法によれば、伝送対象のデータの伝送経路の情報に、伝送対象のデータを中継する通信装置のIDが含まれていることによって、伝送対象のデータの複数の伝送経路の情報から共通のIDを抽出することができる。共通のIDが存在するか否かに基づいて、ネットワークが危険な状態にあるか否かを判定することができる。従って、無線マルチホップネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。
図1に示す通信システムによれば、図3に示す通信装置及び図4に示す通信装置によって図5に示す通信方法及び図6に示す通信方法を実施することによって、無線マルチホップネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。
・通信装置のハードウェア構成の一例
図8は、実施の形態にかかる通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示す例は、通信装置をセンサネットワークの各センサノードに適用する例である。本実施の形態にかかるセンサネットワークでは、センサによる検出対象の領域に、センサを有する複数のノードが設置される。各ノードは、それぞれのセンサにより検出される情報を伝送対象のデータとして処理する。そして、各ノードは、送信先を指定せずに伝送対象のデータをブロードキャストする。それによって、伝送対象のデータが、ノード間のマルチホップ通信によって例えば受信機へ伝送される。
図8に示すように、通信装置31は、1つ以上のハーベスタ32、PMU(Power Management Unit、パワーマネジメントユニット)33、及びバッテリもしくはキャパシタ(以下、バッテリ/キャパシタと称する)34を有する。ハーベスタ32は発電部の一例である。バッテリ/キャパシタ34は蓄電部の一例である。
通信装置31は、1つ以上のセンサ35、マイクロプロセッサ(以下、MCU(Micro Control Unit、マイクロコントロールユニット)と称する)36、不揮発メモリ37及びRAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)38を有する。通信装置31は受信部39及び送信部40を有する。センサ35、MCU36、不揮発メモリ37、RAM38、受信部39及び送信部40は、図示省略する内部バスに接続されていてもよい。
センサ35は、設置箇所における監視対象の変化を検出して電気信号に変換する。センサ35の一例として、例えば、設置箇所の圧力を検出する圧電素子、温度を検出する素子、または光を検出する光電素子などが挙げられる。通信装置31は、検出対象の異なる複数のセンサを有していてもよい。センサ35は第1の生成部の一例である。通信装置31は、センサ35を有することによって、監視対象の変化を検出することができる。
MCU36は、センサ35により検出されるデータを処理する。MCU36は、ブートプログラム、及び後述する通信方法を実現するプログラムを含む各種プログラムを実行する。ブートプログラム及び各種プログラムは、不揮発メモリ37に格納されていてもよいし、図示しないROM(Read Only Memory、リードオンリメモリ)に格納されていてもよい。
不揮発メモリ37は、電力供給が途絶えたときにおいてもデータを記憶し続ける。例えば、不揮発メモリ37には、ノード種別、ノードのIDまたは待ち時間の各情報が記憶されてもよい。RAM38は、MCU36の作業領域として使用され、MCU36による処理の一時データを記憶する。
受信部39及び送信部40には、図示しないアンテナが接続される。受信部39は、アンテナにより受信される電波に対して受信処理を行い、MCU36へ電気信号を出力する。送信部40は、MCU36から受け取る電気信号に対して送信処理を行い、アンテナから電波を放射させる。
ハーベスタ32は、通信装置31の設置箇所における外部環境、例えば、光、振動、温度または無線電波(受信電波)などのエネルギー変化に基づいて発電を行う。ハーベスタ32は、センサ35によって検出される変位量に応じて発電を行ってもよい。
バッテリ/キャパシタ34は、ハーベスタ32により発電される電力を蓄える。従って、通信装置31は、二次電池や外部電源などから電力の供給を受ける必要がなく、動作に必要な電力を自装置の内部で生成することができる。なお、通信装置31は、二次電池や外部電源などから電力の供給を受けてもよいし、ハーベスタ32により発電される電力と、二次電池や外部電源などから供給される電力との両方によって動作してもよい。
PMU33は、バッテリ/キャパシタ34に蓄えられる電力を、通信装置31の各部に供給する制御を行う。例えば、PMU33は常時、センサ35に電力を供給してもよい。それによって、センサ35は常時、センシング処理を行える状態となる。PMU33は、センサ35がセンシング処理を行うと、MCU36へ電力を供給してもよい。それによって、MCU36が動作し、センサ35により検出されるデータを処理することができる。PMU33は、MCU36がいずれの処理も行っていない場合、MCU36への電力の供給を停止してもよい。そうすることによって、通信装置31の省電力化を図ることができる。
・第1の通信装置の別の例
図9は、実施の形態にかかる通信装置の別の例の機能的構成を示す図(その1)である。図9に示す通信装置は、図1に示す通信システムにおける第1の通信装置2の別の例であり、センサネットワークのセンサノードとして用いられる。図9に示す第1の通信装置51は、例えば図8に示すハードウェア構成におけるMCU36が、後述する通信方法を実現するプログラムを実行することによって実現される。第1の通信装置51のハードウェア構成が図8に示す構成である場合、不揮発メモリ37には、自ノードの種別及び自ノードのIDの各情報が記憶されていてもよい。
図9に示すように、第1の通信装置51は、信号種別判断部52及び受信信号ノードID付加部53を有する。信号種別判断部52は、受信部39により受信される信号の種別を判断する。例えば、信号種別判断部52は、受信部39により受信される信号の先頭ビットの値に基づいて、信号の種別を判断してもよい。
信号の種別としては、例えば他のノードからのキャリブレーション命令の信号、または自ノードもしくは他のノードのセンサ35により検出されるセンシングデータの信号がある。例えば、信号の先頭ビットの値が1である場合、信号の種別は他のノードからのキャリブレーション命令の信号であってもよい。例えば、信号の先頭ビットの値が2である場合、信号の種別はセンシングデータの信号であってもよい。各種信号のデータフォーマット例については後述する。
受信信号ノードID付加部53は、伝送対象のデータに自ノードのIDを付加する。受信信号ノードID付加部53は付加部の一例である。
・第2の通信装置の別の例
図10は、実施の形態にかかる通信装置の別の例の機能的構成を示す図(その2)である。図10に示す通信装置は、図1に示す通信システムにおける第2の通信装置3の別の例であり、センサネットワークのセンサノードとして用いられる。図10に示す第2の通信装置61は、例えば図8に示すハードウェア構成におけるMCU36が、後述する通信方法を実現するプログラムを実行することによって実現される。第2の通信装置61のハードウェア構成が図8に示す構成である場合、不揮発メモリ37には、自ノードの種別、自ノードのID及び待ち時間の各情報が記憶されていてもよい。
図10に示すように、第2の通信装置61は、信号種別判断部62、信号待ち時間設定部63、受信信号待ち制御部64、ノードIDアンド演算部65、状態判定部66及びデータ信号付加部67を有する。信号種別判断部62は、受信部39により受信される信号の種別を判断する。例えば、信号種別判断部62は、受信部39により受信される信号の先頭ビットの値に基づいて、信号の種別を判断してもよい。信号種別判断部62は判断部の一例である。
信号の種別としては、例えば受信機4(図1参照)から末端ノードである第2の通信装置61に送られる設定信号、または自ノードもしくは他のノードのセンサ35により検出されるセンシングデータの信号がある。例えば、信号の先頭ビットの値が0である場合、信号の種別は受信機4から第2の通信装置61に送られる設定信号であってもよい。例えば、信号の先頭ビットの値が2である場合、信号の種別はセンシングデータの信号であってもよい。各種信号のデータフォーマット例については後述する。
信号待ち時間設定部63は、受信機4から第2の通信装置61に送られる設定信号に含まれる待ち時間の情報に基づいて、例えば不揮発メモリ37に待ち時間の情報を記憶させる。それによって、受信部39が無線信号の受信を待つ時間が設定される。信号待ち時間設定部63は設定部の一例である。
受信信号待ち制御部64は、信号待ち時間設定部63により設定される待ち時間の間、受信部39を動作させ、受信部39が無線信号を受信できる状態に保つ。受信信号待ち制御部64は受信制御部の一例である。
ノードIDアンド演算部65は、待ち時間の間に受信部39により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報に基づいて、複数の伝送経路に共通するノードのIDが存在するかを判断する。ノードIDアンド演算部65は、共通するノードのIDが存在する場合には、共通するノードのIDを抽出する。例えば、ノードIDアンド演算部65は、複数の伝送経路の情報に対してアンド演算を行うことによって、共通するノードのIDを抽出してもよい。ノードIDアンド演算部65は抽出部の一例である。
状態判定部66は、ノードIDアンド演算部65によって共通するノードのIDが抽出される場合には、ネットワークが危険な状態にあると判断してもよい。状態判定部66は、ノードIDアンド演算部65によって共通するノードのIDが抽出されない場合には、ネットワークが危険な状態にないと判断してもよい。あるいは、状態判定部66は、上述するように、共通するノードのIDの出現率に基づいてネットワークの状態を判定してもよい。状態判定部66は判定部の一例である。
データ信号付加部67は、状態判定部66によってネットワークが危険な状態にあると判断される場合、受信部39により受信される無線信号に含まれる伝送対象のデータに、共通のノードのIDを付加する。データ信号付加部67は第2の生成部の一例である。
・データフォーマットの一例
図11は、受信機から第2の通信装置に送られる設定信号のデータフォーマットの一例を示す図である。図11において、「信号種別」と記されている先頭ビット71には例えば0が格納される。先頭ビット71に続く「待ち時間」と記されているビット72には、待ち時間を表す値がミリ秒の単位で格納される。例えばデータが「0,0x0010」であれば、この信号は受信機から第2の通信装置に送られる設定信号であり、待ち時間が16msである、ということを表す。
図12は、他のノードからのキャリブレーション命令の信号のデータフォーマットの一例を示す図である。図12において、「信号種別」と記されている先頭ビット73には例えば1が格納される。先頭ビット73に続く「経由ID情報」と記されているビット74には、経由するノードのIDが例えば経由する順に格納される。例えばデータが「1,0x0000,0x0001,・・・」であれば、この信号は他のノードからのキャリブレーション命令の信号であり、IDが0であるノード、IDが1であるノード、・・・を経由している、ということを表す。
図13は、センシングデータの信号のデータフォーマットの一例を示す図である。図13において、「信号種別」と記されている先頭ビット75には例えば2が格納される。先頭ビット75に続く「検出情報」と記されているビット76には、自ノードもしくは他のノードのセンサ35により検出されるセンシングデータが格納される。「検出情報」と記されているビット76に続く「経由ID情報」と記されているビット77には、経由するノードのIDが例えば経由する順に格納される。例えばデータが「2,0xXXXX,0x0010,0x0033,・・・」であれば、この信号はセンシングデータの信号であり、センシングデータが0xXXXXであり、IDが16であるノード、IDが51であるノード、・・・を経由している、ということを表す。
・通信方法の別の例
図14は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図(その1)である。図14に示す通信方法は、例えば図9に示す第1の通信装置51により実施されてもよい。本実施例では、図9に示す第1の通信装置51がこの通信方法を実施するとして説明する。
図14に示すように、第1の通信装置51において、センサ35がセンシング処理を行うイベントが発生すると(ステップS21:センシング)、MCU36はブート処理を行う(ステップS22)。そして、MCU36はセンシングデータのデータ処理を行う(ステップS23)。次いで、受信信号ノードID付加部53は、センシングデータのデータ処理結果に対して自ノードのIDを付加する(ステップS24)。次いで、送信部40は、センシングデータのデータ処理結果及び自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS25)。そして、第1の通信装置51はスリープ状態に遷移し(ステップS26)、一連の処理を終了する。
一方、第1の通信装置51において、受信部39が無線信号を受信するイベントが発生すると(ステップS21:無線信号受信)、MCU36はブート処理を行う(ステップS27)。そして、信号種別判断部52は受信信号を解析し、信号の種別を取得する(ステップS28)。信号の種別が他ノードからのセンシングデータの信号である場合(ステップS28:データ信号)、他ノードからのセンシングデータに対して自ノードのIDを付加する(ステップS24)。次いで、送信部40は、他ノードからのセンシングデータ及び自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS25)。そして、第1の通信装置51はスリープ状態に遷移し(ステップS26)、一連の処理を終了する。
また、信号の種別が他ノードからのキャリブレーション命令の信号である場合(ステップS28:他ノードからのキャリブレーション信号)、受信信号ノードID付加部53は自ノードのIDを付加する(ステップS29)。次いで、送信部40は、自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS25)。そして、第1の通信装置51はスリープ状態に遷移し(ステップS26)、一連の処理を終了する。
・通信方法の別の例
図15は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図(その2)である。図15に示す通信方法は、例えば図10に示す第2の通信装置61により実施されてもよい。本実施例では、図10に示す第2の通信装置61がこの通信方法を実施するとして説明する。
図15に示すように、第2の通信装置61において、センサ35がセンシング処理を行うイベントが発生すると(ステップS31:センシング)、MCU36はブート処理を行う(ステップS32)。そして、MCU36はセンシングデータのデータ処理を行う(ステップS33)。次いで、データ信号付加部67は、センシングデータのデータ処理結果に対して自ノードのIDを付加する(ステップS34)。次いで、送信部40は、センシングデータのデータ処理結果及び自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS35)。そして、第2の通信装置61はスリープ状態に遷移し(ステップS36)、一連の処理を終了する。
一方、第2の通信装置61において、受信部39が無線信号を受信するイベントが発生すると(ステップS31:無線信号受信)、MCU36はブート処理を行う(ステップS37)。そして、信号種別判断部62は受信信号を解析し、信号の種別を取得する(ステップS38)。信号の種別が他ノードからのセンシングデータの信号である場合(ステップS38:データ信号)、受信信号待ち制御部64は、待ち時間が経過するまで(ステップS39:No)、別の無線信号の受信を待つように受信部39を制御する。
待ち時間が経過すると(ステップS39:Yes)、ノードIDアンド演算部65は、受信部39により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報に対して例えばアンド演算を行い、複数の伝送経路に共通するノードのIDを抽出する(ステップS40)。次いで、状態判定部66は、ノードIDアンド演算部65の演算結果に基づいて、複数の伝送経路に共通するノードのIDがあるか否かを判断する(ステップS41)。
共通するノードのIDがある場合(ステップS41:Yes)、状態判定部66は、ネットワークが危険な状態にあると判断し、共通するノードのIDをデータ信号付加部67へ通知する。データ信号付加部67は、他ノードからのセンシングデータに、共通するノードのIDを付加し、センシングデータ及び共通するノードのIDを含む送信データを生成する(ステップS42)。
共通するノードのIDがない場合(ステップS41:No)、状態判定部66は、ネットワークが危険な状態にないと判断する。それによって、データ信号付加部67は、他ノードからのセンシングデータを含む送信データを生成する(ステップS43)。ステップS43において生成される送信データには、共通するノードのIDは含まれない。
次いで、送信部40は、ステップS42またはステップS43において生成される送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS35)。そして、第2の通信装置61はスリープ状態に遷移し(ステップS36)、一連の処理を終了する。
一方、信号種別判断部62による受信信号の解析の結果、信号の種別が受信機から第2の通信装置に送られる設定信号である場合(ステップS38:受信機からの設定信号)、MCU36は自ノードが末端ノードであることを登録する(ステップS44)。例えば、MCU36は、不揮発メモリ37に末端ノードであることを表すデータを記憶させることによって、末端ノードであることを登録してもよい。
また、信号待ち時間設定部63は、待ち時間を登録する(ステップS45)。例えば、信号待ち時間設定部63は、不揮発メモリ37に待ち時間を表すデータを記憶させることによって、待ち時間を登録してもよい。ステップS44における末端ノードの登録処理とステップS45における待ち時間の登録処理とは、いずれが先でもよい。
次いで、データ信号付加部67は自ノードのIDを付加する(ステップS46)。次いで、送信部40は、自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS35)。そして、第2の通信装置61はスリープ状態に遷移し(ステップS36)、一連の処理を終了する。
・通信装置の別の例
図16は、実施の形態にかかる通信装置の別の例の機能的構成を示す図である。図16に示す通信装置81は、図1に示す通信システムにおける第1の通信装置2及び第2の通信装置3のいずれにも用いることができるものであり、センサネットワークのセンサノードとして用いられる。図16に示す通信装置81は、例えば図8に示すハードウェア構成におけるMCU36が、後述する通信方法を実現するプログラムを実行することによって実現される。通信装置81のハードウェア構成が図8に示す構成である場合、不揮発メモリ37には、自ノードの種別、自ノードのID及び待ち時間の各情報が記憶されていてもよい。
図16に示すように、通信装置81は、信号種別判断部82、受信信号ノードID付加部83、ノード種別判断部84、信号待ち時間設定部85、受信信号待ち制御部86、ノードIDアンド演算部87、状態判定部88及びデータ信号付加部89を有する。
信号種別判断部82は、受信部39により受信される信号の種別を判断する。例えば、信号種別判断部82は、受信部39により受信される信号の先頭ビットの値に基づいて、信号の種別を判断してもよい。信号種別判断部82は判断部の一例である。
信号の種別としては、例えば通信装置81が末端ノードである場合に受信機4(図1参照)から通信装置81に送られる設定信号がある。また、通信装置81が末端ノードでない場合に他のノードから送られるキャリブレーション命令の信号がある。また、自ノードもしくは他のノードのセンサ35により検出されるセンシングデータの信号がある。
例えば、信号の先頭ビットの値が0である場合、信号の種別は受信機4から末端ノードである通信装置81に送られる設定信号であってもよい。例えば、信号の先頭ビットの値が1である場合、信号の種別は他のノードからのキャリブレーション命令の信号であってもよい。例えば、信号の先頭ビットの値が2である場合、信号の種別はセンシングデータの信号であってもよい。各種信号のデータフォーマット例については前述の通りである。
受信信号ノードID付加部83は付加部の一例であり、例えば図9に示す第1の通信装置51における受信信号ノードID付加部53と同様である。従って、重複する説明を省略する。
ノード種別判断部84は、自ノードが末端ノードであるか否かを判断する。ノード種別判断部84は、例えば末端ノードであることを表すデータが不揮発メモリ37に記憶されている場合に、自ノードが末端ノードであると判断し、末端ノードであることを表すデータが不揮発メモリ37に記憶されていない場合に、自ノードは末端ノードでないと判断してもよい。
信号待ち時間設定部85は設定部の一例であり、例えば図10に示す第2の通信装置61における信号待ち時間設定部63と同様である。従って、重複する説明を省略する。
受信信号待ち制御部86は受信制御部の一例であり、例えば図10に示す第2の通信装置61における受信信号待ち制御部64と同様である。従って、重複する説明を省略する。
ノードIDアンド演算部87は抽出部の一例であり、例えば図10に示す第2の通信装置61におけるノードIDアンド演算部65と同様である。従って、重複する説明を省略する。
状態判定部88は判定部の一例であり、例えば図10に示す第2の通信装置61における状態判定部66と同様である。従って、重複する説明を省略する。
データ信号付加部89は第2の生成部の一例であり、例えば図10に示す第2の通信装置61におけるデータ信号付加部67と同様である。従って、重複する説明を省略する。
・通信方法の別の例
図17は、実施の形態にかかる通信方法の別の例を示す図(その3)である。図17に示す通信方法は、例えば図16に示す通信装置81により実施されてもよい。本実施例では、図16に示す通信装置81がこの通信方法を実施するとして説明する。
図17に示すように、通信装置81において、センサ35がセンシング処理を行うイベントが発生すると(ステップS51:センシング)、MCU36はブート処理を行う(ステップS52)。そして、MCU36はセンシングデータのデータ処理を行う(ステップS53)。
次いで、自ノードが末端ノードでない場合、受信信号ノードID付加部83は、センシングデータのデータ処理結果に対して自ノードのIDを付加する。自ノードが末端ノードである場合、データ信号付加部89は、センシングデータのデータ処理結果に対して自ノードのIDを付加する(ステップS54)。
次いで、送信部40は、センシングデータのデータ処理結果及び自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS55)。そして、通信装置81はスリープ状態に遷移し(ステップS56)、一連の処理を終了する。
一方、通信装置81において、受信部39が無線信号を受信するイベントが発生すると(ステップS51:無線信号受信)、MCU36はブート処理を行う(ステップS57)。そして、信号種別判断部82は受信信号を解析し、信号の種別を取得する(ステップS58)。信号の種別が他ノードからのセンシングデータの信号である場合(ステップS58:データ信号)、ノード種別判断部84は、自ノードが末端ノードであるか否かを判断する(ステップS59)。
自ノードが末端ノードでない場合(ステップS59:No)、受信信号ノードID付加部83は、センシングデータのデータ処理結果に対して自ノードのIDを付加する(ステップS54)。次いで、送信部40は、センシングデータのデータ処理結果及び自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS55)。そして、通信装置81はスリープ状態に遷移し(ステップS56)、一連の処理を終了する。
自ノードが末端ノードである場合(ステップS59:Yes)、受信信号待ち制御部86は、待ち時間が経過するまで(ステップS60:No)、別の無線信号の受信を待つように受信部39を制御する。
待ち時間が経過すると(ステップS60:Yes)、ノードIDアンド演算部87は、受信部39により受信される複数の無線信号に含まれる伝送経路の情報に対して例えばアンド演算を行い、複数の伝送経路に共通するノードのIDを抽出する(ステップS61)。次いで、状態判定部88は、ノードIDアンド演算部87の演算結果に基づいて、複数の伝送経路に共通するノードのIDがあるか否かを判断する(ステップS62)。
共通するノードのIDがある場合(ステップS62:Yes)、状態判定部88は、ネットワークが危険な状態にあると判断し、共通するノードのIDをデータ信号付加部89へ通知する。データ信号付加部89は、他ノードからのセンシングデータに、共通するノードのIDを付加し、センシングデータ及び共通するノードのIDを含む送信データを生成する(ステップS63)。
共通するノードのIDがない場合(ステップS62:No)、状態判定部88は、ネットワークが危険な状態にないと判断する。それによって、データ信号付加部89は、他ノードからのセンシングデータを含む送信データを生成する(ステップS64)。ステップS64において生成される送信データには、共通するノードのIDは含まれない。
次いで、送信部40は、ステップS63またはステップS64において生成される送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS55)。そして、通信装置81はスリープ状態に遷移し(ステップS56)、一連の処理を終了する。
一方、信号種別判断部82による受信信号の解析の結果、信号の種別が受信機から末端ノードである通信装置81に送られる設定信号である場合(ステップS58:受信機からの設定信号)、MCU36は自ノードが末端ノードであることを登録する(ステップS65)。例えば、MCU36は、不揮発メモリ37に末端ノードであることを表すデータを記憶させることによって、末端ノードであることを登録してもよい。
また、信号待ち時間設定部85は、待ち時間を登録する(ステップS66)。例えば、信号待ち時間設定部85は、不揮発メモリ37に待ち時間を表すデータを記憶させることによって、待ち時間を登録してもよい。ステップS65における末端ノードの登録処理とステップS66における待ち時間の登録処理とは、いずれが先でもよい。
次いで、データ信号付加部89は自ノードのIDを付加する(ステップS67)。次いで、送信部40は、自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS55)。そして、通信装置81はスリープ状態に遷移し(ステップS56)、一連の処理を終了する。
一方、信号種別判断部82による受信信号の解析の結果、信号の種別が他ノードからのキャリブレーション命令の信号である場合(ステップS58:他ノードからのキャリブレーション信号)、受信信号ノードID付加部83は自ノードのIDを付加する(ステップS68)。次いで、送信部40は、自ノードのIDを含む送信データをブロードキャストにより送信する処理を行う(ステップS55)。そして、通信装置81はスリープ状態に遷移し(ステップS56)、一連の処理を終了する。
・ノードの位置を特定する方法の一例
図18は、ノードの位置を特定する方法の一例を示す図である。図18に示すように、例えば領域1の周囲に位置の判明している受信機4a,4b,4c,4dが配置される。第1の受信機4aの座標を例えば(0,0)とし、第2の受信機4bの座標を例えば(100,0)とし、第3の受信機4cの座標を例えば(0,100)とする。第1の受信機4a、第2の受信機4b及び第3の受信機4cは第3の通信装置の一例である。第4の受信機4dの座標を例えば(100,100)とする。領域1内のIDがnであるノードの座標を(x,y)とする。nは0以上の整数である。
領域1内の各ノードの位置を特定するキャリブレーションを行う際、第4の受信機4dは、領域1内の各ノードに対して、IDを通知する命令の信号を発する。領域1内の各ノードは、IDを通知する命令の信号を受信すると、自ノードのIDを含むデータの信号を他のノードへブロードキャストする。領域1内の他のノードは、ブロードキャストされる信号を受信すると、データに自ノードのIDを追加し、データの信号を他のノードへブロードキャストする。このように、領域1内の各ノードは、ノード間のアドホック通信を繰り返す。
第1の受信機4aにIDがnであるノードからのIDが到達する時間をT1とする。第2の受信機4bにIDがnであるノードからのIDが到達する時間をT2とする。第3の受信機4cにIDがnであるノードからのIDが到達する時間をT3とする。IDがnであるノードから第1の受信機4aまでの距離をL1とする。IDがnであるノードから第2の受信機4bまでの距離をL2とする。IDがnであるノードから第3の受信機4cまでの距離をL3とする。
各受信機4a,4b,4c,4dは、例えば図示省略するサーバに無線または有線により接続されていてもよい。第1の受信機4aは、サーバに、IDを通知する命令の信号を発する時刻を通知してもよい。第2の受信機4b、第3の受信機4c及び第4の受信機4dは、それぞれサーバに、領域1内の各ノードからのIDが到達する時間T1、T2及びT3を通知してもよい。サーバは、第2の受信機4b、第3の受信機4c及び第4の受信機4dの座標を記憶していてもよい。
サーバは、例えば次の(1)式、(2)式及び(3)式の計算を行う。ただし、tはノード間の1ホップに要する時間であり、dは領域1内のノードの密度である。(1)式〜(3)式に基づいて、IDがnであるノードの座標(x,y)を特定することができる。
Figure 0006020579
図9に示す通信装置または図14に示す通信方法によれば、センサネットワークにおいてセンシングデータを生成するかセンシングデータを中継するたびに、センサノードのIDが伝送経路の情報に付加される。従って、センシングデータを中継するノードのIDを、例えば伝送経路の情報に基づいてネットワークが危険な状態にあるか否かを判定するノードに提供することができる。例えば図10に示す末端ノードに伝送経路の情報を提供し、図10に示す末端ノードが、伝送経路の情報に基づいてネットワークが危険な状態にあるか否かを判定することによって、センサネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。
図10に示す通信装置または図15に示す通信方法によれば、センシングデータの伝送経路の情報に、センシングデータを中継するノードのIDが含まれていることによって、センシングデータの複数の伝送経路の情報から共通のIDを抽出することができる。共通のIDが存在するか否かに基づいて、ネットワークが危険な状態にあるか否かを判定することができる。従って、センサネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。
図16に示す通信装置または図17に示す通信方法によれば、センサネットワークにおいて伝送経路が危険な状態になっていることを検出することができる。また、同じ通信装置81を末端ノード及び末端ノード以外のノードの何れにも用いることができる。従って、末端ノード用の通信装置と末端ノード以外のノード用の通信装置とを別々に製造する必要がない。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)無線信号を受信する受信部と、
前記受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する受信制御部と、
前記待ち時間の間に前記受信部により受信される複数の前記無線信号に含まれる前記伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出する抽出部と、
前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて前記中継点の情報を含む信号を生成する生成部と、
前記生成部により生成される信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記2)前記伝送経路の情報は、前記伝送対象のデータの伝送を通信装置間のアドホック通信により中継する中継点の固有情報を含むことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記待ち時間は、前記各伝送経路の距離の差分に基づく時間であることを特徴とする付記1または2に記載の通信装置。
(付記4)前記判定部は、前記割合が閾値以上であるときにネットワークが危険状態にあると判定することを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置。
(付記5)前記受信部により受信される無線信号が、前記伝送対象のデータ及び前記伝送経路の情報を含む無線信号であるか、待ち時間の情報を含む無線信号であるかを判断する判断部と、
前記判断部によって、前記受信部により受信される無線信号が、待ち時間の情報を含む無線信号であると判断される場合、前記待ち時間の情報に基づいて前記待ち時間を設定する設定部と、
を備えることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載の通信装置。
(付記6)伝送対象のデータを生成する生成部と、
無線信号を受信する受信部と、
前記生成部が伝送対象のデータを生成する場合、前記生成部により生成される伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加し、前記受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、前記伝送経路の情報に自装置の固有情報を付加する付加部と、
前記付加部により自装置の固有情報が付加される信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記7)前記伝送経路の情報は、前記伝送対象のデータの伝送を通信装置間のアドホック通信により中継する中継点の固有情報を含むことを特徴とする付記6に記載の通信装置。
(付記8)監視対象の変化を電気信号に変換するセンサを備えることを特徴とする付記1乃至7のいずれか一項に記載の通信装置。
(付記9)電力を発生する発電部と、
前記発電部により発電される電力を蓄える蓄電部と、
を備え、
前記発電部により発電される電力または前記蓄電部に蓄えられる電力によって動作することを特徴とする付記1乃至8のいずれか一項に記載の通信装置。
(付記10)伝送対象のデータを生成する第1の生成部と、
無線信号を受信する第1の受信部と、
前記第1の生成部が伝送対象のデータを生成する場合、前記第1の生成部により生成される伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加し、前記第1の受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、前記伝送経路の情報に自装置の固有情報を付加する付加部と、
前記付加部により自装置の固有情報が付加される信号を送信する第1の送信部と、
を備える複数の第1の通信装置と、
無線信号を受信する第2の受信部と、
前記第2の受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する受信制御部と、
前記待ち時間の間に前記第2の受信部により受信される複数の前記無線信号に含まれる前記伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出する抽出部と、
前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて前記中継点の情報を含む信号を生成する第2の生成部と、
前記第2の生成部により生成される信号を送信する第2の送信部と、
を備える第2の通信装置と、
を含み、
前記第1の通信装置は、伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加してアドホック通信により別の前記第1の通信装置または前記第2の通信装置へ伝送し、
前記第2の通信装置は、1つ以上の前記第1の通信装置から前記伝送対象のデータ及び前記伝送経路の情報をアドホック通信により受け取り、前記伝送経路の総数に対する、複数の前記伝送経路に共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定することを特徴とする通信システム。
(付記11)位置の判明している3つ以上の第3の通信装置を含み、
前記第1の通信装置または前記第2の通信装置のそれぞれから前記各第3の通信装置へのアドホック通信によるデータの伝送に要する時間に基づいて、前記第1の通信装置または前記第2の通信装置のそれぞれの位置を特定することを特徴とする付記10に記載の通信システム。
(付記12)複数の無線信号を受信し、
複数の前記無線信号に含まれる伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出し、
前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定し、
判定結果に基づいて前記共通の中継点の情報を含む信号を生成し、
前記共通の中継点の情報を含む信号を送信することを特徴とする通信方法。
(付記13)伝送対象のデータを生成するか、または無線信号を受信し、
伝送対象のデータを生成する場合、生成される伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加し、
伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、前記伝送経路の情報に自装置の固有情報を付加し、
自装置の固有情報が付加される信号を送信することを特徴とする通信方法。
2,51 第1の通信装置
3,61 第2の通信装置
4a,4b,4c,4d 受信機
11 第1の生成部
12 第1の受信部
13 付加部
14 第1の送信部
21 受信制御部
22 第2の受信部
23 抽出部
24 判定部
25 第2の生成部
26 第2の送信部
32 ハーベスタ
34 バッテリ/キャパシタ
35 センサ
53,83 受信信号ノードID付加部
62,82 信号種別判断部
63,85 信号待ち時間設定部
64,86 受信信号待ち制御部
65,87 ノードIDアンド演算部
66,88 状態判定部
67,89 データ信号付加部
81 通信装置

Claims (13)

  1. 無線信号を受信する受信部と、
    前記受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する受信制御部と、
    前記待ち時間の間に前記受信部により受信される複数の前記無線信号に含まれる前記伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出する抽出部と、
    前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて前記中継点の情報を含む信号を生成する生成部と、
    前記生成部により生成される信号を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記伝送経路の情報は、前記伝送対象のデータの伝送を通信装置間のアドホック通信により中継する中継点の固有情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記待ち時間は、前記各伝送経路の距離の差分に基づく時間であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記判定部は、前記割合が閾値以上であるときにネットワークが危険状態にあると判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 伝送対象のデータを生成する第1の生成部と、
    無線信号を受信する受信部と、
    前記受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、自ノードが末端ノードであるか否かを判断する判断部と、
    前記第1の生成部が伝送対象のデータを生成する場合、前記第1の生成部により生成される伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加し、前記判断部が、自ノードが末端ノードではないと判断する場合、前記伝送経路の情報に自装置の固有情報を付加する付加部と、
    前記判断部が、自ノードが末端ノードであると判断する場合、前記受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する受信制御部と、
    前記待ち時間の間に前記受信部により受信される複数の前記無線信号に含まれる前記伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出する抽出部と、
    前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて前記中継点の情報を含む信号を生成する第2の生成部と、
    前記付加部により自装置の固有情報が付加される信号、または、前記第2の生成部により生成される信号を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 前記伝送経路の情報は、前記伝送対象のデータの伝送を通信装置間のアドホック通信により中継する中継点の固有情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 伝送対象のデータを生成する第1の生成部と、
    無線信号を受信する第1の受信部と、
    前記第1の生成部が伝送対象のデータを生成する場合、前記第1の生成部により生成される伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加し、前記第1の受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む無線信号を受信する場合、前記伝送経路の情報に自装置の固有情報を付加する付加部と、
    前記付加部により自装置の固有情報が付加される信号を送信する第1の送信部と、
    を備える複数の第1の通信装置と、
    無線信号を受信する第2の受信部と、
    前記第2の受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御する受信制御部と、
    前記待ち時間の間に前記第2の受信部により受信される複数の前記無線信号に含まれる前記伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出する抽出部と、
    前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて前記中継点の情報を含む信号を生成する第2の生成部と、
    前記第2の生成部により生成される信号を送信する第2の送信部と、
    を備える第2の通信装置と、
    を含み、
    前記第1の通信装置は、伝送対象のデータに自装置の固有情報を付加してアドホック通信により別の前記第1の通信装置または前記第2の通信装置へ伝送し、
    前記第2の通信装置は、1つ以上の前記第1の通信装置から前記伝送対象のデータ及び前記伝送経路の情報をアドホック通信により受け取り、前記伝送経路の総数に対する、複数の前記伝送経路に共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定することを特徴とする通信システム。
  8. 位置の判明している3つ以上の第3の通信装置を含み、
    前記第1の通信装置または前記第2の通信装置のそれぞれから前記各第3の通信装置へのアドホック通信によるデータの伝送に要する時間に基づいて、前記第1の通信装置または前記第2の通信装置のそれぞれの位置を特定することを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
  9. 複数の無線信号を受信し、
    複数の前記無線信号に含まれる伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出し、
    前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定し、
    判定結果に基づいて前記共通の中継点の情報を含む信号を生成し、
    前記共通の中継点の情報を含む信号を送信することを特徴とする通信方法。
  10. コンピュータに、
    無線信号を受信する受信部が、伝送対象のデータ及び伝送経路の情報を含む複数の無線信号を受信するのを待つ待ち時間を制御し、
    前記待ち時間の間に前記受信部により受信される複数の前記無線信号に含まれる前記伝送経路の情報から、複数の伝送経路に共通の中継点の情報を抽出し、
    前記伝送経路の総数に対する、前記共通の中継点を含む伝送経路の割合に応じてネットワークの状態を判定し、
    判定した判定結果に基づいて前記中継点の情報を含む信号を生成し、
    生成した信号を送信する、
    処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  11. 前記伝送経路の情報は、前記伝送対象のデータの伝送を通信装置間のアドホック通信により中継する中継点の固有情報を含むことを特徴とする請求項10に記載の制御プログラム。
  12. 前記待ち時間は、前記各伝送経路の距離の差分に基づく時間であることを特徴とする請求項10または11に記載の制御プログラム。
  13. 前記判定する処理は、前記割合が閾値以上であるときにネットワークが危険状態にあると判定することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の制御プログラム。
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