JP5038813B2 - 無線センサ装置及び無線センサ装置の起動制御方法 - Google Patents

無線センサ装置及び無線センサ装置の起動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、センシング及びルーティングを行う無線センサ装置及びこれの起動制御方法に関する。
センサネットワークは、センシング及びルーティングを行う複数の無線センサ装置により構築される。即ち、センサネットワークでは複数の無線センサ装置が個々にセンシングを行って得た情報を互いに送受信し、上記情報をサーバで収集することにより複雑な状況や環境を把握することができる。
非特許文献1記載のセンサネットワークでは、各無線センサ装置が自装置のカバーするセンシング範囲を他装置に通知する。各無線センサ装置は、このようにして得た他装置のセンシング範囲と自装置のセンシング範囲が重複するか否かを判断し、両センシング範囲が重複すれば自装置の電源をオフにする。従って、非特許文献1記載のセンサネットワークでは、無線センサ装置間でセンシング範囲の重複が存在すればネットワーク全体での消費電力を低減することができる。
D. Tian and ND. Georganas. A Converage-Preserving Node Scheduling Scheme for Large Wireless Sensor Networks. Wireless Sensor Networks and Applications, pp. 32-41 (2002)
非特許文献1記載のセンサネットワークでは、無線センサ装置間にセンシング範囲の重複が存在しなければ消費電力の低減効果は得られない。即ち、非特許文献1記載のセンサネットワークでは、センシング範囲が他装置と重複していない大部分の無線センサ装置が定常起動状態であるため、ネットワーク全体での消費電力の大幅な低減は見込めない。
従って、本発明は消費電力を低減可能な無線センサ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る無線センサ装置は、センサネットワークを構成する無線センサ装置において、主電源と;前記主電源からの電力供給を受けて動作し、センシング及びセンシングにより得られる第1センシング情報を経路情報に従ってサーバに向けて送信する第1のルーティング及び他の無線センサ装置からの第2センシング情報を前記経路情報に従って前記サーバに向けて送信する第2のルーティングを行うセンサ部と;前記主電源から供給される電荷を蓄積するキャパシタを含み、該キャパシタの自己放電を利用して限時動作を行うタイマと;前記タイマが所定時刻に前記限時動作を行うように前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御する第1の制御スイッチと;前記他の無線センサ装置からの無線信号を電力に変換して制御信号を出力する整流器と;前記タイマが前記限時動作の状態にあるとき前記制御信号を受けると前記主電源から前記センサ部への電力供給を開始させる第2の制御スイッチと;を具備する。
本発明の他の態様に係る無線センサ装置の起動制御方法は、主電源と、前記主電源からの電力供給を受けて動作し、センシング及びセンシングにより得られる第1センシング情報を経路情報に従ってサーバに向けて送信する第1のルーティング及び他の無線センサ装置からの第2センシング情報を前記経路情報に従って前記サーバに向けて送信する第2のルーティングを行うセンサ部とを備え、センサネットワークを構成する無線センサ装置の起動制御方法において;前記主電源から供給される電荷を蓄積するキャパシタを含み、該キャパシタの自己放電を利用して限時動作を行うタイマが所定時刻に前記限時動作を行うように前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御し;前記他の無線センサ装置からの無線信号を電力に変換して制御信号を出力し;前記タイマが前記限時動作の状態にあるとき前記制御信号を受けると前記主電源から前記センサ部への電力供給を開始させる。
本発明によれば、タイマによって起動時刻を管理することにより消費電力を低減可能な無線センサ装置を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る無線センサ装置は、アンテナ101、高感度整流器102、制御スイッチであるリレー103、104及び106、タイマ105、主電源107及びセンサ部110を有する。センサ部110は、CPU111、ディスク112、無線通信部113、メモリ114及びセンサ素子115を含む。センサ素子115は、例えば温度、湿度及び圧力などの物理量あるいは位置情報などをセンシングする。
アンテナ101は、他の無線センサ装置からの無線信号を受信する。高感度整流器102は、アンテナ101によって受信された無線信号を電力に変換し、この電力を制御信号として用いてリレー103を制御する。
リレー103は、例えば半導体素子で構成されるソリッド・ステート・リレーであって、主電源107からセンサ部110への電力供給を制御する。即ち、無線センサ装置が待機状態に遷移する際にセンサ部110から供給される電力によって、リレー106は主電源107からセンサ部110への電力供給を停止する。また、無線センサ装置が起動状態に遷移する際にリレー106は、高感度整流器102及びリレー106から供給される電力に基づいて主電源107からセンサ部110への電力供給を開始する。リレー104は、センサ部110によって制御され、主電源107からタイマ105への電荷の供給を制御する。
タイマ105は、例えばキャパシタの自己放電を利用する低消費電力かつ簡易な構成で実現される。具体的には、リレー104を通じて供給された電荷が自己放電により消費されるまでの時間を、タイマ105の設定時間として利用する。即ち、設定時間に相当する電荷量が主電源107からタイマ105に供給されるように、センサ部110がリレー104を制御する。
リレー106は、センサ部110によって有効または開放に設定される。リレー106は有効に設定されていれば、タイマ105からの出力に応じてリレー103を有効または開放に設定する。
主電源107は、センサ部110及びタイマ105への電力供給を行う。尚、主電源107からセンサ部110及びタイマ105への電力供給は、前述したようにリレー103及びリレー104によって夫々制御される。
センサ部110は、センシング及びルーティングなどの本実施形態に係る無線センサ装置の主要な処理を行う。例えば、センサ部110は、CPU111、ディスク112、無線通信部113及びメモリ114をバスで相互に接続することにより構成される。
CPU111は、数値演算、条件判定及び入出力データの受け渡しなどの様々な処理を行う。ディスク112には、自装置のセンサID、センシング時刻情報、ルーティング開始時刻情報及びサーバ情報を含む様々な情報が記憶される。尚、ルーティングとは、自装置がセンシングして得られた情報を後述する経路情報に従ってサーバに向けて送信する処理を意味する。
無線通信部113は、無線信号の電力増幅、フィルタリング、周波数変換及び変復調など他の無線センサ装置とデータを送受信するための処理を行う。メモリ114は、CPU111が上記様々な処理を行う際に必要とするデータを一時的に保存する。
以下、図2を用いて本実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークについて説明する。
図2において丸印は図1に示す無線センサ装置で構成される無線センサ装置群A〜L、四角印はサーバMを夫々表している。サーバMは、無線センサ装置群A〜Lがセンシングして得られた情報を収集する。サーバMは、自装置の管理するセンサ群A〜LのセンサIDを記憶している。尚、サーバMは図1に示す無線センサ装置で構成されてもよい。以下の説明では、サーバMは図1に示す無線センサ装置で構成されているものとする。従って、サーバMのディスク112には、無線センサ装置群A〜LのセンサIDが記憶されている。これらの無線センサ装置群A〜Lは、いわゆるマルチホップルーティングを行う。図2に示すセンサネットワークにおいて各無線センサ装置群A〜Lがセンシング及びルーティングを行うには、以下に説明する準備を予め行う必要がある。
図2に示すセンサネットワークでは、各無線センサ装置がルーティングを行うために、自装置からサーバまでの経路情報を作成する必要がある。経路情報を作成する無線センサ装置の無線通信部113は、周囲に存在する無線センサ装置に発信元センサID及び宛先センサIDを含む経路検索要求を送信する。尚、周囲とは無線通信部113による無線通信が可能な範囲を指す。例えば無線センサ装置Eが経路情報を作成する場合、図3に示すように無線センサ装置Eの無線通信部113は周囲に存在する無線センサ装置B、D、G及びHに、無線センサ装置Eを発信元、サーバMを宛先とする経路検索要求を送信する。
上記経路検索要求を受信した無線センサ装置のCPU111は、ディスク112またはメモリ114を参照し、宛先センサIDの示す無線センサ装置までの経路情報がディスク112に記憶されているか否かを確認する。経路情報が記憶されていれば、無線センサ装置の無線通信部113は経路情報を周囲に存在する無線センサ装置に返信する。一方、経路情報が記憶されていなければ、無線センサ装置のCPU111は、受信した経路検索要求に中継センサIDとして自装置のセンサIDをディスク112より読み出して付加する。そして、無線センサ装置の無線通信部113は当該経路検索要求を周囲の無線センサ装置に送信する。図3の例では、無線センサ装置B、D、G及びHのCPU111は、サーバMまでの経路情報がディスク112またはメモリ114に記憶されていないため、経路検索要求に中継センサIDとして自装置のセンサIDを付加する。そして、無線センサ装置B、D、G及びHの無線通信部113は当該経路検索要求を周囲の無線センサ装置に送信する。
図4に示すように、このような処理を繰り返すことにより無線センサ装置Eからの経路検索要求はサーバMへ到達する。サーバMは受信した経路検索要求より発信元センサである無線センサ装置E及び中継センサである無線センサ装置G及びJを確認できる。
次に、サーバMの無線通信部113は上記経路検索要求に応答して、発信元センサID、中継センサID及び宛先センサIDを含む経路情報を直近の中継センサである無線センサ装置Jに送信する。また、サーバMのCPU111は上記経路情報をディスク112またはメモリ114に記憶し、無線センサE、GまたはJへメッセージを送信する際に利用する。尚、図5では一例として中継センサIDが2つの場合の経路情報のデータ構造を示しているが、中継センサIDは3以上または1以下であっても勿論よい。
上記経路情報を受信した無線センサ装置JのCPU111は経路情報をディスク112またはメモリ114に記憶する。また、無線センサ装置Jの無線通信部113は直近の中継センサである無線センサ装置Gに上記経路情報を送信する。無線センサ装置GのCPU111は経路情報をディスク112またはメモリ114に記憶する。また、無線センサ装置Gの無線通信部113は経路検索要求の発信元である無線センサ装置Eに上記経路情報を送信する。
以上のように経路情報の作成を行うことにより、発信元センサ及び中継センサはサーバへの経路情報を確認でき、サーバは上記発信元センサ及び中継センサへの経路情報を確認できる。尚、上記作成手順は一例であって、既に提案されている他の経路情報作成手順を用いてもよい。
センサネットワークを構成する全ての無線センサ装置においてサーバへの経路情報の作成が終了すると、各無線センサ装置は経路情報に従ってサーバ及び中継センサに対するルーティング時刻の共有処理を行う。
各無線センサ装置のCPU111は、自装置のルーティング開始時刻情報及び経路情報をディスク112またはメモリ114より読み出す。各無線センサ装置の無線通信部113は、上記経路情報に従ってルーティング時刻Tをサーバに向けて送信する。無線センサ装置Eがルーティング時刻の共有処理を行う場合であれば、無線センサ装置Eの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Gにルーティング時刻Tを通知する。尚、このルーティング時刻Tは1つである必要はなく複数であってもよい。
各中継センサのCPU111は、ルーティング時刻Tが通知されると、当該ルーティング時刻Tを自装置が中継センサとしてルーティングに参加する時刻(以下、単にルーティング参加時刻と称する)としてディスク112またはメモリ114に記憶する。また、各中継センサの無線通信部113は、経路情報に従ってルーティング時刻Tを次の中継センサまたはサーバに転送する。上記例であれば、図6に示すように無線センサ装置Gが無線センサ装置Jへ、無線センサ装置JがサーバMへとルーティング時刻Tを記憶して転送する。
サーバのCPU111は上記ルーティング時刻Tが通知されると、当該ルーティング時刻Tをディスク112またはメモリ114に記憶すると共に、確認応答を作成する。サーバの無線通信部113は、経路情報に従って上記確認応答をルーティング時刻の発信元センサに向けて返信する。上記例であれば、サーバMのCPU111の作成した確認応答が、図7に示すように経路情報に従ってサーバM→無線センサ装置J→無線センサ装置G→無線センサ装置Eの順で転送される。
以上のようにルーティング時刻の共有処理を行うと、センサネットワークを構成する各無線センサ装置は、ルーティング参加時刻を知ることができる。従って、上記共有処理の終了後、各無線センサ装置は(1)ルーティング参加時刻、(2)自装置がセンシングを行う時刻(以下、単にセンシング時刻と称する)、(3)自装置がルーティングを開始する時刻(以下、単にルーティング開始時刻と称する)の3種類の時刻情報を持つこととなる。後述するように、本実施形態に係る無線センサ装置は、自装置が動作する必要の無い期間は待機状態で消費電力を節約し、上記3種類の時刻情報になると起動状態に遷移する。ここで、無線センサ装置の待機状態とは主電源107からセンサ部110への電力供給がオフとなっている状態、起動状態とは主電源107からセンサ部110への電力供給がオンとなっている状態を意味している。
各無線センサ装置のCPU111は、サーバからの確認応答を受信してルーティング時刻の共有成功を確認すると、自装置のセンサIDを持つ準備完了通知を作成する。各無線センサ装置の無線通信部113は、上記準備完了通知を経路情報に従ってサーバに向けて送信する。準備完了通知は、前述した流れと同様に中継センサを経由してサーバに転送される。サーバのCPU111は、準備完了通知に含まれるセンサIDを参照してセンサネットワークを構成する全ての無線センサ装置から準備完了通知を受けたことを確認すると、待機命令を作成する。サーバの無線通信部113は、図8に示すように上記待機命令を全ての無線センサ装置に向けて送信する。
各無線センサ装置の無線通信部113は待機命令を受け取ると、当該待機命令を周囲の無線センサ装置に転送する。上記待機命令の転送後、各無線センサ装置は待機状態に遷移する。具体的には、まず、各無線センサ装置のCPU111はディスク112またはメモリ114に記憶されている(1)ルーティング参加時刻、(2)センシング時刻及び(3)ルーティング開始時刻を参照して次の起動時刻を決定する。
各無線センサ装置のセンサ部110は次の起動時刻を決定すると、上記起動時刻にタイマ105が切れるように主電源107からタイマ105への電荷の供給を制御する。具体的には、センサ部110はリレー104を有効にして主電源107からタイマ105への電荷の供給を開始し、上記起動時刻にタイマ105が切れる程度の電荷量を供給するとリレー104を開放して電荷の供給を停止する。
次に、センサ部110は上記起動時刻が(1)ルーティング参加時刻であればリレー106を有効にし、(2)センシング時刻または(3)ルーティング開始時刻であればリレー106を開放する。次に、センサ部110はリレー103を開放して主電源107からセンサ部110への電力供給を停止し、無線センサ装置は待機状態となる。
次に、無線センサ装置が待機状態から起動状態へ遷移する場合の各部の動作について説明する。ここで、前述したように高感度整流器102はアンテナ101が受信した信号を電力に変換して、リレー103を有効にすることにより主電源107からセンサ部110への電力供給を開始させることができる。しかしながら、高感度整流器102はアンテナ101が受信した信号の内容に係わらず電力への変換を行うため、高感度整流器102のみでリレー103を制御しようとすると、例えばルーティング経路に関係のない無線センサ装置が、周囲の無線センサ装置からの信号によって起動してしまう。従って、本実施形態に係る無線センサ装置では、高感度整流器102内に論理回路を設けてタイマ105が切れた場合にのみ高感度整流器102からリレー103への入力が有効になるように構成する。尚、この論理回路は例えばXORやANDなどを用いて簡単に構成することができるため、説明を省略する。
従って、設定時刻付近になるとタイマ105に蓄えられていた電荷が自己放電によって消費され、高感度整流器102及びリレー106に与えられる信号に変化が生じ、高感度整流器102からの信号によってリレー103が有効になり、主電源107からセンサ部110への電力供給が開始して無線センサ装置が起動状態に遷移する。また、起動時刻がセンシング時刻またはルーティング開始時刻の場合は、他の無線センサ装置からの信号が無いため高感度整流器102を使用できない。しかしながら、前述したようにリレー106が有効であるためタイマ105が切れた場合に、当該リレー106がリレー103を有効にして主電源107からセンサ部110への電力供給を開始し、無線センサ装置が起動状態に遷移する。
以上のように、センサネットワークを構成する各無線センサ装置において準備が完了すると、各無線センサ装置ではディスク112に記憶されているセンシング時刻またはルーティング開始時刻になると前述したようにタイマ105が切れ、リレー106がリレー103を有効にする。すると、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、無線センサ装置が起動状態に遷移する。本実施形態に係る無線センサ装置におけるセンシング処理は公知の手法を適用できるため説明を省略し、以下の説明ではルーティング処理を中心に述べる。
ルーティングを開始する無線センサ装置は、次の中継センサを起動させるために周囲の無線センサ装置に起動用信号を送信する。尚、この起動用信号は一定間隔で複数回送信されてもよい。起動用信号を受けて起動状態に遷移した中継センサは、起動確認応答を返信する。起動確認応答を受けた無線センサ装置は、自装置がセンシングして得た情報(以下、単にセンシング情報と称する)を返信する。センシング情報を受けた中継センサは、次の中継センサを同様に起動させてセンシング情報をサーバまで転送する。
センシング情報を得たサーバは、上記センシング情報をディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、サーバの無線通信部113は、受信確認応答を発信元センサに向けて送信する。受信確認応答は、中継センサを経由して発信元センサに到達する。受信確認応答を受けた発信元センサは、ルーティング経路上のセンサを待機させるべく待機命令をサーバに向けて送信し、タイマ105を設定して待機状態に遷移する。以下、同様に中継センサも待機命令を転送し、タイマ105を設定して待機状態に遷移する。最後にサーバが待機命令を受け取り、タイマ105を設定して待機状態に遷移する。
以下、図9を用いて無線センサ装置Eによるルーティング処理を説明する。ルーティング時刻Tになると、ルーティングを開始する無線センサ装置Eのタイマ105が切れ、リレー106がリレー103を有効にして主電源107からセンサ部110への電力供給が開始し、無線センサ装置Eが起動状態に遷移する。
次に、無線センサ装置Eの無線通信部113は、無線センサ装置Gを起動させるために、周囲の無線センサ装置に起動用信号を送信する。無線センサ装置Gのタイマ105はルーティング時刻Tで切れているため、高感度整流器102は起動用信号を電力に変換してリレー103を有効にできる。従って、無線センサ装置Gの主電源107からセンサ部110への電力供給が開始し、無線センサ装置Gは起動状態に遷移する。なお、起動用信号は無線センサ装置G以外の無線センサ装置にも届き、高感度整流器102において電力に変換される可能性はあるが、前述したようにタイマ105の切れていない無線センサ装置は起動状態に遷移できない。即ち、ルーティング経路上に存在する無線センサ装置のみが起動する。
次に、無線センサ装置Gの無線通信部113は、無線センサ装置Eに起動確認応答を送信する。無線センサ装置Jは、無線センサ装置Gの無線通信部113の通信可能な範囲内に存在し、タイマ105もルーティング時刻Tで切れているため、無線センサ装置Gの起動確認応答によって起動状態に遷移する。
無線センサ装置Gからの起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Eの無線通信部113はセンシング情報を無線センサ装置Gに送信する。無線センサ装置Eからのセンシング情報を受信すると、無線センサ装置Eの無線通信部113は起動用信号を無線センサ装置Jに送信する。尚、前述したように無線センサ装置Jは既に起動状態であるが、本実施形態に係る無線センサ装置では起動確認応答を受けてからセンシング情報を転送するため、各中継センサは起動用信号を送信する必要がある。
無線センサ装置Gからの起動用信号を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は起動確認応答を無線センサ装置Gに返信する。なお、この起動確認応答によってサーバMが起動状態に遷移する。無線センサ装置Jからの起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Gの無線通信部113は無線センサ装置Eのセンシング情報を転送する。
無線センサ装置Gからの上記センシング情報を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は起動用信号をサーバMに送信し、サーバMの無線通信部113は起動確認応答を返信する。サーバMからの起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は上記センシング情報をサーバMに転送する。サーバMは上記センシング情報をディスク112またはメモリ114に記憶する。
次に、サーバMの無線通信部113は受信確認応答を無線センサ装置Jに送信する。サーバMからの受信確認応答を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は上記受信確認応答を無線センサ装置Gに転送し、無線センサ装置Gの無線通信部113は上記受信確認応答を無線センサ装置Eに転送する。
上記受信確認応答を受信すると、無線センサ装置Eの無線通信部113は待機命令を無線センサ装置Gに送信する。上記待機命令の送信後、現在時刻が次の起動時刻に達していなければ、無線センサ装置Eは前述したように待機状態に遷移する。
無線センサ装置Gの無線通信部113は上記待機命令を無線センサ装置Jに転送し、無線センサ装置Jの無線通信部113は上記待機命令をサーバMに転送する。尚、上記待機命令の転送後、現在時刻が次の起動時刻に達していなければ、無線センサ装置G及びJは前述したように待機状態に遷移する。また、上記待機命令を受信したサーバMも、現在時刻が次に起動時刻に達していなければ、前述したように待機状態に遷移する。
以上説明したように本実施形態に係る無線センサ装置では、タイマ105によって起動時刻を管理し、動作が不要な時刻には主電源107からセンサ部110への電力供給を停止している。従って、本実施形態に係る無線センサ装置によれば無駄の少ない起動が行われ、センサネットワーク全体の消費電力を低減させることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークは、前述した第1の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークとルーティング時刻の共有処理及びルーティング処理が異なる。以下の説明では、上記ルーティング時刻の共有処理及びルーティング処理を中心に述べる。
本実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークでは、ルーティング経路上の無線センサ装置は、ルーティング参加時刻を所定時間tずつずらして共有する。具体的には、まずルーティングを開始する無線センサ装置のCPU111が所定時間tを決定する。ここで、この所定時間tは、無線センサ装置が待機状態から起動状態に遷移するまでに要する時間よりも長い時間とする。次に、上記無線センサ装置の無線通信部113は、経路情報に従って第1の中継センサにルーティング時刻T及び所定時間tを送信する。
第1の中継センサのCPU111は、受信したルーティング時刻Tをルーティング参加時刻としてディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、この第1の中継センサの無線通信部113は、第2の中継センサにルーティング時刻T及び所定時間tを送信する。
第2の中継センサのCPU111は、受信したルーティング時刻Tに所定時間tを加算したルーティング時刻(T+t)をルーティング参加時刻としてディスク112またはメモリ114に記憶する。
次に、この第2の中継センサの無線通信部113は、第3の中継センサにルーティング時刻(T+t)及び所定時間tを送信する。以降、中継センサを経由する毎にルーティング時刻に所定時間tが加算される。従って、中継センサの数をnとすると、サーバのディスク112またはメモリ114に記憶されるルーティング参加時刻は(T+nt)となる。
以下、図10を用いて無線センサ装置Eによるルーティング時刻の共有処理を説明する。まず、無線センサ装置EのCPU111が所定時間tを決定する。次に、無線センサ装置Eの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Gにルーティング時刻T及び所定時間tを送信する。
ルーティング時刻T及び所定時間tを受信すると、無線センサ装置GのCPU111は、ルーティング時刻Tをルーティング参加時刻としてディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、無線センサ装置Gの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Jにルーティング時刻T及び所定時間tを送信する。
ルーティング時刻T及び所定時間tを受信すると、無線センサ装置JのCPU111は、ルーティング時刻Tと所定時間tの加算値(T+t)をルーティング参加時刻としてディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、無線センサ装置Jの無線通信部113は、経路情報に従ってサーバMにルーティング時刻(T+t)及び所定時間tを送信する。
ルーティング時刻(T+t)及び所定時間tを受信すると、サーバMのCPU111は、ルーティング時刻(T+t)と所定時間tの加算値(T+2t)をルーティング参加時刻としてディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、サーバMの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Jに確認応答を送信する。
無線センサ装置Jの無線通信部113は経路情報に従って無線センサ装置Gに上記確認応答を転送し、無線センサ装置Gの無線通信部113は経路情報に従って無線センサ装置Eに上記確認応答を転送する。無線センサ装置Eが上記確認応答を受信すると、当該無線センサ装置Eに関するルーティング時刻の共有処理が完了する。
次に、本実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークのルーティング処理について説明する。各無線センサ装置の無線通信部113は、前述した起動確認応答を受信してから上記所定時間tの間隔を空けてセンシング情報を送信する。以下、図11を用いて無線センサ装置Eによるルーティング処理を説明する。
ルーティング開始時刻Tになると、無線センサ装置Eのタイマ105が切れ、リレー106によってリレー103が有効となり、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、無線センサ装置Eは起動状態に遷移する。無線センサ装置Eの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Gに起動用信号を送信する。
無線センサ装置Gのタイマ105は時刻Tで既に切れていて、高感度整流器102の出力が有効であるため、高感度整流器102はアンテナ101にて受信された上記起動用信号を変換した電力を用いてリレー103を有効にする。すると、無線センサ装置Gの主電源107からセンサ部110に電力が供給され、無線センサ装置Gは起動状態に遷移する。
次に、無線センサ装置Gの無線通信部113は、無線センサ装置Eに起動確認応答を返信する。前述した第1の実施形態では、この起動確認応答によって無線センサ装置Jが起動状態に遷移していた。しかしながら、本実施形態では無線センサ装置Jのルーティング参加時刻は(T+t)であるため、タイマ105は切れておらず、無線センサ装置Jが起動状態に遷移することはない。
起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Eの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってからセンシング情報を経路情報に従って無線センサ装置Gに送信する。ここで、無線センサ装置Eが所定時間tの経過を待つのは、無線センサ装置Jが無線センサ装置Gからの起動用信号を受信する時点で当該無線センサ装置Jのタイマ105が確実に切れるようにするためである。
上記センシング情報を受信すると、無線センサ装置Gの無線通信部113は経路情報に従って無線センサ装置Jに起動用信号を送信する。前述したように、無線センサ装置Gは時刻T以降に起動状態となり、その後無線センサ装置Eが所定時間t待っているため、上記起動用信号を受信した時点で無線センサ装置Jのルーティング参加時刻(T+t)は確実に経過しており、当該無線センサ装置Jのタイマ105は切れている。従って、無線センサ装置Jの高感度整流器102はアンテナ101にて受信した上記起動用信号を変換した電力を用いてリレー103を有効にし、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、無線センサ装置Jは起動状態に遷移する。
次に、無線センサ装置Jの無線通信部113は、無線センサ装置Gに起動確認応答を返信する。前述した第1の実施形態では、この起動確認応答によってサーバMが起動状態に遷移していた。しかしながら、本実施形態ではサーバMのルーティング参加時刻は(T+2t)であるため、タイマ105は切れておらず、サーバMが起動状態に遷移することはない。
起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Gの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってから上記センシング情報を経路情報に従って無線センサ装置Jに転送する。ここで、無線センサ装置Gが所定時間tの経過を待つのは前述した理由と同様にサーバMのタイマ105が確実に切れるようにするためである。
上記センシング情報を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は経路情報に従ってサーバMに起動用信号を送信する。前述したようにこの時点で時刻(T+2t)が経過しているため、サーバMのタイマ105は切れている。従って、サーバMの高感度整流器102はアンテナ101にて受信した上記起動用信号を変換した電力を用いてリレー103を有効にし、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、サーバMは起動状態に遷移する。
次に、サーバMの無線通信部113は、無線センサ装置Jに起動確認応答を返信する。起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってから上記センシング情報を経路情報に従ってサーバMに転送する。サーバMのCPU111は上記センシング情報をディスク112またはメモリ114に記憶する。以降の処理は前述した第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態に係る無線センサ装置では、所定時間tずつずらしてルーティング参加時刻を共有し、また起動確認応答の受信から上記所定時間t待ってセンシング情報を送信するようにしている。従って、本実施形態によればルーティングに参加する無線センサ装置は、自装置が実際にセンシング情報を受信する直前まで待機状態を維持することが可能となり、前述した第1の実施形態に比べてネットワーク全体での消費電力を更に低減させることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークでは、前述した第2の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークとルーティング処理が異なる。以下の説明では、上記ルーティング処理を中心に述べる。
前述した第2の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークでは、ルーティングを開始した無線センサ装置がサーバに向けて待機命令を送信してルーティング経路上の無線センサ装置を待機状態に遷移させていた。しかしながら、このルーティング経路上の無線センサ装置が同時に他のルーティングにも参加している場合、当該無線センサ装置が上記待機命令に従ってしまうと上記他のルーティング処理が正しく行われない。
従って、本実施形態に係る無線センサ装置は、センシング情報、受信確認応答及び待機命令にルーティング識別子を付与する。各無線センサ装置はセンシング情報を送受信する際に上記ルーティング識別子をディスク112またはメモリ114に記憶し、上記待機命令を送受信する際に上記ルーティング識別子をディスク112またはメモリ114から削除することにより、自装置が参加しているルーティング処理の完了/未完了を把握する。即ち、各無線センサ装置は、上記ルーティング識別子がディスク112またはメモリ114に残っている場合、待機状態に遷移せずに次の待機命令を待つ。
以下、図12を用いて無線センサ装置E及びKによるルーティング処理を説明する。尚、無線センサ装置Kについても、無線センサ装置Eと同様の手法により既に経路情報(無線センサ装置K→無線センサ装置J→サーバM)を作成し、ルーティング時刻T2の共有処理が済んでいるものとする。
ルーティング開始時刻Tになると、無線センサ装置Eのタイマ105が切れ、リレー106によってリレー103が有効となり、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、無線センサ装置Eは起動状態に遷移する。無線センサ装置Eの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Gに起動用信号を送信する。
無線センサ装置Gのタイマ105は時刻Tで既に切れていて、高感度整流器102の出力が有効であるため、高感度整流器102はアンテナ101にて受信された上記起動用信号を変換した電力を用いてリレー103を有効にする。すると、無線センサ装置Gの主電源107からセンサ部110に電力が供給され、無線センサ装置Gは起動状態に遷移する。
次に、無線センサ装置Gの無線通信部113は、無線センサ装置Eに起動確認応答を返信する。起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Eの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってからルーティング識別子(1)を付加したセンシング情報(1)を経路情報に従って無線センサ装置Gに送信する。ここで、例えば無線センサ装置EのセンサIDが上記ルーティング識別子(1)として用いられる。また、無線センサ装置EのCPU111は、上記ルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114に記憶する。
上記センシング情報(1)を受信すると、無線センサ装置GのCPU111は当該センシング情報(1)に付加されているルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、無線センサ装置Gの無線通信部113は経路情報に従って無線センサ装置Jに起動用信号を送信する。無線センサ装置Jの高感度整流器102はアンテナ101にて受信した上記起動用信号を変換した電力を用いてリレー103を有効にし、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、無線センサ装置Jは起動状態に遷移する。
次に、無線センサ装置Jの無線通信部113は、無線センサ装置Gに起動確認応答を返信する。起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Gの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってから上記センシング情報(1)を経路情報に従って無線センサ装置Jに転送する。
上記センシング情報(1)を受信すると、無線センサ装置JのCPU111は当該センシング情報(1)に付加されているルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、無線センサ装置Jの無線通信部113は経路情報に従ってサーバMに起動用信号を送信する。サーバMの高感度整流器102はアンテナ101にて受信した上記起動用信号を変換した電力を用いてリレー103を有効にし、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、サーバMは起動状態に遷移する。
次に、サーバMの無線通信部113は、無線センサ装置Jに起動確認応答を返信する。起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってから上記センシング情報(1)を経路情報に従ってサーバMに転送する。サーバMのCPU111は上記センシング情報(1)及び当該センシング情報(1)に付加されているルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114に記憶する。ここで、無線センサ装置Kのルーティング開始時刻T2が到来したとする。
ルーティング開始時刻T2が到来したため無線センサ装置Kのタイマ105が切れ、リレー106によってリレー103が有効となり、主電源107からセンサ部110へ電力が供給され、無線センサ装置Kは起動状態に遷移する。無線センサ装置Kの無線通信部113は、経路情報に従って無線センサ装置Jに起動用信号を送信する。
起動用信号を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は、無線センサ装置Kに起動確認応答を返信する。起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Kの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってからルーティング識別子(2)を付加したセンシング情報(2)を経路情報に従って無線センサ装置Jに送信する。
上記センシング情報(2)を受信すると、無線センサ装置JのCPU111は当該センシング情報(2)に付加されているルーティング識別子(2)をディスク112またはメモリ114に記憶する。次に、無線センサ装置Jの無線通信部113は経路情報に従ってサーバMに起動用信号を送信する。
起動用信号を受信すると、サーバMの無線通信部113は無線センサ装置Jに起動確認応答を返信する。起動確認応答を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は所定時間tの経過を待ってから上記センシング情報(2)を経路情報に従ってサーバMに転送する。サーバMのCPU111は上記センシング情報(2)及び当該センシング情報(2)に付加されているルーティング識別子(2)をディスク112またはメモリ114に記憶する。
次に、サーバMの無線通信部113は上記センシング情報(1)のルーティング識別子(1)を付加した受信確認応答(1)を経路情報に従って無線センサ装置Jに送信する。サーバMからの受信確認応答(1)を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は上記受信確認応答(1)を無線センサ装置Gに転送し、無線センサ装置Gの無線通信部113は上記受信確認応答(1)を無線センサ装置Eに転送する。
受信確認応答(1)を受信すると、無線センサ装置Eの無線通信部113は当該受信確認応答(1)のルーティング識別子(1)を付加した待機命令(1)を経路情報に従って無線センサ装置Gに送信する。また、無線センサ装置EのCPU111は上記ルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114から削除し、前述した待機処理を行う。
無線センサ装置Eから待機命令(1)を受信すると、無線センサ装置Gの無線通信部113は当該待機命令(1)を経路情報に従って無線センサ装置Jに転送する。また、無線センサ装置GのCPU111は上記ルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114から削除し、前述した待機処理を行う。
無線センサ装置Gから待機命令(1)を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は当該待機命令(1)を経路情報に従ってサーバMに転送する。また、無線センサ装置JのCPU111は上記ルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114から削除するが、ルーティング識別子(2)が残っているため、待機処理を行わずに次の待機命令を待つ。
無線センサ装置Jから待機命令(1)を受信すると、サーバMのCPU111は上記ルーティング識別子(1)をディスク112またはメモリ114から削除するが、ルーティング識別子(2)が残っているため、待機処理を行わずに次の待機命令を待つ。また、サーバMの無線通信部113は上記センシング情報(2)のルーティング識別子(2)を付加した受信確認応答(2)を経路情報に従って無線センサ装置Jに送信する。無線センサ装置Jの無線通信部113は上記受信確認応答(2)を無線センサ装置Kに転送する。
受信確認応答(2)を受信すると、無線センサ装置Kの無線通信部113は当該受信確認応答(2)のルーティング識別子(2)を付加した待機命令(2)を経路情報に従って無線センサ装置Jに送信する。また、無線センサ装置KのCPU111は上記ルーティング識別子(2)をディスク112またはメモリ114から削除し、前述した待機処理を行う。
無線センサ装置Kから待機命令(2)を受信すると、無線センサ装置Jの無線通信部113は当該待機命令(2)を経路情報に従ってサーバMに転送する。また、無線センサ装置JのCPU111は上記ルーティング識別子(2)をディスク112またはメモリ114から削除し、前述した待機処理を行う。
無線センサ装置Jから待機命令(2)を受信すると、サーバMのCPU111は上記ルーティング識別子(2)をディスク112またはメモリ114から削除し、前述した待機処理を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る無線装置で構成されるセンサネットワークでは、同時に複数のルーティング処理が行われる場合でも、全てのルーティング処理が完了するまでルーティング経路上の無線センサ装置は待機状態に遷移しない。従って、本実施形態に係る無線センサ装置によれば、より信頼度の高いセンサネットワークを構成できる。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第1の実施形態に係る無線センサ装置を示すブロック図。 図1に示す無線センサ装置で構成されるセンサネットワークの一例を示す図。 図2に示すセンサネットワークにおける経路情報の作成の様子を示す図。 図2に示すセンサネットワークにおける経路情報の作成の流れを示すシーケンス図。 図4に示す経路情報のデータ構造の一例を示す図。 図2に示すセンサネットワークにおけるルーティング時刻の共有の様子を示す図。 図2に示すセンサネットワークにおけるルーティング時刻の共有の流れを示すシーケンス図。 図2に示すセンサネットワークにおけるセンサの一斉待機処理の流れを示すシーケンス図。 図2に示すセンサネットワークにおけるルーティング処理の流れを示すシーケンス図。 第2の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークにおけるルーティング時刻の共有の流れを示すシーケンス図。 第2の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークにおけるルーティング処理の流れを示すシーケンス図。 第3の実施形態に係る無線センサ装置で構成されるセンサネットワークにおけるルーティング処理の流れを示すシーケンス図。
符号の説明
101・・・アンテナ
102・・・高感度整流器
103・・・リレー
104・・・リレー
105・・・タイマ
106・・・リレー
107・・・主電源
110・・・センサ部
111・・・CPU
112・・・ディスク
113・・・無線通信部
114・・・メモリ

Claims (7)

  1. センサネットワークを構成する無線センサ装置において、
    主電源と、
    前記主電源からの電力供給を受けて動作し、センシング及びセンシングにより得られる第1センシング情報を経路情報に従ってサーバに向けて送信する第1のルーティング及び他の無線センサ装置からの第2センシング情報を前記経路情報に従って前記サーバに向けて送信する第2のルーティングを行うセンサ部と、
    前記主電源から供給される電荷を蓄積するキャパシタを含み、該キャパシタの自己放電を利用して限時動作を行うタイマと、
    前記タイマが所定時刻に前記限時動作を行うように前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御する第1の制御スイッチと、
    前記他の無線センサ装置からの無線信号を電力に変換して制御信号を出力する整流器と、
    前記タイマが前記限時動作の状態にあるとき前記制御信号を受けると前記主電源から前記センサ部への電力供給を開始させる第2の制御スイッチと
    を具備することを特徴とする無線センサ装置。
  2. 前記第1の制御スイッチは前記センサ部が前記センシングを行う第1時刻または前記第1のルーティングを行う第2時刻に前記タイマが前記限時動作を行うように、前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御し、
    前記タイマが前記限時動作を行うまでは前記主電源から前記センサ部への電力供給を停止させ、前記タイマが前記限時動作を行うと前記主電源から前記センサ部への電力供給を開始させる第3の制御スイッチを更に具備することを特徴とする請求項1記載の無線センサ装置。
  3. 前記第1の制御スイッチは前記センサ部が前記第2のルーティングを行う第3時刻に前記タイマが前記限時動作を行うように、前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御し、
    前記第2の制御スイッチは前記タイマが前記限時動作を行うまでは前記主電源から前記センサ部への電力供給を停止させ、前記タイマが前記限時動作を行うと前記主電源から前記センサ部への電力供給を開始させることを特徴とする請求項1記載の無線センサ装置。
  4. 前記第3時刻は、前記第2のルーティングの経路上で1つ前に存在する他の無線センサ装置の第3時刻よりも所定時間遅く、
    前記センサ部は、前記経路上で1つ後に存在する他の無線センサ装置の起動を確認すると前記所定時間待ってから前記第2のセンシング情報を送信することを特徴とする請求項3記載の無線センサ装置。
  5. 前記センサ部が、前記第1または第2のルーティングの経路上で1つ前に存在する他の無線センサ装置から待機命令を受信すると、
    前記第1の制御スイッチは前記センサ部が前記センシングまたは前記第1または第2のルーティングを行う時刻に前記タイマが前記限時動作を行うように、前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御し、
    前記第2の制御スイッチは前記主電源からセンサ部への電力供給を停止させることを特徴とする請求項1記載の無線センサ装置。
  6. 前記センサ部が同時に行っている複数の前記第1または第2のルーティングの経路上で1つ前に存在する全ての他装置から待機命令を受信すると、
    前記第1の制御スイッチは前記センサ部が前記センシングまたは前記第1または第2のルーティングを行う時刻に前記タイマが前記限時動作を行うように、前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御し、
    前記第2の制御スイッチは前記主電源からセンサ部への電力供給を停止させることを特徴とする請求項1記載の無線センサ装置。
  7. 主電源と、前記主電源からの電力供給を受けて動作し、センシング及びセンシングにより得られる第1センシング情報を経路情報に従ってサーバに向けて送信する第1のルーティング及び他の無線センサ装置からの第2センシング情報を前記経路情報に従って前記サーバに向けて送信する第2のルーティングを行うセンサ部とを備え、センサネットワークを構成する無線センサ装置の起動制御方法において、
    前記主電源から供給される電荷を蓄積するキャパシタを含み、該キャパシタの自己放電を利用して限時動作を行うタイマが所定時刻に前記限時動作を行うように前記主電源から前記タイマへの電荷の供給を制御し、
    前記他の無線センサ装置からの無線信号を電力に変換して制御信号を出力し、
    前記タイマが前記限時動作の状態にあるとき前記制御信号を受けると前記主電源から前記センサ部への電力供給を開始させる
    ことを特徴とする無線センサ装置の起動制御方法。
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