JP6020527B2 - 車両用フード構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用フード構造に関する。
フードアウタパネルとフードインナパネルとを備えたフードを車体に対して閉じた状態にロックするためのフードストライカを支持するフードロックリインフォースメントが、フードインナパネルに設けられている車両用フード構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−230776号公報
しかしながら、フードロックリインフォースメントの剛性(強度)が低いと、車両の高速走行時に、渦状となる空気流によってフードが振動することがある。このように、車両の高速走行時に、フードの振動を抑制するための構造には、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、車両の高速走行時にフードの振動を抑制できる車両用フード構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用フード構造は、車両のフードを構成するフードインナパネルに車体前方側端部及び車体後方側端部が取り付けられたフードインナリインフォースメントと、前記フードインナリインフォースメントの車体下方側に設けられ、前記車両に対して前記フードを閉じた状態にロックするための係合部が取り付けられた座面部を有するフードロックリインフォースメントと、前記フードロックリインフォースメントの前記座面部の近傍に車幅方向に沿って形成され、車体下方側へ凸となる屈曲部と、前記屈曲部に車幅方向に間隔を空けて複数形成され、車体上方側へ凸となる凸部と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、フードロックリインフォースメントにおいて、車両に対してフードを閉じた状態にロックするための係合部が取り付けられた座面部の近傍に、車体下方側へ凸となる屈曲部が車幅方向に沿って形成され、その屈曲部に、車体上方側へ凸となる凸部が車幅方向に間隔を空けて複数形成されている。したがって、フードロックリインフォースメントの剛性及び強度が向上され、車両の高速走行時において、フードの振動が抑制される。
また、請求項2に記載の車両用フード構造は、請求項1に記載の車両用フード構造であって、前記凸部は、前記フードロックリインフォースメントの車幅方向中央部を含んで形成されている。
請求項2に記載の発明によれば、フードロックリインフォースメントの車幅方向中央部を含んで、凸部が形成されている。したがって、フードロックリインフォースメントの車幅方向中央部を含んで、凸部が形成されていない構成に比べて、フードロックリインフォースメントの剛性及び強度がより効果的に向上される。
また、請求項3に記載の車両用フード構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用フード構造であって、前記フードロックリインフォースメントに、車幅方向に間隔を空けて複数の開口部が形成されており、前記凸部は、前記開口部に対応して形成されている。
請求項3に記載の発明によれば、フードロックリインフォースメントに車幅方向に間隔を空けて形成された複数の開口部に対応して、凸部が形成されている。したがって、フードロックリインフォースメントにおいて、開口部によって剛性及び強度が低下された部位の剛性及び強度が効率よく向上される。
また、請求項4に記載の車両用フード構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用フード構造であって、前記フードインナリインフォースメントの少なくとも車体後方側端部に、前記フードインナパネルに取り付けられるフランジ部が車幅方向に間隔を空けて複数突設されており、前記フランジ部に、車体前後方向に延在するビード部が形成されている。
請求項4に記載の発明によれば、フードインナパネルに取り付けられるフランジ部が、フードインナリインフォースメントの少なくとも車体後方側端部に車幅方向に間隔を空けて複数突設され、そのフランジ部に、車体前後方向に延在するビード部が形成されている。したがって、フードインナリインフォースメントの剛性及び強度が向上され、そのフードインナリインフォースメントの車体下方側に設けられたフードロックリインフォースメントの剛性及び強度が更に向上される。
また、請求項5に記載の車両用フード構造は、請求項4に記載の車両用フード構造であって、前記ビード部は、車体上方側へ凸となる形状に形成されている。
請求項5に記載の発明によれば、ビード部が、車体上方側へ凸となる形状に形成されている。したがって、ビード部が、車体上方側へ凸となる形状に形成されていない構成に比べて、フードインナリインフォースメントの剛性及び強度が効率よく向上され、そのフードインナリインフォースメントの車体下方側に設けられたフードロックリインフォースメントの剛性及び強度が効率よく向上される。
請求項1に係る発明によれば、フードロックリインフォースメントの剛性及び強度を向上させることができ、車両の高速走行時にフードの振動を抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、フードロックリインフォースメントの剛性及び強度をより効果的に向上させることができる。
請求項3に係る発明によれば、フードロックリインフォースメントにおいて、開口部によって剛性及び強度が低下された部位の剛性及び強度を効率よく向上させることができる。
請求項4に係る発明によれば、フードインナリインフォースメントの車体下方側に設けられたフードロックリインフォースメントの剛性及び強度を更に向上させることができる。
請求項5に係る発明によれば、フードインナリインフォースメントの車体下方側に設けられたフードロックリインフォースメントの剛性及び強度を効率よく向上させることができる。
本実施形態に係る車両用フード構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用フード構造を示す断面図である。 本実施形態に係る車両用フード構造を構成するフードロックリインフォースメントを示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用フード構造を構成するフードインナリインフォースメントを示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用フード構造における高速走行時のフードの振幅を比較例と共に示すグラフである。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印OUTを車幅方向外側とする。また、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1、図2に示されるように、車両12(車体)のエンジンコンパートメントルーム(図示省略)を車体上方側から覆うフード14は、フードインナパネル16と、フードアウタパネル18と、を含んで構成されている。フードアウタパネル18は、正面視で、車体上方側へ凸となる湾曲形状に形成されており、車両12の意匠面の一部を構成するようになっている。
本実施形態に係る車両用フード構造10を構成するフードインナパネル16は、フードアウタパネル18よりも車体下方側に配設されており、その後端部は、フードアウタパネル18の後端部に、図示しない結合手段によって結合されている。そして、フードインナパネル16の前端部は、フードアウタパネル18の前端部がヘミング加工されることによって、フードアウタパネル18の前端部に結合されている(図2参照)。
また、フードインナパネル16の前部には、車体下方側へ凹む凹溝部17が車幅方向に沿って形成されており、その凹溝部17とフードアウタパネル18の前部との間には、空間部Sが形成されるようになっている(図2参照)。そして、フードインナパネル16の前部で、かつ車幅方向中央部側には、車幅方向が長手方向とされた略平板状のフードインナリインフォースメント20が、凹溝部17の車体上方側を覆うように配設されている。
詳細に説明すると、図1に示されるように、フードインナリインフォースメント20の前端部には、車幅方向に間隔を空けて複数のフランジ部22が一体に突設されており、各フランジ部22がフードインナパネル16の前端部に溶接又はマスチック材によって接合固定されている。したがって、各フランジ部22には、接合点22Aが形成されている。また、各フランジ部22は、例えば左右対称となるように突設されている。
同様に、フードインナリインフォースメント20の後端部には、車幅方向に間隔を空けて複数のフランジ部24が一体に突設されており、各フランジ部24がフードインナパネル16の車体前後方向略中央部に溶接又はマスチック材によって接合固定されている。したがって、各フランジ部24には、接合点24A(図4参照)が形成されている。また、各フランジ部24も、例えば左右対称となるように突設されている。
そして、図2に示されるように、フードインナリインフォースメント20は、フードアウタパネル18の下面に近接して配置されている。これにより、フードインナリインフォースメント20(フードアウタパネル18)とフードインナパネル16との間に、空間部Sが形成される構成になっており、フードインナリインフォースメント20によって、フードインナパネル16が補強される構成になっている。
また、フードインナリインフォースメント20とフードインナパネル16との間の空間部S(凹溝部17内)には、フードロックリインフォースメント30が配設されている。図2、図3に示されるように、フードロックリインフォースメント30は、凹溝部17内におけるフードインナパネル16の上面に沿って、かつ、その上面に非接触で配置される矩形平板状の座面部32と、座面部32の車幅方向両側に車体前方上側に向かって一体に設けられた矩形平板状の前側傾斜部34と、座面部32及び前側傾斜部34の後端部に車体後方上側に向かって一体に設けられた矩形平板状の後側傾斜部36と、を有している。
すなわち、フードロックリインフォースメント30は、座面部32と前側傾斜部34と後側傾斜部36とにより、車幅方向から見た断面視で、車体前後方向に拡開された略「V」字状に形成されている。そして、図1、図2に示されるように、前側傾斜部34の前端部に一体に形成された左右のフランジ部34Aが、フードインナリインフォースメント20の前部側に溶接又はマスチック材によって接合固定されている。したがって、各フランジ部34Aには、接合点34B(図3参照)が複数形成されている。
また、後側傾斜部36の後端部に一体に形成されたフランジ部36Aが、フードインナリインフォースメント20の車幅方向内側における複数のフランジ部24に溶接又はマスチック材によって接合固定されている。したがって、フランジ部36Aには、接合点36B(図3参照)が複数形成されている。
そして、フードインナリインフォースメント20の車幅方向内側における複数のフランジ部24は、後側傾斜部36のフランジ部36Aと共にフードインナパネル16に接合固定されている。これにより、フードロックリインフォースメント30は、フードインナリインフォースメント20の車体下方側に設けられている。
なお、後側傾斜部36のフランジ部36Aが接合固定された車幅方向内側における複数のフランジ部24が、フードインナパネル16に接合固定されず(図2参照)、車幅方向外側における複数のフランジ部24のみが、フードインナパネル16に接合固定される構成とされていてもよい。
また、図3に示されるように、後側傾斜部36には、車幅方向に間隔を空けて、かつ左右対称となるように、複数(例えば4個)の開口部38が形成されている。各開口部38は、車体前後方向が長手方向となる矩形状に形成されており、車幅方向外側の開口部38Bの幅(車幅方向の長さ)は、車幅方向内側の開口部38Aの幅(車幅方向の長さ)よりも小さくされている。
このような開口部38A、38Bが形成されることにより、フードロックリインフォースメント30の軽量化が図られている。なお、車幅方向内側の開口部38Aの間が、後側傾斜部36における車幅方向中央部であり、車体前後方向に延在するクロス部37とされている。
また、フードロックリインフォースメント30の座面部32の近傍において、車体下方側へ凸となる部分、即ち前側傾斜部34と後側傾斜部36との境界部分は、車幅方向に沿った屈曲部40とされている。屈曲部40には、車幅方向に間隔を空けて、複数(少なくとも3個)の凸部42(図3の車体下方側から見ると凹部)が一体に形成されている。
各凸部42は、車体前後方向が長手方向とされた矩形状に、かつ車体上方側へ凸となるように形成されており、少なくともクロス部37の車体前方側で、かつ座面部32の車体後方側(クロス部37と座面部32との間)となる位置と、車幅方向外側の開口部38Bの前側辺縁部を含む車体前方側となる位置に(後側傾斜部36と前側傾斜部34とに跨って)形成されている。
なお、各凸部42の幅(車幅方向の長さ)は、それぞれ同一とされており、開口部38Bの幅(車幅方向の長さ)及びクロス部37の幅(車幅方向の長さ)よりも小さくされている。このような矩形状の凸部42が屈曲部40における上記位置に分散されて形成されることにより、屈曲部40の剛性及び強度が向上され、フードロックリインフォースメント30の剛性及び強度が向上されるようになっている。
また、図2に示されるように、フードロックリインフォースメント30の座面部32には、車体に対してフード14を閉じた状態にロックするための係合部としてのフードストライカ28が取り付けられている。フードストライカ28は、車幅方向から見て、角のある略「U」字状に形成されており、座面部32から車体下方側へ突出するように取り付けられて、その座面部32に支持されている。
そして、フードストライカ28は、フードインナパネル16の凹溝部17内に形成された開口部16Aから車体下方側へ突出されるようになっており、車体側に設けられたフードロック(図示省略)によって係止されるようになっている。これにより、フード14が車体に対して閉じた状態にロックされるようになっている。
なお、図1〜図3に示されるように、座面部32には、車幅方向が長手方向とされた長孔部32Aが形成されており、フードストライカ28は、その長孔部32Aと対向するようにして座面部32に取り付けられている。これにより、フードストライカ28を係止する車体側のフードロックが、座面部32に干渉しないようになっている。
また、図4に示されるように、フードインナリインフォースメント20の後端部に突設された各フランジ部24には、車体上方側へ凸となるビード部26が形成されている。各ビード部26は、車体前後方向が長手方向とされた矩形状に形成されており、少なくともフードインナパネル16に接合固定される複数のフランジ部24に形成されている。
つまり、本実施形態における各ビード部26は、後側傾斜部36のフランジ部36Aと共にフードインナパネル16に接合固定される車幅方向内側の各フランジ部24にも形成されている。これにより、フードインナリインフォースメント20の車体下方側に設けられたフードロックリインフォースメント30の剛性及び強度が更に向上されるようになっている。
以上のような構成とされた車両用フード構造10において、次にその作用について説明する。
車両12が高速で走行すると、車両12の車体前方側から発生する渦状の空気流(空気力)により、フード14が振動することがある。しかしながら、本実施形態に係る車両用フード構造10によれば、そのフード14の振動を抑制することができる。以下、説明する。
フード14は、フードストライカ28が、車体側のフードロックに係止されることで閉じ状態にロックされる。したがって、フードストライカ28を支持するフードロックリインフォースメント30の剛性及び強度を向上させることができれば、フード14の振動を抑制することができる。
本実施形態におけるフードロックリインフォースメント30は、車幅方向から見た断面視で、車体前後方向に拡開された略「V」字状に形成されている。そのため、フードロックリインフォースメント30に作用する曲げモーメントの負荷は、屈曲部40が最も高い。ここで、その屈曲部40には、車幅方向に間隔を空けて複数の凸部42が形成されている。
より具体的には、クロス部37の車体前方側で、かつ座面部32の車体後方側(クロス部37と座面部32との間)となる位置と、車幅方向外側の開口部38Bの前側辺縁部を含む車体前方側となる位置に、それぞれ車体前後方向が長手方向とされ、かつ車体上方側へ凸となる矩形状の凸部42が分散されて形成されている。
したがって、開口部38が形成されることにより剛性及び強度が低下された部位を含む屈曲部40の剛性及び強度を効率よく、かつ効果的に向上させることができる。つまり、フードロックリインフォースメント30の剛性及び強度を効率よく、かつ効果的に向上させることができる。
よって、車両12の高速走行時に、車体前方側から渦状の空気流(空気力)が発生しても、フード14に生じる振動をフードロックリインフォースメント30によって効率よく吸収することができ、その振動を効率よく、かつ効果的に抑制することができる。
図5に、車両12の高速走行時にフードに生じる振動の振幅を示す。点線が、屈曲部40に凸部42が形成されていないフードロックリインフォースメント(図示省略)を備えた比較例に係るフード(図示省略)の振幅であり、実線が、屈曲部40に複数の凸部42が形成されているフードロックリインフォースメント30を備えた本実施形態(実施例)に係るフード14の振幅である。
この図5に示されるように、本実施形態(実施例)に係るフード14の振幅は、比較例に係るフードの振幅に比べて、ピーク値で約20%程度低減されている。このように、フードロックリインフォースメント30の屈曲部40に、車体上方側へ凸となる矩形状の凸部42を車幅方向に間隔を空けて複数(上記位置に分散して)形成することは、フード14に生じる振動を減衰させるのに有効である。
なお、図4に示されるように、フードインナリインフォースメント20の各フランジ部24に、車体上方側へ凸となるビード部26が形成されていると、そのフードインナリインフォースメント20の剛性及び強度を向上させることができる。したがって、そのフードインナリインフォースメント20の車体下方側に設けられているフードロックリインフォースメント30の剛性及び強度を更に向上させることができる。
つまり、車両12の高速走行時に、車体前方側から渦状の空気流(空気力)が発生しても、フード14に生じる振動をフードロックリインフォースメント30によって更に効率よく吸収することができ、その振動を更に効率よく、かつ効果的に抑制することができる。なお、フードインナリインフォースメント20の各フランジ部24に形成するビード部26は、車体下方側へ凸となる形状とされていてもよい。
以上、本実施形態に係る車両用フード構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両用フード構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、屈曲部40に形成する凸部42は、図示の位置に限定されるものではなく、その形状も、図示の矩形状に限定されるものではない。
また、屈曲部40に形成する凸部42は、図示の3個に限定されるものではなく、例えば車幅方向内側の開口部38Aの前側辺縁部を含む車体前方側となる位置に、それぞれ追加で(合計で5個)形成される構成とされていてもよい。また、フードインナリインフォースメント20の各フランジ部22にもビード部26が形成される構成とされていてもよい。
更に、フードインナリインフォースメント20の各フランジ部22、24にビード部26が形成されない構成とされていてもよい。また、フードインナリインフォースメント20の各フランジ部22、24及びフードロックリインフォースメント30のフランジ部34A、36Aは、それぞれフードインナパネル16及びフードインナリインフォースメント20に、ボルト・ナットやリベット等によって締結固定される構成とされていてもよい。
10 車両用フード構造
12 車両
14 フード
16 フードインナパネル
20 フードインナリインフォースメント
24 フランジ部
26 ビード部
28 フードストライカ(係合部)
30 フードロックリインフォースメント
32 座面部
38 開口部
40 屈曲部
42 凸部

Claims (5)

  1. 車両のフードを構成するフードインナパネルに車体前方側端部及び車体後方側端部が取り付けられたフードインナリインフォースメントと、
    前記フードインナリインフォースメントの車体下方側に設けられ、前記車両に対して前記フードを閉じた状態にロックするための係合部が取り付けられた座面部を有するフードロックリインフォースメントと、
    前記フードロックリインフォースメントの前記座面部の近傍に車幅方向に沿って形成され、車体下方側へ凸となる屈曲部と、
    前記屈曲部に車幅方向に間隔を空けて複数形成され、車体上方側へ凸となる凸部と、
    を備えた車両用フード構造。
  2. 前記凸部は、前記フードロックリインフォースメントの車幅方向中央部を含んで形成されている請求項1に記載の車両用フード構造。
  3. 前記フードロックリインフォースメントに、車幅方向に間隔を空けて複数の開口部が形成されており、
    前記凸部は、前記開口部に対応して形成されている請求項1又は請求項2に記載の車両用フード構造。
  4. 前記フードインナリインフォースメントの少なくとも車体後方側端部に、前記フードインナパネルに取り付けられるフランジ部が車幅方向に間隔を空けて複数突設されており、
    前記フランジ部に、車体前後方向に延在するビード部が形成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用フード構造。
  5. 前記ビード部は、車体上方側へ凸となる形状に形成されている請求項4に記載の車両用フード構造。
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