JP6016685B2 - 複合型インバータ装置 - Google Patents

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本発明は農業機械や草刈機等の汎用機械に用いられ、特にスイッチング素子の冷却に特徴を有する複合型インバータ装置に関するものである。
本発明は近年温室効果ガスを含む排気ガスを規制する観点から排気ガスを規制する動きが社会的潮流となっている。この動きに対してハイブリッドカーや電気自動車等の開発が進められている。一方、従来の草刈り機や農業機械ではディーゼルエンジンが動力源として用いられ、エンジンの周囲にラジエーターやマフラー等を配置し、変速機を備えて動力を必要な部所に伝える構成であった。
特許文献1にはエンジンを動力源とすることに代えて、電動式とする農業機械が提案されている。又農業機械の負荷に供給するための動力源としては、例えば200Vで三相交流の電圧を出力するものが知られている。
又特許文献2にはエンジンに発電機を接続し、インバータを介してモータを制御するシリーズハイブリッドシステムが提案されている。シリーズハイブリッドシステムでは、エンジンと、エンジンに連結された発電機と、発電機の交流出力を直流電力に変換する第1のインバータと、このインバータからの直流出力に基づいて三相交流モータを制御する第2のインバータとが直列に制御されている。ここでインバータは夫々フィルムコンデンサ等の平滑用のコンデンサを有している。
特開2003−9607号公報 特開2008−187794号公報
前述したようにシリーズハイブリッドシステムでは、インバータのスイッチング素子やインバータに用いられるコンデンサは発熱が大きいため、冷却が必要である。2つのインバータを用いていると、冷却すべき素子数が多くなり、冷却機構を含めたインバータを小型化しにくくなるという問題点があった。
本発明はこのような複数のインバータを有するシステムの問題点に着目してなされたものであって、複数のインバータを一体化して容易に冷却できるようにすることを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の複合型インバータ装置は、インバータケースと、 前記インバータケースの第1壁面及び第2壁面の内側に形成された冷却水路と、夫々複数のスイッチング素子を有する第1のインバータと、夫々複数のスイッチング素子を有する第2のインバータと、前記冷却水路に設けられたコンデンサケースと、前記コンデンサケース内に設けられ且つ、前記第1のインバータ及び第2のインバータに接続されるコンデンサと、を具備し、前記インバータケースの第1壁面に、第1のインバータの前記複数のスイッチング素子が接触して設置され、前記第1壁面と対向する側の第2壁面に、第2のインバータの前記複数のスイッチング素子が接触して設置されている
前記第1壁面の内側である第1内面であって前記第1のインバータの前記複数のスイッチング素子と対向する部分に、前記コンデンサケースが接触し、且つ、前記第2壁面の内側である第2内面であって前記第2のインバータの前記複数のスイッチング素子と対向する部分に、前記コンデンサケースが接触している
このような特徴を有する本発明によれば、複数のインバータを一体化し、スイッチング
素子とコンデンサを冷却水路に取付けているため、冷却効率を向上させることができる。又インバータの部品を共用化して小型化しているため、設置面積や容積を小さくすることができるという効果が得られる。
図1は本発明の実施の形態による複合型インバータ装置が適用されるシリーズハイブリッドシステムの全体構成を示すブロック図である。 図2は本実施の形態による複合型インバータ装置とその周辺回路を示すブロック図である。 図3は本実施の形態による複合型インバータ装置の平面図である。 図4は本実施の形態による複合型インバータ装置のA−A線断面図である。 図5は本実施の形態による複合型インバータ装置のB−B線断面図である。
図1は本発明の実施の形態による複合型インバータ装置が適用されるシリーズハイブリッドシステムの全体構成を示すブロック図である。本図においてこのシリーズハイブリッドシステムはエンジン11を有している。エンジン11の動力はフライホイール12を介してジェネレータ13に供給され、ジェネレータ13を一定速度で回転駆動するものである。
ジェネレータ13は三相交流式の発電機であって、回転数に応じた三相交流を第1のインバータ14に与える。インバータ14は三相交流の位相制御を行うものであり、その直流電圧の出力端子にはコンデンサ15を介して第2のインバータ16が接続されている。コンデンサ15には通常フィルムコンデンサが用いられる。インバータ16には三相交流のモータ17が接続され、図示しない農業機械や汎用機械等がモータ17によって駆動される。又インバータ14,16にはマネージングコンピュータ18が接続される。マネージングコンピュータ18は操作部19からのアクセル等の信号に応じてインバータ14及び16をベクトル制御し、モータ17を駆動するものである。ここでインバータ14,16とその間のコンデンサ15とは、複合型インバータ装置20を構成している。
次に複合型インバータ装置20の内部構成について図2を用いて説明する。図2に示すようにインバータ14の内部は、例えばパワーMOSFETやIGBT等の半導体スイッチングスタック21,22,23が図示のように並列に接続される。各スイッチングスタックは一対のスイッチング素子からなり、夫々のスイッチング素子の中点がジェネレータ13の各相に図示のように接続されて構成される。コントローラ24はマネージングコンピュータ18からの制御に応じてスイッチング素子の開閉のタイミングを制御して位相制御を行うものである。そしてインバータ16の内部もインバータ14と同様に、半導体スイッチングスタック31,32,33が図示のように並列に接続される。そして各スイッチングスタックは一対のスイッチング素子からなり、夫々のスイッチング素子の中点がモータ17の各相に図示のように接続される。コントローラ34はマネージングコンピュータ18からの制御に応じてスイッチング素子の開閉のタイミングを制御して位相制御を行うものである。
次に2つのインバータを一体化した複合型インバータ装置20の構造の詳細について図3〜図5を用いて説明する。図3はこのインバータ装置20の平面図であり、図4はA−A線断面図、図5はB−B線断面図である。複合型インバータ装置20は密閉されたインバータケース41に収納されている。インバータケース41は長方形の筐体であり、ケース41の左右には冷却水を導入するための導入ダクト42、冷却水を排出するための排出ダクト43が設けられる。そしてインバータケース41内にはコンデンサケース44内にフィルムコンデンサ15が収納されている。フィルムコンデンサ15は2つのインバータ
14,16で共用して用いられるコンデンサであり、スイッチング素子と同様に冷却が必要である。この実施の形態ではコンデンサ自体をインバータケース41内のコンデンサケース44に収納して保持している。
さてこれらの図に示すように冷却水路を構成するインバータケース41の上面には、インバータ14の半導体スイッチングスタック21,22,23を接触して設置されている。又インバータケース41の下面には、インバータ16の半導体スイッチングスタック31,32,33が接触して設置されている。ここで半導体スイッチングスタック21〜23と31〜33とは冷却水路を介して両側から挟み込むように配置しておくことが好ましく、例えば互いに対称な位置に配置する。このようにすれば図示しない冷却水還流機構で冷却水路に冷却水を還流させることで、半導体スイッチングスタック21〜23,31〜33とコンデンサ15とを十分に冷却することができる。
次にこの実施の形態の動作について説明する。この実施の形態におけるシリーズハイブリッドシステムにおいては、アクセルからの信号が操作部19を介してマネージングコンピュータ18に加わり、これによってインバータ14,16のコントローラで位相制御が行われる。正常な動作時にはエンジン11はフライホイール12を介してジェネレータモータ13を一定速度で回転させる。これによってインバータ14はほぼ一定の直流電圧を発生する。ここで電圧を位相制御するためにジェネレータモータの各相のスイッチングのタイミングを制御し、ベクトル制御を行い、必要な直流電圧を得る。この直流電圧はコンデンサ15によって平滑され、更にインバータ16に与えられ、これに基づいてモータ17が負荷に応じて位相制御される。
このときインバータ14,16の半導体スイッチングスタックには大電流が流れるため高温となる。又その間のコンデンサについても高温となる。しかし前述したように、冷却水路を構成するインバータケース41の導入ダクト42より冷却水を導入し、排出ダクト43より排出し、冷却水を還流させることでスイッチングスタックとコンデンサ15を十分に冷却することができる。
尚この実施の形態では2つのインバータを一体化したものについて説明しているが、更に多数のインバータを一体化したものについても本発明を適用し、冷却水路にスイッチング素子を接触させて冷却効果を上げることができる。
又この実施の形態ではコンデンサを冷却水路内に設けているが、スイッチングスタックと同様に冷却水路の壁面に接触させて取付けておくようにしてもよい。
又この実施の形態では複合型インバータ装置は図2に示すように2つのコントローラ24,34を独立させているが、1つのコントローラを共用するようにすることもできる。
更にこの実施の形態では、シリーズハイブリッドシステムに用いられる2つのインバータを一体化した複合型インバータについて説明しているが、本発明は複数のインバータを用いる装置であればシリーズハイブリッドシステムに限らず、例えば発電装置等にも適用することができる。
ここで前記インバータは第1,第2のインバータから成るものであり、前記各インバータのスイッチング素子は夫々3つの半導体スイッチングスタックを有するものであり、前記冷却水路の壁面に前記第1のインバータの3つの半導体スイッチングスタックと、第2のインバータの3つの半導体スイッチングスタックとを接触させて取付けたものであるとしてもよい。
ここで前記コンデンサは、前記冷却水路のケース内に収納されているようにしてもよい。
ここで前記コンデンサは、前記冷却水路の壁面に接触して取付けたものとしてもよい。
本発明によれば複数のインバータを有する装置に用いて冷却の効率を低下させることなく小型化することができる。従って本発明は例えば農業機械や芝刈機などの種々の産業機械に好適に用いることができる。
11 エンジン
12 フライホイール
13 ジェネレータ
14,16 インバータ
15 コンデンサ
17 モータ
18 マネージングコンピュータ
19 操作部
20 複合型インバータ装置
21〜23, 31〜33 半導体スイッチングスタック
41 インバータケース
42 導入ダクト
43 排出ダクト
44 コンデンサケース

Claims (2)

  1. 複合型のインバータ装置であって、
    インバータケースと、
    前記インバータケースの第1壁面及び第2壁面の内側に形成された冷却水路と、
    夫々複数のスイッチング素子を有する第1のインバータと、
    夫々複数のスイッチング素子を有する第2のインバータと、
    前記冷却水路に設けられたコンデンサケースと、
    前記コンデンサケース内に設けられ且つ、前記第1のインバータ及び第2のインバータに接続されるコンデンサと、
    を具備し、
    前記インバータケースの第1壁面に、第1のインバータの前記複数のスイッチング素子が接触して設置され、前記第1壁面と対向する側の第2壁面に、第2のインバータの前記複数のスイッチング素子が接触して設置されている複合型インバータ装置。
  2. 前記第1壁面の内側である第1内面であって前記第1のインバータの前記複数のスイッチング素子と対向する部分に、前記コンデンサケースが接触し、且つ、前記第2壁面の内側である第2内面であって前記第2のインバータの前記複数のスイッチング素子と対向する部分に、前記コンデンサケースが接触している請求項1に記載の複合型インバータ装置。
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