JP6015631B2 - コネクタ - Google Patents
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本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、構造の簡素化を図ることを目的とする。
フード部を有する雄側ハウジングと、
前記フード部内に嵌合される雌側ハウジングと、
前記雌側ハウジング内に形成された端子収容室と、
前記端子収容室内に挿入される雌端子金具と、
前記フード部に設けられ、前記フード部内に位置する係止形態と、前記フード部外へ退避した退避形態との間で変位可能な係止部材と、
前記係止部材に形成され、前記フード部内に嵌合された前記雌側ハウジングを係止して抜止めするロック部と、
前記雌側ハウジングの外面から前記端子収容室内に連通した形態であって係止形態の前記係止部材を進入させる切欠部と、
前記切欠部に形成されて前記ロック部と係止可能なロック用受け部と、
前記係止部材に形成され、前記雌側ハウジングが前記フード部内に嵌合した状態において、前記雌端子金具を係止して抜止めする抜止部と、
前記端子収容室の内壁部のうち前記切欠部の開口縁内周部に連なる領域を基端部として片持ち状に延出した形態であって、前記雌端子金具を係止して抜止めするランスとを備えており、
前記ランスの前記基端部と前記切欠部の前記開口縁内周部が、前記ロック用受け部として機能するようになっているところに特徴を有する。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図7を参照して説明する。本実施例のコネクタは、雄側ハウジング10と、雌側ハウジング40とを備えて構成され、両ハウジング10,40は、その前面(正面)同士を対向させた状態で接近させることによって嵌合されるようになっている。尚、以下の説明において、前後方向は、各ハウジング10,40毎に定義する。また、上下方向は、各図にあらわれる向きを基準として定義する。
雄側ハウジング10は、合成樹脂製であり、図1,2に示すように、前後方向に細長い端子保持部11と、端子保持部11の前端面(図1,2における右側の端面)の外周縁から前方へ角筒状に延出した形態のフード部12とを一体に形成して構成されている。端子保持部11内には、後端面に開口された雄側端子収容室13が1室形成されている。雄側端子収容室13内には、その内壁に沿って前方へ片持ち状に延出した形態の雄側ランス14が形成されている。
雌側ハウジング40は、合成樹脂製であり、全体として前後方向に細長い形態である。雌側ハウジング40内には、前後方向に細長い1室の雌側端子収容室41が形成されている。雌側端子収容室41は、その前端側領域(図1における左側の領域)に配された前部室42と、後端側領域に配された後部室43とから構成されている。図4,5に示すように、前部室42の幅寸法Wfは、後部室43の幅寸法Wrに比べて小さく設定されている。雌側端子収容室41(後部室43)の後端は、導出口44として外部へ開口している。前部室42には、その上壁面に沿って前方へ片持ち状に延出した形態の雌側ランス45が形成されている。雌側ランス45は、雌側端子収容室41の内壁から突出した基端部46を支点として上下方向へ弾性撓みし得るようになっている。
両ハウジング10,40を嵌合する際には、雄端子金具30を、雄側ハウジング10に挿入して、雄側ランス14とリテーナ15により抜止め状態に保持する。また、係止部材17は退避形態に保持しておく。一方、雌側ハウジング40においては、雌端子金具50を、雌側端子収容室41内に挿入して雌側ランス45により抜止め状態に保持しておく。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、係止部材が、フード部に対しヒンジ部を介して連なっているが、係止部材は、フード部とは別体の部品であってもよい。
(2)上記実施例では、切欠部の開口領域を、雌側ハウジングの外面のうち雌端子金具に略同軸状に接続した電線を雌側ハウジングの外部へ導出させるための導出口と連通させているが、この点に着目し、切欠部の開口幅を、雌端子金具が通過可能な寸法に設定してもよい。この構成によれば、切欠部を通して雌端子金具を端子収容室に挿入することができる。この時の雌端子金具の挿入方向は、電線の軸線と交差する方向となるので、電線を摘んだ状態で導出口から雌端子金具を軸線方向に端子収容室に挿入する場合に比べると、雌端子金具の変形や電線の座屈が生じ難い。
(3)上記実施例では、切欠部と導出口とを連通させたが、切欠部の開口領域と導出口の開口領域とを互いに独立して非連通の形態としてもよい。
(4)上記実施例では、極数(雄端子金具と雌端子金具とによる導電路の数)が1極である場合について説明したが、本発明は、極数が複数極である場合にも適用できる。
<参考例>
(1)上記実施例では、ロック部と抜止部が共通の切欠部内に進入するようにしたが、ロック部の進入経路と抜止部の進入経路を別々に設ける形態も考えられる。
(2)上記実施例では、ランスの基端部と切欠部の開口縁内周部の両方が、ロック用受け部として機能するようにしたが、ロック用受け部として機能するのを、ランスの基端部と切欠部の開口縁内周部のうちいずれか一方だけとする形態の考えられる。
12…フード部
17…係止部材
19…ヒンジ部
21…抜止部
22…ロック部
40…雌側ハウジング
41…雌側端子収容室(端子収容室)
45…雌側ランス(ランス)
46…雌側ランスの基端部
47…切欠部
48…切欠部の開口縁内周部
49…ロック用受け部
50…雌端子金具
Claims (2)
- フード部を有する雄側ハウジングと、
前記フード部内に嵌合される雌側ハウジングと、
前記雌側ハウジング内に形成された端子収容室と、
前記端子収容室内に挿入される雌端子金具と、
前記フード部に設けられ、前記フード部内に位置する係止形態と、前記フード部外へ退避した退避形態との間で変位可能な係止部材と、
前記係止部材に形成され、前記フード部内に嵌合された前記雌側ハウジングを係止して抜止めするロック部と、
前記雌側ハウジングの外面から前記端子収容室内に連通した形態であって係止形態の前記係止部材を進入させる切欠部と、
前記切欠部に形成されて前記ロック部と係止可能なロック用受け部と、
前記係止部材に形成され、前記雌側ハウジングが前記フード部内に嵌合した状態において、前記雌端子金具を係止して抜止めする抜止部と、
前記端子収容室の内壁部のうち前記切欠部の開口縁内周部に連なる領域を基端部として片持ち状に延出した形態であって、前記雌端子金具を係止して抜止めするランスとを備えており、
前記ランスの前記基端部と前記切欠部の前記開口縁内周部が、前記ロック用受け部として機能するようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記係止部材が、前記フード部に対しヒンジ部を介して連なっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2013237737A JP6015631B2 (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013237737A JP6015631B2 (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | コネクタ |
Publications (2)
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JP2015099644A JP2015099644A (ja) | 2015-05-28 |
JP6015631B2 true JP6015631B2 (ja) | 2016-10-26 |
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ID=53376152
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013237737A Expired - Fee Related JP6015631B2 (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | コネクタ |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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JP6128443B2 (ja) * | 2014-02-06 | 2017-05-17 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0756821B2 (ja) * | 1988-05-20 | 1995-06-14 | 菱星電装株式会社 | コネクタハウジング |
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2013
- 2013-11-18 JP JP2013237737A patent/JP6015631B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015099644A (ja) | 2015-05-28 |
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