JP5757220B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
このような構成によると、ロックアームを利用して半嵌合検知を行うことができる。
このような構成によると、ロックアームの自由端と突部との間に電線が入り込んでロックアームがめくれ上がるなどの不具合を規制できる。また、ロックアームと突部の間に電線の入り込み防止構造を設けなくても済むため、防止構造を成形するために金型を複雑化させることがない。さらに、防止構造を成形するための抜き孔をロックアームに設定しなくてもよいため、ロックアームの強度を低下させることがなく、リテーナを設けなくても十分なロック強度を確保することができる。
本発明の参考例1を図1ないし図9の図面を参照しながら説明する。本参考例のコネクタ11は縦長の略方形のブロック状をなす合成樹脂製のハウジング20を有し、図1に示すように、相手側コネクタ50に対して嵌合可能とされている。一方、相手側コネクタ50は、コネクタ11の主要部をなすハウジング20の内部に嵌合可能なフード部51を有している。フード部51の天井壁52における中央部には、ロック孔53が天井壁52の板厚方向に貫通して形成されている。なお、以下の説明においては両コネクタ11,50の嵌合方向を前後方向とし、互いの嵌合面側を前側とする。
次に、本発明の実施形態2を図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態における相手側コネクタ60は、参考例1の相手側コネクタ50のフード部51の開口縁51Aに切り欠き61を追加したものであって、その他の構成については参考例1の相手側コネクタ50と同じであるため、参考例1と同一の符号を用いるものとする。
次に、本発明の実施形態3を図11の図面を参照しながら説明する。本実施形態のコネクタ13は、参考例1のアーチ部27よりもやや前方に拡幅させたアーチ部28を備えたものであって、その他の構成は参考例1と同様であるため、参考例1と同一の符号を用いるものとする。コネクタ13が嵌合係止位置にあるときには、ロックアーム24の後端からアーチ部28の前端までの寸法Lが最も広くなるものの、この寸法Lは電線Wの直径よりも小さい寸法とされているため、電線Wがロックアーム24の後端とアーチ部28の前端との間に入り込んでロックアーム24をめくり上げることを規制できる。また、寸法Lは、ハウジング20から複数の電線Wが引き出されている場合において、最も直径が小さい電線Wの直径よりも小さい寸法とされているため、ロックアーム24のめくれを確実に規制できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では検知部として撓み可能なロックアーム24を例示しているものの、本発明によると、検知部として撓み不能な突起を形成し、この突起の後端部が嵌まり込む凹部をフード部に設けてもよい。また、検知部は、ロックアームに連結された一対の支持片の後端部としてもよい。
20…ハウジング
24…ロックアーム(検知部)
26…解除凹部(検知部)
26A…外縁
28…アーチ部(突部)
30…段差
50…相手側コネクタ
51…フード部
51A…開口縁
60…相手側コネクタ
61…切り欠き
L…寸法
W…電線
Claims (3)
- 相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
前記相手側コネクタに設けられたフード部内に嵌合するハウジングと、
前記ハウジングにおいて外部から視認可能な位置に設けられ、前記相手側コネクタとの嵌合に伴って前記ハウジングとともに前記フード部内に進入する検知部とを備え、
前記ハウジングが前記フード部内に嵌合する途中では前記検知部が前記フード部の開口縁から突出して配されることで前記検知部の外縁と前記フード部の開口縁とからなる段差が形成されており、前記嵌合が進行するにつれて前記段差の突出量が小さくなり、前記嵌合が完了した状態では前記段差が消滅しており、
前記フード部の開口縁には、同開口縁を前記ハウジングとの嵌合方向後方に切り欠くことで切り欠きが形成されており、前記段差が消滅するにしたがって前記検知部の外縁が前記フード部の開口縁と面一をなして並ぶことを特徴とするコネクタ。 - 前記検知部は、前記ハウジングの外面から立ち上がった後、前記フード部との嵌合方向後方に向けて片持ち状に突出する形態をなすロックアームであることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記ハウジングにおいて前記ロックアームの自由端と対向する位置には突部が立設されており、前記ロックアームの自由端から前記突部までの寸法は、前記ハウジングから後方に引き出される複数の電線のうち直径が最も小さい最小電線の直径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2011245529A JP5757220B2 (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011245529A JP5757220B2 (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | コネクタ |
Publications (2)
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JP2013101871A JP2013101871A (ja) | 2013-05-23 |
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Family Applications (1)
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JP2006040691A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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2011
- 2011-11-09 JP JP2011245529A patent/JP5757220B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013101871A (ja) | 2013-05-23 |
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