JP6013961B2 - ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物 - Google Patents

ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物 Download PDF

Info

Publication number
JP6013961B2
JP6013961B2 JP2013069284A JP2013069284A JP6013961B2 JP 6013961 B2 JP6013961 B2 JP 6013961B2 JP 2013069284 A JP2013069284 A JP 2013069284A JP 2013069284 A JP2013069284 A JP 2013069284A JP 6013961 B2 JP6013961 B2 JP 6013961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixture
particles
magnesium sulfate
basic magnesium
fibrous basic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013069284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014189772A (ja
Inventor
良一 野村
良一 野村
洋二郎 市村
洋二郎 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Material Industries Ltd
Original Assignee
Ube Material Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Material Industries Ltd filed Critical Ube Material Industries Ltd
Priority to JP2013069284A priority Critical patent/JP6013961B2/ja
Priority to CN201480018262.9A priority patent/CN105121541B/zh
Priority to US14/780,153 priority patent/US9701808B2/en
Priority to PCT/JP2014/057239 priority patent/WO2014156801A1/ja
Priority to KR1020157030337A priority patent/KR102134940B1/ko
Priority to TW103110300A priority patent/TWI613241B/zh
Publication of JP2014189772A publication Critical patent/JP2014189772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6013961B2 publication Critical patent/JP6013961B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/30Sulfur-, selenium- or tellurium-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/20Compounding polymers with additives, e.g. colouring
    • C08J3/203Solid polymers with solid and/or liquid additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K7/00Use of ingredients characterised by shape
    • C08K7/02Fibres or whiskers
    • C08K7/04Fibres or whiskers inorganic
    • C08K7/08Oxygen-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2323/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
    • C08J2323/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
    • C08J2323/10Homopolymers or copolymers of propene
    • C08J2323/12Polypropene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/30Sulfur-, selenium- or tellurium-containing compounds
    • C08K2003/3045Sulfates
    • C08K2003/3063Magnesium sulfate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K2201/00Specific properties of additives
    • C08K2201/002Physical properties
    • C08K2201/003Additives being defined by their diameter

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

本発明は、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物に関する。本発明はまた、該混合物を用いたポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムとを含む溶融混練物の製造方法に関する。本発明はさらに、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物の製造方法にも関する。
樹脂材料は、自動車の内外装材、冷蔵庫や洗濯機などの家庭電化製品の外装材、トレー、棚板、包装シートなどの各種成形体の材料として広く利用されている。樹脂材料の成形体の剛性や衝撃強度などの物性を向上させるために、樹脂材料に無機充填材、滑材、エラストマーなどの添加材を添加することは広く行われている。無機充填材としては、繊維状塩基性硫酸マグネシウムなどの繊維状無機充填材、タルクなどの非繊維状無機充填材が用いられている。
無機充填材を含む樹脂組成物の製造方法として、無機充填材を高濃度で含むマスターバッチ(樹脂組成物)を用意して、マスターバッチと樹脂材料とを溶融混練して所望の組成の樹脂組成物(最終製品)を製造することが一般的に行なわれている。
特許文献1には、繊維状無機充填材と非繊維状無機充填材とエラストマーとを含むポリプロピレン樹脂組成物成形体の製造方法として、第1のプロピレン重合体(A−I)と繊維状無機充填材(B)とを、(A−I)と(B)の重量比((A−I)/(B))を3/7〜7/3にして、溶融混練して樹脂組成物(MB)を得る第1工程と、第1工程で得られた樹脂組成物(MB)に、さらに第2のプロピレン重合体(A−II)と非繊維状無機充填材(C)とオレフィン系エラストマーおよび/またはビニル芳香族化合物含有エラストマー(D)とを加えて溶融混練して樹脂組成物を得る第2工程からなる方法が記載されている。この特許文献には、繊維状無機充填材の例として、繊維状マグネシウムオキシサルフェート(繊維状塩基性硫酸マグネシウム)が記載されている。また、プロピレン重合体(A−I)と繊維状無機充填材(B)との混練に用いる装置として、一軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、熱ロールが例示されている。
特開2006−83369号公報
特許文献1に例示されているような混練機には、一般に混練材料(原料)を供給するためのホッパーが備えられている。従って、プロピレン重合体と繊維状塩基性硫酸マグネシウムを含む溶融混練物(樹脂組成物)は、ポリオレフィンの粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウムの凝集粒子とを予め均一に混合した混合物を溶融混練機のホッパーの原料供給口に供給して、混合物をホッパー内にて落下させて集積させた後、混合物を溶融混練機内に導入して溶融混練することによって製造するのが一般的である。
ポリオレフィン粒子や繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子としては平均粒子径が異なる各種の粒子が生産されている。また、繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子については、造粒方法や乾燥方法により繊維状塩基性硫酸マグネシウムの凝集状態が異なり、見かけ密度が異なる粒子も生産されている。しかしながら、本発明者の検討によると、原料のポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とに特に注意を払わずに両者を混合した混合物を使用して樹脂組成物を製造すると、得られる樹脂組成物の組成が不均一になることがあることが判明した。組成が不均一な樹脂組成物をマスターバッチに用いて樹脂組成物(最終製品)を製造すると、得られる最終製品の組成が不均一になる。
従って、本発明の目的は、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との混合物を、ホッパーを備えた一般的な溶融混練機を用いて溶融混練することによって組成の均一性が高い樹脂組成物を工業的に有利に製造することができる方法を提供することにある。
本発明者は、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを均一に混合した混合物を、ホッパーを備えた一般的な溶融混練機を用いて溶融混練することによって組成が不均一な樹脂組成物が生成する要因を検討した結果、その要因の一つは、溶融混練機のホッパー内に集積された混合物は、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とがそれぞれ偏在して組成が不均一になっていて、その組成が不均一な混合物が溶融混練機に導入されるためであることが判明した。さらに、本発明者は検討を進めて、溶融混練機のホッパー内に集積された混合物の組成が不均一になる現象は、主に混合物を溶融混練機のホッパーの原料供給口に供給してから混合物がホッパー内を落下してホッパー内に集積されるまでの間に起きていることを見出した。そして、本発明者は、予め均一に混合したポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との混合物を、別にホッパーの原料供給口から底部までの落差に相当する高さから落下させて、落下後の混合物の組成の均質性を確認することによって、溶融混練機のホッパー内に集積された混合物の組成の均一性を向上させることができること、また、ポリオレフィン粒子の平均粒子径(DA、単位:cm)を二乗した値(DA 2)にその密度(ρA、単位:g/cm3)を乗じた値(DA 2×ρA)を、繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の平均粒子径(DB、単位:cm)を二乗した値(DB 2)にその見かけ密度(ρB:g/cm3)を乗じた値(DB 2×ρB)で除した値(DA 2×ρA/DB 2×ρB)が0.2〜5の範囲にある混合物は、落下後の組成の均一性が高いことを見出して本発明を完成させた。
従って、本発明は、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含み、ポリオレフィン粒子の平均粒子径(DA、単位:cm)を二乗した値(DA 2)にその密度(ρA、単位:g/cm3)を乗じた値(DA 2×ρA)を、繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の平均粒子径(DB、単位:cm)を二乗した値(DB 2)にその見かけ密度(ρB:g/cm3)を乗じた値(DB 2×ρB)で除した値(DA 2×ρA/DB 2×ρB)が0.2〜5の範囲にある混合物にある。
本発明の混合物の好ましい態様は、次のとおりである。
(1)ポリオレフィン粒子のDAが0.01〜0.18cmの範囲にある。
(2)繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子のDBが0.01〜0.18cmの範囲にある。
(3)DA 2×ρA/DB 2×ρBが0.3〜3の範囲にある。
(4)DA 2×ρA/DB 2×ρBが0.7〜1.4の範囲にある。
本発明はまた、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との混合物を溶融混練機のホッパーの原料供給口に供給して、混合物をホッパー内で集積させた後、混合物を溶融混練機内に導入して溶融混練を行うポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムを含む溶融混練物の製造方法において、混合物として上記本発明の混合物を用いることを特徴とする溶融混練物の製造方法にもある。本発明の製造方法において、予め均一に混合した混合物の一部を予めホッパーの原料供給口から底部までの落差に相当する高さから落下させて、落下後の混合物の組成の均質性を確認する工程を利用することもできる。
本発明はさらに、ポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムとを含む溶融混練物の製造に用いる、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物の製造方法であって、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを混合して調製した混合物について、予め所定の落差を設定し、その落差に相当する高さから落下させて得られた混合物の組成の均質性を確認する工程を含む混合物の製造方法にもある。
上記本発明の方法の好ましい態様は、次の通りである。
(1)落下させて得られた混合物の組成の均質性を、平均粒子径が異なるポリオレフィン粒子を使用して調整する。
(2)落下させて得られた混合物の組成の均質性を、平均粒子径及び/又は見かけ密度が異なる繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子を使用して調整する。
本発明の混合物は、溶融混練機のホッパー内を落下させた後の組成の均一性が高い。このため、本発明の混合物を、ホッパーを備えた溶融混練機を用いて溶融混練することによって組成の均一性が高い樹脂組成物(マスターバッチ)を製造することができる。また、本発明の混合物の製造方法を利用することによって、落下後の組成の均一性が高い混合物を有利に製造方法することができる。
本発明のポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムとを含む溶融混練物の製造方法の実施に有利に使用することができる溶融混練機の一例の構成図である。 実施例において、落下後の混合物のプロピレン重合体粒子濃度の標準偏差の測定に使用した落下試験装置の斜視図である。
本発明のポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との混合物は、ポリオレフィン粒子の平均粒子径(DA、単位:cm)を二乗した値(DA 2)にその密度(ρA、単位:g/cm3)を乗じた値(DA 2×ρA)を、繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の平均粒子径(DB、単位:cm)を二乗した値(DB 2)にその見かけ密度(ρB:g/cm3)を乗じた値(DB 2×ρB)で除した値(DA 2×ρA/DB 2×ρB)が0.2〜5の範囲にある。DA 2×ρA/DB 2×ρBは、好ましくは0.3〜3の範囲、特に好ましくは0.7〜1.4の範囲である。またDA 2×ρAとDB 2×ρBとの差の絶対値(|DA 2×ρA−DB 2×ρB|)は0.020g/cm3以下であることが好ましく、0.015g/cm3以下であることがより好ましく、0.0050g/cm3以下であることが特に好ましい。
混合物中のポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の割合は、質量比(前者:後者)で70:30〜20:80の範囲にあることが好ましく、60:40〜30:70の範囲にあることがより好ましく、60:40〜40:60の範囲にあることが特に好ましい。混合物中の繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の濃度が高くなりすぎると、混合物を溶融混練する際に、溶融物の粘度が高くなって溶融物を混練しにくくなる、また繊維状塩基性硫酸マグネシウム粒子同士が衝突して、繊維状塩基性硫酸マグネシウム粒子が折れて短くなるなどの問題が生じることがある。
ポリオレフィン粒子は、平均粒子径(DA)が0.01〜0.18cmの範囲にあることが好ましい。また、ポリオレフィン粒子はポリプロピレン粒子であることが好ましい。ポリオレフィン粒子は、密度(ρA)が0.85〜0.92g/cm3の範囲にあることが好ましい。ポリオレフィン粒子の形状は球状、円柱状、アーモンド状であることが好ましい。
繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子は、繊維状塩基性硫酸マグネシウム(一次粒子)が凝集した凝集粒子(二次粒子)である。繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子は、平均粒子径(DB)が0.01〜0.18cmの範囲にあることが好ましい。繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子は、見かけ密度(ρB)が0.35〜1.00g/cm3の範囲にあることが好ましく、0.35〜0.45g/cm3の範囲にあることが特に好ましい。繊維状塩基性硫酸マグネシウムの真密度は一般に2.3g/cm3である。繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の形状は、球状、円柱状、アーモンド状であることが好ましい。繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子を構成している繊維状塩基性硫酸マグネシウムは、平均繊維太さが0.1〜5.0μmの範囲にあって、平均アスペクト比(平均繊維長/平均繊維太さ)が3以上、特に5〜50の範囲にあることが好ましい。繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の製造方法の例としては、転動造立法、押出し造立法、ロール圧縮法、スプレードライ法を挙げることができる。
次に、本発明のポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムを含む溶融混練物の製造方法を添付図面の図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明のポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムとを含む溶融混練物の製造方法の実施に有利に使用することができる溶融混練機の一例の構成図である。図1において、溶融混練機1のホッパー2は、頂部に原料供給口3を備え、底部4にて溶融混練機1と接続している。原料供給口3は混合物搬送手段5に接続している。溶融混練機1の例としては、一軸混練押出機、二軸混練押出機、バンバリーミキサー及びミキシングロールを挙げることができる。混合物搬送手段5の例としては、ベルトコンベア及び空気輸送を挙げることができる。
図1の溶融混練機を用いた溶融混練物の製造方法では、予め均一に混合したポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との混合物は、混合物搬送手段5によりホッパー2の原料供給口3に供給される。原料供給口3に供給された混合物6はホッパー2の内部を落下して、ホッパー2の内部に集積される。集積された混合物6は溶融混練機1内に導入されて、溶融混練されて溶融混練物が製造される。本発明の溶融混練物の製造方法では、原料供給口3に供給された混合物6は、ホッパー2の内部を落下してホッパー2の内部に集積されるまでの間に組成が不均一になりにくく、均一な組成を維持したまま混合物6が溶融混練機1内に導入されるため、組成の均一性が高い樹脂組成物(マスターバッチ)を製造することができる。
溶融混練物の製造を実施する前に、予め均一に混合した混合物の一部をホッパー2の原料供給口3から底部4までの落差に相当する高さLから落下させて、落下後の混合物の組成の均質性を確認してもよい。ホッパー2の原料供給口3から底部4までの落差に相当する高さLは、一般には1〜4mの範囲である。混合物の組成の均質性は、例えば、落下後の混合物を高さ方向にて5つに分割し、その分割した各混合物中のポリオレフィン粒子もしくは繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の濃度を測定して、その濃度の標準偏差を求めることによって評価することができる。分割した各混合物中のポリオレフィン粒子もしくは繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の濃度の標準偏差が低い方が、混合物の組成の均一性が高い。ポリオレフィン粒子もしくは繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の濃度の標準偏差は10%以下であることが好ましい。
次に、本発明のポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物の製造方法を説明する。本発明の混合物の製造方法は、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを混合して調製した均一な混合物について、予め所定の落差を設定し、その落差に相当する高さから落下させて得られた混合物の組成の均質性を確認する工程を含む。所定の落差は、ポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムとを含む溶融混練物の製造に用いる溶融混練機のホッパーの原料供給口から底部までの落差に相当する高さである。ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを均一に混合する方法には特に制限はなく、固定容器型混合機、回転容器型混合機、気流型混合機及び高速流動型混合機などの通常の混合機を用いて混合することができる。ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを混合して得られる、落下させる前の混合物の均質性は、例えば、混合物から5つの試料を採取し、その試料中のポリオレフィン粒子もしくは繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の濃度を測定して、その濃度の標準偏差を求めることによって評価することができる。ポリオレフィン粒子もしくは繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の濃度の標準偏差は5%以下であることが好ましい。
混合物の製造方法の実施に際しては、平均粒子径が異なるポリオレフィン粒子と平均粒子径及び/又は見かけ密度が異なる繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とをそれぞれ複数種類用意して、ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の組み合わせが異なる混合物を複数個製造して、落下後の混合物の組成の均質性が所望のレベルとなるポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との組み合わせを見出すようにしてもよい。
[実施例1]
(1)試料
(A)ポリプロピレン粒子
六種(A1〜A6)の球状粒子を用意した。各ポリプロピレン粒子のDA(平均粒子径)、ρA(密度)、DA 2×ρAを下記の表1に示す。
表1
────────────────────────────────────────
試料名 DA(cm) ρA(g/cm3) DA 2×ρA(g/cm)
────────────────────────────────────────
A1 0.200 0.846 0.03384
A2 0.150 0.858 0.01931
A3 0.083 0.880 0.00606
A4 0.050 0.900 0.00225
A5 0.035 0.860 0.00105
A6 0.020 0.860 0.00034
────────────────────────────────────────
ポリプロピレン粒子の平均粒子径及び密度は下記の方法により測定した。
(ア)平均粒子径の測定方法
試料のポリプロピレン粒子を30cmの高さからガラス板に落下させ、ガラス板に載った粒子の写真を撮影し、その写真画像から100個の粒子について画像解析により円相当径を求め、その円相当径の個数基準の平均値を平均粒子径として算出した。
(イ)密度の測定方法
JIS−K0061:2001(化学製品の密度及び比重測定方法)の7.2比重瓶法に準じた方法により測定した。溶媒には、エタノールを使用した。
(B)繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子
二種(B1、B2)の円柱状凝集粒子を用意した。各繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子のDB(平均粒子径)、ρB(見かけ密度)、DB 2×ρBを下記の表2に示す。なお、各繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子を構成している繊維状塩基性硫酸マグネシウムは、平均繊維長が15μm、平均繊維太さが0.5μmである。
表2
────────────────────────────────────────
試料名 DB(cm) ρB(g/cm3) DB 2×ρB(g/cm)
────────────────────────────────────────
B1 0.125 0.415 0.00648
B2 0.056 0.402 0.00126
────────────────────────────────────────
繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の平均粒子径及び見かけ密度は下記の方法により測定した。
(ア)平均粒子径の測定方法
上記ポリプロピレン粒子の平均粒子径の測定方法と同じ方法で行った。
(イ)見かけ密度の測定方法
試料の繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子を5個抽出し、抽出した凝集粒子についてそれぞれ、直径L(cm)、高さH(cm)、重量G(g)を測定して、見かけ密度[=G/(π×(L/2)2×H)]を算出し、その平均とした。
(2)混合物の製造
ポリプロピレン粒子(A1〜A6)と繊維状塩基性硫酸マグネシウム円柱状凝集粒子(B1、B2)とを下記表3の混合量にて秤量してポリ袋に入れ、袋の開口部を閉じて5分間上下左右に振とうして、ポリプロピレン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム円柱状凝集粒子との混合物1〜18を製造した。
表3
────────────────────────────────────────
ポリプロピレン粒子(A1〜A6)と繊維状塩基性
混合物名 硫酸マグネシウム円柱状凝集粒子(B1、B2)の混合量
────────────────────────────────────────
1 A1:B1=50g:50g
2 A2:B1=50g:50g
3 A3:B1=50g:50g
4 A4:B1=50g:50g
5 A5:B1=50g:50g
────────────────────────────────────────
6 A1:B1=70g:30g
7 A2:B1=70g:30g
8 A3:B1=70g:30g
9 A4:B1=70g:30g
10 A5:B1=70g:30g
────────────────────────────────────────
11 A1:B2=50g:50g
12 A4:B2=50g:50g
13 A5:B2=50g:50g
14 A6:B2=50g:50g
────────────────────────────────────────
15 A1:B2=70g:30g
16 A4:B2=70g:30g
17 A5:B2=70g:30g
18 A6:B2=70g:30g
────────────────────────────────────────
(3)落下後の混合物の組成の均質性の評価
上記(2)で製造した混合物の落下後の組成の均質性は、落下後の混合物のポリプロピレン粒子濃度の標準偏差により評価した。落下後の混合物のポリプロピレン粒子濃度の標準偏差は、次の方法により測定した。この結果を、各混合物のDA 2×ρA/DB 2×ρBと|DA 2×ρA−DB 2×ρB|と共に下記の表4に示す。
[落下後の混合物のポリプロピレン粒子濃度の標準偏差の測定方法]
図2に混合物の落下試験装置の斜視図を示す。落下試験装置は、上から順に漏斗状の混合物導入口11、混合物導入口11の下側開口に接続する円筒管12、円筒管12の下側開口に接続する角柱状の混合物受け容器13からなる。円筒管12の長さは2mである。測定は次のようにして行なった。
試料の混合物100gを落下試験装置の導入口11に一時に投入し、混合物を混合物受け容器13にまで落下させる。混合物受け容器13に落下した混合物を、混合物受け容器13の上側から順に20gずつ正確に量り取って、5つに分割する。分割した混合物をそれぞれ1モル/Lの塩酸水溶液に入れて、混合物中の繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子を溶解させ、残部のポリプロピレン粒子を樹脂製篩を用いて回収し、水洗、乾燥する。乾燥後のポリプロピレン粒子の重量を測定し、その重量から分割した各混合物中のポリプロピレン粒子濃度を求めて、その濃度の標準偏差を算出する。
表4
────────────────────────────────────────
A 2×ρA |DA 2×ρA 落下後の混合物のポリプロピレン
混合物名 /DB 2×ρB −DB 2×ρB| 粒子濃度の標準偏差(%)
────────────────────────────────────────
1 5.22 0.02736 17.9
2 2.98 0.01283 7.1
3 0.94 0.00042 3.5
4 0.35 0.00423 7.9
5 0.16 0.00543 11.2
────────────────────────────────────────
6 5.22 0.02736 14.6
7 2.98 0.01283 7.1
8 0.94 0.00042 0
9 0.35 0.00423 7.4
10 0.16 0.00543 11.2
────────────────────────────────────────
11 26.86 0.03258 14.1
12 1.79 0.00099 3.5
13 0.83 0.00021 0
14 0.27 0.00092 7.1
────────────────────────────────────────
15 26.86 0.03258 14.1
16 1.79 0.00099 3.5
17 0.83 0.00021 0
18 0.27 0.00092 7.1
────────────────────────────────────────
表4の結果から、DA 2×ρA/DB 2×ρBが本発明の範囲にある混合物は、落下後のポリプロピレン粒子濃度の標準偏差が低いことから、落下後の組成の均一性が高いことが分かる。
1 溶融混練機
2 ホッパー
3 原料供給口
4 底部
5 混合物搬送手段
6 混合物
11 混合物導入口
12 円筒管
13 混合物受け容器

Claims (4)

  1. ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含み、ポリオレフィン粒子の平均粒子径(DA、単位:cm)を二乗した値(DA 2)にその密度(ρA、単位:g/cm3)を乗じた値(DA 2×ρA)を、繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子の平均粒子径(DB、単位:cm)を二乗した値(DB 2)にその見かけ密度(ρB:g/cm3)を乗じた値(DB 2×ρB)で除した値(DA 2×ρA/DB 2×ρB)が0.2〜5の範囲にある混合物、ただし、ポリオレフィン粒子のD A は0.01〜0.18cmの範囲にあって、その密度(ρ A )は0.85〜0.92g/cm 3 の範囲にあり、そして繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子のD B は0.01〜0.18cmの範囲にあって、その見かけ密度(ρ B )は、0.35〜1.00g/cm 3 の範囲にある
  2. A 2 ×ρ A /D B 2 ×ρ B が0.3〜3の範囲にある請求項1に記載の混合物。
  3. A 2 ×ρ A /D B 2 ×ρ B が0.7〜1.4の範囲にある請求項2に記載の混合物。
  4. ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子との混合物を溶融混練機のホッパーの原料供給口に供給して、混合物をホッパー内で集積させた後、混合物を溶融混練機内に導入して溶融混練を行うポリオレフィンと繊維状塩基性硫酸マグネシウムを含む溶融混練物の製造方法において、上記混合物として請求項1に記載の混合物を用いることを特徴とする溶融混練物の製造方法。
JP2013069284A 2013-03-28 2013-03-28 ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物 Active JP6013961B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013069284A JP6013961B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物
CN201480018262.9A CN105121541B (zh) 2013-03-28 2014-03-18 包含聚烯烃粒子和纤维状碱式硫酸镁凝集粒子的混合物
US14/780,153 US9701808B2 (en) 2013-03-28 2014-03-18 Mixture comprising polyolefin particles and fibrous basic magnesium sulfate aggregated particles
PCT/JP2014/057239 WO2014156801A1 (ja) 2013-03-28 2014-03-18 ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物
KR1020157030337A KR102134940B1 (ko) 2013-03-28 2014-03-18 폴리올레핀 입자와 섬유상 염기성 황산마그네슘 응집 입자를 함유하는 혼합물
TW103110300A TWI613241B (zh) 2013-03-28 2014-03-19 包含聚烯烴粒子與纖維狀鹼性硫酸鎂凝聚粒子之混合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013069284A JP6013961B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014189772A JP2014189772A (ja) 2014-10-06
JP6013961B2 true JP6013961B2 (ja) 2016-10-25

Family

ID=51623781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013069284A Active JP6013961B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9701808B2 (ja)
JP (1) JP6013961B2 (ja)
KR (1) KR102134940B1 (ja)
CN (1) CN105121541B (ja)
TW (1) TWI613241B (ja)
WO (1) WO2014156801A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5858311B1 (ja) * 2015-01-23 2016-02-10 富田製薬株式会社 吸湿性無機フィラー含有ポリオレフィン組成物及びこれを用いた成型体
WO2018062200A1 (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 宇部マテリアルズ株式会社 樹脂組成物、マスターバッチペレット並びに樹脂組成物成形体及びその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3854716T2 (de) * 1987-12-08 1996-07-25 Idemitsu Petrochemical Co Verfahren zur Herstellung thermoplastischer Harzzusammensetzung.
JP3396303B2 (ja) * 1994-09-22 2003-04-14 住友化学工業株式会社 ポリオレフィンフィルム用マスターバッチ及びポリオレフィンフィルム用組成物
JP5092216B2 (ja) 2004-08-19 2012-12-05 住友化学株式会社 プロピレン系樹脂組成物の製造方法、プロピレン系樹脂組成物およびそれからなる射出成形体
US20080166558A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-10 3M Innovative Properties Company Compositions of particles
JP4885185B2 (ja) * 2008-10-03 2012-02-29 本田技研工業株式会社 プロピレン重合体組成物成形体の製造方法
JP4885184B2 (ja) * 2008-10-03 2012-02-29 本田技研工業株式会社 プロピレン重合体組成物成形体の製造方法
JP4800366B2 (ja) * 2008-10-03 2011-10-26 本田技研工業株式会社 繊維状無機充填材含有樹脂組成物ペレット
JP5518507B2 (ja) * 2010-01-27 2014-06-11 宇部マテリアルズ株式会社 マスターバッチペレット及びプロピレン樹脂組成物成形体の製造方法
US8232339B2 (en) * 2010-03-16 2012-07-31 Honda Motor Co., Ltd. Production of molded fibrous basic magnesium sulfate filler-containing olefin polymer composition products
US8802762B2 (en) * 2011-01-17 2014-08-12 Milliken & Company Additive composition and polymer composition comprising the same

Also Published As

Publication number Publication date
TWI613241B (zh) 2018-02-01
JP2014189772A (ja) 2014-10-06
CN105121541A (zh) 2015-12-02
US20160060423A1 (en) 2016-03-03
KR20150138263A (ko) 2015-12-09
WO2014156801A1 (ja) 2014-10-02
KR102134940B1 (ko) 2020-07-16
TW201444899A (zh) 2014-12-01
CN105121541B (zh) 2017-04-19
US9701808B2 (en) 2017-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lay et al. Comparison of physical and mechanical properties of PLA, ABS and nylon 6 fabricated using fused deposition modeling and injection molding
AU2011246076B2 (en) Method for producing composite pellet for extrusion molding, and composite pellet for extrusion molding produced by the method
JP7216071B2 (ja) 高温熱可塑性樹脂をベースとする発泡剤含有膨張性造粒体
CN101511914B (zh) 聚合物配混方法
JP6013961B2 (ja) ポリオレフィン粒子と繊維状塩基性硫酸マグネシウム凝集粒子とを含む混合物
JP7383649B2 (ja) 一次材料及び二次材料から重縮合溶融物を製造する方法
JPWO2015129868A1 (ja) 樹脂製タッピング部材、及びそれを用いた、重合体含有液から重合体を分離回収する分離回収方法
JP2007538137A (ja) ペレット化された臭素化アニオン型スチレン系ポリマーおよびこれらの製造と使用
KR102384268B1 (ko) 플라스틱 폐기물을 원료로 사용한 고강성 밴드 제조 시스템
JP2021137979A (ja) 混練装置
JP6346305B2 (ja) 顆粒状樹脂用添加剤の製造方法、その製造方法により得られる顆粒状樹脂用添加剤、熱可塑性樹脂組成物、及び成形品
JP2003531040A (ja) ポリマー組成物の溶融成形法
US20120130015A1 (en) Production of moulded bodies containing additives
JP6635772B2 (ja) 粉体物の混合方法および樹脂組成物の製造方法
CN110128701B (zh) 一种复配添加剂的制造方法、复配添加剂及包含其的聚合物组合物
EP2703430B1 (de) Antistatisches Treibmittel und antistatischer Masterbatch zur Herstellung von geschäumten Kunststoffgegenständen
RU2804721C1 (ru) Полимерная композиция с электропроводными свойствами, способ ее получения и применения
CN105246950A (zh) 聚合经耦合的配混方法
KR20100011588U (ko) 난연성 발포 스티로폼 제조기의 스티로폼 원료비드 공급장치
BR102021011227A2 (pt) Composição de mistura em fusão de polímero, processo de rotomoldagem, e, artigo rotomoldado
CN105778215A (zh) 聚乙烯填充料扁丝专用增韧功能调节剂
JP2005002197A (ja) 高粘度再生ポリエステル樹脂の製造法
US20240342959A1 (en) Method for producing a plastic granulate, and use of the granulate
JP5422636B2 (ja) ペレット化された臭素化アニオン型スチレン系ポリマー
CN116710507A (zh) 成形用树脂原料组合物、微多孔膜用树脂原料组合物及它们的制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6013961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250