JP6013947B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品供給装置に関する。
従来、ピン部材などの部品を圧入する圧入機に対して、当該部品を自動的に供給する部品供給装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。この部品供給装置では、上下方向に対して傾斜した送給管を通じて、その上端の供給口から下端の圧入機近傍部分まで、部品が1つずつ送給される。
また、この種の部品供給装置では、多数の部品を収容可能な容器(ホッパー)を送給管の供給口近傍に設け、圧入機の作動に先立って予め多くの部品を補給しておくことが可能な構成も広く採用されている(例えば、特許文献3参照)。この場合、容器は、送給管の供給口に向けて狭窄する漏斗状の出口開口部を有する形状とされ、内部の部品が当該出口開口部を通じて1つずつスムーズに送給管内に進入するように構成される。
ところが、単純に容器の出口開口部を漏斗状に形成しただけでは、例えば2つの部品が同時に出口開口部に進入するなどして、当該容器内で部品が詰まってしまう場合がある。
そこで、例えば特許文献4に記載の部品供給装置では、シリンダー機構によって移動可能なワークガイドを容器の出口開口部に設け、当該出口開口部で部品が詰まったときに、ワークガイドを移動させて当該部品を動かすことにより、この詰まった部品の姿勢を出口開口部から給出可能なものに変更できるように構成されている。
特開平2−139133号公報 特開昭63−196413号公報 特開昭56−134139号公報 特開平6−64731号公報
しかしながら、上記特許文献4に記載の部品供給装置では、容器に詰まり防止専用の動力(シリンダー機構)を設ける必要が生じるなど、比較的に大掛かりな構成のものとなって、大型化や高コスト化といった問題を招来してしまう。特に、生産ロット数があまり多くない場合など、当該装置のための設備費が限られるときには、低コストに抑えることが可能な簡便な構成のものが望ましい。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、簡便な構成で容器内での部品の詰まりを抑制することができる部品供給装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
圧入機よりも上方に配置され、複数の部品を収容するとともに、1つの前記部品だけが所定の姿勢で通過可能な大きさの部品給出口が先端に形成された漏斗部を有する容器と、
前記容器の近傍から前記圧入機に亘って、上下方向に対して傾斜して延在するように設けられ、前記複数の部品を1つずつ送給可能な送給管と、
を備え、前記容器内の前記複数の部品を前記圧入機へ供給する部品供給装置であって、
前記容器は、
前記圧入機の圧入シリンダーの進退動作と連動して回動動作を行うように当該圧入機と連結され、
この回動動作に伴って、前記部品給出口が前記送給管の上端開口に近接対向する第一状態と、前記部品給出口が上方を向く第二状態と、を取り得るように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の部品供給装置であって、
前記第一状態から前記第二状態までの前記容器の回動角度が90度以上であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の部品供給装置であって、
前記容器は、当該容器の回動軸の延在方向に内部を仕切る仕切板を有し、
前記仕切板は、前記容器の一方の側板との間に1つの前記部品だけが通過可能な隙間を形成しつつ、当該隙間を前記部品給出口に連通させるように、前記一方の側板と平行に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の部品供給装置であって、
前記送給管は、前記上端開口を斜め上方に向けるとともに、当該上端開口の上縁から斜め上方に傾斜する平面状のガイド面を有し、
前記ガイド面は、前記容器が前記第二状態から前記第一状態まで回動するときであって、前記容器の前記部品給出口が水平よりもやや上方を向いた状態から前記上端開口に近接対向するまでの間、当該部品給出口との間の距離が前記部品の長さ未満となるように形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の部品供給装置であって、
前記容器は、ワイヤと当該ワイヤを張架する複数の滑車とによって前記圧入機と連結されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の部品供給装置であって、
前記複数の滑車のうちの一つは、上下方向に沿って移動可能に支持されるとともに前記ワイヤの弛み防止用の錘が懸架された可動滑車であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の部品供給装置であって、
前記ワイヤは、ダンパーを介して前記容器に固定されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の部品供給装置であって、
前記容器は、前記複数の部品を補給するためのものであって前記第二状態で側方に開口する補給口と、当該補給口を開閉可能な蓋板とを有し、
前記蓋板は、
前記容器が前記第二状態にあるときに、下端部を基端としつつ回動して前記補給口を開閉可能に構成されるとともに、前記補給口を開放させた場合に当該蓋板が上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持されるように回動が規制され、
先端側から基端側の前記補給口内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から前記補給口側へ立設された両側板を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数の部品を収容するとともに、先端に部品給出口が形成された漏斗部を有する容器が、部品給出口を送給管の上端開口に近接対向させる第一状態と、部品給出口を上方に向ける第二状態とを、回動動作によって取り得るように構成されているので、当該容器は、第一状態において部品給出口から送給管へ部品を給出した後に、部品給出口が上方を向く第二状態、つまり漏斗部の大口径側が下方を向く状態となる。これにより、容器の内部において、漏斗部内の部品を下方に落下させて、当該漏斗部内での部品の詰まりを抑制することができる。
また、第一状態と第二状態とを取り得る容器の回動動作が、圧入機の圧入シリンダーの進退動作と連動して行われるように、容器が圧入機と連結されているので、詰まり防止専用の動力が必要であった従来と異なり、圧入機の動力を利用することによって、詰まり防止専用の動力を不要としつつ漏斗部内での部品の詰まりを抑制することができる。
したがって、従来に比べて簡便な構成で、容器内での部品の詰まりを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第一状態から第二状態までの容器の回動角度が90度以上であるので、仮に漏斗部内で詰まった部品があったとしても、当該部品を振り落とすようにして落下させることができ、より確実に容器内での部品の詰まりを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、容器が、その回動軸の延在方向に内部を仕切る仕切板を有しており、この仕切板が、一方の側板との間に1つの部品だけが通過可能な隙間を形成しつつ当該隙間を部品給出口に連通させるように、一方の側板と平行に設けられているので、複数の部品が容器の回動軸の延在方向において同時に部品給出口へ進入しようとして漏斗部内で詰まってしまうことがない。したがって、より確実に容器内での部品の詰まりを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、送給管が、上端開口を斜め上方に向けるとともに、当該上端開口の上縁から斜め上方に傾斜する平面状のガイド面を有し、このガイド面は、部品給出口が水平よりもやや上方を向いた状態から上端開口に近接対向するまでの容器の回動の間、当該部品給出口との間の距離が部品の長さ未満となるように形成されているので、容器が第二状態から第一状態に移行する回動過程において、水平よりも下方を向いた部品給出口から飛び出ようとする部品を、ガイド面によって、当該部品給出口から落下させることなく送給管の上端開口へガイドすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、容器がワイヤと当該ワイヤを張架する複数の滑車とによって圧入機と連結されており、複数の滑車のうちの一つが、上下方向に沿って移動可能に支持されるとともにワイヤの弛み防止用の錘が懸架された可動滑車であるので、圧入シリンダーの進退何れかの動作時にワイヤの張力が失われようとしても、錘の重量による可動滑車の下方への移動によってワイヤの張力が保持される。したがって、ワイヤの弛みを防止することができ、ひいては、ワイヤが滑車から脱輪することを防止できる。
請求項7に記載の発明によれば、ワイヤがダンパーを介して容器に固定されているので、ワイヤを通じて圧入機から伝わる大きな衝撃を当該ダンパーによって吸収することができ、この衝撃による容器の破損などの不具合を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、容器が、第二状態で側方に開口する補給口と当該補給口を開閉可能な蓋板とを有し、このうちの蓋板は、容器が第二状態にあって補給口を開放させたときに、下端部を基端として上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持されるので、容器を第二状態としつつ補給口を開放させた状態で、部品を蓋板の裏面上で滑らせるようにして当該蓋板を補給口への案内板として利用しながら、好適に部品を補給口内へ投入することができる。
またこのとき、蓋板が、先端側から基端側の補給口内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から補給口側へ立設された両側板を有するので、部品を蓋板の裏面上に出鱈目に又は多量に入れた場合であっても、両側板によって部品が補給口に向けてガイドされる。したがって、蓋板の裏面上から部品を脱落させることなく、より一層好適に部品を補給口内へ投入することができる。
部品供給装置の概略構成を示す図である。 容器を側方から見た断面図である。 図2のIII−III線での断面図である。 送給ホースの上端部の拡大断面図である。 回動体を容器の後方から見た図である。 部品供給装置の動作を説明するための図であり、(a)は、起立状態にあるときの容器の周辺の状態を示す図、(b)は、傾倒状態にあるときの容器の周辺の状態を示す図である。 容器にバルブガイドを補給するときの当該容器の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[部品供給装置の構成]
図1は、本実施形態における部品供給装置1の概略構成を示す図であり、図2は、部品供給装置1が備える容器2を側方から見た断面図であり、図3は、図2のIII−III線での断面図であり、図4は、部品供給装置1が備える送給ホース3の上端部の拡大断面図であり、図5は、部品供給装置1が備える回動体Rを容器2の後方から見た図である。
図1に示すように、部品供給装置1は、圧入機Mに対し、長尺な円筒形状のバルブガイドGを供給するものである。
圧入機Mは、進退動作可能な圧入シリンダーM1を有しており、この圧入シリンダーM1を動作させることによって、部品供給装置1から供給されたバルブガイドGを図示しないシリンダーヘッドに圧入する。
具体的には、部品供給装置1は、複数のバルブガイドG,…を収容する容器2と、容器2から圧入機MへバルブガイドGを送給する送給ホース3と、容器2及び圧入機Mを連結する連結機構4とを備えている。
容器2は、図2及び図3に示すように、略矩形箱状に形成されており、主にバルブガイドGを収容する容器本体部21と、この容器本体部21内の複数のバルブガイドG,…を送給ホース3内へ1つずつ進入させるための漏斗状の漏斗部22とを有している。
容器本体部21は、図中の矢印Xの方向(以下、長さ方向Xという。)に沿って長尺な底板211及び天板212と、底板211の図中の矢印Yの方向(以下、幅方向Yという。)の両端から図中の矢印Zの方向(以下、高さ方向Zという。)に沿って立設された両側板213,213と、これら底板211,天板212及び両側板213,213の長さ方向Xの両端を閉塞する前板214及び後板215とで、内部に空間を構成した形状に形成されている。但し、容器本体部21のうち、前板214の高さ方向Zの下側(底板211側)の端部は、漏斗部22の大口径側と連通する部分として開口している。
容器本体部21の両側板213,213は、長さ方向Xの後側(後板215側)から前側(前板214側)に向かって互いの距離が徐々に狭窄するように、長さ方向Xに対して傾斜した状態に設けられている。また、底板211,天板212,前板214及び後板215は、この両側板213,213の構成に対応した形状に形成されている。
容器本体部21の天板212は、両側板213,213と前板214及び後板215とで囲われる高さ方向Zの開口部分のうち、長さ方向Xの後側の略半部のみを閉塞している。したがって、当該開口部分のうち長さ方向Xの前側の略半部はそのまま開口しており、当該開口が、バルブガイドGを容器2内へ補給するための補給口21aとなっている。
この補給口21aは、蓋板23によって開閉可能となっている。蓋板23は、長さ方向Xの後側の端部を基端として回動可能なように両側板213,213に取り付けられており、この回動動作によって補給口21aを開閉可能に構成されている。但し、蓋板23の回動は、当該蓋板23が補給口21aを閉塞した状態(図2に二点鎖線で示す状態)から、当該蓋板23が補給口21aを開放させつつ天板212に対して斜めに傾斜した状態(図2に実線で示す状態)までの、数十度程度の角度範囲に規制されている。また、蓋板23は、先端から基端に向かって幅が狭窄する略台形板状に形成されるとともに、幅方向Yの両端から裏面23a側(底板211側)へ立設された両側板231,231を有している。このような構成により、蓋板23は、後述するように、補給口21aを開放させた状態で容器2内へバルブガイドGを補給するときに、当該バルブガイドGを補給口21a内へ好適に投入可能な案内板としても機能する(図7参照)。
漏斗部22は、容器本体部21のうち、長さ方向Xの前側の端部であって高さ方向Zの下側の端部から、長さ方向Xに沿って突設されており、容器本体部21と内部が連通している。この漏斗部22は、容器本体部21と共通する底板211及び両側板213,213と、前板214の下側の端部から斜めに傾斜する上板221とによって、長さ方向Xの前側に向かって狭窄する漏斗状に形成されている。漏斗部22の先端には、バルブガイドGの外径よりもやや大きく1つのバルブガイドGだけが長手方向に通過可能な内径を有する円筒部222が設けられており、当該円筒部222の先端開口がバルブガイド給出口222aとなっている。このバルブガイド給出口222aは、高さ方向Zの下側の半部が切り欠かれた段付き状に形成されている。
容器2の内部は、容器本体部21及び漏斗部22それぞれの略全高に亘って、平板状の仕切板24で幅方向Yに仕切られている。仕切板24は、一方の側板213(図3の左側のもの)との間に、バルブガイドGの外径よりもやや大きく1つのバルブガイドGだけが通過可能な隙間を形成しつつ、当該隙間を円筒部222に連通させるように、当該一方の側板213と平行に底板211上に立設されている。また、仕切板24は、後板215との間に少なくともバルブガイドGの長さよりも十分に大きい隙間を介在させており、この隙間を通じてバルブガイドGが当該仕切板24と一方の側板213との間に入り込むようになっている。
また、容器2は、図1に示すように、圧入機Mよりも上方に配置されるとともに、支持部5によって回動可能に支持されている。支持部5は、固定ベース部51と、固定ベース部51に回動可能に支持されたアーム部52と、アーム部52の先端に固定された支持板53とを有している。そして、容器2は、その幅方向Yをアーム部52の回動軸521と平行にしつつ、側面視でアーム部52が漏斗部22の下方で高さ方向Zに沿って延在した状態となるように、底板211が支持板53上に固定されている。
容器2の回動は、当該容器2がバルブガイド給出口222aを上方に向けて起立した起立状態S1(図1に実線で示す状態)から、この起立状態S1よりも上方に位置しつつバルブガイド給出口222aを斜め下方に向けて傾倒した傾倒状態S2(図1に二点差線で示す状態)までの、90度以上の回動角度の範囲となっている。
容器2が起立状態S1から傾倒状態S2に移行する方向への回動は、固定ベース部51上に立設されたストッパー54にアーム部52が当接することによって規制される。つまり、アーム部52がストッパー54に当接したときに、容器2は傾倒状態S2となる。
一方、容器2が傾倒状態S2から起立状態S1に移行する方向への回動は、後述するように、容器2,アーム部52,支持板53及び後述のダンパー43からなる回動体Rを吊り下げる後述のワイヤ41の長さによって規制されている。
容器2が傾倒状態S2にあるときには、回動体R全体の重心が、アーム部52の回動軸521よりも起立状態S1側に位置している。そのため、容器2を傾倒状態S2に保持する力が作用しなくなったとき(後述するワイヤ41の張力が失われようとするとき)に、当該回動体Rは自重によって落下する方向に回動してワイヤ41に吊り下げられた状態となり、ひいては、容器2が起立状態S1となる。
送給ホース3は、容器2の近傍から圧入機Mに亘って、上下方向に対して斜めに傾斜して延在するように設けられている。この送給ホース3は、バルブガイドGの外径よりもやや大きく1つのバルブガイドGだけが長手方向に通過可能な内径を有しており、当該バルブガイドGを上端部から下端部へ1つずつ送給可能となっている。送給ホース3の下端部は、後退した状態での圧入シリンダーM1の前方やや上方に、下方に開口した状態で固定されている。一方、送給ホース3の上端部は、斜め上方向きに傾斜した状態で、固定ベース部51上に立設されたホース固定部55に固定されている。具体的には、送給ホース3の上端部は、容器2が傾倒状態S2にあるときに、当該容器2のバルブガイド給出口222aの開口方向に沿って延在するとともに、その上端開口がバルブガイド給出口222aに近接対向する位置に配置されている。より詳細には、送給ホース3の上端部は、その先端にガイド部材31を有しており、このガイド部材31を介して、傾倒状態S2における容器2のバルブガイド給出口222aと近接対向する。
ガイド部材31は、図4に示すように、送給ホース3の内径と略同一径の貫通穴311を有しており、この貫通穴311の中心及び方向を送給ホース3の上端部と一致させた状態で、ホース固定部55に取り付けられている。このガイド部材31は、容器2が起立状態S1から傾倒状態S2に向かって回動するときに、バルブガイド給出口222aから飛び出ようとするバルブガイドGを、落下させることなく貫通穴311の上端開口311aへガイドするためのものである。具体的には、ガイド部材31は、貫通穴311の上端開口311aの上縁から当該上端開口311aの前方斜め上方に向けて傾斜する平面状のガイド面312を有している。このガイド面312は、容器2のバルブガイド給出口222aが水平よりもやや上方を向いた状態(図4に二点鎖線で示す状態)から貫通穴311の上端開口311aに近接対向するまでの容器2の回動の間に亘って、このバルブガイド給出口222aとの間の距離がバルブガイドGの長さ未満となるように形成されている。
連結機構4は、図1に示すように、圧入シリンダーM1の進退動作と連動して回動体R(容器2)が回動動作を行うように圧入機Mと回動体Rとを連結するものであり、ワイヤ41と、複数の滑車42,…と、ダンパー43とを有している。
このうち、ワイヤ41は、その一端が、圧入機Mのうち圧入シリンダーM1と一体的に進退動作を行う支持バーM2に固定されるとともに、他端が、回動体Rのうちのダンパー43に固定され、その間が複数の滑車42,…によって張架されている。このワイヤ41は、圧入シリンダーM1の前進時の動力を回動体Rに伝達することにより、容器2が起立状態S1から傾倒状態S2となるように当該回動体Rを回動させる。また、ワイヤ41は、圧入シリンダーM1が後退した状態にあるときに回動体Rを吊り下げており、このときに容器2が起立状態S1となるような長さに形成されている。
複数の滑車42,…は、固定滑車である3つの第一滑車421〜第三滑車423と、1つの可動滑車424とから構成されている。これら複数の滑車42,…は、ワイヤ41の圧入機M側の一端からダンパー43側の他端に向かって、第一滑車421,第二滑車422,可動滑車424,第三滑車423の順番に当該ワイヤ41を張架している。
このうち、固定滑車である第一滑車421は、圧入機Mの支持バーM2に取り付けられたワイヤ41の一端の後方(圧入シリンダーM1の後退方向)に配置されている。また、第二滑車422は、第一滑車421の上方に配置されており、第三滑車423は、第二滑車422の側方であって支持部5の上方に配置されている。
一方、可動滑車424は、第二滑車422及び第三滑車423の間に配置され、上下方向に沿って移動可能に支持されている。また、可動滑車424には、当該可動滑車424自体を含めて回動体Rよりも軽量な錘(図示省略)が懸架されており、後述するように、この錘の重量で当該可動滑車424が上下移動することによって、圧入機M及び回動体Rによるワイヤ41の張力が失われようとするときの当該ワイヤ41の弛みが防止される。
ダンパー43は、図5に示すように、容器2の幅方向Yに並設された状態で支持板53上に固定されており、回動体Rの一部として容器2と一体的に回動する。このダンパー43は、支持板53上に立設された円筒部431と、この円筒部431の先端側に進退動作可能に取り付けられたワイヤ固定部432とを有している。ワイヤ固定部432には、ワイヤ41が先端側に固定されるとともに、円筒部431内に挿入された緩衝軸433が基端側に固定されている。円筒部431では、内部に挿入された緩衝軸433にスプリング434が巻回されており、このスプリング434によって緩衝軸433,ひいてはワイヤ固定部432を基端側へ付勢している。このような構成により、ダンパー43は、ワイヤ41から回動体Rへ伝わる衝撃を吸収するとともに、圧入シリンダーM1の進退ストロークと回動体Rの回動量との微妙な差異を吸収する。
[部品供給装置の動作]
続いて、部品供給装置1の動作について説明する。
図6は、部品供給装置1の動作を説明するための図であり、このうち(a)は、容器2が起立状態S1にあるときの当該容器2の周辺の状態を示す図であり、(b)は、容器2が傾倒状態S2にあるときの当該容器2の周辺の状態を示す図である。
まず、圧入機Mが未だ圧入動作を開始しておらず、圧入シリンダーM1が後退した状態にあるときには、図1及び図6(a)に示すように、回動体Rはワイヤ41に吊り下げられ、容器2は起立状態S1となっている。このとき、容器2の内部では、全てのバルブガイドG,…が後板215上に落下した状態となっている。
次に、圧入機Mを駆動して圧入シリンダーM1を前進させると、当該圧入シリンダーM1に固定されたワイヤ41が引っ張られ、回動体Rが上方に持ち上げられる。これにより、回動体Rはアーム部52がストッパー54に当接するまで回動し、図1及び図6(b)に示すように、容器2は、バルブガイド給出口222aを斜め下方に向けつつガイド部材31の上端開口311aに近接対向させた傾倒状態S2となる。そして、容器2内のバルブガイドGが、傾斜した底板211上を滑ってバルブガイド給出口222aから1つずつ給出され、ガイド部材31を通じて送給ホース3内に進入する。送給ホース3内に進入したバルブガイドGは、当該送給ホース3内を下方に送給され、圧入機Mに供給される。
なお、初回前進時の圧入シリンダーM1は、予め送給ホース3内に補充されていたバルブガイドGを圧入することとしてもよいし、圧入せずに空転することとしてもよい。
ここで、容器2が起立状態S1から傾倒状態S2に移行する回動過程では、容器2の内部に設けられた仕切板24によって、漏斗部22内でのバルブガイドGの詰まりが防止される。より詳細には、仕切板24によって、漏斗部22先端の円筒部222(バルブガイド給出口222a)に連通する隙間に1つのバルブガイドGだけが通過可能なように、容器2の内部が幅方向Yに仕切られている(図3参照)。そのため、複数のバルブガイドG,…が幅方向Yにおいて同時に円筒部222に進入しようとして、漏斗部22内で詰まってしまうことがない。
また、容器2が起立状態S1から傾倒状態S2に移行する回動過程では、バルブガイド給出口222aが水平から少しでも下方を向いた途端に、容器2内のバルブガイドGが当該バルブガイド給出口222aから飛び出ようとする。しかし、送給ホース3の先端に設けられたガイド部材31によって、バルブガイドGがバルブガイド給出口222aから落下してしまうことを防止することができる。より詳細には、ガイド部材31に形成されたガイド面312は、容器2のバルブガイド給出口222aが水平よりもやや上方を向いた状態からガイド部材31の上端開口311aに近接対向するまでの間、当該バルブガイド給出口222aとの間の距離がバルブガイドGの長さ未満となるように形成されている(図4参照)。そのため、容器2が傾倒状態S2に移行する回動過程において、バルブガイド給出口222aから飛び出ようとするバルブガイドGを、当該バルブガイド給出口222aから落下させることなくガイド部材31の上端開口311aへガイドすることができる。
また、圧入シリンダーM1の前進時には、非常に大きな動作力が当該圧入シリンダーM1に作用し、ワイヤ41にも瞬間的に大きな張力が作用する。しかし、ワイヤ41の他端が固定されたダンパー43によって、ワイヤ41から回動体R(容器2)へ伝わる衝撃が吸収されるため、この衝撃による回動体Rの破損などの不具合を防止することができる。
次に、圧入機Mを駆動して圧入シリンダーM1を後退させると、当該圧入シリンダーM1によるワイヤ41の張力が失われようとする。その結果、回動体Rは、自重によって落下する方向に圧入シリンダーM1の進退ストローク分だけ回動して再びワイヤ41に吊り下げられた状態となり、図1及び図6(a)に示すように、容器2は、バルブガイド給出口222aを上方に向けた起立状態S1に復帰する。こうして、容器2がバルブガイド給出口222aを上方に向けた状態、つまり漏斗部22の大口径側を下方に向けた状態となることにより、漏斗部22内のバルブガイドGを下方に落下させ、当該漏斗部22内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。また、このときの傾倒状態S2から起立状態S1までの容器2の回動角度が90度以上であるため、仮に漏斗部22内で詰まったバルブガイドGがあったとしても、当該バルブガイドGを勢いよく振り落とすようにして落下させることができる。
ここで、容器2が傾倒状態S2から起立状態S1に移行する回動過程では、例えばアーム部52の回動軸521がスティックするなどして、回動体Rがスムーズに回動しないおそれがある。このようなことが起こると、ワイヤ41が弛んだままとなって何れかの滑車42(特に下方の第一滑車421)から脱輪しかねない。しかし、ワイヤ41は、錘を有する上下移動可能な可動滑車424にも張架されているため、この可動滑車424が錘の重量で下方へ移動することによって、当該ワイヤ41の弛みが防止される。
こうして、圧入機Mを駆動して圧入シリンダーM1の前進及び後退を交互に繰り返すことにより、上述と同様にして、容器2が傾倒状態S2と起立状態S1との間で繰り返し回動して、順次圧入機MへのバルブガイドGの供給が行われる。
また、容器2の内部へバルブガイドGを補給するときには、図7に示すように、まず、容器2を起立状態S1としてから、蓋板23を回動させて補給口21aを側方へ開放させる。これにより、蓋板23は天板212に対して斜めに傾斜した状態,つまり上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持されるため、この蓋板23の裏面23a上にバルブガイドGを落とすことで、当該バルブガイドGが蓋板23の裏面23a上を転がって(又は滑って)補給口21a内へ投入される。
このとき、バルブガイドGをガイドする蓋板23は、先端側から基端側の補給口21aに向かって幅が狭窄する略台形板状に形成されるとともに、幅方向Yの両端から裏面23a側(補給口21a側)へ立設された両側板231,231を有している。そのため、バルブガイドGを当該蓋板23の裏面23a上に出鱈目に又は多量に入れた場合であっても、当該バルブガイドGは両側板231,231によって補給口21aに向けてガイドされ、蓋板23の裏面23a上から脱落することがない。
以上のように、本実施形態の部品供給装置1によれば、複数のバルブガイドG,…を収容するとともに、先端にバルブガイド給出口222aが形成された漏斗部22を有する容器2が、バルブガイド給出口222aを送給ホース3(ガイド部材31)の上端開口311aに近接対向させる傾倒状態S2と、バルブガイド給出口222aを上方に向ける起立状態S1とを、回動動作によって取り得るように構成されている。そのため、容器2は、傾倒状態S2においてバルブガイド給出口222aから送給ホース3へバルブガイドGを給出した後に、バルブガイド給出口222aが上方を向く起立状態S1、つまり漏斗部22の大口径側が下方を向く状態となる。これにより、容器2の内部において、漏斗部22内のバルブガイドGを下方に落下させて、当該漏斗部22内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
また、傾倒状態S2と起立状態S1とを取り得る容器2の回動動作が、圧入機Mの圧入シリンダーM1の進退動作と連動して行われるように、容器2が圧入機Mと連結されている。そのため、詰まり防止専用の動力が必要であった従来と異なり、圧入機Mの動力を利用することによって、詰まり防止専用の動力を不要としつつ漏斗部22内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
したがって、従来に比べて簡便な構成、ひいては低コスト且つコンパクトな構成で、容器2内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
また、傾倒状態S2から起立状態S1までの容器2の回動角度が90度以上であるので、仮に漏斗部22内で詰まったバルブガイドGがあったとしても、当該バルブガイドGを振り落とすようにして落下させることができ、より確実に容器2内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
また、容器2が、回動軸521の延在方向(つまり幅方向Y)に内部を仕切る仕切板24を有しており、この仕切板24が、一方の側板213との間に1つのバルブガイドGだけが通過可能な隙間を形成しつつ当該隙間をバルブガイド給出口222aに連通させるように、一方の側板213と平行に設けられている。そのため、複数のバルブガイドG,…が容器2の幅方向Yにおいて同時にバルブガイド給出口222aへ進入しようとして、漏斗部22内で詰まってしまうことがない。したがって、より確実に容器2内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
また、送給ホース3が、上端開口311aを斜め上方に向けるとともに、当該上端開口311aの上縁から斜め上方に傾斜する平面状のガイド面312を有し、このガイド面312は、バルブガイド給出口222aが水平よりもやや上方を向いた状態から上端開口311aに近接対向するまでの容器2の回動の間、当該バルブガイド給出口222aとの間の距離がバルブガイドGの長さ未満となるように形成されている。そのため、容器2が起立状態S1から傾倒状態S2に移行する回動過程において、水平よりも下方を向いたバルブガイド給出口222aから飛び出ようとするバルブガイドGを、ガイド面312によって、当該バルブガイド給出口222aから落下させることなく送給ホース3の上端開口311aへガイドすることができる。
また、容器2がワイヤ41と当該ワイヤ41を張架する複数の滑車42,…とによって圧入機Mと連結されており、複数の滑車42,…のうちの一つが、上下方向に沿って移動可能に支持されるとともにワイヤ41の弛み防止用の錘が懸架された可動滑車424である。そのため、圧入シリンダーM1の後退動作時にワイヤ41の張力が失われようとしても、錘の重量による可動滑車424の下方への移動によってワイヤ41の張力が保持される。したがって、ワイヤ41の弛みを防止することができ、ひいては、ワイヤ41が滑車42から脱輪することを防止できる。
また、ワイヤ41がダンパー43を介して容器2に固定されているので、ワイヤ41を通じて圧入機Mから伝わる大きな衝撃を当該ダンパー43によって吸収することができ、この衝撃による容器2の破損などの不具合を防止することができる。
また、容器2が、起立状態S1で側方に開口する補給口21aと当該補給口21aを開閉可能な蓋板23とを有し、このうちの蓋板23は、容器2が起立状態S1にあって補給口21aを開放させたときに、下端部を基端として上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持される。そのため、容器2を起立状態S1としつつ補給口21aを開放させた状態で、バルブガイドGを蓋板23の裏面23a上で滑らせるようにして当該蓋板23を補給口21aへの案内板として利用しながら、好適にバルブガイドGを補給口21a内へ投入することができる。
またこのとき、蓋板23が、先端側から基端側の補給口21a内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から裏面23a側(補給口21a側)へ立設された両側板231,231を有している。そのため、バルブガイドGを蓋板23の裏面23a上に出鱈目に又は多量に入れた場合であっても、両側板231,231によってバルブガイドGが補給口21aに向けてガイドされる。したがって、蓋板23の裏面23a上からバルブガイドGを脱落させることなく、より一層好適にバルブガイドGを補給口21a内へ投入することができる。
[変形例]
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、部品供給装置1がバルブガイドGを圧入機Mへ供給することとしたが、部品供給装置1が供給する部品は、例えばノックピンなど、圧入機Mによって圧入される部品であって送給ホース3で送給可能なものであれば、特に限定されない。
また、2つの圧入機M,Mが同時に圧入動作を行う場合には、当該2つの圧入機M,Mに対応させて、2つの容器2,2を回動体Rに並設してもよい。このとき、2つの容器2,2に対応させて送給ホース3も2つ設ける必要があることは勿論である。
また、連結機構4は、圧入機Mの圧入シリンダーM1の進退動力を容器2(回動体R)の回動動力に変換可能なものであれば、ワイヤ41,複数の滑車42,…及びダンパー43によるものでなくともよく、例えば一般的なリンク機構であってもよい。
1 部品供給装置
2 容器
21 容器本体部
21a 補給口
22 漏斗部
222a バルブガイド給出口(部品給出口)
23 蓋板
231 側板
23a 裏面
24 仕切板
S1 起立状態(第二状態)
S2 傾倒状態(第一状態)
X 長さ方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
3 送給ホース(送給管)
31 ガイド部材
311a 上端開口
312 ガイド面
4 連結機構
41 ワイヤ
42 滑車
421 第一滑車
422 第二滑車
423 第三滑車
424 可動滑車
43 ダンパー
5 支持部
52 アーム部
521 回動軸
54 ストッパー
G バルブガイド(部品)
M 圧入機
M1 圧入シリンダー
R 回動体

Claims (8)

  1. 圧入機よりも上方に配置され、複数の部品を収容するとともに、1つの前記部品だけが所定の姿勢で通過可能な大きさの部品給出口が先端に形成された漏斗部を有する容器と、
    前記容器の近傍から前記圧入機に亘って、上下方向に対して傾斜して延在するように設けられ、前記複数の部品を1つずつ送給可能な送給管と、
    を備え、前記容器内の前記複数の部品を前記圧入機へ供給する部品供給装置であって、
    前記容器は、
    前記圧入機の圧入シリンダーの進退動作と連動して回動動作を行うように当該圧入機と連結され、
    この回動動作に伴って、前記部品給出口が前記送給管の上端開口に近接対向する第一状態と、前記部品給出口が上方を向く第二状態と、を取り得るように構成されていることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記第一状態から前記第二状態までの前記容器の回動角度が90度以上であることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記容器は、当該容器の回動軸の延在方向に内部を仕切る仕切板を有し、
    前記仕切板は、前記容器の一方の側板との間に1つの前記部品だけが通過可能な隙間を形成しつつ、当該隙間を前記部品給出口に連通させるように、前記一方の側板と平行に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品供給装置。
  4. 前記送給管は、前記上端開口を斜め上方に向けるとともに、当該上端開口の上縁から斜め上方に傾斜する平面状のガイド面を有し、
    前記ガイド面は、前記容器が前記第二状態から前記第一状態まで回動するときであって、前記容器の前記部品給出口が水平よりもやや上方を向いた状態から前記上端開口に近接対向するまでの間、当該部品給出口との間の距離が前記部品の長さ未満となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の部品供給装置。
  5. 前記容器は、ワイヤと当該ワイヤを張架する複数の滑車とによって前記圧入機と連結されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の部品供給装置。
  6. 前記複数の滑車のうちの一つは、上下方向に沿って移動可能に支持されるとともに前記ワイヤの弛み防止用の錘が懸架された可動滑車であることを特徴とする請求項5に記載の部品供給装置。
  7. 前記ワイヤは、ダンパーを介して前記容器に固定されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の部品供給装置。
  8. 前記容器は、前記複数の部品を補給するためのものであって前記第二状態で側方に開口する補給口と、当該補給口を開閉可能な蓋板とを有し、
    前記蓋板は、
    前記容器が前記第二状態にあるときに、下端部を基端としつつ回動して前記補給口を開閉可能に構成されるとともに、前記補給口を開放させた場合に当該蓋板が上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持されるように回動が規制され、
    先端側から基端側の前記補給口内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から前記補給口側へ立設された両側板を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の部品供給装置。
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