JP6013947B2 - 部品供給装置 - Google Patents
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そこで、例えば特許文献4に記載の部品供給装置では、シリンダー機構によって移動可能なワークガイドを容器の出口開口部に設け、当該出口開口部で部品が詰まったときに、ワークガイドを移動させて当該部品を動かすことにより、この詰まった部品の姿勢を出口開口部から給出可能なものに変更できるように構成されている。
圧入機よりも上方に配置され、複数の部品を収容するとともに、1つの前記部品だけが所定の姿勢で通過可能な大きさの部品給出口が先端に形成された漏斗部を有する容器と、
前記容器の近傍から前記圧入機に亘って、上下方向に対して傾斜して延在するように設けられ、前記複数の部品を1つずつ送給可能な送給管と、
を備え、前記容器内の前記複数の部品を前記圧入機へ供給する部品供給装置であって、
前記容器は、
前記圧入機の圧入シリンダーの進退動作と連動して回動動作を行うように当該圧入機と連結され、
この回動動作に伴って、前記部品給出口が前記送給管の上端開口に近接対向する第一状態と、前記部品給出口が上方を向く第二状態と、を取り得るように構成されていることを特徴とする。
前記第一状態から前記第二状態までの前記容器の回動角度が90度以上であることを特徴とする。
前記容器は、当該容器の回動軸の延在方向に内部を仕切る仕切板を有し、
前記仕切板は、前記容器の一方の側板との間に1つの前記部品だけが通過可能な隙間を形成しつつ、当該隙間を前記部品給出口に連通させるように、前記一方の側板と平行に設けられていることを特徴とする。
前記送給管は、前記上端開口を斜め上方に向けるとともに、当該上端開口の上縁から斜め上方に傾斜する平面状のガイド面を有し、
前記ガイド面は、前記容器が前記第二状態から前記第一状態まで回動するときであって、前記容器の前記部品給出口が水平よりもやや上方を向いた状態から前記上端開口に近接対向するまでの間、当該部品給出口との間の距離が前記部品の長さ未満となるように形成されていることを特徴とする。
前記容器は、ワイヤと当該ワイヤを張架する複数の滑車とによって前記圧入機と連結されていることを特徴とする。
前記複数の滑車のうちの一つは、上下方向に沿って移動可能に支持されるとともに前記ワイヤの弛み防止用の錘が懸架された可動滑車であることを特徴とする。
前記ワイヤは、ダンパーを介して前記容器に固定されていることを特徴とする。
前記容器は、前記複数の部品を補給するためのものであって前記第二状態で側方に開口する補給口と、当該補給口を開閉可能な蓋板とを有し、
前記蓋板は、
前記容器が前記第二状態にあるときに、下端部を基端としつつ回動して前記補給口を開閉可能に構成されるとともに、前記補給口を開放させた場合に当該蓋板が上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持されるように回動が規制され、
先端側から基端側の前記補給口内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から前記補給口側へ立設された両側板を有することを特徴とする。
また、第一状態と第二状態とを取り得る容器の回動動作が、圧入機の圧入シリンダーの進退動作と連動して行われるように、容器が圧入機と連結されているので、詰まり防止専用の動力が必要であった従来と異なり、圧入機の動力を利用することによって、詰まり防止専用の動力を不要としつつ漏斗部内での部品の詰まりを抑制することができる。
したがって、従来に比べて簡便な構成で、容器内での部品の詰まりを抑制することができる。
またこのとき、蓋板が、先端側から基端側の補給口内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から補給口側へ立設された両側板を有するので、部品を蓋板の裏面上に出鱈目に又は多量に入れた場合であっても、両側板によって部品が補給口に向けてガイドされる。したがって、蓋板の裏面上から部品を脱落させることなく、より一層好適に部品を補給口内へ投入することができる。
図1は、本実施形態における部品供給装置1の概略構成を示す図であり、図2は、部品供給装置1が備える容器2を側方から見た断面図であり、図3は、図2のIII−III線での断面図であり、図4は、部品供給装置1が備える送給ホース3の上端部の拡大断面図であり、図5は、部品供給装置1が備える回動体Rを容器2の後方から見た図である。
圧入機Mは、進退動作可能な圧入シリンダーM1を有しており、この圧入シリンダーM1を動作させることによって、部品供給装置1から供給されたバルブガイドGを図示しないシリンダーヘッドに圧入する。
一方、容器2が傾倒状態S2から起立状態S1に移行する方向への回動は、後述するように、容器2,アーム部52,支持板53及び後述のダンパー43からなる回動体Rを吊り下げる後述のワイヤ41の長さによって規制されている。
このうち、ワイヤ41は、その一端が、圧入機Mのうち圧入シリンダーM1と一体的に進退動作を行う支持バーM2に固定されるとともに、他端が、回動体Rのうちのダンパー43に固定され、その間が複数の滑車42,…によって張架されている。このワイヤ41は、圧入シリンダーM1の前進時の動力を回動体Rに伝達することにより、容器2が起立状態S1から傾倒状態S2となるように当該回動体Rを回動させる。また、ワイヤ41は、圧入シリンダーM1が後退した状態にあるときに回動体Rを吊り下げており、このときに容器2が起立状態S1となるような長さに形成されている。
一方、可動滑車424は、第二滑車422及び第三滑車423の間に配置され、上下方向に沿って移動可能に支持されている。また、可動滑車424には、当該可動滑車424自体を含めて回動体Rよりも軽量な錘(図示省略)が懸架されており、後述するように、この錘の重量で当該可動滑車424が上下移動することによって、圧入機M及び回動体Rによるワイヤ41の張力が失われようとするときの当該ワイヤ41の弛みが防止される。
続いて、部品供給装置1の動作について説明する。
図6は、部品供給装置1の動作を説明するための図であり、このうち(a)は、容器2が起立状態S1にあるときの当該容器2の周辺の状態を示す図であり、(b)は、容器2が傾倒状態S2にあるときの当該容器2の周辺の状態を示す図である。
なお、初回前進時の圧入シリンダーM1は、予め送給ホース3内に補充されていたバルブガイドGを圧入することとしてもよいし、圧入せずに空転することとしてもよい。
また、傾倒状態S2と起立状態S1とを取り得る容器2の回動動作が、圧入機Mの圧入シリンダーM1の進退動作と連動して行われるように、容器2が圧入機Mと連結されている。そのため、詰まり防止専用の動力が必要であった従来と異なり、圧入機Mの動力を利用することによって、詰まり防止専用の動力を不要としつつ漏斗部22内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
したがって、従来に比べて簡便な構成、ひいては低コスト且つコンパクトな構成で、容器2内でのバルブガイドGの詰まりを抑制することができる。
またこのとき、蓋板23が、先端側から基端側の補給口21a内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から裏面23a側(補給口21a側)へ立設された両側板231,231を有している。そのため、バルブガイドGを蓋板23の裏面23a上に出鱈目に又は多量に入れた場合であっても、両側板231,231によってバルブガイドGが補給口21aに向けてガイドされる。したがって、蓋板23の裏面23a上からバルブガイドGを脱落させることなく、より一層好適にバルブガイドGを補給口21a内へ投入することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
2 容器
21 容器本体部
21a 補給口
22 漏斗部
222a バルブガイド給出口(部品給出口)
23 蓋板
231 側板
23a 裏面
24 仕切板
S1 起立状態(第二状態)
S2 傾倒状態(第一状態)
X 長さ方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
3 送給ホース(送給管)
31 ガイド部材
311a 上端開口
312 ガイド面
4 連結機構
41 ワイヤ
42 滑車
421 第一滑車
422 第二滑車
423 第三滑車
424 可動滑車
43 ダンパー
5 支持部
52 アーム部
521 回動軸
54 ストッパー
G バルブガイド(部品)
M 圧入機
M1 圧入シリンダー
R 回動体
Claims (8)
- 圧入機よりも上方に配置され、複数の部品を収容するとともに、1つの前記部品だけが所定の姿勢で通過可能な大きさの部品給出口が先端に形成された漏斗部を有する容器と、
前記容器の近傍から前記圧入機に亘って、上下方向に対して傾斜して延在するように設けられ、前記複数の部品を1つずつ送給可能な送給管と、
を備え、前記容器内の前記複数の部品を前記圧入機へ供給する部品供給装置であって、
前記容器は、
前記圧入機の圧入シリンダーの進退動作と連動して回動動作を行うように当該圧入機と連結され、
この回動動作に伴って、前記部品給出口が前記送給管の上端開口に近接対向する第一状態と、前記部品給出口が上方を向く第二状態と、を取り得るように構成されていることを特徴とする部品供給装置。 - 前記第一状態から前記第二状態までの前記容器の回動角度が90度以上であることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
- 前記容器は、当該容器の回動軸の延在方向に内部を仕切る仕切板を有し、
前記仕切板は、前記容器の一方の側板との間に1つの前記部品だけが通過可能な隙間を形成しつつ、当該隙間を前記部品給出口に連通させるように、前記一方の側板と平行に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品供給装置。 - 前記送給管は、前記上端開口を斜め上方に向けるとともに、当該上端開口の上縁から斜め上方に傾斜する平面状のガイド面を有し、
前記ガイド面は、前記容器が前記第二状態から前記第一状態まで回動するときであって、前記容器の前記部品給出口が水平よりもやや上方を向いた状態から前記上端開口に近接対向するまでの間、当該部品給出口との間の距離が前記部品の長さ未満となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の部品供給装置。 - 前記容器は、ワイヤと当該ワイヤを張架する複数の滑車とによって前記圧入機と連結されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の部品供給装置。
- 前記複数の滑車のうちの一つは、上下方向に沿って移動可能に支持されるとともに前記ワイヤの弛み防止用の錘が懸架された可動滑車であることを特徴とする請求項5に記載の部品供給装置。
- 前記ワイヤは、ダンパーを介して前記容器に固定されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の部品供給装置。
- 前記容器は、前記複数の部品を補給するためのものであって前記第二状態で側方に開口する補給口と、当該補給口を開閉可能な蓋板とを有し、
前記蓋板は、
前記容器が前記第二状態にあるときに、下端部を基端としつつ回動して前記補給口を開閉可能に構成されるとともに、前記補給口を開放させた場合に当該蓋板が上下方向に対して斜めに傾斜した状態に保持されるように回動が規制され、
先端側から基端側の前記補給口内に向かって幅が狭窄する形状に形成されるとともに、両側端から前記補給口側へ立設された両側板を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の部品供給装置。
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