JP6013878B2 - 畳床 - Google Patents

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Description

本発明は、畳床に関するものである。
畳床は、従来は藁床製であり、吸湿性やクッション性に優れたものであった。しかし、最近では家の中で車椅子を使用することが多くなってきており、藁床では強度的に問題であった。即ち、強度が求められてきているのである。
強度の点のみをとらえると、木質繊維ボード製のものがあり、比較的安価で強度があり、優れたものである。しかし、これは非常に重く、取り扱いが不便である。
また、アレルギーや清潔等の問題から、畳を水洗することが望まれてきている。また、風呂場では転倒事故の観点から硬いタイルより、畳のようなクッション性のあるものを床に使用したいという要望がある。
この水洗いの点から考えると、床をプラスチック製にすれば可能である。しかし、単なる従来のプラスチック製のものでは、上記した車椅子の使用には耐えない。直進はできても回転はできず、できたとしても畳が損傷して短期間で使用できなくなる。
上記のような問題点を考慮すれば、軽くて、水洗でき、且つ車椅子の使用に耐える畳床が要望されているということである。よって、本発明はこれを提供するものである。
このような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明畳床を完成したものであり、その特徴とするところは、構成要素として下層から順に、裏面シート、低発泡ポリプロピレンボード、発泡スチロールボード、ハニカム構造ボード、低発泡ポリプロピレンボード、消臭カーボンシートから構成されている点にある。
ここで裏面シートとは、通常の畳床の裏面に使用されるものであればよく、特にどのようなものというものではない。一般的にはPPクロスと呼ばれるポリプロピレンのテープを織ったものである。通常のものでよい。
低発泡ポリプロピレンボードとは、発泡倍率が2〜6倍の独立発泡の板状体である。これは軽くて丈夫であり、ある程度のクッション性も有するものである。厚みは、0.8〜3(1.0〜2.0がより好適)mmが好適である。
発泡スチロールボードは、独立発泡のポリスチレンであり、発泡倍率は、30〜50倍である。これが、全体の厚みを与え、芯になるものであり。厚みとしては、15〜45mmであるが、全体の厚みの65〜70%になるのがよい。
圧縮強度としては、20〜40N/cm2、密度としては20〜40kg/m3が好適である。この強度と軽さが重要であり、本発明の特徴となる部分である。
ハニカム構造ボードとは、プラ段の1種であるが、中がハニカム構造のなったものである。即ち2枚のプラスチック板でハニカム構造を挟んだものである。勿論、ハニカムの6角形が板に平行になるものである。勿論、このようなものはすでに市販されている。本発明では、強度の観点から、このハニカムの6角形の1辺の長さは2〜6mm(2〜3mmがより好適)である。これ以上大きいと車椅子の方向転換等に耐えられなくなる。材質としては、自由であるがポリプロピレンのものが良かった。
このハニカム構造ボードは、車椅子との関係で圧縮強度が最も重要な数値である。発明者の実験では、ハニカムの格子が小さいことと、平面圧縮強度が0.7〜2MPaであるがポイントである。
上下に存在する低発泡ポリプロピレンボードは同じものでも、発泡倍率や厚みの異なるものでもよい。
消臭シートとは、プラスチック(ポリエチレンが好適)に炭(木炭等)や活性炭等の吸着粒子を練りこんだものをシート状にしたものである。プラスチックであるため水洗は可能である。重量は、1m2 当たり、1mm厚みで5kg〜12kgが好適である。厚みとしては、0.8mmや1.5mmが好適である。
このシートも市販されているものでよく、特別なものである必要はない。
以上が本発明の構成要素であるが、これ以外にも本発明の趣旨を逸脱しないものであれば挟み込んでも良い。また、全体の厚みとしては、薄畳用、通常の厚みの畳用それぞれで自由に厚みを決めればよく限定するものではない。例えば、15mm〜55mmである。
本発明には次のような効果がある。
(1) 木質繊維ボードを使用していないため、非常に軽量であり、かつ、丸洗いができる。
(2) ハニカム構造体で、強度のあるものを使用しているため、車椅子の走行が可能であり、その跡も付きにくい。
(3) ダニ等の住処にならないため、アレルギー等の心配がない。
(4) 丸洗いができるため、清潔に保てる。
(5) 浴室内でも使用できるため、高齢者や身体障害者用の浴室が簡単にできる。
(6) 表面に消臭シートが設けられているため、部屋の悪臭や化学物質を吸着する。
(7) 薄畳や通常の厚い畳、その他どのような畳にも利用できる床である。
本発明畳床1の1例を示す部分断面図である。
以下実施例に従って本発明をより詳細に説明する。しかし実施例に限定するものではない。
図1は、本発明畳床1の1例を示す部分断面図である。
下層から順に、裏面シート2、低発泡ポリプロピレンボード3、発泡スチロールボード4、ハニカム構造ボード5、低発泡ポリプロピレンボード6、消臭カーボンシート7である。
この例では、全体の厚みは35mmである。これを全体として固着するには、各層を接着してもよいが、従来のように全体として逢着するのがよい。接着剤を使用しないので、シックハウス症候群等の予防にもなる。
各層の厚みは、低発泡ポリプロピレンボードは上下とも2mmであり、ハニカム構造ボード5は5.4mm、発泡スチロールボード4は20mmである。これに各薄いシート及び畳表を加えて35mmになる。
1 本発明畳床
2 裏面シート
3 低発泡ポリプロピレンボード
4 発泡スチロールボード
5 ハニカム構造ボード
6 低発泡ポリプロピレンボード
7 消臭シート

Claims (2)

  1. 構成要素として下層から順に、裏面シート、低発泡ポリプロピレンボード、発泡スチロールボード、ハニカム構造ボード、低発泡ポリプロピレンボード、消臭シートから構成されていることを特徴とする畳床。
  2. 該ハニカム構造ボードのハニカムの6角形の1辺の長さが2〜6mmである請求項1記載の畳床。

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