JP6013272B2 - シールド掘進機 - Google Patents
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Description
前記複数のローラーカッター(3A,3B,3C)の内の一つのローラーカッター(3A)を“第1のローラーカッター”とし、該第1のローラーカッター(3A)の回転軸(34A)を“第1の回転軸”とし、他のローラーカッター(3B)を“第2のローラーカッター”とし、該第2のローラーカッター(3B)の回転軸(34B)を“第2の回転軸”とした場合に、
前記第1及び第2のローラーカッター(3A,3B)の刃先部(31A,31B)は、既設トンネル(T1)の裏込め材(G2)を掘削し得る位置に配置され、
前記第1の回転軸(34A)と前記胴体軸心(C)とが為す角度(θ1)が前記第2の回転軸(34B)と前記胴体軸心(C)とが為す角度(θ2)よりも小さくなるように設定され、
前記第2のローラーカッター(3B)の刃先部(31B)が前記第1のローラーカッター(3A)の刃先部(31A)よりもトンネル掘進方向(A)の前方側に位置するように配置されてなることを特徴とする。
該第3のローラーカッター(3C)の刃先部(31C)は、既設トンネル(T1)の裏込め材(G2)を掘削し得る位置に配置され、
前記第2の回転軸(34B)と前記胴体軸心(C)とが為す角度(θ1)が前記第3の回転軸(34C)と前記胴体軸心(C)とが為す角度(θ3)よりも小さくなるように設定され、
前記第3のローラーカッター(3C)の刃先部(31C)が前記第2のローラーカッター(3B)の刃先部(31B)よりもトンネル掘進方向(A)の前方側に位置するように配置されてなることを特徴とする。
・ 既設トンネル(既設セグメント)T1の外径D1よりも大きな内径D2を持つ略筒状の胴体2と、
・ 該胴体2の一端側(つまり、トンネル掘進方向Aの先端側)に回転自在に支持(配置)されたローラーカッター3A,3B,3Cと、
を備えている。このローラーカッター3A,3B,3Cは、図3に例示するものであって、
・ 略環状のカッター本体30と、
・ 該カッター本体30の外周面(頂上部分)に鋭角部分を形成するように植設される超硬合金等の硬質材料からなるチップ(刃先部)31と、
・ 該カッター本体30の中心部に挿通される軸部材32と、
・ 該カッター本体30と該軸部材32との間に介装される軸受け33と、
により構成されており、不図示の駆動手段によって回転軸34の回りに回転駆動されるように構成されている(矢印E2参照)。また、このローラーカッター3A,3B,3Cは、図4に例示するように、前記胴体2の周方向に沿って複数配置されており(少なくともローラーカッター3Aとローラーカッター3Bの2つのローラーカッターが配置されているという意味である)、該胴体2の軸心(図2の符号C参照。以下、“胴体軸心”とする)の回りに回転駆動されるように構成されている(矢印E1参照)。そして、該複数のローラーカッター3A,3B,3C,…をそれぞれの回転軸(図1(b) の符号34A,34B,34C参照)の回りに回転させると共に前記胴体軸心Cの回りに回転させながらトンネル掘進方向Aに推進させることにより既設トンネルT1の外周の地山G1や裏込め材G2を掘削するようになっている。さらに、図1(a) 及び図2に例示するように、前記胴体2の側から前記既設トンネルT1の外周面T1aの側にはシール部材4が付勢されるようになっていて、該胴体2の内部への水等の侵入を防止するように構成されている。
“第1のローラーカッター”と称することとし、他のローラーカッター3Bを“第2のローラーカッター”と称することとし、前記複数のローラーカッター3A,3B,3C,…の内の一つのローラーカッター3Cであって前記第1のローラーカッター3Aでも前記第2のローラーカッター3Bでもないローラーカッター3Cを“第3のローラーカッター”と称することとし、前記第1のローラーカッター3Aの回転軸34Aを“第1の回転軸”と称することとし、前記第2のローラーカッター3Bの回転軸34Bを“第2の回転軸”と称することとし、前記第3のローラーカッター3Cの回転軸34Cを“第3の回転軸”と称することとする。
2 胴体
3A 第1のローラーカッター
3B 第2のローラーカッター
3C 第3のローラーカッター
8 研削ビット
31A,31B,31C 刃先部
34A 第1の回転軸
34B 第2の回転軸
34C 第3の回転軸
C 胴体軸心
G1 地山
G2 裏込め材
T1 既設トンネル
Claims (6)
- 略筒状の胴体と、該胴体の一端側にて該胴体の周方向に沿って複数配置されてなるローラーカッターと、を備え、該複数のローラーカッターをそれぞれの回転軸の回りに回転させると共に前記胴体の軸心(以下、“胴体軸心”とする)の回りに回転させることにより既設トンネルの外周の地山を掘削するシールド掘進機において、
前記複数のローラーカッターの内の一つのローラーカッターを“第1のローラーカッター”とし、該第1のローラーカッターの回転軸を“第1の回転軸”とし、他のローラーカッターを“第2のローラーカッター”とし、該第2のローラーカッターの回転軸を“第2の回転軸”とした場合に、
前記第1及び第2のローラーカッターの刃先部は、既設トンネルの裏込め材を掘削し得る位置に配置され、
前記第1の回転軸と前記胴体軸心とが為す角度が前記第2の回転軸と前記胴体軸心とが為す角度よりも小さくなるように設定され、
前記第2のローラーカッターの刃先部が前記第1のローラーカッターの刃先部よりもトンネル掘進方向の前方側に位置するように配置されてなる、
ことを特徴とするシールド掘進機。 - 前記複数のローラーカッターの内の一つのローラーカッターであって前記第1のローラーカッター及び前記第2のローラーカッターでないローラーカッターを“第3のローラーカッター”とし、該ローラーカッターの回転軸を“第3の回転軸”とした場合に、
該第3のローラーカッターの刃先部は、既設トンネルの裏込め材を掘削し得る位置に配置され、
前記第2の回転軸と前記胴体軸心とが為す角度が前記第3の回転軸と前記胴体軸心とが為す角度よりも小さくなるように設定され、
前記第3のローラーカッターの刃先部が前記第2のローラーカッターの刃先部よりもトンネル掘進方向の前方側に位置するように配置されてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機。 - 前記第1のローラーカッターは前記胴体の周方向に沿って複数配置され、前記第2のローラーカッターは前記胴体の周方向に沿って複数配置された、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシールド掘進機。 - 前記複数の第1のローラーカッターは前記胴体の周方向に沿って略等間隔で配置され、前記複数の第2のローラーカッターは前記胴体の周方向に沿って略等間隔で配置された、
ことを特徴とする請求項3に記載のシールド掘進機。 - 前記第1のローラーカッターの数は、前記第2のローラーカッターの数よりも多く設定された、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシールド掘進機。 - 前記第1のローラーカッターよりもトンネル掘進方向の後方側には、該第1のローラーカッターよりも前記胴体軸心の側に突出する研削ビットが配置され、該研削ビットは前記胴体の周方向に沿って複数配置されると共に前記胴体軸心の回りに回転駆動されるように構成された、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013106887A JP6013272B2 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013106887A JP6013272B2 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | シールド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014227695A JP2014227695A (ja) | 2014-12-08 |
JP6013272B2 true JP6013272B2 (ja) | 2016-10-25 |
Family
ID=52127821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013106887A Active JP6013272B2 (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | シールド掘進機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6013272B2 (ja) |
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JP4270355B2 (ja) * | 1999-10-18 | 2009-05-27 | 佐藤工業株式会社 | トンネル埋戻し装置 |
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JP5400522B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2014-01-29 | 川崎重工業株式会社 | カッタヘッドにおける構成物の摩耗検知装置とそれを備えたトンネル掘削機 |
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2013
- 2013-05-21 JP JP2013106887A patent/JP6013272B2/ja active Active
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JP2014227695A (ja) | 2014-12-08 |
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