JP6011939B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、嵌合作業性の向上を図ることを目的とする。
端子収容部を有する第1ハウジングと、
前記端子収容部の外周に取り付けられたシールリングと、
前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、
前記第2ハウジングに形成され、前記第1ハウジングと第2ハウジングが嵌合した状態では、前記シールリングの外周に弾性的に密着するフード部と、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合過程の終期に至るまでは前記シールリングと非接触であり、嵌合過程の終期に至ると前記シールリングの前端部を外周側へ押圧して前記フード部に密着させる押圧部と、
前記端子収容部の外周と前記シールリングの前端部内周との間に設けられた凹部と、
前記端子収容部の外周に全周に亘って形成された支持部と、
前記シールリングの内周に形成され、前記支持部に当接することで、前記シールリングの前端部が前記凹部側へ不正に変位するのを規制する当接部とを備え、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合過程の終期に至ると、前記押圧部が前記凹部内に進入して前記シールリングの前端部を外周側へ押圧するようになっているところに特徴を有する。
前記シールリングの前端部内周と前記押圧部の前端部外周のうち少なくとも一方の周面に形成され、嵌合方向に対して傾斜したテーパ状の誘導面を備えていてもよい。
この構成によれば、誘導面により、凹部に対する押圧部の進入動作が円滑に行われる。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図6を参照して説明する。本実施例1のコネクタAは、第1ハウジング10と、シールリング20と、第2ハウジング30とを備えて構成されている。第1ハウジング10と第2ハウジング30は、その前端同士を対向させた状態で接近させるようにして嵌合される。尚、以下の説明で、図1,3における左方向を第1ハウジング10の前方と定義し、図2,3における右方向を第2ハウジング30の前方と定義する。
次に、本発明を具体化した実施例2を図7〜図8を参照して説明する。上記実施例1のコネクタAでは、端子収容部11の外周に支持部15を形成するとともに、シールリング20の前端部内周に当接部23を形成し、支持部15と当接部23の当接作用によって、シールリング20の前端部が内周側(凹部27側)へ不正に変位するのを防止するようにした。これに対し、本実施例2のコネクタBは、上記の支持部15と当接部23が形成されていない。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、シールリングの前端部内周にテーパ状の第1誘導面を形成したが、シールリングの前端部内周にテーパ状の誘導面を形成しない構成としてもよい。
(2)上記実施例1,2では、押圧部の前端部外周にテーパ状の第2誘導面を形成したが、押圧部の前端部外周にテーパ状の誘導面を形成しない構成としてもよい。
(3)上記実施例1,2では、押圧部を第2ハウジングに一体に形成したが、押圧部は、第1ハウジングに対しその正面側から組み付けられるフロントリテーナ等のフロント部材に形成してもよい。この場合、嵌合過程の終期でフロント部材が第2ハウジングに押されて一体となって動くことにより、押圧部がシールリングの前端部を外周側へ弾性変位させる。
(4)上記実施例1,2では、押圧部を全周に亘って連続する筒状に形成したが、押圧部は、周方向に間隔を空けた複数箇所に分散して配置してもよい。
(5)上記実施例1,2では、シールリングの外周に3つのリップ部を形成したが、シールリングの外周に形成するリップ部の数は、2つでもよく、4つ以上でもよい。
(6)上記実施例1,2では、押圧部の押圧作用によってフード部に密着するリップ部の数を、1つだけとしたが、押圧部の押圧作用によってフード部に密着するリップ部の数は、複数であってもよい。
10…第1ハウジング
11…端子収容部
15…支持部
20…シールリング
23…当接部
26…第1誘導面(シールリングの誘導面)
27…凹部
30…第2ハウジング
32…フード部
33…押圧部
34…第2誘導面(押圧部の誘導面)
Claims (2)
- 端子収容部を有する第1ハウジングと、
前記端子収容部の外周に取り付けられたシールリングと、
前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、
前記第2ハウジングに形成され、前記第1ハウジングと第2ハウジングが嵌合した状態では、前記シールリングの外周に弾性的に密着するフード部と、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合過程の終期に至るまでは前記シールリングと非接触であり、嵌合過程の終期に至ると前記シールリングの前端部を外周側へ押圧して前記フード部に密着させる押圧部と、
前記端子収容部の外周と前記シールリングの前端部内周との間に設けられた凹部と、
前記端子収容部の外周に全周に亘って形成された支持部と、
前記シールリングの内周に形成され、前記支持部に当接することで、前記シールリングの前端部が前記凹部側へ不正に変位するのを規制する当接部とを備え、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合過程の終期に至ると、前記押圧部が前記凹部内に進入して前記シールリングの前端部を外周側へ押圧するようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記シールリングの前端部内周と前記押圧部の前端部外周のうち少なくとも一方の周面に形成され、嵌合方向に対して傾斜したテーパ状の誘導面を備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2013008328A JP6011939B2 (ja) | 2013-01-21 | 2013-01-21 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013008328A JP6011939B2 (ja) | 2013-01-21 | 2013-01-21 | コネクタ |
Publications (2)
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JP2014139890A JP2014139890A (ja) | 2014-07-31 |
JP6011939B2 true JP6011939B2 (ja) | 2016-10-25 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013008328A Expired - Fee Related JP6011939B2 (ja) | 2013-01-21 | 2013-01-21 | コネクタ |
Country Status (1)
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2013
- 2013-01-21 JP JP2013008328A patent/JP6011939B2/ja not_active Expired - Fee Related
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