JP6011494B2 - 船外機のチルトアシスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、船外機のチルト操作、特にチルトアップ操作をアシスト(支援)する船外機のチルトアシスト装置に関する。
船外機には、船外機本体を船体に取り付けるクランプブラケットとスイベルブラケットとの間にアシストシリンダが配置され、特にアシストシリンダが発生するアシスト力によって船外機本体のチルトアップ操作をアシスト(支援)するチルトアシスト装置を備えたものがある。
例えば特許文献1には、アシストシリンダ(ガスシリンダ)の制御弁(ポペット弁)の開閉動作が、アシストシリンダに併設されたレバー部材(回転操作レバー)を操作することで切り換わり、制御弁の開動作時にアシストシリンダ内のガス圧に基づきアシスト力が発生して、チルトアップ操作をアシストするものが開示されている。
また、特許文献2には、アシストシリンダ(ガス封入式シリンダ)の制御弁の開閉動作が、この制御弁に一端が接続され、他端がエンジンカバー(カウリング)の前方まで延びるケーブルにおける前記他端を操作することで実施され、制御弁の開動作時にアシストシリンダ内のガス圧に基づきアシスト力が発生して、チルトアップ操作をアシストするものが開示されている。
特開2004−155321号公報 特開平7−81683号公報
ところが、特許文献1に記載のチルトアシスト装置では、操作者がチルト操作を実施する際に、まず、船体から身を乗り出してレバー部材を操作して制御弁を開動作させ、その後、船外機本体に手を掛けて船外機本体を持ち上げるまたは持ち下げなければならない。このため、チルト操作のために複数の動作が必要になり、操作性が低下してしまう。しかも、操作者が船体から身を乗り出さなければならないため、安全性も低下してしまう。
また、特許文献2に記載のチルトアシスト装置においても、操作者がチルト操作する際に、エンジンカバーの前方まで延びたケーブルを操作して制御弁を開動作させ、更に、船外機本体を持ち上げるまたは持ち下げなければならないので、複数の動作が必要になって操作性が低下する。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、チルト操作の操作性及び安全性を共に向上できる船外機のチルトアシスト装置を提供することにある。
本発明に係る船外機のチルトアシスト装置は、エンジン及びプロペラを備えた船外機本体が、この船外機本体を船体に取り付ける取付機構部により鉛直方向及び水平方向に回動可能に設けられ、前記取付機構部は、前記船外機本体を鉛直方向にチルト操作する際に伸縮動作して前記チルト操作をアシストするアシストシリンダを備え、このアシストシリンダの前記伸縮動作を含む動作を、制御弁が開閉動作することで制御する船外機のチルトアシスト装置において、前記船外機本体には、チルト操作時に操作者が手を掛けるチルト用ハンドルが回動可能に設けられ、前記制御弁は、前記チルト用ハンドルにケーブルを介して連結されて、前記チルト用ハンドルの回動動作に連動して開閉動作するよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、制御弁は、船外機本体のチルト用ハンドルにケーブルを介して連結されて、チルト用ハンドルの回動動作に連動して開閉動作するよう構成されたので、チルト操作時に操作者が制御弁を開閉動作させる操作と、チルト用ハンドルに手を掛けて船外機本体を持ち上げまたは持ち下げる操作とを1つの動作で実施できる。この結果、チルト操作の操作性を向上できる。また、チルト操作時に操作者が制御弁を開閉動作させる際に、船体から身を乗り出す必要がないので、チルト操作の安全性も向上できる。
本発明に係る船外機のチルトアシスト装置における第1実施形態が適用された船外機を示す右側面図。 図1のチルトアシスト装置を示す構成図。 図1及び図2のチルト用ハンドル周囲を示す斜視図。 図3のチルト用ハンドルを裏面側から示す斜視図。 図1及び図2のアシストシリンダを示し、最収縮状態を示す断面図。 図1及び図2のアシストシリンダを示し、最伸長状態を示す断面図。 図5及び図6のVII矢視図。 図5及び図6のレリーズバルブを示し、(A)が閉動作時、(B)が開動作時のそれぞれ断面図。 本発明に係る船外機のチルトアシスト装置における第2実施形態のアシストシリンダ等を示す側面図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図8)
図1は、本発明に係る船外機のチルトアシスト装置における第1実施形態が適用された船外機を示す右側面図である。この図1に示す船外機10は、エンジン13及びプロペラ14を備えた船外機本体11と、この船外機本体11を船体1のトランサム2に取り付ける取付機構部としての取付ブラケット機構部12とを有して構成される。
船外機本体11はエンジンホルダ15を備え、このエンジンホルダ15に、図示しないクランクシャフトが略鉛直方向に配置された縦置き型のエンジン13が搭載される。このエンジンホルダ15の下方にオイルパンブロック16、ドライブシャフトハウジング17、ギアケース18が順次組み付けられる。エンジン13、エンジンホルダ15及びオイルパンブロック16は、エンジンカバー19によって覆われる。このエンジンカバー19は、上方から順次アッパカバー19A、ロアカバー19B、アンダカバー19Cが配置されてなる。
船外機本体11は、エンジン13の駆動力が、エンジンホルダ15、オイルパンブロック16、ドライブシャフトハウジング17及びギアケース18に略鉛直方向に配設されたドライブシャフト20へ伝達され、更に、ギアケース18内に配設されたシフト機構部21及びプロペラシャフト22を介してプロペラ14へ伝達されて、このプロペラ14を正転または逆転させる。これにより、船体1は前進または後進する。
取付ブラケット機構部12は、クランプブラケット25及びスイベルブラケット26を有して構成され、クランプブラケット25が船体1のトランサム2に取り付けられる。スイベルブラケット26は、スイベルシャフト27によりクランプブラケット25に対し鉛直方向に回動自在に支持される。このスイベルブラケット26に船外機本体11が、パイロットシャフト28を介して水平方向に回動自在に枢支される。これにより、船外機本体11は船体1に対し、水平方向(操作方向)及び鉛直方向(トリム&チルト方向)に旋回可能に設けられる。
取付ブラケット機構部12は、更にアシストシリンダ30を備える。このアシストシリンダ30は、図2に示すように、例えばシリンダ本体31の一端がスイベルブラケット26に枢支ピン32を用いて枢支され、ピストンロッド33の先端がクランプブラケット25に軸支ピン34を用いて軸支され、操作者が船外機本体11を鉛直方向にチルト操作する際に伸縮動作して前記チルト操作をアシスト(支援)する。このアシストシリンダ30と後述のチルト用ハンドル35、レリーズバルブ47及びケーブル55とを有して、チルトアシスト装置29が構成される。
ここで、操作者が船外機本体11をチルト操作する際には、操作者は図2〜図4に示すチルト用ハンドル35に手を掛けて、船外機本体11をスイベルシャフト27回りに回動して持ち上げ、または持ち下げる。このチルト用ハンドル35は、船外機本体11のエンジンカバー19におけるアッパカバー19Aの後上隅部に形成された収納凹部36に配置される。このチルト用ハンドル35は、アッパカバー19Aに取り付けられた回転軸37を用いて、アッパカバー19Aに対し回動可能に設けられ、非回動状態の通常時には収納凹部36内で、アッパカバー19Aの外表面38よりも窪んだ位置に収納して配置される。
前記アシストシリンダ30は、図5及び図6に示すように、シリンダ本体31内にピストン41が摺動自在に配設されると共に、作動油42及びガス(例えばNガス)43が封入されて構成される。ピストン41に、ピストンロッド33の基端部が固定される。シリンダ本体31は、ピストン41により、ピストンロッド33が侵入するロッド側室44と、ピストンロッド33が侵入しないピストン側室45とに区画されると共に、ピストン側室45にレリーズバルブ47(後述)を介して連通し、且つロッド側室44に直接連通するリザーブ室46を備える。
制御弁としての前記レリーズバルブ47は、アシストシリンダ30内において、ピストン側室45とリザーブ室46とを連通する通路に設けられ、開動作時にピストン側室45とリザーブ室46とを連通させ、閉動作時にピストン側室45とリザーブ室46とを遮断する。
ピストンロッド33がロッド側室44内に侵入するアシストシリンダ30の収縮時には、ピストンロッド33の侵入体積Vだけリザーブ室46内でガス43が圧縮され、このときのガス43の圧力によってチルトアップ操作時のアシスト力が発生する。
つまり、船外機本体11をチルトアップ操作させる際には、例えばアシストシリンダ30の最収縮状態(図5)からレリーズバルブ47を開動作させると、上述のガス43の圧力で、リザーブ室46内の作動油42が矢印Aの如くレリーズバルブ47を経てピストン側室45へ流れ、ロッド側室44内の作動油42がリザーブ室46へ流れる。これによりピストンロッド33がシリンダ本体31から進出し、アシストシリンダ30は図6に示す最伸長状態へ向かって伸長してアシスト力を発生し、操作者によるチルトアップ操作をアシストする。尚、アシストシリンダ30の伸長過程でレリーズバルブ47を閉動作すれば、船外機本体11はこのアシストシリンダ30により、レリーズバルブ47閉動作時のチルトアップ状態に保持(ロック)される。
また、船外機本体11をチルトダウン操作する際には、例えばアシストシリンダ30の最伸長状態(図6)からレリーズバルブ47を開動作させると、船外機本体11の重力によってピストン側室45内の作動油42が矢印Bの如くレリーズバルブ47を経てリザーブ室46へ流れ、このリザーブ室46内の作動油42がピストン側室45へ流れる。これによりピストンロッド33がシリンダ本体31内に侵入し、アシストシリンダ30は、図5に示す最収縮状態へ向かって収縮して、チルトダウン操作が実施される。尚、このアシストシリンダ30の収縮過程でレリーズバルブ47を閉動作すれば、船外機本体11はこのアシストシリンダ30により、レリーズバルブ47閉動作時のチルトダウン状態に保持(ロック)される。
アシストシリンダ30の伸縮動作及びロック動作は、上述の如くレリーズバルブ47の開閉動作により制御されるが、このレリーズバルブ47の開閉動作は、図5〜図7に示す回転プレートとしてのレリーズプレート48の回転によって切り換えられる。
つまり、レリーズプレート48は、回転軸49と回転一体に設けられる。この回転軸49は、シリンダ本体31に装着されたキャップ50を貫通し、このキャップ50の内側に配設された回転部材51と回転一体に設けられる。これらのキャップ50と回転部材51とのいずれか一方にボール52が、他方にレリーズ穴(閉側レリーズ穴53A、開側レリーズ穴53B)が設けられる。レリーズプレート48が矢印P1方向に回転してボール52が開側レリーズ穴53Bに位置づけられたときに、レリーズバルブ47がレリーズプレート48の回転に連動してその弁体54が流路を開放し、レリーズバルブ47が開動作する(図8(B))。また、レリーズプレート48が矢印P2方向に回転してボール52が閉側レリーズ穴53Aに位置づけられたときに、レリーズバルブ47がレリーズプレート48の回転に連動してその弁体54が流路を閉塞し、レリーズバルブ47が閉動作する(図8(A))。
ところで、図1〜図4に示すように、レリーズバルブ47を開閉動作するレリーズプレート48にはケーブル55の一端が嵌合される。このケーブル55は、船外機本体11のエンジンカバー19内を通り、アッパカバー19Aにおける収納凹部36を貫通して、他端がチルト用ハンドル35の係合溝56に係合する。これにより、レリーズプレート48は、ケーブル55を介してチルト用ハンドル35に連結されて、このチルト用ハンドル35の回動軸37回りの回動動作に連動して回転し、レリーズバルブ47が開閉動作する。
チルトアップ操作時に操作者がチルト用ハンドル35に手を掛け、このチルト用ハンドル35を矢印Q1方向に回動させながら船外機本体11をスイベルシャフト27回りに持ち上げてチルトアップ操作すると、レリーズプレート48が矢印P1方向に回転し、レリーズバルブ47が開動作し、アシストシリンダ30が伸長動作してアシスト力を発生し、操作者によるチルトアップ操作をアシストする。このチルトアップ操作の完了時または途中で操作者がチルト用ハンドル35を矢印Q2方向に回動して収納凹部36内に収納させると、レリーズプレート48が矢印P2方向に回転し、レリーズバルブ47が閉動作して、アシストシリンダ30の伸長動作が停止する。これにより、船外機本体11はその時点のチルトアップ位置に保持(ロック)される。
チルトダウン操作時に操作者がチルト用ハンドル35に手を掛けて、このチルト用ハンドル35を矢印Q1方向に回動させながら、船外機本体11をスイベルシャフト27回りに持ち下げてチルトダウン操作すると、レリーズプレート48が矢印P1方向に回転してレリーズバルブ47が開動作し、アシストシリンダ30が収縮動作してチルトダウン操作がなされる。このチルトダウン操作の完了時または途中で操作者がチルト用ハンドル35を矢印Q2方向に回動して収納凹部36内に収納させると、レリーズプレート48が矢印P2方向に回転してレリーズバルブ47が閉動作し、アシストシリンダ30の収縮動作が停止する。これにより、船外機本体11はその時点のチルトダウン位置に保持(ロック)される。
以上のように構成されたことから、本第1実施形態によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)図1、図2、図5及び図6に示すように、レリーズバルブ47は、船外機本体11のチルト用ハンドル35にレリーズプレート48及びケーブル55を介して連結されて、チルト用ハンドル35の回動動作に連動して開閉動作するよう構成されている。このため、チルト操作時に操作者がレリーズバルブ47を開閉動作させる操作と、チルト用ハンドル35に手を掛けて船外機本体11を持ち上げまたは持ち下げる操作とを1つの動作で実施できる。この結果、チルト操作の操作性を向上できる。
(2)チルト操作時に操作者がレリーズバルブ47を開閉動作させる際に、クランプブラケット25とスイベルブラケット27間に配置されたアシストシリンダ30に設けられたレリーズプレート48を回転させるために、操作者は船体1から身を乗り出してレリーズプレート48を回転させる必要がない。このため、チルト操作の安全性も向上できる。
(3)チルト操作時に操作者が手を掛けて船外機本体11をスイベルシャフト27回りに回動させるチルト用ハンドル35は、船外機本体11のエンジンカバー19におけるアッパカバー19Aの後上隅部に設けられる。このチルト用ハンドル35の配置位置は、スイベルシャフト27との距離が最大になる位置であるため、チルト操作時のモーメントが大きくなり、操作者は、特にチルトアップ操作を小さな力で容易に実施できる。
(4)チルト用ハンドル35は、船外機本体11のアッパカバー19Aに設けられた収納凹部36内で、非回動時の通常時にはアッパカバー19Aの外表面38よりも窪んだ位置に収納して配置されている。このため、例えば船体1の操船中に、ロープ等がチルト用ハンドル35に不用意に引っ掛かる事態を防止できる。
[B]第2実施形態(図9)
図9は、本発明に係る船外機のチルトアシスト装置における第2実施形態のアシストシリンダ等を示す側面図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、レリーズバルブ47の開閉動作を切り換えるレリーズプレート48にレバー部材としてのレリーズレバー61が取り付けられ、このレリーズレバー61が、その先端部に接続されたケーブル55を介して船外機本体11のチルト用ハンドル35に連結された点である。
このような第2実施形態では、第1実施形態の効果(1)〜(4)と同様な効果を奏するほか、次の効果(5)を奏する。
(5)アシストシリンダ30を複数の異なる種類の船外機10に適用する場合には、長手方向寸法が異なるレリーズレバー61と交換することで、アシストシリンダ30におけるレリーズバルブ47の開閉動作を、船外機10の機種毎に最適化できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
1 船体
10 船外機
11 船外機本体
12 取付ブラケット機構部(取付機構部)
13 エンジン
14 プロペラ
19 エンジンカバー
19A アッパカバー
30 アシストシリンダ
31 シリンダ本体
33 ピストンロッド
35 チルト用ハンドル
38 外表面
41 ピストン
42 作動油
43 ガス
47 レリーズバルブ(制御弁)
48 レリーズプレート(回転プレート)
55 ケーブル
61 レリーズレバー(レバー部材)
V 侵入体積

Claims (5)

  1. エンジン及びプロペラを備えた船外機本体が、この船外機本体を船体に取り付ける取付機構部により鉛直方向及び水平方向に回動可能に設けられ、
    前記取付機構部は、前記船外機本体を鉛直方向にチルト操作する際に伸縮動作して前記チルト操作をアシストするアシストシリンダを備え、
    このアシストシリンダの前記伸縮動作を含む動作を、制御弁が開閉動作することで制御する船外機のチルトアシスト装置において、
    前記船外機本体には、チルト操作時に操作者が手を掛けるチルト用ハンドルが回動可能に設けられ、
    前記制御弁は、前記チルト用ハンドルにケーブルを介して連結されて、前記チルト用ハンドルの回動動作に連動して開閉動作するよう構成されたことを特徴とする船外機のチルトアシスト装置。
  2. 前記アシストシリンダは、シリンダ本体内に、ピストンロッドの一端が固定されたピストンが摺動自在に配設されると共に作動油及びガスが封入され、前記ピストンロッドが前記シリンダ本体内に侵入した侵入体積分だけ圧縮された前記ガスの圧力によって、チルトアップ操作時のアシスト力を発生するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の船外機のチルトアシスト装置。
  3. 前記チルト用ハンドルは、船外機本体のエンジンを覆うエンジンカバーの後上隅部に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の船外機のチルトアシスト装置。
  4. 前記チルト用ハンドルは、エンジンカバーの外表面よりも窪んだ位置に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の船外機のチルトアシスト装置。
  5. 前記制御弁の開閉動作が回転プレートの回転によって切り換えられ、この回転プレートにレバー部材が取り付けられ、このレバー部材が、その先端部に接続されたケーブルを介して船外機本体のチルト用ハンドルに連結されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の船外機のチルトアシスト装置。
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