JP2014237399A - リモートコントロール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】左または右の壁面に、操作性を損なうことなく簡単に設置できること。
【解決手段】コントロールボックス33にコントロールレバー34が揺動可能に設けられたリモートコントロール装置16において、コントロールボックス33は、回動軸39を備えると共に、左右両側に設置面38A、38Bが設けられ、コントロールレバー34は、レバー本体41の一方の片側にPTTスイッチ43が、他方の片側にニュートラルロックレバー44がそれぞれ配置されると共に、左右両側にコントロールボックス33への取付面46A、46Bが設けられ、コントロールボックス33の非使用の設置面38A、38Bに、コントロールレバー34の取付面46A、46Bのいずれか一方が取り付けられて、回動軸39がコントロールレバー34の揺動により回動されるよう構成されたものである。
【選択図】 図5
【解決手段】コントロールボックス33にコントロールレバー34が揺動可能に設けられたリモートコントロール装置16において、コントロールボックス33は、回動軸39を備えると共に、左右両側に設置面38A、38Bが設けられ、コントロールレバー34は、レバー本体41の一方の片側にPTTスイッチ43が、他方の片側にニュートラルロックレバー44がそれぞれ配置されると共に、左右両側にコントロールボックス33への取付面46A、46Bが設けられ、コントロールボックス33の非使用の設置面38A、38Bに、コントロールレバー34の取付面46A、46Bのいずれか一方が取り付けられて、回動軸39がコントロールレバー34の揺動により回動されるよう構成されたものである。
【選択図】 図5
Description
本発明はリモートコントロール装置に係り、特に左壁面または右壁面に設置可能なリモートコントロール装置に関する
船外機には、フォアード、リバース、ニュートラルの各シフトの切換とエンジン吸気系のスロットル開度の調整を、船体に設置されたリモートコントロール装置のコントロールレバーを操作することによって行うものがある。
このような従来のリモートコントロール装置100では、図7(A)に示すように、コントロールボックス101が船体103の右舷104の内側面(即ち右壁面)に設置される場合、コントロールレバー102は、そのPTT(パワートリム&チルト)スイッチ105が左側に、ニュートラルロックレバー106が右側になるように、コントロールボックス101に取り付けられる。これにより、操作者は、右手の親指でPTTスイッチ105を操作し、右手の中指及び薬指でニュートラルロックレバー106を操作することができる。
上述のリモートコントロール装置100では、コントロールボックス101は左右両側に設置面が設けられているが、コントロールレバー102は、ニュートラルロックレバー106側のみがコントロールボックス101に対する取付面となっている。従って、図7(B)に示すように、リモートコントロール装置100を船体103のコンソール107の右側面(即ち左壁面)に設置する場合には、コントロールボックス101は、そのままの姿勢で、図7(A)と反対側の設置面でコンソール107の右側面(左壁面)に設置されるが、コントロールレバー102は、その姿勢を反転して、図7(A)と同一の取付面でコントロールボックス101に取り付けられる。
従って、コントロールレバー102のPTTスイッチ105が右側に、ニュートラルロックレバー106が左側に配置されることになるので、操作者は、右手親指でPTTスイッチ105を操作することができず、右手の中指や薬指でPTTスイッチ105を操作することになって、操作性が低下してしまう。
これに対し、コントロールボックス(制御ボックス)に取り付けられるコントロールレバーのレバー本体(操作レバー)を左右対称に形成すると共に、PTTスイッチ(チルトスイッチ)の固定部を備えたグリッパを、レバー本体(操作レバー)の左右いずれの側からも固定できるようにしたリモートコントロール装置が、特許文献1に開示されている。
ところが、特許文献1に記載のリモートコントロール装置を船体の右壁面または左壁面に設置する場合には、装置全体を反転して設置すると共に、コントロールレバーを分解し、レバー本体(操作レバー)に対しグリッパ及びPTTスイッチ(チルトスイッチ)とニュートラルロックレバー(プルレバー)とを左右入れ替えて配置しなければならない。この結果、リモートコントロール装置の設置作業が煩雑化してしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、左または右の壁面に、操作性を損なうことなく簡単に設置できるリモートコントロール装置を提供することにある。
本発明に係るリモートコントロール装置は、コントロールボックスにコントロールレバーが揺動可能に設けられたリモートコントロール装置において、前記コントロールボックスは、回動軸を備えると共に、左右両側に設置面が設けられ、前記コントロールレバーは、レバー本体の一方の片側に一方の操作部が、他方の片側に他方の操作部がそれぞれ配置されると共に、左右両側に前記コントロールボックスへの取付面が設けられ、前記コントロールボックスの非使用の前記設置面に、前記コントロールレバーの前記取付面のいずれか一方が取り付けられて、前記回動軸が前記コントロールレバーの揺動により回動されるよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、コントロールボックスを左または右の壁面に設置する場合には、コントロールレバーの一方及び他方の操作部が常に同一の向きになるように、コントロールレバーのいずれか一方の取付面をコントロールボックスの非使用の設置面に取り付ける。この際、コントロールレバーを分解する必要がない。これらの結果、リモートコントロール装置を左または右の壁面に、操作性を損なうことなく簡単に設置できる。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2に示すように、船体10には、前方側に、ステアリングホイール12を備えたコンソール11が設置されると共に、船尾(トランサム)13に船外機14が取り付けられ、更にコンソール11付近の右舷15の内側面(即ち右壁面)にリモートコントロール装置16が設置されている。
図1及び図2に示すように、船体10には、前方側に、ステアリングホイール12を備えたコンソール11が設置されると共に、船尾(トランサム)13に船外機14が取り付けられ、更にコンソール11付近の右舷15の内側面(即ち右壁面)にリモートコントロール装置16が設置されている。
船外機14は、図2に示すように、上下に分割可能なエンジンカバー17と、ドライブシャフトハウジング18と、ギアケース19とを有し、エンジンカバー17内にエンジン20が設置されている。このエンジン20には、クランクシャフト21が略鉛直(縦置き)に配置される。
エンジン20の下端部からはドライブシャフト22が、ドライブシャフトハウジング18内を通ってギアケース19まで略鉛直に延び、クランクシャフト21の回転力が、減速ギアを介してドライブシャフト22へ伝達される。このドライブシャフト22の下端部に駆動ギア23が固定される。この駆動ギア23は、ギアケース19内で水平配置されたプロペラシャフト24に回転自在に遊嵌されたフォワードギア25及びリバースギア26に常時噛み合う。
また、プロペラシャフト24には、一端にプロペラ27が固定されると共に、ドッグクラッチ28が回転一体、且つ軸方向にスライド可能に嵌合される。ドライブシャフト22、駆動ギア23、フォワードギア25及びリバースギア26に伝達されたエンジン20の駆動力は、ドッグクラッチ28のドッグ(不図示)がフォワードキア25のドッグ(不図示)に噛み合うことで、プロペラシャフト24を介してプロペラ27を正転させ、船体10に前進(フォワード)側の推進力を与え、また、ドッグクラッチ28のドッグがリバースギア26のドッグ(不図示)に噛み合うことで、プロペラシャフト24を介してプロペラ27を逆転させて、船体10に後進(リバース)側の推進力を与える。
ドッグクラッチ28のドッグをフォワードキア25のドッグに噛み合わせるフォワードシフトと、ドッグクラッチ28のドッグをリバースギア26のドッグに噛み合わせるリバースシフトと、ドッグクラッチ28のドッグをフォワードキア25及びリバースギア26の両ドッグに噛み合わせないニュートラルシフトとは、図1に示すリモートコントロール装置16によって、後述の如く切り換えられる。
また、船外機14は、図示しないスイベルブラケットにより水平方向に回動自在に支持され、このスイベルブラケットがスイベルシャフト30を介してクランプブラケット31に対し鉛直方向に回動自在に支持され、このクランプブラケット31が船尾13に着脱可能に取り付けられる。これにより、船外機14は、水平方向(操作方向)と鉛直方向(トリム・チルト方向)にそれぞれ旋回可能に設けられる。
船外機14の水平方向(操作方向)の旋回は、図1に示すステアリングホイール12の回転によって操作される。また、船外機14の鉛直方向(トリム&チルト方向)の旋回は、スイベルブラケットとクランプブラケット37間に配置された油圧シリンダ装置(不図示)を伸縮作動させることによってなされ、この油圧シリンダ装置の伸縮作動が、リモートコントロール装置16のPTTスイッチ43(後述)によって操作される。尚、スイベルブラケット、クランプブラケット31及び上記油圧シリンダ装置により、パワートリム&チルト装置が構成される。
さて、図1、図3及び図4に示すリモートコントロール装置16は、コントロールボックス33にコントロールレバー34が、船体10の前後方向Aに揺動可能に支持されたものであり、コントロールレバー34の揺動操作によって、船外機14(図2)のシフトが切り換えられ、且つ船外機14のエンジン20における吸気系の図示しないスロットルバルブの開度(スロットル開度)が調整される。
つまり、コントロールレバー34の操作範囲は、特に図4に示すように、ニュートラル位置Nを中心にフォワード位置Fからリバース位置Rまでのシフト範囲Sと、このシフト範囲Sの外側のスロットル範囲Tとに区分される。コントロールレバー34がフォワード位置F、ニュートラル位置N、リバース位置Rにそれぞれ操作されることで、コントロールボックス33から延出されたシフトケーブル35、図示しないリンク機構、及びドライブシャフトハウジング18(図2)内を略鉛直方向に延びるシフトロッド36等を介してドッグクラッチ28がスライドし、それぞれフォワードシフト、ニュートラルシフト、リバースシフトにシフトが切り換えられる。
図4に示すように、コントロールボックス33からはスロットルケーブル37も延出されている。このスロットルケーブル37は、コントロールレバー34がシフト範囲Sにあるときには操作されず、スロットルバルブは全閉状態を維持する。コントロールレバー34がシフト範囲Sを超えてスロットル範囲Tに至るとスロットルケーブル37が操作され、スロットルバルブが開操作されてエンジン20の回転数が調整される。
コントロールボックス33は、図3に示すように、船体10に設置するための設置面38A、38Bが左右両側に形成されると共に、図5に示すように、内部に回動軸39が回動自在に配設される。この回動軸39は、シフトケーブル35及びスロットルケーブル37に連結される。また、この回動軸39の軸方向両側には、ボックス側係合部としての同一形状のボックス側角型凹部40A、40Bが、設置面38A、38Bのそれぞれに対応して形成される。
また、コントロールレバー34は、図3及び図5に示すように、レバー本体41、グリップ42、一方の操作部としてのPTT(パワートリム&チルト)スイッチ43、他方の操作部としてのニュートラルロックレバー44、及び化粧キャップ45を有して構成される。ここで、PTTスイッチ43は、パワートリム&チルト装置を動作させるものである。また、ニュートラルロックレバー44は、コントロールレバー34をニュートラル位置Nに略固定状態で位置づけるものである。
コントロールレバー34の基部の左右両側には、このコントロールレバー34をコントロールボックス33に取り付けるための取付面46A、46Bが形成される。これらの取付面46A、46Bのいずれか一方は、コントロールボックス33の設置面38A、38Bのうち、コントロールボックス33を船体10に設置するために使用していない非使用の設置面38Aまたは38Bに取り付けられる。そして、取付面46A、46Bのうち、コントロールボックス33への取付のために使用していない非使用の取付面46Aまたは46Bに、化粧キャップ45が着脱可能に装着される。
レバー本体41の一方の片側から先端部にかけてグリップ42が着脱可能に装着される。また、レバー本体41の一方の片側にPTTスイッチ43が、グリップ42の貫通孔47に挿入されて配置される。更に、レバー本体41における一方の片側と反対側の他方の片側にニュートラルロックレバー44が着脱可能に配置される。
このニュートラルロックレバー44の内面とグリップ42の内面との間にはスプリング48が介装され、このスプリング48の付勢力によって、ニュートラルロックレバー44の下端部がストッパ49に係止される。このストッパ49は、コントロールボックス33における非使用の設置面38A、38Bに取り付けられるものである。従って、ニュートラルロックレバー44がストッパ49にスプリング48の付勢力によって係止されることで、前述の如く、コントロールレバー34がニュートラル位置Nに略固定状態で位置づけられる。
ニュートラルロックレバー44がスプリング48の付勢力に抗してグリップ42側へ移動されることで、ニュートラルロックレバー44の下端部とストッパ49との係止が解除されて、コントロールレバー34はコントロールボックス33に対し揺動可能となる。尚、ニュートラルロックレバー44の下部は、レバー本体41に設けられた開口50内に位置すると共に、挿通孔51を有する。PTTスイッチ43から延びるPTTハーネス52は、ニュートラルロックレバー44の挿通孔51内を通り、レバー本体41の一方の片側から他方の片側へ配索可能とされる(図5及び図6参照)。
また、レバー本体41の基部には、揺動中心線P方向の両側に、レバー側係合部としての同一形状のレバー側角型凹部53A、53Bが、コントロールレバー34の取付面46A、46Bのそれぞれに対応して形成されている。そして、対向配置された回動軸39のボックス側角型凹部40A、40Bとレバー本体41のレバー側角型凹部53A、53Bにアダプタ54が係合することで、回動軸39とレバー本体41とが連結される。
つまり、アダプタ54の軸方向における一方の片側に、レバー本体41のレバー側角型凹部53A、53Bに係合可能な角型凸部56が形成され、アダプタ54の軸方向における反対側の他方の片側に、回動軸39のボックス側角型凹部40A、40Bに係合可能な角型凸部57が形成される。アダプタ54の角型凸部56がレバー本体41のレバー側角型凹部53A、53Bに、角型凸部57が回動軸39のボックス側角型凹部40Aまたは40Bにそれぞれ係合され、レバー本体41、アダプタ54及び回動軸39に締付ボルト58が貫通してナット59で締め付けられることで、回動軸39とレバー本体41とがアダプタ54を介して連結される。これにより、コントロールレバー34の揺動操作によってコントロールボックス33の回動軸39が回動し、シフトケーブル35等を介してシフト切り換えがなされ、スロットルケーブル37等を介してスロットルバルブの開度が調整される。
尚、回動軸39のボックス側角型凹部40A及び40Bと、レバー本体41のレバー側角型凹部53A及び53Bとが同一の角型形状の凹部に形成され、アダプタ54の角型凸部56及び57が、上述のボックス側角型凹部40A及び40B並びにレバー側角型凹部53A及び53Bに係合可能な同一の角型形状の凸部に形成されてもよい。
次に、リモートコントロール装置16の設置手順を説明する。
図1(A)、図3及び図5に示すように、リモートコントロール装置16を船体10の右舷15の内側面(即ち右壁面)に設置する場合には、例えばコントロールボックス33の設置面38Bを右舷15の内側面に設置すべく、コントロールボックス33の非使用の設置面38Aにコントロールレバー34を取り付ける。この際、コントロールレバー34のPTTスイッチ43が左側、ニュートラルロックレバー44が右側になるように、コントロールレバー34の取付面46Bをコントロールボックス33の非使用の設置面38Aに取り付ける。
図1(A)、図3及び図5に示すように、リモートコントロール装置16を船体10の右舷15の内側面(即ち右壁面)に設置する場合には、例えばコントロールボックス33の設置面38Bを右舷15の内側面に設置すべく、コントロールボックス33の非使用の設置面38Aにコントロールレバー34を取り付ける。この際、コントロールレバー34のPTTスイッチ43が左側、ニュートラルロックレバー44が右側になるように、コントロールレバー34の取付面46Bをコントロールボックス33の非使用の設置面38Aに取り付ける。
このとき、レバー本体41のレバー側角型凹部53Bがアダプタ54の角型凸部56に係合し、回動軸39のボックス側角型凹部40Aがアダプタ54の角型凸部57に係合して、コントロールレバー34のレバー本体41がコントロールボックス33の回動軸39に連結される。この状態でコントロールボックス33の設置面38Bが船体10の右舷15の内側面に設置された場合には、操作者は、右手の親指でコントロールレバー34のPTTスイッチ43を操作し、右手の中指及び薬指でコントロールレバー34のニュートラルロックレバー44を操作することができる。
図1(B)及び図6に示すように、リモートコントロール装置16を船体10のコンソール11の右側面(即ち左壁面)に設置する場合には、例えばコントロールボックス33の設置面38Aをコンソール11の右側面(左壁面)に設置すべく、コントロールボックス33の非使用の設置面38Bにコントロールレバー34を取り付ける。この際、コントロールレバー34のPTTスイッチ43が左側、ニュートラルロックレバー44が右側になるように、コントロールレバー34の取付面46Aをコントロールボックス33の非使用の設置面38Bに取り付ける。
このとき、レバー本体41のレバー側角型凹部53Aがアダプタ54の角型凸部57に係合し、回動軸39のボックス側角型凹部40Bがアダプタ54の角型凸部56に係合して、コントロールレバー34のレバー本体41がコントロールボックス33の回動軸39に連結される。この状態でコントロールボックス33の設置面38Aが船体10のコンソール11の右側面(左壁面)に設置された場合にも、操作者は、右手の親指でコントロールレバー34のPTTスイッチ43を操作し、右手の中指及び薬指でコントロールレバー34のニュートラルロックレバー44を操作することができる。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果を奏する。
リモートコントロール装置16のコントロールボックス33を、右壁面である船体10の右舷15の内側面または左壁面である船体10のコンソール11の右側面に設置する場合には、コントロールレバー34のPTTスイッチ43及びニュートラルロックレバー44が常に同一の向き(つまり、PTTスイッチ43が常に船体10の左右の中心側に位置する操作者の向き)になるように、コントロールレバー34のいずれか一方の取付面46Aまたは46Bを、コントロールボックス33の非使用の設置面38Aまたは38Bに取り付ける。この際、コントロールレバー34を分解して、グリップ42及びPTTスイッチ43とニュートラルロックレバー44とを、レバー本体41に対し左右反対側に配置替えする必要がない。これらの結果、リモートコントロール装置16を右壁面または左壁面に、その操作性を損なうことなく簡単に設置することができる。
リモートコントロール装置16のコントロールボックス33を、右壁面である船体10の右舷15の内側面または左壁面である船体10のコンソール11の右側面に設置する場合には、コントロールレバー34のPTTスイッチ43及びニュートラルロックレバー44が常に同一の向き(つまり、PTTスイッチ43が常に船体10の左右の中心側に位置する操作者の向き)になるように、コントロールレバー34のいずれか一方の取付面46Aまたは46Bを、コントロールボックス33の非使用の設置面38Aまたは38Bに取り付ける。この際、コントロールレバー34を分解して、グリップ42及びPTTスイッチ43とニュートラルロックレバー44とを、レバー本体41に対し左右反対側に配置替えする必要がない。これらの結果、リモートコントロール装置16を右壁面または左壁面に、その操作性を損なうことなく簡単に設置することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、リモートコントロール装置16を船体10の左舷の内側面(左壁面)、またはコンソール11の左側面(右壁面)に設置する場合にも、コントロールレバー34のPTTスイッチ43が常に船体10の左右の中心側に位置する操作者向き(即ち図1の右向き)となるように、コントロールレバー34のいずれか一方の取付面46Aまたは46Bをコントロールボックス33の非使用の設置面38Aまたは38Bに取り付けてもよい。また、リモートコントロール装置16は、船外機14に適用されるものに限らず、他の機器(例えば工作機械等)を操作するために適用されてもよい。
10 船体
14 船外機
16 リモートコントロール装置
33 コントロールボックス
34 コントロールレバー
38A、38B 設置面
39 回動軸
40A、40B ボックス側角型凹部(ボックス側係合部)
41 レバー本体
43 PTTスイッチ(一方の操作部)
44 ニュートラルロックレバー(他方の操作部)
46A、46B 取付面
53A、53B レバー側角型凹部(レバー側係合部)
54 アダプタ
56、57 角型凸部
P 揺動中心線
14 船外機
16 リモートコントロール装置
33 コントロールボックス
34 コントロールレバー
38A、38B 設置面
39 回動軸
40A、40B ボックス側角型凹部(ボックス側係合部)
41 レバー本体
43 PTTスイッチ(一方の操作部)
44 ニュートラルロックレバー(他方の操作部)
46A、46B 取付面
53A、53B レバー側角型凹部(レバー側係合部)
54 アダプタ
56、57 角型凸部
P 揺動中心線
Claims (4)
- コントロールボックスにコントロールレバーが揺動可能に設けられたリモートコントロール装置において、
前記コントロールボックスは、回動軸を備えると共に、左右両側に設置面が設けられ、
前記コントロールレバーは、レバー本体の一方の片側に一方の操作部が、他方の片側に他方の操作部がそれぞれ配置されると共に、左右両側に前記コントロールボックスへの取付面が設けられ、
前記コントロールボックスの非使用の前記設置面に、前記コントロールレバーの前記取付面のいずれか一方が取り付けられて、前記回動軸が前記コントロールレバーの揺動により回動されるよう構成されたことを特徴とするリモートコントロール装置。 - 前記コントロールボックスにおける設置面のそれぞれに対応して、回動軸の軸方向両側に同一形状のボックス側係合部が形成され、また、コントロールレバーにおける結合面のそれぞれに対応して、レバー本体の揺動中心線方向両側に同一形状のレバー側係合部が形成され、前記ボックス側係合部と前記レバー側係合部にアダプタが係合することで、前記回動軸と前記レバー本体とが連結されるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
- 前記コントロールレバーは、その揺動操作によって、船外機のシフトを切り換え且つ前記船外機のエンジン吸気系のスロットル開度を調整するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のリモートコントロール装置。
- 前記コントロールレバーの一方の操作部は、船外機のパワートリムチルト装置を動作させるPTTスイッチであり、他方の操作部は、前記コントロールレバーをニュートラル位置に位置付けるためのニュートラルロックレバーであることを特徴とする請求項3に記載のリモートコントロール装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015166225A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 日本発條株式会社 | 操作レバーおよびリモートコントロール装置 |
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EP3354558B1 (en) * | 2017-01-27 | 2021-09-22 | NHK Spring Co., Ltd. | Side-mount type engine control apparatus |
WO2024050794A1 (zh) * | 2022-09-08 | 2024-03-14 | 广东逸动科技有限公司 | 动力操控装置、推进系统及水域可移动设备 |
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2013
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